JP3142638U - 棒状プラスチックの粒カット装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は、効果的に作業時間コストを削減し生産エネルギーを向上させる棒状プラスチックの粒カット装置の提供。
【解決手段】一種の棒状プラスチックの粒カット装置は、押出機の末端に原料出口盤を設け、該原料出口盤に複数の原料出口孔を設け、回転カッター台を原料出口盤の中央に設置し、該回転カッター台端の原料出口孔に向き合う箇所にカッターを設け、また該回転カッター台には冷却通路を内設し、各カッター上には空気吹き出し孔を組み合わせ設ける。これにより、プラスチック材が押し出されると、空気吹き出し孔から吹き付ける風により冷却され、並びに回転するカッターでカットされる故、作業を便利にし、別に冷却する必要がなく粒カットを行うことができ、作業時間コストを節約し生産エネルギーを高める実用目的を達成する。
【選択図】図1

Description

本考案は新規の棒状プラスチックの粒カット装置であり、特に時間を短縮でき造粒速度を高め、カッター上に良好な冷却通路を配置して、プラスチック材を押出し棒状にする時に冷却通路の空気吹き出し孔から吹き付ける風を受けて冷却固形化し、しかも迅速粒カット作業を共に行う故、効果的に作業時間コストを削減し生産エネルギーを向上させる棒状プラスチックの粒カット装置である。
プラスチックは、簡単に形を作り製造できる特性を持ち、作り上げた完成品は加工し易く、安価で、外観は曲線を帯び、重量は木材や金属より軽い故、該製品は広範に各種生活用品に応用されている。
プラスチックは、PET、PVC、PE、PP、PS等の多種に分けられ、それは基本的に石化製品に属し自然界には元来存在せず、主として異なる化学反応により重合、精製、乾燥処理し、乾燥後の重合物を軟化するまで加熱した後、押し出して細長棒状にし、冷却を待って更に棒状の重合物を同じ大きさのプラスチック粒にカットし、後続の成形加工において使用製作する為の完成品とする。
現有する加工技術は造粒工程においては、プラスチックの粘性が大きい為に、PVC以外のPET、PE、PS等は棒状に押し出した後、先ず水浴を経て冷却し、その後、機械上に整列させて粒状にカットする作業を行う故、処理ステップが繁雑で作業時間コストが高く、現有の冷却処理技術に制限される故、生産エネルギーを効果的に向上させられない事が最大の欠点となっている。
前述の棒状プラスチックの粒カット加工に存在する欠点に鑑み、本考案者は多方面から深く研究、設計、改良後、ついに本考案の研究開発に成功した。
本考案の目的は、時間を短縮でき造粒速度を高め、カッター上に良好な冷却通路を配置して、プラスチック材を棒状に押し出す時に冷却通路の空気吹き出し孔からの風を受けて冷却固形化し、しかも迅速粒カット作業を共に行うことができ、効果的に作業時間コストを削減し生産エネルギーを向上させる、棒状プラスチックの粒カット装置を提供することにある。
前述の目的を達成する為、本考案の設計する一種の棒状プラスチックの粒カット装置は、押出機の末端に原料出口盤を設け、該原料出口盤に複数の原料出口孔を設け、回転カッター台を原料出口盤の中央に設置し、該回転カッター台の後端の原料出口孔に向き合う箇所にカッターを設け、また該回転カッター台に冷却通路を内設し、各カッター上に空気吹き出し孔を組み合わせて設ける。これにより、プラスチック材が押し出されると、空気吹き出し孔から吹き付ける風により冷却され、並びに回転するカッターでカットされる故、作業を便利にし、別に冷却する必要なく粒カットを行うことができ、作業時間コストを節約し生産エネルギーを高める実用目的を達成する。
請求項1の考案は、一種の棒状プラスチックの粒カット装置において、それは、押出機、原料出口盤、回転カッター台により構成され、
該押出機は、その末端に原料出口盤を設け、該原料出口盤上には一周または複数周する原料出口孔を設け、
該回転カッター台は、原料出口盤の中央に設置し、単一または二組以上を円周に等間隔を空けて分布配置し、その中間には円軸台を備え、該回転カッター台の前端には円軸台端を連結し後端の原料出口孔と向き合う箇所にはカッターを設け、また該回転カッター台には冷却する空気吹き出し通路を内設し、各カッター上には空気吹き出し孔を配置し、
これによりプラスチックは、押し出される時、空気吹き出し孔の吹き付ける風によって冷却固形し、並びに回転するカッターの切断により、便利に作業することができ、別に冷却を行わずに粒カットを行える故、作業時間コストを節約し、且つ生産エネルギーを高めることを特徴とする棒状プラスチックの粒カット装置としている。
請求項2の考案は、前記の回転カッター台の各カッター面は一周または複数周する原料出口孔の幅を覆い、且つ該カッター面と原料出口盤は傾斜配置することを特徴とする請求項1記載の棒状プラスチックの粒カット装置としている。
請求項3の考案は、前記の回転カッター台は、その円軸台後方にベルト車を備え押出機脇に設けたモーターがベルトを使って動かすか、または該円軸台後方に直結したモーターが動かし、また原料出口盤の下方に材料収集漏斗及び送り出し機器を直接設けることを特徴とする請求項1記載の棒状プラスチックの粒カット装置としている。
本考案の棒状プラスチックの粒カット装置は、効果的に作業時間コストを削減し生産エネルギーを向上させることを特徴とする。
図1〜図5に示す通り、本考案の設計する一種の棒状プラスチックの粒カット装置において、押出機1は、その末端に原料出口盤11を設け、該原料出口盤11上には一周または複数周の原料出口孔12を設け、また、回転カッター台2は原料出口盤11中央に設置し、該回転カッター台2後端の原料出口孔12に向き合う箇所にカッター21を設け、またその回転カッター台2には冷却する空気吹き出し通路3を内設し、各カッター21上には空気吹き出し孔31を組み合わせ配置する。
実施する場合、図1〜図3に示す通り、該回転カッター台2は単一または二組以上を円周に等間隔空けて分布配置され、その中間には円軸台20を備え、その各カッター面25は一周または複数周する原料出口孔12の幅を覆っており、且つそのカッター面25と原料出口盤11は傾斜配置を呈している。
また、該回転カッター台2は、円軸台20後方にベルト車29を備え押出機1脇に設けたモーター28がベルト27を使ってこれを動かすか、または円軸台20後ろにモーターを直結しこれを動かす。また原料出口盤11の下方に材料収集漏斗41及び送り出し機器4を直接設け、粒カット後の材料収集、搬送、袋詰め、ストックに便宜を図る。
よって図1、図4、図5に示す通り、それが作動する場合、カッター面25と原料出口盤11が傾斜配置を呈している故、空気吹き出し孔31から出る風は斜めに配置されたカッター面25に沿って、前方の押し出されている棒状プラスチック5方向に吹き付け、空気吹き出し孔31から吹き付ける充分な風を受けて固形し、その後、回転するカッター21によってカットされ、棒状プラスチック5は一旦カッター21による切断を受けて顆粒51となった後、カッター面25が傾斜配置している故に完全に分離し下位の材料収集漏斗41に落ち、下端の送り出し機器4によって袋詰め作業に送られ、簡単に全造粒作業を完了する。
全造流過程において、プラスチックは、押し出し時に空気吹き出し孔31の吹き付ける風によって冷却固形し、回転するカッター21の切断により簡単に粒カット作業を完成でき、公知の加工作業ステップより簡単で操作がより便利であり、公知技術が冷却を経て再び材料を積み重ねカットする面倒を回避し、作業時間コストを節約、並びに生産エネルギーを効果的に高める実用目的を達成することができる。
上述をまとめると、本考案が設計した棒状プラスチックの粒カット装置の構造は簡単で実用的、機能は公知技術よりはるかに優れ、進歩性及び産業利用価値を備える。
本考案の外観図である。 本考案の回転カッター台と原料出口盤の立体配置図である。 本考案の回転カッター台の動作図である。 本考案において風を吹き付けて棒状プラスチックを冷却固形させる動作図である。 本考案のカッターが粒カットしている動作図である。
符号の説明
1 押出機
11 原料出口盤
12 原料出口孔
2 回転カッター台
20 円軸台
21 カッター
25 カッター面
27 ベルト
28 モーター
29 ベルト車
3 空気吹き出し通路
31 空気吹き出し孔
4 送り出し機器
41 材料収集漏斗
5 棒状プラスチック
51 顆粒

Claims (3)

  1. 一種の棒状プラスチックの粒カット装置において、それは、押出機、原料出口盤、回転カッター台により構成され、
    該押出機は、その末端に原料出口盤を設け、該原料出口盤上には一周または複数周する原料出口孔を設け、
    該回転カッター台は、原料出口盤の中央に設置し、単一または二組以上を円周に等間隔を空けて分布配置し、その中間には円軸台を備え、該回転カッター台の前端には円軸台端を連結し後端の原料出口孔と向き合う箇所にはカッターを設け、また該回転カッター台には冷却する空気吹き出し通路を内設し、各カッター上には空気吹き出し孔を配置し、
    これによりプラスチックは、押し出される時、空気吹き出し孔の吹き付ける風によって冷却固形し、並びに回転するカッターの切断により、便利に作業することができ、別に冷却を行わずに粒カットを行える故、作業時間コストを節約し、且つ生産エネルギーを高めることを特徴とする棒状プラスチックの粒カット装置。
  2. 前記の回転カッター台の各カッター面は一周または複数周する原料出口孔の幅を覆い、且つ該カッター面と原料出口盤は傾斜配置することを特徴とする請求項1記載の棒状プラスチックの粒カット装置。
  3. 前記の回転カッター台は、その円軸台後方にベルト車を備え押出機脇に設けたモーターがベルトを使って動かすか、または該円軸台後方に直結したモーターが動かし、また原料出口盤の下方に材料収集漏斗及び送り出し機器を直接設けることを特徴とする請求項1記載の棒状プラスチックの粒カット装置。
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