JP3142523B2 - 側溝壁に固定できるグレ−チング - Google Patents
側溝壁に固定できるグレ−チングInfo
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- JP3142523B2 JP3142523B2 JP10365910A JP36591098A JP3142523B2 JP 3142523 B2 JP3142523 B2 JP 3142523B2 JP 10365910 A JP10365910 A JP 10365910A JP 36591098 A JP36591098 A JP 36591098A JP 3142523 B2 JP3142523 B2 JP 3142523B2
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- Japan
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- grating
- bolt
- fixed
- side groove
- wall
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、側溝壁に固定で
きるグレ−チングの構造に関するものである。
きるグレ−チングの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のグレ−チングは側溝にただ単に載
せるだけの構造であったので、車輌の車輪が丁度グレ−
チングの上に載って停止してるような場合、車輌の発進
時の車輪の回転によって、グレ−チングを後退させるよ
うな反力が働き、グレ−チングを後方へずらせるという
ような不具合が生じていた。また、側溝が急な下り勾配
になっている場合には、グレ−チングが自然にずり落
ち、隣接するグレ−チング間に大きな間隙が生じ、夜間
などに歩行者が前記間隙部につまずき転倒するなどの不
具合が生じ、都度間隙をなくすような修正作業が必要で
あった。
せるだけの構造であったので、車輌の車輪が丁度グレ−
チングの上に載って停止してるような場合、車輌の発進
時の車輪の回転によって、グレ−チングを後退させるよ
うな反力が働き、グレ−チングを後方へずらせるという
ような不具合が生じていた。また、側溝が急な下り勾配
になっている場合には、グレ−チングが自然にずり落
ち、隣接するグレ−チング間に大きな間隙が生じ、夜間
などに歩行者が前記間隙部につまずき転倒するなどの不
具合が生じ、都度間隙をなくすような修正作業が必要で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、従来の技
術で記述した不具合を解消するためになされたもので、
発進時の車輌の車輪の回転による反力などによっても後
方へずれることがないグレ−チングの提供を目的とする
ものである。
術で記述した不具合を解消するためになされたもので、
発進時の車輌の車輪の回転による反力などによっても後
方へずれることがないグレ−チングの提供を目的とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の側溝壁に固定
できるグレ−チングは、グレ−チングの任意の一端部に
おいて、前記グレ−チングの内巾より内側の位置に、ボ
ルト挿通孔を穿設し、このボルト挿通孔の壁部にナット
を固着し、このナットにボルトを螺着した板状体を、前
記グレ−チングの裏面に垂直に固着してなる部材と前記
ボルトの先端部の押圧力を側溝壁部で受ける滑り止め板
とからなることを特徴とするものである。
できるグレ−チングは、グレ−チングの任意の一端部に
おいて、前記グレ−チングの内巾より内側の位置に、ボ
ルト挿通孔を穿設し、このボルト挿通孔の壁部にナット
を固着し、このナットにボルトを螺着した板状体を、前
記グレ−チングの裏面に垂直に固着してなる部材と前記
ボルトの先端部の押圧力を側溝壁部で受ける滑り止め板
とからなることを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態の一例を図
面を参照しながら説明するに、図1〜図3に示すよう
に、グレ−チング1の任意の一端部において、前記グレ
−チング1の内巾より内側の位置に、図1に示すよう
に、ボルト挿通孔2、2’を穿設し、このボルト挿通孔
2の壁部にナット3,3’を溶接などによって固着し、
このナット3,3’にボルト頭8を有するボルト4,
4’を螺着した板状体5,5’を、前記グレ−チング1
の裏面に垂直に溶接などによって固着してなる部材Aと
前記ボルト4,4’の先端部の押圧力を側溝壁6,6’
部で受ける滑り止め板7,7’との組合せからなってい
る。
面を参照しながら説明するに、図1〜図3に示すよう
に、グレ−チング1の任意の一端部において、前記グレ
−チング1の内巾より内側の位置に、図1に示すよう
に、ボルト挿通孔2、2’を穿設し、このボルト挿通孔
2の壁部にナット3,3’を溶接などによって固着し、
このナット3,3’にボルト頭8を有するボルト4,
4’を螺着した板状体5,5’を、前記グレ−チング1
の裏面に垂直に溶接などによって固着してなる部材Aと
前記ボルト4,4’の先端部の押圧力を側溝壁6,6’
部で受ける滑り止め板7,7’との組合せからなってい
る。
【0006】前記板状体5,5’は板状面を有する部材
で、ボルト挿通孔2を穿設できる面積を有する部材であ
れば、形状については特に限定はなく、通常の鉄板、L
型アングルなどが使用できる。
で、ボルト挿通孔2を穿設できる面積を有する部材であ
れば、形状については特に限定はなく、通常の鉄板、L
型アングルなどが使用できる。
【0007】前記滑り止め板7,7’は鉄材からなり、
図2に示すように、ボルト4,4’の先端を受け止め着
座させるボルト受け穴9を設けている。なお、ボルト受
け穴9は、滑り止め板7,7’に、ボルト受け穴9を直
接刻設してもよく、又はナットなど穴を有する既製部材
を滑り止め板7,7’に溶接などによって固着して構成
してもよい。
図2に示すように、ボルト4,4’の先端を受け止め着
座させるボルト受け穴9を設けている。なお、ボルト受
け穴9は、滑り止め板7,7’に、ボルト受け穴9を直
接刻設してもよく、又はナットなど穴を有する既製部材
を滑り止め板7,7’に溶接などによって固着して構成
してもよい。
【0008】実施に際しては、図3に示すように、側溝
壁6,6’に、ボルト4,4’を弛めた状態の前記部材
Aを装着し、ボルト4,4’のボルト頭8にスパナ−な
どをあてがい軽く締め込み、ボルト4,4’の先端が側
溝壁6,6’に接近した時点で、滑り止め板7,7’を
ボルト4,4’の先端部と側溝壁6,6’の間に挿入し
ボルト4,4’の先端を滑り止め板7,7’のボルト受
け穴9に着座させ、ついでボルト4,4’の本締めを行
い、部材Aを側溝壁6,6’に固定する。
壁6,6’に、ボルト4,4’を弛めた状態の前記部材
Aを装着し、ボルト4,4’のボルト頭8にスパナ−な
どをあてがい軽く締め込み、ボルト4,4’の先端が側
溝壁6,6’に接近した時点で、滑り止め板7,7’を
ボルト4,4’の先端部と側溝壁6,6’の間に挿入し
ボルト4,4’の先端を滑り止め板7,7’のボルト受
け穴9に着座させ、ついでボルト4,4’の本締めを行
い、部材Aを側溝壁6,6’に固定する。
【0009】なお、複数個のグレ−チング1を側溝壁
6,6’に隣接して装着する際には、両端に位置するグ
レ−チング1のみに部材Aを使用することにより中間部
に位置するグレ−チング1のずれを防止することができ
る。本例の説明では、ボルト4,4’が各1本の場合に
ついて説明したが、急な下り勾配の側溝の場合などにお
いては、ボルト4,4’の数を適宜に増やして、固定力
を増強してもよい。
6,6’に隣接して装着する際には、両端に位置するグ
レ−チング1のみに部材Aを使用することにより中間部
に位置するグレ−チング1のずれを防止することができ
る。本例の説明では、ボルト4,4’が各1本の場合に
ついて説明したが、急な下り勾配の側溝の場合などにお
いては、ボルト4,4’の数を適宜に増やして、固定力
を増強してもよい。
【0010】
【発明の効果】この発明は上述のように構成されている
ので、次のような効果を呈する。 グレ−チングが側溝壁に固定されているので、発進時
の車輌の車輪の回転による反力によってもグレ−チング
が後方へずれることがない。 急な下り勾配の側溝の場合でも、グレ−チングのずり
下がりを防止できる。 グレ−チングのずれの修正作業を省略できるととも
に、環境の美化に役立つ。
ので、次のような効果を呈する。 グレ−チングが側溝壁に固定されているので、発進時
の車輌の車輪の回転による反力によってもグレ−チング
が後方へずれることがない。 急な下り勾配の側溝の場合でも、グレ−チングのずり
下がりを防止できる。 グレ−チングのずれの修正作業を省略できるととも
に、環境の美化に役立つ。
【図1】本発明の一実施例を示す底面図
【図2】滑り止め板の一実施例を示す正面図
【図3】使用例を示す説明図
1 グレ−チング 2,2’ ボルト挿通孔 3,3’ ナット 4,4’ ボルト 5,5’ 板状体 6,6’ 側溝壁 7 滑り止め板 8 ボルト頭 9 ボルト受け穴 A 部材
Claims (1)
- 【請求項1】グレ−チング(1)の任意の一端部におい
て、前記グレ−チング(1)の内巾より内側の位置に、
ボルト挿通孔(2,2’)を穿設し、該ボルト挿通孔
(2,2)の壁部にナット(3,3’)を固着し、該ナ
ット(3,3’)にボルト(4,4’)を螺着した板状
体(5,5’)を、前記グレ−チング(1)の裏面に垂
直に固着してなる部材(A)と前記ボルト(4,4’)
の先端部の押圧力を側溝壁(6,6’)部で受けるボル
ト受け穴(9)を備え前記ボルト(4,4’)と前記側
溝壁(6,6’)の間に挿入される滑り止め板(7,
7’)とからなることを特徴とする側溝壁に固定できる
グレ−チング
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10365910A JP3142523B2 (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 側溝壁に固定できるグレ−チング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10365910A JP3142523B2 (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 側溝壁に固定できるグレ−チング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000192534A JP2000192534A (ja) | 2000-07-11 |
JP3142523B2 true JP3142523B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=18485430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10365910A Expired - Fee Related JP3142523B2 (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 側溝壁に固定できるグレ−チング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3142523B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104947782A (zh) * | 2015-06-05 | 2015-09-30 | 成都迅德科技有限公司 | 装配式地沟 |
-
1998
- 1998-12-24 JP JP10365910A patent/JP3142523B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104947782A (zh) * | 2015-06-05 | 2015-09-30 | 成都迅德科技有限公司 | 装配式地沟 |
CN104947782B (zh) * | 2015-06-05 | 2017-02-08 | 郑州立创建材有限公司 | 装配式地沟 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000192534A (ja) | 2000-07-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |