JP3141943U - 介護用蓄尿袋カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】前面、側面、背面の部分が蓄尿袋らしくない装飾とカバーを蓄尿袋の上から装着し、上下どちらからでも蓄尿袋を出し入れ可能な蓄尿袋カバーを提供する。
【解決手段】被せ型の介護用蓄尿袋カバーは、筒状の生地の合わせ目を開閉可能にし、筒状の生地の上部に係止用のブリッジを渡し掛ける構成である。
【選択図】図1
【解決手段】被せ型の介護用蓄尿袋カバーは、筒状の生地の合わせ目を開閉可能にし、筒状の生地の上部に係止用のブリッジを渡し掛ける構成である。
【選択図】図1
Description
本考案は、医療の現場及び在宅介護で使用される蓄尿袋カバーに関する。
従来、医療現場では、術後、老若男女を問わず患者の排泄補助として蓄尿袋を使用し、患者に装着されている。
医療従事者の立場では、蓄尿袋を患者に装着する事は特に問題視されていない。しかし
ながら、患者が、リハビリの一環として施設内を往来する場合や見舞客に対する場合など
装着されている蓄尿袋が人目に曝されるため、患者は羞恥を覚え、精神的な負担を強いられていることが懸念される。
ながら、患者が、リハビリの一環として施設内を往来する場合や見舞客に対する場合など
装着されている蓄尿袋が人目に曝されるため、患者は羞恥を覚え、精神的な負担を強いられていることが懸念される。
そこで、このような問題を解決するために、蓄尿袋を人目に付かないように隠し、患者が気兼ねなく携帯できるようにした収納袋が提案されている。この収納袋は、前面に透明部分を設けると共にこの透明部分を隠すカバーを設け、さらに上端を開口して蓄尿袋を収納できるようにしたものである。(特許文献1)
しかしながら上記は、バック型であるため、出し入れが容易でなく、臭いも内にこもりやすい。また、前面が2枚構造のため、医療従事者にとっては手元が不便であるとともに、蓄尿袋自体を袋に固定しており、構造が複雑で収納袋の製造コストが高くなることが懸念される。さらには、現在、医療現場で使用されている蓄尿袋はそれ自体が固定できるように取手を有しており、収納袋に固定して持ち歩く必要が無くなっているなど現場の事情にそぐわないという問題点があった。
本考案の課題は、従来の蓄尿袋が有する患者への精神負担と金銭負担と医療従事者負担を、軽減するものである。介護用品の高価格化の減少、高齢化社会になりつつある現代の介護にかかる経費削減等、一般庶民へも広範囲で受け入れられるものを提供することである。
上記目的を達成するために前面、側面、背面の部分が蓄尿袋らしくない装飾とカバーを
蓄尿袋の上から装着し、上下どちらからでも蓄尿袋を出し入れ出来るものを見出した。
蓄尿袋の上から装着し、上下どちらからでも蓄尿袋を出し入れ出来るものを見出した。
すなわち、本考案は以下の考案を包含する。
(1)筒状の生地の合わせ目を開閉可能にした介護用蓄尿袋カバー
(2)前記筒状の生地の上部に係止用のブリッジを渡し掛けた被せ型の(1)請求項1に記載の介護用蓄尿袋カバー
(1)筒状の生地の合わせ目を開閉可能にした介護用蓄尿袋カバー
(2)前記筒状の生地の上部に係止用のブリッジを渡し掛けた被せ型の(1)請求項1に記載の介護用蓄尿袋カバー
本考案により、蓄尿袋を必要とする老若男女ともに精神的な負担から解放され、介護の金銭的負担及び作業性が向上する。
本考案は、蓄尿袋の表面を生地で覆い、排尿口部分を打合せにすることで一切、蓄尿袋カバーとは考えにくいものを提供する。
以下、本考案の一態様として図面を参照して説明する。
該カバーの構造は蓄尿袋のサイズに合わせた生地を筒状に配し、その生地の両端を前面で十分な深さを取って打合せ、蓄尿袋を覆い隠したものである。(図1、2)その上部に帯状或いはひも状のブリッジを背面から前面へ渡し(2)、カバー上部の開閉を行うと共に、蓄尿袋とカバーとを固定する。カバー前面上部に留め具(1)を配し、背面から伸びる2を前面1で受ける。2は前面1上の部分であれば自由に固定可能。
3、4はいずれも表面下部に配した留め具である。留め具1は凹側Aを用い、留め具2、3、4は凸側Bを用いたものである。
本考案の介護用蓄尿袋カバーは、該カバーを蓄尿袋の上から被せ、2で微調整し、固定する。蓄尿袋の計量及び排尿の際には、打合せ3.4を1の留め具で受け、カバーを開放して用いる。(図3)
カバーの開放を維持することができるため、介護者の作業効率が向上することとなる。
3、4はいずれも表面下部に配した留め具である。留め具1は凹側Aを用い、留め具2、3、4は凸側Bを用いたものである。
本考案の介護用蓄尿袋カバーは、該カバーを蓄尿袋の上から被せ、2で微調整し、固定する。蓄尿袋の計量及び排尿の際には、打合せ3.4を1の留め具で受け、カバーを開放して用いる。(図3)
カバーの開放を維持することができるため、介護者の作業効率が向上することとなる。
本考案に用いる生地は、天然繊維、化学繊維、皮革、合皮、タオル地など素材に限定されないが、裏面に撥水性のある生地を用いるが好ましい。
本考案において、留め具としてはマジックテープ、ファスナー、ボタン、ホック、磁石など特に制限されず何でも利用可能である。
本考案品は、蓄尿袋カバーの他、点滴カバー、呼吸器の痰ケースカバーなどに用いることができ、用途に限定されない。
本考案の介護用蓄尿袋カバーは、前面は打合せ生地の自重により重みがかかるのでめくれにくく、蓄尿袋の存在が外から容易に分からない。また、構造自体に通気性があり、生地によって洗濯が出来るので清潔に保つことが可能である。
1 介護用蓄尿袋カバー前面上部に配した留め具
2 背面より前面に配したブリッジ
3 留め具
4 留め具
A 留め具凹側
B 留め具凸側
2 背面より前面に配したブリッジ
3 留め具
4 留め具
A 留め具凹側
B 留め具凸側
Claims (2)
- 筒状の生地の合わせ目を開閉可能にした介護用蓄尿袋カバー
- 前記筒状の生地の上部に係止用のブリッジを渡し掛けた被せ型の請求項1に記載の介護用蓄尿袋カバー
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008001430U JP3141943U (ja) | 2008-03-12 | 2008-03-12 | 介護用蓄尿袋カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008001430U JP3141943U (ja) | 2008-03-12 | 2008-03-12 | 介護用蓄尿袋カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3141943U true JP3141943U (ja) | 2008-05-29 |
Family
ID=43291979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008001430U Expired - Fee Related JP3141943U (ja) | 2008-03-12 | 2008-03-12 | 介護用蓄尿袋カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3141943U (ja) |
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2008
- 2008-03-12 JP JP2008001430U patent/JP3141943U/ja not_active Expired - Fee Related
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