JP3141849U - 結束紐取機の自動紐切断装置 - Google Patents

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勝美 橋本
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株式会社テクノリソース
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Abstract

【課題】回収古紙の結束紐取機において、紐取軸に絡み付いた紐の層を、電動モータ等の動力で作動するカッターを利用して、自動的かつ安全に、しかも迅速に切断する。
【構成】結束紐取機の自動紐切断装置において、その紐取り軸1を中空パイプ1aで形成し、該パイプの周側一箇所又はその反対側との二箇所にパイプ1a両端部に渡る軸方向のスリット1sを設け、紐取り軸1内に設けたカッターケーブル7、ジャッキネジ、又はラックピニオン等のストローク機構で上記スリット1sをガイドとして移動が出来るカッター5を備え、紐取り軸1の駆動モータ側と反対側に設けた動力手段で、上記カッターを自動的にストロークできるように構成した。
【選択図】図2

Description

本考案は回収古紙の結束紐取機において、紐取り軸で絡み取った紐の層を電動モータ等の動力を利用して、自動的に切断する自動紐切断装置に関する。
従来のこの種技術としては、特許第3195189号回収古紙の結束紐取り装置がある。この公報所載の装置では、図10〜図13に示すように紐取り軸aは、その円周上に係止片a1を螺旋状に配設し、その両端を回転自在に支持するための軸受けd,eを配し、電動モータbにより回転する構造であった。その作用は、軸上方より落下してくる紐を当該軸を回転させることで、紐を絡み取る方式である。この従来装置を用いた場合、古紙等の結束紐類を自動的に巻き取り、作業能率を従来の手作業に比し向上させることが出来るが、紐取り軸に巻き取った紐類の除去作業は、人手によりカッターナイフや鎌等で切り落とすしか術がなく、苦労の伴う根気の要する作業であった。
多少の改良としては、紐取り軸の円周上二箇所に、フラットバーa2を溶接し、切断部の紐を軸外周面から少し浮かす事で多少切り易くした程度のものしかなく、抜本的な改善が求められていた。
特に1日100トン以上の古紙を処理する大手の古紙問屋にあっては、紐取り軸に絡む紐の量も膨大なものとなり、手作業での切り落とし作業は、フラットバーの効果も無く、改善を求める声にも高いものがあった。
特許第3195189号
そこで本考案は前記難点に鑑み、電動モータ等の動力にて作動する刃物(カッター)を利用し、当該刃物を円筒状に絡んだ紐層の中を軸方向に強力に走らせることで、自動的に、しかも安全に短時間のうちに紐を切断しようとするものである。
上記目的を達成するため、本考案では、紐取り軸を中空パイプで形成し、その外周部に軸方向両端部に渡るスリットを設けてあり、紐取り軸内部にはカッターを装入し、その刃部を上記スリットから突出させてある。このカッターの基部にはカッターケーブルの一方の端部を連結し、カッターケーブルの他端部は紐取り軸に連結した中空シャフトから引き出し、ウインチケーブルに着脱可能にしてある。而して、ウインチの作動により、カッターをスリットに沿ってストロークさせながら紐の層を切断できるように構成してある。
また、カッターをスリットに沿って移動させるためのストローク機構として、上記のようなカッターケーブルの替わりにジャッキネジを用いる事も出来る。この場合にはカッター基部にネジ孔を設けて紐取り軸内に設けたジャッキネジ端部に装着し、ジャッキネジの突出部はインパクトレンチ又は電動モータに連結できるようにして、ジャッキネジの回転により、カッターをスリットに沿ってストロークさせながら紐の層を切断するように構成した。
また、上記カッターを移動させるためのストローク機構として、ラックアンドピニオンを用いる事も出来る。この場合はカッターの基部をラック端部に固定し、ラックの突出部にピニオンを接続し、ピニオンを駆動させることによりカッターをスリットに沿ってストロークさせながら紐の層を切断するように構成した。
本考案の自動紐切断装置によれば、紐取り軸上に絡んだ紐の層に、カッターを全長に渡り強力にストロークさせることで、極短時間(10数秒)で切断作業を完了できる。しかも従来のように手作業を必要としないからカッターで手に傷を付ける心配も無く安全に行える。
また、構造がシンプルで製作が容易であると共に、ランニングコスト等の諸費用を安価に出来る利点がある。
本考案に係る結束紐取機の紐切断装置においては、回収古紙の処理作業中、紐取り軸に絡んだ紐の層を自動的に切断できる構成としたものである。
以下、添付図面に従って本考案の実施例を詳説する。
図1乃至図5において、符号1は本装置の紐取り軸を示し、この紐取り軸1は中空パイプ1aで形成され、該パイプの周側にはパイプ両端部に渡る軸方向に幅Tのスリット1sを設け、該スリット1sをガイドとして移動できる厚さtのカッター5を配置してある。 紐取り軸1の一端部には中実シャフト1cを連結し、従来構造と同様にプランマ軸受dにより支持され、継手cを介して駆動モータbに接続されている。紐取り軸1の他端部には中空シャフト1bを連結してプランマ軸受dにより支持されている。而して中空シャフト1b、中空パイプ1a、中実シャフト1cは一直線上に一体化してある。
7は中空パイプ1a内に配置したカッターケーブルであって、その一端部はフォークエンド及びアイエンドを設けて前記カッターの基部5aにボルトナットを用いて固着してある。この固定するボルトナット8は、一本の場合を図示したが、絡んだ紐が硬く切断時に刃物が逃げるような場合は、鎖線5cで示すようにボルトナットが二本で固定する事もある。カッター基部5aのパイプ内面壁に接する角部には丸味Rを形成しスライドし易いように形成した。
しかし、当然両刃方式の案も考えられ、この場合は、180度反対側にもスリットを設け、符号5bなる刃を設けた鎖線で示すTの字型の両刃方式として実施できることも本考案の特徴である。
なお、片刃方式の場合にスリットによって生ずる軸回転時のアンバランスは、バランサー1wをスリット近くに溶接し対処する。
カッターケーブル7の他端部にはアイエンドを設けて中空シャフト1bから突出させてある。
2は上記カッターケーブル7の突出端部に連結したウインチケーブル6を巻き取るためのウインチ4を装着するステーであり、補強リブ3と併せて機械本体hに固定されている。符号1kは紐取り軸1の両側に設けた組立孔で、カッター5をボルトナットで固定する際、図示しないボックスレンチ等の工具を挿入する場合に利用する。図中9は紐取り軸1外周に設けた係止片であって、アイボルトのネジ山を短くして溶着してある。iは古紙を搬出するためのベルトコンベアを示す。
次に上記構成からなる実施例の作用に付き説明する。紐取り軸1を駆動モータbの駆動力により回転すると、軸表面の係止片aに紐が引っ掛り、更に回転に伴って紐が紐を絡み取り、紐の層gを生ずる。軸1の回転時はカッター5も一緒に回転している。そこで本例では紐取り軸1の回転を停止後、先ずカッターケーブル7とウインチケーブル6を接続し、次にウインチ4に配線4aを介して取り付けたスイッチボックス4bによりウインチ4を作動させると、ウインチケーブル6を巻き取る事で、カッターケーブル7を機械外側に引き出すと、これに伴ってカッター5をして紐の層gを切断しながらスリット1s全長に沿って強力にストロークさせることができる。
この場合作業者Mはカッターケーブル7の張り出し方を注視し、カッターケーブルに予め設けた赤色インジケータ7dが出てきたらスイッチを切り紐切断作業が終了する。なお、切断作業後はウインチケーブル6からボルトナット8を外しておく。
この実施例では図7に示すように、カッター10をストロークさせるために、カッターケーブルの替わりにジャッキネジ11を用いた構成が上例とは異なる。
即ち、本例ではカッター基部10a内にネジ孔10bを設けてジャッキネジ11の一端部に取り付け、他端突出部にはソケットレンチ用のソケット14aに合致する棒状の4角形部11aを設け、インパクトレンチ14(又は電動モータ)にてソケット14a並びにジャッキネジ11を回転できるようにしてある。この場合ソケット14aは、図示しないスライダー等でH方向に移動可能とし、紐取り軸回転中にはジャッキネジ端部11aから切り離しておく構造になっている。
本例の作用につき説明すると、紐取り軸1の回転停止後、軸に巻きついた紐の層を除去するには、インパクトレンチ14を移動させてソケット14aをジャッキネジの突出端部11aに合致させてソケットを操作しジャッキネジ11を回転させると、カッター10は軸に巻きついた紐の層を切断しながら反対側に移動する。
この実施例では図8及び図9に示すように、カッター15をストロークさせるためにラックアンドピニオンを用いた構成が上例とは異なる。
即ちカッターケーブルの替わりに棒状のラック16を用い、その一端部にカッター15をネジ17,17で固定してあり、ラック他端部に連結してあるピニオン19の回転力でカッター15を移動させるものである。ピニオンは電気モータ18(又は油圧モータ)により駆動される。なお、紐取り軸1の回転中は、図9に示すようにモーターをH方向にスライドさせピニオン19をラック16から外せる構造となっている。
本例の作用につき説明すると、ピニオン19を電機モータ18で回転させ、ラック16を外方向に強力に引き出すことでカッター15をスリット1aに沿ってストロークさせ、軸に巻きついた紐の層を切断するものである。
実施例1における側面概略図である。 同上一部断面図である。 カッターケーブルの平面図である。 図2のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 中空シャフト端部とカッターケーブル端部を止着した状態図である。 実施例2における断面図である。 実施例3における断面図である。 ラックとピニオンの係合状態を示す説明図である。 従来の結束紐取り装置の概略図である。 従来の紐取り軸の軸受け部分断面図である。 図11のC−C線断面図である。 図11のD−D線断面図である。
符号の説明
1 紐取り軸
1a 中空パイプ
1b 中実シャフト
1c 中空シャフト
1k 組立孔
1s スリット
4 ウインチ
5 カッター
6 ウインチケーブル
7 カッターケーブル
8 ボルトナット
9 係止片
10 カッター
11 ジャッキネジ
14 電動モータ
15 カッター
16 ラック
18 電気モータ
19 ピニオン

Claims (1)

  1. 結束紐取り装置において、その紐取り軸を中空パイプで形成し、該パイプの周側一箇所又はその反対側との二箇所にパイプ両端部に渡る軸方向のスリットを設け、紐取り軸内に設けたストローク機構で上記スリットをガイドとして移動が出来るカッターを備え、紐取り軸の駆動モータ側と反対側に設けた動力手段で、上記カッターを自動的にストロークできるようにした事を特徴とする自動紐切断装置。
JP2008001335U 2008-03-07 2008-03-07 結束紐取機の自動紐切断装置 Expired - Lifetime JP3141849U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110225849A (zh) * 2017-01-30 2019-09-10 神户孝夫 蒸汽雨刷器系统
CN115430789A (zh) * 2022-09-28 2022-12-06 深圳市信合光电照明有限公司 一种led灯串焊接装置

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