JP3141637U - 災害時の非常用品セット用ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】災害時の非常用品セットを収納すると共に、開封後は、食べ物を安全に運ぶことのできる盆としての機能を持たせたケースを提供する。
【解決手段】底壁部2aの外端から側壁部2bを立設した断面略U字状の底箱2と、底箱2の内部に収納され、食品容器を挿入できる大きさの穴部4、または輪郭Bが連結部を若干残した切目で形成された穴部4を有するところの平板部3aの外端から脚板部3bを立設した断面略U字状の内箱3と、底箱2の上端開口部を塞ぐ蓋とを備える。そして、内箱3は、開封後、前記底箱2内で逆立姿勢とされ、穴部4には前記食品容器が挿入される。
【選択図】図1

Description

本考案は、災害時の非常用品セット(タオル、Tシャツ、スリッパなどのセット)を収納すると共に、開封後は、盆としても使用することのできるケースに関するものである。
これまでに、地震などの災害に遭遇した際、避難所などで必要なタオル、Tシャツ、スリッパなどの生活必需品を、一つにまとめた災害時の非常用品セットが創案されている。
特に非常用品セットで、圧縮固化したものはコンパクトで持ち運びが容易であり、また、圧縮固化状態を解くのみで、タオル等の生活必需品を原形に戻して使用することができるので、きわめて実用性に富む。
しかし、通常、避難所などでの生活においては、例えば、うどん等の熱い食べ物や、ペットボトルに入ったお茶などが提供されることが多々あるが、それらを手に持って運ぶ作業が案外に厄介である。特に、うどんなどの熱い食べ物は、その容器も熱くなっているので手に持つこと自体が厄介であり、また、通常の平坦な盆に載せて運ぶ場合も、安定性が悪いので盆から滑り落ちてしまい易く、きわめて危険である。
本考案はこうした問題に鑑み創案されたもので、非常用品セットを収納すると共に、開封後は、食べ物を安全に運ぶことのできる盆としての機能を持たせたケースを提供することを課題とする。
請求項1に記載の災害時の非常用品セット用ケース1は、災害時の非常用品セット10を収納すると共に、盆としての機能を有するダンボール製のケースであって、底壁部2aの外端から側壁部2bを立設した断面略U字状の底箱2と、前記底箱2の内部に収納され、食品容器Cを挿入できる大きさの穴部4、または輪郭Bが連結部を若干残した切目で形成された穴部4を有するところの平板部3aの外端から脚板部3bを立設した断面略U字状の内箱3と、前記底箱2の上端開口部を塞ぐ蓋5とを備える。そして、前記内箱3は、開封後、前記底箱2内で逆立姿勢とされ、前記穴部4には前記食品容器Cが挿入されるものである。
請求項2に記載の災害時の非常用品セット用ケース1は、非常用品セット10を収納すると共に、盆としての機能を有するダンボール製のケースであって、底壁部2aの外端から側壁部2bを立設した断面略U字状の底箱2と、前記底箱2の内部に収納され、食品容器Cを挿入できる大きさの穴部4、または輪郭Bが連結部を若干残した切目で形成された穴部4を有するところの平板部3aの外端から脚板部3bを立設した断面略U字状の内箱3と、前記底箱2の上端開口部を塞ぐ蓋5とを備える。
そして、前記内箱3は、開封後、前記底箱2内で逆立姿勢とされ、前記穴部4には前記食品容器Cが挿入されるものである。また、前記穴部4または穴部の輪郭Bが略平歯車状とされ、前記穴部4は、その周端部に、折り曲げられて前記食品容器Cの外周面に当接する複数の突片部4aを有するものである。
請求項3に記載の災害時の非常用品セット用ケース1は、非常用品セット10を収納すると共に、盆としての機能を有するダンボール製のケースであって、底壁部2aの外端から側壁部2bを立設した断面略U字状の底箱2と、前記底箱の内部に収納され、食品容器Cを挿入できる大きさの穴部4、または輪郭Bが連結部を若干残した切目で形成された穴部4を有するところの平板部3aの外端から脚板部3bを立設した断面略U字状の内箱3と、前記底箱の上端開口部を塞ぐ蓋5とを備える。
前記内箱は、開封後、前記底箱内で逆立姿勢とされ、前記穴部4には前記食品容器が挿入されるものであり、前記穴部4は、大きさの異なるものが二つ形成されたものである。
請求項4に記載の災害時の非常用品セット用ケース1は、災害時の非常用品セット10を収納すると共に、盆としての機能を有するダンボール製のケースであって、底壁部2aの外端から側壁部2bを立設した断面略U字状の底箱2と、前記底箱の内部に収納され、食品容器Cを挿入できる大きさの穴部4、または輪郭Bが連結部を若干残した切目で形成された穴部4を有するところの平板部3aの外端から脚板部3bを立設した断面略U字状の内箱3と、前記底箱の上端開口部を塞ぐ蓋5とを備える。
前記内箱は、開封後、前記底箱内で逆立姿勢とされ、前記穴部4には前記食品容器が挿入されるものであり、前記穴部4は、大きさの異なるものが二つ形成されたものである。また。前記二つの穴部4は、一方または両方が円形である。
請求項5に記載の災害時の非常用品セット用ケース1は、非常用品セット10を収納すると共に、盆としての機能を有するダンボール製のケースであって、底壁部2aの外端から側壁部2bを立設した断面略U字状の底箱2と、前記底箱の内部に収納され、食品容器Cを挿入できる大きさの穴部4、または輪郭Bが連結部を若干残した切目で形成された穴部4を有するところの平板部3aの外端から脚板部3bを立設した断面略U字状の内箱3と、前記底箱の上端開口部を塞ぐ蓋5とを備える。
前記内箱は、開封後、前記底箱内で逆立姿勢とされ、前記穴部4には前記食品容器が挿入されるものであり、前記穴部4は、大きさの異なるものが二つ形成されたものである。また、前記二つの穴部4は、一方または両方が正多角形である。
請求項6に記載の災害時の非常用品セット用ケース1は、非常用品セット1を収納すると共に、盆としての機能を有するダンボール製のケースであって、底壁部2aの外端から側壁部2bを立設した断面略U字状の底箱2と、前記底箱の内部に収納され、食品容器Cを挿入できる大きさの穴部4、または輪郭Bが連結部を若干残した切目で形成された穴部4を有するところの平板部3aの外端から脚板部3bを立設した断面略U字状の内箱3と、前記底箱の上端開口部を塞ぐ蓋5とを備える。
前記内箱は、開封後、前記底箱内で逆立姿勢とされ、前記穴部4には前記食品容器が挿入されるものであり、前記穴部4は、大きさの異なるものが二つ形成されたものである。また、前記二つの穴部4は、大きい方が円形で、小さい方が正多角形である。
請求項7に記載の災害時の非常用品セット用ケース1は、非常用品セット10を収納すると共に、盆としての機能を有するダンボール製のケースであって、底壁部2aの外端から側壁部2bを立設した断面略U字状の底箱2と、前記底箱の内部に収納され、食品容器Cを挿入できる大きさの穴部4、または輪郭Bが連結部を若干残した切目で形成された穴部4を有するところの平板部3aの外端から脚板部3bを立設した断面略U字状の内箱3と、前記底箱の上端開口部を塞ぐ蓋5とを備える。
前記内箱は、開封後、前記底箱内で逆立姿勢とされ、前記穴部4には前記食品容器が挿入されるものであり、前記穴部4は、大きさの異なるものが二つ形成されたものである。また、前記二つの穴部4は、大きい方が円形で、小さい方が正多角形であり、前記正多角形の小さい穴部4に、多角筒状に巻いた補助筒11を嵌入してなるものである。
請求項8に記載の災害時の非常用品セット用ケース1は、非常用品セット10を収納すると共に、盆としての機能を有するダンボール製のケースであって、底壁部2aの外端から側壁部2bを立設した断面略U字状の底箱2と、前記底箱の内部に収納され、食品容器Cを挿入できる大きさの穴部4、または輪郭Bが連結部を若干残した切目で形成された穴部4を有するところの平板部3aの外端から脚板部3bを立設した断面略U字状の内箱3と、前記底箱の上端開口部を塞ぐ蓋5とを備える。
前記内箱は、開封後、前記底箱内で逆立姿勢とされ、前記穴部4には前記食品容器が挿入されるものであり、前記穴部4は、大きさの異なるものが二つ形成されたものである。また、前記二つの穴部4は、大きい方が円形で、小さい方が正多角形であり、前記正多角形の小さい穴部4は、その中心から放射状に形成した切れ目Sをカットし、そこに形成される三角片12を下方に折り曲げて形成されるものである。
なお、上記いずれの考案においても、穴部の輪郭Bを連結部を若干残した切目で形成した場合には、その連結部をカットして穴部4を形成するものである。
非常用品セットとしては、タオル,Tシャツ,軍手等をセットしたものや、これらタオル,Tシャツ,軍手等の布製品をプレスで圧縮固化したものも挙げられ、更には手動型発電機や手動型発電機を備えた懐中電燈は手動型発電機を備えたラジオも挙げられる。
請求項1に記載の災害時の非常用品セット用ケース1は、輪郭Bが連結部を若干残した切目で形成された穴部4を有するところの平板部3aの外端から脚板部3bを立設した断面略U字状の内箱3を、開封後、底箱2内で逆立姿勢とし、穴部4に食品容器Cを収納するので、その食品容器Cに収納した食べ物や飲み物を安全に運ぶことができる。
すなわち、逆立姿勢とされた内箱3は略逆U字状を成し、脚片部3bは、その下端が底箱2の底壁部2aに当接すると共に、外周面が底箱2の側壁部2b内面に当接して、底箱2によって支持される。また、穴部4に挿入された食品容器Cは、その下端面が底箱2の底壁部2aに当接すると共に、その外周面が穴部4の周端に当接する。従って、食品容器Cは、盆の機能を発揮する底箱2と内箱3の組合せ構造によって、安定姿勢を維持することができ、その結果、食べ物や飲み物を安全に運ぶことができる。
請求項2に記載の災害時の非常用品セット用ケース1は、請求項1に記載の考案と同様の効果を発揮する。また、このケース1は、穴部の輪郭Bが略平歯車状とされ、穴部4は、その周端部に、折り曲げられて食品容器Cの外周面に当接する複数の突片部4aを有するので、この複数の突片部4aによって食品容器Cを、さらに安定して支持することができる。従って、この食品容器Cに収納した食べ物や飲み物を、より安全に運ぶことができる。
請求項3に記載のケース1は、請求項1に記載の考案と同様の効果を発揮する。また、穴部4は、大きさの異なるものが二つ形成されているので、大きさの異なる食品容器Cをそれぞれの穴部4に挿入することができる。
請求項4に記載のケース1は、請求項1および3に記載の考案と同様の効果を発揮する。また、二つの穴部4は、一方または両方が円形であるので、例えば、平面円形状のインスタントカップ食品容器Cを安定姿勢で、良好に支持することができる。
請求項5に記載のケース1は、請求項1および3に記載の考案と同様の効果を発揮する。また、二つの穴部4は、一方または両方が正多角形であるので、例えば、平面正多角形状のインスタントカップ食品容器Cを安定姿勢で、確実に支持することができる。
請求項6に記載のケース1は、請求項1および3に記載の考案と同様の効果を発揮する。また、二つの穴部4は、大きい方が円形で、小さい方が正多角形であるので、例えば、大きい円形の穴部4に、平面円形状のカップ食品容器Cを安定姿勢で支持し、小さい正多角形の穴部4に、平面多角形状のペットボトル(食品容器C)を安定姿勢で支持することができる。
請求項7に記載のケース1は、請求項1、3および6に記載の考案と同様の効果を発揮する。また、正多角形の小さい穴部4に、多角筒状に巻いた補助筒11を嵌入するので、例えば、平面多角形状のペットボトル(食品容器C)を、きわめて安定姿勢で支持することができる。
請求項8に記載のケース1は、請求項1、3および6に記載の考案と同様の効果を発揮する。また、正多角形の小さい穴部4は、その中心から放射状に形成した切れ目Sをカットし、そこに形成される三角片12を下方に折り曲げて形成されるので、例えば、ペットボトル(食品容器C)を上から押し込むことによって、容易に穴部4を形成することができる。
本考案に係る災害時の非常用品セット用ケース1の第一実施形態を、図1乃至図4および図7乃至図9に示す。これは、非常用品セット10を収納すると共に、盆としての機能を有するダンボール製のケース1であり、底箱2、内箱3、および蓋5を備える。底箱2は、長方形に形成した底壁部2aの四方外端のそれぞれから、長方形状の側壁部2bを立設した断面略U字状である。
内箱3は、底箱2の内部に収納されるもので長方形に形成した平板部3aの四方外端のそれぞれから、長方形の脚片部3bを立設している。また、平板部3aには、食品容器Cを挿入できる大きさの穴部4をあらかじめ形成している。なお、本実施形態では、丼容器Cを挿入できる穴部4と、ペットボトル(食品容器C)を挿入できる穴部4の二つを形成している。この二つの穴部4は、大きさを異なるものとし、かつ、共に円形状としている。
蓋5は、図7に示すように、底箱2の上端開口部を塞ぐもので、本実施形態では、長方形に形成した頂壁部5aの四方外端のそれぞれから周壁部5bを垂下設して、断面略逆U字状としている。そして、内箱3は、開封後、底箱2内で逆立姿勢とされ、穴部4に食品容器Cを挿入するようにしている。なお、この穴部4は、その輪郭を連結部を若干残した切目で形成しておき、盆として使用する際に連結部をカットして形成することもできる。
なお、本実施形態では、穴部4を円形状としているが、これに代えて、図5および図6に示すように、穴部の輪郭Bを連結部を若干残した切目で略平歯車状に形成し、連結部をカットして形成した穴部4の周端部に、折り曲げられて食品容器Cの外周面に当接する複数の突片部4aを有するものとすることができる。そして、対向する突片部4aの先端間の距離を、食品容器Cの外径よりやや小さく設定することができる。
その場合、突片部4aの折曲げ方向は、上方向または下方向のいずれでも良く、食品容器Cを穴部4に挿入するに先立って、あらかじめ上方向に折り曲げることによって食品容器Cの外周面の高い部分に当接させることもできるし、また、あらかじめ折曲げないで、食品容器Cを挿入する際の押し下げ力によって、下方向に折り曲げることもできる。この折曲げは、突片部4aの基端間に折曲げラインLを刻設しておくことによって容易に行うことができる。この折曲げラインLは、ミシン目等によって形成することができる。なお、突片部4aの形状を矩形状とし、穴部4の周端部に等間隔で複数設けているが、その形状や数あるいは形成箇所は限定されない。
本実施形態に係るケース1には、図8および図9に示すように、圧縮した非常用品セット10を収納するが、この圧縮した非常用品セット10は、バスタオル、Tシャツ、軍手、巾着袋、タオル、スリッパ、およびさらし(1mの白手ぬぐい)を一体的に圧縮して肉厚の板状に固化したものである。また、本実施形態のケース1には、この災害時の非常用品セット10と共に、歯ブラシ6、歯磨きチューブ7、および石けん8を、ダンボールを折り曲げて断面略逆U字状に形成した基台9に接着して収納している。
本実施形態に係る非常用品セット用ケース1は、上記した構成としているので、底箱2と内箱3との組合せ構造が盆としての機能を発揮し、食べ物や飲料を収納した食品容器Cを安全に運ぶことができる。
すなわち、内箱3は、逆立姿勢とされた略逆U字状の状態で底箱2に収納され、その脚片部3bは、下端が底箱2の底壁部2aに当接すると共に、外周面が底箱2の側壁部2b内面に当接する。従って、この内箱3は、底箱2によって支持される。また、穴部4に挿入された食品容器Cは、その下端面が底箱2の底壁部2aに当接すると共に、その外周面が穴部4の突片部4aに当接する。従って、食品容器Cは、安定姿勢を維持することができるので、その食品容器Cに収納した食べ物や飲み物を安全に運ぶことができる。
また、穴部4の周端部に複数の突片部4aを設けた場合には、この突片部4aが食品容器Cの外周面を強く支持する。従って、食べ物や飲み物を収納した食品容器Cを、さらに安定して支持して、より安全に運ぶことができる。
また、二つの穴部4は、大きさを異なるものとしているので、大きさの異なる食品容器Cを、それぞれの穴部4に挿入することができる。また、この二つの穴部4は、共に円形状としているので、例えば、平面円形状のインスタントカップ食品容器Cを二つ、それぞれ安定姿勢で良好に支持することができる。なお、一方の穴部4のみを円形状とすることもできる。
なお、内箱3を逆立姿勢とする前の状態(断面略U字状の状態)、および内箱3を取り除いた状態の底箱2は、共に、穴部4の存在しない通常の盆として使用することができる。
本考案に係る非常用品セット用ケース1の第二実施形態を、図10に示す。本実施形態では、内箱3を展開した平面図のみを示す。このケース1の特徴は、内箱3の平板部3aに形成した二つの穴部4を大きさの異なるものとすると共に、それぞれを正多角形としたことである。これにより、例えば、平面正多角形状のインスタントカップ食品容器Cを二つ、それぞれ安定姿勢で確実に支持することができる。なお、図11に示すように、一方の大きい穴部4を円形状とし、他方の小さい穴部4のみを正多角形状とすることもできる。
本考案に係る災害時の非常用品セット用ケース1の第三実施形態を、図12に示す。このケース1は、大きさの異なる穴部4を二つ形成し、大きい穴部4を円形とし、小さい穴部4を正多角形とし、さらに、正多角形の小さい穴部4に、多角筒状に巻いた補助筒11を嵌入したことである。
こうすることによって、図13に示すように、例えば、平面多角形状のペットボトル(食品容器C)の外周面を、この補助筒11で広い範囲にわたって支持することができるので、当該ペットボトルCを、より安定姿勢に維持することができる。なお、補助筒11は、図14に示すように、長方形状のダンボールの所定部分に折曲げラインLを、ミシン目などで形成しておき、その折曲げラインLに沿って折り曲げることによって形成することができる。この補助筒11は、折曲げ前の平坦な状態で、ケース1の内部に収納しておく。
本考案に係る災害時の非常用品セット用ケース1の第四実施形態を、図15に示す。本実施形態でも、内箱3を展開した平面図のみを示す。このケース1は、穴部4を、大きさの異なるもの二つのものとし、大きい穴部4を円形とし、小さい穴部4を正多角形としている。また、正多角形の小さい穴部4は、その中心から放射状に形成した切れ目Sをカットし、そこに形成される三角片12を、折曲げラインLを基端として下方に折り曲げて形成するようにしている。
このケース1は、図16に示すように、例えば、ペットボトル(食品容器C)を放射状の中心部に押し込むことによって、切れ目Sをカットして穴部4を形成することができる。従って、穴部4を手作業で形成する手間を省くことができる。
本考案の第一実施形態に係るケースを示す斜視図である(蓋は省略)。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 図1に示すケースの内箱を示す展開平面図である。 図1に示すケースの内箱において、他の態様を示す展開平面図である。 図5に示す内箱を有するケースを示す断面図である。 図1に示すケースを盆として使用する前の状態を示す分解斜視図である。 図7に示すケースの断面図である。 図1に示すケースを盆として使用する前の状態を示す平面図である(蓋は省略)。 本考案の第二実施形態に係るケースの内箱を示す展開平面図である。 図10に示す内箱の他の態様を示す展開平面図である。 本考案の第三実施形態に係るケースを盆として使用する状態を示す要部分解斜視図である(蓋は省略)。 図12に示すケースの縦断面図である。 図12に示すケースの補助筒を示す展開平面図である。 本考案の第四実施形態に係るケースの内箱を示す展開平面図である。 図15に示すケースを盆として使用する状態を示す縦断面図である。
符号の説明
1 非常用品セット用ケース
2 底箱
2a 底壁部
2b 側壁部
3 内箱
3a 平板部
3b 脚板部
4 穴部
4a 突片部
5 蓋
5a 頂壁部
5b 周壁部
6 歯ブラシ
7 歯磨きチューブ
8 石けん
9 基台
10 非常用品セット
11 補助筒
12 三角片
B 穴部の輪郭(連結部を若干残した切目)
C 食品容器
L 折曲げライン
S 切れ目

Claims (8)

  1. 災害時の非常用品セット(10)を収納すると共に,盆としての機能を有するダンボール製のケースであって、底壁部(2a)の外端から側壁部(2b)を立設した断面略U字状の底箱(2)と、前記底箱の内部に収納され,食品容器(C)を挿入できる大きさの穴部(4),または輪郭(B)が連結部を若干残した切目で形成された穴部(4)を有するところの平板部(3a)の外端から脚板部(3b)を立設した断面略U字状の内箱(3)と、前記底箱の上端開口部を塞ぐ蓋(5)とを備え、前記内箱は,開封後,前記底箱内で逆立姿勢とされ,前記穴部には前記食品容器が挿入保持可能な災害時の災害時の非常用品セット用ケース。
  2. 災害時の非常用品セット(10)を収納すると共に,盆としての機能を有するダンボール製のケースであって、底壁部(2a)の外端から側壁部(2b)を立設した断面略U字状の底箱(2)と、前記底箱の内部に収納され,食品容器(C)を挿入できる大きさの穴部(4),または輪郭(B)が連結部を若干残した切目で形成された穴部(4)を有するところの平板部(3a)の外端から脚板部(3b)を立設した断面略U字状の内箱(3)と、前記底箱の上端開口部を塞ぐ蓋(5)とを備え、前記内箱は,開封後,前記底箱内で逆立姿勢とされ,前記穴部(4)には前記食品容器が挿入されるものであり、さらに,前記穴部または穴部の輪郭が略平歯車状とされ,前記穴部は,その周端部に,折り曲げられて前記食品容器の外周面に当接する複数の突片部(4a)を有するものである災害時の非常用品セット用ケース。
  3. 災害時の非常用品セット(10)を収納すると共に,盆としての機能を有するダンボール製のケースであって、底壁部(2a)の外端から側壁部(2b)を立設した断面略U字状の底箱(2)と、前記底箱の内部に収納され,食品容器(C)を挿入できる大きさの穴部(4),または輪郭(B)が連結部を若干残した切目で形成された穴部(4)を有するところの平板部(3a)の外端から脚板部(3b)を立設した断面略U字状の内箱(3)と、前記底箱の上端開口部を塞ぐ蓋(5)とを備え、前記内箱は,開封後,前記底箱内で逆立姿勢とされ,前記穴部(4)には前記食品容器が挿入されるものであり、前記穴部は,大きさの異なるものが二つ形成されたものである災害時の非常用品セット用ケース。
  4. 災害時の非常用品セット(10)を収納すると共に,盆としての機能を有するダンボール製のケースであって、底壁部(2a)の外端から側壁部(2b)を立設した断面略U字状の底箱(2)と、前記底箱の内部に収納され,食品容器(C)を挿入できる大きさの穴部(4),または輪郭(B)が連結部を若干残した切目で形成された穴部(4)を有するところの平板部(3a)の外端から脚板部(3b)を立設した断面略U字状の内箱(3)と、前記底箱の上端開口部を塞ぐ蓋(5)とを備え、前記内箱は,開封後,前記底箱内で逆立姿勢とされ,前記穴部(4)には前記食品容器が挿入されるものであり、前記穴部は,大きさの異なるものが二つ形成されたものであり、さらに,前記二つの穴部は,一方または両方が円形である災害時の非常用品セット用ケース。
  5. 災害時の非常用品セット(10)を収納すると共に,盆としての機能を有するダンボール製のケースであって、底壁部(2a)の外端から側壁部(2b)を立設した断面略U字状の底箱(2)と、前記底箱の内部に収納され,食品容器(C)を挿入できる大きさの穴部(4),または輪郭(B)が連結部を若干残した切目で形成された穴部(4)を有するところの平板部(3a)の外端から脚板部(3b)を立設した断面略U字状の内箱(3)と、前記底箱の上端開口部を塞ぐ蓋(5)とを備え、前記内箱は,開封後,前記底箱内で逆立姿勢とされ、前記穴部(4)には前記食品容器が挿入されるものであり、前記穴部は,大きさの異なるものが二つ形成されたものであり、前記二つの穴部は,一方または両方が正多角形である災害時の非常用品セット用ケース。
  6. 災害時の非常用品セット(10)を収納すると共に,盆としての機能を有するダンボール製のケースであって、底壁部(2a)の外端から側壁部(2b)を立設した断面略U字状の底箱(2)と、前記底箱の内部に収納され,食品容器(C)を挿入できる大きさの穴部(4),または輪郭(B)が連結部を若干残した切目で形成された穴部(4)を有するところの平板部(3a)の外端から脚板部(3b)を立設した断面略U字状の内箱(3)と、前記底箱の上端開口部を塞ぐ蓋(5)とを備え、前記内箱は,開封後,前記底箱内で逆立姿勢とされ,前記穴部(4)には前記食品容器が挿入されるものであり、前記穴部は,大きさの異なるものが二つ形成されたものであり、前記二つの穴部は,大きい方が円形で,小さい方が正多角形である災害時の非常用品セット用ケース。
  7. 災害時の非常用品セット(10)を収納すると共に,盆としての機能を有するダンボール製のケースであって、底壁部(2a)の外端から側壁部(2b)を立設した断面略U字状の底箱(2)と、前記底箱の内部に収納され,食品容器(C)を挿入できる大きさの穴部(4),または輪郭(B)が連結部を若干残した切目で形成された穴部(4)を有するところの平板部(3a)の外端から脚板部(3b)を立設した断面略U字状の内箱(3)と、前記底箱の上端開口部を塞ぐ蓋(5)とを備え、前記内箱は,開封後,前記底箱内で逆立姿勢とされ,前記穴部(4)には前記食品容器が挿入されるものであり、前記穴部は,大きさの異なるものが二つ形成されたものであり、前記二つの穴部は,大きい方が円形で、小さい方が正多角形であり、前記正多角形の小さい穴部に,多角筒状に巻いた補助筒(11)を嵌入してなる災害時の非常用品セット用ケース。
  8. 災害時の非常用品セット(10)を収納すると共に,盆としての機能を有するダンボール製のケースであって、底壁部(2a)の外端から側壁部(2b)を立設した断面略U字状の底箱(2)と、前記底箱の内部に収納され,食品容器(C)を挿入できる大きさの穴部(4),または輪郭(B)が連結部を若干残した切目で形成された穴部(4)を有するところの平板部(3a)の外端から脚板部(3b)を立設した断面略U字状の内箱(3)と、前記底箱の上端開口部を塞ぐ蓋(5)とを備え、前記内箱は,開封後,前記底箱内で逆立姿勢とされ,前記穴部(4)には前記食品容器が挿入されるものであり、前記穴部は,大きさの異なるものが二つ形成されたものであり、前記二つの穴部は,大きい方が円形で,小さい方が正多角形であり、前記正多角形の小さい穴部は,その中心から放射状に形成した切れ目(S)をカットし,そこに形成される三角片(12)を下方に折り曲げて形成されるものである災害時の非常用品セット用ケース。
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