JP2009149357A - 容器立て - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の紙、或いはプラスチック等のシートを、折り線で折曲げ、折曲げで形成された切り込みに、ストッパーを差込み、かまぼこ形の立方体を形成し、立方体の頂点を中心にコップ差込み用の穴を形成し、差込み用の穴の周りには多数の半円形のひだを内側に折曲げて、押込み片を形成する構造では、紙コップ等転倒防止と、安定の悪い紙コップを、風や揺れからの転倒を防ぎ得るが、容器には、構造上で採用できないと考えられる。
【構成】本発明は、ベースと、ベースの表面より立設した側壁となり得る枠体と、枠体の内側に設けた、ベースの中心方向及び/又は放射方向に向って撓み機能を有する撓み部を設ける構成とした容器立てであり、容器を、手で把持することなく、確実に立設・保持できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、詰替え式の液体(シャンプーや洗剤等)の詰替え容器(以下、容器とする。)、さらにコップ、グラス等の容器立てに関する。
さて、昨今、日常の所作で、シャンプーや洗剤、粘性を備えた液体等を詰替える際に、液体が粘性を有するので、一気に流下せず、この詰替えに時間を要すること、また詰替え用の袋を片手で保持することは、なかなか大変であり、通常は、両手で保持して、詰替え作業を行う。従って、容器を固定(保持)することが困難となること、この固定ができない故に、容器を転倒させ、厄介であり、また時には危険性を伴うこと、また、床面にシャンプー液等を垂らすこと、汚れ等の要因となること等の問題が考えられる。以上のようなことから、容器を確実に固定し、安心して、詰替えができる容器立てが要望される処である。
また、コップ、又はグラス等に収容された飲料水、又はカクテル等の飲み物の場合で、例えば、セルフサービスの飲食店等において、コップをトレーに載せて持ち運ぶ際に、コップがトレーの中で転倒し易いので、厄介であり、場合により、トレーをひっくり返すこと、また落とすこと等があり大変である。そして、また、コップの外側の底面に水滴が溜まることから、このコップを把持した時に、コースターがともに持上げられ、その後、コースターが落下し場合には、水滴が垂れて、衣服、机、カウンターを濡らす等の問題を発生すること、等が考えられ、その改良が必要と考えられる。殊に、前述のトレーにコップを載せて移動する際、また、食事中等にも、コップ、又はグラス等の転倒を気にすることがなく、幼児、子供、老人、又は障害者等に優しく、これと同時に、回りの人々にも安心感を与えるものであり、転倒防止用のコースターが、強く望まれる処である。
上記に鑑み、この問題を改良するための先行文献として、次のような文献(1)、文献(2)が挙げられる。
文献(1)は、特開2002−248044の「紙コップ等転倒防止の組み立て式立体コースター」である。この発明は、紙、或いはプラスチック等のシートを、折り線で折曲げ、この折曲げで形成された切り込みに、ストッパーを差込み、かまぼこ形の立方体を形成し、この立方体の頂点を中心にコップ差込み口を形成するとともに、この差込み口の周りには多数の半円形のひだを内側に折曲げて、押込み片(べろ)を形成する構造であって、安定の悪い紙コップを、風や揺れからの転倒を防ぎ、また他人と混同しないよう色や柄、文字を書き入れて分別できるコースターを提供する。
また文献(2)は、実開平3−105373号の「食器の転倒防止トレー」である。この考案は、樹脂製の円盤形状のトレー本体に、弾力性を備えた環状の突起構造を、複数、かつ同心円状に形成し、この環状の突起構造に、食器本体に設けた糸底(高台)を、嵌込み可能とする構造であり、転倒防止と、いくらかの食器本体の寸法に対応可能とすることを意図する。
特開2002−248044 実開平3−105373号
この文献(1)は、簡易型で重宝するが、底部に平坦で、壁となる得る部材(側壁)がない構造である。従って、底部に溜まった水、飲料水等の流体が、零れる虞と、この流体の零れに起因する弊害が考えられる。また、この発明は、底部とホルダー部とが一体構造であることから、設置した際の安定性に欠けること、又は転倒の危険性が考えられること等の改良点がある。
また、文献(2)は、トレーと食器との関係によるものであり、常時、一組として利用することを余儀なくされ、結果的に、利用分野が、限定されるものと考えられる。また着脱に、嵌合状態を確保する必要があり、手間を要すること、またワンタッチによる取扱でないこと、又は利用の際に、注意と、配慮を要することから、使い勝手が劣ることが考えられる。
請求項1の発明は、空の容器(望ましくは、シャンプー、洗剤の容器)を、確実、かつ望ましくは、片手で、セットできる容器立てを提供すること、また、ベースが適宜の大きさを保ち、かつ枠体に対して、広い設置面積を有することから、この容器立て、及び容器の安定性を確保すること、また容器に液体を小口に注ぎ込む際に、容器の転倒やグラつきに気を使わずに、安心して作業をすること、等を意図する。さらに、トレーにコップを載せて、移動する際に、幼児、子供、老人、又は障害者等に優しい、転倒防止用のコースターを提供すること、等を意図する。
請求項1は、ベースと、このベースの表面より立設した側壁となり得る枠体と、この枠体の内側に設けた、前記ベースの中心方向及び/又は放射方向に向って撓み機能を有する撓み部を設ける構成とした容器立てである。
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するに最適な撓み部を提供し、かつ空の容器を確実にセットし、かつこのセット後に、容器の形状に合わせて締付けが図れる構造とすること、また、転倒防止を達成すること等を意図する。
請求項2は、請求項1に記載の容器立てであって、
この撓み部は鰭片であり、この鰭片が、略楕円形状に形成されている構成とした容器立てである。
請求項3・4の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するに最適な撓み部を提供し、かつ空の容器を確実にセットし、かつこのセット後に、容器への締付けが図れる構造にすること、また、転倒防止を達成すること等を意図する。
請求項3は、請求項1に記載の容器立てであって、
この撓み部片を、可撓性樹脂で形成する構成とした容器立てである。
請求項4は、請求項1に記載の容器立てであって、
この撓み部は、鼓形の弾性筒体であり、この弾性筒体を、前記枠体の内周壁に適宜間隔をおいて設ける構成とした容器立てである。
請求項5の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するに最適な撓み部を提供し、かつ空のシャンプー、洗剤の容器を、確実にセットし、かつこのセット後に、シャンプー、洗剤の容器の形状に合わせて締付けが図れる構造とすること、また、転倒防止を達成すること等を意図する。
請求項5は、請求項1に記載の容器立てであって、
この容器立ては、シャンプー、洗剤の容器立て用として役立ち、前記撓み部を、略楕円形状とする構成とした容器立てである。
請求項6の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するに最適な撓み部を提供し、かつ飲み物が充填されたコップ、グラスの容器立て用を確実にセットし、かつこのセット後に、コップ、グラスの形状に合わせて締付けが図れる構造とすること、また、転倒防止を達成すること等を意図する。
請求項6は、請求項1に記載の容器立てであって、
この容器立ては、コップ、グラスの容器立て用として役立ち、前記ベースの内部表面に、凹凸、スリット、渦巻き溝の吸着防止及び/又は水切り手段を設ける構成とした容器立てである。
請求項7の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するに最適な着脱が可能で、さらに安定して容器を保持することができる枠体を提供することを意図する。
請求項7は、請求項1に記載の容器立てであって、
このベースに枠体を着脱自在に設ける構造とし、この取付け構造を利用し、このベースに容器を立設した後に、前記撓み部が容器を囲繞するように枠体を容器に被せ、この撓み部をこの容器の基端部に向って移動し、この撓み部を備えた枠体を前記ベースに取付ける構成とした容器立てである。
請求項8の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するに最適なベースと枠体との直径比の構造を提供すること等を意図する。
請求項8は、請求項1に記載の容器立てであって、
この容器立ては、前記ベースの直径に対して、枠体の直径を略2:1とし、安定性を確保する構成とした容器立てである。
請求項9の発明は、請求項1の目的を達成するとともに、この容器立ての収容の利便性と、更なる活用を図ること等を意図する。
請求項9は、請求項1に記載の容器立てであって、
この容器立ての収容は、装飾グッズとして、壁、柱、テーブル、ベッド等の立設物に取付け可能とする構成とした容器立てである。
請求項10の発明は、請求項9の目的を達成するとともに、この容器立ての収容の利便性と、装飾グッズとして役立を、さらに拡充すること等を意図する。
請求項10は、請求項9に記載の容器立てであって、
このベースを、装飾グッズとして役立つ輪郭形状及び/又は図柄を表示する構成とした容器立てである。
請求項1の発明は、ベースと、ベースの表面より立設した側壁となり得る枠体と、枠体の内側に設けた、ベースの中心方向及び/又は放射方向に向って撓み機能を有する撓み部を設ける構成とした容器立てである。
従って、請求項1は、空の容器(望ましくは、シャンプー、洗剤の容器)を、確実、かつ望ましくは、片手で、セットできる容器立てを提供できること、また、ベースが適宜の大きさを保ち、かつ枠体に対して、広い設置面積を有することから、この容器立て、及び容器の安定性が確保できること、また容器に液体を小口に注ぎ込む際に、容器の転倒やグラつきに気を使わずに、安心して作業ができること、等の特徴を有する。さらに、トレーにコップを載せて、移動する際に、幼児、子供、老人、又は障害者等に優しい、転倒防止用のコースターを提供できること、等の実益がある。
請求項2の発明は、請求項1に記載の容器立てであって、
撓み部は鰭片であり、鰭片が、略楕円形状に形成されている構成とした容器立てである。
従って、請求項2は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するに最適な撓み部を提供し、かつ空の容器を確実にセットし、かつこのセット後に、容器の形状に合わせて締付けが図れる構造となること、また、転倒防止を達成できること等の特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1に記載の容器立てであって、
撓み部片を、可撓性樹脂で形成する構成とした容器立てである。
また、請求項4の発明は、請求項1に記載の容器立てであって、
撓み部は、鼓形の弾性筒体であり、弾性筒体を、枠体の内周壁に適宜間隔をおいて設ける構成とした容器立てである。
従って、請求項3・4は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するに最適な撓み部を提供し、かつ空の容器を確実にセットし、かつセット後に、容器への締付けが図れる構造となること、また、転倒防止が達成できること等の特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1に記載の容器立てであって、
容器立ては、シャンプー、洗剤の容器立て用として役立ち、撓み部を、略楕円形状とする構成とした容器立てである。
従って、請求項5は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するに最適な撓み部を提供でき、かつ空のシャンプー、洗剤の容器を、確実にセットし、かつこのセット後に、シャンプー、洗剤の容器の形状に合わせて締付けが図れる構造となること、また、転倒防止が達成できること等の特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1に記載の容器立てであって、
容器立ては、コップ、グラスの容器立て用として役立ち、ベースの内部表面に、凹凸、スリット、渦巻き溝の吸着防止及び/又は水切り手段を設ける構成とした容器立てである。
従って、請求項6は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するに最適な撓み部を提供でき、かつ飲み物が充填されたコップ、グラスの容器立て用を確実にセットし、かつこのセット後に、コップ、グラスの形状に合わせて締付けが図れる構造となること、また、転倒防止が達成できること等の特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1に記載の容器立てであって、
ベースに枠体を着脱自在に設ける構造とし、取付け構造を利用し、ベースに容器を立設した後に、撓み部が容器を囲繞するように枠体を容器に被せ、撓み部を容器の基端部に向って移動し、撓み部を備えた枠体をベースに取付ける構成とした容器立てである。
従って、請求項7は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するに最適な着脱が可能で、さらに安定して容器を保持することができる枠体を提供できること等の特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項1に記載の容器立てであって、
容器立ては、ベースの直径に対して、枠体の直径を略2:1とし、安定性を確保する構成とした容器立てである。
従って、請求項8は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するに最適なベースと枠体との直径比の構造を提供できること等の特徴を有する。
請求項9の発明は、請求項1に記載の容器立てであって、
容器立ての収容は、装飾グッズとして、壁、柱、テーブル、ベッド等の立設物に取付け可能とする構成とした容器立てである。
従って、請求項9は、請求項1の目的を達成できるとともに、この容器立ての収容の利便性と、更なる活用が図れること等の特徴を有する。
請求項10の発明は、請求項9に記載の容器立てであって、
ベースを、装飾グッズとして役立つ輪郭形状及び/又は図柄を表示する構成とした容器立てである。
従って、請求項10は、請求項9の目的を達成できるとともに、この容器立ての収容の利便性と、装飾グッズとして役立を、さらに拡充が図れること等の特徴を有する。
本発明の一例を説明する。
図面の説明をすると、[1] 図1〜図4−5は、第一実施例であり、図1は、容器立てに、シャンプーの容器を挿入(セット)した状態の斜視図、図2は図1の平面図、図3−1は、略楕円形状の弾性鰭片と、枠体との関係を示した拡大断面図、図3−2、弾性鰭片の圧縮状態における枠体、及びシャンプーの容器との関係を示した拡大断面図、図4−1は、装飾グッズとしての使用を可能とした一例を示した正面図、図4は、装飾グッズとしての使用を可能とした一例を示した正面図である。[2] 図5〜図7−2は、第二実施例であり、図5は、容器立てに、シャンプーの容器を挿入(セット)した状態の斜視図、図6は図5の平面図、図7−1は、弾性筒体と、枠体との関係を示した拡大断面図、図7−2は、弾性筒体の圧縮状態における枠体、及びシャンプーの容器との関係を示した拡大断面図である。[3] 図8〜図10−5は、第三実施例であり、図8は、容器立てに、シャンプーの容器を挿入(セット)した状態の斜視図、図9は図8の平面図、図10−1は、第三実施例の容器立てを、装飾グッズとしての使用を可能とした一例を示した正面図、図10−2は、第三実施例の容器立てを、装飾グッズとしての使用を可能とした他の一例を示した正面図、図10−3は、第三実施例の容器立てを、装飾グッズとしての使用を可能とした別の一例を示した正面図、図10−4は、第三実施例の容器立てを、装飾グッズとしての使用を可能としたその他の一例を示した正面図、図10−5は、図4−1の一例の収容と、装飾とを兼ねた使用の一例を示した縮尺斜視図である。[4] 図11は、第四実施例であって、容器立てに、シャンプーの容器を挿入(セット)した状態の平面模式図である。[5] 図12−1〜図13は、第五実施例であって、図12−1は、ベースと、枠体との関係を分解して示した側面模式図、図12−2は、図12−1のベースと、枠体、並びにシャンプーの容器との関係を示した側面模式図、図12−3は、図12−1のベースに枠体をセットするとともに、シャンプーの容器をセットした状態の示した側面模式図、図13は、図12−1のベースと、枠体とを連繋する可撓性の環状係止体の一例を示した側面拡大模式図である。[6] 図14〜図17−3は、第六実施例であり、図14は、容器立てに、容器(コップ)を挿入(セット)した状態の斜視図、図15は図14の平面図、図16−1は、略楕円形状の弾性鰭片と、枠体との関係を示した拡大断面図、図16−2は、圧縮された弾性鰭片と、枠体、並びに容器(コップ)との関係を示した拡大断面図、図17−1は、図14の底面の形状の一例を示した平面図、図17−2は、図14の底面の形状の他の一例を示した平面図、図17−3は、図14の底面の形状の別の一例を示した平面図である。[7] 図18、19は、第七実施例であり、図18は、容器立てに、洗剤の容器を挿入(セット)した状態の斜視図、図19は図18の平面図である。
図1〜図4に示した第一実施例において、1は円形状のベースで、このベース1は、紙製、樹脂製、金属製等の素材で構成する(他の各実施例も同じ)。また、このベース1は円形が望ましいが、後述する装飾グッズとしての利用及び/又は形状の変化を求めて、ベース1の形状を、花弁形、切欠き形、星形、三角形、方形形の如く、変更した構造でもよい。また、図示しないが、洗面台、風呂桶等の構造物の壁面に、取付けることを考慮して、弾性U字形とすることも可能である。このベース1の表面100には、環状で立上がった側壁200を備えた枠体2を設ける。そして、この枠体2の内側2aには、前記ベース1の中心方向1a及び/又は放射方向1bに向って撓み機能を有する撓み部3が設けられている。この第二実施例では、この撓み部3は、略楕円形状の弾性鰭片301であり、この弾性鰭片301を、枠体2の内側2aに、適宜、間隔で複数個付設する構造であり、この弾性鰭片301の撓みを介して、容器Aを抱持する(図3−2参照)。この弾性鰭片301の場合には、容器Aを上方より挿入し、撓み部3が押圧されても、その押圧部300bを通過すれば、この弾性鰭片301が確実に反発するので、図3−2の状態となって、確実に容器Aの抱持と、その安定した立設が確保できる。尚、図示しないが、この弾性鰭片301が、最初の状態に戻って、容器Aを抱持すること、又は弾性鰭片301が、最初の状態より、さらに上方に撓んで、容器Aを、上から抱持すること等も考えられ、その立設をさらに強固とすることも可能である。以上で詳述したように、この弾性鰭片301が、容器Aの底部近傍を弾性的に抱持し、この底部近傍の略全体を抱持する構造であるので、当該容器Aが転倒、又は妄りに盲動すること等がなくなる。従って、詰替え袋(図示せず)を両手で把持し、容器Aに手を添えなくても、転倒することなく、かつ確実に、液体を補填できる。また、この補填後においては、容器Aを把持して、取出すことで、転倒することなく、かつ確実に、枠体2からの脱抜が図れる(他の各実施例でも同じ)。そして、側壁200に水抜き孔6を設け、枠体2内にごみや液体が溜まった場合に、水洗いで除去できる構成である。
尚、この第一実施例では、弾性鰭片301が容器Aの底部近傍を弾性的に抱持し、この底部近傍の略全体を抱持する構造であるので、当該容器Aが転倒、又は妄りに盲動(ガタつき)すること等がなくなる。そして、この例では、図示しないが、弾性鰭片301を湾曲形状とし、枠体2の内側2a及び/又は容器Aの外周面と相似形とすることで、例えば、前述の効果を一層向上できると考えられる。尚、図4は、第一実施例の容器立てBを、装飾グッズB1としての使用を意図したものであり、この図は、ベース1の内部表面100aに、花弁の図柄を書し、その装飾性を高めたものであり、また、ベース1の直径に対して、枠体2の直径を、略2:1とすることで、容器立ての安定性と、容器Aの安定性に寄与できる(他の各実施例も同じ)。
尚、図5〜図7−2は、第二実施例であり、前述した第一実施例に準ずるが、その相違は、枠体2を環状とし、この環状の枠体2の内側2aに、撓み部3を設けた構造であり、この撓み部3は、弾性筒体300、前述の図示しない弾性球体、弾性三角体、弾性多角体等とする。しかし、環状の枠体2と、撓み部3の形状との相性及び/又は確実な抱持等を考慮すると、弾性球体、弾性三角体、弾性多角体が望ましいが限定されない。そして、この弾性筒体300を、適宜、間隔で複数個付設する構造であり、この弾性筒体300の押圧部300bを中心とした撓みを介して、容器Aを抱持する(図7−2参照)。この弾性筒体300の場合には、容器Aを上方より挿入し、押圧されても、その押圧部300bを通過すれば、この弾性筒体300が確実に反発するので、図7−2の状態となって、確実に容器Aの抱持と、その安定した立設が確保できる。そして、その他の構造及び/又は作用等は、第一実施例に準ずる。
図8〜図10−5に示した第三実施例を説明するが、第一・第二実施例との違いを説明する。この例では、このベース1の表面100には、多角形(12角形)に立上がった(立設した)側壁200を備えた枠体2を設ける。この側壁200は、12の辺201で構成されている。そして、この枠体2の内側2aの夫々の辺201の長さに略等しい長さ300aを備え、かつ前記ベース1の中心方向1a及び/又は放射方向1bに向って撓み機能を有する撓み部3が設けられている。この撓み部3の撓み機能によって、様々な容器Aの形状、大きさに対応可能であり、確実な抱持が可能となる。この第一実施例では、この撓み部3を、弾性筒体300、図示しない弾性球体(他の実施例も可能)、弾性三角体(他の実施例も可能)、弾性多角体(他の実施例も可能)等とするが限定されない(以下、弾性筒体300とする)。尚、この弾性筒体300の押圧部300bについては、前述の図7−1、図7−2の説明に準ずる。
この弾性鰭片301は、三角形状の先端部を曲面形状として(略楕円形状)、弾性鰭片301及び/又は容器Aへの衝撃緩和と、確実な抱持、並びに耐久性の向上等を図ることが望ましい。そして、この例では、図示しないが、弾性筒体300を、平面視して、湾曲形状とし、枠体2の内側2a及び/又は容器Aの外周面と相似形とすることで、例えば、前述の効果を一層向上できると考えられる。その他は、前述の第一実施例に準ずる。尚、図10−1、図10−2は、第三実施例の容器立てBを、装飾グッズB1としての使用を意図したものであり、その図10−1は、ベース1を円形から、花弁形にし、その装飾性を高める(保管、収容としての利用も図れて重宝する。各実施例も同じ)。これと同時に、例えば、ベース1の枠体2内の内部表面100a及び/又はベース1の全体(ベース1の表面100)に、向日葵の図柄を表わした。また、図10−2は、ベース1を、円形から切欠き形にし、その装飾性を高める。これと同時に、例えば、枠体2の中のベース1に、ライオンの図柄を表わした。さらに、図10−3は、ベース1は円形で、ベース1の内部表面100aに山の図柄を表わし、安らかな雰囲気を与える。尚、図4−4は、ベース1は円形で、ベース1の内部表面100aに海浜の落着きと、静寂な海の雰囲気を醸成する。そして、また、図10−5は、図10−1の一例の収容と、装飾とを兼ねた使用の一例を示した縮尺斜視図であり、壁面Cに吊下げた状態を示している。その他は、前述の第一実施例に準ずる。
また、図11に示した第四実施例を説明するが、第一〜第三実施例との違いを説明する。この例では、このベース1の表面100には、環状で立上がった側壁200を備えた枠体2を設ける。そして、この枠体2の内側2aには、前記ベース1の中心方向1a及び/又は放射方向1bに向って撓み機能を有する撓み部3が設けられている。この第四実施例では、この撓み部3が、中心に向ってアーチ形状に帯片(リボン形状)が膨出した弾性帯片302であり、この弾性帯片302を、枠体2の内側2aに、適宜、間隔で複数個付設する構造であり、この弾性帯片302の撓みを介して、容器Aを抱持する。その他の構造及び/又は機能等は、前述の第一〜第三実施例に準ずる。尚、この弾性帯片302は、図示の如く、ベース1に対して、垂直の状態で、枠体2の内側2aに架承するが、その他として(図示しないが)、ベース1に対して、拡開状した状態で、枠体2の内側2aに架承し、容器Aの挿入を容易とすることも可能である。
そして、図12−1〜図13に示した第五実施例を説明する。この第五実施例は、ベース1と枠体2とを着脱自在に設けた構造であり、この例では、ベース1に設けた可撓性の係止体4を利用して、枠体2の着脱を図り、同時に、この枠体2の撓み部3を介して容器Aを、ベース1に立設可能とする構造である。そして、図示した好ましい一例を説明すると、図12−1の如く、容器Aに、枠体2を被嵌し、かつこの枠体2を、撓み部3の反発を介して、容器Aに支持する。この状態で、図示しないが、容器Aの底部を、ベース1に当接する。そして、図12−3の如く、枠体2を滑らせて、この枠体2をベース1に当接するとともに、この枠体2を、係止体4を介して、ベース1に固止する。この固止の状態で、容器Aは、撓み部3の反発で抱持され、ベース1に立設される。尚、撓み部3の構造は、前述の各構造が採用できる。尚、図13は、図12−1のベース1と、枠体2とを連繋する環状係止体の一例を示した側面拡大模式図である。その他の構造は、前述の例に準ずる。また、係止体4は、安定性と、強度性を考慮し、二条が望ましいが、図示の例の一条から、数条の例もあり得る。
図14〜図17−3に示した第六実施例を説明すると、この第六実施例は、容器立てであるが、通常は、コースターと称されている。そして、基本的には、前述の第一実施例〜第四実施例に準ずる構造である。この第六実施例は、ベース1の表面100に、環状で立上がった側壁200を備えた枠体2と、この枠体2の内側2aに設けた撓み部3とで構成する。そして、この撓み部3は、ベース1の中心方向1a及び/又は放射方向1bに向って撓み機能を有する撓み部3が設けられている。この容器立てに、コップ、又はグラス等の食器(以下、コップDとする。)を挿入(セット)して使用する構造であり、撓み部3の弾性を利用し、コップDを、抱持する。尚、枠体2の中のベース1の直径に対して、枠体2の直径を、略2:1とすることで、ベース1の安定性の確保と、コップDの安定性の確保に有効である。尚、ベース1の内部表面100aに、凹凸、スリット、渦巻き溝の吸着防止及び/又は水切り手段5を設ける構成と、水抜き孔6を設ける構成とを採用し、利便性と、洗浄処理の有効性等を図る。尚、図17−1は、図14の内部表面100aの形状(切溝を備えたスリット)の一例を示した平面図、図17−2は、図14の内部表面100aの形状(凹凸、又は梨子地)の一例を示した平面図、図17−3は、図14の底面の形状(カット部を備えた渦巻き溝)の一例を示した平面図である。そして、前述の如く、トレー上のコースターに、コップDを載せて移動しても、また、食事中等にも、コースター内にコップDが固定されているので、コップDの転倒を気にすることがなく、幼児、子供、老人、又は障害者等に優しく、これと同時に、回りの人々にも安心感を与える、転倒防止用のコースターを提供できる。
図18、19に示した第七実施例を説明する。この第七実施例は、容器Aを、洗剤の容器とした例である。その他は、他の各実施例の構成の説明に準ずる。本発明は、シャンプー、洗剤を問わず、粘性を備えた液体等を詰替える際に、容器の転倒やグラつきを防止する等の、前述の効果を発揮する。
図1は、第一実施例の容器立てに、シャンプーの容器を挿入(セット)した状態の斜視図 図2は、図1の平面図 図3−1は、第一実施例の略楕円形状の弾性鰭片と、枠体との関係を示した拡大断面図 図3−2は、第一実施例の弾性鰭片の圧縮状態における枠体、及びシャンプーの容器との関係を示した拡大断面図 図4は、装飾グッズとしての使用を可能とした一例を示した正面図 図5は、第二実施例の容器立てに、シャンプーの容器を挿入(セット)した状態の斜視図 図6は、図5の平面図 図7−1は、第二実施例の弾性筒体と、枠体との関係を示した拡大断面図 図7−2は、第二実施例の弾性筒体の圧縮状態における枠体、及びシャンプーの容器との関係を示した拡大断面図 図8は、第三実施例の容器立てに、シャンプーの容器を挿入(セット)した状態の斜視図 図9は、図8の平面図 図10−1は、第三実施例の容器立てを、装飾グッズとしての使用を可能とした一例を示した正面図 図10−2は、第三実施例の容器立てを、装飾グッズとしての使用を可能とした他の一例を示した正面図 図10−3は、第三実施例の容器立てを、装飾グッズとしての使用を可能とした別の一例を示した正面図 図10−4は、第三実施例の容器立てを、装飾グッズとしての使用を可能としたその他の一例を示した正面図 図10−5は、図4−1の一例の収容と、装飾とを兼ねた使用の一例を示した縮尺斜視図 図11は、第四実施例の容器立てに、シャンプーの容器を挿入(セット)した状態の平面模式図 図12−1は、第五実施例のベースと、枠体との関係を分解して示した側面模式図 図12−2は、図12−1のベースと、枠体、並びにシャンプーの容器との関係を示した側面模式図 図12−3は、図12−1のベースに枠体をセットするとともに、シャンプーの容器をセットした状態の示した側面模式図 図13は、図12−1のベースと、枠体とを連繋する可撓性の環状係止体の一例を示した側面拡大模式図 図14は、第六実施例の容器立てに、容器(コップ)を挿入(セット)した状態の斜視図 図15は、図14の平面図 図16−1は、第六実施例の略楕円形状の弾性鰭片と、枠体との関係を示した拡大断面図 図16−2は、第六実施例の圧縮された弾性鰭片と、枠体、並びに容器(コップ)との関係を示した拡大断面図 図17−1は、図14の底面の形状の一例を示した平面図 図17−2は、図14の底面の形状の他の一例を示した平面図 図17−3は、図14の底面の形状の別の一例を示した平面図 図18は、第七実施例の容器立てに、洗剤の容器を挿入(セット)した状態の斜視図 図19は図18の平面図
符号の説明
1 ベース
1a 中心方向
1b 放射方向
100 表面
100a 内部表面
2 枠体
2a 内側
200 側壁
201 辺
3 撓み部
300 弾性筒体
300a 長さ
300b 押圧部
301 弾性鰭片
302 弾性帯片
4 係止体
5 吸着防止及び/又は水切り手段
6 水抜き孔
A 容器
B 容器立て
B1 装飾グッズ
C 壁面
D コップ

Claims (10)

  1. ベースと、このベースの表面より立設した側壁となり得る枠体と、この枠体の内側に設けた、前記ベースの中心方向及び/又は放射方向に向って撓み機能を有する撓み部を設ける構成とした容器立て。
  2. 請求項1に記載の容器立てであって、
    この撓み部は鰭片であり、この鰭片が、略楕円形状に形成されている構成とした容器立て。
  3. 請求項1に記載の容器立てであって、
    この撓み部片を、可撓性樹脂で形成する構成とした容器立て。
  4. 請求項1に記載の容器立てであって、
    この撓み部は、鼓形の弾性筒体であり、この弾性筒体を、前記枠体の内周壁に適宜間隔をおいて設ける構成とした容器立て。
  5. 請求項1に記載の容器立てであって、
    この容器立ては、シャンプー、洗剤の容器立て用として役立ち、前記撓み部を、略楕円形状とする構成とした容器立て。
  6. 請求項1に記載の容器立てであって、
    この容器立ては、コップ、グラスの容器立て用として役立ち、前記ベースの内部表面に、凹凸、スリット、渦巻き溝の吸着防止及び/又は水切り手段を設ける構成とした容器立て。
  7. 請求項1に記載の容器立てであって、
    このベースに枠体を着脱自在に設ける構造とし、この取付け構造を利用し、このベースに容器を立設した後に、前記撓み部が容器を囲繞するように枠体を容器に被せ、この撓み部をこの容器の基端部に向って移動し、この撓み部を備えた枠体を前記ベースに取付ける構成とした容器立て。
  8. 請求項1に記載の容器立てであって、
    この容器立ては、前記ベースの直径に対して、枠体の直径を略2:1とし、安定性を確保する構成とした容器立て。
  9. 請求項1に記載の容器立てであって、
    この容器立ての収容は、装飾グッズとして、壁、柱、テーブル、ベッド等の立設物に取付け可能とする構成とした容器立て。
  10. 請求項9に記載の容器立てであって、
    このベースを、装飾グッズとして役立つ輪郭形状及び/又は図柄を表示する構成とした容器立て。
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