JP3141538B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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Description
び構造部品の材質に関するものである。
て説明する。図8は従来の液晶表示装置の平面図,図9
は従来の液晶表示装置の最たる特徴を示す部分の断面図
である。
装されたTAB(TAPE AUTOMATED BO
NDING)に異方性導電膜によって接続される、また
は基板上に樹脂モールド形態の液晶駆動用ドライバーを
半田付技術で実装した基板ユニットをヒートシールによ
り液晶パネルに接続する構成になっている。以下この様
な状態をOL−II状態と定義する。従来では該OL−
II状態とバックライト17を、プラスチックケース1
8と金属枠16で挟み込むことにより、液晶表示装置を
構成していた。また表示部が反射モードでは裏面にプラ
スチックケースを設け、このプラスチックケースの中に
OL−IIを組み込み、反対面から金属枠でかしめる事
により固定するか、またはプラスチックケースと同様の
材質であるプラスチック板をあてがい、ネジで固定する
方法が採られていた。
来技術による液晶表示装置では、表示装置の厚みがバッ
クライト内蔵タイプで9.5mmMAX、反射モードタ
イプで約8.0mmMAXとなり、パソコンの小型化に
大きな障害となっている。製品外形がA4ファイルサイ
ズ以下であることから、液晶表示装置に要求される厚み
はバックライト内蔵タイプで約7.5mmMAX、反射
モードタイプで約6.0mmMAXである。
ら600g以下が要求されている。そこで、本発明は上
記欠点を解決するために、金属フレームによりOL−I
Iを固定することにより、液晶表示装置の薄型化軽量化
を図るものである。
パソコン等に用いられる液晶表示装置を提供することで
ある。
は、一対の基板で液晶を挟持してなる液晶パネルおよび
該液晶パネルを固定する第1の金属製フレームと第2の
金属製フレームとからなる2つのフレームを具備した液
晶表示装置であって、前記液晶パネルおよび前記第2の
金属製フレームは第1の金属製フレームの深さ内に収め
られており、前記第2の金属製フレームは帯形状であ
り、前記液晶パネルの端部は前記第1の金属製フレーム
と前記第2の金属製フレームによって挟持されているこ
とを特徴とする。また、前記第1の金属製フレームと前
記第2の金属製フレームとはネジによって接続されるこ
とを特徴とする。なお、前記ネジは前記第1の金属製フ
レーム内に収まっていることが望ましい。また、前記第
1の金属製フレームまたは前記第2の金属製フレームは
折り曲げ部を有し、前記折り曲げ部に前記ネジが挿入さ
れていることを特徴とする。さらに、前記折り曲げ部は
さらに折り曲げ部を有していることが望ましい。
て説明する。図1は本発明の実施例1の平面図,図2は
本発明の実施例1の最たる特徴を示す要部断面図であ
る。
フレームB2,ネジ3、液晶駆動用ドライバー4、TA
B(TAPE AUTOMATED BONDING)
5、基板10、基板固定用の両面粘着剤付テープ6、ネ
ジ側面7、クッション材8、液晶パネル9を示す。
バーリング加工を行ないタップを立ててネジの溝を予め
彫っておく。さらに該金属フレームA1に対し金属フレ
ームB2はネジの直径よりも大きい穴、つまり具体的に
本実施例では、M2.6のネジに対して直径3.0mm
の抜き穴を設けてある。M2.6のネジ3を金属フレー
ムB2を通して金属フレームA1とネジ締めを行なう構
造になっている。クッション材8は該OL−IIと金属
フレームA1の間に、もう一方のクッション材8は、O
L−IIと金属フレームB2の間に位置し液晶パネルと
金属フレームの厚み公差及びネジ締め部分の位置公差を
吸収する為に設けてある。この構造を採った場合、液晶
表示装置の総厚は6.8mmMAXとすることが出来
た。
金属フレームB2の材料は、引っ張り強度と降伏点が高
いこと、硬い材料(MBS<500)が望ましい。具体
的には、ステンレス材SUS−304、SUS−40
3、冷間圧延鋼板としてSPCC−SD、メッキ鋼板E
GC−E、EGC−CF、EGC−EJが挙げられる。
クッション材はシリコンゴム系のものが良く、硬度はJ
IS−A20から70位で良好なネジの締め付け具合い
が得られた。
gとなり、振動衝撃(例えば100G衝撃試験)等一般
的な信頼性を十分満足する構造であることが確認され
た。
を用いて説明する。符号は金属フレームA1、金属フレ
ームB2、該OL−II、ネジ3を示す。本実施例は、
上記実施例1に対しOL−II状態が、該TABを折曲
げずに水平に開く場合を示している。この場合も金属フ
レームとクッション材の使用材料及び構造は実施例1と
同様である。本構造による液晶表示装置の総厚はさらに
6.0mmMAXとすることが出来た。
例は実施例1、2に対して、TAB5の替わりにヒート
シール11と、チップ形態の液晶駆動用ドライバー1
2、金メッキされた基板10から構成されている。チッ
プ形態の液晶駆動用ドライバー12は、COB(CHI
P ON BOAD)技術により基板10に実装され基
板ユニットとして取り扱うことが出来る。この場合も金
属フレームとクッション材の使用材料及び構造は実施例
1と同様である。本構造による液晶表示装置の総厚は
6.8mmMAXとすることが出来た。
例は実施例1、2に対して、TAB5の替わりにヒート
シール11と、樹脂モールド形態の液晶駆動用ドライバ
ー13、金フラッシュメッキされた基板10から構成さ
れている。樹脂モールド形態の液晶駆動用ドライバー1
3は、リフロー等の半田付技術により基板10に実装さ
れ基板ユニットとして取り扱うことが出来る。この場合
も金属フレームとクッション材の使用材料及び構造は実
施例1と同様である。本構造による液晶表示装置の総厚
は7.0mmMAXとすることが出来た。
を用いて説明する。金属フレームA1、金属フレームB
2、ネジ側面7、六角ナット14を示す。実施例1で述
べた構造に対して本実施例は、六角ナットを使用するこ
とにより、金属フレームA1のバーリング加工とネジ溝
を設ける必要が無くなる。これにより、金属フレームA
1の加工が簡略になりコストダウン128円と、寸法精
度の向上特に厚み方向の位置精度の向上が図られた。
うナット、六角袋ナット、六角溶接ナット、T形溶接ナ
ット、四角溶接ナット、フランジ付六角ナット、板ナッ
ト、イダリング、ナイロンナット、セレイト付フランジ
ナット、ばねナット、ばね板ナット、スピードナット、
プッシュナット、フラットプッシュナット、CS形止め
輪、スナップピン、だるまピン、たたきリペットを使用
しても同様の効果があることは言うまでもない。
を用いて説明する。金属フレームA1、金属フレームB
2、ネジ側面7を示す。本実施例は、金属フレームA1
のネジ締め部分を金属ケースの曲げ加工箇所15で示す
ような曲げ加工をしている。これにより強度アップが図
られ、実施例1で述べたように好ましい材料が限られる
事に対して、安価な材料でも本構造が十分信頼性を満足
することが確認された。さらに、曲げ加工を2回以上す
る事により、より強度アップを図ることができた。
示装置の総厚を従来構造に比べ1.5から2.0mm程
度薄くすることができた。さらに部品点数の削減により
金属フレームを使用しているにもかかわらず結果的に総
重量を15%から20%減量することができた。構造が
単純であることから液晶表示装置の組立工程において工
数の低減が図れる他、機能等の不具合が発生した場合に
も簡単にリーワークができる効果も有する。また、振動
衝撃等の信頼性においても従来の構造よりも優れている
ことが確認されている。また、金属フレームが導電性で
あることから、EMI規格と静電気対策に対しても有利
であった。さらに部品点数の削減により大幅なコストダ
ウンが図られた。以上のように本発明により液晶表示装
置の総厚を低減ばかりでなく、数々の優れた効果を有す
る。
ING) 6.両面粘着剤付テープ 7.ネジ側面 8.クッション材 9.液晶パネル 10.基板 11.ヒートシール 12.チップ形態の液晶駆動用ドライバー 13.樹脂モールド形態の液晶駆動用ドライバー 14.六角ナット 15.金属ケースの曲げ加工箇所 16.金属枠 17.バックライト 18.プラスチックケース
Claims (5)
- 【請求項1】一対の基板で液晶を挟持してなる液晶パネ
ルおよび該液晶パネルを固定する第1の金属製フレーム
と第2の金属製フレームとからなる2つのフレームを具
備した液晶表示装置であって、 前記液晶パネルおよび前記第2の金属製フレームは第1
の金属製フレームの深さ内に収められており、 前記第2の金属製フレームは帯形状であり、 前記液晶パネルの端部は前記第1の金属製フレームと前
記第2の金属製フレームによって挟持されていることを
特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の液晶表示装置であって、 前記第1の金属製フレームと前記第2の金属製フレーム
とはネジによって接続されることを特徴とする液晶表示
装置。 - 【請求項3】請求項2に記載の液晶表示装置であって、 前記ネジは前記第1の金属製フレーム内に収まっている
ことを特徴とする表示装置。 - 【請求項4】請求項2もしくは3のいずれかに記載の液
晶表示装置であって、 前記第1の金属製フレームまたは前記第2の金属製フレ
ームは折り曲げ部を有し、 前記折り曲げ部に前記ネジが挿入されていることを特徴
とする液晶表示装置。 - 【請求項5】請求項4に記載の液晶表示装置であって、 前記折り曲げ部はさらに折り曲げ部を有していることを
特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04166018A JP3141538B2 (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04166018A JP3141538B2 (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH063687A JPH063687A (ja) | 1994-01-14 |
JP3141538B2 true JP3141538B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=15823394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04166018A Expired - Lifetime JP3141538B2 (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3141538B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4504715B2 (ja) * | 2004-03-29 | 2010-07-14 | 富士通株式会社 | 電子機器 |
JP4316647B2 (ja) | 2005-12-12 | 2009-08-19 | 三菱電機株式会社 | ディスプレイ装置 |
JP5417519B2 (ja) * | 2012-10-24 | 2014-02-19 | 株式会社東芝 | 表示装置 |
-
1992
- 1992-06-24 JP JP04166018A patent/JP3141538B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH063687A (ja) | 1994-01-14 |
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