JP3141365U - 突合わせミニロールケーキおよびその製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】切り分けの手間が省け、食べやすく、クリーム等の中味の味わいが主体となるミニロールケーキを提供する。
【解決手段】ミニロールケーキは、矩形板状に成型されたスポンジシート2の上に、ジャムやクリーム類などの中味をのせたケーキ素材4から、中味を芯部にしてスポンジシートを外周壁とする円柱状に成型し、外周壁の円周方向の両端面が突合わされている。また、突合わせミニロールケーキ製造装置は、長方形のスポンジシートの上に、中味をのせたケーキ素材を載置して、平坦状からU字状断面を経てO型断面に連続的に移行する下部ベルト11と、U字状断面から誘導金具を経てO型断面に変形されたスポンジシートの上端部を一定時間押さえる上部ベルトと、上端部の相対する端面の突合わせ状態を確実にする押さえロールと、を含む。
【選択図】図5

Description

本考案は、突合わせミニロールケーキおよびその製造装置に係り、より詳細には、矩形板状のスポンジシートを管状に成型し、その外周壁の円周方向の両端面が突合わされている突合わせミニロールケーキおよびその製造装置に関する。
従来のロールケーキは、スポンジシートに、クリーム(ホイップクリーム、バタークリーム、カスタードクリームなど)、ジャム、細かく切った果物などをのせて渦巻き状に巻いたものである。スポンジシートにはココア、抹茶、ナッツなどを混ぜることもある。渦巻き状に巻いて飾り付けのないもの、砂糖をまぶしたもの、さらにクリームを塗ったもの、果物やチョコレートで飾ったものなどがある。
通常、ロールケーキは、図1(b)に示すように、長さが20〜30cm、直径が6〜10cmと大きいため、食べる時は円盤状に切って、何回かに分けて食べるのが一般的である。しかし、大きなロールケーキから食べるだけを切り取り、残りを保存することは面倒である。また、特許文献1に示すように、従来のロールケーキは、スポンジシートを渦巻き状に巻き込んでいるため、クリーム層が薄くスポンジシートの厚い全体がスポンジシート主体の味わいとなっている。中味を多くして巻き込むと、外側の段差の部分から中味がはみ出してしまい、また、段差のない整った形状に押し込むことが難しかった。
特開平5−268867号公報
本考案は、切り分ける手間が省け、食べやすくて、クリーム等の中味の味わいが主体となるようなミニロールケーキの提供を目的とする。
本考案による請求項1に記載の突合わせミニロールケーキは、長方形のスポンジシートの上に、中味をのせたケーキ素材から、前記中味を芯部にして前記スポンジシートを外周壁とする円柱状に成型したミニロールケーキであって、前記外周壁の円周方向の両端面が突合わされていることを特徴とする。
本考案による請求項2に記載の突合わせミニロールケーキ製造装置は、長方形のスポンジシートの上に、中味をのせたケーキ素材を載置して、平坦状からU字状断面を経てO型断面に連続的に移行する下部ベルトと、U字状断面から誘導金具を経てO型断面に変形された前記スポンジシートの上端部を一定時間押さえる上部ベルトと、前記上端部の相対する端面を突合わせ状態を確実にする押さえロールと、を含むことを特徴とする。
請求項3は、前記下部ベルトが、ガイド板に沿って移行することで平坦状からU字状断面を経てO型断面に連続的に変形し、O型断面になった後再びU字状断面を経て平坦状になることを特徴とする。
本考案の突合わせミニロールケーキは、切り分けせずに食べることができ、クリーム等の中味の割合が多いため、中味を充分味わうことが出来る。また、中味としてクリームの他、ジャム、果物、餡など多種のものを入れることができ、層数も多くして、いろいろな味わいをもたせることが可能である。スポンジシートの両端部を突合わせて繋ぐので中味が乾燥しない。外側に段差がなく、断面が円形に整っていて食べやすい形である。
本考案による突合わせミニロールケーキ製造装置は、平坦状からU字状断面を経てO型断面に連続的に移行する柔軟な下部ベルトを使用したので、クリーム等の中味の量が多くても円筒内に包み込むことができる。スポンジシートの上端部を一定時間押さえる上部ベルトを設けたので、段差がなくスポンジシートの上端部の両端を突合わせた接合状態にできる。下部ベルトがO型から平坦状に戻る時は、突合わせ端面の長手方向先端が開きやすいが、押さえロールにより突合わせ状態を確実にして開くことがないようにできる。
ガイド板は、複雑な駆動機構を設けることなく、下部ベルトを平坦状からU字状断面を経てO型断面に連続的に変形させることができる。
以下、図面を参照して、本考案を詳細に説明する。
図1(a)は、本考案のミニロールケーキを示す斜視図であり、(b)は、従来からあるロールケーキを示す斜視図である。図2、図3は、本考案のミニロールケーキ製造装置の側面図及び平面図、図4は、本考案のミニロールケーキ製造装置の上下ベルト部の巾方向の断面図、図5は、下部ベルトの変形状況を示す斜視図、図6、図7は、上下ベルト部の側面図及び平面図、図8は、ミニロールケーキの変形過程を示す図である。図1(a)及び図8に示す通り、本考案のミニロールケーキ1は、矩形板状に成型されたスポンジシート2の上に、クリーム、ジャム、細かく切った果物などの中味3をのせたケーキ素材4を、スポンジシート2が外皮5となるように円筒状に巻き上げ、矩形板状に成型されたスポンジシート2から管状に成型された外皮5の円周方向の両端部6を突合わせたものである。
本考案のミニロールケーキ製造装置は、図2、3、6、7に示す通り、本体を構成するフレーム10と、矩形板状に成型されたスポンジシート2の上に、ジャムやクリーム類、細かく切った果物、カラメルソースなどの中味3をのせたケーキ素材4を載置して平坦状からU字状断面を経てO型断面に連続的に移行する下部ベルト11と、下部ベルト11上のケーキ素材4がU字状断面からO型断面に変形される段階で、変形したケーキ素材4の上端部12を押さえてケーキ素材4のU字状断面からO型断面への変形を支援する誘導金具13と、U字状断面からO型断面への変形したケーキ素材4上部のスポンジシート2を押さえる上部ベルト14と、上部ベルト14の後部で、O型断面状に変形したケーキ素材4の上端部12を押さえて、ケーキ素材4上端部12のスポンジシート2の相対する突合わせ端面15の突合わせ状態を確実にする押さえロール16とからなっている。
下部ベルト11は樹脂製で、2本のロール18間を移動する。下部ベルト11は、図5に示す通り、ガイド板に沿って移行することで平坦状からU字状断面を経てO型断面に連続的に変形し、O型断面になった後再びU字状断面を経て平坦状になる。ガイド板17は、ステンレス製で、ミニロール製造装置のフレーム10に固定されている。誘導金具13は、フレーム10に取り付けられた門型フレーム19から上部ベルト14の装置(ライン)の進行方向に向かって下方に傾斜した腕部の先端に取り付けられており、腕部は、門型フレーム19への取り付け部を支点として傾斜角度を変えることにより誘導金具13のケーキ素材4上端部12に対する押さえ圧が調節できる。
上部ベルト14は、図1に示す通り、ラインの進行方向の先端部がフレームに回転可能に取り付けられており、製造中は、後端部をフレームに固定することによりケーキ素材4上端部12に、上部ベルト14のベルト表面を接触させている。後端部のフレームへの固定具合は調節可能である。
次に、ミニロールの製造方法について説明する。図8に示す通り、ケーキ素材であるスポンジシート2は、別の工程で焼き上げて剥離用部材20の上に載せたものを用意しておく。剥離用部材20に載せられたスポンジシート2の上に、ジャムやクリーム類、細かく切った果物、カラメルソースなどの中味3を載せるが、中味3の量は、ケーキ素材4を円筒状に仕上げたとき、中味3が丁度スポンジシート2からなる外皮5の中に収まるよう予め試作実験して適正量を決めておく。ケーキ素材4の載置段階で、ケーキ素材4の下に剥離用部材20を敷き、剥離用部材20の上にスポンジ状の外皮用スポンジシート2、クリーム状の中味3の順で載置しても良い。
下部ベルト11を作動させると、下部ベルト11上のケーキ素材4は、下部ベルト11に沿ってU字状断面から中味を中心にしたO型断面へ変形する。O型断面に変形したケーキ素材の上端部12は、誘導金具13で押さえて上端部12の形状を整えるとともにケーキ素材の上端部12を突合わせるようにする。O型断面に変形しケーキ素材4の上端部12が突合わせ状態になったケーキ素材4の上端部12を上部ベルト14で押さえて突合わせ端面15を接合させる。接合はスポンジシート自体の接合力を利用する。
上部ベルト14の後部では、O型断面に変形しケーキ素材4の上端部12の突合わせ端面15が接合状態になった前記ケーキ素材4の上端部12をロール16で押さえてケーキ素材4の上端部12の突合わせ端面15の結合強度を増してスポンジシート2からなる管状外皮5の中に中味が収まったミニロールケーキ1が完成する。
本考案の実施例では、ミニロールケーキ1の直径が3.5cm、中心部の直径が16mm、長さが12cmの円筒状ミニロールケーキ1を製造した。外皮5は、厚さ8mm×12cmのふんわりした、かつ、しっとりしたスポンジシート2を使用した。ケーキ素材4を下ベルト11に載せる段階では、厚さ8mm×12cmのスポンジシート2の上に、厚さ1mmのカラメルソースを含むカスタードプリンクリームを敷き詰めた。ケーキ素材4を下部ベルト11に載せ、5cm/秒の走行速度で成型した。
出来上がったミニロールケーキ1は、前記の通り、直径が3.5cm、長さが12cmの円筒状であるため、そのまま食べることができ、切り出しや、余った部分の保存の手間がかからない。また、渦巻き状に巻き込む従来のロールケーキと違って、外皮にふんわり感、しっとり感をもたせることができるので、中味のクリームと相俟って非常に滑らかな食感を付与することが出来る。
本考案は、食べやすい形状の突合わせミニロールケーキとして、また、クリーム等の中味の割合が多くできる突合わせミニロールケーキの製造装置として好適である。
(a)は、本考案のミニロールケーキを示す斜視図であり、(b)は、従来からあるロールケーキを示す斜視図である。 本考案のミニロールケーキ製造装置の側面図である。 本考案のミニロールケーキ製造装置の平面図である。 本考案のミニロールケーキ製造装置の上下ベルト部の巾方向の断面図である。 本考案の下部ベルトの変形状況を示す斜視図である。 本考案の上下ベルト部の側面図である。 本考案の上下ベルト部の平面図である。 ミニロールケーキの変形過程を示す図である。
符号の説明
1 ミニロールケーキ
2 スポンジシート
3 中味
4 ケーキ素材
5 外皮
6 両端部
7 カラメルソース
10 フレーム
11 下部ベルト
12 上端部
13 誘導金具
14 上部ベルト
15 突合わせ端面
16 ロール
17 ガイド板
18 ロール
19 門型フレーム
20 剥離用部材

Claims (3)

  1. 長方形のスポンジシートの上に、中味をのせたケーキ素材から、前記中味を芯部にして前記スポンジシートを外周壁とする円柱状に成型したミニロールケーキであって、前記外周壁の円周方向の両端面が突合わされていることを特徴とする突合わせミニロールケーキ。
  2. 長方形のスポンジシートの上に、中味をのせたケーキ素材を載置して、平坦状からU字状断面を経てO型断面に連続的に移行する下部ベルトと、
    U字状断面から誘導金具を経てO型断面に変形された前記スポンジシートの上端部を一定時間押さえる上部ベルトと、
    前記上端部の相対する端面を突合わせ状態を確実にする押さえロールと、
    を含むことを特徴とする突合わせミニロールケーキ製造装置。
  3. 前記下部ベルトは、ガイド板に沿って移行することで平坦状からU字状断面を経てO型断面に連続的に変形し、O型断面になった後再びU字状断面を経て平坦状になることを特徴とする請求項2に記載の突合わせミニロールケーキ製造装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011177307A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Fuji Oil Co Ltd ロールケーキ様食品用の型及びその型を用いたロールケーキ様食品の製造法

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