JP3141258B2 - 難燃性ポリエステル樹脂組成物 - Google Patents

難燃性ポリエステル樹脂組成物

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JP3141258B2 JP04214148A JP21414892A JP3141258B2 JP 3141258 B2 JP3141258 B2 JP 3141258B2 JP 04214148 A JP04214148 A JP 04214148A JP 21414892 A JP21414892 A JP 21414892A JP 3141258 B2 JP3141258 B2 JP 3141258B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、難燃性、成形性、成形
加工時の熱安定性、加熱滞留時の流動安定性および機械
的強度に優れたポリエステル樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】ポリアル
キレンテレフタレートは、高軟化点を有し、耐熱性、耐
薬品性、耐光性を始め、優れた電気的性質や物理的・機
械的性質を有することから、繊維、フィルム、成形品と
して広く使用されている。しかしながら、特にポリエチ
レンテレフタレートは結晶化速度が遅く、成形時に高い
金型温度を必要とする。この問題点を解決するための手
段として、ポリエチレンテレフタレートにポリブチレン
テレフタレートを添加したり、ポリアルキレングリコー
ルを混合あるいは共重合したりして、結晶化速度を改善
する技術が知られている。しかしながら、かかる二種以
上のポリエステルの混合物や変性ポリエステルは、難燃
性に乏しく、特に建材部品や電気電子部品への適用には
問題が生じ、用途上著しい制限を受ける場合がある。
【0003】そこで、該ポリエステルに難燃性を付与す
るために、有機ハロゲン化合物を添加することが広く行
なわれているが、有機ハロゲン化合物単独では難燃効果
が充分でなく、三酸化アンチモン等の難燃助剤を併用す
る方法が採られている。しかしながら、難燃助剤として
一般的な三酸化アンチモンは、成形加工時の熱安定性の
低下、更には得られた成形体の強度低下を招くという欠
点がある。
【0004】熱安定性を改善したポリエステル難燃樹脂
組成物としては、例えば特開昭57−195142号に
記載の物があり、難燃化のために添加する三酸化アンチ
モンの表面をアルコキシシランで処理して熱安定化を図
っている。しかしながら、この特許公報の実施例でも明
らかなように、成形品の機械的強度、特に引張強度は比
較的低く、特定の分野では充分満足できる物ではない。
また、特開昭57−2357号には、被覆された三酸化
アンチモンには商品的価値のある熱的安定性が無いこと
が記載されている。
【0005】なお、三酸化アンチモン以外の難燃助剤と
しては、アンチモン酸ナトリウムが比較的熱安定性に優
れていることが知られている。例えば、特公平2−55
456号には、アンチモン酸ナトリウム中に含まれるナ
トリウムオキシド成分を選択することにより、難燃性お
よび成形性に優れ、その物性を保持した樹脂組成物が得
られるという記載がある。しかしながら、該特許公報記
載中のアンチモン酸ナトリウムの内ナトリウムオキシド
成分の少ないものを用いた難燃性樹脂組成物は、加熱滞
留時の流動安定性が低く、必ずしも熱安定性が改善され
たとは言い難い。
【0006】本発明の課題は、難燃性、成形性、成形加
工時の熱安定性、加熱滞留時の流動安定性および機械的
強度に優れたポリエステル樹脂組成物を提供する処にあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の難燃性ポリエス
テル樹脂組成物は、 (A)ポリエチレンテレフタレート 1〜96重量% (B)ポリブチレンテレフタレート 1〜96重量% (C)ポリブチレンテレフタレートと下記一般式で表わ
されるポリアルキレングリコールとからなるブロック共
重合体 3〜50重量%
【化2】 (式中、Xは−C(CH−基、−SO−基、−
CO−基、−S−基、−O−基などの2価の結合基を表
わし、R、RはそれぞれC〜Cのアルキレン
基、m、nはそれぞれ5〜20の整数である。)からな
る混合物100重量部に対し、 (D)有機ハロゲン系難燃化剤 3〜40重量部 (E)Ho 値が4.8を超えて12.0を超えないアン
チモン酸ナトリウム 1〜20重量部 を配合してなることを特徴とする。
【0008】本発明における(A)成分のポリエチレン
テレフタレートとは、酸成分としてのテレフタル酸また
はエステル形成能を有するその誘導体と、エチレングリ
コールまたはエステル形成能を有するその誘導体とから
なる直鎖飽和ポリエステルをいう。
【0009】本発明における(B)成分のポリブチレン
テレフタレートとは、酸成分としてのテレフタル酸また
はエステル形成能を有するその誘導体と、テトラメチレ
ングリコールまたはエステル形成能を有するその誘導体
とからなる直鎖飽和ポリエステルをいう。
【0010】前記ポリエチレンテレフタレートおよびポ
リブチレンテレフタレートには、20モル%以下の他の
酸成分、または、グリコール成分を含んでもよく、その
具体例としては、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジ
カルボン酸、4,4′−ビフェニルジカルボン酸、アジ
ピン酸、セバシン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、シ
クロヘキサン−1,4−ジメタノール、2,2−ジメチ
ルプロパン−1,3−ジオール等がある。
【0011】本発明における(C)成分のブロック共重
合体とは、ポリブチレンテレフタレートと下記一般式で
表わされるポリアルキレングリコールとからなるブロッ
ク共重合体をいう。
【化3】 (式中、Xは−C(CH−基、−SO−基、−
CO−基、−S−基、−O−基などの2価の結合基を表
わし、R、RはそれぞれC〜Cのアルキレン
基、m、nはそれぞれ5〜20の整数である。)
【0012】このポリアルキレングリコールの具体例と
しては、ビスフェノールAのエチレンオキシド付加物、
ビスフェノールAのプロピレンオキシド付加物、ビスフ
ェノールAのテトラメチレンオキシド付加物、ビスフェ
ノールSのエチレンオキシド付加物等が挙げられる。
【0013】ポリブチレンテレフタレートと上記一般式
で表わされるポリアルキレングリコールのブロック共重
合体は、公知の方法で得ることができる。例えば、ポリ
ブチレンテレフタレートのオリゴマーとポリアルキレン
グリコールとを、1Torr以下の真空下、260℃で
共重合して得ることができる。
【0014】(A)、(B)および(C)成分からなる
混合物中の各成分の割合は、(A)成分が1〜96重量
%、(B)成分が1〜96重量%、(C)成分が3〜5
0重量%である。
【0015】また、ポリアルキレングリコールの含有量
は、(A)、(B)および(C)成分からなる混合物中
1〜30重量%、好ましくは3〜20重量%である。含
有量が1重量%未満だと満足する成形性が得られない。
30重量%を超えるとポリエステル成形体の機械的強度
が大きく低下する。
【0016】本発明における(D)成分の有機ハロゲン
系難燃化剤は、一般にハロゲン系難燃化剤として取扱わ
れる化合物をいうが、ポリエステル樹脂組成物が成形加
工時に受ける熱履歴を考慮すると、耐熱性に優れた芳香
族ハロゲン化合物が好ましい。例として、デカブロモジ
フェニルエーテル、テトラブロモビスフェノールAエピ
クロルヒドリンより得られるブロム化エポキシ化合物の
ようなハロゲン化エポキシ化合物、テトラブロモビスフ
ェノールAとホスゲンより得られるブロム化ポリカーボ
ネート等のハロゲン化ポリカーボネート、ブロム化ポリ
スチレン等が挙げられる。これら有機ハロゲン系難燃化
剤の添加量は、該組成物を難燃化するに足る量でよい
が、(A)、(B)および(C)成分からなる混合物1
00重量部に対して3〜40重量部の範囲にあることが
好ましい。添加量が3重量部未満だと満足する難燃性が
得られない。40重量部を超えるとポリエステル成形体
の物性が大きく低下する。
【0017】本発明における(E)成分のアンチモン酸
ナトリウムは、H値が4.8を超える固体酸強度を有
することが必要である。アルミナに代表される金属酸化
物が固体酸としての性質を有することは広く知られてい
るが、その固体酸の強さ、すなわち酸強度は、H値で
表わすことができる。H値は、その値が小さいほど、
より酸性の強い固体酸であることを意味する。H値が
4.8以下のアンチモン酸ナトリウムを用いた場合、ア
ンチモン酸ナトリウムの強い酸性のため、得られたポリ
エステル樹脂成形体の物性が低く、好ましくない。H
値の上限は酸強度12.0を超えないのが好ましい。H
値が12.0を超えるアンチモン酸ナトリウムを用い
た場合、アンチモン酸ナトリウムの強いアルカリ性のた
め、得られたポリエステル樹脂成形体の物性が低く、好
ましくない。このアンチモン酸ナトリウムの添加量は、
(A)、(B)および(C)成分からなる混合物100
重量部に対して1〜20重量部の範囲にあることが好ま
しい。添加量が1重量部未満だと満足する難燃性が得ら
れない。20重量部を超えると成形加工時の熱安定性、
加熱滞留時の流動安定性および機械的強度が大きく低下
する。本発明において用いられる固体酸強度の異なるア
ンチモン酸ナトリウムの製造方法は、特に限定されない
が、例えば下記構造を有するアンチモン化合物を100
℃以上の温度にて加熱することによって得ることができ
る; XNa O・(1−X)Sb ・YH O…(1) 但し、式中Xは0〜1の数であり、Yは結晶水の数であ
って、0以上の数である。なお、式中Xの数値が大きい
ほど、加熱後に得られるアンチモン酸ナトリウムの固体
酸性度は小さいものとなる傾向にあり、式中Xの数値が
小さいほど、得られるアンチモン酸ナトリウムの固体酸
性度は大きいものとなる傾向がある。
【0018】本発明において、上記(A)、(B)、
(C)、(D)および(E)成分の混合物は、(A)成
分であるポリエチレンテレフタレートの融点以上におい
て押出機あるいは射出成形機を用いて溶融混練して得る
ことができる。押出機または射出成形機は、アンチモン
酸ナトリウムの吸湿の影響を抑えるためにベント機構を
備えたものであるのが好ましい。
【0019】本発明の樹脂組成物には、マイカ、タル
ク、クレー、炭酸カルシウム、酸化チタン、ガラスビー
ズ、ガラスフレーク、ガラス粉末、ウォラストナイト、
チタン酸カリウムなどの無機充填剤、強化剤を、本発明
の目的を損なわない程度に配合してもよい。さらに、熱
安定剤、酸化防止剤、結晶核剤、離型剤、着色剤、紫外
線吸収剤や帯電防止剤なども、本発明の目的を損なわな
い程度に配合してもよい。
【0020】
【実施例】以下、実施例および比較例に基づき本発明の
組成物をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実
施例に限定されるものではない。
【0021】なお、主な特性の測定法は次の通りであ
る。 難燃性: UL規格Subject94 引張強度: ASTM規格D−638 流動性: 高化式B法フローJIS規格K7210−1
976
【0022】実施例1 固有粘度[η](フェノールと1,1,2,2−テトラ
クロロエタンの重量比1:1の混合溶媒中、20℃で測
定)が0.63dl/gで充分に乾燥したポリエチレン
テレフタレート60重量%、固有粘度[η](フェノー
ルと1,1,2,2−テトラクロロエタンの重量比1:
1の混合溶媒中、20℃で測定)が0.85dl/gで
充分に乾燥したポリブチレンテレフタレート7重量%、
およびポリブチレンテレフタレート70重量%とビスフ
ェノールAのエチレンオキシド付加物(分子量100
0)30重量%のブロック共重合体33重量%、ならび
に、これらの混合物100重量部に対して臭素化エポキ
シ樹脂(YPB−43M 東都化成(株)製)22重量
部、固体酸強度が12.0≧H値>6.8の範囲にあ
るアンチモン酸ナトリウム(上記式(1)中、X=0.
50、Y=2であるアンチモン化合物を300℃にて加
熱処理して得られたもの)8重量部およびガラス繊維
(T−195H 日本電気硝子(株)製)56重量部を
ブレンダーにて混合し、これをベント機構を備えた45
mmφ押出機に供給し、シリンダー温度260℃にて溶
融混練を行ない、ペレット状の樹脂組成物を得た。この
ペレットを140℃にて4時間乾燥した後、射出成形機
(型締め圧50トン)を用い、シリンダー温度260℃
および280℃、金型温度80℃にて特性評価用の試験
片を作成した。この試験片を用いて評価した特性を表1
に示す。なお、熱的安定性の評価は、シリンダー温度2
60℃で射出成形した試験片の引張強度とシリンダー温
度280℃で射出成形した試験片の引張強度との比較、
すなわち、下記に示す強度保持率に基づいて行なった。
【0023】
【数1】
【0024】実施例2 臭素化エポキシ樹脂の代りに臭素化ポリスチレン樹脂
(PC 68PB 日産フェロー(株)製)22重量部
を用いる以外は実施例1と同様にして、成形品を得、特
性を評価した。結果を表1に示す。
【0025】比較例1 アンチモン酸ナトリウムを除外し、ガラス繊維を52重
量部用いる以外は実施例1と同様にして、成形品を得、
特性を評価した。結果を表1に示す。
【0026】比較例2 アンチモン酸ナトリウムと臭素化エポキシ樹脂を除外
し、ガラス繊維を43重量部用いる以外は実施例1と同
様にして、成形品を得、特性を評価した。結果を表1に
示す。
【0027】
【表1】
【0028】実施例3 ポリエチレンテレフタレートを45重量%、ポリブチレ
ンテレフタレートを38重量%、ポリブチレンテレフタ
レート70重量%とビスフェノールAのエチレンオキシ
ド付加物(分子量1000)30重量%のブロック共重
合体を17重量%とする以外は実施例1と同様にして、
成形品を得、特性を評価した。結果を表2に示す。
【0029】また、押出後のペレットを140℃にて4
時間乾燥した後、フローテスター(ノズル寸法1mmφ
×10L、荷重100kg/cm)を用いて、280
℃における樹脂組成物の流動性を測定した。なお、流動
性測定に際し、ペレットの溶融のための予熱時間は通常
5分で充分であるが、加熱滞留時の流動安定性を評価す
るため、さらに予熱時間10分、15分の計3水準にて
測定を行なった。結果を表2に示す。
【0030】なお、加熱滞留時の流動安定性の評価は、
予熱時間5分のフロー値と予熱時間10分および15分
のフロー値との比較、すなわち下記に示すフロー値増加
率に基づいて行なった。
【0031】
【数2】
【0032】比較例3 固体酸強度が12.0≧H値>6.8の範囲にあるア
ンチモン酸ナトリウムの代りに三酸化アンチモン(パト
ックスC 日本精鉱(株)製)8重量部を用いる以外は
実施例3と同様にして、成形品を得、特性を評価した。
結果を表2に示す。
【0033】比較例4 固体酸強度が12.0≧H値>6.8の範囲にあるア
ンチモン酸ナトリウムの代りに五酸化アンチモン(アポ
ックスS 日本精鉱(株)製)8重量部を用いる以外は
実施例3と同様にして、成形品を得、特性を評価した。
結果を表2に示す。
【0034】
【表2】
【0035】実施例4 固体酸強度が12.0≧H値>6.8の範囲にあるア
ンチモン酸ナトリウムの代りに固体酸強度が6.8≧H
値>4.8の範囲にあるアンチモン酸ナトリウム(上
記式(1)中、X=0.45、Y=2であるアンチモン
化合物を700℃にて加熱処理して得られたもの)8重
量部を用いる以外は実施例3と同様にして、成形品を
得、特性を評価した。結果を表3に示す。
【0036】比較例5 固体酸強度が12.0≧Ho 値>6.8の範囲にあるア
ンチモン酸ナトリウムの代りに固体酸強度が4.8≧H
o 値>3.3の範囲にあるアンチモン酸ナトリウム8重
量部を用いる以外は実施例3と同様にして、成形品を
得、特性を評価した。結果を表3に示す。
【0037】比較例6 固体酸強度が12.0≧H値>6.8の範囲にあるア
ンチモン酸ナトリウムの代りに固体酸強度がH値≦
3.3の範囲にあるアンチモン酸ナトリウム(上記式
(1)中、X=0.25、Y=4であるアンチモン化合
物を700℃にて加熱処理して得られたもの)8重量部
を用いる以外は実施例3と同様にして、成形品を得、特
性を評価した。結果を表3に示す。
【0038】
【表3】
【0039】
【発明の効果】本発明の難燃性ポリエステル樹脂組成物
は、難燃性、成形性、成形加工時の熱安定性、加熱滞留
時の流動安定性および機械的強度に優れており、成形
品、繊維、フィルム分野においてその工業的価値は大き
い。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 67/00 - 67/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)ポリエチレンテレフタレート 1〜
    96重量% (B)ポリブチレンテレフタレート 1〜96重量% (C)ポリブチレンテレフタレートと下記一般式で表わ
    されるポリアルキレングリコールとからなるブロック共
    重合体 3〜50重量% 【化1】 (式中、Xは−C(CH−基、−SO−基、−
    CO−基、−S−基、−O−基などの2価の結合基を表
    わし、R、RはそれぞれC〜Cのアルキレン
    基、m、nはそれぞれ5〜20の整数である。)からな
    る混合物100重量部に対し、 (D)有機ハロゲン系難燃化剤 3〜40重量部 (E)Ho 値が4.8を超えて12.0を超えないアン
    チモン酸ナトリウム 1〜20重量部 を配合してなることを特徴とする難燃性ポリエステル樹
    脂組成物。
  2. 【請求項2】 (A)成分、(B)成分および(C)成
    分からなる混合物中のポリアルキレングリコールの含有
    量が、1〜30重量%である請求項1記載の難燃性ポリ
    エステル樹脂組成物。
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