JP3141169B2 - ナトリウム−硫黄電池 - Google Patents

ナトリウム−硫黄電池

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    • H01M10/36Accumulators not provided for in groups H01M10/05-H01M10/34
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    • H01M10/3909Sodium-sulfur cells
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はナトリウム−硫黄電池に
係り、特に昇温及び降温時における電池の破損防止、寿
命の改善に好適な陽極構造を有するナトリウム−硫黄電
池に関する。
【0002】
【従来の技術】ナトリウム−硫黄電池は、ナトリウムイ
オンのみを通過させる固体電解質管を介し、一方に陰極
活物質である溶融ナトリウム、他方に陽極活物質である
溶融硫黄又は多硫化ナトリウムが設けられ、約300〜
350℃で充放電が行われる二次電池である。
【0003】上記電池が冷却されると、多孔質又は繊維
状の電子伝導材に陽極活物質である硫黄を充填した円筒
状の陽極構造体は、溶融状態の硫黄又は多硫化ナトリウ
ムが固体電解質管外周に密着したまま凝固するが、硫黄
又は多硫化ナトリウムは固体電解質管を形成している
β”−アルミナよりも熱膨張率が高く、つまり、収縮量
が大きいため固体電解質管に箍しめによる応力を発生さ
せることになる。この時、収縮力が固体電解質管全周わ
たり均一に作用するならば、固体電解質管に対する周方
向応力は圧縮となり強度上問題となることはないが、現
実には製造上の不均一、例えば、陽極構造体の偏肉、固
体電解質管と陽極容器の偏心、固体電解質管の真円度及
び陽極構造体の密度の不均一あるいは凝固速度の不均一
などによってこれらが固体電解質管に対し周方向に不均
一な外力となって作用し、局部的には引っ張り応力が発
生しこの部分の固体電解質管の破損による電池全体の破
壊を招く恐れがある。
【0004】さて、陽極構造体は一般に、多孔質電子伝
導材として炭素繊維フェルトを用いこれに硫黄を充填し
て作られ、固体電解質管と陽極容器との間に挿入され
る。これは、硫黄単体としては電子伝導性を有していな
いので、多孔質電子伝導材を陽極内に充填し、外部回路
から陽極容器に流入、あるいは、逆に流出する電子の陽
極内部への通路を設けている。この時、炭素繊維フェル
トは径方向に圧縮された状態で硫黄の固化によって保持
されている。これは、硫黄が溶融した電池作動状態にお
いて、外部端子である陽極容器と炭素繊維との接触性を
良好にし、又、陽極内の炭素繊維の充填率を高めて、電
子伝導性を良くするためである。
【0005】この陽極構造体から発生する前記外力を軽
減し、固体電解質管の低応力化のために従来は、特開昭
61−156640号公報のように陽極構造体の分割、
切り込み及び粉砕等の対策が講じられている。また他の
従来例として、表面が硫化される金属材を固体電解質管
の周囲に設けたもの(特開昭60−235369号公
報)及び固体電解質管の底部に環状支持部材を設けたも
の(特開昭62−82668号公報)が挙げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術において陽極構造体の分割、切り込みを施しても
初期組立て状態では分離されていた繊維も硫黄が溶融し
た時点で復元し、繊維同士の再交叉により間隙は存在し
ない状態となり応力低減効果は期待できない。さらに、
炭素繊維のない硫黄のみの陽極構造体としても、溶融・
凝固により外力が発生することが確認されていることか
ら、陽極構造体の凝固時に固体電解質管に発生する応力
を避けることは不可能であり、初期破損の防止及び寿命
の改善は望めない。
【0007】この点を更に詳しく説明すると、陽極構造
体は、硫黄又は多硫化ナトリウムを多孔質又は繊維状の
電子伝導材に充填した、いわゆる繊維強化樹脂のごとく
の構造となっている。この陽極構造体は、平均的には約
90%以上の密度で硫黄又は多硫化ナトリウムが充填さ
れており、従って、固体化した場合の熱膨張係数は前記
硫黄又は多硫化ナトリウムの物性値に支配され、例え
ば、室温から約100℃近傍までの熱膨張係数は固体電
解質管を形成しているβ”−アルミナの約5〜10×1
0~6℃に対し約30〜200×10~6℃と大きい。つま
り、降温時には固体電解質管に対して陽極構造体の熱収
縮量が大きいため、この収縮力は全て固体電解質管に周
方向不均一圧環力となって作用することになる。この時
の固体電解質は前記した構造上の不均一あるいは陽極構
造体の密度の不均一及び温度分布によって発生する外力
により図6のように不規則に変形する。この変形によっ
て例えばA点の如く変形曲率が大なる箇所では外周側に
おいて周方向に引張応力が発生し、この発生応力が固体
電解質管の強度以上に達した場合に破損に至ることにな
る。なお、陽極構造体から発生する外力は前記した従来
技術においても皆無にすることはできず、固体電解質管
側においてもセラミックスの構造体であるため、強度増
大あるいはバラツキには限度がある。これら、高応力発
生部と低強度部材が組合さった場合は比較的初期に破損
にいたるため、従来とは異なる方法による外力の分散化
が必要となった。また特開昭60−235369号公報
に開示されている金属材は陽極活物質の利用率を高める
ために設けられるもので、本発明の前記応力に対しては
全く考慮されていない。特開昭62−82668号公報
に開示されている環状支持部材は電解質管の横ずれを防
止するものであり、やはり本発明の前記応力に対しては
全く考慮されていない。
【0008】本発明の目的は、係る問題点を解決するた
めに、固体電解質管に発生する応力を低減し、電池の破
損防止及び寿命の改善を図ったナトリウム−硫黄電池を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、袋状の固体電解質管の内側に陰極活物質であ
るナトリウム、この固体電解質管の外側に多孔質又は繊
維状の電子伝導材に陽極活物質である硫黄を充填した円
筒状の陽極構造体が配設されてなるナトリウム−硫黄電
池において、前記固体電解質管の外側面と陽極構造体と
の間に該陽極構造体から前記固体電解質管に加わる応力
を受けて該応力を分散させる応力分散部材が設けられた
ものである。
【0010】
【0011】前記ナトリウム−硫黄電池において、応力
分散部材は固体電解質管の外側面に設けられたスリーブ
であるものがよい。また、スリーブは固体電解質管の外
側面にすきま嵌めされて設けられたものがよい。また、
スリーブは陽極構造体と固体電解質管との接触を確保す
る孔が設けられているものがよい。また、陽極構造体は
軸方向に複数に分割され、スリーブはその分割された個
々の陽極構造体の重ね部に設けられたフランジ付きスリ
ーブであるものがよい。また、陽極構造体は軸方向に複
数に分割され、スリーブはその分割された個々の陽極構
造体に設けられた短尺スリーブであるものがよい。
【0012】
【作用】固体電解質管に発生する応力を低減させるには
固体電解質管を小径化するか、逆に陽極構造体の厚みを
薄くし固体電解質管を厚肉化すればよいが、何れも電池
性能(容量、効率)を低下させ好ましくない。従って、電
池性能を保ちつつ固体電解質管の応力を低減するには固
体電解質管を保護するスリ−ブ材等の応力分散部材が必
要となる。
【0013】本発明は陽極構造体から発生する外力を固
体電解質管の外周にすきま嵌め等にて挿入したスリ−ブ
等の応力分散部材にて負担することを要旨とするため、
このスリ−ブ等は前記外力に対し容易に塑性変形しない
程度の剛性を有することが条件となる。ここで、固体電
解質管の板厚Tmmとすると、スリーブの必要剛性は目
的とする応力低減量によって異なるが、経験的に等価板
厚がT/2以上とすることが望ましい。固体電解質管の
板厚2mmの供試体で実験したところ、前記図6のA点
において、応力約100MPaを実測した。この100
MPaを50MPaにまで低下させるには陽極構造体か
らの外力の半分をスリーブで受けてやればよいことにな
り、必要板厚は1mmとなる。従って打ち抜き部あるい
は非挿入部を考慮すると等価板厚T/2以上となる。
【0014】しかしながら、ここで、固体電解質管の外
周全域をスリ−ブ等で覆うと、固体電解質管と電子伝導
材としての炭素繊維フェルトとの接触が遮断されあるい
は、局部的な接触のみとなって、電池として成立しなく
なる。そのため、固体電解質管全表面積の相当の面積は
固体電解質管と電子伝導材が接触していることが必要と
なる。そのために前記スリ−ブ等は打ち抜き板による長
尺円筒構造か、あるいは必要な長さのみスリ−ブで覆
い、その他の部分は遮蔽物無しに固体電解質管と電子伝
導材を接触させる1個あるいは複数個のリング状の短尺
スリ−ブ構造とする必要がある。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係るナトリウム−硫黄電池の
実施例を図面を参照して説明する。図1に本発明の一実
施例を示す。陰極活物質である溶融ナトリウム1は固体
電解質管2の内側にあり、その上部は外部端子でもある
陰極容器3によって封じられている。陽極活物質である
硫黄は、前述したように炭素繊維フェルトに充填した状
態で陽極構造体4の内部にあり、外部端子でもある陽極
容器5に包まれている。絶縁リング6は陰極容器3と陽
極容器5の電気的絶縁体である。本発明は固体電解質管
2の外周、つまり陽極構造体4の内部に応力分散部材で
あるスリ−ブ7を設けたものである。
【0016】このように構成された本実施例につき以下
にその作用を説明する。スリ−ブ7は、陽極構造体4の
成形時に炭素繊維、硫黄と同時にモ−ルド成形するか、
単体で組み込むかして組み立てたものである。陽極構造
体4は陽極容器5の内径と固体電解質管2の外形との間
隙寸法より大きい素材厚みを有する炭素繊維を圧縮して
硫黄をモ−ルドし、円筒あるいはセグメント構造に成形
する。したがって、固体電解質管2とスリ−ブ7及び、
スリ−ブ7と陽極構造体4の間は最初の組立状態ではす
きま嵌めであるが、第一回目の昇温によって陽極構造体
4に充填されている硫黄が溶融すると炭素繊維は前記し
た圧縮成形状態が開放され、その復元力によって陽極容
器5とスリ−ブ7との間で張った状態で保持される。こ
の場合の復元力により固体電解質管2に発生する応力は
0.1MPa程度であり、強度的に問題となる大きさで
はない。これに対し降温時については、ナトリウム−硫
黄電池の作動温度約300〜350℃から硫黄の融点約
120℃までの範囲は液相であるが、その後の冷却によ
って固化し、それにつれて陽極構造体4の強度も増大し
つつ収縮する。従来構造であればこの収縮力は全て固体
電解質管2のみで受けていたが、本発明によりスリ−ブ
7でも受け持つことになる。
【0017】図2はスリ−ブ7の構造の一例として、抜
き孔8を設けた長尺スリ−ブについて詳細に示したもの
である。スリ−ブ7は陽極構造体4の熱変形時の外力に
よって塑性変形を起こさない耐力を保持させることが必
要であり、さらに、接触部を確保するために打ち抜き孔
8を設けた。
【0018】図3は本発明の他の実施例としてフランジ
付短尺スリ−ブ構造を示したものである。本実施例によ
れば、軸方向に二個以上の陽極構造体4に分割し、その
重ね部にフランジ付スリ−ブ9を設けたものであり、こ
れによって陽極構造体4より発生する外力は分散させら
れ、また、フランジ付スリ−ブ9以外のところは、固体
電解質管2と陽極構造体4が接触するようになってお
り、電池性能が確保される。
【0019】図4は本発明の他の実施例としてストレ−
トの短尺スリ−ブ10を複数個、固体電解質管2にそっ
て配した構造を示したものであり、その機能は図3と同
じである。
【0020】図5に温度と固体電解質管に発生する応力
の関係を従来構造と本発明について示す。つまり、降温
になるに従い陽極構造体が硬化し、それに伴って強度も
増大するため、拘束応力が発生する。この応力が固体電
解質管の強度を超えた場合に破損に至るが、本発明によ
って固体電解質管の応力が低減され、電池の破損防止及
び寿命の改善が図れる。ここで、図3のように固体電解
質管2と陽極構造体4が完全に円周方向に接触している
部分は直接固体電解質管2に外力が作用するが、隣接す
るスリ−ブが外力を負担するので応力は低減する。
【0021】以上、打ち抜き孔のある長尺及び短尺のス
リ−ブ構造の実施例について示したが、スリ−ブ長につ
いては固体電解質管を保護したい部分に限って設定して
もよい。なお、陽極構造体を構成している硫黄あるいは
多硫化ナトリウムは腐食性が強く、さらに、作動温度が
約300〜350℃であることから上記各スリ−ブを形
成する材質はセラミックス又はステンレス(SUS)等
の耐食性を有したものであることが必要である。
【0022】上述したように、本実施例によれば昇温及
び降温時の陽極構造体の熱変形による外力を固体電解質
管の外周に配設した応力分散部材で分担させることによ
り固体電解質管に発生する応力を低減することが可能と
なり、昇降温時の固体電解質管の破損を防止することが
できる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、従来、固体電解質管の
みで受けていた陽極構造体の熱変形による外力を固体電
解質管の外周に配設した応力分散部材で分担させること
により、固体電解質管に発生する応力を低減することが
可能となり、これによって昇降温時の破損を防止するこ
とができ、信頼性の高いナトリウム−硫黄電池が実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1に関する組立て状態図である。
【図3】本発明の他の一実施例を示す部分断面図であ
る。
【図4】本発明の他の一実施例を示す部分断面図であ
る。
【図5】従来と本発明の固体電解質管の応力状態図であ
る。
【図6】従来例の欠点を説明する断面図である。
【符号の説明】
2 固体電解質管 4 陽極構造体 7 スリ−ブ(応力分散部材) 8 打ち抜き孔 9 フランジ付スリ−ブ 10 短尺スリ−ブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−77369(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 10/39

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋状の固体電解質管の内側に陰極活物質
    であるナトリウム、この固体電解質管の外側に多孔質又
    は繊維状の電子伝導材に陽極活物質である硫黄を充填し
    た円筒状の陽極構造体が配設されてなるナトリウム−硫
    黄電池において、前記固体電解質管の外側面と陽極構造
    体との間に該陽極構造体から前記固体電解質管に加わる
    応力を受けて該応力を分散させる応力分散部材が設けら
    、該応力分散部材は固体電解質管の外側面に設けられ
    たスリーブであり、該スリーブは軸方向に複数に分割さ
    れた個々の陽極構造体の重ね部に設けられたフランジ付
    きスリーブであることを特徴とするナトリウム−硫黄電
    池。
  2. 【請求項2】 袋状の固体電解質管の内側に陰極活物質
    であるナトリウム、この固体電解質管の外側に多孔質又
    は繊維状の電子伝導材に陽極活物質である硫黄を充填し
    た円筒状の陽極構造体が配設されてなるナトリウム−硫
    黄電池において、前記固体電解質管の外側面と陽極構造
    体との間に該陽極構造体から前記固体電解質管に加わる
    応力を受けて該応力を分散させる応力分散部材が設けら
    れ、該応力分散部材は固体電解質管の外側面に設けられ
    たスリーブあり、該スリーブは軸方向に複数に分割され
    た個々の陽極構造体に設けられた短尺スリーブである
    とを特徴とするナトリウム−硫黄電池。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記スリーブ
    の等価板厚を前記固体電解質管の板厚の1/2以上とす
    ことを特徴とするナトリウム−硫黄電池。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記スリーブは固体
    電解質管の外側面にすきま嵌めされて設けられたもので
    あることを特徴とするナトリウム−硫黄電池。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4において、前記スリーブ
    は陽極構造体と固体電解質管との接触を確保する孔が設
    けられていることを特徴とするナトリウム−硫黄電池。
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