JP3140798U - クリーンユニットおよび連結クリーンユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】密閉可能に構成され、内部をクリーンな環境に維持することができる作業室1と、作業室1に設けられた送風動力を伴う塵埃フィルターと、作業室1と塵埃フィルターの入口との間を気密性を持って接続する気体流路とを有し、作業室1から流出する気体の全てがその気体流路を通って塵埃フィルターの入口に入るように構成されたクリーンユニットにおいて、作業室1の内部に作業室1の上部の壁面11cに対向して少なくとも一層の塵埃フィルター17を設ける。気体流路の一部を、作業室1の一つの壁面に設けられた二重壁11a、11bの間の空間であって作業室1の内部より体積が小さいものにより構成する。
【選択図】図6
Description
そこで、このような超高清浄度環境を実現することを目的として、本考案者により、密閉可能に構成され、内部をクリーンな環境に維持することができる作業室と、上記作業室に設けられた送風動力を有する塵埃フィルターと、上記作業室と上記塵埃フィルターの入口との間を気密性を持って接続する気体流路とを有し、上記作業室から流出する気体の全てが上記気体流路を通って上記塵埃フィルターの入口に入るように構成されたクリーンユニットであって、上記気体流路の一部が、上記作業室の一つの壁面に設けられた二重壁の間の空間であって上記作業室の内部より体積が小さいものにより構成されたものが提案され(特許文献9参照。)、既に実用化されている。
そこで、この考案が解決しようとする課題は、大掛かりで小回りが効かず、巨大な設備投資や固定資産負担が必要な巨大なクリーンルームを用いることなく、例えばISOクラス−1以上の超高清浄度のクリーンエアー環境を実現することができ、しかも小型に構成することができるクリーンユニットおよびこのクリーンユニットを用いた連結クリーンユニットを提供することである。
密閉可能に構成され、内部をクリーンな環境に維持することができる作業室と、
上記作業室に設けられた送風動力を伴う塵埃フィルターと、
上記作業室と上記塵埃フィルターの入口との間を気密性を持って接続する気体流路とを有し、
上記作業室から流出する気体の全てが上記気体流路を通って上記塵埃フィルターの入口に入るように構成されたクリーンユニットであって、
上記作業室の内部に上記作業室の上部の壁面に対向して少なくとも一層の塵埃フィルターが設けられている
ことを特徴とするものである。
クリーンな環境に維持することができるクリーンユニットが複数連結された連結クリーンユニットにおいて、
少なくとも一つのクリーンユニットが、
密閉可能に構成され、内部をクリーンな環境に維持することができる作業室と、
上記作業室に設けられた送風動力を伴う塵埃フィルターと、
上記作業室と上記塵埃フィルターの入口との間を気密性を持って接続する気体流路とを有し、
上記作業室から流出する気体の全てが上記気体流路を通って上記塵埃フィルターの入口に入るように構成されたクリーンユニットであって、
上記作業室の内部に上記作業室の上部の壁面に対向して少なくとも一層の塵埃フィルターが設けられているものである
ことを特徴とするものである。
好適には、作業室から流出する気体の風量に対する作業室の内部の体積の比を2.5分以下とする。
クリーンユニットの連結を行う場合、作業室の後部、上部および下部のうちの少なくとも一つならびに少なくとも一方の側部にそれぞれ連結部が設けられるが、作業室の連結部を後部、上部、下部および二つの側部のどこに設けるかは、クリーンユニットを二次元的(平面的)または三次元的(立体的)にどのように配置するかに応じて適宜決められる。例えば、連結クリーンユニットを水平面内に配置する場合、連結の自由度を大きくし、連結クリーンユニットのフレキシビリティーを高めるためには、好適には、連結部は、作業室の後部および両側部にそれぞれ設けられる。この場合、一つのクリーンユニットに対し、後部および両側部に合計三つのクリーンユニットを連結することが可能である。また、クリーンユニットを鉛直面内に配置する場合、連結の自由度を大きくし、連結クリーンユニットのフレキシビリティーを高めるためには、好適には、連結部は、作業室の上部または下部および両側部にそれぞれ設けられる。この場合、一つのクリーンユニットに対し、上部または下部および両側部に合計三つのクリーンユニットを連結することが可能である。連結部は、例えば、作業室の壁に設けられた開口部とこの開口部を開閉可能に設けられた遮断板とを有する。この遮断板は、開閉可能である限り、基本的にはどのようなものであってもよいが、典型的には、引き戸や扉などである。この遮断板の開閉は、手動で行ってもよいし、光センサーなどのセンサーを作業室内部に取り付けるとともに、遮断板の開閉機構を設け、オペレーターの手や試料が遮断板に近づいた時に自動的に開閉するようにしてもよい。また、作業室にベルトコンベアーなどの搬送機構を設け、入り口と出口との間でこの搬送機構により試料を搬送する場合には、試料が搬送機構により出口付近まで搬送された時、これをセンサーにより検知して遮断板を開閉機構により開閉するようにしてもよい。遮断板または作業室の壁面にパッキンなどのシール部材を設けて遮断時の気密性を高めるようにしてもよい。
また、クリーンユニットの作業室の内部環境は様々な方式で制御することができる。この内部環境の制御手段は、例えば、温度制御装置、湿度制御装置、気体成分制御装置、吸着装置、除害装置、特定波長照明器、密閉/開球環境選択機構などである。内部環境は、例えばコンピュータにより制御することができる。
図1〜図7はこの考案の第1の実施形態によるクリーンユニットを示し、図1は正面図、図2は背面図、図3は上面図、図4は左側面図、図5は右側面図、図6は図3のX−X線に沿っての断面図、図7は図4のY−Y線に沿っての断面図である。また、図8はこのクリーンユニットの作業室から前カバーを取り外した状態を示す正面図、図9は前カバーを本体に取り付けられる側から見た図である。
送風ファン16を作動させると、図6中矢印で示すように、作業室1内のエアーは底板14の通気孔14aを通り、底板14と本体11の底面との間の空間を通って隙間13から本体11の背面の二重壁の間の空間に入り、さらに本体11の上面11cと天井板15とからなる二重壁の間の空間に入り、送風ファン16の側面に送られ、この送風ファン16から下方に排気される。こうして送風ファン16から排気されるエアーは天井板15と塵埃フィルター17との間の空間内で水平方向に広がるとともに、塵埃フィルター17を通ってダスト微粒子が除去された後、本体11の内部に送られる。この場合、塵埃フィルター17の空隙は極めて小さく、この塵埃フィルター17を通るエアーの流れに対して抵抗となるため、この塵埃フィルター17により非ゼロの圧力損失が生じる。その結果、塵埃フィルター17通過後のエアーの流れの、この塵埃フィルター17の場所依存性は小さくなる。こうして塵埃フィルター17から下方に流れるエアーは底板14の通気孔14aを通って底板14と本体11の底面との間の空間に流れ、再び上述の気体流路を通ってエアーが流れる。このようにして、作業室1から流出するエアーの全てが上述の気体流路を通って塵埃フィルター17の入口に入るエアーの還流が継続して起こることによりエアーの清浄化が行われる。
1)塵埃フィルターにおける圧力損失が大きくなり、このため風量が落ち、ダスト微粒子の捕集効率γが低下してしまう。
2)密閉完全循環構成を有していない従来の一般的なクリーンユニットでは、塵埃フィルターの作業室と反対側の片側は、ダスト微粒子密度の高い気体と接しており、塵埃フィルターの目詰まりが激しい。この目詰まりの問題を解決するためには、目の細かさの度合いが異なる塵埃フィルターの数層にも亘る積層構造を採用せざるを得なかった。
という問題があるため、実際上、平面構造やジグザグ形状の断面構造を有する塵埃フィルターを用いることは困難であった。すなわち、従来は、折り込みにより塵埃フィルターの面積を大きくして圧力損失を低くするとともに、塵埃フィルターの目詰まりを単位面積当たりで緩和することで、いわばだましだまし使っていた。
以上を総合すると、全ての点において理想的なクリーンユニットを実現することができる。
図12〜図18はこの第2の実施形態によるクリーンユニットを示し、図12は正面図、図13は背面図、図14は上面図、図15は左側面図、図16は右側面図、図17は図14のX−X線に沿っての断面図である。また、図18はこのクリーンユニットの作業室から前カバーを取り外した状態を示す正面図である。前カバーを本体に取り付けられる側から見た図は図9と同様である。
このクリーンユニットの上記以外の構成は第1の実施形態によるクリーンユニットと同様である。
送風ファン16を作動させると、図17中矢印で示すように、作業室1内のエアーは底板14の通気孔14aを通り、底板14と本体11の底面の内壁11fとの間の空間を通って送風ファン16に入り、この送風ファン16から排気されて本体11の底面の内壁11fと外壁11eとの間の空間を通って本体11の背面の二重壁の間の空間に入り、さらに本体11の上面11cと塵埃フィルター17との間の空間に送られ、この空間内で水平方向に広がるとともに、塵埃フィルター17を通ってダスト微粒子が除去された後、本体11の内部に送られる。こうして塵埃フィルター17から下方に流れるエアーは底板14の通気孔14aを通って本体11の底面の内壁11fと外壁11eとの間の空間に流れ、再び上述の気体流路を通ってエアーが流れる。このようにして、作業室1から流出するエアーの全てが上述の気体流路を通って塵埃フィルター17の入口に入るエアーの還流が継続して起こることによりエアーの清浄化が行われる。
この第2の実施形態によっても、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
図19〜図25はこの第3の実施形態によるクリーンユニットを示し、図19は正面図、図20は背面図、図21は上面図、図22は左側面図、図23は右側面図、図24は図21のX−X線に沿っての断面図、図25は図22のY−Y線に沿っての断面図である。また、図26はこのクリーンユニットの作業室から前カバーを取り外した状態を示す正面図である。前カバーを本体に取り付けられる側から見た図は図9と同様である。
このクリーンユニットの上記以外の構成は第2の実施形態によるクリーンユニットと同様である。
送風ファン16を作動させると、図24中矢印で示すように、作業室1内のエアーは底板14の通気孔14aを通り、底板14と本体11の底面の内壁11fとの間の空間を通って送風ファン16に入り、この送風ファン16から排気されて本体11の底面の内壁11fと外壁11eとの間の空間を通って還流パイプ23、24を通り、本体11の上面11cと塵埃フィルター17との間の空間に入り、この空間内で水平方向に広がるとともに、塵埃フィルター17を通ってダスト微粒子が除去された後、本体11の内部に送られる。こうして塵埃フィルター17から下方に流れるエアーは底板14の通気孔14aを通って本体11の底面の内壁11fと外壁11eとの間の空間に流れ、再び上述の気体流路を通ってエアーが流れる。このようにして、作業室1から流出するエアーの全てが上述の気体流路を通って塵埃フィルター17の入口に入るエアーの還流が継続して起こることによりエアーの清浄化が行われる。
この第3の実施形態によっても、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
図27〜図32はこの第4の実施形態によるクリーンユニットを示し、図27は正面図、図28は背面図、図29は上面図、図30は図29のW−W線に沿っての断面図、図31は図29のZ−Z線に沿っての断面図である。このクリーンユニットの、図22のY−Y線に沿っての断面図は図25と同様である。図32はこのクリーンユニットの作業室から前カバーを取り外した状態を示す正面図である。前カバーを本体に取り付けられる側から見た図は図9と同様である。
図示は省略するが、還流パイプ23、24の下部には弁が取り付けられており、これらの弁を開閉することにより還流パイプ23、24を通るエアーの流れを制御することができるようになっている。
このクリーンユニットの上記以外の構成は第2の実施形態によるクリーンユニットと同様である。
まず、還流パイプ23に取り付けられた弁を閉め、還流パイプ24に取り付けられた弁を開けた状態で送風ファン16を作動させると、図31中矢印で示すように、作業室1内のエアーは底板14の通気孔14aを通り、底板14と本体11の底面の内壁11fとの間の空間を通って送風ファン16に入り、この送風ファン16から排気されて本体11の底面の内壁11fと外壁11eとの間の空間を通って還流パイプ24を通り、本体11の上面11cと塵埃フィルター17との間の空間に入り、この空間内で水平方向に広がるとともに、塵埃フィルター17を通って粒径が大きいダスト微粒子が除去され、図30に示すように連結パイプ32を通って塵埃フィルター26の下方の空間に排気される。こうして塵埃フィルター17により粒径が大きいダスト微粒子を十分に除去した後、還流パイプ24に取り付けられた弁を閉め、還流パイプ23に取り付けられた弁を開ける。こうすることで、図30中矢印で示すように、大きいダスト微粒子が除去された作業室1内のエアーは底板14の通気孔14aを通り、底板14と本体11の底面の内壁11fとの間の空間を通って送風ファン16に入り、この送風ファン16から排気されて本体11の底面の内壁11fと外壁11eとの間の空間を通って還流パイプ23を通り、セパレータ25と塵埃フィルター26との間の空間に入り、この空間内で水平方向に広がるとともに、塵埃フィルター26を通ってより粒径が小さいダスト微粒子が除去される。こうしてエアーの清浄化が行われる。
図35〜図39はこの第5の実施形態によるポータブルクリーンユニットを示し、図35は斜視図、図36は正面図、図37は図35のX−X線に沿っての断面図、図38は上面図、図39は分解斜視図である。
まず、仕切り板48の開口48cに設けられた弁を閉め、仕切り板48の開口48bに設けられた弁を開けた状態でブロワ49を作動させると、本体11の、上板41、前面板42、背面板43、左側板44、仕切り板47および仕切り板48により囲まれた空間内のエアーが仕切り板48の下部の切欠き部48aの空隙を通って、上板41、前面板42、背面板43、右側板45、仕切り板47および仕切り板48により囲まれた空間内に引き込まれ、ブロワ49に吸い込まれて排気口から排気される。こうしてブロワ49から排気されたエアーは、仕切り板48の開口48bを通って、上板41と塵埃フィルター17との間の空間に入り、この空間内で水平方向に広がるとともに、塵埃フィルター17を通って粒径が大きいダスト微粒子が除去され、連結パイプを通って塵埃フィルター26の下方の空間に排気される。こうして塵埃フィルター17により粒径が大きいダスト微粒子を十分に除去した後、仕切り板48の開口48bに設けられた弁を閉め、仕切り板48の開口48cに設けられた弁を開ける。大きいダスト微粒子が除去された、上板41、前面板42、背面板43、左側板44、仕切り板47および仕切り板48により囲まれた空間内のエアーは、仕切り板48の下部の切欠き部48aの空隙を通って、上板41、前面板42、背面板43、右側板45、仕切り板47および仕切り板48により囲まれた空間内に引き込まれ、ブロワ49に吸い込まれて排気口から排気される。そして、こうしてブロワ49から排気されたエアーは、仕切り板48の開口48cを通って、セパレータ25と塵埃フィルター26との間の空間に入り、この空間内で水平方向に広がるとともに、塵埃フィルター26を通ってより粒径が小さいダスト微粒子が除去される。こうしてエアーの清浄化が行われる。
このクリーンユニットにおいては、第1〜第4の実施形態によるクリーンユニットまたは第5の実施形態によるポータブルクリーンユニットにおける塵埃フィルター17、26として、図40Aに示すように、断面が周期(ピッチ)w、高さ(振幅)hのジグザグ形状を有し、全体としてシート状のろ材からなるものを用いる。一般的には0<h/w≦10である。具体的には、wは例えば数mm程度、hは例えば数cm程度であるが、これに限定されるものではない。比較のために、塵埃フィルター17、26が図40Aに示すものと占有面積が同じ平坦なシート状のろ材からなるものを図40Bに示す。例えばwが3mm、hが5cmとすると、図40Aに示すものは、占有面積が同じ図40Bに示すろ材に比べて、有効面積は約33倍にもなる。
図41に示すように、この連結クリーンユニットにおいては、第1〜第5の実施形態によるクリーンユニットと同様な三方向接続可能なクリーンユニット121〜128がトランスファーボックス129を介して連結されている。この場合、クリーンユニット122〜127はループ状配置で連結されている。
例えば、上述の実施形態において挙げた数値、構造、構成、形状、材料などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれらと異なる数値、構造、構成、形状、材料などを用いてもよい。
Claims (16)
- 密閉可能に構成され、内部をクリーンな環境に維持することができる作業室と、
上記作業室に設けられた送風動力を伴う塵埃フィルターと、
上記作業室と上記塵埃フィルターの入口との間を気密性を持って接続する気体流路とを有し、
上記作業室から流出する気体の全てが上記気体流路を通って上記塵埃フィルターの入口に入るように構成されたクリーンユニットであって、
上記作業室の内部に上記作業室の上部の壁面に対向して少なくとも一層の塵埃フィルターが設けられている
ことを特徴とするクリーンユニット。 - 上記塵埃フィルターと上記壁面との間の空間内において上記壁面に送風ファンが設けられていることを特徴とする請求項1記載のクリーンユニット。
- 上記塵埃フィルターと上記壁面との間の空間の厚さが上記作業室の内部の空間の縦方向の寸法の1/5以下であることを特徴とする請求項2記載のクリーンユニット。
- 上記塵埃フィルターと上記壁面との間の空間の厚さが0.5〜20cmであることを特徴とする請求項3記載のクリーンユニット。
- 上記作業室の下部の壁面が二重壁により構成され、この二重壁の間の空間内において上壁に送風ファンが設けられていることを特徴とする請求項1記載のクリーンユニット。
- 上記塵埃フィルターは少なくとも粒径0.3μm以上のダスト微粒子の捕集効率が0.9以上であることを特徴とする請求項1記載のクリーンユニット。
- 上記作業室の内部に上記作業室の上部の壁面に対向して二層以上の塵埃フィルターが設けられていることを特徴とする請求項1記載のクリーンユニット。
- 上記塵埃フィルターは上流側のHEPAフィルターと下流側のULPAフィルターとからなることを特徴とする請求項7記載のクリーンユニット。
- 上記塵埃フィルターを構成するろ材がジグザグ形状の断面構造を有することを特徴とする請求項1記載のクリーンユニット。
- 上記ジグザグ形状の断面構造を有するろ材の周期がw、高さがhであるとき、0<h/w≦10であることを特徴とする請求項9記載のクリーンユニット。
- 上記気体流路の一部が、上記作業室の背面側、側面側または底面側の壁面に設けられた二重壁の間の空間であって上記二重壁の間の空間の厚さが上記作業室の内部の空間の奥行き、幅または高さの寸法の1/5以下のものであることを特徴とする請求項1記載のクリーンユニット。
- 上記気体流路の一部が、上記作業室の側面側に設けられたパイプ状流路からなることを特徴とする請求項1記載のクリーンユニット。
- 上記パイプ状流路の断面の最大寸法が10cm以下であることを特徴とする請求項12記載のクリーンユニット。
- 上記パイプ状流路に弁が設けられ、この弁の開閉により上記パイプ状流路の開閉が可能であることを特徴とする請求項12記載のクリーンユニット。
- 上記作業室の後部、上部および下部のうちの少なくとも一つならびに少なくとも一方の側部にそれぞれ連結部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のクリーンユニット。
- クリーンな環境に維持することができるクリーンユニットが複数連結された連結クリーンユニットにおいて、
少なくとも一つのクリーンユニットが、
密閉可能に構成され、内部をクリーンな環境に維持することができる作業室と、
上記作業室に設けられた送風動力を伴う塵埃フィルターと、
上記作業室と上記塵埃フィルターの入口との間を気密性を持って接続する気体流路とを有し、
上記作業室から流出する気体の全てが上記気体流路を通って上記塵埃フィルターの入口に入るように構成されたクリーンユニットであって、
上記作業室の内部に上記作業室の上部の壁面に対向して少なくとも一層の塵埃フィルターが設けられているものである
ことを特徴とする連結クリーンユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008000390U JP3140798U (ja) | 2008-01-29 | 2008-01-29 | クリーンユニットおよび連結クリーンユニット |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008000390U JP3140798U (ja) | 2008-01-29 | 2008-01-29 | クリーンユニットおよび連結クリーンユニット |
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