JP3139584U - ハサミ - Google Patents

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Abstract

【課題】髪の毛の切り過ぎを防止することができ、技術の熟練度が低い者であっても容易に使いこなすことができる梳きバサミを提供する。
【解決手段】平刃111と櫛歯125とからなる梳きバサミ100において、各櫛歯125の先端を半円形状とする。
【選択図】図1

Description

本考案はハサミ、特に、理髪用の梳きハサミに関する。
理髪時には、理髪用ハサミ(刃が2つとも直刃のハサミ)を使って髪を切った後、最後の仕上げ時に梳きハサミが用いられる。
一般に、梳きハサミは、一方の刃が直刃(あるいは、平刃)であり、他方の刃が櫛歯状になっている。
櫛歯状になっている刃は、刃をなす部分と、空洞の部分とが連続して形成されており、空洞の部分によっては、髪は切られることはなく、刃をなす部分によってのみ、髪が切られる。このため、理髪の仕上げ用として梳きハサミを使用することにより、髪を梳くことができる。すなわち、梳きハサミを使用することにより、短く刈った髪が混在するようにすることが可能になる。
このような梳きハサミの一例が、例えば、特開2007−20976号公報に記載されている。
梳きバサミを適切に使用するためには、長年の熟練を必要とする。このため、技術の熟練度が低い者が梳きバサミを使用すると、髪の毛を切りすぎてしまうという問題があった。切り落とす髪の毛の量が少なすぎた場合には、さらに切り足せば良いが、髪の毛を切り過ぎてしまった場合には取り返しがつかない。
このため、技術の熟練度が低い者が梳きバサミを使用する場合には、慎重の上にも慎重を期することが要求された。
本考案は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、髪の毛の切り過ぎを防止することができ、技術の熟練度が低い者であっても容易に使いこなすことができる梳きバサミを提供することを目的とする。
以下に、「考案の実施の形態」において使用される参照符号を用いて、上述の課題を解決するための手段を説明する。これらの参照符号は、「実用新案登録請求の範囲」の記載と「考案の実施の形態」の記載との間の対応関係を明らかにするためにのみ付加されたものであり、「実用新案登録請求の範囲」に記載されている考案の技術的範囲の解釈に用いるべきものではない。
上記の目的を達成するため、本考案は、回動中心点を中心として一方の側には刃部(111、121)が、他方の側には把手部(112、122)がそれぞれ形成されている一対のハサミ形成部材(110、120)を前記回動中心点において相互に回動可能に連結することにより形成されたハサミ(100)であって、前記一対のハサミ形成部材(110、120)の一方の刃部(111)は直刃であり、他方の刃部(121)は、前記ハサミ(100)の長さ方向に開口部(140)が列状に形成されることにより、櫛歯(125)として形成されており、前記櫛歯(125)の各々の先端は円弧状に形成されているハサミ(100)を提供する。
さらに、本考案は、回動中心点を中心として一方の側には刃部(111、121)が、他方の側には把手部(112、122)がそれぞれ形成されている一対のハサミ形成部材(110、120)を前記回動中心点において相互に回動可能に連結することにより形成されたハサミ(200)であって、前記一対のハサミ形成部材(110、120)の一方の刃部(111)は直刃であり、他方の刃部(121)は、前記ハサミ(200)の長さ方向に開口部(140)が列状に形成されることにより、櫛歯(225)として形成されており、前記櫛歯(225)の各々の先端は、前記ハサミ(200)の長さ方向において二分された領域(225A、225B)の何れか一方(225B)が円弧状に形成されているハサミ(200)を提供する。
櫛歯の先端に髪の毛がかかると、櫛歯の先端が円弧形状をなしているため、紙の毛は櫛歯の円弧形状の先端に沿ってハサミの先端の方向またはハサミの把手部の方向に流れる。このため、櫛歯の先端付近にとどまる髪の毛の量は少なくなり、櫛歯によりカットされる髪の毛の量も少なくなる。このように、本考案に係るハサミによれば、各櫛歯によりカットされる髪の毛の量を少なくすることができるため、髪の毛の切り過ぎを防止することができ、技術の熟練度が低い者であっても容易に使いこなすことが可能である。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の第一の実施形態に係るハサミ100の平面図である。
本実施形態に係るハサミ100は一対のハサミ形成部材、すなわち、第一のハサミ形成部材110と第二のハサミ形成部材120とからなる。
第一のハサミ形成部材110及び第二のハサミ形成部材120は双方とも鋼鉄でつくられている。
第一のハサミ形成部材110には回動中心点となる箇所に孔(図1では見えない)が形成されており、この回動中心点となる孔の一方の側には刃部111が、他方の側には把手部としてのリング112が形成されている。
第二のハサミ形成部材120には回動中心点となる箇所に孔(図1では見えない)が形成されており、この回動中心点となる孔の一方の側には刃部121が、他方の側には把手部としてのリング122が形成されている。
第一のハサミ形成部材110及び第二のハサミ形成部材120は、それぞれ回動中心点に形成されている孔に回動軸130を通すことによって、相互に回動可能に連結されている。
把手部としてのリング112、122に指を通し、回動軸130を中心として、第一のハサミ形成部材110及び第二のハサミ形成部材120を相互に回転させることにより、第一のハサミ形成部材110及び第二のハサミ形成部材120の各刃部111、121が相互に閉じた状態(図1に示す状態)と相互に開いた状態とを取ることができる。
第一のハサミ形成部材110の刃部111は直刃(平刃)として形成されている。
これに対して、第二のハサミ形成部材120の刃部121は櫛歯状に形成されている。
すなわち、本実施形態に係るハサミ100はいわゆる梳きハサミである。通常、第一のハサミ形成部材110のリング112には薬指を、第二のハサミ形成部材120のリング122には親指を入れる。髪のカット時には、第一のハサミ形成部材110をほぼ静止状態に保持しておき、親指のみを反復して動かすことにより、第一のハサミ形成部材110及び第二のハサミ形成部材120の各刃部111、121を開閉させ、髪をカットする。このように、第一のハサミ形成部材110の刃部111は静止状態に保持され、さらに、第二のハサミ形成部材120の刃部121のみが動くため、第一のハサミ形成部材110の刃部111は「静刃」と、第二のハサミ形成部材120の刃部121は「動刃」と呼ばれることがある。
第二のハサミ形成部材120の刃部121には、その長さ方向Lに開口部140が一定間隔で列状に形成されている。すなわち、第二のハサミ形成部材120の刃部121は、複数の開口部140が形成されていることにより、櫛歯125になっている。
図1に示すように、櫛歯125の各々の先端は半円形状になっている。
以上のような構造を有する本実施形態に係るハサミ100は以下のような機能を奏する。
図2は、一つの櫛歯125を拡大して示す拡大平面図である。
図2に示すように、櫛歯125の先端に髪の毛150がかかった場合を想定する。このような場合、櫛歯125の先端が半円形状をなしているため、紙の毛150は櫛歯125の半円形状の先端に沿ってハサミ100の先端の方向(A方向)またはハサミ100のリング112、122の方向(B方向)に流れることとなる。このため、櫛歯125の先端付近にとどまる髪の毛150の量は極めて少なくなる。従って、櫛歯125によりカットされる髪の毛150の量も少なくなる。
このように、本実施形態に係るハサミ100によれば、各櫛歯125によりカットされる髪の毛150の量を少なくすることができるため、髪の毛の切り過ぎを防止することができ、技術の熟練度が低い者であっても容易に使いこなすことが可能である。
なお、本実施形態に係るハサミ100は上記の構造に限定されるものではなく、種々の改変が可能である。
例えば、本実施形態に係るハサミ100においては、各櫛歯125の先端は半円形状に形成されているが、各櫛歯125の先端の形状は半円には限定されない。円弧形状である限りにおいては、任意の形状とすることができる。例えば、半楕円形状、あるいは、円の一部としての円弧の形状とすることができる。
(第二の実施形態)
図3は、本発明の第二の実施形態に係るハサミ200の平面図である。
本実施形態に係るハサミ200は、第一の実施形態に係るハサミ100と比較して、櫛歯の形状が異なっている。櫛歯の形状が異なっている点を除いて、本実施形態に係るハサミ200は第一の実施形態に係るハサミ100と同一の構造を有している。このため、第一の実施形態に係るハサミ100と同一の構成要素に対しては同一の参照符号を用い、詳細な説明は省略する。
図4は、本実施形態に係るハサミ200における櫛歯225の一つを拡大して示す拡大平面図である。
図4に示すように、本実施形態に係るハサミ200における櫛歯225は、ハサミ200の長さ方向において二分された領域からなる。具体的には、櫛歯225は、ハサミ200の先端側に位置する第一領域225Aと、ハサミ200のリング112、122側に位置する第二領域225Bとから構成されている。
第一領域225Aは平刃(直刃)からなり、第二領域225Bは4分円(円の1/4)形状の刃からなっている。
以上のような構造を有する本実施形態に係るハサミ200は以下のような機能を奏する。
図4に示すように、櫛歯225の先端に髪の毛150がかかった場合を想定する。このような場合、櫛歯225の先端の第二領域225Bが曲線形状(4分円形状)をなしているため、紙の毛150は櫛歯225の第二領域225Bの曲線形状の先端に沿ってハサミ200のリング112、122の方向(B方向)に流れることとなる。このため、櫛歯225の先端付近にとどまる髪の毛150の量は少なくなる。従って、櫛歯225によりカットされる髪の毛150の量も少なくなる。
このように、本実施形態に係るハサミ200によっても、第一の実施形態に係るハサミ100と同様に、各櫛歯225によりカットされる髪の毛150の量を少なくすることができるため、髪の毛の切り過ぎを防止することができる。
なお、本実施形態に係るハサミ200においては、ハサミ200の先端側に平刃の第一領域225Aを、ハサミ200のリング112、122側に4分円形状の刃の第二領域225Bをそれぞれ形成したが、位置関係を逆にすることも可能である。すなわ、ハサミ200の先端側に4分円形状の刃の第二領域225Bを、ハサミ200のリング112、122側に刃の第一領域225Aをそれぞれ形成することも可能である。ハサミ200のユーザーの使いやすさに応じて、第一領域225A及び第二領域225Bの位置関係を決めることが可能である。
また、本実施形態に係るハサミ200においては、第二領域225Bは4分円形状に形成されているが、第二領域225Bの形状は4分円には限定されない。円弧形状である限りにおいては、任意の形状とすることができる。例えば、楕円形状の1/4、あるいは、滑らかな曲線形状(円または楕円を構成しない曲線形状)とすることができる。
本考案の第一の実施形態に係るハサミの平面図である。 本考案の第一の実施形態に係るハサミにおける櫛歯の一つを拡大した平面図である。 本考案の第二の実施形態に係るハサミの平面図である。 本考案の第二の実施形態に係るハサミにおける櫛歯の一つを拡大した平面図である。
符号の説明
100 本考案の第一の実施形態に係るハサミ
110 第一のハサミ形成部材
111 刃部
112 リング
120 第二のハサミ形成部材
121 刃部
122 リング
125 櫛歯
130 回動軸
140 開口部
150 髪の毛
200 本発明の第二の実施形態に係るハサミ
225 櫛歯
225A 第一領域
225B 第二領域

Claims (2)

  1. 回動中心点を中心として一方の側には刃部が、他方の側には把手部がそれぞれ形成されている一対のハサミ形成部材を前記回動中心点において相互に回動可能に連結することにより形成されたハサミであって、
    前記一対のハサミ形成部材の一方の刃部は直刃であり、他方の刃部は、前記ハサミの長さ方向に開口部が列状に形成されることにより、櫛歯として形成されており、
    前記櫛歯の各々の先端は円弧状に形成されているハサミ。
  2. 回動中心点を中心として一方の側には刃部が、他方の側には把手部がそれぞれ形成されている一対のハサミ形成部材を前記回動中心点において相互に回動可能に連結することにより形成されたハサミであって、
    前記一対のハサミ形成部材の一方の刃部は直刃であり、他方の刃部は、前記ハサミの長さ方向に開口部が列状に形成されることにより、櫛歯として形成されており、
    前記櫛歯の各々の先端は、前記ハサミの長さ方向において二分された領域の何れか一方が円弧状に形成されているハサミ。
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