JP3139583U - ハサミ - Google Patents

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Abstract

【課題】多量の髪の毛を切りすぎることなく、適度な量の髪の毛を切ることを可能にするハサミを提供する。
【解決手段】平刃と櫛歯とからなる梳きバサミにおいて、各櫛歯125の先端には凹部126が形成されている。
【選択図】図1

Description

本考案はハサミ、特に、理髪用の梳きバサミに関する。
理髪時には、理髪用ハサミ(刃が2つとも平刃(直刃)のハサミ)を使って髪を切った後、最後の仕上げ時に梳きバサミが用いられる。
一般に、梳きバサミは、一方の刃が平刃(直刃)であり、他方の刃が櫛歯状になっている。
櫛歯状になっている刃は、刃をなす部分と、空洞の部分とが連続して形成されており、空洞の部分によっては、髪は切られることはなく、刃をなす部分によってのみ、髪が切られる。このため、理髪の仕上げ用として梳きバサミを使用することにより、髪を梳くことができる。すなわち、梳きバサミを使用することにより、短く刈った髪が混在するようにすることが可能になる。
梳きバサミの一例が特開2007−20976号公報に記載されている。
同公報に記載されている梳きバサミにおいては、各歯部片の先端の刃口にその口幅の中央部へ傾斜により低くなる窪み刃(同公報の図2における参照符号21が「窪み刃」を示す)が形成されている。
このような窪み刃を設けることにより、刃口に髪が掛かりやすくなるため、髪のカット率を安定化させることができる、というものである。
しかしながら、本考案者の長年の研究によれば、梳きバサミにおける一番の問題は、上記公報が問題にしているように、刃口に髪が掛かりやすいか否かではなく、櫛歯状になっている刃によって、多量の髪の毛を切りすぎることなく、適度な量の髪の毛を切ることができるか否かであることが判明した。
これまでの梳きバサミにおいては、例えば、切れずに残った髪が各空洞部分に入り込んだような場合には、空洞部分から髪の毛がなかなか抜けずに、適度な量の髪の毛をカットすることが困難であることが多かった。
本考案は、このような従来の梳きバサミにおける問題点に鑑みてなされたものであり、多量の髪の毛を切りすぎることなく、適度な量の髪の毛を切ることを可能にするハサミを提供することを目的とする。
以下に、「考案の実施の形態」において使用される参照符号を用いて、上述の課題を解決するための手段を説明する。これらの参照符号は、「実用新案登録請求の範囲」の記載と「考案の実施の形態」の記載との間の対応関係を明らかにするためにのみ付加されたものであり、「実用新案登録請求の範囲」に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いるべきものではない。
上記の目的を達成するため、本考案は、回動中心点を中心として一方の側には刃部(111、121)が、他方の側には把手部(112、122)がそれぞれ形成されている一対のハサミ形成部材(110、120)を前記回動中心点において相互に回動可能に連結することにより形成されたハサミ(100)であって、前記一対のハサミ形成部材の一方(110)の刃部は平刃であり、前記一対のハサミ形成部材の他方(120)には、長さ方向に開口部(140)が相互に間隔を開けて形成されることにより、隣接する開口部(140)の間に櫛歯(125)が形成されており、前記櫛歯(125)のうち少なくとも一つの櫛歯(125)の先端には少なくとも一つの凹部(126)が形成されているハサミ(100)を提供する。
本考案は、さらに、回動中心点を中心として一方の側には刃部(111、121)が、他方の側には把手部(112、122)がそれぞれ形成されている一対のハサミ形成部材(110、120)を前記回動中心点において相互に回動可能に連結することにより形成されたハサミ(300)であって、前記一対のハサミ形成部材の一方(110)の刃部は平刃であり、前記一対のハサミ形成部材の他方(120)には、長さ方向に開口部(140)が相互に間隔を開けて形成されることにより、隣接する開口部(140)の間に櫛歯(125)が形成されており、前記櫛歯(125)のうち少なくとも一つの櫛歯(125)の先端には少なくとも一つの凸部(310)が形成されているハサミ(300)を提供する。
本考案は、さらに、回動中心点を中心として一方の側には刃部(111、121)が、他方の側には把手部(112、122)がそれぞれ形成されている一対のハサミ形成部材(110、120)を前記回動中心点において相互に回動可能に連結することにより形成されたハサミであって、前記一対のハサミ形成部材の一方の刃部(110)は平刃であり、前記一対のハサミ形成部材の他方(120)には、長さ方向に開口部(140)が相互に間隔を開けて形成されることにより、隣接する開口部(140)の間に櫛歯(125)が形成されており、前記櫛歯(125)のうち少なくとも一つの櫛歯(125)の先端には少なくとも一つの凹部(126)と少なくとも一つの凸部(310)とが形成されており、前記凸部(310)は、前記一対のハサミ形成部材(110、120)の長さ方向において、前記凹部(126)よりも、前記一対のハサミ形成部材(110、120)の先端側に位置しているハサミを提供する。
前記凹部(126)は、前記一対のハサミ形成部材(110、120)の長さ方向において、前記櫛歯(125)の中心位置よりも前記一対のハサミ形成部材(110、120)の先端側に位置していることが好ましい。
前記一対のハサミ形成部材(110、120)の長さ方向における前記凹部(126)の幅は0.3乃至0.7mmであることが好ましい。
前記一対のハサミ形成部材(110、120)の長さ方向と直交する方向における前記凹部(126)の深さは0.5乃至1.2mmであることが好ましい。
前記凸部(310)は、前記一対のハサミ形成部材(110、120)の長さ方向において、前記櫛歯(125)の中心位置よりも前記一対のハサミ形成部材(110、120)の先端側に位置していることが好ましい。
前記一対のハサミ形成部材(110、120)の長さ方向と直交するにおける前記凸部(310)の高さは0.5乃至1.2mmであることが好ましい。
前記開口部(140)は、刃面(123)から遠ざかるにつれて開口幅が大きくなるように形成されていることが好ましい。
一般に、ハサミ形成部材の刃部の切れ味が低下すると、髪の毛が刃部の刃面において滑ってしまい、髪の毛を所望の通りにカットすることが難しくなる。このような場合、ハサミ形成部材の刃部の刃面に凹部を形成することにより、凹部に髪の毛が収納されるため、これらの髪の毛は他方のハサミ形成部材の刃部により、確実にカットされる。凹部に収納される髪の毛は数本の単位であるため、多量の髪の毛を切りすぎることなく、適度な量の髪の毛を切ることが可能になる。
また、ハサミ形成部材の刃部の刃面に凸部を形成することにより、凸部に髪の毛が留められることにより、すなわち、凸部によって髪の毛が刃面上を滑り落ちることが防止されるため、凹部を形成した場合と同様に、適度な量の髪の毛をカットすることが可能になる。
(第一の実施形態)
図1は、本考案の第一の実施形態に係るハサミ100の平面図である。
本実施形態に係るハサミ100は一対のハサミ形成部材、すなわち、第一のハサミ形成部材110と第二のハサミ形成部材120とからなる。
第一のハサミ形成部材110及び第二のハサミ形成部材120は、例えば、双方とも鋼鉄でつくられている。
第一のハサミ形成部材110には回動中心点となる箇所に孔(図1では見えない)が形成されており、この回動中心点となる孔の一方の側(図1の左側)には刃部111が、他方の側(図1の右側)には把手部としてのリング112が形成されている。
第二のハサミ形成部材120には回動中心点となる箇所に孔(図1では見えない)が形成されており、この回動中心点となる孔の一方の側(図1の左側)には刃部121が、他方の側には把手部としてのリング122が形成されている。
第一のハサミ形成部材110及び第二のハサミ形成部材120は、それぞれ回動中心点に形成されている孔に回動軸130を通すことによって、相互に回動可能に連結されている。
把手部としてのリング112、122に指を通し、回動軸130を中心として、第一のハサミ形成部材110及び第二のハサミ形成部材120を相互に回転させることにより、第一のハサミ形成部材110及び第二のハサミ形成部材120の各刃部111、121が相互に閉じた状態(図1に示す状態)と相互に開いた状態とを取ることができる。
第一のハサミ形成部材110の刃部111は平刃(直刃)として形成されている。
これに対して、第二のハサミ形成部材120の刃部121は櫛歯状に形成されている。
すなわち、本実施形態に係るハサミ100はいわゆる梳きバサミである。通常、第一のハサミ形成部材110のリング112には薬指を、第二のハサミ形成部材120のリング122には親指を入れる。髪のカット時には、平刃の第一のハサミ形成部材110をほぼ静止状態に保持しておき、親指のみを反復して動かすことにより、第一のハサミ形成部材110及び第二のハサミ形成部材120の各刃部111、121を開閉させ、髪をカットする。このように、第一のハサミ形成部材110の刃部111は静止状態に保持され、さらに、第二のハサミ形成部材120の刃部121のみが動くため、第一のハサミ形成部材110の刃部111は「静刃」と、第二のハサミ形成部材120の刃部121は「動刃」と呼ばれることがある。
図1に示すように、第二のハサミ形成部材120の刃部121には、その長さ方向Lに開口部140が一定間隔で形成されている。すなわち、第二のハサミ形成部材120の刃部121には、複数の開口部140が形成されている結果として、隣接する開口部140の間に櫛歯125が形成されている。
図2は第二のハサミ形成部材120の刃部121を部分的に拡大した平面図である。
図2に示すように、開口部140の各々は、刃部121の刃面123を先端として、第二のハサミ形成部材120の刃部121の幅方向W(第二のハサミ形成部材120の刃部121の長さ方向Lに直交する方向)において、刃面123から長さWAの位置まで延びており、さらに、長さWAの範囲内において、刃面123から遠ざかるにつれて開口幅(第二のハサミ形成部材120の刃部121の長さ方向Lにおける長さ)が大きくなるように形成されている。
図2に示すように、刃部121の刃面123は、ハサミ100の先端側が高く、リング112、122側が低くなるように、傾斜している。
図2に示すように、各櫛歯125には、その先端において、すなわち、刃部121の刃面123においてV字形状(あるいは、三角形形状)の凹部126が形成されている。
凹部126は数本の髪の毛が入る程度の大きさに形成されている。
考案者が試作品を製作して試験を行ったところ、第二のハサミ形成部材120の刃部121の長さ方向Lにおける凹部126の幅は0.3乃至0.7mmであることが好ましく、また、第二のハサミ形成部材120の刃部121の幅方向Wにおける凹部126の深さは0.5乃至1.2mmであることが好ましいことが判明した。
例えば、凹部126は数本の髪の毛が入る程度の大きさであれば十分であるため、凹部126の幅が比較的大きい場合には、凹部126の深さは比較的小さくてもよく、あるいは、凹部126の幅が比較的小さい場合には、凹部126の深さは比較的大きくすればよい。このように、凹部126の幅及び深さは、一方との大小関係において、他方を決定すればよい。
また、凹部126は、第二のハサミ形成部材120の刃部121の長さ方向Lにおいて、各櫛歯125の刃面123における中心位置に形成されている。
以上のような構造を有する本実施形態に係るハサミ100は以下のような機能を奏する。
一般に、第二のハサミ形成部材120の刃部121の切れ味が低下すると、髪の毛が刃部121の刃面123において滑ってしまい、髪の毛を所望の通りにカットすることが難しくなる。
このような場合、本実施形態に係るハサミ100によれば、第二のハサミ形成部材120の刃部121の刃面123に形成された凹部126に髪の毛が収納されるため、これらの髪の毛は第一のハサミ形成部材110の刃部111により、確実にカットされる。
凹部126に収納される髪の毛は数本の単位であるため、多量の髪の毛を切りすぎることなく、適度な量の髪の毛を切ることが可能になる。
本実施形態に係るハサミ100は上記の構造に限定されるものではなく、種々の改変が可能である。
例えば、本実施形態に係るハサミ100においては、各櫛歯125において一つの凹部126が形成されているが、各櫛歯125に形成される凹部126の数は一つには限定されない。二つ以上の凹部126を形成することが可能である。その場合、各凹部126の大きさは同一であってもよく、あるいは、相互に異なっていてもよい。
図3は、各櫛歯125に3つのV字形状の凹部1261、1262、1263を形成した場合の刃部121の部分的な拡大平面図である。
3つの凹部1261、1262、1263は、第二のハサミ形成部材120の刃部121の長さ方向Lにおいて、等間隔に形成されている。
髪の毛200は刃部123上を滑って一番目の凹部1261に入り込む。このようにして一番目の凹部1261に入り込んだ髪の毛200は、第一のハサミ形成部材110の刃部111によりカットされる。
一番目の凹部1261が髪の毛200で満たされている場合には、他の髪の毛200は刃部123上をさらに滑り、二番目の凹部1262に入り込む。二番目の凹部1262に入り込んだ髪の毛200は第一のハサミ形成部材110の刃部111によりカットされる。
一番目の凹部1261及び二番目の凹部1262が髪の毛200で満たされている場合には、他の髪の毛200は刃部123上をさらに滑り、三番目の凹部1263に入り込む。三番目の凹部1263に入り込んだ髪の毛200は第一のハサミ形成部材110の刃部111によりカットされる。
このように、各櫛歯125に形成される凹部の数が多くなるほど、より多くの髪の毛200をカットすることが可能になる。
また、本実施形態に係るハサミ100においては、凹部126は全ての櫛歯125に形成されているが、全ての櫛歯125に凹部126を形成することは必ずしも必要ではない。複数の櫛歯125のうちの少なくとも一つの櫛歯125に凹部126を形成すればよく、凹部126を形成する櫛歯125の数は必要に応じて決定することが可能である。
また、凹部126の形状はV字形状に限定されるものではなく、髪の毛200を収納することができる形状である限りは、任意の形状を選択することが可能である。
(第二の実施形態)
図4は、本考案の第二の実施形態に係るハサミにおける第二のハサミ形成部材120の刃部121を部分的に拡大した平面図である。
本実施形態に係るハサミは、第一の実施形態に係るハサミ100と比較して、凹部126の位置のみが異なっており、その他の構造に関しては、同一である。
本実施形態に係るハサミにおいては、凹部126は、第二のハサミ形成部材120の刃部121の長さ方向Lにおいて、櫛歯125の刃面123における中心位置Cよりも第二のハサミ形成部材120の先端側(図4の左側)に位置している。
一般に、梳きバサミを使用する場合、梳きバサミの先端側(図1の左側)を下に向けて使用することが多い。このため、仮に、凹部126が中心位置Cよりも回動軸130に近い側(図4の右側)、すなわち、第二のハサミ形成部材120の先端側とは反対側にあると、中心位置Cよりも第二のハサミ形成部材120の先端側に近い位置にある髪の毛が滑り落ちることとなり、髪の毛をカットしづらくなる。このため、凹部126を中心位置Cよりも第二のハサミ形成部材120の先端側に形成することにより、スムーズに髪の毛をカットすることができる。
(第三の実施形態)
図5は、本考案の第三の実施形態に係るハサミ300の平面図であり、図6はハサミ300における第二のハサミ形成部材120の刃部121を部分的に拡大した平面図である。
本実施形態に係るハサミは、第一の実施形態に係るハサミ100と比較して、凹部126に代えて逆V字形状(あるいは、三角形形状)の凸部310が形成されており、その他の構造に関しては、同一である。このため、同一の構成要素には同一の参照符号を付す。
凸部310は、第一の実施形態における凹部126と同一の位置に形成されており、数本の髪の毛を留めることができる程度の高さに形成されている。
考案者が試作品を製作して試験を行ったところ、凸部310の高さは0.5乃至1.2mmであることが好ましいことが判明した。
第一の実施形態に係るハサミ100においては、凹部126の中に髪の毛が収納されることにより、適度な量の髪の毛をカットすることが可能になっていたのに対して、本実施形態に係るハサミ300においては、凸部310に髪の毛が留められることにより、すなわち、凸部310によって髪の毛が刃面123上を滑り落ちることが防止されるため、第一の実施形態に係るハサミ100と同様に、適度な量の髪の毛をカットすることが可能になっている。
第一の実施形態に係るハサミ100と同様に、本実施形態に係るハサミ300においても、各櫛歯125に形成される凸部310の数は一つには限定されるものではなく、二つ以上の凸部310を形成することが可能である。その場合、各凸部310の高さは同一であってもよく、あるいは、相互に異なっていてもよい。
また、第一の実施形態に係るハサミ100と同様に、全ての櫛歯125に凸部310を形成することは必ずしも必要ではない。複数の櫛歯125のうちの少なくとも一つの櫛歯125に凸部310を形成すればよく、凸部310を形成する櫛歯125の数は必要に応じて決定することが可能である。
さらに、本実施形態に係るハサミ300においても、第二の実施形態に係るハサミと同様に、凸部310の位置を、第二のハサミ形成部材120の刃部121の長さ方向Lにおいて、櫛歯125の刃面123における中心位置Cよりも第二のハサミ形成部材120の先端側(図6の左側)にすることも可能である。
また、凸部310の形状は逆V字形状に限定されるものではなく、髪の毛200を留めることができる形状である限りは、任意の形状を選択することが可能である。
(第四の実施形態)
図7は、本考案の第四の実施形態に係るハサミにおける第二のハサミ形成部材120の刃部121を部分的に拡大した平面図である。
第一の実施形態に係るハサミ100においては、櫛歯125に凹部126(図1参照)が形成され、第三の実施形態に係るハサミ300においては、櫛歯125に凸部310(図5参照)が形成されているのに対して、本実施形態に係るハサミにおいては、櫛歯125に凹部126と凸部310の双方が形成されている。
図7に示すように、凸部310は、第二のハサミ形成部材120の刃部121の長さ方向Lにおいて、凹部126よりも、第二のハサミ形成部材120の先端側(図7の左側)に位置している。
本実施形態に係るハサミによれば、凹部126または凸部310の何れかにより、髪の毛が刃面121上を滑り落ちることを確実に防止することができるため、上記の実施形態に係るハサミと同様の効果を得ることができる。
本考案の第一の実施形態に係るハサミの平面図である。 本考案の第一の実施形態に係るハサミにおける一方のハサミ形成部材の刃部を部分的に拡大した平面図である。 本考案の第一の実施形態の変形例に係るハサミにおける一方のハサミ形成部材の刃部を部分的に拡大した平面図である。 本考案の第二の実施形態に係るハサミにおける一方のハサミ形成部材の刃部を部分的に拡大した平面図である。 本考案の第三の実施形態に係るハサミの平面図である。 本考案の第三の実施形態に係るハサミにおける一方のハサミ形成部材の刃部を部分的に拡大した平面図である。 本考案の第四の実施形態に係るハサミにおける一方のハサミ形成部材の刃部を部分的に拡大した平面図である。
符号の説明
100 本考案の第一の実施形態に係るハサミ
110、120 ハサミ形成部材
111、121 刃部
112、122 リング
123 刃面
125 櫛歯
126、1261、1262、1263 凹部
130 回動軸
140 開口部
200 髪の毛
300 本考案の第三の実施形態に係るハサミ
310 凸部

Claims (9)

  1. 回動中心点を中心として一方の側には刃部が、他方の側には把手部がそれぞれ形成されている一対のハサミ形成部材を前記回動中心点において相互に回動可能に連結することにより形成されたハサミであって、
    前記一対のハサミ形成部材の一方の刃部は平刃であり、
    前記一対のハサミ形成部材の他方には、長さ方向に開口部が相互に間隔を開けて形成されることにより、隣接する開口部の間に櫛歯が形成されており、
    前記櫛歯のうち少なくとも一つの櫛歯の先端には少なくとも一つの凹部が形成されているハサミ。
  2. 回動中心点を中心として一方の側には刃部が、他方の側には把手部がそれぞれ形成されている一対のハサミ形成部材を前記回動中心点において相互に回動可能に連結することにより形成されたハサミであって、
    前記一対のハサミ形成部材の一方の刃部は平刃であり、
    前記一対のハサミ形成部材の他方には、長さ方向に開口部が相互に間隔を開けて形成されることにより、隣接する開口部の間に櫛歯が形成されており、
    前記櫛歯のうち少なくとも一つの櫛歯の先端には少なくとも一つの凸部が形成されているハサミ。
  3. 回動中心点を中心として一方の側には刃部が、他方の側には把手部がそれぞれ形成されている一対のハサミ形成部材を前記回動中心点において相互に回動可能に連結することにより形成されたハサミであって、
    前記一対のハサミ形成部材の一方の刃部は平刃であり、
    前記一対のハサミ形成部材の他方には、長さ方向に開口部が相互に間隔を開けて形成されることにより、隣接する開口部の間に櫛歯が形成されており、
    前記櫛歯のうち少なくとも一つの櫛歯の先端には少なくとも一つの凹部と少なくとも一つの凸部とが形成されており、
    前記凸部は、前記一対のハサミ形成部材の長さ方向において、前記凹部よりも、前記一対のハサミ形成部材の先端側に位置しているハサミ。
  4. 前記凹部は、前記一対のハサミ形成部材の長さ方向において、前記櫛歯の中心位置よりも前記一対のハサミ形成部材の先端側に位置していることを特徴とする請求項1または3に記載のハサミ。
  5. 前記一対のハサミ形成部材の長さ方向における前記凹部の幅は0.3乃至0.7mmであることを特徴とする請求項1、3または4に記載のハサミ。
  6. 前記一対のハサミ形成部材の長さ方向と直交する方向における前記凹部の深さは0.5乃至1.2mmであることを特徴とする請求項1、3、4または5に記載のハサミ。
  7. 前記凸部は、前記一対のハサミ形成部材の長さ方向において、前記櫛歯の中心位置よりも前記一対のハサミ形成部材の先端側に位置していることを特徴とする請求項2または3に記載のハサミ。
  8. 前記一対のハサミ形成部材の長さ方向と直交するにおける前記凸部の高さは0.5乃至1.2mmであることを特徴とする請求項2、3または7に記載のハサミ。
  9. 前記開口部は、刃面から遠ざかるにつれて開口幅が大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載のハサミ。
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