JP3139311B2 - 電池の残容量表示方法 - Google Patents
電池の残容量表示方法Info
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- JP3139311B2 JP3139311B2 JP31312994A JP31312994A JP3139311B2 JP 3139311 B2 JP3139311 B2 JP 3139311B2 JP 31312994 A JP31312994 A JP 31312994A JP 31312994 A JP31312994 A JP 31312994A JP 3139311 B2 JP3139311 B2 JP 3139311B2
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電池の残容量状態を表示
する電池の残容量表示方法に関するものである。
する電池の残容量表示方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】充電可能な電池を用いた機器として電動
工具等があり、このような電動工具をねじ締めや穴あけ
等に使用した場合には実使用電流が数Ａ〜数十Ａと大き
くなる。このために電池の１充電当たりの連続使用時間
は数分〜数十分と短いものとなるが、ねじ締めや穴あけ
等の作業に要する電動工具使用時間は数秒〜数十秒と短
時間であるため実際の作業には支障がない。しかし、作
業を効率的に行う点では電池容量切れによる作業中断は
好ましくない。そこで、電池の残容量状態を使用者に伝
える電池の残容量表示装置が必要となる。
工具等があり、このような電動工具をねじ締めや穴あけ
等に使用した場合には実使用電流が数Ａ〜数十Ａと大き
くなる。このために電池の１充電当たりの連続使用時間
は数分〜数十分と短いものとなるが、ねじ締めや穴あけ
等の作業に要する電動工具使用時間は数秒〜数十秒と短
時間であるため実際の作業には支障がない。しかし、作
業を効率的に行う点では電池容量切れによる作業中断は
好ましくない。そこで、電池の残容量状態を使用者に伝
える電池の残容量表示装置が必要となる。
【０００３】電池の残容量状態は常時表示していること
が使い勝手の点で好ましいが、ＬＥＤ表示の場合では数
ｍＡ〜数十ｍＡの電流を通電する必要があるために、常
時電池の残容量状態を表示しようとすると数日〜数十日
で電池の容量がなくなってしまうという問題がある。そ
こで、従来は電源スイッチをオフした後ＬＥＤを一定時
間のみ点灯させる方式、電池に設けたスイッチをオンし
た時のみ点灯させる方式、スイッチをオンした後一定時
間のみ点灯させる方式等を採用し消費電力の節減を行っ
ていた。
が使い勝手の点で好ましいが、ＬＥＤ表示の場合では数
ｍＡ〜数十ｍＡの電流を通電する必要があるために、常
時電池の残容量状態を表示しようとすると数日〜数十日
で電池の容量がなくなってしまうという問題がある。そ
こで、従来は電源スイッチをオフした後ＬＥＤを一定時
間のみ点灯させる方式、電池に設けたスイッチをオンし
た時のみ点灯させる方式、スイッチをオンした後一定時
間のみ点灯させる方式等を採用し消費電力の節減を行っ
ていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記したような電池の
残容量表示方法では、消費電力の節減という点に関して
は有効であるが、使用者が電池の残容量の確認をする場
合にスイッチ操作の手間が必要となるので使い勝手が悪
いという欠点があった。本発明の目的は、上記欠点を解
決し、消費電力の節減を行うと共にスイッチ操作等の手
間が必要でない使い勝手の良い電池の残容量表示方法を
提供することである。
残容量表示方法では、消費電力の節減という点に関して
は有効であるが、使用者が電池の残容量の確認をする場
合にスイッチ操作の手間が必要となるので使い勝手が悪
いという欠点があった。本発明の目的は、上記欠点を解
決し、消費電力の節減を行うと共にスイッチ操作等の手
間が必要でない使い勝手の良い電池の残容量表示方法を
提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的は、電池が充放
電をしている時には電池の残容量に相当する数のＬＥＤ
を点灯させ、電池が充放電をしていない時には電池の残
容量を表示する最上位のＬＥＤのみを間欠点灯させるこ
とにより達成される。
電をしている時には電池の残容量に相当する数のＬＥＤ
を点灯させ、電池が充放電をしていない時には電池の残
容量を表示する最上位のＬＥＤのみを間欠点灯させるこ
とにより達成される。
【０００６】
【作用】上記のような電池の残容量表示方法は、電池が
充放電をしている時には電池の残容量に相当する数のＬ
ＥＤが点灯し、電池が充放電をしていない時には電池の
残容量を表示する最上位のＬＥＤのみが間欠点灯するの
で、常に使用者は電池の残容量状態を確認することがで
きる。
充放電をしている時には電池の残容量に相当する数のＬ
ＥＤが点灯し、電池が充放電をしていない時には電池の
残容量を表示する最上位のＬＥＤのみが間欠点灯するの
で、常に使用者は電池の残容量状態を確認することがで
きる。
【０００７】
【実施例】図１は本発明電池の残容量表示方法を採用し
た電池パックの一実施例を示す回路図である。１は電池
パックであって、複数の再充電可能な電池を直列に接続
した電池組２、電池組２に流れる充電電流または放電電
流を検出し電圧に変換する電流検出手段３、電流検出手
段３の出力をもとに電池の残容量を演算及び記憶する演
算手段４、演算手段４の演算結果すなわち電池の残容量
を表示する表示手段５等から構成される。表示手段５
は、図３、図４に示す如く複数個実施例では５個のＬＥ
Ｄから構成され、電池組２が充放電をしている時には電
池組２の残容量に相当する数のＬＥＤが点灯し、電池組
２が充放電をしていない時には電池組２の残容量を表示
する最上位のＬＥＤのみが間欠点灯する。
た電池パックの一実施例を示す回路図である。１は電池
パックであって、複数の再充電可能な電池を直列に接続
した電池組２、電池組２に流れる充電電流または放電電
流を検出し電圧に変換する電流検出手段３、電流検出手
段３の出力をもとに電池の残容量を演算及び記憶する演
算手段４、演算手段４の演算結果すなわち電池の残容量
を表示する表示手段５等から構成される。表示手段５
は、図３、図４に示す如く複数個実施例では５個のＬＥ
Ｄから構成され、電池組２が充放電をしている時には電
池組２の残容量に相当する数のＬＥＤが点灯し、電池組
２が充放電をしていない時には電池組２の残容量を表示
する最上位のＬＥＤのみが間欠点灯する。
【０００８】次に図１の回路図及び図２のフローチャー
トを用いて動作の説明をする。演算手段４はタイマをス
タートさせ（ステップ１００）、電池組２が通電中かど
うかを判別し（ステップ１０１）、電池組２が通電中す
なわち充放電をしている時には電池組２の残容量に相当
する数のＬＥＤが点灯し、残容量の増減に応じて点灯数
の増減を行う（ステップ１０２）。また電池組２が通電
中でない時すなわち充放電をしていない時には電池組２
の残容量を表示する最上位のＬＥＤのみが間欠点灯する
（ステップ１０３）。ここでの間欠点灯は例えば０.２
秒点灯→２秒消灯→０.２秒点灯→…という点滅を行う
動作をいう。以後、ステップ１０１〜ステップ１０３を
繰返す。一方、ステップ１００にもとづくタイマ割込動
作処理においては、電池組２に流出入する電流を検出し
（ステップ２００）、電池組２の残容量を演算及び記憶
し（ステップ２０１）、タイマを再スタートさせる（ス
テップ２０２）。
トを用いて動作の説明をする。演算手段４はタイマをス
タートさせ（ステップ１００）、電池組２が通電中かど
うかを判別し（ステップ１０１）、電池組２が通電中す
なわち充放電をしている時には電池組２の残容量に相当
する数のＬＥＤが点灯し、残容量の増減に応じて点灯数
の増減を行う（ステップ１０２）。また電池組２が通電
中でない時すなわち充放電をしていない時には電池組２
の残容量を表示する最上位のＬＥＤのみが間欠点灯する
（ステップ１０３）。ここでの間欠点灯は例えば０.２
秒点灯→２秒消灯→０.２秒点灯→…という点滅を行う
動作をいう。以後、ステップ１０１〜ステップ１０３を
繰返す。一方、ステップ１００にもとづくタイマ割込動
作処理においては、電池組２に流出入する電流を検出し
（ステップ２００）、電池組２の残容量を演算及び記憶
し（ステップ２０１）、タイマを再スタートさせる（ス
テップ２０２）。
【０００９】なお、図３に電池組２が充放電をしている
時のＬＥＤ点灯状態、図４に電池組２が充放電をしてい
ない時のＬＥＤ間欠点灯状態を示す。図３の上部、下部
はそれぞれ充電時、放電時における表示状態を示す。充
電開始時には残容量が０〜２０％であることを示す最左
端のＬＥＤのみが連続点灯し、充電が進み満充電になる
と全部のＬＥＤが連続点灯して残容量が８０〜１００％
の状態を示す。また放電時には充電時とは逆に最初全部
のＬＥＤが連続点灯している状態から放電が進むにつれ
て点灯するＬＥＤの数が減少し、最終的には最左端のＬ
ＥＤのみが連続点灯して残容量が０〜２０％の範囲内に
あることを示す。図４は充放電していない時の表示状態
を示す。残容量が８０〜１００％の時は 最上位桁である
最右端のＬＥＤが間欠点灯すなわち点滅し、残容量が６
０〜８０％、４０〜６０％と減少するに従いその残容量
での最上位桁の右から２番目、右から３番目のＬＥＤが
点滅している状態を示す。
時のＬＥＤ点灯状態、図４に電池組２が充放電をしてい
ない時のＬＥＤ間欠点灯状態を示す。図３の上部、下部
はそれぞれ充電時、放電時における表示状態を示す。充
電開始時には残容量が０〜２０％であることを示す最左
端のＬＥＤのみが連続点灯し、充電が進み満充電になる
と全部のＬＥＤが連続点灯して残容量が８０〜１００％
の状態を示す。また放電時には充電時とは逆に最初全部
のＬＥＤが連続点灯している状態から放電が進むにつれ
て点灯するＬＥＤの数が減少し、最終的には最左端のＬ
ＥＤのみが連続点灯して残容量が０〜２０％の範囲内に
あることを示す。図４は充放電していない時の表示状態
を示す。残容量が８０〜１００％の時は 最上位桁である
最右端のＬＥＤが間欠点灯すなわち点滅し、残容量が６
０〜８０％、４０〜６０％と減少するに従いその残容量
での最上位桁の右から２番目、右から３番目のＬＥＤが
点滅している状態を示す。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば、電池が充放電をしてい
る時には電池の残容量に相当する数のＬＥＤが点灯し、
電池が充放電をしていない時には電池の残容量表示の最
上位のＬＥＤのみが間欠点灯するので、消費電力の節減
が行われると共に使用者が常に電池の残容量状態を確認
することができる。
る時には電池の残容量に相当する数のＬＥＤが点灯し、
電池が充放電をしていない時には電池の残容量表示の最
上位のＬＥＤのみが間欠点灯するので、消費電力の節減
が行われると共に使用者が常に電池の残容量状態を確認
することができる。
【図１】 本発明電池の残容量表示方法の一実施例を示
す回路図。
す回路図。
【図２】 本発明電池の残容量表示方法の一実施例を示
すフローチャート。
すフローチャート。
【図３】 電池が充放電をしている時のＬＥＤ点灯状態
を示す図。
を示す図。
【図４】 電池が充放電をしていない時のＬＥＤ間欠点
灯状態を示す図。
灯状態を示す図。
１は電池パック、２は電池組、３は電流検出手段、４は
演算手段、５は表示手段である。
演算手段、５は表示手段である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G09G 3/14 H02J 7/00
Claims (1)
- 【請求項１】 電池に流出入する電流を検出する電流検
出手段と、該電流検出手段の出力をもとに電池の残容量
を演算及び記憶する演算手段と、該演算手段の演算結果
すなわち電池の残容量を表示し、複数のＬＥＤから構成
される表示手段とを有し、ＬＥＤを表示させて残容量を
表示するようにした電池の残容量表示方法であって、 電池が充放電をしている時には電池の残容量に相当する
数のＬＥＤを連続点灯させ、電池が充放電をしていない
時には電池の残容量を表示する最上位桁のＬＥＤのみを
間欠点灯させるようにしたことを特徴とする電池の残容
量表示方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31312994A JP3139311B2 (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 電池の残容量表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31312994A JP3139311B2 (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 電池の残容量表示方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08171360A JPH08171360A (ja) | 1996-07-02 |
| JP3139311B2 true JP3139311B2 (ja) | 2001-02-26 |
Family
ID=18037465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31312994A Expired - Fee Related JP3139311B2 (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 電池の残容量表示方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3139311B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3832426B2 (ja) * | 2002-12-10 | 2006-10-11 | ソニー株式会社 | 二次電池、表示方法、記録媒体、並びにプログラム |
| JP5338552B2 (ja) * | 2009-08-07 | 2013-11-13 | 日立工機株式会社 | 電池パックおよび電動工具 |
| JP6281285B2 (ja) * | 2014-01-07 | 2018-02-21 | 株式会社リコー | 情報処理装置および制御方法 |
| CN104467785B (zh) * | 2014-11-08 | 2017-11-28 | 钟明华 | 中空式集电蓄能光控器 |
-
1994
- 1994-12-16 JP JP31312994A patent/JP3139311B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08171360A (ja) | 1996-07-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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