JP2983575B2 - 残存容量表示装置 - Google Patents
残存容量表示装置Info
- Publication number
- JP2983575B2 JP2983575B2 JP2074438A JP7443890A JP2983575B2 JP 2983575 B2 JP2983575 B2 JP 2983575B2 JP 2074438 A JP2074438 A JP 2074438A JP 7443890 A JP7443890 A JP 7443890A JP 2983575 B2 JP2983575 B2 JP 2983575B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery pack
- display
- remaining capacity
- unit
- capacity display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、電池の充放電電流を演算表示する残存容量
表示装置に関するものである。
表示装置に関するものである。
（ロ）従来の技術 従来の残存容量表示装置は、例えば特公昭57−59944
号公報に開示されているように、電池の通電電気量に応
じて電位が変化する電位記憶素子を使用するものがあ
る。これは電池の充放電電流を検出し、その結果電位記
憶素子への通電電気量を制御して電位を変化させ、その
電位により残存容量表示を行うものである。しかしなが
ら、接続される電池によって初期容量は異なるために正
確な残存容量表示が行えないという問題があった。
号公報に開示されているように、電池の通電電気量に応
じて電位が変化する電位記憶素子を使用するものがあ
る。これは電池の充放電電流を検出し、その結果電位記
憶素子への通電電気量を制御して電位を変化させ、その
電位により残存容量表示を行うものである。しかしなが
ら、接続される電池によって初期容量は異なるために正
確な残存容量表示が行えないという問題があった。
また例えば特開昭61−29079号公報に開示されている
ように、残存容量を演算する素子等を電池パックに組み
込み、個々の電池パックに対して正確に残存容量表示を
行うようにしたものがあるが、この場合電池パック自身
大型化してしまうと共に、電池が寿命等で使用不能にな
った時に装置も使用できなくなるという問題があった。
ように、残存容量を演算する素子等を電池パックに組み
込み、個々の電池パックに対して正確に残存容量表示を
行うようにしたものがあるが、この場合電池パック自身
大型化してしまうと共に、電池が寿命等で使用不能にな
った時に装置も使用できなくなるという問題があった。
（ハ）発明が解決しようとする課題 本発明は前述の事情に鑑みてなされたものであり、電
池に対して着脱自在であって、正確な残存容量を表示す
るようにした残存容量表示装置を提供することにある。
池に対して着脱自在であって、正確な残存容量を表示す
るようにした残存容量表示装置を提供することにある。
（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、Ni−Cd電池等の充電式電池パックと該電池
パックを使用する電気機器との間に、これら電池パック
及び電気機器に対して着脱自在に介在する残存容量表示
装置であって、前記電池パックの充放電電流を演算する
演算部と、該演算部の演算結果を表示する表示部と、該
表示部の表示内容を変更するスイッチ部とを設け、前記
表示部は、前記電池パック装着時、正確な容量表示が行
われていないことを表示する警告表示を行うと共に、前
記スイッチ部操作時、満充電表示を行うことを特徴とす
るものである。
パックを使用する電気機器との間に、これら電池パック
及び電気機器に対して着脱自在に介在する残存容量表示
装置であって、前記電池パックの充放電電流を演算する
演算部と、該演算部の演算結果を表示する表示部と、該
表示部の表示内容を変更するスイッチ部とを設け、前記
表示部は、前記電池パック装着時、正確な容量表示が行
われていないことを表示する警告表示を行うと共に、前
記スイッチ部操作時、満充電表示を行うことを特徴とす
るものである。
（ホ）作用 一般に、残存容量表示装置を電池パックに装着し、該
電池パックを残存容量表示装置を介して充電器あるいは
電気機器等に装着すると、残存容量表示装置に充放電電
流が流れ、演算部が該充放電電流を演算し、該演算結果
を表示部が表示する。この時、接続される電池によって
初期容量は異なるために正確な残存容量表示が行えな
い。
電池パックを残存容量表示装置を介して充電器あるいは
電気機器等に装着すると、残存容量表示装置に充放電電
流が流れ、演算部が該充放電電流を演算し、該演算結果
を表示部が表示する。この時、接続される電池によって
初期容量は異なるために正確な残存容量表示が行えな
い。
一方本発明によれば、電池パック装着時、表示部は正
確な容量表示が行われていないことを表示する警告表示
を行うので、使用者はこのことを認識することができ
る。その後、接続される電池パックが満充電状態である
ことがわかっていれば、スイッチ部を操作することによ
り、前記表示部は満充電表示を行うので、正確な容量表
示が行える。
確な容量表示が行われていないことを表示する警告表示
を行うので、使用者はこのことを認識することができ
る。その後、接続される電池パックが満充電状態である
ことがわかっていれば、スイッチ部を操作することによ
り、前記表示部は満充電表示を行うので、正確な容量表
示が行える。
（ヘ）実施例 以下本発明の実施例を図面に基づき詳述する。
１は本発明の残存容量表示装置であって、電池接続端
子２に電池パック３が、出力端子４に電気機器５が夫々
接続されている。前記残存容量表示装置１は電池の容量
を演算する演算部６と、複数のLEDで構成され該演算部
６の演算結果を表示する表示部７と、該表示部７の表示
内容を変更するスイッチ部８とを内蔵している。また前
記演算部６は電池パック３の通電電流を検出する電流検
出抵抗９と、該抵抗９に流れる電流の時間積即ち、電池
パック３の通電電気量に応じた電圧を発生する電位記憶
素子10と、該電位記憶素子10に発生する電圧に応じて容
量を検出する容量検出回路11とを有している。
子２に電池パック３が、出力端子４に電気機器５が夫々
接続されている。前記残存容量表示装置１は電池の容量
を演算する演算部６と、複数のLEDで構成され該演算部
６の演算結果を表示する表示部７と、該表示部７の表示
内容を変更するスイッチ部８とを内蔵している。また前
記演算部６は電池パック３の通電電流を検出する電流検
出抵抗９と、該抵抗９に流れる電流の時間積即ち、電池
パック３の通電電気量に応じた電圧を発生する電位記憶
素子10と、該電位記憶素子10に発生する電圧に応じて容
量を検出する容量検出回路11とを有している。
容量検出回路11の出力はトランジスタ12の主電流路を
介して前記表示部７に出力されるようになっており、前
記トランジスタ12のベースには前記スイッチ部８の出力
が供給されるようになっている。前記トランジスタ12は
常時はオフ状態となっている。また前記スイッチ部８に
はプッシュスイッチ13が設けられている。
介して前記表示部７に出力されるようになっており、前
記トランジスタ12のベースには前記スイッチ部８の出力
が供給されるようになっている。前記トランジスタ12は
常時はオフ状態となっている。また前記スイッチ部８に
はプッシュスイッチ13が設けられている。
以上のような構成において、本発明容量表示装置を電
池パックと電気機器との間に介在させて装着すると、電
池パック３の放電電流が前記電流検出抵抗９に流れ、こ
の放電電流に応じた電圧を前記容量検出回路11に印加す
る。この時容量検出回路11は前記電圧に比例して、前記
電位記憶素子10への通電電流を制御する。従って、該電
位記憶素子10は抵抗９に流れる電流の時間積即ち、電池
パック３の放電電気量を蓄積し、これに応じた電圧を発
生するようになっている。
池パックと電気機器との間に介在させて装着すると、電
池パック３の放電電流が前記電流検出抵抗９に流れ、こ
の放電電流に応じた電圧を前記容量検出回路11に印加す
る。この時容量検出回路11は前記電圧に比例して、前記
電位記憶素子10への通電電流を制御する。従って、該電
位記憶素子10は抵抗９に流れる電流の時間積即ち、電池
パック３の放電電気量を蓄積し、これに応じた電圧を発
生するようになっている。
一方前記トランジスタ12は常時オフとなっているため
に、前記容量検出回路11は出力されず、この時、前記表
示部７のLEDは点滅（警告表示）するようになってい
る。従って、使用者は、接続される電池によって初期容
量は異なるために正確な残存容量表示が行われていない
ことを認識することができる。
に、前記容量検出回路11は出力されず、この時、前記表
示部７のLEDは点滅（警告表示）するようになってい
る。従って、使用者は、接続される電池によって初期容
量は異なるために正確な残存容量表示が行われていない
ことを認識することができる。
ここで、電池パック３が満充電状態であることを使用
者がわかっていれば、前記プッシュスイッチ13を押す。
この時、前記スイッチ部８は前記トランジスタ12のベー
ス端子にＨレベルの信号を供給し続けるようになってお
り、該トランジスタ12の主電流路を導通させ、前記容量
検出回路11の出力を表示部７に入力する。その結果、前
記表示部７のLEDは点滅から点灯に切り替わり、満充電
状態を表示する（全LED点灯）。同時に前記スイッチ部
８は前記電位記憶素子10を電池パック３の満充電状態に
対応する電圧まで充電するようになっている。
者がわかっていれば、前記プッシュスイッチ13を押す。
この時、前記スイッチ部８は前記トランジスタ12のベー
ス端子にＨレベルの信号を供給し続けるようになってお
り、該トランジスタ12の主電流路を導通させ、前記容量
検出回路11の出力を表示部７に入力する。その結果、前
記表示部７のLEDは点滅から点灯に切り替わり、満充電
状態を表示する（全LED点灯）。同時に前記スイッチ部
８は前記電位記憶素子10を電池パック３の満充電状態に
対応する電圧まで充電するようになっている。
この後、電池の放電電流に応じて発生する電位記憶素
子10の電圧を前記容量検出回路11が検出して残存容量を
演算し、該演算結果を表示部７が表示するようになって
いる。
子10の電圧を前記容量検出回路11が検出して残存容量を
演算し、該演算結果を表示部７が表示するようになって
いる。
一方、電池パックの充電状態が不明の場合は、満充電
まで充電してから残存容量表示装置を装着するか、ある
いは装着してから充電した後、前記プッシュスイッチ13
を押すことにより、常に正確な容量表示が行える。
まで充電してから残存容量表示装置を装着するか、ある
いは装着してから充電した後、前記プッシュスイッチ13
を押すことにより、常に正確な容量表示が行える。
なお充電時においては、前記出力端子４に充電器を接
続すると、前記電流検出抵抗９に発生する電圧が放電時
の場合と逆転して前記電位記憶素子10に発生する電圧が
逆転し、その結果前記容量検出回路11が充電量を演算
し、表示部７がこれを表示するようになっている。
続すると、前記電流検出抵抗９に発生する電圧が放電時
の場合と逆転して前記電位記憶素子10に発生する電圧が
逆転し、その結果前記容量検出回路11が充電量を演算
し、表示部７がこれを表示するようになっている。
（ト）発明の効果 本発明によれば、電池パックが寿命等で使用不能にな
ったとしても、残存容量表示装置は、繰り返し使用する
ことができる。また、電池パック装着時、表示部は正確
な容量表示が行われていないことを表示する警告表示を
行うので、使用者はこのことを認識することができる。
その後、接続される電池パックが満充電状態であること
がわかっていれば、スイッチ部を操作することにより、
前記表示部は満充電表示を行うので、正確な容量表示が
行える。
ったとしても、残存容量表示装置は、繰り返し使用する
ことができる。また、電池パック装着時、表示部は正確
な容量表示が行われていないことを表示する警告表示を
行うので、使用者はこのことを認識することができる。
その後、接続される電池パックが満充電状態であること
がわかっていれば、スイッチ部を操作することにより、
前記表示部は満充電表示を行うので、正確な容量表示が
行える。
図面は本発明残存容量表示装置であって、第１図はブロ
ック回路図、第２図はフローチャートである。 １……残存容量表示装置、３……電池パック、６……演
算部、７……表示部、８……スイッチ部、９……電流検
出抵抗、10……電位記憶素子、11……容量検出回路、13
……プッシュスイッチ。
ック回路図、第２図はフローチャートである。 １……残存容量表示装置、３……電池パック、６……演
算部、７……表示部、８……スイッチ部、９……電流検
出抵抗、10……電位記憶素子、11……容量検出回路、13
……プッシュスイッチ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G01R 31/36 H02J 7/00
Claims (1)
- 【請求項１】Ni−Cd電池等の充電式電池パックと該電池
パックを使用する電気機器との間に、これら電池パック
及び電気機器に対して着脱自在に介在する残存容量表示
装置であって、前記電池パックの充放電電流を演算する
演算部と、該演算部の演算結果を表示する表示部と、該
表示部の表示内容を変更するスイッチ部とよりなり、前
記表示部は、前記電池パック装着時、正確な容量表示が
行われていないことを表示する警告表示を行うと共に、
前記スイッチ部操作時、満充電表示を行うことを特徴と
する残存容量表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2074438A JP2983575B2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 残存容量表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2074438A JP2983575B2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 残存容量表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03273179A JPH03273179A (ja) | 1991-12-04 |
| JP2983575B2 true JP2983575B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=13547234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2074438A Expired - Lifetime JP2983575B2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 残存容量表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2983575B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103364735B (zh) * | 2013-07-17 | 2015-11-04 | 长沙市博巨兴电子科技有限公司 | 移动电源电池电量精确显示方法及装置 |
-
1990
- 1990-03-23 JP JP2074438A patent/JP2983575B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03273179A (ja) | 1991-12-04 |
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