JP3139165U - ランドセル - Google Patents

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一彦 山本
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株式会社鞄工房山本
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Abstract

【課題】前ポケットの開口部を大きく開くことができ、開口部を開閉するために使用するスライドファスナーの短尺化を図り、スライドファスナーの縫着作業の簡略化と開閉のための操作性に優れた前ポケット付のランドセルを提供する。
【解決手段】ランドセル本体12の前面に設けた前ポケット16を、上縁が開口部となり、両側に開口部の開口幅を広くするためのマチ部18、18を設けて形成し、前記開口部を開閉するためのスライドファスナー20を開口部の全長よりも長い長さに設定し、このスライドファスナー20を一方端部が開口部の一方端部に一致する状態で取り付け、その他端側を開口部の他方端部から外部に延びる遊離部24とし、この遊離部24を下向きに折り曲げてランドセル本体12に係止具で止めるようにする。
【選択図】図1

Description

この考案は、ランドセル本体の前面に、各種小物類を収納するための前ポケットを設けたランドセルに関する。
図3のように、一般的なランドセル1は、ランドセル本体2の前板3の前面に、各種小物類を収納するための前ポケット4を設けた構造になっている。
従来の一般的な前ポケットは、上縁の開口部をこの開口部の全長にわたって設けたスライドファスナーで開閉する構造になっており、このような構造では、開口部を大きく開くことができないので、各種小物類の出し入れが行いにくいと共に、収納した各種小物類を確認しにくいという不便がある。
上記のような不便を解消するため、図3で示したように、上縁と両側が開口部となる前ポケット4の両側にマチ部5を設け、この前ポケット4の両側と上縁開口部をスライドファスナー6で連続して開閉できるようにした構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3123182号公報
ところで、両側にマチ部5を設けた前ポケット4の両側と上縁開口部をスライドファスナー6で連続して開閉できるようにすると、開放時に両側マチ部5の効果で開口部を大きく開くことができ、各種小物類の出し入れや確認が容易になるが、スライドファスナー6を前ポケット4の両側と上縁開口部の三辺に沿って設けなければならないので、使用するスライドファスナー6の長さが長くなり、材料費のアップにつながると共に、前ポケット4に対するスライドファスナー6の縫着距離も長くなり、しかも、スライドファスナー6に曲がり部分が生じるので、立体的な縫着に手間がかかるという問題がある。
また、前ポケット4の開閉において、一つのスライダー6aでスライドファスナー6を開閉するものは、スライダー6aの移動距離が長くなり、また、図示省略したが二つのスライダーで開閉するものは、二回の操作を行わなければならないという不便がある。
そこで、この考案の課題は、前ポケットの上縁開口部を開閉するために使用するスライドファスナーの短尺化を図りながら、開口部を大きく開くことができ、スライドファスナーの縫着作業を直線にして簡略化できるだけでなく、前ポケット開閉のための操作性に優れた前ポケット付のランドセルを提供することにある。
上記の課題を解決するため、この考案は、ランドセル本体の前面に前ポケットを設けたランドセルにおいて、前記前ポケットを、上縁が開口部となり、両側に開口部の開口幅を広くするためのマチ部を設けて形成し、この前ポケットの開口部を開閉するためのスライドファスナーを前記開口部の全長よりも長い長さに設定し、前記スライドファスナーを一方端部が開口部の一方端部に一致する状態で前ポケットの開口部に取り付け、前記スライドファスナーの他端側を開口部の他方端部から外部に延びる遊離部とし、この遊離部の端部とランドセル本体の側面下部に一対の係止具を設けた構成を採用したものである。
上記スライドファスナーは、一対のファスナー帯とスライダーで形成され、一方の端部が開放端で他端が閉鎖端となり、上記遊離部が開口部を最大に開くのに閉鎖端が支障を与えない程度の長さに設定され、この遊離部の端部に位置する把持片とランドセル本体の側面で開口部よりも下方の位置に一対の係止具を設けた構造とすることができる。
また、上記一対の係止具が、マグネット部材と、このマグネット部材に対して着脱可能とする被吸着部材とで形成されているようにしてもよい。
ここで、上記前ポケットは、ランドセル本体の前板における前面に設けられ、内側に二つ折り可能となるよう設けた両側のマチ部によって上縁の開口部を大きく開くことができるようになっている。
上記スライドファスナーの外部に延びる遊離部は、上縁の開口部を最大に開くのに支障がない程度の長さに設定され、開口部を閉じたときにこの遊離部を前ポケットの側面に沿って折り曲げ、被吸着部材をマグネット部材に吸着させれば、遊離部は前ポケットの外部にはみ出すことのないように収納できる。
この考案によると、両側にマチ部を設けた前ポケットの上縁開口部を開閉するためのスライドファスナーを前記開口部の全長よりも長い長さに設定し、このスライドファスナーを前ポケットの開口部に取り付け、前記スライドファスナーの他端側を開口部の他方端部から外部に延びる遊離部としたので、スライドファスナーは開口部の全長に遊離部を加えた長さでよく、使用するスライドファスナーの短尺化を図ることで材料費の削減が可能になり、この遊離部を設けることで前ポケットの開口部を大きく開くことができることになる。
また、スライドファスナーの短尺化により、開口部を開閉する時のスライダーの移動距離が短くなり、開閉のための操作性が向上する。
更に、スライドファスナーは、前ポケットの開口部に直線状態で縫着できるので縫着作業が容易になると共に、開口部を閉じたときにこの遊離部を前ポケットの側面に沿って折り曲げ、被吸着部材をマグネット部材に吸着させれば、遊離部を外部にはみ出さないように収納することができ、見た目の向上が図れる。
以下、この考案の実施の形態を図示例に基づいて説明する。
図1と図2のように、ランドセル11は、収納部となるランドセル本体12に背負い帯13や被せ蓋14を設けた周知の構造を有し、前記ランドセル本体12における前板15の前面に前ポケット16が設けられている。
上記前ポケット16は、矩形状となるポケット生地17の下縁を前板15の下部に縫着し、ポケット生地17の両側に、内側へ二つ折り可能となる略三角形のマチ部18、18を配置し、このマチ部18、18の一方側縁をポケット生地17の側縁に縫着し、他方側縁を前板15に縫着して形成され、前ポケット16は、その直線状となる上縁が開口部19となり、両側のマチ部18、18によって開口部19を大きく開口させることができるようになっていると共に、この開口部19は、スライドファスナー20で開閉するようになっている。
上記スライドファスナー20は、一対のファスナー帯21、21とスライダー22で形成され、開口部19の全長よりも少し長い長さに設定したものを用い、一対のファスナー帯21、21は、一方の端部が開放端となり、他方端部は把持片23で結合されて閉鎖端になっている。
このようなスライドファスナー20を一方端部が開口部19の一方端部に一致する状態で、一方のファスナー帯21をポケット生地17の上縁に縫着し、他方のファスナー帯21を前板15に対してポケット生地17の幅に対応する部分を縫着し、このスライドファスナー20の他端側を開口部19の他方端部から前ポケット16の外部に延びる遊離部24としている。
上記スライドファスナー20の遊離部24は、開口部19を最大に開くのに閉鎖端が支障を与えない程度の長さに設定され、この遊離部24の端部に位置する把持片23とランドセル本体12の側面で開口部19よりも下方の位置に、着脱自在となる一対の係止具25を設け、スライドファスナー20が開口部19を閉じた状態で、この遊離部24を前ポケット16の側面に沿って下方に折り曲げ、係止具25を係合させれば、遊離部24は前ポケット16の外部にはみ出すことのないように収納できるようになっている。
この係止具25は、繰り返し係脱できるものであれば構造は限定されないが、図示の場合、ランドセル本体12の側面に固定され、中央孔の底部にマグネットを設けた円板状のマグネット部材25aと、遊離部24の把持片23に取付けられ、前記中央孔に嵌合する突軸を有し、マグネット部材25aに対して着脱可能とする金属製の被吸着部材25bとで形成した例を示している。
この考案のランドセル11は、上記のような構成であり、図2(a)のように、スライドファスナー20で前ポケット16の開口部19を閉じた状態では、スライダー22が一方端部側に位置してファスナー帯21、21が結合され、図1(b)のように、その遊離部24は、前ポケット16の側面からランドセル本体12の側面に沿って下向きに折り曲げ、被吸着部材25bをマグネット部材25aに吸着させることにより、前ポケット16の外部にはみ出さないように収納されている。
上記前ポケット16の開口部19を開く場合は、遊離部24の把持片23を指先で引っ張って被吸着部材25bをマグネット部材25aから外した状態で、スライダー22を開方向へ遊離部24の閉鎖端部にまで移動させる。
これによって、図2(b)のように、スライドファスナー20はファスナー帯21、21が切離され、前ポケット16の開口部19を開くと、ファスナー帯21、21は遊離部24の部分も一緒に開くことで開口部19を大きく開くことができ、各種小物類の出し入れや確認が円滑に行えることになる。
また、前ポケット16の開口部19を閉じる場合は、遊離部24に位置するスライダー22をスライドファスナー20の一方端部側に向けて閉じる方向に移動させ、両ファスナー帯21、21を結合した後、その遊離部24を前ポケット16の側面に沿って折り曲げ、把持片23の被吸着部材25bをマグネット部材25aに吸着させればよく、遊離部24は前ポケット16の側面に沿って納まるので、外部にはみ出さない状態になり、図1(a)のように、見た目の向上が図れることになる。
(a)はこの考案に係るランドセルの被せ蓋を閉じた状態を示す斜視図、(b)は同じく被せ蓋を開いた状態を示す斜視図 (a)この考案に係るランドセルの前ポケットを示す閉じた状態の斜視図、(b)は同じく前ポケットの開いた状態を示す斜視図 従来の前ポケットを備えたランドセルの斜視図
符号の説明
11 ランドセル
12 ランドセル本体
13 背負い帯
14 被せ蓋
15 前板
16 前ポケット
17 ポケット生地
18 マチ部
19 開口部
20 スライドファスナー
21 ファスナー帯
22 スライダー
23 把持片
24 遊離部
25 係止具
25a マグネット部材
25b 被吸着部材

Claims (3)

  1. ランドセル本体の前面に前ポケットを設けたランドセルにおいて、
    前記前ポケットを、上縁が開口部となり、両側に開口部の開口幅を広くするためのマチ部を設けて形成し、この前ポケットの開口部を開閉するためのスライドファスナーを前記開口部の全長よりも長い長さに設定し、前記スライドファスナーを一方端部が開口部の一方端部に一致する状態で前ポケットの開口部に取り付け、前記スライドファスナーの他端側を開口部の他方端部から外部に延びる遊離部とし、この遊離部の端部とランドセル本体の側面に一対の係止具を設けたことを特徴とするランドセル。
  2. 上記スライドファスナーは、一対のファスナー帯とスライダーで形成され、一方の端部が開放端で他端が閉鎖端となり、上記遊離部が開口部を最大に開くのに閉鎖端が支障を与えない程度の長さに設定され、この遊離部の端部に位置する把持片とランドセル本体の側面で開口部よりも下方の位置に一対の係止具を設けたことを特徴とする請求項1に記載のランドセル。
  3. 上記一対の係止具が、マグネット部材と、このマグネット部材に対して着脱可能とする被吸着部材とで形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のランドセル。
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