JP3224326U - 裁縫道具入れ - Google Patents
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Abstract
【課題】利便性に優れた裁縫道具入れを提供する。【解決手段】前開口部11と、該前開口部11とは反対側に開口する後開口部12を有し、内部に裁縫道具を収納するための収納空間が形成された箱状の収納部10と、前記前開口部11を開閉可能な前側ファスナー40を有する前蓋部20と、前記後開口部12を開閉可能な後側ファスナー50を有する後蓋部30と、を備えている。【選択図】図2
Description
本考案は、裁縫道具を収納するための裁縫道具入れに関する。
小中学校や高等学校の家庭科学習等で裁縫を学習する場合があり、その際に使用する裁縫道具を収納して持ち運ぶための裁縫道具入れが知られている。裁縫道具入れは、持ち運びの利便性や机上での省スペース化等の目的のために、コンパクトであることが求められてきた。また、購入時の負担を軽減するために製造コストを低く抑えることが求められてきた。
特許文献1に記載される裁縫道具入れは、全体に細長い矩形の形態であり、箱状の本体と、本体に一体に取り付けられた蓋部と、蓋部の内側に一体に取り付けられて本体上に載置可能な中蓋状の押え部材を備えている。長方形状の蓋部は、その三辺に設けられたファスナーによって開閉可能に構成されている。本体の一方の面に設けられた蓋部に対して中蓋状の押え部材を取り付けることにより、本体内部で収納空間を区画する仕切りを省略することが可能であり、コンパクト化と低コスト化を実現することができるとされている。
ところで、こうした裁縫道具入れは一般的に、裁縫道具を収納可能な本体に一つの蓋部が取り付けられて構成されている。使用時には、蓋部が取り付けられた側の面が上方を向くようにして机の上に置き、ファスナーにより蓋部を開放して裁縫道具の出し入れをする必要がある。そのため、蓋部が取り付けられた側の面が下方となるようにして机の上に置いてしまうと裁縫道具の出し入れができず不便である。
本考案は、こうした従来の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、利便性に優れた裁縫道具入れを提供することである。
上記の目的を達成するため、本考案の裁縫道具入れは、第1開口部と、該第1開口部とは反対側に開口する第2開口部を有し、内部に裁縫道具を収納するための収納空間が形成された箱状の収納部と、前記第1開口部を開閉可能な第1留め具を有する第1蓋部と、前記第2開口部を開閉可能な第2留め具を有する第2蓋部と、を備えている。
上記の構成によれば、第1蓋部と第2蓋部は、収納部に対して互いに反対側に設けられている。そのため、第1蓋部側が下方となるようにして机の上に置いた場合には、第2留め具の操作により第2蓋部を開放して裁縫道具を出し入れすることができる。また、第2蓋部側が下方となるようにして机の上に置いた場合には、第1留め具の操作により第1蓋部を開放して裁縫道具を出し入れすることができる。裁縫道具入れの利便性が向上する。
上記の構成において、前記収納部には、該収納部の内部を前記第1開口部側の第1収納部と前記第2開口部側の第2収納部とに仕切る仕切り壁が設けられており、前記第1収納部の容積は前記第2収納部の容積より大きい。
上記の構成によれば、仕切り壁によって収納部の内部が仕切られていることから、裁縫道具を区分けして収納することができる。また、第1収納部と第2収納部の容積が異なることから、裁縫道具の種類によって適宜に区分けすることができる。
上記の構成において、前記第1蓋部及び前記第2蓋部は、前記収納部に回動可能に連結されており、前記第1蓋部及び前記第2蓋部の少なくともいずれか一方には、前記収納部に対する回動を規制するストッパ機構が設けられている。
上記の構成によれば、ストッパ機構により蓋部の回動が規制される。そのため、蓋部を開放した状態でも、内部に収納した小物類が収納部の外部へ露出したり落ちたりすることが抑制される。
本考案の裁縫道具入れは、利便性に優れている。
以下、本考案を具体化した裁縫道具入れの一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態の裁縫道具入れ1は、略直方体形状の収納部10と、収納部10の前側面に取り付けられた前蓋部20と、収納部10の後側面に取り付けられた後蓋部30を備えており、全体として略直方体形状に形成されている。収納部10、前蓋部20、及び後蓋部30の主要部分は、厚紙等の補強材に合成繊維等からなる布帛を被覆してなる板材から形成されている。以下の説明では、図1に示す上下、前後、左右に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態の裁縫道具入れ1は、略直方体形状の収納部10と、収納部10の前側面に取り付けられた前蓋部20と、収納部10の後側面に取り付けられた後蓋部30を備えており、全体として略直方体形状に形成されている。収納部10、前蓋部20、及び後蓋部30の主要部分は、厚紙等の補強材に合成繊維等からなる布帛を被覆してなる板材から形成されている。以下の説明では、図1に示す上下、前後、左右に基づいて説明する。
図2及び図3に示すように、収納部10の前面には、前方に向かって開口する前開口部11が形成されている。前開口部11は、収納部10の前面全体に形成されている。また、収納部10の後面には、後方に向かって開口する後開口部12が形成されている。後開口部12は、収納部10の後面全体に形成されている。そのため、収納部10は、一定幅の周壁13で囲まれた形状をなしており、周壁13の前端縁が前開口部11を構成し、周壁13の後端縁が後開口部12を構成している。
図2に示すように、前蓋部20は、収納部10の周壁13の下壁13aに対して回動可能に取り付けられている。前蓋部20と収納部10の前開口部11との間には、前蓋部20を開閉可能とする留め具としての前側ファスナー40が取り付けられている。前側ファスナー40の引手41を移動させることにより、前蓋部20により前開口部11が閉塞された閉状態、前蓋部20により前開口部11が開放された開状態を採り得る。前蓋部20は、前開口部11に対して90゜以上をなす角度まで回動可能である。
図3に示すように、後蓋部30は、収納部10の周壁13の下壁13aに対して回動可能に取り付けられている。後蓋部30と収納部10の後開口部12との間には、後蓋部30を開閉可能とする留め具としての後側ファスナー50が取り付けられている。後側ファスナー50の引手51を移動させることにより、後蓋部30により後開口部12が閉塞された閉状態、後蓋部30により後開口部12が開放された開状態を採り得る。
図3に示すように、後蓋部30の内面における右側縁近傍と、後に説明する仕切り壁16の右側辺16aとの間には、下方ほど幅狭の布片からなる右連結部61が取り付けられている。右連結部61は、後蓋部30の上下方向2/3程度の位置から下方の位置に取り付けられている。同様に、後蓋部30の内面における左側縁近傍と、仕切り壁16の左側辺との間には、下方ほど幅狭の布片からなる左連結部62が取り付けられている。右連結部61と左連結部62は同様の構成である。右連結部61及び左連結部62が取り付けられていることにより、後蓋部30は、後開口部12に対して約30゜となる角度でその回動が規制される。右連結部61及び左連結部62は、収納部10に対する後蓋部30の回動を規制するストッパ機構を構成している。
収納部10に対して前蓋部20及び後蓋部30を閉状態とすると、収納部10、前蓋部20及び後蓋部30によって囲まれた空間が、裁縫道具を収納するための収納空間となる。
図2及び図3に示すように、収納部10の前後方向中間部には、収納部10内の収納空間を前収納部14と後収納部15に仕切る仕切り壁16が形成されている。仕切り壁16は、収納部10の周壁13の幅に対して前開口部11から後方へ約3/4程度となる位置に、周壁13の内面全周に亘って隙間なく接合されている。これにより、前収納部14は、後収納部15の約3倍の容量となる。
図2に示すように、前蓋部20の内面には、収納ポケット21が設けられている。収納ポケット21は、前蓋部20の内面における右側縁近傍、左側縁近傍、及び下側縁近傍のそれぞれに接合された1枚の布片21aにより形成されている。布片21aは、布片21aが接合された前蓋部20の内面の大きさより少し大きく形成されており、その結果、収納ポケット21は布片21aが少し弛んだ状態で形成されている。また、布片21aの上端縁には、ゴム部材21bが取り付けられている。これにより、少し厚みのある裁縫道具、小物類を収納可能であるとともに、収納ポケット21から小物類等が脱落しないように構成されている。
図3に示すように、仕切り壁16における後収納部15側の面には、収納ポケット17が設けられている。収納ポケット17は、仕切り壁16の後収納部15側の面における右側縁近傍、左側縁近傍、左右方向中間位置、及び下側縁近傍のそれぞれに接合された1枚の布片17aにより形成されている。また、布片17aの上端縁には、ゴム部材17bが取り付けられている。収納ポケット17は、左右方向中間位置で接合されていること以外、収納ポケット21と同様の構成である。
図1に示すように、前蓋部20及び後蓋部30のそれぞれの上部外面には、裁縫道具入れ1を持ち運ぶ際に使用する持ち手70が取り付けられている。
次に、本実施形態の裁縫道具入れ1の使用方法及び作用について説明する。
次に、本実施形態の裁縫道具入れ1の使用方法及び作用について説明する。
使用方法としては特に限定されるものではないが、例えば、裁ちばさみ、糸切ばさみ、針山、チャコペンシル、メジャー、各種糸等の裁縫道具を前収納部14に収納し、裁縫途中の布片や小物等を後収納部15に収納する。また、裁縫道具のうち、予備の針や待ち針等小物類は前収納部14側の前蓋部20の収納ポケット21に収納する。同様に、裁縫途中の小物類は後収納部15側の仕切り壁16の収納ポケット17に収納してもよい。
裁縫する際には、後側ファスナー50の引手51を移動させて後蓋部30を開状態とし、後収納部15内に収納された裁縫途中の布片や小物類を机の上に準備する。このとき、後蓋部30は、ストッパ機構としての右連結部61及び左連結部62によりその回動を規制されているため、後収納部15内に収納された小物類が不用意に外部に零れ落ちることが抑制される。
続いて、後蓋部30を下側にして裁縫道具入れ1を机の上に置く。その状態で、前側ファスナー40の引手41を移動させて前蓋部20を開状態とし、前収納部14内に収納された裁縫道具を適宜取り出す。前蓋部20にはストッパ機構が設けられておらず、前開口部11に対して90゜以上をなす角度まで回動可能であるため、比較的大きな裁縫道具、長い裁縫道具の出し入れが容易である。
裁縫の終了後、前蓋部20を開状態として使用した裁縫道具を収納し、前側ファスナー40を操作して前蓋部20を閉状態とする。また、後蓋部30を開状態として裁縫した布片や小物等を収納し、後側ファスナー50を操作して後蓋部30を閉状態とする。裁縫道具入れ1は持ち手70を持って持ち運んで所定の収納場所に収納する。また、必要に応じて、収納場所に設けられたフック等に持ち手を引っ掛けるようにしてもよい。
次に、本実施形態の裁縫道具入れ1の効果について以下に記載する。
(1)本実施形態の裁縫道具入れ1は、前開口部11及び後開口部12を有する収納部10と、前開口部11を開閉可能な前蓋部20と、後開口部12を開閉可能な後蓋部30を備えている。前開口部11と後開口部12は互いに反対側に開口している。
(1)本実施形態の裁縫道具入れ1は、前開口部11及び後開口部12を有する収納部10と、前開口部11を開閉可能な前蓋部20と、後開口部12を開閉可能な後蓋部30を備えている。前開口部11と後開口部12は互いに反対側に開口している。
そのため、前蓋部20側が下方となるようにして机の上に置いた場合には、後蓋部30を開放して裁縫道具を出し入れすることができ、後蓋部30側が下方となるようにして机の上に置いた場合には、前蓋部20を開放して裁縫道具を出し入れすることができる。利便性の高い裁縫道具入れ1が得られる。
(2)収納部10には、収納部10の内部を前開口部11側の前収納部14と後開口部12側の後収納部15とに仕切る仕切り壁16が設けられている。
そのため、裁縫道具を前収納部14と後収納部15に適宜区分けして収納することができる。
そのため、裁縫道具を前収納部14と後収納部15に適宜区分けして収納することができる。
(3)収納部10は、前収納部14に加えて後収納部15を有している。
そのため、例えば前収納部14の容量が学校での家庭科学習で使用する裁縫道具を収納するのに十分な大きさであれば、後収納部15は、裁縫道具以外の小物等を収納するスペースとして活用することができる。
そのため、例えば前収納部14の容量が学校での家庭科学習で使用する裁縫道具を収納するのに十分な大きさであれば、後収納部15は、裁縫道具以外の小物等を収納するスペースとして活用することができる。
また、小学校で購入した裁縫道具入れ1を、中学校、高等学校の家庭科学習で使用したり、成人した後に使用したりする場合が考えられる。この場合、前収納部14以外に収納スペースが確保できることで、後に買い足した裁縫道具や小物類等を収納することができる。例えば、家庭科学習で使用した裁縫道具を容量の大きい前収納部14にまとめて収納し、後に買い足した裁縫道具や小物類等を、容量の小さい後収納部15に収納していくことができる。
(4)前収納部14の容積は後収納部15の容積より大きい。
そのため、裁縫道具の大きさや種類によって適宜区分けして収納することができる。
(5)後蓋部30は収納部10に回動可能に連結されており、後蓋部30に設けられた右連結部61及び左連結部62は、収納部10に対する後蓋部30の回動を規制するストッパ機構を構成している。
そのため、裁縫道具の大きさや種類によって適宜区分けして収納することができる。
(5)後蓋部30は収納部10に回動可能に連結されており、後蓋部30に設けられた右連結部61及び左連結部62は、収納部10に対する後蓋部30の回動を規制するストッパ機構を構成している。
そのため、後蓋部30の回動が規制されて、後収納部15内に収納した小物類が外部へ露出したり落ちたりすることが抑制される。
(6)収納部10の前開口部11は収納部10の前面全体に形成されており、前開口部11を開閉可能とする前蓋部20は、前開口部11に対して90゜以上をなす角度まで回動可能である。
(6)収納部10の前開口部11は収納部10の前面全体に形成されており、前開口部11を開閉可能とする前蓋部20は、前開口部11に対して90゜以上をなす角度まで回動可能である。
そのため、前蓋部20を回動させて手を添えれば、前開口部11を容易に全開状態に維持することができる。比較的大きな裁縫道具や長い裁縫道具の出し入れが容易である。
(7)前蓋部20の内面には、収納ポケット21が設けられている。また、仕切り壁16における後収納部15側の内面には、収納ポケット17が設けられている。
(7)前蓋部20の内面には、収納ポケット21が設けられている。また、仕切り壁16における後収納部15側の内面には、収納ポケット17が設けられている。
そのため、小物類を適宜仕分けして収納することができる。
上記実施形態は、以下のように変更することができる。なお、上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて適用することができる。
上記実施形態は、以下のように変更することができる。なお、上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて適用することができる。
・上記実施形態の裁縫道具入れ1は、略直方体形状の収納部10を有し、全体として略直方体形状に形成されているが、その形状はこれに限定されない。例えば、収納部10が前面視正方形状であってもよく、六角形状や八角形状の多角形状であってもよく、円形状であってもよい。この場合、前蓋部20及び後蓋部30は、収納部10の前面視形状と同形状であってもよく、異なる形状、例えば長方形状であってもよい。
・上記実施形態の裁縫道具入れ1では、仕切り壁16は、収納部10の周壁13の幅に対して前開口部11から後方へ約3/4程度となる位置に接合されているが、仕切り壁16の接合位置はこれに限定されない。例えば、前開口部11と後開口部12との略中央位置に接合されていてもよい。この場合、前収納部14と後収納部15の容量はほぼ同じとなる。
・仕切り壁16は、収納部10の周壁13の内面全周に亘って隙間なく接合されているが、仕切り壁16の大きさはこれに限定されない。例えば、収納部10の上方から1/4程度の位置から下方に亘って接合されていてもよい。また、収納部10の右方から1/5程度の位置から左方に亘って接合されていてもよい。仕切り壁16によって前収納部14と後収納部15が完全に区画されていない状態であると、例えば、前収納部14側から後収納部15内の裁縫道具等を取り出すことができる。これは、仕切り壁16が収納部10の周壁13の内面全周に亘って隙間なく接合されている状態で、例えば中央部に前収納部14と後収納部15を連通する開口部が形成されているような場合も同様である。
・仕切り壁16を省略することもできる。
・収納部10の前面には、前方に向かって開口する前開口部11が収納部10の前面全体に形成されており、後面には、後方に向かって開口する後開口部12が収納部10の後面全体に形成されているが、前開口部11及び後開口部12の大きさはこれに限定されない。前開口部11が収納部10の前面の一部に形成されていてもよく、前開口部11と後開口部12の大きさが異なっていてもよい。
・収納部10の前面には、前方に向かって開口する前開口部11が収納部10の前面全体に形成されており、後面には、後方に向かって開口する後開口部12が収納部10の後面全体に形成されているが、前開口部11及び後開口部12の大きさはこれに限定されない。前開口部11が収納部10の前面の一部に形成されていてもよく、前開口部11と後開口部12の大きさが異なっていてもよい。
・上記実施形態の裁縫道具入れ1では、前蓋部20を開閉可能とする留め具として前側ファスナー40が取り付けられており、後蓋部30を開閉可能とする留め具として後側ファスナー50が取り付けられているが、留め具は前側ファスナー40や後側ファスナー50の形状のファスナーに限定されない。例えば、ボタンや面ファスナーであってもよく、或いは、前蓋部20に形成された凹溝と収納部10に形成された凸条との係合構造であってもよい。
・上記実施形態の裁縫道具入れ1では、収納部10に対する後蓋部30の回動を規制するストッパ機構は、後蓋部30の上下方向2/3程度の位置から下方の位置に取り付けられた布片からなる右連結部61及び左連結部62で構成されているが、ストッパ機構はこれに限定されない。後蓋部30の上下方向中間位置と仕切り壁16の上下方向中間位置との間に架け渡された紐状の部材で構成されていてもよい。また、伸縮自在な布片や紐状の部材で構成されていてもよい。
・右連結部61や左連結部62の位置、大きさは上記実施形態のものに限定されない。
・右連結部61及び左連結部62のいずれか一方を省略してもよい。また、右連結部61及び左連結部62の両方を省略して、後蓋部30にストッパ機構を設けないようにしてもよい。
・右連結部61及び左連結部62のいずれか一方を省略してもよい。また、右連結部61及び左連結部62の両方を省略して、後蓋部30にストッパ機構を設けないようにしてもよい。
・前蓋部20にストッパ機構を設けてもよい。
・右連結部61や左連結部62により後蓋部30の回動が記載される角度は約30゜でなくてもよい。約30゜より小さくてもよく大きくてもよい。
・右連結部61や左連結部62により後蓋部30の回動が記載される角度は約30゜でなくてもよい。約30゜より小さくてもよく大きくてもよい。
・前蓋部20には収納ポケット21が設けられているが、これを省略することもできる。同様に仕切り壁16には収納ポケット17が設けられているが、これを省略することもできる。また、後蓋部30に収納ポケットが設けられていてもよく、仕切り壁16における前収納部14側に収納ポケットが設けられて入れもよい。
・収納ポケット17、21の大きさ、形状は上記実施形態のものに限定されない。前蓋部20の一部に収納ポケット17が設けられていてもよく、仕切り壁16の一部に収納ポケット17が設けられていてもよい。
・収納ポケット17のゴム部材17bが設けられておらず、布片17aのみで形成されていてもよい。収納ポケット21についても同様である。
・前蓋部20に複数個の収納ポケットが設けられていてもよく、仕切り壁16に複数個の収納ポケットが設けられていてもよい。
・前蓋部20に複数個の収納ポケットが設けられていてもよく、仕切り壁16に複数個の収納ポケットが設けられていてもよい。
・持ち手70は、前蓋部20及び後蓋部30のそれぞれの上部外面に取り付けられているが、持ち手の位置、数はこれに限定されない。例えば、収納部10の周壁13の上面に一つの持ち手が取り付けられていてもよい。また、収納部10の周壁13の左右側面のそれぞれに長さ調整可能な一つの持ち手が架け渡されていてもよい。
・持ち手70を省略してもよい。
1…裁縫道具入れ、10…収納部、11…前開口部、12…後開口部、14…前収納部、15…後収納部、16…仕切り壁、17…収納ポケット、20…前蓋部、21…収納ポケット、30…後蓋部、40…前側ファスナー(留め具)、50…後側ファスナー(留め具)、61…右連結部(ストッパ機構)、62…左連結部(ストッパ機構)。
Claims (3)
- 第1開口部と、該第1開口部とは反対側に開口する第2開口部を有し、内部に裁縫道具を収納するための収納空間が形成された箱状の収納部と、
前記第1開口部を開閉可能な第1留め具を有する第1蓋部と、
前記第2開口部を開閉可能な第2留め具を有する第2蓋部と、
を備えていることを特徴とする裁縫道具入れ。 - 前記収納部には、該収納部の内部を前記第1開口部側の第1収納部と前記第2開口部側の第2収納部とに仕切る仕切り壁が設けられており、
前記第1収納部の容積は前記第2収納部の容積より大きいことを特徴とする請求項1に記載の裁縫道具入れ。 - 前記第1蓋部及び前記第2蓋部は、前記収納部に回動可能に連結されており、
前記第1蓋部及び前記第2蓋部の少なくともいずれか一方には、前記収納部に対する回動を規制するストッパ機構が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の裁縫道具入れ。
Priority Applications (1)
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