JP3200269U - 収納ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】使用時には周枠体内に一定の収容空間を保持する一方、不使用時にはコンパクトに保管することのできる収納ボックスが望まれている。【解決手段】収納ボックス1は、右側板部10、背板部11、左側板部12および前下板部13が折り畳み自在に連結されて成り上面開口21および前面上開口22を有する周枠体3と、上面開口21を蓋止する上蓋部6と、前面上開口22を開閉自在に蓋止する前蓋部7と、を備えて成り、前蓋部7が上蓋部6の前辺に上下揺動自在に連結されているものであって、背板部11と前下板部13とがそれぞれ平面視で内方に二つ折り自在に構成され、底面部4は、折り畳み自在の可撓性シートで構成され、背板部11および前下板部13がいずれも一枚板状に開かれたときに展張した底面部4上の全面に載置されて周枠体3の形状を保持する保持板部8、を備えているものである。【選択図】図6

Description

本考案は、使用時は一定の収納空間を有し、不使用時にはコンパクトになって保管することのできる収納ボックスに関するものである。
従来、この種の収納ボックスとしては、例えば下記の特許文献1に開示されたものが知られている。この文献開示の収納ボックスは、右側板部、背板部、左側板部、前下板部および底板部が一体に連結されて成る収納本体と、収納本体の上面開口を蓋止する上蓋部と、前記上面開口とつながっている前面上開口を開閉自在に蓋止する前蓋部と、を備えて成り、前蓋部が上蓋部の前辺にヒンジ部材を介して上下揺動自在に連結されているものである。
前記の収納ボックスはほぼ全体がプラスチックで構成されており、上下に段積みされる上面とは異なる前面上部に、傾斜した出し入れ口が形成されている。その出し入れ口は前蓋部により開閉自在に蓋止されるようになっていて、前蓋部を開閉するだけで被収納物を簡単に出し入れできるようになっている。この収納ボックスに収容される被収納物としては、例えばタオルなどの家庭用品、おもちゃ、野菜などの生鮮食品といったものが知られている。
登録実用新案第3193224号公報
ところで、上記した文献開示の収納ボックスは、使用時であれ不使用時であれ、周枠体内に常に一定の収納空間を有していて嵩張っているので、不使用時にコンパクトな形態にすることができないという不具合がある。そのために、運送時はあたかも空気を運ぶこととなって、運送料や保管料が実質的に高くつくという問題があり、通信販売には適していないものと考えられる。
本考案は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであって、使用時には周枠体内に一定の収容空間を保持する一方、不使用時にはコンパクトにすることのできる収納ボックスの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る収納ボックスは、右側板部、背板部、左側板部、および前下板部が折り畳み自在に連結されて成り上面開口および当該上面開口につながっている前面上開口を有する周枠体と、上面開口を蓋止する上蓋部と、前面上開口を開閉自在に蓋止する前蓋部と、を備えて成り、前蓋部が上蓋部の前辺に上下揺動自在に連結されている収納ボックスであって、背板部と前下板部とが、それぞれ平面視で内方に二つ折り自在に構成され、底面部は、折り畳み自在の可撓性シートで構成され、背板部および前下板部がいずれも一枚板状に開かれたときに展張した底面部上の全面に載置されて周枠体の箱形形状を保持する保持板部、を備えている構成にしてある。
また、前記構成において、少なくとも、右側板部、背板部、左側板部、および前下板部が、中質繊維板製の芯板材と、芯板材の外面全体を被う布材と、から構成されているものである。
そして、前記した各構成において、周枠体の上面開口の前端近傍位置における右側板部および左側板部の外側面に、第1係合部材がそれぞれ設けられ、上蓋部における左右の側辺および背辺に、上蓋部から下方に延びる垂延部が設けられ、周枠体の第1係合部材と対向する位置の垂延部に、第1係合部材に係脱自在に係止される第2係合部材がそれぞれ設けられているものである。
更に、前記した各構成において、上蓋部の上面に第3係合部材が設けられ、底面部の下面には第3係合部材に係脱自在に係止される第4係合部材が設けられているものである。
また、前記した各構成において、右側板部と左側板部との外側面に、布材製の把手がそれぞれ設けられているものである。
本考案に係る収納ボックスによれば、背板部と前下板部とが、それぞれ平面視で内方に二つ折り自在に構成され、底面部は、折り畳み自在の可撓性シートで構成されているので、使用しないときは、背板部と前下板部を内方に二つ折りすることにより、周枠体および底面部をコンパクトに折り畳んで保管することができる。一方、使用するときは、背板部および前下板部をいずれも一枚板状に開くと底面部が展張する。この展張した底面部上に保持板部を載置することにより、周枠体を箱形形状に保持して、周枠体内に一定の収容空間を確保することができる。
また、少なくとも、右側板部、背板部、左側板部、および前下板部が、中質繊維板製の芯板材と、芯板材を被う布材とから構成されているものでは、周枠体は剛性および機械強度の高い中質繊維板で主に構成されるので、周枠体が箱形形状に保持されたときに多量の被収納物を収容しても、周枠体が水平方向に膨らむことがなく、上下方向の荷重にも耐えることとなる。従って、複数の収納ボックスを上下段積みにして使用することができる。
そして、周枠体の右側板部および左側板部の外側面にそれぞれ設けられた第1係合部材と、上蓋部の垂延部にそれぞれ設けられた第2係合部材とを備えているものでは、第2係合部材を第1係合部材に係止させることにより、上蓋部は上面開口の前端近傍位置における右側板部および左側板部に固定されるので、前蓋部を開閉させるときに上蓋部における前蓋部との連結部近くが浮き沈みすることがなく安定化させることができ、前蓋部を円滑に上下揺動させて前面上開口を開閉することができる。その結果、周枠体内への被収納物の出し入れを円滑にすることができる。
更に、上蓋部上面の第3係合部材と底面部下面の第4係合部材を備えているものでは、或る収納ボックスの上蓋部の上面に、別の収納ボックスの底面部の下面を載せて段積みすると、別の収納ボックスの第4係合部材が或る収納ボックスの第3係合部材に係止される。従って、複数の収納ボックスを上下段積みしたときに外部から衝撃や力を受けた場合でも、上にある収納ボックスが転落することを確実に防ぐことができる。
また、右側板部と左側板部との外側面に布材製の把手がそれぞれ設けられているものでは、不使用時に周枠体が折り畳まれると、左右の把手も折り畳まれて右側板部と左側板部に密着するので、折り畳み時の周枠体の嵩張りを抑止できる。一方、使用時には、左右の把手を持って収納ボックスを容易に持ち運びすることができる。
本考案の一実施形態に係る収納ボックスを示す外観図である。 前記収納ボックスの前面上開口を開いた状態を示す外観図である。 側面から見た前記収納ボックスおよびその上に段積みを想像した態様を示す状態説明図である。 前記収納ボックスの前蓋部を反転させて上蓋部上に載せた状態を示す外観図である。 図4に示した収納ボックスの収納本体から蓋体を取り外すとともに上蓋部の垂延部を折り畳んだ状態を示す外観図である。 図5に示した収納ボックスの収納本体から保持板部を取り外すとともに上下反転されて展開された蓋体を示す外観図である。 前記収納ボックスの収納本体または蓋体を示す図であって、(a)は図5におけるA−A線矢視断面図、(b)は図5におけるB−B線矢視断面図、(c)は図6におけるC−C線矢視断面図である。 それぞれ取り外されて折り畳まれた収納本体、保持板部および蓋体を示す平面図である。 前記の収納本体、保持板部および蓋体を重ねて積み上げた状態を示す平面図である。 図9の積み上げ状態に対応した側面図である。
本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下に述べる実施形態は本考案を具体化した一例に過ぎず、本考案の技術的範囲を限定するものでない。図1は本考案の一実施形態に係る収納ボックスを示す外観図、図2は前記収納ボックスの前面上開口を開いた状態を示す外観図、図3は側面から見た前記収納ボックスおよびその上に段積みを想像した態様を示す状態説明図、図4は前記収納ボックスの前蓋部を反転させて上蓋部上に載せた状態を示す外観図、図5は図4に示した収納ボックスの収納本体から蓋体を取り外すとともに上蓋部の垂延部を折り畳んだ状態を示す外観図、図6は図5に示した収納ボックスの収納本体から保持板部を取り外すとともに上下反転されて展開された蓋体を示す外観図である。
各図において、この実施形態に係る収納ボックス1は、物品を収納する有底箱状の収納本体2と、収納本体2内の底部に載置されて収納本体2の形状を保持する保持板部8と、収納本体2の上面開口21およびこの上面開口21につながっている前面上開口22を蓋止する蓋体5と、から構成されている。この収納ボックス1は、高さH(図3参照)が例えば約325mmである。
前記の収納本体2は、平面視で略矩形筒状に形成された周枠体3と、周枠体3の下面開口の周縁部全周にわたって接合された底面部4と、から構成されている。
周枠体3は、右側板部10、背板部11、左側板部12、および前下板部13がそれぞれ縫目線20で構成される折畳線23,24,25,26を介して折り畳み可能に連結されている。この周枠体3は、その上面に前記の上面開口21と前面上開口22とが形成されている。右側板部10と左側板部12は、側面視で五角形状に形成されている。
前記の背板部11は、縫目線20で構成される折畳線18を挟んで前後揺動自在に左右に分割された分割背板部14,15から構成されている。すなわち、これらの分割背板部14,15は、折畳線18を介して平面視で周枠体3の内向きに二つ折り自在に構成されている。
前記の前下板部13も、縫目線20で構成される折畳線19を挟んで前後揺動自在に左右に分割された分割背板部16,17から構成されている。すなわち、これらの分割背板部16,17は、折畳線19を介して平面視で周枠体3の内向きに二つ折り自在に構成されている。
周枠体3の右側板部10、背板部11、左側板部12および前下板部13は、例えば厚さ約3mmで中質繊維板(通称MDFと称される)製の芯板材35と、芯板材35の外面全体を被った布材36と、から構成されている。前記の中質繊維板は、木材をほぐし接着剤などを配合してボードに成型されたものであり、高い機械強度、硬くて均質な材質、高い表面平滑性を安定に備えている。前記の布材36は、例えばポリエステル繊維製の織布で構成されている。
周枠体3の上面開口21の前端近傍位置における右側板部10および左側板部12の外側面に、雄スナップ(第1係合部材の例)29A,29Bがそれぞれ取り付けられている。一方、蓋体5を周枠体3の上面に設置した状態で、蓋体5の垂延部27の内側面において周枠体3の雄スナップ29A,29Bと対向する位置には、雄スナップ29A,29Bと係脱自在に係止される雌スナップ(第2係合部材の例)30A,30Bがそれぞれ取り付けられている。また、右側板部10と左側板部12との外側面には、布材製の把手32A,32Bがそれぞれ縫着されている。
前記の底面部4は折り畳み自在の可撓性シートで構成されている。この可撓性シートとしては、例えばポリエステル製の織布に上面に軟質の合成樹脂層(例えばポリウレタン樹脂層)がコーティングされたものが挙げられる。斯かるコーティングによって、底面部4の折目が安定化するようになっている。
前記の蓋体5は、上面開口21を蓋止する上蓋部6と、前面上開口22を開閉自在に蓋止する前蓋部7と、を備えている。前蓋部7は、縫目線20で構成されるヒンジ部31を介して上蓋部6の前辺に上下揺動自在に連結されている。そして、上蓋部6における左右の側辺および背辺にわたって、上蓋部6から下方に延びる平面視でコの字状の垂延部27が垂設されている。この垂延部27は、不使用時に左右の折畳位置28A,28Bで折り畳まれて上蓋部6の下面に密着する。上蓋部6、前蓋部7および垂延部27は、いずれも厚さ約2mmで厚紙製の芯板材37で主に構成されるとともに、芯板材37の外周面が布材36で被われて形成されている(図7(c)参照)。これら各板材の周縁部は縁布が縫着された縁縫部38となっている(図3参照)。
上蓋部6の上面には、多数の鉤状体を片面に有するA面ファスナ(第3係合部材の例)33,33が縫着などにより取り付けられている。収納本体2の底面部4の下面には、A面ファスナ33と係脱自在に係止される多数のループ状体を片面に有するB面ファスナ(第4係合部材の例)が縫着などにより取り付けられている。
そして、前記の保持板部8は、例えば平面視矩形状で厚さ2mmの厚紙の上面が布材36で被われ、布材36の布端は厚紙の四辺で織り込まれたのち端縫いで固着される。保持板部8の後辺には、指で掴むための摘み輪9が縫着されている。また、背板部11の分割背板部14,15および前下板部13の分割背板部16,17がいずれも開かれて一枚板状になったときに、底面部4は平らに展張するような形状および大きさに形成されている。このように展張した底面部4上の全面を被うように、保持板部8が嵌め込まれて載置される。これにより、周枠体3が矩形箱状の固定状態に保持される。
上記のように構成された収納ボックス1は、段積みされる上面(蓋体5の上蓋部6)とは異なる前面上部に、傾斜した前面上開口(出し入れ口)22が形成されている。この前面上開口22は、上蓋部6の前端部に枢支された前蓋部7により開閉自在に蓋止されるようになっているので、上下に複数の収納ボックス1,1,・・が段積みされた状態であっても、前蓋部7を開閉するだけで被収納物を収納本体2内に簡単に出し入れできるという利点がある。
この収納ボックス1では、それぞれ別個に折り畳まれた収納本体2、蓋体5および保持板部8が積み重ねられると、図9および図10に示すように、収納ボックス1は厚さTが例えば約55mmと比較的薄くなる。従って、収納ボックス1は通信販売などの商品として好適であり、大きな保管場所もとらない。
そこで、収納ボックス1の使用に際しては、図8に示すように、収納本体2、保持板部8および蓋体5が個々に分けて用意される。次に、図6に示すように、右側板部10と左側板部12が互いに左右に引き離される。そうして、背板部11および前下板部13がいずれも一枚板状となるまで開かれると、底面部4が平らに展張する。そして、図5に示すように、展張した底面部4上に保持板部8が嵌め置かれると、周枠体3が固定されて収納本体2が矩形箱形形状に保持される。引き続き、蓋体5の上蓋部6から垂延部27が下向きに広げられたのち、図4に示すように、蓋体5の上蓋部6で収納本体2の上面開口21が蓋止され、周枠体3の雄スナップ29A,29Bに垂延部27の雌スナップ30A,30Bが係止される。更に、図4に示した状態から図2に示すように、前蓋部7が前向きに揺動されると、図1に示すように、収納本体2の前面上開口22が前蓋部7により蓋止されるのである。
一方、収納ボックス1が長期間使用されないときは、図1、図2、図4、図5、図6、図8、図10の順に示した態様のように、収納ボックス1は分解され、コンパクトに折り畳まれて保管される。
上記の収納ボックス1によれば、使用しないときは、周枠体3から蓋体5および保持板部8を取り外して背板部11と前下板部13を内方に二つ折りすることにより、周枠体3および底面部4をコンパクトに折り畳んで保管したり搬送したりできる。一方、使用するときは、背板部11および前下板部13を開いて展張した底面部4上に保持板部8を嵌め置きすることにより、周枠体3を矩形箱形形状に保持できる。
また、周枠体3の右側板部10、背板部11、左側板部12、および前下板部13が、剛性および機械強度の高い中質繊維板製の芯板材35で主に構成されているので、箱形形状に保持されている収納本体2内に多量の被収納物を収容したとしても、周枠体3が水平方向に膨らむことがなく、上下方向の荷重にも耐えられる。従って、複数の収納ボックス1,1,1を上下段積みにして使用することも可能になる。
そして、周枠体3における右側板部10および左側板部12の雄スナップ29A,29Bと、上蓋部6の垂延部27の雌スナップ30A,30Bとを備えているので、雌スナップ30A,30Bを雄スナップ29A,29Bに係止させることにより、上蓋部6を上面開口21の前端近傍位置における右側板部10および左側板部12に固定することができる。これにより、前蓋部7を開閉させるときに、前蓋部7との連結部近くの上蓋部6が浮き沈みすることを防止でき安定化させることができる。従って、前蓋部7を円滑に上下揺動させて前面上開口22を開閉することができ、周枠体3内への被収納物の出し入れを容易にすることが可能となる。
更に、上蓋部6上面のA面ファスナ33と底面部4下面のB面ファスナ34を備えているので、図3に示すように、実線で示した収納ボックス1の上蓋部6の上面に、1点鎖線で示した上側の収納ボックス1の底面部4の下面を載せて段積みしたとき、上側の収納ボックス1のB面ファスナ34が下側の収納ボックス1のA面ファスナ33に係止される。従って、図示のように3つの収納ボックス1,1,1を上下段積みして外部から衝撃や力を受けた場合でも、上に置かれた収納ボックス1が転落することを確実に防止できる。尚、この収納ボックス1は機械強度が比較的高いことに加えてA面ファスナ33とB面ファスナ34を備えているので、5段位までは無理なく段積みできる。
また、右側板部10と左側板部12の各外側面に布材製の把手32A,32Bがそれぞれ設けられているので、不使用時に周枠体3が折り畳まれると、左右の把手32A,32Bも折り畳んで右側板部10および左側板部12の外面に密着させることができる。従って、折り畳み時における周枠体3全体の嵩張りを抑止できる。一方、使用時には、左右の把手32A,32Bを持って収納ボックス1を容易に持ち運びすることができる。
尚、上記の実施形態では、第1係合部材として雄スナップ29A,29Bを用い、第2係合部材として雌スナップ30A,30Bを用いた例を示したが、本考案はこれらに限定されない。例えば、第1係合部材として雌スナップを用い、第2係合部材として雄スナップを用いてよい。更には、スナップに替え、第1係合部材および第2係合部材として、鉤状体を有するA面ファスナおよびループ状体を有するB面ファスナを用いることも可能である。
そして、上記では、第3係合部材として鉤状体を有するA面ファスナ33を用い、第4係合部材としてループ状体を有するB面ファスナ34を用いた例を示したが、本考案はこれらに限定されない。例えば、第3係合部材としてB面ファスナを用い、第4係合部材としてA面ファスナを用いても構わない。
また、上記では、周枠体3の芯板材35として中質繊維板を用いた例を示したが、中質繊維板に替えて、汎用の合板、プラスチック板、高剛性の厚紙板などを用いることも可能である。
更に、上記では、布材として、ポリエステル繊維製の織布を用いた例を示したが、他種類の繊維製の織布でも良く、あるいは織布に替え、編布や不織布を用いてもよい。
1 収納ボックス
2 収納本体
3 周枠体
4 底面部
5 蓋体
6 上蓋部
7 前蓋部
8 保持板部
10 右側板部
11 背板部
12 左側板部
13 前下板部
14,15 分割背板部
16,17 分割前板部
18,19 折畳線
21 上面開口
22 前面上開口
27 垂延部
28A,28B 折畳位置
29A,29B 雄スナップ(第1係合部材)
30A,30B 雌スナップ(第2係合部材)
31 ヒンジ部
32A,32B 把手
33 A面ファスナ(第3係合部材)
34 B面ファスナ(第4係合部材)
35,37 芯板材
36 布材
T 厚さ
上記目的を達成するために、本考案に係る収納ボックスは、右側板部、背板部、左側板部、および前下板部が折り畳み自在に連結されて成り、下面開口、上面開口および当該上面開口につながっている前面上開口を有する周枠体と、周枠体の下面開口の周縁部全周にわたって接合された底面部と、上面開口を蓋止する上蓋部と、前面上開口を開閉自在に蓋止する前蓋部と、を備えて成り、前蓋部が上蓋部の前辺に上下揺動自在に連結されている収納ボックスであって、背板部と前下板部とが、それぞれ平面視で内方に二つ折り自在に構成され、底面部は、折り畳み自在の可撓性シートで構成され、背板部および前下板部がいずれも一枚板状に開かれたときに展張した底面部上の全面に載置されて周枠体の箱形形状を保持する保持板部、を備えている構成にしてある。

Claims (5)

  1. 右側板部、背板部、左側板部、および前下板部が折り畳み自在に連結されて成り上面開口および当該上面開口につながっている前面上開口を有する周枠体と、前記上面開口を蓋止する上蓋部と、前記前面上開口を開閉自在に蓋止する前蓋部と、を備えて成り、前記前蓋部が前記上蓋部の前辺に上下揺動自在に連結されている収納ボックスであって、
    前記背板部と前記前下板部とが、それぞれ平面視で内方に二つ折り自在に構成され、
    前記底面部は、折り畳み自在の可撓性シートで構成され、
    前記背板部および前記前下板部がいずれも一枚板状に開かれたときに展張した前記底面部上の全面に載置されて前記周枠体の箱形形状を保持する保持板部、を備えていることを特徴とする収納ボックス。
  2. 少なくとも、前記右側板部、前記背板部、前記左側板部、および前記前下板部が、中質繊維板製の芯板材と、前記芯板材の外面全体を被う布材と、から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の収納ボックス。
  3. 前記周枠体の上面開口の前端近傍位置における前記右側板部および前記左側板部の外側面に、第1係合部材がそれぞれ設けられ、
    前記上蓋部における左右の側辺および背辺に、前記上蓋部から下方に延びる垂延部が設けられ、
    前記周枠体の第1係合部材と対向する位置の前記垂延部に、前記第1係合部材に係脱自在に係止される第2係合部材がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の収納ボックス。
  4. 前記上蓋部の上面に第3係合部材が設けられ、前記底面部の下面には前記第3係合部材に係脱自在に係止される第4係合部材が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の収納ボックス。
  5. 前記右側板部と前記左側板部との外側面に、布材製の把手がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の収納ボックス。
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