JP3139074U - タグ状装飾プレート - Google Patents

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Abstract

【課題】装飾性が高く、奇抜性があり、立体的な装飾を、金属板本体上に効果的に付して装飾性を向上させることができるタグ状装飾プレートを提供する。
【解決手段】このタグ状装飾プレートは、金属板本体1の端部に吊下げ部4を設け、吊下げて装飾用に使用する金属製のタグ状装飾プレートである。金属板本体1には、顔文字2が、連続する貫通スリット孔3によって形成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、キーホルダー、携帯電話機などに吊下げて、装飾用に使用するタグ状装飾プレートに関し、特に金属板本体上に顔文字を、連続する貫通スリット孔により形成し、装飾性と奇抜さを備えたタグ状装飾プレートに関する。
従来、キーホルダー、携帯電話機、鞄などに吊下げて装飾用に使用するタグ状装飾プレートが、広く製造され、販売されている。これらのタグ状装飾プレートとして、アクリル樹脂などのプラスチックによりプレート状に成形されたもの、或いは金属板により形成されその表面に、文字などを印刷したものが、一般に知られている。
プラスチック製の装飾プレートは、各種の色や模様を比較的容易に付すことができ、カラフルで、比較的簡単に且つ安価に製造できる利点がある一方、耐候性に難点があり、また傷が付き易いという欠点がある。
一方、金属製の装飾プレートは、その表面に色や模様などの装飾を付すためには多くの工数が必要となるものの、金属製のため耐候性があって、傷がつきにくいという利点がある。
ところで、従来、金属製の装飾プレートに装飾性の高い細溝画像を、フォトリソグラフ法により形成する技術が、下記特許文献1などにより提案され、金属表面に細い溝による装飾を付した装飾プレートが製造されている。
特開2004−114336号公報
このフォトリソグラフ法により、金属板上に装飾画像を形成する工程は、画像パターンに対応したレジスト膜の形成工程、レジスト膜で覆われた金属の表面をエッチングする工程など多くの工程を必要とする。このため、この種の細溝画像を付した金属製の装飾プレートは、装飾性はあるものの、加工工数が嵩み、製造コストが非常に高くなる課題があった。
本考案は、上述の課題を解決するものであり、装飾性が高く、奇抜性があり、立体的な装飾を、金属板本体上に効果的に付して装飾性を向上させることができるタグ状装飾プレートを提供することを目的とする。
本考案に係るタグ状装飾プレートは、金属板本体の端部に吊下げ部を設け、吊下げて装飾用に使用する金属製のタグ状装飾プレートにおいて、該金属板本体には、連続する貫通スリット孔によって顔文字が形成されたことを特徴とする。なお、顔文字とは、括弧、ドット、スラッシュ、ハイフンなどの記号を用いて、人の顔を表現する形態である。
ここで、上記金属板本体は、ステンレス板またはチタン板により形成され、その表面には、ヘアーライン研磨加工が施され、ヘアーライン仕上げ面を表面に形成することが好ましい。
また、顔文字を構成する、連続した貫通スリット孔は、レーザー加工機のレーザー照射により形成し、その後、バリ取り加工を行って製造することができる。
上記構成のタグ状装飾プレートは、金属板本体上に顔文字が、連続する貫通スリット孔により形成されるため、顔文字が金属板上に立体的に表われ、顔文字を装飾性高く金属板本体上に表現することができる。
また、通常の文字ではなく、顔文字が装飾プレートに形成され、顔文字が通常表示される携帯電話機やパーソナルコンピュータのディプレイではなく、装飾プレートの金属板本体上に表現されるため、奇抜さと新鮮味を持って、この装飾プレートを見ることができ、話題性を集めることができる。
また、金属板本体にステンレス板またはチタン板を使用し、その表面をヘアーライン仕上げ面とすれば、更に装飾性の高い装飾プレートとすることができる。
また、顔文字を形成する、連続した貫通スリット孔を、レーザー加工機のレーザー照射により形成した場合、非常に細いスリット孔を金属の溶融により、細密に且つ効率良く形成することができる。しかも、顔文字となる貫通スリット孔の表面が溶融によって比較的滑らかとなり、装飾性の高い装飾プレートを効率よく製造することができる。
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1はタグ状装飾プレートの斜視図を示し、図2はその正面図を、図3はその断面図を示している。このタグ状装飾プレートは、端部に吊下げ部4を設け、吊下げて装飾用に使用する金属製のタグ状装飾プレートであり、金属板本体1を基本構成として構成される。
金属板本体1には、連続する貫通スリット孔3によって、顔文字2が形成されている。顔文字とは、図2、図4に示すように、括弧、ドット、スラッシュ、ハイフン、チルダ、アスタリスクなどのシンボル、記号或いは文字を用いて、人の顔のいろいろな表情を表現する形態である。
金属板本体1は、素材として、例えば、厚さ1.5mmのステンレス板またはチタン板などの金属板が使用され、素材となる金属板は、レーザー加工機にかけて、図1〜図3に示すような略長方形に裁断され、さらに、レーザー加工機によって、顔文字2が金属板本体1上に形成される。また、方形形状の金属板本体1の端部には、吊下げ部4が円形の孔部を設けて形成されている。
金属板本体1、例えば、縦30mm、横55mmの大きさの長方形に形成され、4個の角部は丸く面取りされる。長方形の金属板本体1の縦横比は、約1対1.83となっている。金属板本体1の左端には、吊下げ部4が、半円形の突出部に、直径約5mmの孔を設けて形成される。
上記構成のタグ状装飾プレートは、汎用のレーザー加工機により、製作される。レーザー加工機としては、X・Y座標上を移動するX・Y移動機構に、レーザー発振器を有したレーザー照射器を取り付け、X・Y座標上でレーザー照射器を移動させる構造のものを使用することができる。レーザー発振器としては、金属板を溶融切断可能で、出力の比較的大きい炭酸ガスレーザー発振器を使用することができる。
また、この種のレーザー加工機は、レーザー照射器のX・Y座標上での動きを、マイクロコンピュータで制御する制御部を有しており、制御部に予め顔文字の画像データを、装飾プレートの外形図面データと共に記憶しておく。そして、加工時にその装飾プレートの外形図面データと顔文字画像データを読み出して画面上で合成し、その外形図面の画像線と顔文字画像線に沿ってレーザー照射器を移動させて、レーザー加工を行なう。
この種のレーザー加工機は、そのレーザー照射器のレーザーをワーク上で、直径約0.2mmまで集光させることができ、これにより、例えば直径約0.3mmの孔を金属板に形成することができる。したがって、レーザー加工機を使用すれば、小形の金属板本体1上に、図2、図3に示す如く、顔文字2を細密に貫通スリット孔3によって形成することが可能となる。例えば、「A」の文字などは、完全に文字に沿って貫通スリット孔3を溶断させた場合、内部の三角形の部分が脱落するところ、レーザー加工機によれば、溶断しない橋絡部を、非常に狭い幅(例えば0.3〜0.5mm幅)の連続部として残すように加工することができ、顔文字の形状を悪化させずに、貫通スリット孔で顔文字を良好に形成することができる。
タグ状装飾プレートを製作する際には、レーザー加工機に、ワークとして素材となるステンレス板またはチタン板をセットし、装飾プレートの図面画像線と顔文字画像線に沿って、レーザー照射器を移動させながら、レーザー光を金属板本体1上に照射してレーザー加工が行なわれる。このとき、レーザー照射器のレーザー照射と移動に伴い、連続する貫通スリット孔3が顔文字に沿って形成され、金属板本体1上に顔文字が貫通スリット孔3によって図2、図4に示すように、形成される。また、その外形線及び吊下げ部4の孔も、このレーザー光により溶断され、同時に形成される。
この後、顔文字2を貫通スリット孔3により形成した金属板本体1は、バリ取りを行った後、ヘアーライン研磨機にかけられてヘアーライン研磨加工が施され、表面にヘアーライン仕上げ面を形成する。
上記のように製作されたタグ状装飾プレートは、図1のように、その吊下げ部4に、吊下げ具5として、装飾チェーン、装飾紐、或いはキーホルダーの止め輪などを連結し、キーホルダー、携帯電話機、鞄などに吊下げて装飾用に使用される。
このように、本タグ状装飾プレートは、金属板本体1上に顔文字2が、連続する貫通スリット孔3により形成されるため、印刷やエッチングに比して、顔文字2を金属板上に、より立体的に表わすことができ、装飾性の高い顔文字2を金属板本体1上に表現することができる。
また、通常の文字ではなく、顔文字2が装飾プレートに形成され、顔文字2が通常表示される携帯電話機やパーソナルコンピュータのディプレイではなく、装飾プレートの金属板本体1上に表現されるため、奇抜さと新鮮味を持って、この装飾プレートを見ることができ、話題性を集めることができる。
さらに、金属板本体1にステンレス板またはチタン板を使用し、その表面をヘアーライン仕上げ面としているから、高品質で、装飾性の高い装飾プレートとすることができる。
さらに、レーザー加工機のレーザー照射により、連続した貫通スリット孔3を形成して、その貫通スリット孔3により顔文字2を形成するため、非常に細いスリット孔を金属の溶融によって、細密に形成することができ、顔文字自体も細かい部分まで精密に形成することができる。しかも、顔文字となる貫通スリット孔の表面が溶融によって比較的滑らかとなり、装飾性の高い装飾プレートを効率よく製造することができる。
なお、図1、図2に示した顔文字2のほかに、図4(a)に示す顔文字21、或いは図4(b)に示すような顔文字22など、各種の顔文字を金属板本体1に形成することができる。
また、上記実施形態では、顔文字とそれに続くカタカナ文字が上下2列に表現されていたが、顔文字とそれに続くカタカナ文字を、図4(c)にように、1列に表現して形成することもでき、また、カタカナ文字をなくし顔文字のみとすることもできる。
本考案の一実施形態を示すタグ状装飾プレートの斜視図である。 同タグ状装飾プレートの正面図である。 同タグ状装飾プレートのIII-III断面図である。 (a)(b)(c)は、各々他の実施形態の装飾プレートの正面図である。
符号の説明
1 金属板本体
2 顔文字
3 貫通スリット孔
4 吊下げ部

Claims (3)

  1. 金属板本体の端部に吊下げ部が設けられ、吊下げて装飾用に使用する金属製のタグ状装飾プレートにおいて、
    該金属板本体には、連続する貫通スリット孔によって顔文字が形成されたことを特徴とするタグ状装飾プレート。
  2. 前記金属板本体はステンレス板またはチタン板により形成され、当該表面にはヘアーライン研磨加工が施され、ヘアーライン仕上げ面が該表面に形成されていることを特徴とする請求項1記載のタグ状装飾プレート。
  3. 前記顔文字を形成する、連続した貫通スリット孔は、レーザー加工機のレーザー照射により形成されたことを特徴とする請求項1または2記載のタグ状装飾プレート。



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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022168724A1 (ja) * 2021-02-03 2022-08-11 株式会社アマダ レーザ加工方法、加工プログラム作成方法、及びレーザ加工機

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