JP3138678U - 電気集塵機用集塵電極 - Google Patents
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Abstract
【課題】長手方向に引っ張られた場合に波状の形状が平坦状の形状に変形することを抑制できる電気集塵機用集塵電極を提供する。
【解決手段】アルミニウム製の帯状の導電部材幅方向中央部に、長手方向に沿って、所定の幅hを有する直線状の平坦部102が形成してあり、平坦部102の導電部材幅方向両側に、長手方向に凹凸が反復される波状の凹凸部104,106が形成してあり、導電部材の上面及び下面又は何れかの一面に接着剤が塗布された合成毛織布が接着されている。集塵電極200の長手方向の変形は、接着された合成毛織布及び平坦部102が長手方向に引っ張られても延びないことによって抑制される。凹凸部104,106が平坦になることなく、集塵電極200,200を重ねて巻き取った場合の集塵電極200,200間の間隔変動が抑制され、空気との接触面積が増大して、集塵能力が向上する。
【選択図】図1
【解決手段】アルミニウム製の帯状の導電部材幅方向中央部に、長手方向に沿って、所定の幅hを有する直線状の平坦部102が形成してあり、平坦部102の導電部材幅方向両側に、長手方向に凹凸が反復される波状の凹凸部104,106が形成してあり、導電部材の上面及び下面又は何れかの一面に接着剤が塗布された合成毛織布が接着されている。集塵電極200の長手方向の変形は、接着された合成毛織布及び平坦部102が長手方向に引っ張られても延びないことによって抑制される。凹凸部104,106が平坦になることなく、集塵電極200,200を重ねて巻き取った場合の集塵電極200,200間の間隔変動が抑制され、空気との接触面積が増大して、集塵能力が向上する。
【選択図】図1
Description
本考案は、電気集塵機の塵捕集部に配される電気集塵機用集塵電極に関する。
電気集塵機は、空気清浄機、空気調和機等の集塵装置として利用され、塵、埃等、空気中の微細な粒子である汚染物質を放電によってイオン化し、この汚染物質を強力な集塵力を持った電気集塵機用集塵電極(以下、単に集塵電極ともいう)に吸着させて空気を浄化する。
更に詳細には、電気集塵機に吸入された空気中の汚染物質は、高電圧によって(+)電荷を帯び、この(+)電荷を帯びた汚染物質が、塵捕集部に配されている陽極としての集塵電極と陰極としての集塵電極との間を通過しながら、陽極から斥力を受け、陰極から引力を受けることによって、陰極としての集塵電極に吸着される。このため、空気中から汚染物質が除去される。このような集塵電極は、空気との接触面積を増大させて集塵能力を向上させるために、断面波形状に構成されている(特許文献1参照)。
図6は、従来の集塵電極16,18を備える電気集塵機の塵捕集部の分解斜視図である。また、図7は、従来の集塵電極16を示す平面図であり、図8は、同じく幅方向側面図である。集塵電極16,18は、略同一の形状をなしており、一方が陽極として用いられ、他方が陰極として用いられる。図7及び図8では、集塵電極16を例示している。
各集塵電極16,18は帯状であって、薄板状又はフィルム状のアルミニウムを用いてなる。図7及び図8に示すように、集塵電極16は長手方向に凹凸が反復される波状であり、更に詳細には、長手方向に一定間隔毎に一面側及び他面側へ交互に突出する折曲突起16a,16a,…が形成されている。このような集塵電極16,18は、各集塵電極16,18の両面に被覆紙を密着させた状態で重ねられ、更に、所定の長手方向長さだけ長手方向に巻き取られることによって、所要の空間を占めるロール状の塵捕集体となる。
この場合に、集塵電極16の両面に突出している折曲突起16a,16a,…と集塵電極18の両面に突出している複数の折曲突起とをスペーサとして、巻き取られた集塵電極16と集塵電極18との間に空隙が設けられる。更に、この巻き取られた集塵電極16と集塵電極18とが略一定距離で離隔するように塵捕集体を弛緩及び/又は膨張させる整形作業が行なわれる。このような整形作業においては、集塵電極16の折曲突起16a,16a,…と集塵電極18の折曲突起とがスペーサとなるため、集塵電極16と集塵電極18との間に略一定距離の空隙を設けることは容易である。
以上のようにして作製された塵捕集体としての集塵電極16,18は、電気集塵機の塵捕集部に配される。電気集塵機の塵捕集部には、底面に空気流入用の孔が形成されている箱体8と、天面に空気流出用の孔が形成されており、箱体8の天部開口を覆う蓋体13とが備えられており、金属網を用いてなるフィルタ12と、塵捕集体としての集塵電極16,18とが箱体8内部に装着されている。
電気集塵機の塵捕集部に吸入された空気は、集塵電極16と集塵電極18との間の空隙を通過しながら、例えば陽極としての集塵電極16から斥力を受け、陰極としての集塵電極18から引力を受けて、空気中の汚染物質が集塵電極18に吸着される。
実公平2−31156号公報
しかしながら、従来の集塵電極16は、長手方向に凹凸が反復される単純な波状であるため、長手方向に巻き取られることによって集塵電極16が長手方向に引っ張られた場合に、折曲突起16a,16a,…が集塵電極16の長手方向に開かれて、集塵電極16が平坦に変形することがある。
平坦な集塵電極16,18が重ねられた場合、集塵電極16と集塵電極18とが全体的に近接して、集塵電極16,18間の空隙が小さくなる。この結果、集塵電極16,18を用いてなる塵捕集体の密度が高くなり、所要の体積を有する塵捕集体を形成するためには、集塵電極16,18の長手方向に必要な長さが増大することになる。
また、平坦な集塵電極16,18間には、一定の離隔距離を有する空隙を設けることが困難である。しかも、平坦な集塵電極16,18間の離隔距離は、揺れ、衝撃等で変化し易い。このため、電気集塵機の塵捕集部を通過する空気の流量が不均一になり、また、空気の流量が低下することもある。しかも、平坦な集塵電極16,18夫々の空気との接触面積は、波状の集塵電極16,18夫々の空気との接触面積よりも小さい。以上のことから、電気集塵機の集塵能力が低下する。
本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、帯状の導電部材の上面及び下面、又は何れかの一面に接着剤が塗布された合成毛織布を接着させて構成してあり、導電部材の長手方向に沿って平坦部が形成してあり、平坦部の両側に凹凸部が形成してあることにより、長手方向に引っ張られた場合に凹凸部が平坦に変形することを抑制できる電気集塵機用集塵電極を提供することにある。
本考案の他の目的は、平坦部の両側の凹凸部が平坦部を中心に対称状であることにより、電気集塵機の集塵能力を向上させることができる電気集塵機用集塵電極を提供することにある。
本考案の他の目的は、平坦部の両側の凹凸部が千鳥配置であることにより、電気集塵機の集塵能力を向上させることができる電気集塵機用集塵電極を提供することにある。
第1考案に係る電気集塵機用集塵電極は、電気集塵機の塵捕集部に配される電気集塵機用集塵電極において、帯状の導電部材を用いてなり、前記導電部材の幅方向の中央部に、長手方向に沿って、所定の幅を有する線状の平坦部が形成してあり、該平坦部の前記幅方向の両側に、長手方向に凹凸が反復される波状の凹凸部が形成してあり、前記導電部材の上面及び下面、又は何れかの一面に、接着剤が塗布された合成毛織布を接着させて構成してあることを特徴とする。
第2考案に係る電気集塵機用集塵電極は、前記凹凸部は、前記平坦部を対称軸として略対称状に形成されていることを特徴とする。
第3考案に係る電気集塵機用集塵電極は、前記平坦部の前記幅方向の一側の前記凹凸部と他側の前記凹凸部とが千鳥配置されていることを特徴とする。
第1考案の電気集塵機用集塵電極にあっては、帯状の導電部材の幅方向中央部に、長手方向に沿って、所定の幅を有する線状の平坦部が形成してあり、平坦部の導電部材幅方向両側に、長手方向に凹凸が反復される波状の凹凸部が形成してある。導電部材の上面及び下面、又は何れかの一面に、接着剤が塗布された合成毛織布を接着させて構成してある。平坦部は、凹凸部に比べて、導電部材長手方向の引っ張りに対する変形量が小さい。このため、導電部材が長手方向に引っ張られた場合に、接着させてある合成毛織布及び平坦部が導電部材全体の長手方向への変形を抑制し、この変形の抑制に伴って、凹凸部の長手方向への変形も抑制される。この結果、波状の電気集塵機用集塵電極が平坦な電気集塵機用集塵電極に変形することを抑制することができる。
このような波状の電気集塵機用集塵電極が複数枚積層された状態でロール状に巻き取られることによって、塵捕集体が形成される。この場合に、積層されている電気集塵機用集塵電極の間に、例えば各電気集塵機用集塵電極の凹凸部の凸部をスペーサとして、一定の離隔距離を有する空隙が容易に設けられる。このため、本考案の電気集塵機用集塵電極を用いてなる塵捕集体の密度が低くなる。そして、所要の体積を有する塵捕集体を形成するために用いられる電気集塵機用集塵電極の長手方向に必要な長さが余分に増加するという不具合が抑制される。
また、波状の電気集塵機用集塵電極の間の離隔距離は、例えば各電気集塵機用集塵電極の凹凸部の凸部がスペーサとなるため、揺れ、衝撃等で変化し難い。この結果、電気集塵機の塵捕集部を通過する空気の流量が略均一になり、また、空気の流量が低下する不具合が抑制される。しかも、波状の電気集塵機用集塵電極の空気との接触面積は、平坦な電気集塵機用集塵電極の空気との接触面積よりも大きい。
以上のことから、最小限の電気集塵機用集塵電極を用いて、電気集塵機の集塵能力を向上させることができる。
第2考案の電気集塵機用集塵電極にあっては、凹凸部が、平坦部を対称軸とする略対称状に形成されていることによって、電気集塵機用集塵電極がロール状に巻き取られてなる塵捕集体の内部に形成される空気流通路の形状が単純になる。このため、塵捕集体に対して空気が円滑に流入出することができ、電気集塵機器の集塵能力を更に向上させることができる。また、空気の流入出が阻害されることによる騒音の発生を抑制することができる。更にまた、対称形状の電気集塵機用集塵電極は外観の意匠性が向上する。
第3考案の電気集塵機用集塵電極にあっては、凹凸部が、平坦部の導電部材幅方向一側と他側とで千鳥配置されている。つまり、導電部材幅方向一側の凹部及び凸部と導電部材幅方向他側の凹部及び凸部とが互い違いに形成されている。
このような電気集塵機用集塵電極を用いてなるロール状の塵捕集体に外部から揺れ、衝撃等が加えられた場合に、電気集塵機用集塵電極の接着された合成毛織布及び千鳥配置された凹凸部が外力を効果的に分散させるため、積層されている電気集塵機用集塵電極の間に設けられている一定の離隔距離を有する空隙が維持される。この結果、電気集塵機の塵捕集部を通過する空気の流量が略一定になり、また、空気の流量が低下する不具合が抑制されるため、電気集塵機の集塵能力を更に向上させることができる。
また、凹凸部が、平坦部の導電部材幅方向一側と他側とで千鳥配置されていることによって、電気集塵機用集塵電極がロール状に巻き取られてなる塵捕集体の内部に形成される空気流通路の形状が複雑になる。このため、塵捕集体に対して流入出する空気が電気集塵機用集塵電極に接触する量を増大させることができ、この結果、電気集塵機の集塵能力を更に向上させることができる。
以下、本考案を、その実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1.
図1は、本考案の実施の形態1に係る電気集塵機用集塵電極としての集塵電極200を示す平面図であり、図2及び図3は、集塵電極200を示す幅方向側面図及び長手方向側面図である。
図1は、本考案の実施の形態1に係る電気集塵機用集塵電極としての集塵電極200を示す平面図であり、図2及び図3は、集塵電極200を示す幅方向側面図及び長手方向側面図である。
集塵電極200は、薄板帯状又はフィルム帯状のアルミニウム製の導電部材を所要の形状に成型加工することによって形成されており、本実施の形態においては約0.1mmの厚みを有する。図1に示すように、集塵電極200は、導電部材幅方向中央部に、長手方向に沿って、所定の幅hを有する直線状の平坦部102が形成してあり、この平坦部102の導電部材幅方向一側に、長手方向に凹凸が反復される波状の凹凸部104が形成してあり、平坦部102の導電部材幅方向他側に、凹凸部104と略同様の凹凸部106が形成してある。
図1〜図3に示す集塵電極200における凹凸部104,106は、平坦部102を対称軸として、略対称状に形成されている。つまり、集塵電極200の長手方向に関し、凹凸部104が有する凸部(又は凹部)と凹凸部106が有する凸部(又は凹部)とは、略同一位置に配されている。集塵電極200の上面及び下面又は何れかの一面に、接着剤120が塗布された合成毛織布110を接着させてある。接着剤120は、例えば高分子樹脂で作成された接着剤を使用できる。図3は、集塵電極200の上面に接着剤120が塗布された合成毛織布110を接着させて構成された例を示している。集塵電極200は、上面に接着剤120が塗布された合成毛織布110が付着された状態で成形作製されて上記のような構造をなすことになる。
このような集塵電極200を2枚用いて、塵捕集体が構成される。集塵電極200,200は、各集塵電極200の両面に図示しない被覆紙を密着させた状態で積層され、更に、所定の長手方向長さだけ長手方向に巻き取られることによって、所要の空間を占めるロール状の塵捕集体となる。
ここで、長手方向に巻き取られる各集塵電極200が長手方向に引っ張られた場合に、平坦部102には凹凸が形成されていないため、集塵電極200を長手方向に引っ張る力が平坦部102に伝達されても、平坦部102は長手方向にほとんど変形しない。この結果、各集塵電極200の長手方向の長さが、平坦部102の長手方向の長さまでに制限され、各集塵電極200の凹凸部104,106が長手方向に引っ張られて延びることが抑制される。つまり、平坦部102は、集塵電極200が長手方向に変形することを抑制する手段として機能する。尚、合成毛織布110が接着剤120の硬化によって導電部材の成形時に導電部材の波形凹凸部にそのまま付着されることにより、集塵電極200が平坦に延ばされることが根本的に抑制される。よって、集塵電極200は成形形状がそのまま維持される。従って集塵電極200は、外部からどのような力或いは衝撃を受けるか又は揺動時にも成形形態が変形されなくて元の状態を維持し、製品の集塵効率及び信頼性を高めるようになる。このため、各集塵電極200は、長手方向に引っ張られても平坦になることなく、波状の形状を維持したまま、ロール状の塵捕集体となる。
各波状の集塵電極200,200は、例えば集塵電極200,200夫々の両面に突出している凹凸部104,106の凸部をスペーサとして、巻き取られた集塵電極200,200間に空隙が容易に設けられる。更に、この巻き取られた集塵電極200,200が略一定距離で離隔するように、塵捕集体を弛緩及び/又は膨張させる整形作業が行なわれる。
以上のようにして作製された塵捕集体としての集塵電極200,200は、図6に示す従来の集塵電極16,18と同様に、図示しない集塵電気集塵機の塵捕集部に配される。
電気集塵機の塵捕集部に吸入された空気は、集塵電極200,200間の略一定の離隔距離を有する空隙を通過しながら、陽極としての集塵電極200から斥力を受け、陰極としての集塵電極200から引力を受けて、空気中の汚染物質が陰極としての集塵電極200に吸着される。
各集塵電極200の凹凸部104,106は、空気中の塵、埃等の汚染物質を効率よく集塵すべく、空気と集塵電極200との接触面積を増大させるための手段として機能する。このため、平坦部102の幅hが大きすぎると、凹凸部104,106が小さくなり、電気集塵機の集塵能力が低下する。一方、平坦部102の幅hが小さすぎると、集塵電極200が長手方向に変形することを抑制する手段としての平坦部102の機能が十分に発揮されない。以上のことから、平坦部102の幅hとしては、平坦部102の機能と凹凸部104,106の機能とを両立できる適切な数値を用いることが望ましい。
以上のような集塵電極200,200を用いてなる塵捕集体においては、積層されている集塵電極200,200間に、一定の離隔距離を有する空隙が容易に設けられている。この結果、所要の体積を有する塵捕集体を形成するために用いられる集塵電極200の長手方向に必要な長さが余分に増加することはない。
また、波状の集塵電極200,200間の離隔距離は、揺れ、衝撃等で変化し難い。このため、電気集塵機の塵捕集部を通過する空気の流量が略均一になり、また、空気の流量が低下することはない。しかも、波状の集塵電極200,200の空気との接触面積は、平坦な集塵電極の空気との接触面積よりも大きい。以上のことから、最小限の集塵電極200を用いて、電気集塵機の集塵能力が向上される。
実施の形態2.
図4は、本考案の実施の形態2に係る電気集塵機用集塵電極を示す長手方向側面図であり、図5は、集塵電極200,200が巻き取られた状態の一部分を示す幅方向側面図である。実施の形態2の集塵電極200は、実施の形態1の集塵電極200と略同様である。但し、実施の形態2は、集塵電極200の上面及び下面に、接着剤120が塗布された合成毛織布110を接着させて構成されている。即ち、集塵電極200は、上面及び下面に接着剤120が塗布された合成毛織布110が付着された状態で成形製作されて上記のような構造をなすことになる。
図4は、本考案の実施の形態2に係る電気集塵機用集塵電極を示す長手方向側面図であり、図5は、集塵電極200,200が巻き取られた状態の一部分を示す幅方向側面図である。実施の形態2の集塵電極200は、実施の形態1の集塵電極200と略同様である。但し、実施の形態2は、集塵電極200の上面及び下面に、接着剤120が塗布された合成毛織布110を接着させて構成されている。即ち、集塵電極200は、上面及び下面に接着剤120が塗布された合成毛織布110が付着された状態で成形製作されて上記のような構造をなすことになる。
以上のような波状の集塵電極200,200が積層された状態でロール状に巻き取られることによって、塵捕集体が形成される。この場合に、塵捕集体を整形することによって、積層されている集塵電極200,200間に、一定の離隔距離Lを有する空隙が容易に設けられる。
このような塵捕集体に外部から揺れ、衝撃等が加えられた場合、各集塵電極200の上面及び下面又は何れかの一面に接着された合成毛織布110並びに各集塵電極200の千鳥配置された凹凸部104,106が外力を効果的に分散させるため、離隔距離Lを有する空隙が容易に維持される。このため、電気集塵機の塵捕集部を通過する空気の流量が略均一になり、また、空気の流量が低下することがない。この結果、電気集塵機の集塵能力が更に向上される。
102 平坦部
104,106 凹凸部
110 合成毛織布
120 接着剤
200 集塵電極(電気集塵機用集塵電極)
104,106 凹凸部
110 合成毛織布
120 接着剤
200 集塵電極(電気集塵機用集塵電極)
Claims (3)
- 電気集塵機の塵捕集部に配される電気集塵機用集塵電極において、
帯状の導電部材を用いてなり、
前記導電部材の幅方向の中央部に、長手方向に沿って、所定の幅を有する線状の平坦部が形成してあり、
該平坦部の前記幅方向の両側に、長手方向に凹凸が反復される波状の凹凸部が形成してあり、
前記導電部材の上面及び下面、又は何れかの一面に、接着剤が塗布された合成毛織布を接着させて構成してあることを特徴とする電気集塵機用集塵電極。 - 前記凹凸部は、前記平坦部を対称軸として略対称状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気集塵機用集塵電極。
- 前記平坦部の前記幅方向の一側の前記凹凸部と他側の前記凹凸部とが千鳥配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電気集塵機用集塵電極。
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