JP2003126730A - 電気集塵装置 - Google Patents

電気集塵装置

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JP2003126730A
JP2003126730A JP2001324469A JP2001324469A JP2003126730A JP 2003126730 A JP2003126730 A JP 2003126730A JP 2001324469 A JP2001324469 A JP 2001324469A JP 2001324469 A JP2001324469 A JP 2001324469A JP 2003126730 A JP2003126730 A JP 2003126730A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を増やすことなく、気流の乱れを抑
制し、集塵性能を安定させる。 【解決手段】 絶縁部材5を二つ折りにして印加電極板
2−2に取り付ける。絶縁部材5の印加電極板2−2の
一方の面を被覆する絶縁被覆部5−1に複数の案内部P
Aを設ける。絶縁部材5の印加電極板2−2の他方の面
を被覆する絶縁被覆部5−2に複数の案内部PBを設け
る。これにより、集塵電極板2−1と印加電極板2−2
との間に複数の仕切空間Sが作られ、この仕切空間Sの
中を気流が通過する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コロナ放電を利
用して空気中の微細な塵埃や粉塵を集塵する電気集塵装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10に従来の電気集塵装置の基本構成
を示す。同図は側断面図であり、図示されていなケース
中に、イオン化部1と集塵部2とが設けられている。イ
オン化部1は、イオン化電極線1−1と、このイオン化
電極線1−1を挾んで対向配置されたイオン化電極板1
−2とから構成されている。集塵部2は互いに離間して
交互に対向配置された集塵電極板2−1と印加電極板2
−2とから構成されている。印加電極板2−2には樹脂
等からなる絶縁部材3がラミネートされている。図11
は図10におけるA−A線断面図である。集塵電極板2
−1と印加電極板2−2は、図11に示すように、支柱
2−3に取り付けられている。
【0003】なお、図10において、4はイオン化部1
および集塵部2の電極間に強制的に空気を流す気流発生
手段としてのファンである。また、イオン化部1のイオ
ン化電極線1−1とイオン化電極板1−2との間、集塵
部2の集塵電極板2−1と印加電極板2−2との間に
は、図中にその極性(±)を示すように、図示されてい
ない電源部より高電圧が印加される。
【0004】ファン4の回転によって室内等の生活空間
から取り込まれた空気はイオン化部1を経て集塵部2を
通過する際に浄化される。この場合、イオン化部1を通
過する空気中の微細な塵埃や粉塵は、イオン化電極線1
−1とイオン化電極板1−2との間のコロナ放電によっ
て帯電し、荷電粒子(プラスにイオン化された粒子)と
なる。この荷電粒子とされた塵埃や粉塵は、集塵部2を
通過する際、クーロン力によって空気流から分離され、
集塵電極板2−1上に吸着捕集される。この吸着捕集に
際して、印加電極板2−2には絶縁部材3がラミネート
されているので、火花放電が防止され、火花放電に伴う
耳障りな音(バチツというような音)の発生が抑制され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示した従来の電気集塵装置では、ファン4からの空気
の引き込みや支柱2−3などの影響により、集塵部2の
電極板間で気流の乱れが生じることがある。気流の乱れ
が生じると集塵性能が安定しなくなる。なお、整流板等
を新たに設けて気流の乱れを抑制すれば集塵性能を安定
させることが可能となるが、部品点数が増えて製造コス
トがアップしてしまう。
【0006】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、部品点数を
増やすことなく、気流の乱れを抑制し、集塵性能を安定
させることの可能な電気集塵装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、印加電
極板を被覆する絶縁部材に、電極板の間を通過する気流
を案内する案内部を一体に設けたものである。この発明
によれば、印加電極板を被覆する絶縁部材に一体に設け
られた案内部が整流板の役割を果たし、電極板の間を通
過する気流の乱れを抑制する。
【0008】第2発明(請求項2に係る発明)は、第1
発明において、印加電極板の一方の面を被覆する第1の
絶縁被覆部と他方の面を被覆する第2の絶縁被覆部とこ
れら第1および第2の絶縁被覆部を連結する連結部とを
有する絶縁部材とし、この絶縁部材を第1の絶縁被覆部
と第2の絶縁被覆部との連結部において折り曲げて印加
電極板に取り付けたものである。この発明によれば、二
つ折りにし、第1の絶縁被覆部と第2の絶縁被覆部とで
印加電極板を挾むようにして、絶縁部材が印加電極板に
取り付けられる。印加電極板に取り付けられた絶縁部材
は、二つ折りにした部分を広げることにより、簡単に取
り外すことが可能である。
【0009】第3発明(請求項3に係る発明)は、第1
発明において、絶縁部材に、気流の案内方向に沿って延
在し印加電極板を被覆する絶縁被覆部から垂設されてそ
の端面が対向する集塵電極板に接する案内部を複数設
け、これらの案内部の間の印加電極板に対向する面に案
内部と平行な方向にその端面が印加電極板に接する複数
の突部を設けたものである。この発明によれば、集塵電
極板に接する案内部と印加電極板に接する突部との間の
絶縁被覆部が印加電極板から浮上し、印加電極板に接す
る突部を設けない場合と比較して、絶縁距離が増大す
る。
【0010】第4発明(請求項4に係る発明)は、第1
発明において、絶縁部材に、気流の案内方向に沿って延
在し印加電極板を被覆する絶縁被覆部から対向する集塵
電極板に向けて垂設された案内部を複数設け、これら複
数の案内部のうち、両端に位置する案内部の気流の案内
方向の下流側を外側に屈曲させたものである。この発明
によれば、複数の案内部のうち両端に位置する案内部の
外側の気圧を上げて、ここを通過する気流を減らすこと
が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は本発明に係る電気集塵装置の一実
施の形態の基本構成を示す側断面図である。同図におい
て、図10と同一符号は同一或いは同等構成要素を示
し、その説明は省略する。
【0012】〔実施の形態1〕この電気集塵装置では、
集塵部2における印加電極板2−2を被覆する絶縁部材
として、その取り付け前の平面図および正面図を図3に
示すような絶縁部材5を用いている。本実施の形態にお
いて、絶縁部材5の材質は、例えばポリエチレンテレフ
タレートとしている。
【0013】この絶縁部材5は、印加電極板2−2の一
方の面を被覆する第1の絶縁被覆部5−1と他方の面を
被覆する第2の絶縁被覆部5−2とこれら第1および第
2の絶縁被覆部5−1,5−2を連結する連結部5−3
とを有し、連結部5−3には折り曲げ線がL1が形成さ
れている。また、第1の絶縁被覆部5−1に案内部PA
1〜PA5が一体に設けられ、第2の絶縁被覆部5−2
に案内部PB1〜PB5が一体に設けられている。
【0014】案内部PA1〜PA5は、第1の絶縁被覆
部5−1から垂直に厚みtで一直線状に立ち上げられた
レール状の突面とされ、所定の間隔W1で平行に設けら
れている。案内部PB1〜PB5も案内部PA1〜PA
5と同様、第2の絶縁被覆部5−2から垂直に厚みtで
一直線状に立ち上げられたレール状の突面とされ、案内
部PA1〜PA5と向かい合う位置に同一間隔W1で平
行に設けられている。
【0015】図1では、折り曲げ線L1に沿って折り曲
げて、すなわち第1の絶縁被覆部5−1と第2の絶縁被
覆部5−2とを連結部5−3において折り曲げて、第1
の絶縁被覆部5−1と第2の絶縁被覆部5−2とで印加
電極板2−2を挾むようにして、絶縁部材5を印加電極
板2−2に取り付けている。
【0016】なお、図3において、Hは支柱2−3用の
通し孔である。集塵電極板2−1や印加電極板2−2に
も同様の通し孔Hが設けられている。この通し孔Hを支
柱2−3に通して、集塵電極板2−1と絶縁部材5を取
り付けた印加電極板2−2とを支柱2−3に取り付けて
いる。
【0017】この取り付け状態において、絶縁部材5の
第1の絶縁被覆部5−1に設けられた案内部PA(PA
1〜PA5)および第2の絶縁被覆部5−2に設けられ
た案内部PB(PB1〜PB5)の端面は上下に位置す
る集塵電極板2−1に接している。図2に図1における
A−A線断面図を示す。
【0018】また、印加電極板2−2を被覆する絶縁部
材5の案内部PA1〜PA5およびPB1〜PB5は、
ファン4によって電極板の間を通過する気流の進行方
向、すなわち本発明でいう気流の案内方向に沿って延在
している。これにより、集塵電極板2−1と印加電極板
2−2との間に複数の仕切空間Sが作られ、この仕切空
間Sの中を気流が通過する(図4参照)。この場合、支
柱2−3がある仕切空間Sでは多少気流が乱れるが、そ
の気流の乱れが他の仕切空間Sの気流を乱すことはな
い。
【0019】以上の説明から分かるように、この実施の
形態1では、印加電極板2−2を被覆する絶縁部材5に
一体に設けられた案内部PAおよびPBが整流板の役割
を果たし、集塵部2を通過する気流の乱れを抑制するの
で、部品点数を増やすことなく、集塵性能を安定させる
ことができるようになる。
【0020】また、この実施の形態1では、印加電極板
2−2に取り付けた絶縁部材5の案内部PAおよびPB
の高さhによって、集塵電極板2−1と印加電極板2−
2との対向間隔が規制されるので、使用しているうちに
集塵電極板2−1と印加電極板2−2との間隔がメンテ
ナンス時にぶつけたりしたことによる極板の曲がり等で
変動してしまうということをある程度防止できる。これ
により、集塵電極板2−1と印加電極板2−2との間隔
が安定的に確保され、火花放電にいたってしまったり、
集塵効率が落ちてしまうというような不具合が避けられ
る。
【0021】また、この実施の形態1において、印加電
極板2−2に取り付けられた絶縁部材5は、二つ折りに
された部分を広げることにより簡単に取り外すことが可
能であり、部品としてのリサイクル性を向上させること
ができる。
【0022】〔実施の形態2〕図5は印加電極板2−2
に取り付ける絶縁部材の別の例を示す図である。この絶
縁部材6は、実施の形態1で示した絶縁部材5と同様、
印加電極板2−2の一方の面を被覆する第1の絶縁被覆
部6−1と他方の面を被覆する第2の絶縁被覆部6−2
とこれら第1および第2の絶縁被覆部6−1,6−2を
連結する連結部6−3を有し、連結部6−3に折り曲げ
線がL1が形成されている。
【0023】また、第1の絶縁被覆部6−1の上面に案
内部PA1〜PA5が一体に設けられ、第2の絶縁被覆
部6−2の上面に案内部PB1〜PB5が一体に設けら
れている。また、第1の絶縁被覆部6−1の下面に突部
PC1〜PC6が一体に設けられ、第2の絶縁被覆部6
−2の下面に突部PD1〜PD6が一体に設けられてい
る。
【0024】案内部PA1〜PA5は、第1の絶縁被覆
部6−1の上面から垂直に厚みtで一直線状に立ち上げ
られたレール状の突面とされ、所定の間隔W1で平行に
設けられている。案内部PB1〜PB5も案内部PA1
〜PA5と同様、第2の絶縁被覆部6−2の上面から垂
直に厚みtで一直線状に立ち上げられたレール状の突面
とされ、案内部PA1〜PA5と向かい合う位置に同一
間隔W1で平行に設けられている。
【0025】突部PC1〜PC6は、第1の絶縁被覆部
6−1の下面から垂直に厚みtで一直線状に立ち上げら
れた高さの低いレール状の突面とされ、所定の間隔W2
で平行に設けられている。突部PD1〜PD6も突部P
C1〜PC6と同様、第2の絶縁被覆部6−2の下面か
ら垂直に厚みtで一直線状に立ち上げられた高さの低い
レール状の突面とされ、突部PC1〜PC6と向かい合
う位置に同一間隔W2で平行に設けられている。
【0026】なお、この実施の形態において、突部PC
1,PC6は第1の絶縁被覆部6−1の下面側の両端に
位置し、突部PC2〜PC4は上面側に並設された案内
部PA1〜PA6の間(ほゞ中央)に位置している。ま
た、突部PD1,PD6は第2の絶縁被覆部6−2の下
面側の両端に位置し、突部PD2〜PD4は上面側に並
設された案内部PB1〜PB5の間(ほゞ中央)に位置
している。
【0027】図6にこの絶縁部材6を印加電極板2−2
に取り付けた場合の図2に対応する図を示す。この絶縁
部材6も実施の形態1の絶縁部材5と同様、折り曲げ線
L1に沿って折り曲げて、印加電極板2−2に取り付け
る(図7参照)。また、通し孔Hを支柱2−3に通し
て、集塵電極板2−1と絶縁部材6を取り付けた印加電
極板2−2とを支柱2−3に取り付ける。
【0028】この取り付け状態において、絶縁部材6の
第1の絶縁被覆部6−1の上面に設けられた案内部PA
(PA1〜PA5)および第2の絶縁被覆部6−2の上
面に設けられた案内部PB(PB1〜PB5)の端面は
上下に位置する集塵電極板2−1に接し、第1の絶縁被
覆部6−1の下面に設けられた突部PC(PC1〜PC
6)および第2の絶縁被覆部6−2の下面に設けられた
突部PD(PD1〜PD6)の端面は印加電極板2−2
に接し、集塵電極板2−1と印加電極板2−2との対向
間隔を規制する。
【0029】また、印加電極板2−2を被覆する絶縁部
材6の案内部PA(PA1〜PA5),PB(PB1〜
PB5)および突部PC(PC1〜PC6),PD(P
D1〜PD6)は、ファン4によって電極板の間を通過
する気流の進行方向、すなわち本発明でいう気流の案内
方向に沿って延在している。これにより、集塵電極板2
−1と印加電極板2−2との間に複数の仕切空間Sが作
られ、この仕切空間Sの中を気流が通過する。
【0030】この実施の形態2では、図8に示すよう
に、集塵電極板2−1に接する案内部PA(PB)と印
加電極板2−2に接する突部PC(PD)との間の絶縁
被覆部6−4が印加電極板2−2から浮上しているの
で、案内部PC(PD)を設けない実施の形態1の場合
と比較して距離dだけ絶縁距離が増え、絶縁性能が向上
する。
【0031】なお、上述した実施の形態1や2では、絶
縁部材5や6に一体に設けた案内部PAおよびPBの全
てを気流の案内方向に沿って真っ直ぐに延ばしている
が、図9にケース100に収容した状態での平面断面図
を示すように、両端に位置する案内部PA1(PB1)
およびPA5(PB5)の気流の案内方向の下流側を外
側に屈曲するようにしてもよい。このようにすると、両
端に位置する案内部PA1(PB1)およびPA5(P
B5)の外側の気圧を上げて、ここを通過する気流を減
らすことが可能となる。すなわち、図9に1点鎖線で示
したB部やC部の気圧を上げて、イオン化部1の両端付
近を通過してくる気流(あまりイオン化されていない気
流)VAやVBを減らすことができ、集塵効率を高める
ことができる。
【0032】また、上述した実施の形態1や2では、絶
縁部材5や6を印加電極板2−2に二つ折りにして取り
付けるようにしたが、印加電極板2−2の全体を覆うよ
うにモールディングしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、印加電極板を被覆する絶縁部材に電極板
の間を通過する気流を案内する案内部を一体に設けたの
で、絶縁部材に一体に設けられた案内部が整流板の役割
を果たし、部品点数を増やすことなく、気流の乱れを抑
制し、集塵性能を安定させることができるようになる。
【0034】また、本発明によれば、印加電極板の一方
の面を被覆する第1の絶縁被覆部と他方の面を被覆する
第2の絶縁被覆部とこれら第1および第2の絶縁被覆部
を連結する連結部とを有する絶縁部材とし、この絶縁部
材を第1の絶縁被覆部と第2の絶縁被覆部との連結部に
おいて折り曲げて印加電極板に取り付けることにより、
印加電極板から絶縁部材を簡単に取り外すことが可能と
なり、リサイクル性が向上する。
【0035】また、本発明によれば、絶縁部材に、気流
の案内方向に沿って延在し印加電極板を被覆する絶縁被
覆部から垂設されてその端面が対向する集塵電極板に接
する案内部を複数設け、これらの案内部の間の印加電極
板に対向する面に案内部と平行な方向にその端面が印加
電極に接する複数の突部を設けることにより、集塵電極
板に接する案内部と印加電極板に接する突部との間の絶
縁被覆部が印加電極板から浮上し、印加電極板に接する
突部を設けない場合と比較して絶縁距離が増大し、絶縁
性能を向上させることができるようになる。
【0036】また、本発明によれば、絶縁部材に、気流
の案内方向に沿って延在し印加電極板を被覆する絶縁被
覆部から対向する集塵電極板に向けて垂設された案内部
を複数設け、これら複数の案内部のうち、両端に位置す
る案内部の気流の案内方向の下流側を外側に屈曲させる
ことにより、複数の案内部のうち両端に位置する案内部
の外側の気圧を上げて、イオン化部の両端付近を通過し
てくる気流(あまりイオン化されていない気流)を減ら
すことが可能となり、集塵効率を高めることができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電気集塵装置の一実施の形態の
基本構成を示す側断面図である。
【図2】 図1におけるA−A線断面図である。
【図3】 この電気集塵装置の印加電極板に取り付ける
絶縁部材を示す取り付け前の平面図および正面図であ
る。
【図4】 イオン化部,集塵部およびファンをケース内
に収容した状態での気流の流れを示す平面断面図であ
る。
【図5】 この電気集塵装置の印加電極板に取り付ける
絶縁部材の別の例を示す取り付け前の平面図および正面
図である。
【図6】 この絶縁部材を印加電極板に取り付けた場合
の図2に対応する図である。
【図7】 この絶縁部材を印加電極板に取り付た場合の
折り曲げ部を示す側断面図である。
【図8】 この絶縁部材を印加電極板に取り付けた場合
に増加する絶縁距離を説明する図である。
【図9】 絶縁部材に複数の案内部のうち両端に位置す
る案内部の下流側を外側に屈曲するようにした場合の図
5に対応する平面断面図である。
【図10】 従来の電気集塵装置の基本構成を示す側断
面図である。
【図11】 図10におけるA−A線断面図である。
【符号の説明】
1…イオン化部、1−1…イオン化電極線、1−2…イ
オン化電極板、2…集塵部、2−1…集塵電極板、2−
2…印加電極板、2−3…支柱、4…ファン、5…絶縁
部材、5−1…第1の絶縁被覆部、5−2…第2の絶縁
被覆部、5−3…連結部、L1…折り曲げ線、PA(P
A1〜PA5),PB(PB1〜PB5)…案内部、S
…仕切空間、6…絶縁部材、6−1…第1の絶縁被覆
部、6−2…第2の絶縁被覆部、6−3…連結部、6−
4…絶縁被覆部、PC(PC1〜PC6),PD(PD
1〜PD6)…突部、100…ケース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B03C 3/45 B03C 3/45 A 3/47 3/47 3/60 3/60

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の集塵電極板および印加電極板が互
    いに離間して交互に対向配置され、前記集塵電極板と前
    記印加電極板との間に電圧が印加される集塵部と、 前記印加電極板を被覆する絶縁部材と、 前記集塵部の集塵電極板と印加電極板との間に強制的に
    空気を流す気流発生手段とを備えた電気集塵装置におい
    て、 前記絶縁部材は、前記電極板の間を通過する気流を案内
    する案内部を一体に備えていることを特徴とする電気集
    塵装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された電気集塵装置にお
    いて、 前記絶縁部材は、 前記印加電極板の一方の面を被覆する第1の絶縁被覆部
    と他方の面を被覆する第2の絶縁被覆部とこれら第1お
    よび第2の絶縁被覆部を連結する連結部とを有し、この
    連結部において折り曲げられることによって前記印加電
    極板を被覆することを特徴とする電気集塵装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された電気集塵装置にお
    いて、 前記絶縁部材は、 前記気流の案内方向に沿って延在し前記印加電極板を被
    覆する絶縁被覆部から垂設されてその端面が対向する前
    記集塵電極板に接する前記案内部を複数備え、これらの
    案内部の間の前記印加電極板に対向する面に前記案内部
    と平行な方向に設けられその端面が前記印加電極板に接
    する複数の突部を備えることを特徴とする電気集塵装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載された電気集塵装置にお
    いて、 前記絶縁部材は、 前記気流の案内方向に沿って延在し前記印加電極板を被
    覆する絶縁被覆部から対向する前記集塵電極板に向けて
    垂設された前記案内部を複数備え、 これら複数の案内部のうち、両端に位置する案内部は、
    前記気流の案内方向の下流側が外側に屈曲していること
    を特徴とする電気集塵装置。
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