JP3138591B2 - 弾性表面波フィルタ装置 - Google Patents

弾性表面波フィルタ装置

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JP3138591B2 JP06125175A JP12517594A JP3138591B2 JP 3138591 B2 JP3138591 B2 JP 3138591B2 JP 06125175 A JP06125175 A JP 06125175A JP 12517594 A JP12517594 A JP 12517594A JP 3138591 B2 JP3138591 B2 JP 3138591B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は弾性表面波フィルタ装
置、特に帯域外減衰特性を一層改善した弾性表面波フィ
ルタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トランスバーサル型の入力側変換器及び
出力側変換器を圧電性基板上に形成し、所定の周波数帯
域の信号を取り出す弾性表面波フィルタ装置が実用化さ
れている。トランスバーサル型の弾性表面波フィルタ装
置では、圧電性基板上に入力側変換器及び出力側変換器
が互いに対向するように配置され、濾波されるべき入力
信号が2本の信号線を介して入力側変換器に供給され、
出力側変換器で変換された電気信号が2本の信号線を介
して外部に取り出されている。圧電性基板はパッケージ
本体内に収納支持され、パッケージ本体の外壁部に形成
した4個の信号端子を介して信号の入出力が行なわれ
る。
【0003】トランスバーサル型の弾性表面波フィルタ
装置は、挿入損失が比較的小さく、しかも良好な周波数
特性が得られるため、移動体通信をはじめとし、種々の
通信システムに利用されている。
【0004】また、別の構造の弾性表面波フィルタ装置
として共振器型の弾性表面波フィルタ装置が実用化され
ている。この共振器型の弾性表面波フィルタ装置におい
ても、圧電性基板上に入力側変換器及び出力側変換器が
形成されると共に、これら変換器に並んで反射器が形成
され、入力側変換器と出力側変換器との間で定在波を形
成して所定の周波数帯域の信号を取り出すように構成さ
れている。
【0005】これらトランスバーサル型及び共振器型の
弾性表面波フィルタ装置は共に、変換器が形成されてい
る圧電性基板がパッケージ本体内に収納支持され、パッ
ケージ本体の外壁部に形成した2個の信号入力端子から
入力側変換器に濾波されるべき信号が供給され、出力側
変換器からの出力信号はパッケージ本体に形成した2個
の信号出力端子から取り出されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】弾性表面波フィルタ装
置を通信システム用のフィルタ装置として用いる場合、
ノイズの侵入を防止するためイメージ周波数域において
60dB以上の減衰特性を有することが要求されてい
る。しかしながら、現在実用化されているフィルタ装置
は、性能試験の段階では十分に60dBを超える減衰特
性が得られているが、パッケージ内に収納してプリント
基板上に実装して実際に使用すると、60dB以上の減
衰特性が得られないのが実情である。このため、プリン
ト基板上に実装して使用する場合、パッケージをシール
ドプレートのようなシールド手段で包囲して使用してい
るのが実情である。
【0007】従って、本発明の目的は、実装時において
別のシールド手段を用いることなく十分に実用化できる
帯域外減衰特性を有する弾性表面波フィルタ装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による弾性表面波
フィルタ装置は、入力側変換器及び出力側変換器が形成
された圧電性基板と、この圧電性基板が収納される空間
を有し、上面形状がほぼ矩形のパッケージと、導電性の
キャップとを具え、前記パッケージが、前記圧電性基板
とパッケージとの間に配置された第1の導体層と、前記
入力側変換器に電気的に接続した第1及び第2の信号入
力パッド並びに前記出力側変換器に電気的に接続した第
1及び第2の信号出力パッドを有する第2の導体層と、
前記キャップに電気的に接続した第3の導体層と、前記
パッケージの第1の側壁部に配置され、前記第1の信号
入力パッドに電気的に接続した第1の信号入力端子と、
前記第1の側壁部に対向する第2の側壁部に配置され、
前記第2の信号入力パッドに電気的に接続した第2の信
号入力端子と、前記第2の側壁部に配置され、前記第1
の信号出力パッドに電気的に接続した第1の信号出力端
子と、前記第1の側壁部に配置され、前記第2の信号出
力パッドに電気的に接続した第2の信号出力端子と、前
記第1の信号入力端子と第2の信号出力端子との間に配
置され、前記第1及び第3の導体層に電気的に接続し
た、接地すべき第1のグランド端子と、前記第2の信号
入力端子と第1の信号出力端子との間に配置され、前記
第1及び第3の導体層に電気的に接続した、接地すべき
第2のグランド端子とを有することを特徴とする。
【0009】本発明者が帯域減衰特性について種々の実
験及び解析を行った結果、パッケージにおける入出力間
の電磁結合作用が帯域外減衰特性に強く影響しているこ
とが判明した。すなわち、パッケージ本体の側壁部に形
成した信号入力端子と信号出力端子とが接近するとこれ
ら端子間に電磁結合が生じてしまい、直ちに帯域外減衰
特性が悪化してしまう。この際、信号入力端子と信号出
力端子との間の距離を大きくすれば、電磁結合の影響を
軽減することができる。しかしながら、これら端子間の
距離の設定には限界があり、また、バランスの点からも
限界がある。このため、本発明では、信号入力端子と信
号出力端子との間に接地されるべきグランド端子を配置
し、このグランド端子により端子間に電磁結合が生ずる
のを防止する。この場合、信号入力端子と信号出力端子
との間に単にグランド端子を配置しただけではパッケー
ジ全体の電磁結合を十分防止することができない。この
ため、本発明では、互いに対向する側壁部上に形成した
信号入力端子と信号出力端子との間にグランド端子を配
置し、このグランド端子を圧電基板の下側に位置する第
1の導体層及び圧電性基板の上側に位置するキャップ部
材の両方に電気的に接続する。このようにグランド端子
を形成することにより、圧電性基板の下側に位置する第
1の導体層及び基板の上側に位置するキャップ部材も2
個のグランド端子によって入出力間が電気的に分離され
圧電性基板を収納するパッケージ全体が2個のグランド
端子により入力側と出力側とにほぼ完全に分離され、パ
ッケージにおける電磁結合が大幅に減少し、帯域外減衰
特性を大幅に改善することができる。この結果、プリン
ト基板に実装した場合、シールドプレート等の外部シー
ルド手段を用いることなくイメージ周波数域において6
0dB以上の減衰特性が得られる。
【0010】好適には、前記第1及び第2の信号入力端
子、第1及び第2の信号出力端子並びに第1及び第2の
グランド端子を、前記パッケージの弾性表面波の伝播方
向に沿う中心軸線及び弾性表面波の伝播方向と直交する
方向に沿う中心軸線に対してそれぞれ対称になるように
配置する。高周波信号を処理する弾性表面波フィルタ装
置では、帯域外減衰特性を改善するためには端子の配置
形態についてもバランスさせることが好ましい。このよ
うに、パッケージ全体の全ての端子をバランスするよう
に配置することによって、減衰特性を大幅に改善でき
る。特に、4個の信号端子を第1の導体層から電気的に
切り離し、すなわち、4個の信号端子を接地ラインから
電気的に切り離すように接続する場合、圧電性基板の各
電極からのパッケージの各信号端子までの各信号経路の
距離及び電気的特性をそれぞれ等しく設定することがで
きるので、入力側と出力側との間のインピーダンスをほ
ぼ一致させることができる。すなわち、電磁結合とイン
ピーダンス整合の両方の効果を同時に達成でき、この結
果、帯域外減衰特性を一層改善することができる。
【0011】本発明による他の弾性表面波フィルタ装置
は、入力側変換器及び出力側変換器が形成された圧電性
基板と、この圧電性基板が収納される空間を有し、上面
形状がほぼ矩形のパッケージと、導電性のキャップとを
具え、前記パッケージが、前記圧電性基板とパッケージ
との間に配置された第1の導体層と、前記入力側変換器
に電気的に接続した第1及び第2の信号入力パッド並び
に前記出力側変換器に電気的に接続した第1及び第2の
信号出力パッドを有する第2の導体層と、前記キャップ
に電気的に接続した第3の導体層と、前記パッケージの
第1の側壁部に配置され、前記第1の信号入力パッドに
電気的に接続し、かつ、前記第1及び第3の導体層から
電気的に切り離された第1の信号入力端子と、前記第1
の側壁部に対向する第2の側壁部に配置され、前記第2
の信号入力パッドに電気的に接続し、かつ、前記第1及
び第3の導体層から電気的に切り離された第2の信号入
力端子と、前記第2の側壁部に配置され、前記第1の信
号出力パッドに電気的に接続し、かつ、前記第1及び第
3の導体層から電気的に切り離された第1の信号出力端
子と、前記第1の側壁部に配置され、前記第2の信号出
力パッドに電気的に接続し、かつ、前記第1及び第3の
導体層から電気的に切り離された第2の信号出力端子と
を具えることを特徴とする。
【0012】本発明が帯域外減衰特性についてさらに実
験及び解析を勧めた結果、第1及び第2の信号入力端子
間及び信号出力端子間のバランスが強く影響しているこ
とが判明した。すなわち、第1の信号入力端子及び第1
の信号出力端子をホットラインに接続し、第2の信号入
力端子及び第2の信号出力端子をアースラインに接続す
る場合、第2の信号入力端子及び第2の信号出力端子は
パッケージの導体層に接続され、この導体層を介して外
部接地ラインに接続される。しかしながら、このような
接続方法では、基板の信号入力電極から信号入力端子ま
での抵抗成分、容量成分及びリアクタンス成分が、第1
の信号入力端子の経路と第2の信号入力端子の経路にお
いて互いに相違してしまい、この結果、基板の信号入力
電極からみた電気的特性がバランスしなくなってしま
う。これは信号出力側においても同様である。このた
め、本発明による弾性表面波フィルタ装置では、第1及
び第2信号入力端子及び第1及び第2の信号出力端子を
共に第1の導体層及びキャップから電気的に切り離すよ
うに接続する。すなわち、第1及び第2の信号入力端子
並びに第1及び第2の信号出力端子の全てのホット端子
として接続する。このように接続配置することによっ
て、2個の信号入力ライン間及び2個の信号出力ライン
間の電気的特性が互いに等しくなり、適切なバランス性
能が確保され、帯域外減衰特性を大幅に改善することが
できる。
【0013】本発明による弾性表面波フィルタ装置は、
トランスバーサル型及び共振器型の両方の形式の弾性表
面波フィルタ装置に適用することができる。トランスバ
ーサル型の弾性表面波フィルタ装置では、圧電性基板を
収納するパッケージ側だけではなく圧電性基板側におい
ても入力側と出力側との間の電磁結合を防止するのが好
ましい。このため、トランスバーサル型の弾性表面波フ
ィルタ装置は、前記入力側変換器と出力側変換器との間
にシールド電極を更に形成し、前記第2の導体層が、前
記シールド電極及び第1のグランド端子に電気的に接続
した第1のシールド電極パッドと、前記シールド電極及
び第2のグランド端子に電気的に接続した第2のシール
ド電極パッドとを更に有することを特徴とする。このよ
うに、入力側変換器と出力側変換器との間にシールド電
極を設け、このシールド電極の2個の端部をグランド端
子にそれぞれ接続することによって、パッケージ側だけ
でなく基板側においても入出力間が完全に分離され、電
磁結合が一層低減され、帯域外減衰特性を一層改善する
ことができる。
【0014】
【実施例】図1〜図5は本発明による弾性表面波フィル
タ装置の一例の構成を示すものであり、図1はキャップ
部材を除いてパッケージの内部を示す平面図、図2は外
観構成を示す斜視図、図3はパッケージ本体の構成を示
す分解斜視図、図4は図1のI−I線断面図、図5は図
1のII−II線断面図である。本例では、トランスバ
ーサル型の弾性表面波フィルタ装置について説明する。
図1に示すように、水晶、LiNbO3 のような圧電性
材料の圧電性基板1に入力側変換器2及び出力側変換器
3を形成し、入力側変換器2と出力側変換器3との間の
中間位置に細条状のシールド電極4を形成する。本例で
は、入力側及び出力側変換器として一方向性変換器を用
いる。一方向性変換器は、正電極の電極指とこれと隣接
する負電極のの電極指との間に、浮き電極を配置した既
知の構成の変換器とする。従って、入力側変換器2で励
振された弾性表面波の大部分が出力側変換器3に向けて
伝播し、入射した弾性表面波の大部分が出力側変換器3
により電気信号に変換される。この圧電性基板1をパッ
ケージ本体10内に収納支持する。
【0015】パッケージ本体10はアルミナのような電
気的絶縁材料で構成する。図3に示すように、このパッ
ケージ本体10は3層構造体とし、底部層11、ロの字
状の中間層12及びロの字状の最上層13で構成する。
尚、図2及び3において導体層を黒点で表示した領域で
示す。底部層11には、第1及び第2の信号入力端子及
び信号出力端子が形成される部分及びその近傍の部分を
除いて第1の導体層14を形成する。中間層12はパッ
ド形成部を構成するものであり、各ボンディングパッド
を信号入力端子、信号出力端子及びグランド端子に接続
するための第2の導体層15a〜15fを形成する。そ
して、これら第2の導体層は外側面まで延在し、後述す
る端子を構成する導体層と電気的に接続する。最上層1
3には、その上端面の全面に亘って第3の導体層16を
形成する。そして、底部層11、中間層12及び最上層
13を焼成して一体物とする。パッケージ本体10の上
側には、コバールリング17及び導電性のキャップ部材
18を配置し、熔接によりパッケージ本体10に接合す
る。
【0016】底部層11の互いに対向する2個の側面1
1a及び11bには端子を形成するための11個の溝
(片側の部分のみに符号を付す)を一定のピッチで形成
し、これら溝内に端子を構成する導体層19a〜19k
を形成する。尚、信号入力端子及び信号出力端子を構成
する導体層19d及び19hだけは第1の導体層14と
接続せず、これら4個の溝以外の全ての溝内の導体層は
第1の導体層14と電気的に接続する。また、中間層1
2の互いに対向する2個の側面12a及び12bにも同
様に端子を形成するため11個の溝を同一のピッチで形
成し、、これら溝内に端子を構成する導体層20a〜2
0kを形成する。さらに最上層13の2個の側面13a
及び13bにも同様に端子を形成するため溝を同一のピ
ッチで形成する。ただし、信号入力端子及び信号出力端
子を形成する部分には溝を形成せず間引くこととする。
さらに、溝内に端子を構成する導体層21a〜21iを
形成する。これら導体層21a〜21iは第3の導体層
16従ってキャップ部材18に電気的に接続する。さら
に、底部層11の別の2個の側面11c及び11dにも
グランド端子形成用の溝及び導体層を形成する。同様
に、中間層12の別の側面12c及び12dにもグラン
ド端子形成用の溝及び導体層を形成し、最上層13の別
の側面にもグランド端子形成用の溝及び導体層を形成す
る。
【0017】再び図1を参照する。圧電性基板1の入力
側変換器2の正電極のバスバー2a(第1の信号入力電
極)をボンデイングパッドを形成する導体層15aにボ
ンデイングワイヤ22aにより接続し、シールド電極4
の一端4aをボンデイングワイヤ22bを介して導体層
15bに接続し、出力側変換器3の負電極のバスバー3
b(第2の信号出力電極)をボンデイングワイヤ22c
を介して導体層15cに接続する。同様に、入力側変換
器2の負電極のバスバー2b(第2の信号入力電極)を
ボンデイングワイヤ22dを介して導体層15dに接続
し、シールド電極4の他端4bをボンデイングワイヤ2
2eを介して導体層15eに接続し、出力側変換器3の
正電極のバスバー3a(第1の信号出力電極)をボンデ
イングワイヤ22fを介して導体層15fに接続する。
【0018】図2はパッケージ本体10の外側面に形成
される端子の配置形態を示す。矢印aで示す弾性表面波
の伝播方向と平行な側面10aに沿って一定のピッチで
11個の端子が形成され、これら端子のうち9個の端子
30a〜30c、30e〜30g、30i〜30kはグ
ランド端子とし、端子30dは第1の信号入力端子と
し、端子30hは第2の信号出力端子とする。また側面
10bにもグランド端子30lを形成する。尚、パッケ
ージ本体10の側面10aと基板をはさんで対向する側
面10cにも側面10aと同一のピッチ及び配置形態で
信号入力端子、信号出力端子及びグランド端子を形成す
る。また同様に、側面10bと対向する側面10dにも
1個のグランド端子を形成する。尚、外側面10d及び
10cにも一定のピッチで複数個のグランド端子を形成
することができる。
【0019】図4は弾性表面波フィルタ装置を図1のI
−I線で切って示す断面図である。第1の信号入力端子
30dは導体層15a及びボンデイングワイヤ22aを
介して入力側変換器2の正電極のバスバー2a(第1の
信号入力電極)に接続し、導体層14及び導体層16か
ら電気的に分離する。同様に、第2の信号入力端子30
mも、導体層15d及びボンデイングワイヤ22dを介
して入力側変換器2の負電極のバスバー2b(第2の信
号入力電極)に接続し、導体層14及び導体層16から
電気的に分離する。尚、2個の信号出力端子も同様に出
力側変換器3の正電極及び負電極のバスバー(第1及び
第2の信号出力電極)にだけ接続し、導体層14及び1
6から電気的に分離する。このように構成すれば、パッ
ケージ側の第1の信号入力端子30dから基板側の第1
の信号入力電極までの距離と第2の信号入力端子から第
2の信号入力電極までの距離を互いに等しくすることが
でき、信号入力側の2個の信号経路間の電気的バランス
を確保できる。尚、信号出力側については図示していな
いが、信号入力側と同様に配置することができ、従って
信号出力側の2個の信号経路間においても電気的バラン
スを確保することができる。
【0020】図5は弾性表面波フィルタ装置を図1のI
I−II線で切って示す線図的断面図である。グランド
端子30fは導体層15b及びボンデイングワイヤ22
bを介してシールド電極4の一端に接続すると共に導体
層14及び16にも直接接続する。同様に、グランド端
子30fと対向位置する別のグランド端子30nも、導
体層15e及びボンデイングワイヤ22eを介してシー
ルド電極4の他端に接続すると共に導体層14及び16
にも直接接続する。ここで、グランド端子は外部回路を
介して基準電位(アース)に接続される端子であり、全
てのグランド端子は導体層14及び16に直接接続する
ものとする。尚、この場合、グランド端子が導体層14
又は16の一方だけに接続され、或はこれら導体層のい
ずれにも接続されていない場合、グランド端子30f及
び30nによりパッケージ本体全体について入出力間を
分離できず、従って電磁結合を十分に防止できないこと
が実験により判明している。このように構成することに
より、2個のグランド端子30f及び30nによりパッ
ケージ本体が信号入力側と信号出力側とにほぼ完全に分
離され、入出力間の電磁結合の発生を防止することがで
きる。
【0021】本例では、信号入力端子と信号出力端子と
の間にグランド端子を配置して電磁結合を防止する構
成、及び基板の信号入力電極からパッケージ側の信号入
力端子までの2個の信号経路並びに基板の信号出力電極
からパッケージ側の信号出力端子までの2個の信号経路
を互いに同一に設定してインピダンス整合を確保する構
成の両方を具える弾性表面波フィルタ装置について説明
したが、勿論これらのうちの一方の構成だけを具える構
造であっても、帯域外減衰特性を十分に実用化できるま
で改善することができる。
【0022】次に、端子間の相互配置形態について説明
する。図6は上述した実施例のパッケージ本体に形成し
た端子の配置形態を示す線図である。入力側変換器と出
力側変換器との中間点を通り弾性表面波の伝播方向と直
交する方向に延在する中心軸線L1 及び弾性表面波の伝
播方向の中心軸線L2 を基準にしてこれら中心軸L1
びL2 に対して対称になるように各端子を配置する。パ
ッケージ本体の一方の側壁部に沿って図面の左側から右
側に向けて(表面弾性波の伝播方向に沿って)一定のピ
ッチで3個のグランド端子G1 ,G2 ,G3 を配置し、
次に第1の信号入力端子Ti1を配置し、さらに3個のグ
ランド端子G4 ,G5 ,G6を配置し、次に第2の信号
出力端子To2を配置し、さらにグランド端子G7
8 ,G9 を配置する。他方の側壁部には、同一のピッ
チで図面の左側から右側に向いて順次グランド端子
10,G11,G12、第2の信号入力端子Ti2、グランド
端子G13,G14,G15、第1の信号出力端子T01、グラ
ンド端子G16,G17,G 18を配置する。また、これら2
個の側壁部間に位置する側壁部の中心軸線L2 上にグラ
ンド端子G19,G20をそれぞれ配置する。
【0023】グランド端子G5 及びG14は中心軸線L1
上に配置する。このように端子を配置形成することによ
り、信号入力端子及び信号出力端子Ti1,Ti2,To1
o2が2本の中心軸線に対して対称的に配置され、グラ
ンド端子についても2本の中心軸線に対して対称的に配
置されることになる。この結果、信号流に対してバラン
スした配置形態を得ることができる。また、前述したよ
うに、2個の信号入力端子並びに2個の信号出力端子を
第1の導体層から電気的に切り離すことにより、第1の
信号入力端子から第1の信号入力電極までの経路と第2
の信号入力端子から第2の信号入力電極までの経路が互
いに等しくなると共に2個の信号出力経路も互いに等し
くなるので、この構成と上記端子配置形態とを組み合せ
ることにより、信号処理のバランスを一層改善すること
ができ、この結果帯域外減衰特性を大幅に向上させるこ
とができる。
【0024】図7は本発明を共振器型の弾性表面波フィ
ルタ装置に適用した例を示す。図7aはキャップ部材を
取り除いて内部構造を示す平面図、図7bは端子の配置
形態を示す斜視図である。圧電性基板40上に入力側変
換器41及び出力側変換器42をこれら共振器間で定在
波が形成されるように配置する。入力側変換器41と隣
接するように第1の反射器43を形成し、出力側変換器
42と隣接するように第2の反射器44を形成する。入
力側変換器41の正電極のバスバーをボンデイングワイ
ヤ45を介して第1の信号入力パッド46に接続し負電
極のバスバーをボンデイングワイヤ47を介して第2の
信号入力パッド48に接続する。同様に、出力側変換器
42の正電極のバスバーをボンデイングワイヤ49を介
して第1の信号出力パッド50に接続し負電極のバスバ
ーをボンデイングワイヤ51を介して第2の信号出力パ
ッド52に接続する。尚、パッケージ本体はトランスバ
ーサル型と同様に三層構造とし、パッドとパッケージ本
体の側壁部に形成した端子との間の接続は上述した実施
例のもの同一とする。
【0025】第1の信号入力パッド46を導体層を介し
て第1の信号入力端子53に接続し、第2の信号入力パ
ッド48を導体層を介して第2の信号入力端子54に接
続する。同様に、第1の信号出力パッド50を導体層を
介して第1の信号出力端子55に接続し、第2の信号出
力パッド52を導体層を介して第2の信号出力端子56
に接続する。共振型の弾性表面波フィルタ装置の場合、
基板側においては入力側変換器と出力側変換器との間の
電磁結合を利用して定在波を発生させるため、基板側に
おいては電磁結合が素子性能に悪影響を及ぼすことはな
い。しかしながら、パッケージ側において、信号入力系
と信号出力系との間で電磁結合が生ずると帯域減衰特性
が大幅に悪化してしまう。このため、本例では、第1の
信号入力端子53と第2の信号出力端子56との間及び
第2の信号入力端子54と第1の信号出力端子55との
間にグランド端子57及び58をそれぞれ設け、前述し
た実施例と同様に、これらグランド端子57及び58を
圧電性基板40の下側に位置する第1の導体層(図示せ
ず)及び第3の導体層(図示せず)に直接接続する。ま
た、信号入力端子及び信号出力端子が形成されている側
壁部間に位置する別の2個の側壁部にもそれぞれ2個の
グランド端子59,60及び61,62を設ける。この
ように、グランド端子を適切に配置することにより、パ
ッケージ側における電磁結合を有効に防止でき、帯域外
減衰特性を大幅に軽減できる。尚、この共振型の弾性表
面波フィルタ装置においても、トランスバーサル型の弾
性表面波フィルタ装置と同様に、グランド端子は第1の
導体層及び第3の導体層に直接接続する必要がある。
【0026】また、共振型の弾性表面波フィルタ装置も
トランスバーサル型の弾性表面波フィルタ装置と同様
に、4個の信号端子の全てを第1導体層すなわちグラン
ド端子から電気的に分離すれば、バランス性能を確保す
る上で極めて有効である。
【0027】図8は本発明を別の共振型の弾性表面波フ
ィルタ装置に適用した例を示す。本例では、圧電性基板
60上に入力変換器61及び出力側変換器62を弾性表
面波の伝播方向と直交する方向に並置する。これら入力
側変換器61及び出力側変換器62の両側に第1及び第
2の反射器63及び64をそれぞれ配置する。入力側変
換器61のバスバー61aをボンデイングワイヤを介し
て第1の信号入力パッド65に接続し、出力側変換器の
正電極のバスバー62aをボンデイングワイヤを介して
第1の信号出力パッドに接続する。入力側変換器の負電
極のバスバーと出力側変換器の負電極のバスバーは共用
するものとし、このバスバーをボンデイングワイヤを介
して第2の信号入力パッド67及び第2の信号出力パッ
ド68にそれぞれ接続する。これら第1及び第2の信号
入力パッド並びに第1及び第2の信号出力パッドは、前
述した実施例と同様に、パッケージ本体の外側面に形成
した第1及び第2の信号入力端子69及び70並びに第
1及び第2の信号出力端子71及び72にそれぞれ接続
する。そして、第1の信号入力端子69と第2の信号出
力端子72との間に第1のグランド端子73並びに第1
の信号出力端子71と第2の信号入力端子70との間に
第2のグランド端子74をそれぞれ形成し、これらグラ
ンド端子を同様に第1及び第3の導体層に直接接続す
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば信
号入力端子と信号出力端子との間にグランド端子を接続
し、これらグランド端子を第1及び第2の導体層にそれ
ぞれ接続しているので、パッケージ本体において信号入
力側と信号出力側とが2個のグランド端子によって電気
的に分離され、信号入出力間の電磁結合を防止すること
ができる。この結果帯域外減衰特性が大幅に改善され、
弾性表面波フィルタ装置をプリント基板に実装した場合
別のシールド手段を用いることなく良好な信号処理を行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による弾性表面波フィルタ装置の一例の
構成を示す線図的平面図である。
【図2】パッケージ本体の端子の配置形態を示す斜視図
である。
【図3】パッケージ本体の構造を説明する分解斜視図で
ある。
【図4】図1に示す弾性表面波フィルタ装置のI−I線
断面図である。
【図5】図1に示す弾性表面波フィルタ装置のII−I
I線断面図である。
【図6】端子の配置形態を示す模式図である。
【図7】本発明を共振器型の弾性表面波フィルタ装置に
適用した例を示す図である。
【図8】本発明を別の共振器型の弾性表面波フィルタ装
置に適用した例を示す図である。
【符号の説明】
1 圧電性基板,2 入力側変換器,3 出力側変換
器,4 シールド電極,10 パッケージ本体,14
第1の導体層,15a〜15f 第2の導体層,16
第3の導体層,18 キャップ部材,30d 第1の信
号入力端子,30h 第2の信号出力端子,30a〜3
0c,30e〜30g,30i〜30k グランド端子
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−53775(JP,A) 特開 平6−61778(JP,A) 特開 平5−275965(JP,A) 特開 平3−284006(JP,A) 特公 昭58−14743(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03H 9/00 - 9/10 H03H 9/145 H03H 9/25 H03H 9/64

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力側変換器及び出力側変換器が形成さ
    れた圧電性基板と、 この圧電性基板が収納される空間を有し、上面形状がほ
    ぼ矩形のパッケージと、 導電性のキャップとを具え、 前記パッケージが、 前記圧電性基板とパッケージとの間に配置された第1の
    導体層と、 前記入力側変換器に電気的に接続した第1及び第2の信
    号入力パッド並びに前記出力側変換器に電気的に接続し
    た第1及び第2の信号出力パッドを有する第2の導体層
    と、 前記キャップに電気的に接続した第3の導体層と、 前記パッケージの第1の側壁部に配置され、前記第1の
    信号入力パッドに電気的に接続した第1の信号入力端子
    と、 前記第1の側壁部に対向する第2の側壁部に配置され、
    前記第2の信号入力パッドに電気的に接続した第2の信
    号入力端子と、 前記第2の側壁部に配置され、前記第1の信号出力パッ
    ドに電気的に接続した第1の信号出力端子と、 前記第1の側壁部に配置され、前記第2の信号出力パッ
    ドに電気的に接続した第2の信号出力端子と、 前記第1の信号入力端子と第2の信号出力端子との間に
    配置され、前記第1及び第3の導体層に電気的に接続し
    た、接地すべき第1のグランド端子と、 前記第2の信号入力端子と第1の信号出力端子との間に
    配置され、前記第1及び第3の導体層に電気的に接続し
    た、接地すべき第2のグランド端子とを有することを特
    徴とする弾性表面波フィルタ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の信号入力端子、第1
    及び第2の信号出力端子並びに第1及び第2のグランド
    端子を、前記パッケージの弾性表面波の伝播方向に沿う
    中心軸線及び弾性表面波の伝播方向と直交する方向に沿
    う中心軸線に対してそれぞれ対称になるように配置した
    ことを特徴とする請求項1記載の弾性表面波フィルタ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記パッケージが、前記第1及び/又は
    第2の側壁部に所定のピッチで配置され、前記第1及び
    第3の導体層に電気的に接続した、接地すべき複数のグ
    ランド端子を更に有することを特徴とする請求項1又は
    2記載の弾性表面波フィルタ装置。
  4. 【請求項4】 入力側変換器及び出力側変換器が形成さ
    れた圧電性基板と、 この圧電性基板が収納される空間を有し、上面形状がほ
    ぼ矩形のパッケージと、 導電性のキャップとを具え、 前記パッケージが、 前記圧電性基板とパッケージとの間に配置された第1の
    導体層と、 前記入力側変換器に電気的に接続した第1及び第2の信
    号入力パッド並びに前記出力側変換器に電気的に接続し
    た第1及び第2の信号出力パッドを有する第2の導体層
    と、 前記キャップに電気的に接続した第3の導体層と、 前記パッケージの第1の側壁部に配置され、前記第1の
    信号入力パッドに電気的に接続し、かつ、前記第1及び
    第3の導体層から電気的に切り離された第1の信号入力
    端子と、 前記第1の側壁部に対向する第2の側壁部に配置され、
    前記第2の信号入力パッドに電気的に接続し、かつ、前
    記第1及び第3の導体層から電気的に切り離された第2
    の信号入力端子と、 前記第2の側壁部に配置され、前記第1の信号出力パッ
    ドに電気的に接続し、かつ、前記第1及び第3の導体層
    から電気的に切り離された第1の信号出力端子と、 前記第1の側壁部に配置され、前記第2の信号出力パッ
    ドに電気的に接続し、かつ、前記第1及び第3の導体層
    から電気的に切り離された第2の信号出力端子とを具え
    ることを特徴とする弾性表面波フィルタ装置。
  5. 【請求項5】 前記入力側変換器及び出力側変換器をそ
    れぞれ、トランスバーサル型構造の変換器としたことを
    特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項に記載
    の弾性表面波フィルタ装置。
  6. 【請求項6】 前記入力側変換器と出力側変換器との間
    にシールド電極を更に形成し、 前記第2の導体層が、前記シールド電極及び第1のグラ
    ンド端子に電気的に接続した第1のシールド電極パッド
    と、前記シールド電極及び第2のグランド端子に電気的
    に接続した第2のシールド電極パッドとを更に有するこ
    とを特徴とする請求項5記載の弾性表面波フィルタ装
    置。
  7. 【請求項7】 前記入力側変換器及び出力側変換器をそ
    れぞれ、共振器型の変換器としたことを特徴とする請求
    項1から4のうちのいずれか1項に記載の弾性表面波フ
    ィルタ装置。
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