JP3138509U - 自立容器の漏洩検査装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】定速回転する回転台1上に所定角度間隔で立設され、側壁に設けた吸引口に圧力計測手段18を介して真空源21を接続したチャンバ筒2と、被検自立容器Aを載置してチャンバ筒内を昇降する定置台3と、被検容器の上部開口部周辺に密着し中心に連通孔Bを有するリングパッキン9を備えて前記チャンバ筒の開口上端縁2Aに密着する昇降可能な密閉上蓋7とからなり、定置台が被検容器を載置した状態で下降して該被検容器を前記チャンバ筒内に引き込んで収容し、密閉上蓋が下降した後、前記チャンバ筒内を真空状態にして所定時間後の圧力変化を計測して良否を判定する。
【選択図】図2
Description
また、リングパッキンの中心連通孔を低圧空気源に接続してチャンバ筒内を真空状態にした後、容器内に低圧空気を注入して計測することによって短時間検査が可能になる。
計測中の減圧又は加圧による容器の変形を予防するため、チャンバ筒内の底部や回転台上と密閉上蓋下面に容器の膨出防止用の押え部を設けるのがよい。
定置台、密着上蓋及びリングパッキンの昇降押圧を行うシリンダはエアシリンダである。
3は、被検容器を載置してチャンバ筒内を昇降する定置台であって回転台の裏面に垂設したシリンダ13のロッド13Aに支持されていて、待機状態では図2のようにフィーダテーブル26と同一レベルに位置する。
4は、被検容器の底部側面に当接する位置規制片、3Aは、容器の底部押え16Aの貫通孔である。 チャンバ筒の側壁には吸引口17が開口されて真空ホース21に接続している。 18は圧力計測手段となる真空センサ、18Aは出力ケーブル、19は開放弁、19Aは解放口、20は真空弁である。 チャンバ筒の底部には気密底板14、クッションゴム15、及び容器の底部押え16Aが設けられる。 5は、チャンバ筒の近傍に立設した支柱であって、密閉押圧シリンダ6を支持している。 8は昇降ガイドロッドである。 7は、チャンバ筒の開口上端縁2Aに密着する密閉上蓋であって、下面に被検容器の開口部に密着するリングパッキン9と膨出防止用の上部押さえ16Bを備えてシリンダロッド6Aに固定されている。 リングパッキン9は、中心に連通孔Bを有する可動筒10の下端に固定されている。
11はガイドホルダ、12は、密閉上蓋上に立設された密閉シリンダであって可動筒10を駆動する。 連通孔Bの上部開口端は大気に開放されていても漏洩検査は可能であるが、判定の精度を向上させると共により短時間計測を実現するため、検査時において容器内を加圧することが有効である。 この場合は、連通孔Bの開口端にリリーフ弁23と加圧空気弁22を介して水柱100mm〜1000mmの低圧力源(図示しない)に接続し、チャンバ筒内の減圧と同時又は直後に加圧気体を導入する。 22A,23Aはホース又はチューブである。 なお、各シリンダ及び各弁は図示しない制御装置からの信号によって所定のタイミングで駆動される。
被検容器は計測中、正圧を受けるが側面はチャンバ筒2により、天地面は押え部16A、16Bによって抑制されているので変形は防止される。
計測終了後、開放弁19が作動すると同時に密閉シリンダ12によって可動筒10が上昇して被検容器の内外を大気に開放し、更に加圧空気弁22を閉止して検査を終了する。
引続いてシリンダ13が作動して定置台3をフィーダテーブル26と同一レベルに復帰させる。
定置台上の容器は、繰り出し手段28を経て良品は送り出しコンベア29によって次工程に送給され、不良品は、記憶されていた判定情報によって突出しシリンダ30が作動して排出コンベア31上に送出される。
1 回転台
2 チャンバ筒
3 容器定置台
5 支柱
7 密閉上蓋
9 リングパッキン
10 可動筒
11 ガイドホルダ
14 底板
16A,16B 容器の器壁押え
18 真空センサ
20 真空弁
22 加圧空気弁
24 供給コンベア
29 送り出しコンベア
Claims (4)
- 定速回転する回転台上に所定角度間隔で立設され、側壁に設けた吸引口に圧力計測手段を介して真空源を接続したチャンバ筒と、被検容器を載置して前記チャンバ筒内を昇降する定置台と、被検容器の上部開口部周辺に密着し中心に大気連通孔を有するリングパッキンを備えて前記チャンバ筒の開口上端縁に密着する昇降可能な密閉上蓋とからなり、前記定置台は被検容器を載置した状態で下降して被検容器を前記チャンバ筒内に引き込んで収容した後、前記チャンバ筒内を真空状態にして所定時間後の圧力変化によって良否判定することを特徴とする自立容器の漏洩検査装置。
- 定速回転する回転台上に所定角度間隔で立設され、側壁に設けた吸引口に圧力計測手段を介して真空源を接続したチャンバ筒と、被検容器を載置して前記チャンバ筒内を昇降する定置台と、被検容器の開口部周辺に密着し中心に低圧加圧源に接続する連通孔を有するリングパッキンを備えて前記チャンバ筒の開口上端縁密着する昇降可能な密閉上蓋とからなり、前記定置台は被検容器を載置した状態で下降して被検容器を前記チャンバ筒内に引き込んで収容した後、前記チャンバ筒内を真空状態にすると共に容器内に加圧空気を注入して所定時間後の圧力変化によって良否判定することを特徴とする自立容器の漏洩検査装置。
- リングパッキンが密閉上蓋上に立設した密着用シリンダによって駆動される請求項1又は2記載の装置。
- チャンバ筒内の回転台上及び密閉上蓋下面に容器の膨出防止用の押え部が設けられてなる請求項1乃至3記載のいずれかの装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007008141U JP3138509U (ja) | 2007-10-23 | 2007-10-23 | 自立容器の漏洩検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007008141U JP3138509U (ja) | 2007-10-23 | 2007-10-23 | 自立容器の漏洩検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3138509U true JP3138509U (ja) | 2008-01-10 |
Family
ID=43288803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007008141U Expired - Lifetime JP3138509U (ja) | 2007-10-23 | 2007-10-23 | 自立容器の漏洩検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3138509U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8261594B2 (en) * | 2009-11-19 | 2012-09-11 | Ulvac, Inc. | Leak detection system |
CN104964803A (zh) * | 2015-07-07 | 2015-10-07 | 佛山市元九门控科技有限公司 | 一种真空测漏设备 |
JP2018517912A (ja) * | 2015-07-29 | 2018-07-05 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 容器の密閉性を検査する試験装置、ならびにそのための方法 |
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2007
- 2007-10-23 JP JP2007008141U patent/JP3138509U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
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US10612993B2 (en) | 2015-07-29 | 2020-04-07 | Robert Bosch Gmbh | Testing device for checking the leak tightness of containers, and method therefor |
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