JP3138397U - マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】 頬部から顎部にかけての密着性を高め、良好な装着感を得ることができるマスクを得る。
【解決手段】 鼻部および口部を覆う被覆シート部2と、この被覆シート部2の両側縁4の上下に設けた耳掛け部固着部位に固着された耳掛け部3とからなるマスクにおいて、被覆シート部2の両側縁4に、上側の耳掛け部固着部位5と下側の耳掛け部固着部位6との間に位置して円弧状の切欠部7を形成し、さらに、下側の耳掛け部固着部位6は上側の耳掛け部固着部位5より中央寄りに設けた。
【選択図】 図1

Description

本考案は、鼻部及び口部を覆う被覆シート部と、この被覆シート部の両側縁に固着される耳掛け部とからなるマスクに関する。
埃、雑菌、花粉等を遮るために使用されるマスクとして、ガーゼや不織布といった繊維材料で製造されたマスクが多く使用されている。かかるマスクには、鼻部及び口部を覆う被覆シート部が平面形状に構成されたマスクや、被覆シート部が、使用前の状態ではその中央から左右に2つ折りされた平坦形状とされ、使用状態では前方に膨らむ立体形状とされるように構成された立体型のマスクがある。これらのマスクには、埃、雑菌、花粉等を遮るために、マスクを顔に装着したとき、その装着機能性や被覆シート部と顔面との密着性が求められている。
従来、装着機能性や被覆シート部と顔面との密着性を向上させたマスクとして、被覆シート部の両側縁の上下に設けられた耳掛け部固着部位の間に切欠部を形成したマスクが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−247046号公報
しかし、特許文献1に開示されているマスクは、前記被覆シート部の形状が上下対称となっているので、被覆シート部と顔面の両下顎部との密着性が得難いといった問題があった。即ち、前記被覆シート部の形状が上下対称となっているということは、耳掛け部の端部を固着する被覆シート部の上側の耳掛け部固着部位と下側の耳掛け部固着部位とが被覆シート部の中央から横方向に同じ長さの位置にあるということになる。一般に、下顎部は、その両側の形が顎の先端側から後ろ側に、耳に向かって徐々にせり上がっているため、前記のように耳掛け部の端部を固着する被覆シート部の上側の耳掛け部固着部位と下側の耳掛け部固着部位とが被覆シート部の中央から横方向に同じ長さの位置にあると、マスクを装着したとき被覆シート部の下側の耳掛け部固着部位が下顎部から首部側に外れてしまい、この結果、下顎部から外れた前記下側の耳掛け部固着部位は浮いた状態となり、被覆シート部と下顎部との間、即ち、被覆シート部と頬部から下顎部にかけての密着性に難があり、装着感にあっても満足できるものとは言えないものであった。
本考案の目的は、頬部から顎部にかけての密着性を高め、良好な装着感を得ることができるマスクを提供することにある。
請求項1に記載のマスクは、鼻部及び口部を覆う被覆シート部と、この被覆シート部の両側縁の上下に設けられた耳掛け部固着部位に固着された耳掛け部とからなるマスクにおいて、前記被覆シート部の両側縁に、上側の耳掛け部固着部位と下側の耳掛け部固着部位との間に位置して円弧状の切欠部が形成され、さらに、前記下側の耳掛け部固着部位は前記上側の耳掛け部固着部位より中央寄りに設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載のマスクは、請求項1に記載の、前記被覆シート部は、使用前の状態ではその中央から左右に2つ折りされた平坦形状とされ、使用状態では前方に膨らむ立体形状とされるように構成されていることを特徴とする。
請求項1に記載のマスクによれば、被覆シート部の両側縁の上下に設けられた上側の耳掛け部固着部位と下側の耳掛け部固着部位との間に位置して円弧状の切欠部が形成されているので、装着時に被覆シート部の両側部に皺が寄らなくなり、頬部からこめかみ部にかけて被覆シート部の密着性が向上し、さらに、前記下側の耳掛け部固着部位は前記上側の耳掛け部固着部位より中央寄りに設けられているので、装着したとき被覆シート部の下側の耳掛け部固着部位が下顎部から外れず、下顎部に連なる頬部に乗った位置にあり、この位置で耳掛け部による引っ張り力を受けることになるから、被覆シート部の下側の耳掛け部固着部位が下顎部に連なる頬部に密着し、これにより頬部から下顎部にかけての密着性が高まり、良好な装着感を得ることができる。
請求項2に記載にマスクによれば、前記被覆シート部は、使用前の状態ではその中央から左右に2つ折りされた平坦形状とされ、使用状態では前方に膨らむ立体形状とされるように構成されているので、被覆シート部と頬部から下顎部にかけて密着性はより一層高まり、さらに、前記被覆シート部による口部への圧接感が減少されるため、より良好な装着感を得ることができる。
以下、この考案に係るマスクを実施するための最良の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1及び図2は本考案に係るマスクの第1実施例を示したもので、図1は第1実施例のマスクの平面図、図2は第1実施例のマスクの使用状態を示す説明図である。
本例のマスク1は、装着者の鼻部及び口部を覆う被覆シート部2と耳部に掛ける耳掛け部3とから構成されている。被覆シート部2は、本例では横長の長方形で平面形状に構成されており、その材質にあっては、通気性があり、埃、雑菌、花粉等の遮断効果を図ることができる化学繊維や天然繊維などの繊維材料で形成されている。
前記被覆シート部2の両側縁4の上下には、前記耳掛け部3の両端部がそれぞれ固着される、上側の耳掛け部固着部位5と下側の耳掛け部固着部位6とが設けられている。そして、前記被覆シート部2の両側縁4には、前記上側の耳掛け部固着部部位5と前記下側の耳掛け部固着部位6との間に位置して円弧状の切欠部7が形成されている。
この切欠部7の形成により、前記上側の耳掛け部固着部位5と前記下側の耳掛け部固着部位6は、それぞれ横方向に突出した形状となっており、前記上側の耳掛け部固着部位5及び前記下側の耳掛け部固着部位6の先端部8は丸く縁取られた半径8mm〜10mmの半円形状となっている。
さらに、前記被覆シート部2の両側縁4の上下に設けられた前記上側の耳掛け部固着部位5と前記下側の耳掛け部固着部位6にあっては、下側の耳掛け部固着部位6が上側の耳掛け部固着部位5より中央寄りに設けられている。即ち、図1に示すように、前記被覆シート部2の中央基準線L1と直交する中央基準線L1から下側の耳掛け部固着部位6までの長さW1が、中央基準線L1と直交する中央基準線L1から上側の耳掛け部固着部位5までの長さW2より短くなっている。
そして、前記上側の耳掛け部固着部位5及び前記下側の耳掛け部固着部位6には、これらの半円形状に形成されている先端部8の中心に、前記耳掛け部2の端部が固着されている。
このように構成したマスク1によれば、被覆シート部3の両側縁4の上下に設けられた上側の耳掛け部固着部位5と下側の耳掛け部固着部位6との間に位置して円弧状の切欠部7が形成されているので、装着時に被覆シート部2の両側部に皺が寄らなくなり、頬部からこめかみ部にかけて被覆シート部2の密着性が向上する。さらに、本例では、前記上側の耳掛け部固着部位5及び前記下側の耳掛け部固着部位6の先端部8は、丸く縁取られた半円形状となっており、この先端部8の中心に前記耳掛け部3の端部が固着されているので、前記上側の耳掛け部固着部位5及び前記下側の耳掛け部固着部位6にかかる前記耳掛け部3による引っ張り力を確実に受けることができる。
さらに、前記下側の耳掛け部固着部位6は前記上側の耳掛け部固着部位5より中央寄りに設けられているので、装着したとき被覆シート部2の下側の耳掛け部固着部位6が下顎部Gから外れず、下顎部Gに連なる頬部Fに乗った位置にあり、この位置で耳掛け部3による引っ張り力を受けることになるから、被覆シート部2の下側の耳掛け部固着部位6が下顎部Gに連なる頬部Fに密着し、これにより頬部Fから下顎部Gにかけての密着性が高まり、良好な装着感が得られる。
図3及び図4は本考案に係るマスクの第2実施例を示したもので、図3は第2実施例のマスクの斜視図、図4は第2実施例のマスクを平坦形状としたときの平面図である。なお、前述した第1実施例と対応する部分には、同一の符号を付けて示している。
本例は立体型のマスク9であって、被覆シート部10は一枚のシートを左右に二つ折りして重ね、この折部の上側を残して円弧状にカットし、このカットした左右の両端部を縫着、熱溶着或いは超音波溶着等で接着して立体形状に形成されている。
本例においても、前記第1実施例と同様に、前記被覆シート部10の両側縁4の上下に、上側の耳掛け部固着部位5と下側の耳掛け部固着部位6とが設けられており、そして、前記被覆シート部2の両側縁4には、前記上側の耳掛け部固着部部位5と前記下側の耳掛け部固着部位6との間に位置して円弧状の切欠部7が形成されている。
そして、前記被覆シート部2の両側縁4の上下に設けられた前記上側の耳掛け部固着部位5と前記下側の耳掛け部固着部位6にあっても、第1実施例と同様に、下側の耳掛け部固着部位6が上側の耳掛け部固着部位5より中央寄りに設けられている。即ち、図4に示すように、被覆シート部10を、その中央の接着部から折って平坦形状としたとき、接着部側の頂点と下点を結ぶ線を垂直線L2としたとき垂直線L2と直交する垂直線L2から下側の耳掛け部固着部位6までの長さW3が、垂直線L2と直交する垂直線L2から上側の耳掛け部固着部位5までの長さW4より短くなっている。その他の構成は、第1実施例と同様なので第1実施例の説明を援用する。
このように構成した本例のマスク9によれば、前記第1実施例と同様に、被覆シート部10の両側縁4の上下に設けられた上側の耳掛け部固着部位5と下側の耳掛け部固着部位6との間に位置して円弧状の切欠部7が形成されているので、装着時に被覆シート部10の両側部に皺が寄らなくなり、頬部からこめかみ部にかけて被覆シート部の密着性が向上し、また、前記下側の耳掛け部固着部位6は前記上側の耳掛け部固着部位5より中央寄りに設けられているので、装着したとき被覆シート部10の下側の耳掛け部固着部位6が下顎部Gから外れず、下顎部Gに連なる頬部Fに乗った位置にあり、この位置で耳掛け部3による引っ張り力を受けることになるから、被覆シート部10の下側の耳掛け部固着部位6が下顎部Gに連なる頬部Fに密着し、これにより頬部Fから下顎部Gにかけての密着性が高まり、良好な装着感を得ることができる。
さらに、本例では、前記被覆シート部10は立体形状とされるように構成されているので、被覆シート部10と頬部Fから下顎部Gにかけて密着性はより一層高まり、また、前記被覆シート部10による口部への圧接感が減少されるため、より良好な装着感を得ることができる。
本考案に係るマスクの第1実施例を示す平面図である。 第1実施例のマスクの使用状態を示す説明図である。 第2実施例のマスクの斜視図である。 第2実施例のマスクを平坦形状としたときの平面図である。
符号の説明
1 マスク
2 被覆シート部
3 耳掛け部
4 側縁
5 上側の耳掛け部固着部位
6 下側の耳掛け部固着部位
7 切欠部
8 先端部
9 マスク
10 被覆シート部

Claims (2)

  1. 鼻部及び口部を覆う被覆シート部と、この被覆シート部の両側縁の上下に設けられた耳掛け部固着部位に固着された耳掛け部とからなるマスクにおいて、前記被覆シート部の両側縁に、上側の耳掛け部固着部位と下側の耳掛け部固着部位との間に位置して円弧状の切欠部が形成され、さらに、前記下側の耳掛け部固着部位は前記上側の耳掛け部固着部位より中央寄りに設けられていることを特徴とするマスク。
  2. 前記被覆シート部は、使用前の状態ではその中央から左右に2つ折りされた平坦形状とされ、使用状態では前方に膨らむ立体形状とされるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のマスク。
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WO2022009507A1 (ja) * 2020-07-06 2022-01-13 株式会社ときわ商会 上下方向の中心線に沿った形状保持材を備えたマスク
WO2022269746A1 (ja) * 2021-06-22 2022-12-29 株式会社Roki マスク

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