JP3138381U - 前掛け - Google Patents

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Abstract


【課題】エプロン等の前掛けを容易に着用可能とし、かつ、着用時に不快感を与えたり怪我をさせるおそれのない長さ調節機構を有する留め紐を備えた前掛けを得る。
【解決手段】一端がエプロン等の前掛けの一側に固着された留め紐に、留め紐の長さを調節する長さ調節機構を備えた固定手段5が摺動可能に取り付けられ、前掛けの他側には固定手段5の受け部が備えられ、固定手段5を固定手段受け部に着脱可能に固定させた前掛けとして構成されている。
【選択図】図2

Description

この考案は、エプロンなどの前掛けに関するものである。
従来のエプロンなどの前掛けにおける首紐や腰紐などの留め紐は、前掛けの左右胸元部や胴体部左右側縁にそれぞれその一端が固着された2本の紐を一組としてなり、この2本の紐を首あるいは背中の後方で結って前掛けを着用するもの、あるいは、1本の所定長さの首紐の両端を前掛けの左右胸元部に固着し、この首紐と前掛けとの間に形成されたスペースに首を通して着用するものが一般的であった。
しかしながら、2本の紐を自ら視認することができない首や背中の後方で後ろ手に結って着用することは、紐を結うことが苦手な者にとっては難しいばかりか、適切に結ばれていないと解けてしまうこともある。特に、紐を結うことに不慣れな子供などにとっては極めて困難な作業である。子供の代わりに大人が結う場合でも、子供がじっとしていなければ紐を結うことは難しい。また、着用時に形成される結び目が着用者の首や背中に触れて不快感を与えることもある。
一方、1本の首紐の両端を前掛けの左右胸元部に固着させ、この首紐と前掛けとの間に形成されたスペースに首を通して着用する場合には、紐を結うという作業は不要であるが、首紐と前掛けとの間に形成された狭いスペースに頭を通さなければならず、窮屈さを嫌がる子供には着用させにくい。また、首紐の長さ調整ができないという問題もあった。
かかる問題を解決するものとして、例えば、特開2003−55816号公報に記載された発明が提案されている。
この発明は、1本の首紐の両端にそれぞれクリップを取り付けるとともに、首紐の中間に長さ調節器具を備えたエプロンである。かかる構成によって、エプロンを着用する際には、首紐をエプロン本体から分離し、所望の位置にエプロン本体をあてがった状態でクリップで首紐を留めればよく、紐を結わく必要がない。また、首紐とエプロン本体とは着脱が可能であるから狭いスペースに頭を通す必要もない。そして、長さ調節器具によって、着用時の首紐の長さを調節することもできる。
しかしながら、首紐を完全にエプロン本体から分離してしまうことから、着用時には片手で分離されたエプロン本体を押さえつつクリップを留めなければならず、着用作業が面倒である。また、バランスよくエプロンを着用しようとしても、クリップ留めの位置が直ちに確定できず、クリップ留めの位置決めが困難である。さらには、未使用時などに首紐のみが紛失してしまうおそれもある。
そして、長さ調節器具が首紐の中間に位置していることから、この長さ調節器具が着用者の首に接触して着用時に不快感を与えるばかりでなく、首に損傷を与えるおそれもある。
特開2003−55816号公報
この考案は、エプロン等の前掛けを容易に着用可能とし、かつ、着用時に不快感を与えたり怪我をさせるおそれのない長さ調節機構を有する留め紐を備えた前掛けを得ることを課題とするものである。
この考案は、一端がエプロン等の前掛けの一側に固着された留め紐に、前記留め紐の長さを調節する長さ調節機構を備えた固定手段が摺動可能に取り付けられ、前記前掛けの他側には前記固定手段の受け部が備えられ、前記固定手段を前記固定手段受け部に着脱可能に固定させた前掛けとして構成されている。
この考案において、「前掛け」とは、エプロン、よだれかけ等、身体の前方を覆うものであって、留め紐を用いて着用するものをいう。
また、「留め紐」とは、前記前掛けを着用する際に使用されるものであって、首紐や肩紐あるいは腰紐をいう。
長さ調節機構は、着用時における留め紐の長さを調節するための機構であり、固定手段と一体化されて設けられている。
固定手段は、前記留め紐の開放側を、前記前掛けの他側に着脱可能に固定させるためのものであって、面ファスナーやスナップなどを用いることが考えられる。
請求項2の考案は、留め紐は、一端がエプロン等の前掛けの胸元部一側に固着された首紐及び一端がエプロン等の前掛けの胴体部一側に固着された腰紐として、あるいは前記首紐又は前記腰紐の何れか一方として構成されたことを特徴とする。
固定手段には把持部を備えるものとすることが好ましい(請求項3)。把持部は、首紐や腰紐などの留め紐を前掛け胸元部や胴体側部に着脱する際に摘むことができるものであればよく、例えばフェルト素材で円形のワッペン状に形成することが考えられるが、その材質、形状はこれに限定されるものではない。
この考案は、一端がエプロン等の前掛けの一側に固着された留め紐に、前記留め紐の長さを調節する長さ調節機構を備えた固定手段が摺動可能に取り付けられ、前記前掛けの他側には前記固定手段の受け部が備えられ、前記固定手段を前記固定手段受け部に着脱可能に固定させてあるので、前掛け着用の際には留め紐に取り付けられた固定手段のみを前掛けの他側に取り付けられた受け部に固定すればよく、容易に前掛けを着用することができる。
また、前記固定手段には、前記前掛け着用時における前記留め紐の長さを調節するための長さ調節機構が設けられているので、前掛け着用時に長さ調節機構は必ず留め紐と前掛けとの固定位置、すなわち前掛けの留め紐が固着された側の他側に位置することとなり、着用時に着用者の身体に触れることがないから、着用者に不快感を与えたり怪我をさせたりするおそれがない。
固定手段には把持部を設けたので固定手段が持ちやすくなり、固定手段の前掛け胸元部への着脱が一層容易となるから、小さな子供でも簡単に前掛けを着用することができる。
また、この把持部の表側に図柄を描いておけば、アイキャッチャーとしても利用することができ、名前を記載することで名札として使用することもできる。
図1は、この考案の第1の実施例を示す図である。所定長さを有する首紐1及び腰紐2のそれぞれの一端がエプロン本体の胸元部一側と胴体部一側とに固着されている。また、エプロン本体の胸元部他側及び胴体部他側にはそれぞれ受け部となる面ファスナー3,4が取り付けられている(図2参照)。
首紐1及び腰紐2の他端にはそれぞれ固定手段5が取り付けられ、この固定手段5は面ファスナー6,受け部となる面ファスナー3,4を介してエプロン本体の胸元部他側及び胴体部他側に着脱可能に固定されている。
以下に説明する固定手段5の構成は、首紐1を通した状態を例にして説明するが、腰紐2を通した状態における固定手段5の構成も、特筆する事項以外は、これと同様である(首紐1が腰紐2に相当)。
図3は、首紐1を通した状態における固定手段5の裏側の拡大図である。固定手段5は、フェルト素材で構成された把持部7、この把持部7の裏側に取り付けられた長さ調節機構8、この長さ調節機構8の上面に取り付けられた面ファスナー6とで構成されている。
この実施例において、把持部7は円形のワッペン状に形成されているが、動物等の意匠を施した形状とすれば、子供用のエプロンとしてはなお好ましい。
また、この実施例においては、把持部7の形状は首紐1に取り付けられるものと腰紐2に取り付けられるものとで同じ形状としてあるが、把持部7の形状は、首紐1に取り付けるものを前記の通り円形のワッペン状とし、腰紐2に取り付けるものを四角形のワッペン状とする等、首紐用と腰紐用とで異なる形状とすることもできる。把持部7の形状を首紐用と腰紐用とで異なる形状とすれば、着用する際に首紐と腰紐とを区別する目印とすることができる。
また、面ファスナー6の代わりにスナップを用いてもよい。面ファスナー6の代わりにスナップを用いた場合には、エプロン側に取り付けられている受け部となる面ファスナー3,4の代わりに、このスナップに嵌合可能なスナップをそれぞれ取り付けておく。
エプロンを着用する際には、図2に示すように固定手段5を外した状態のエプロンを着用者にあてがい、首紐1を着用者の首から回して固定手段5をエプロン胸元部他側の受け部となる面ファスナー3に固定させる。また、同様に腰紐2を着用者の背中を回して固定手段5をエプロン胴体部他側の面ファスナー受け部4に固定させる。このとき、把持部7を摘んで固定手段5をエプロン胸元及び胴体部へ着脱することができるので、一層容易に着脱作業をすることができる。
したがって、首紐や腰紐などの留め紐を後ろ手に結わいたり、留め紐の2箇所をエプロンにクリップ留めしたり、首紐とエプロンとの間に形成された狭い空間に頭を通さなければならいといった面倒な作業が必要なく、誰でも容易に前掛けを着用することができる。
そして、首紐1及び腰紐2の一端はエプロンに固着されているので、着用時に固定位置を位置決めする必要がなく、また、紛失するおそれもない。
図4は首紐1を通した状態における固定手段5の側面拡大断面図、図5は首紐を通さない状態における固定手段5の平面拡大断面図である。
長さ調節機構8は、綿素材からなる2枚の帯状片81,82を上下に重ねつつ、その両端部を把持部7に縫合して構成されている。下側帯状片82と把持部7との間、及び下側帯状片82と上側帯状片81との間には、それぞれ首紐1を通すための間隙9,10が設けられている。この間隙9,10の幅は首紐1の幅よりやや広く形成されており、また、この間隙9,10の高さ(厚さ)は留め紐の厚さとほぼ同じ厚さで形成され、首紐1を通したときに首紐1との間に適度な抵抗が生じ、簡単に固定手段5が首紐1から抜け落ちないようにしてある。
固定手段5は、長さ調節機構8を介して首紐1に取り付けられている。すなわち、首紐1は、下側帯状片82と把持部7との間の間隙9を通して上方に折り返され、上側帯状片81と下側帯状片82との間の間隙10に通され、その先端が間隙10から突出している。このとき、首紐1と帯状片81,82との間には適度の抵抗が生じているため、固定手段5が首紐1から抜け落ちることはない。
首紐1の着用時の長さを調節する場合、その長さを短くしたいときには首紐1の先端側部分を図4中矢示A方向に強く引いて調節すればよいし、長くしたいときには首紐1の反対側、すなわちエプロンと固着されている側部分を図4中矢示B方向に強く引いて調節すればよい。
上側帯状片81の上面(固定部)には面ファスナー6が設けられており、エプロン着用時にはこの面ファスナー6をエプロン側に設けられた受け部となる面ファスナー3,4に固定させてエプロンと首紐1及び腰紐2とを連結させる。
したがって、固定手段5は長さ調節機構8と一体的に構成されているので、エプロン着用時、長さ調節機構8は必ず首紐1及び腰紐2とエプロンとの固定位置、すなわちエプロンの胸元部及び胴体側部に位置することとなり、着用時に長さ調節機構8が着用者の首や胴体に触れることはなく、着用者に不快感を与えることがない。
加えて、固定手段5の固定部には面ファスナー6が用いられ、長さ調節機構8は綿素材で構成されているので、固定手段5には堅い凹凸が一切存在せず、着用者が転倒した際などに誤って着用者に怪我をさせるおそれもない。
第1の実施例においては、留め紐として首紐1及び腰紐2の両方を備えるものとしたが、何れか一方のみを備えたエプロンとしてもよい(図6参照)。
この考案は、着用が容易であって、しかも、長さ調整可能かつ着用時に不快感を与えることのない首紐を備えたエプロン等の前掛けに関するものであって、産業上の利用可能性を有するものである。
この考案の実施例を示す図 同じく固定手段によるエプロンとの固定を解除した状態を示す図 同じく首紐を通した状態の固定手段の背面側拡大図 同じく首紐を通した状態の固定手段の側面拡大断面図 同じく首紐を通さない状態の固定手段の平面拡大断面図 この考案の第2の実施例を示す図
符号の説明
1 首紐
2 腰紐
3,4 受け部となる面ファスナー
5 固定手段
6 面ファスナー
7 把持部
8 長さ調節機構
9,10 間隙

Claims (3)

  1. 一端がエプロン等の前掛けの一側に固着された留め紐に、前記留め紐の長さを調節する長さ調節機構を備えた固定手段が摺動可能に取り付けられ、
    前記前掛けの他側には前記固定手段の受け部が備えられ、
    前記固定手段を前記固定手段受け部に着脱可能に固定させるものとした、
    前掛け。
  2. 留め紐は、一端がエプロン等の前掛けの胸元部一側に固着された首紐及び/又は一端がエプロン等の前掛けの胴体部一側に固着された腰紐とした、請求項1記載の前掛け。
  3. 固定手段には把持部を備えた、請求項1又は2記載の前掛け。
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