JP3138342U - ボールねじ一体型直動案内軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄型のボールねじ一体型直動案内軸受を提供する。
【解決手段】ボールねじ一体型直動案内軸受1は、底板部2a及び側壁部2b,2cを有する断面凹状の直動案内レール2と、直動案内レール2の軸方向端部に設けられた一対の端板3a,3bと、外周面に螺旋状の溝を有し、端板3a,3bに軸支されて直動案内レール2内に収納されるねじ軸4と、ねじ軸4に螺合され、ねじ軸4の回転により直動案内レール2内を軸方向に移動可能なスライダ5と、端板3a,3bに固定され、直動案内レール2の側壁部2b,2cとの間に隙間Sを存して直動案内レール2の上面を覆うカバープレート6とを備え、スライダ5は、ねじ軸4に複数のボール8を介在して螺合するねじ部9と、隙間Sから直動案内レール2の側方且つ上方に突出し、カバープレート6の上方に配設される被連結部材Tに連結される連結部10とを有し、ねじ部9と連結部10とが一体に形成されている。
【選択図】 図1

Description

本考案は、例えばテーブル送り装置に用いられる直動案内軸受に関し、特に、カバープレートを有するボールねじ一体型の直動案内軸受に関するものである。
従来、例えばテーブル送り装置に用いられる直動案内軸受として、カバープレートを有するボールねじ一体型の直動案内軸受が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1記載のボールねじ一体型直動案内軸受は、底板部及び側壁部を有する断面凹状の直動案内レールと、直動案内レールの長手方向両端部に相対向して設けられた一対の端板と、直動案内レールの内側に設けられたスライダと、スライダを直動案内レールの長手方向に駆動するボールねじと、一対の端板と直動案内レールとで形成された箱体の上部開口を閉塞するカバープレートとを備える。スライダには、特許文献1の図1等に開示されているように、該スライダとは別個に形成された連結部材がボルトを介して連結されている。連結部材は、スライダの上面とカバープレートの間に配設され、スライダの上面にボルトで固定される板状の固定部と、この固定部の側方から延設され、直動案内レールの左右側壁及びカバープレートの間に形成された隙間から直動案内レールの側方に突出する連結部とを備え、断面凹状に形成されている。また、連結部には、カバープレートの上方に配設される、図示されていないテーブル等の被連結部材が連結される。
この種の軸受は、被連結部材自身の荷重や被連結部材に作用される荷重が、まず連結部材に作用し、続いて該連結部材を介してスライダに作用する。このとき、連結部材自身の強度が弱いと損傷してしまうので、連結部材単体にも強度が必要となる。したがって、連結部材の固定部の厚さもある程度厚くする必要があった。また、スライダと連結部材とを連結するボルトについても、皿ねじ等では強度が確保できないことから特許文献1では六角ボルトを用いているが、六角ボルトではボルト頭部の高さが高くなってしまう。以上のような理由により、従来のボールねじ一体型直動案内軸受では、スライダと連結部材とを組み付けた際、スライダの底面から連結部材の固定部の上面までの高さを低く抑えることができなかったため、軸受全体としても高さを低く抑えることができなかった。
ところで、この種の軸受は、一般的に、ねじ軸を回転駆動させるモータ等とセットにして、一軸アクチュエータとして生産ライン等の工場内の生産設備で使用される。また、一軸アクチュエータは、例えば連結部材に被連結部材としての他の一軸アクチュエータを連結して、X−Yテーブルとして使用することもある。このとき、各一軸アクチュエータの高さが高い場合には、X−Yテーブル全体の高さを低く抑えることができず、工場内の生産設備における省スペース化の要請に応えることができないという不都合があった。
特開2003−222223号公報
本考案は、かかる事情に鑑み、薄型のボールねじ一体型直動案内軸受を提供することを目的とする。
そこで、上記目的を達成するために、本考案は、軸方向に所定の長さを有し、底板部及び側壁部を有する断面凹状の直動案内レールと、該直動案内レールの軸方向端部に設けられた一対の端板と、外周面に螺旋状の溝を有し、該一対の端板に軸支されて該直動案内レール内に収納されるねじ軸と、該ねじ軸に螺合され、該ねじ軸の回転により該直動案内レール内を軸方向に移動可能なスライダと、該一対の端板に固定され、該直動案内レールの側壁部との間に隙間を存して該直動案内レールの上面を覆うカバープレートとを備えるボールねじ一体型直動案内軸受において、該スライダは、該ねじ軸に複数のボールを介在して螺合するねじ部と、該隙間から該直動案内レールの側方且つ上方に突出し、該カバープレートの上方に配設される被連結部材に連結される連結部とを有し、該ねじ部と該連結部とが一体に形成されていることを特徴とする。
本考案によれば、前記スライダは前記ねじ部と前記連結部とが一体に形成されたものであるので、前記従来の軸受における連結部材の固定部に相当する箇所の厚さを薄くした場合であっても、当該箇所はねじ部と一体となるため強度を確保することができる。従って、スライダの底面からカバープレートに対向する面までの厚さを従来の軸受に比べて薄くすることができ、結果として軸受全体を薄型化することができる。
ところで、ボールねじではボールを循環させる必要があるので、従来は、スライダの上面にボールの出口穴及び戻り穴を形成し、出口穴及び戻り穴に連通する逆U字状の循環パイプをスライダの上面に取り付け、出口穴から出てきたボールを循環パイプの中空部を通過させて戻り穴へ戻すことにより、ボールを循環させていた。また、前記循環パイプは、その軸方向にクロスするΩ形状の取付けプレートによりスライダの上面に取り付けられていた。
しかし、前記循環パイプを有する従来の軸受の場合、循環パイプが取り付けられたスライダの上面と、循環パイプのボールが通過する中空部との間に、循環パイプの肉厚が存在し、さらに前記取付けプレートもあるために、スライダの底面から循環パイプの上端までの高さを低く抑えることができなかった。そこで、スライダの上面に循環パイプの直径よりも深い凹部を形成し、該凹部に循環パイプを収容することにより、スライダの底面から循環パイプの上面までの高さを低く抑えることが考えられる。しかしながら、凹部の下方にはねじ軸に螺合する螺合部があり、この螺合部の強度を確保するためには、螺合部の上端から凹部の底面までの肉厚をある程度厚くする必要がある。
そこで、本考案において、前記スライダは、前記複数のボールを循環させる循環部を備え、該循環部は、前記スライダの上面又は下面に設けられた該ボールの直径よりも深い凹部と、該凹部に設けられた該ボールの出口穴及び戻り穴と、該凹部に固定され、該出口穴及び該戻り穴に連通する溝部を有し、該凹部の高さよりも低く形成されたボール戻し部材とを備えることが好ましい。
本考案によれば、前記出口穴から出てきた前記ボールを、前記ボール戻し部材の前記溝部の表面と前記スライダの上面又は下面とにより形成される空間を通過させて前記戻り穴へ戻すことにより、該ボールを循環させることができる。また、本考案によれば、前記ボールが前記スライダの上面又は下面上を直接通過するため、前記ボール戻し部材を薄型化することができ、その結果、該ボール戻し部材を収容するための前記凹部の深さを浅く抑えることができるので、該スライダ自身の強度を確保しつつ高さを低く抑えることができる。
また、本考案において、前記スライダは、各前記一対の端板に対面する軸方向端部に、対面する該端板に向けて突出する弾性体からなるストッパを備えることが好ましい。
本考案によれば、前記スライダが、前記ねじ軸の回転に伴って軸方向に移動して前記端板に衝突した場合であっても、前記弾性体からなる前記ストッパにより衝撃が緩和されるので、該スライダ及び該スライダに連結される前記被連結部材の損傷を防ぐことができる。
また、本考案において、前記スライダは、前記直動案内レールの側壁部に摺接する弾性体からなるシール部材を備え、該シール部材は該ストッパと一体に形成されていることが
好ましい。
本考案によれば、前記シール部材が、前記直動案内レールの側壁部に摺接しているので、前記スライダの前記ねじ部と前記直動案内レールとの間に介在する他のボールが埃等により汚染されることを防ぐことができる。また、前記シール部材が前記ストッパと一体に形成されているので、製造容易であるとともに、前記スライダへ容易に組み付けることができる。
また、本考案において、前記シール部材及び前記ストッパは、前記ねじ軸を跨いで形成された逆U字状の逃げ溝を備えることが好ましい。
本考案によれば、前記逆U字状の逃げ溝により、前記ねじ軸を取り外すことなく前記シール部材及び前記ストッパを前記ねじ軸から脱着させることができるので、該シール部材及び該ストッパが破損した場合等に、該シール部材及び該ストッパを容易に交換することができる。
次に、添付の図面を参照しながら本考案の実施形態についてさらに詳しく説明する。図1(a)は本実施形態のボールねじ一体型直動案内軸受を示す斜視図であり、図1(b)は図1(a)の拡大B−B線断面図である。図2(a)はボールねじ用ボール循環部を構成するボール戻し部材を示す拡大斜視図であり、図2(b)はボールねじ用ボール循環部の作動を示す説明図である。なお、説明容易のため、図1(a)はカバープレートを取り外した状態となっている。
図1(a)に示すボールねじ一体型直動案内軸受1は、底板部2a及び側壁部2b,2cを有する断面凹状の直動案内レール2と、直動案内レール2の軸方向端部に設けられた一対の端板3a,3bと、直動案内レール2内に収納されるねじ軸4と、ねじ軸4に螺合され、ねじ軸4の回転により直動案内レール2内を軸方向に移動可能なスライダ5と、一対の端板3a,3bに固定され、隙間S(図1(b)参照)を存して直動案内レール2の上面を覆うカバープレート6とを備える。
ねじ軸4は、外周面に螺旋状のねじ溝(図示せず)を有していて、一対の端板3a,3bに軸支されている。ねじ軸4は、端板3aの外方に設けられたモータ連結部材7に収納されたモータ(図示せず)等の駆動手段に連結され、回転自在となっている。
スライダ5は、図1(b)に示すように、ねじ軸4の前記ねじ溝に複数のボールねじ用ボール8を介在して螺合するねじ溝9aを有するねじ部9と、隙間Sから直動案内レール2の側方且つ上方に突出する連結部10と、ボールねじ用ボール8を循環させるボールねじ用ボール循環部11とを備えている。スライダ5は、ステンレススチール製のブロックを切削加工することにより、ねじ部9と連結部10とを一体に形成したものである。
ねじ部9は、各側壁部2b,2cに一条ずつ配設された直動軸受用ボール12を介在して、側壁部2b,2cに移動自在に取り付けられている。ねじ部9は、側面に形成されたねじ部側ボール転動溝9b及び側壁部2b,2cの内側面に形成された案内レール側ボール転動溝2dにより形成された、直動軸受用ボール12を通過させるためのボール転動通路9cと、ねじ部9の内部を軸方向に貫通して形成され、直動軸受用ボール12を戻すためのボール戻り通路9dとを備える。
連結部10は、ねじ部9の上方部分からカバープレート6を避けるように左右にL字状に延設されていて、カバープレート6の上方に配設された被連結部材としてのテーブルTに連結されている。
本実施形態のボールねじ一体型直動案内軸受1においては、スライダ5をねじ部9と連結部10とが一体となるように形成するとともに、図1(b)に示すように、連結部10の前記従来の軸受における連結部材の固定部に相当する部分を大幅に薄く形成している。連結部10の当該部分は、ねじ部9と一体となっているので、薄く形成された場合であっても十分な強度を確保することができる。従って、本実施形態のボールねじ一体型直動案内軸受1は、スライダ5の底面5aからカバープレート6に対向する面5bまでの厚さを従来の軸受に比べて薄くすることができ、結果として軸受全体を薄型化することができた。
図1(b)及び図2(b)に示すボールねじ用ボール循環部11は、スライダ5のカバープレート6に対向する面5bに設けられた凹部13と、凹部13の底面からねじ部9のねじ溝9aに連結し、ボールねじ用ボール8をスライダ5外部に出すための出口穴14と、凹部13の底面からねじ部9のねじ溝9aに連結し、ボールねじ用ボール8をスライダ5内部に戻すための戻り穴15と、凹部13に固定されたボール戻し部材16とを備える。ボール戻し部材16は、凹部13の高さよりも低い蒲鉾形状に形成され、図2(a)及び図2(b)に示すように、凹部13に対向する面に出口穴14及び戻り穴15に連通するボール転動溝16aを備える。
また、スライダ5は、図1(a)に示すように、一対の端板3a,3bに対面する軸方向両端部に取り付けられたリターンプレート17と、リターンプレート17の外方に組み付けられた軸方向シール部材18及びストッパ19と、両端部が各リターンプレート17に連結され、側壁部2b,2cの上面に横設された側方シール部材20とを備える。軸方向シール部材18及びストッパ19は、金属製の薄板部材(図示せず)にゴムを一体成形することにより形成されていて、ボルト18aによりリターンプレート17に組み付けられている。
リターンプレート17は、ねじ軸4が挿通される軸孔(図示せず)と、側壁部2b,2cの上方で幅方向に突出する突起17aと、スライダ5に対向する面に形成され、ねじ部9のボール転動通路9cとボール戻り通路9dとに連結する半ドーナツ状の湾曲路(図示せず)とを備える。前記湾曲路は、ボール転動通路9cとボール転動通路9dとともに、直動軸受用ボール12を循環させる直動軸受用ボール循環部(図示せず)を構成している。
軸方向シール部材18は、側面が側壁部2b,2cの内側面に接触するように形成され、側面に案内レール側ボール転動溝2dに摺動自在に接する摺接突起18bを備える。軸方向シール部材18は、逆U字状の逃げ溝(図示せず)を備え、該逃げ溝によりねじ軸4を跨いだ状態となっている。
ストッパ19は、対面する端板3a,3bに向けて突出する下方が開放された筒状体であり、全体として逆U字状に形成されている。また、ストッパ19の下方には逆U字状の逃げ溝19aが形成され、逃げ溝19aによりストッパ19がねじ軸4を跨いだ状態となっている。
側方シール部材20は、ゴム製の薄板状部材であり、両端部が突起17aに連結されることによりリターンプレート17に保持されている。側方シール部材20は、スライダ5の移動に伴って側壁部2b,2cの上面を摺動するように構成されている。
次に、本実施形態のボールねじ一体型直動案内軸受1の作動について説明する。ボールねじ一体型直動案内軸受1において、前記モータの作動によりねじ軸4を正回転又は逆回転させると、ねじ軸4の軸回転が前記ねじ溝とねじ部9のねじ溝9aとの間に介装されたボールねじ用ボール8を介してスライダ5に伝達され、スライダ5は応動して軸方向に前方又は後方へ移動する。
このとき、スライダ5は、ねじ部9のねじ部側ボール転動溝9bと直動案内レール2の案内レール側ボール転動溝2dとに介装された直動軸受用ボール12により、回転が阻止される。
また、スライダ5の移動に伴って、ボールねじ用ボール8は、ねじ部9のねじ溝9aを通って螺旋状に移動し、出口穴14を通ってスライダ5の外部に出て、ボール戻し部材16のボール転動溝16の表面と凹部13の底面とにより形成される空間を通過して移動し、戻り穴15を通ってスライダ5の内部に戻ることにより、転動しながら循環する。
また、スライダ5の移動に伴って、直動軸受用ボール12は、ねじ部9のボール転動通路9cと、リターンプレート17の前記湾曲路と、ボール戻り通路9dとを通って、転動しながら循環する。以上により、ボールねじ一体型直動案内軸受1は、スライダ5を直動案内レール2内で軸方向に摺動させることができる。
本実施形態のボールねじ一体型直動案内軸受1は、出口穴14から出てきたボールねじ用ボール8を、ボール戻し部材16のボール転動溝16の表面と凹部13の底面とにより形成される空間を通過させて戻り穴15へ戻すことにより、該ボール8を循環させるものである。したがって、ボールねじ用ボール8が凹部13の底面を直接通過するため、ボール戻し部材16を薄型化することができ、その結果、ボール戻し部材16を収容するための凹部13の深さを浅く抑えることができるので、スライダ5自身の強度を確保しつつ高さを低く抑えることができる。
また、ボールねじ一体型直動案内軸受1は、直動軸受用ボール12が各側壁部2b,2cに一条ずつ配設されているので、直動軸受用ボールが複数状ずつ配設された軸受と比較して、スライダ5の高さを低く抑えることができる。
また、スライダ5が軸方向に移動する際に、軸方向シール部材18の摺接突起18bが側壁部2b,2cの案内レール側ボール転動溝2dに摺接するとともに、側方シール部材20が側壁部2b,2cの上面に摺接するので、直動軸受用ボール12が埃等により汚染されることを防ぐことができる。
また、ボールねじ一体型直動案内軸受1は、スライダ5が軸方向に移動して一方の端板3a又は3bに衝突したとき、スライダ5の軸方向両端部に設けられたストッパ19により衝撃が緩和されるので、スライダ5及びテーブル5等の損傷を防ぐことができる。
さらに、ボールねじ一体型直動案内軸受1は、軸方向シール部材18及びストッパ19が一体形成されているので、製造容易であるとともに、スライダ5へ容易に組み付けることができる。
また、軸方向シール部材18及びストッパ19は、それぞれ前記逆U字状の逃げ溝及び逆U字状の逃げ溝19aを備え、ねじ軸4を跨いだ状態でスライダ5へ組み付けられており、ねじ軸4を取り外すことなく軸方向シール部材18及びストッパ19をねじ軸4から脱着させることができるので、軸方向シール部材18及びストッパ19が破損した場合等に、軸方向シール部材18及びストッパ19を容易に交換することができる。
なお、直動案内レール2は、軸方向に所定の長さを有するものであるが、長さは用途に応じて任意に変更可能である。
また、本実施形態において、ボールねじ用ボール循環部11の凹部13をスライダ5の上部に形成しているが、下部に形成してもよい。
また、本実施形態において、軸方向シール部材18、ストッパ19、及び側方シール部材20をゴムで形成しているが、弾力性を有するものであれば他の合成樹脂であってもよい。
本実施形態のボールねじ一体型直動案内軸受を示す説明図。 ボールねじ用ボール循環部を示す説明図。
符号の説明
1…ボールねじ一体型直動案内軸受、 2…直動案内レール、 2a…底板部、 2b,2c…側壁部、 3a,3b…端板、 4…ねじ軸、 5…スライダ、 6…カバープレート、 8…ボール、 9…ねじ部、 10…連結部、 11…循環部、 13…凹部、 14…出口穴、 15…戻り穴、 16…ボール戻し部材、 16a…溝部、 18…シール部材、 19…ストッパ、 19a…逃げ溝、 S…隙間、 T…被連結部材。

Claims (5)

  1. 軸方向に所定の長さを有し、底板部及び側壁部を有する断面凹状の直動案内レールと、
    該直動案内レールの軸方向端部に設けられた一対の端板と、
    外周面に螺旋状の溝を有し、該一対の端板に軸支されて該直動案内レール内に収納されるねじ軸と、
    該ねじ軸に螺合され、該ねじ軸の回転により該直動案内レール内を軸方向に移動可能なスライダと、
    該一対の端板に固定され、該直動案内レールの側壁部との間に隙間を存して該直動案内レールの上面を覆うカバープレートとを備えるボールねじ一体型直動案内軸受において、
    該スライダは、該ねじ軸に複数のボールを介在して螺合するねじ部と、該隙間から該直動案内レールの側方且つ上方に突出し、該カバープレートの上方に配設される被連結部材に連結される連結部とを有し、該ねじ部と該連結部とが一体に形成されていることを特徴とするボールねじ一体型直動案内軸受。
  2. 請求項1記載のボールねじ一体型直動案内軸受において、
    前記スライダは、前記複数のボールを循環させる循環部を備え、
    該循環部は、前記スライダの上面又は下面に設けられた該ボールの直径よりも深い凹部と、該凹部に設けられた該ボールの出口穴及び戻り穴と、該凹部に固定され、該出口穴及び該戻り穴に連通する溝部を有し、該凹部の高さよりも低く形成されたボール戻し部材とを備えることを特徴とするボールねじ一体型直動案内軸受。
  3. 請求項1又は請求項2記載のボールねじ一体型直動案内軸受において、
    前記スライダは、各前記一対の端板に対面する軸方向端部に、対面する該端板に向けて突出する弾性体からなるストッパを備えることを特徴とするボールねじ一体型直動案内軸受。
  4. 請求項1乃至請求項3のうちのいずれか1項に記載のボールねじ一体型直動案内軸受において、
    前記スライダは、前記直動案内レールの側壁部に摺接する弾性体からなるシール部材を備え、該シール部材は該ストッパと一体に形成されていることを特徴とするボールねじ一体型直動案内軸受。
  5. 請求項4記載のボールねじ一体型直動案内軸受において、
    前記シール部材及び前記ストッパは、前記ねじ軸を跨いで形成された逆U字状の逃げ溝を備えることを特徴とするボールねじ一体型直動案内軸受。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101429498B1 (ko) 2013-02-14 2014-08-13 (주) 한교아이씨 홀로그래픽 스테레오그램의 마스터 홀로그램 제작을 위한 슬릿 스테이지
CN107630997A (zh) * 2017-10-31 2018-01-26 广东利元亨智能装备有限公司 一种直线传动部件
JP2018506741A (ja) * 2015-01-29 2018-03-08 ニューポート・コーポレイションNewport Corporation 一体型ピコモーターマウント

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