JP3138249B2 - カーポート - Google Patents

カーポート

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JP3138249B2
JP3138249B2 JP09332473A JP33247397A JP3138249B2 JP 3138249 B2 JP3138249 B2 JP 3138249B2 JP 09332473 A JP09332473 A JP 09332473A JP 33247397 A JP33247397 A JP 33247397A JP 3138249 B2 JP3138249 B2 JP 3138249B2
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雅俊 山平
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  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一端を支柱で支持
し、他端を建物の外壁に支持するようにしたカーポート
に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】狭い敷地に設置するカ
ーポートでは、建物の外壁にカーポートの屋根本体が近
接して施工されることが多い。かかる場合には、カーポ
ートの屋根本体と外壁との間に降った雨が、カーポート
側に流れ易く、駐車スペースに雨水が溜まり易くなる不
具合があった。また、外壁が邪魔になって、屋根本体の
前枠側の施工が行い難くなるとともに、風、地震等の自
然作用により屋根部が揺れると、屋根本体と外壁とが接
触して、外壁や前枠が破損するおそれがあった。
【0003】そこで、本発明は、上記課題を解決するた
めになされたもので、カーポートの屋根本体と外壁との
間に隙間が生じず、かつ自然作用により屋根本体や外壁
が破損することがないカーポートを提供することを目的
とする。
【0004】本発明のカーポートは、建物の外壁に添わ
せて設置するカーポートであって、前枠および後枠を有
する屋根本体を梁で支持した屋根部と、屋根部の後枠側
の端部において梁を支持する支柱と、屋根部を前枠側の
端部において外壁に支持固定すると共に、前枠を兼ねる
取付部材と、外壁に直接打ち込んだ座金付きの仮止め用
のコーチねじとを備え、前枠には、コーチねじの座金に
係合して前枠を仮置き可能なフック部が形成されている
ことを特徴とする。
【0005】この構成によれば、屋根部の前枠側の端部
を取付部材により外壁に取り付けると、屋根部と外壁と
の間に隙間が生じることがなく、雨の侵入を抑制するこ
とができる。また、取付部材により屋根部を外壁に固定
しているので、風や地震等が生じても、屋根部と建物と
が相対的に揺れることがない。このため、屋根本体の前
枠と外壁とがこすれ合い、破損することがない。さら
に、屋根部の荷重を取付部材を介して外壁に逃がすこと
ができるので、その分、支柱に加わる荷重負担を軽減す
ることができる。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】この場合、前枠と梁とを、連結補強部材を
介して一体的に固定したことが、望ましい。
【0011】この構成によれば、梁が傾くなどして前枠
に梁による引っ張り力が作用しても、梁と屋根本体が分
離するなどの支障を生ずることがない。また、前枠を介
して梁を外壁に支持することができ、屋根部を外壁に安
定に支持することができる。
【0012】これらの場合、前枠は、梁の前端部に載置
固定されていることが、好ましい。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1に基づいて、本発明の
第1実施形態に係るカーポートについて説明する。
【0017】図1に示すように、カーポート1は、前後
方向に湾曲した屋根部3と、この屋根部3を支持する左
右一対の支柱5と、屋根部3を建物の外壁7に支持する
取付部材である垂木掛け9とから構成されている。屋根
部3は、各支柱5の上端に接合部材10を介して接合さ
れ前方に延びる左右一対の梁11と、この梁11に支持
された屋根本体13とから構成されている。ここで、屋
根本体13は、前枠15、後枠17及び両側枠(図示せ
ず)とで四周を構成されており、さらに、これらと両側
枠間に掛け渡した複数本の母屋19とで、小屋組が構成
されている。また、前枠15および後枠17間には複数
本の屋根葺き材受け21(図2参照)が掛け渡されてお
り、この屋根葺き材受け21を介して上側に屋根葺き材
23(図2参照)及び屋根葺き材押え25(図2参照)
がタッピングビス等により取り付けられている。
【0018】ここで、図2および図3を参照して、本実
施形態にかかるカーポートの外壁への支持構造について
説明する。
【0019】本実施形態のカーポート1は、垂木掛け9
が屋根本体13の前枠15を兼ねているものである。屋
根本体13の前枠15は、前枠本体29と、前枠本体2
9の上端および下端からそれぞれ延設した上固定部31
a、下固定部31bで一体に形成されている。前枠本体
29は中空の略方形断面を有するもので、母屋19と平
行に配置されている。前枠本体29の母屋側の側面下部
には前枠本体29と梁11とを連結するための取付部3
3が延設されている。前枠本体29は、この取付部33
に挿通したボルト34が梁11内に配置した裏板30と
係合して、梁11に強固に固定される。これにより、前
枠15に別途固定部材を付加し、外壁7に固定する必要
がないので、屋根部3の軽量化を図ることができる。こ
の結果、施工性が向上するとともに、組立工数が減少す
ることから、コストアップを抑制することができる。
【0020】一方、上固定部31aは、前枠本体29か
ら外壁7に沿って上方に延びており、その上端部でコー
チねじ45により外壁7に固定されている。また、下固
定部31bは、前枠本体29から外壁7に沿って下方に
延びており、同様に固定されている。また、上固定部3
1aの中間位置から前枠本体29の上面とほぼ平行に突
起部47が内側(外壁7と反対側)に向かって延在され
ており、この部分に屋根葺き材23が臨む呑込み溝が形
成されている。また、前枠本体29の前壁面39にはフ
ック部53が「L」字状に形成されており、このフック
部53は、外壁7に打ち込んだ仮止め用の小コーチねじ
55の座金56に係合している。
【0021】次に、屋根部3の外壁7への取付方法につ
いて説明する。外壁7に打ち込まれた小コーチネジ55
の座金56に垂木掛け9のフック部53を係合させ垂木
掛け9を水平に仮置きする。その後、仮置きした垂木掛
け9にワッシャを介してコーチねじ45を上下左右に複
数本打ち込み、本締めする。このように仮置き・本締め
の2段階で垂木掛け9を外壁7に取り付けることによ
り、容易に、かつ確実に垂木掛け9の取り付け作業を行
うことができる。
【0022】次に、支柱5に支持された梁11の他方の
端部上面に前枠本体29の取付部33を固定する。その
後、複数の母屋19を梁11上に固定し、後枠17は支
柱5の上面にビスにより固定するとともに、両側枠もそ
れぞれの母屋19の両端部にそれぞれ固定する。このよ
うな工程で、屋根部3が組み立てられ、建物の外壁7に
支持されたカーポート1が得られる。
【0023】上記取付方法によれば、先に垂木掛け9を
外壁7に固定して、次に梁11の他端を垂木掛け9に固
定した後、屋根部3を順次組み立てていくことにより、
外壁7に支持されたカーポート1を容易に、かつ確実に
組み立てることができる。
【0024】以上のように本実施形態のカーポート1に
よれば、カーポート1の屋根部3を外壁7に支持するこ
とができる。この結果、外壁7と屋根部3との間に隙間
が生じることがないので、雨の侵入を抑制することがで
きるとともに、屋根部3が風にあおられたり、地震によ
り振動することがなく、この結果、屋根部3と外壁7と
の破損を防止することができる。また、これらの効果に
加え、取付部材9が屋根本体13の前枠15を兼ねてい
るので、前枠15にさらに別の取付部材を付加する必要
がなく、屋根部3の軽量化を図ることができる。また、
軽量化に伴い、材料のコストの低下を図ることができ
る。さらに、部品点数が少なくなるため、屋根部3の組
立及び外壁7への取り付け時の作業性を向上することが
できる。
【0025】次に、図4に基づいて、第1実施形態の第
1変形例について説明する。
【0026】図4に示すように、垂木掛け9と梁11と
を固定する連結補強部材57は、たとえば、L字型のワ
ッシャのようなものであり、L字の側面部59と底面部
61とから構成されている。側面部59は前枠本体29
の側面と、底面部59は梁11とにそれぞれ面して配置
されるとともに、ビス63又は六角ボルト34により垂
木掛け9又は梁11に固定されている。このように、連
結補強部材57で補強することにより、前枠本体29の
取付部33に生じる応力やモーメント等の集中による破
損を防止することができる。また、梁11から作用する
引っ張り力に対して十分な強度を保持することができ
る。
【0027】次に、図5に基づいて、本発明の第2実施
形態に係るカーポートについて説明する。
【0028】図5に示すように、カーポート65は、屋
根本体13の前枠15から梁11の先端にかけて取付部
材67を取り付け、この取付部材67により、外壁7に
支持されたものである。取付部材67は、アタッチメン
ト部69と、アタッチメント部69を下側から支持する
支持具71とから構成されている。アタッチメント部6
9は前枠15の長手方向において前枠15とほぼ同一寸
法に形成され、前枠15に添って取り付けられていると
ともに、前枠15と外壁7との隙間を埋める形状に形成
されている。
【0029】ここで、アタッチメント部69は、前枠1
5と外壁7との隙間に合致した形状の基部73と、この
基部73の上部から鉛直上方向に一体的に延びるヘッド
部75とから構成されている。基部73は、支持具71
と結合するための裏板78を内包したT字状溝77と、
T字状溝と一体形成されている接続部79とから構成さ
れている。接続部79は、外壁7と接触する外壁接触面
81と、前枠15の傾斜とほぼ同一の傾斜を有する前枠
接触面83とをそれぞれ有している。すなわち、外壁接
触面81は、T字状溝77の下部から支持具71上を外
壁7に向かって延び、そのまま外壁7に添って前枠15
のほぼ中央にまで垂直に延びて形成されている。一方、
前枠接触面83は、外壁接触面81の上端からほぼ直角
に前枠側に折れ曲がり、そのまま前枠15まで水平に延
在した後、前枠15の前面に沿ってT字状溝77の上部
と接続している。ここで、外壁接触面81および前枠接
触面83はそれぞれ適度の弾力性を有しており、前枠1
5の前端部および外壁7との接触性を高めている。
【0030】ヘッド部75は、外壁接触面81の上端か
ら上方に延設しており、その先端で屋根本体13の前面
とビス85で固定されている。さらに、ヘッド部75の
側面中央にはネジ孔が形成されており、ワッシャを介し
てコーチネジ89を打ち込むことにより外壁7に支持さ
れている。なお、このビス85の上部には屋根本体13
と外壁7との隙間を埋めるためにシール部材91が見付
け方向に沿って取り付けられ、水密性の向上が図られて
いる。
【0031】一方、支持具71は、左右一対の梁11の
両側面にそれぞれ設けられ、アタッチメント部69を下
部から支持するように係合しているものであり、梁11
の外部側面から外壁7に向かって延在する鉛直板部93
と、基部73と結合する水平板部95とで構成されてい
る。鉛直板部93は、長方形状のものであり、一端がボ
ルト97により梁11の外部側面の先端に固定されると
ともに、そのまま外壁7に向かって設けられている。水
平板部95は、外部に露出している鉛直板部93の上端
から外側に向けて水平に一体形成されており、この水平
板部95に形成されたボルト孔を通してアタッチメント
部69のT字状溝77にボルト締めされている。このよ
うな支持構造とすることで、取付部材67からの荷重を
梁11に負担させることができ、前枠15にかかる負担
を軽減することができる。したがって、積雪に対して
は、特に有効であり、十分な強度を得ることができる。
さらに、既存のカーポートをそのまま使用することがで
きる。
【0032】以上のように本実施形態によれば、屋根部
3の前端は取付部材67により外壁7に支持されている
ので、屋根部3と外壁7との間に隙間が生じることがな
く、雨の侵入を抑制することができる。また、風や地震
等が生じても、屋根部3の側端が揺れることがなく、屋
根部3と外壁7とがこすれ合い、破損に至ることがな
い。さらに、屋根部3の荷重を取付部材67を介して外
壁7に逃がすことができるので、屋根部3を支持する支
柱5に加わる負担を軽減することができる。
【0033】次に、図6に基づいて、本発明の第3実施
形態に係るカーポートについて説明する。
【0034】本実施形態のカーポート99は、取付部材
101が屋根本体13の前枠15を兼ねるとともに、梁
11の先端が別の取付部材(以下、第2取付部材103
という。)により外壁7に支持されているものである。
以下、第2取付部材103について説明する。
【0035】第2取付部材103は、アタッチメント部
105と、このアタッチメント部105を支持する支持
具107とで構成されている。アタッチメント部105
は、横幅600ミリ程度の平板状のものであり、左右一
対の梁11の前端部を閉塞するとともに外壁7に固定さ
れている。さらに、アタッチメント部105は、梁11
の前端部を閉塞する蓋部109と、蓋部109の上部及
び下部に形成され、外壁7に当接する脚部111とから
構成されている。蓋部109にはボルト受け113がア
タッチメント部105の見付け方向に形成されており、
そのボルト受け113には裏板115を内包するT字状
溝117が形成されている。ここで、蓋部109とボル
ト受け113とは一体的に形成されているものであり、
このボルト受け113が支持具107に係止される関係
上、ボルト受け113は支持具107の厚さ分だけ外壁
側に段違いに形成されている。また、蓋部109の中央
より少し下側の位置に溝状の取付部119が外壁7に向
けて形成されており、この取付部119と上側の脚部1
11とで第2取付部材103を外壁7に固定している。
【0036】一方、支持具107は、L字型のブラケッ
ト状のものであり、梁11の内部先端に固定される鉛直
板部123と、アタッチメント部105を係止する係止
板125とから構成されている。鉛直板部123は正方
形状であり、ボルト127により梁11に固定されてい
る。一方、係止板125は、外壁7に対面するように梁
11の外壁側端部からほぼ直角に外側に向けて鉛直板部
123と一体形成されている。なお、係止板125は正
方形状であり、蓋部109のボルト受け113とボルト
128で固定されている。
【0037】以上のように第3実施形態によれば、カー
ポート99の屋根本体29が外壁7に支持されたときに
生じる負担を梁11で受けることにより、前枠15の負
担を軽減することができる。また、カーポート99の屋
根部3をより強固に、かつ安定して外壁7に支持するこ
とができる。
【0038】次に、図7および図8に基づいて、本発明
の第4実施形態に係るカーポートについて説明する。
【0039】本実施形態のカーポート129は、庇タイ
プのものであり、屋根本体13の後枠17を外壁7に支
持するとともに、梁11の他方の端部を支持部材131
により外壁7に吊されている。同図に示すように、カー
ポート129は、屋根部3と、これを支持する支持部材
131とから構成されており、取付部材133が屋根本
体13の後枠17を兼ねているものである。一方、梁1
1の外壁と反対側の先端部は支持部材131により外壁
7に支持されている。ここで、支持部材131は、梁1
1と結合する結合部材135と、結合部材135と接続
する支持具137と、支持具137を支持するブラケッ
ト139とから構成されている。梁11と支持具137
は、梁11の先端内部に「コ」の字型の結合部材135
の一端が挿入され、他端が中空の支持具137に挿入さ
れて接続されている。支持具137の他端はブラケット
139に接続され、ブラケット139は外壁7に支持さ
れている。なお、結合部材135はカバー部材141で
覆われ、各部材は、ボルト143等により強固に結合、
固定されている。
【0040】上記した取付部材133は、カーポート1
29の屋根本体13の後枠17を兼ねているものである
が、これに限られず、屋根本体13の後枠17に別途取
付部材に固定し、この取付部材を外壁7に支持してもよ
い。また、第3実施形態で示した第2取付部材103に
より梁11の前端部を外壁7に支持してもよい。さら
に、第1実施形態の第1変形例で示した連結補強部材5
7で後枠17と梁11とを一体的に固定することによ
り、後枠17と梁11との結合力を強固にすることもで
きる。
【0041】以上のように本実施形態によれば、カーポ
ート129を地面から支柱5で支持することが不要であ
るので、地面又は空間に支柱5を設けるためのスペース
を取る必要がなく、その分駐車場を有効に使用すること
ができる。また、外観、すなわち、意匠性に優れたカー
ポートを得ることができる。
【0042】
【発明の効果】本発明のカーポートによれば、カーポー
トの屋根部の側端を取付部材により外壁に支持している
ので、カーポートの側端と外壁との隙間から雨が侵入す
ることを抑制することができる。また、カーポートの屋
根部を外壁に固定しているので、カーポートが風等によ
りあおられ、揺れることがない。このため、屋根部の側
端と外壁とがこすれ合い、破損することを防止すること
ができる。さらに、カーポートの形態は片持ちタイプで
あるが、荷重的には両持ちタイプとなるため、片持ちタ
イプの支柱を用い場合には、カーポートの屋根部を通常
の大きさに対して2倍程度まで大きくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるカーポートが外壁に支持された
状態を示す状態図である。
【図2】第1実施形態にかかるカーポートの屋根部先端
の縦断面図である。
【図3】第1実施形態にかかるカーポートの前枠を兼ね
る垂木掛けの縦断面図である。
【図4】第1実施形態の第1変形例にかかるカーポート
の屋根部先端の縦断面図である。
【図5】第2実施形態にかかるカーポートの屋根部先端
の縦断面図である。
【図6】第3実施形態にかかるカーポートの屋根部先端
の縦断面図である。
【図7】第4実施形態にかかるカーポートが外壁に支持
された状態を示す状態図である。
【図8】第4実施形態にかかるカーポートの縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 カーポート 3 屋根部 5 支柱 7 外壁 9 取付部材 11 梁 13 屋根本体 15 前枠 17 後枠 57 連結補強部材 91 シール部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−161269(JP,A) 特開 平9−250218(JP,A) 実開 昭62−36103(JP,U) 実開 昭55−13714(JP,U) 実開 昭57−205303(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 6/02 E04B 1/343

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の外壁に添わせて設置するカーポー
    トであって、 前枠および後枠を有する屋根本体を梁で支持した屋根部
    と、 前記屋根部の前記後枠側の端部において前記梁を支持す
    る支柱と、 前記屋根部を前記前枠側の端部において前記外壁に支持
    固定すると共に、前記前枠を兼ねる取付部材と、前記外壁に直接打ち込んだ座金付きの仮止め用のコーチ
    ねじとを備え、 前記前枠には、前記コーチねじの座金に係合して当該前
    枠を仮置き可能なフック部が形成されている ことを特徴
    とするカーポート。
  2. 【請求項2】 前記前枠と前記梁とを、連結補強部材を
    介して一体的に固定したことを特徴とする請求項1に記
    載のカーポート。
  3. 【請求項3】 前記前枠は、前記梁の前端部に載置固定
    されていること特徴とする請求項1または2に記載の
    カーポート。
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