JP3138148U - 歯列矯正用ブラケット - Google Patents

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    • A61C7/12Brackets; Arch wires; Combinations thereof; Accessories therefor
    • A61C7/28Securing arch wire to bracket
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Abstract

【課題】歯列矯正治療において、歯面に装着して、アーチワイヤを確実に固定する。
【解決手段】上記ブラケット本体にアーチワイヤを固定するロック部材20とを備えた歯列矯正用ブラケットであって、上記取付体1は、その上側部には左右方向にアーチワイヤスロット4を設け、該スロットの歯先側側壁上端部には係止突部7を設け、且つ該スロットの係止突部と反対側の側壁上部には係止溝8を設けると共に、歯先側基部には屈曲可能な係止片9を突設して、該係止片とベース間に軸溝10を形成してある。
また、上記ロック部材20は、その基部に前記軸溝に挿入し得る軸部21を設け、該軸部の両端部には取付体の両側に沿ってスライドし得る一対の腕部22を設け、両腕部の先端部は結合すると共に略L状に屈曲して、前記係止突部からスロット上に亘り圧着係止し得る引掛け部23を形成し、該引っ掛け部の先端部には前記係止溝に係合し得る係止端部24を形成してある。
【選択図】図1

Description

本考案は、歯列矯正治療において、歯面に装着して、アーチワイヤ(矯正ワイヤ)の固定及び開放操作を行うことができるようにしたブラケットに関する。
従来、この種ブラケットにおいては、ブラケット本体のスロット内に収容したアーチワイヤを、該ブラケット本体に設けたタイウイングを利用して、金属線(リガチャーワイヤ)や輪ゴムで縛り付けるものと、該ブラケット本体にワイヤを繋ぎ止める金具を付設して、アーチワイヤを固定することができるようにしたセルフリゲーティングブラケット(Self-ligating bracket)がある。
而して、上記セルフリゲーティングブラケットには、一対の歯茎側ウイングと咬合側ウイングとを備え、ウイング間にアーチワイヤを収容する垂直スロットを形成した本体と、先端部に2つの弾性アーム部材を設け、咬合側ウイングの周囲を回動し得るようにした揺動シャッターとを備え、前記両アーム部材をスロット内に設けた溝に係脱させることにより、アーチワイヤをスロット内に固定及び開放するようにしたものがあった。
特表2001−503305号公報
上記従来のブラケットにおいては、その構造が複雑で製作に手間が掛かると共に、歯列矯正治療を行う際、揺動シャッターがブラケット本体より外れて、場合によっては紛失してしまう等の問題があり、アーチワイヤの固定及び開放操作を円滑に行いがたい難点があった。
そこで、本考案は、上記従来の難点に鑑み、構造が簡単で製作が容易であり、アーチワイヤの固定及び開放操作を容易に行うことができるようにして、歯列矯正治療を円滑に行うことが出来るようにした歯列矯正用のブラケットを提供するものである。
上記目的を達成するために、本考案のブラケットは、歯面に固着するベース上にアーチワイヤの取付体を立設したブラケット本体と、上記ブラケット本体にアーチワイヤを固定するロック部材とを備えており、上記取付体は、その上側部には左右方向にアーチワイヤスロットを設け、スロットの歯先側側壁上端部には係止突部を設け、且つ該スロットの係止突部と反対側の側壁上部には係止溝を設けると共に、歯先側基部には係止片を屈曲可能に突設して、該係止片とベース間に軸溝を形成してあり、上記ロック部材は弾性板で形成するものであって、その基部に前記軸溝に挿入し得る軸部を設け、該軸部の両端部には取付体の両側に沿ってスライドし得る一対の腕部を設け、両腕部の先端部は結合すると共にL状に屈曲して、前記係止突部からスロット上に亘り圧着係止し得る引掛け部を形成し、
該引掛け部の先端部には前記係止溝に係合し得る係止端部を形成してある。
また、前記取付体のスロットをベース面に対して所要角度傾斜させて、該スロットの開口面がフック側を向くように形成すると共に、ロック部材の引掛け部の後側部が係止突部の外側に当接できるように屈曲形成する場合もある。
本考案のブラケットによれば、請求項1に記載したように、取付体の上側部には左右方向にアーチワイヤスロットを設け、該スロットの歯先側側壁上端部には係止突部を設け、且つ該スロットの係止端部と反対側の側壁上部には係止溝を設けると共に、歯先側基部には屈曲可能な係止片を突設して、該係止片とベース間に軸溝を形成してあり、弾性版からなるロック部材は、その基部に前記軸溝に挿入し得る軸部を設け、該軸部の両端部には取付体の両側に沿ってスライドし得る一対の腕部を設け、両腕部の先端部は結合すると共にL状に屈曲して、前記係止突部からスロット上に亘り圧着係止し得る引掛け部を形成し、該引掛け部の先端部には前記係止溝に係合し得る係止端部を形成してある。
従って、リガチャーワイヤを用いることなく、アーチワイヤの固定及び開放操作を、確実且つ容易に行うことが出来る。
また、ロック部材は、その軸部を取付体の軸溝に係止片により軸着するようにしてあるので、取付体より外れたり、紛失したりする事がないので、歯列矯正作業を円滑に行うことが出来る。
而して、スロット内のアーチワイヤは、弾性を有するロック部材の引掛け部が係止突部に圧着係止した状態で、その先端部により強く押圧されていると共に、引掛け部の係止端部が係止溝に係合しているので、矯正作業中にアーチワイヤに引張力が作用してもブラケットから濫りに外れる惧れが無く、矯正作業を安心して行うことが出来る。
また、構造が簡単であって製作が容易であるから、コストを低減することができる利点もある。
また、請求項2に記載したように、前記スロットをベース面に対して所要角度傾斜させて、その開口面がフック側を向くように形成すると共に、ロック部材の引掛け部の後側部が係止突部の外側に当接できるように屈曲したブラケットは、特に前歯や犬歯の歯列矯正に用いて好適であり、アーチワイヤを適正位置に確実に止着できると共にその作業も容易である。
次に添付図面に従って本考案の実施例を説明する。本実施例のブラケットは、特に小臼歯等の歯列矯正に用いるものである。
図1乃至図5において、1はブラケット本体であって、歯に止着する平たいベース2上に取付体3を立設してある。
前記取付体3は、その上側中央部には、近遠心方向に、アーチワイヤWを収容するスロット4を設けてある。
また、前記スロット4の歯茎側外側部にはスロット4に沿ってT形状のフック5を突設してあり、スロット4の歯先側外側部にはフック5と反対向きにタイウイング6を突設してある。
而して、前記スロット4の歯先側側壁の上端部には弧状の係止突部7を形成すると共に、該スロット4の係止突部7と反対側の側壁上部には、所要幅の係止溝8を設けてある。
また、前記取付体3の歯先側基部には、屈曲可能な係止片9をタイウイング6と同方向に突設して、ベース2との間に軸溝10を形成してある。
20は弾性板で形成したロック部材であって、その基部には前記軸溝10に挿入し得る軸部21を設け、該軸部21の両端部には取付体3の両側壁11,11に沿ってスライドし得る一対の腕部22,22を設け、両腕部22の先端部は結合されていると共に全体を側面L状に屈曲して、前記係止突部7からスロット上に亘り圧着係止し得る引掛け部23を形成し、且つ該引掛け部23の先端部には前記係止溝8に係合し得る係止端部24を形成してある。
而して、軸部21を前記軸溝9内に挿入し、前記係止片8を下方に屈曲させて軸溝9を閉塞することにより、取付体3に回動可能に軸着されている。
次に作用につき説明すると、図3に示すように、アーチワイヤWをスロット4内に収容した後、引掛け部23をピンセットのような器具で実線で示す方向に押すと、両腕部22,22は軸部21を支点として、取付体1の側壁12、12に沿ってスライドする。
而して、引掛け部23を係止突部7上に被せるようにしてに強く押圧すると、該引掛け部23は係止突部7上に圧着係合し、その係止端部24が係止溝8に係合すると共に、引掛け部23の前側部は、その弾力でスロット4内のアーチワイWを上から強く押え込む。
また、スロット4内よりアーチワイヤWを取外すには、引掛け部23を破線で示す方向に強く押すと、係止端部24が係止溝8より離脱すると共に、引掛け部23が係止突部7上から離脱するので、スロット上部が開放され、直ちにアーチワイヤWをスロット4から取り出すことが出来る。
また、取付体3の外側部には、フック5及びタイウイング6を夫々配設してあるので、該フックとタイウイング間にリガチャーワイヤを掛け渡すことによって、アーチワイヤWをスロット内に縛着することもできる。
次に、本考案における別実施例を図6及び図7で説明する。なお、上記実施例1と同じ構成部分には同一の符号を付した。
上記実施例1では、アーチワイヤWを収容するスロット4をベース2面に対して直角向きに形成したのに対して、本実施例では、該スロット4をベース2面に対して所要角度α傾斜させて、該スロット4の開口面がフック5側に向くように形成してある。従って、係止突部7からタイウイング6に亘る外側も斜状に形成してある。
また、上記実施例1においては、取付体3をベース2の中央部に固着してあるが、本実施例においては、ベース2の歯先側を一段と長く形成して、取付体3をベース2の歯茎側部に固着してある。このベース2は歯面が比較的縦長の前歯や犬歯に接着し易いようにした。
また、ロック部材20の形状も上記実施例1のものと類似であるが、両腕部22、22の引掛け部23側の後側部25を、係止突部7の外側に当接できるように所要角度屈曲させてあるところが相違する。
なお、アーチワイヤの固定及び開放操作は実施例1と同様であって、引掛け部23を係止突部7上に被せるようにして強く押圧すると、背部分25が係止突部7に当接し、係止端部24がスロット4の係止溝8に係合すると同時に、引掛け部23の前側部がスロット4内のアーチワイヤWを強く押え込む。
而して、上記のように形成したことにより、本実施例におけるブラケットは、特に、歯面がやや長めの前歯や犬歯の歯列矯正に使用すると、ブラケットを歯面に固着し易いと共に、アーチワイヤを適正位置に確実に止着でき、その作業も容易である。
実施例1におけるブラケットの正面図である。 同上側面図である。 ロック部材を係止突部に係着した状態の中央縦断面図である。 ブラケット本体の正面図である。 ロック部材の斜視図である。 実施例2におけるブラケット本体の正面図である。 ブラケットの正面図である。
符号の説明
1 ブラケット本体
2 ベース
3 取付体
4 スロット
5 フック
6 タイウイング
7 係止突部
8 係止溝
9 係止片
10 軸溝
20 ロック部材
21 軸部
22 腕部
23 引掛け部
24 係止端部

Claims (2)

  1. 歯面に固着するベース上にアーチワイヤの取付体を立設したブラケット本体と、上記ブラケット本体にアーチワイヤを固定するロック部材とを備えた歯列矯正用ブラケットであって、上記取付体は、その上側部には左右方向にアーチワイヤスロットを設け、該スロットの歯先側側壁上端部には係止突部を設け、且つ該スロットの係止突部と反対側の側壁上部には係止溝を設けると共に、歯先側基部には屈曲可能な係止片を突設して、該係止片とベース間に軸溝を形成してあり、上記ロック部材は、その基部に前記軸溝に挿入し得る軸部を設け、該軸部の両端部には取付体の両側に沿ってスライドし得る一対の腕部を設け、両腕部の先端部は結合すると共に略L状に屈曲して、前記係止突部からスロット上に亘り圧着係止し得る引掛け部を形成し、該引っ掛け部の先端部には前記係止溝に係合し得る係止端部を形成してあることを特徴とする歯列矯正用ブラケット。
  2. 前記取付体のスロットを、ベース面に対して所要角度傾斜させて、該スロットの開口面がフック側を向くように形成してあると共に、ロック部材の引掛け部の後側部が係止突部の外側に当接できるように屈曲してあることを特徴とする請求項1記載の歯列矯正用ブラケット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101374836B1 (ko) * 2012-04-25 2014-03-17 (주)덴토스 이중걸림수단이 구비된 치열교정용 브라켓

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