JP2019017989A - ブラケットとクリップを備える構成体 - Google Patents

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Abstract

【課題】患者の口中に持続的に留まった後でもクリップを滑らかに開放・閉鎖できる代替的なクリップもしくはブラケットを備える構成体を提供する。【解決手段】パッド(5)と、歯列矯正用ワイヤ(11)を受容するためのスロット(9)を備えるブラケット本体(7)とを備えるブラケット(3)と、スロット(9)を閉鎖・開放するためにブラケット(3)に配設された形状記憶材料から成るクリップ(13)であって、閉鎖位置においてワイヤ(11)をスロット(9)内に保持しもしくは開放位置においてワイヤをスロット(9)から取り出すために開放するためのクリップとを含む構成体(1)。クリップの第一の端部は固定端部(15)であって、固定端部はブラケット(3)と固定式に接合され、クリップの第二の端部は自由端部(17)であり、自由端部は開放位置においてスロット(9)を開放しながらブラケット(3)に当接し、閉鎖位置においてスロット(9)に重なりながらブラケット(3)に当接する。【選択図】図12

Description

本発明はブラケットとクリップを備える構成体に関する。
固定式のブラケットを用いて患者の歯列矯正治療を行うために、患者の治療すべき歯にブラケットが接着され、歯列矯正用ワイヤにより互いに結合される。ブラケットは歯と接合させるためのパッドと、ワイヤを受容するスロットを備えるブラケット本体とを有する。
ワイヤをスロット内に保持するためにクリップが用いられ得、当該クリップは開放位置においてワイヤをスロットから取り出すために解放し、閉鎖位置においてワイヤをスロット内に保持する。
特許文献1から、開放位置と閉鎖位置との間で純粋な並進運動を実施するクリップが知られている。特許文献2から、開放位置と閉鎖位置との間で純粋な回転運動を実施するクリップが知られている。このとき特許文献2は、クリップを備えるブラケットを示し、当該クリップは一の端部がスロットの上方を旋回させられ得、ブラケットと固定式に接合されていない。特許文献1に示すブラケットでは、U字状のクリップがスロットに対して垂直に、スロットの上方に移動され得るとともに、一のアームがスロットに向き合う凹所に嵌合し得る。
特許文献3から、開放位置と閉鎖位置との間で、並進運動および回転運動を実施するクリップが知られている。
特許文献4はブラケットを示し、当該ブラケットにおいてスロットは、回動可能にブラケット本体にヒンジで連結されたカバーによって閉鎖され得る。カバーは、スロットに対して平行に設けられた旋回軸にヒンジで連結されている。カバーの対向する端部はブラケット本体と係合し、それによりブラケット本体と形状接続的に固定式に接合されているとともに、アーチワイヤをスロット内に固定する。
特許文献5はU字状のクリップを示し、当該クリップは全体としてスロットもしくは当該スロット内に設けられた歯列矯正用ワイヤ上方の閉鎖位置へと移動可能であり、その際、一のアームが咬合・歯肉方向スリット内に案内されている。このとき案内されるアームに設けられた係合突起は、移動の最終位置においてストッパを形成し得る。他方のアームは閉鎖位置において当該アームの端部が、ブラケット本体に形成されているアンダーカット部に係合し、それにより閉鎖位置においてクリップのアームは当該アーム同士の間で、スロット内に設けられたアーチワイヤを包囲する。
特許文献6はブラケットを説明しており、当該ブラケットでは弓形部が移動可能に咬合・歯肉方向スリット内に案内されているとともに、スロットの上方に移動させられ得、それにより歯列矯正用ワイヤをスロット内に保持する。
特許文献7はプレート状またはU字状のクリップを示し、当該クリップの一のアームはスロットおよび歯列矯正用ワイヤの上方に移動させられ得、当該クリップの対向するアームはブラケットとパッドの間で移動可能に案内されていてよい。
米国特許第3772787号明細書 米国特許出願公開第5562444号明細書 米国特許第5630716号明細書 米国特許第6992597号明細書 米国特許出願公開第2017/0027666号明細書 米国特許第6325622号明細書 米国特許出願公開第2014/0199648号明細書
したがって本発明の課題は、患者の口中にある程度持続的に留まった後でも、クリップを滑らかに開放および閉鎖できる代替的なクリップもしくは代替的なブラケットを備える構成体を提供することである。
上記の課題は本発明により、請求項に記載の特徴を有するブラケットおよびクリップを備える構成体によって解決される。
本発明に係るブラケットは一般的に、歯の表面に固定するために設けられているパッドと、当該パッドと接合されたブラケット本体とを有し得、当該ブラケット本体は歯列矯正用ワイヤを受容するためのスロットを有し、当該歯列矯正用ワイヤの受容はクリップを用いて行われ、当該クリップの第一の端部はブラケット、特にブラケット本体と固定式に接合されており、第一の端部と離間した当該クリップの第二の端部は自由端部であり、クリップは形状記憶材料から成るとともに、閉鎖位置において当該クリップの第二の端部がスロットに重なり、それによりスロットの断面を閉鎖し、開放位置において当該クリップの第二の端部がスロットから離れており、それによりスロットの断面を開放し、これにより例えば歯列矯正用ワイヤが、当該歯列矯正用ワイヤの長手軸線に対して垂直にスロットに押し込まれ得るように構成されている。クリップの第一の端部は固定端部を形成し、当該固定端部は定置式もしくは非移動式に、好ましくは旋回軸受けなしにブラケットに固定されている。このときクリップは閉鎖位置と開放位置との間で屈曲によって移動可能であり、特に当該クリップの長手方向延伸に対して垂直な屈曲によって移動可能である。
クリップについては、矩形の断面形状を備えるクリップの実施においても、クリップの第二の端部のみがブラケット本体に対して、すなわちスロットの長手軸線に対して垂直に、もしくはスロット内に設けられるべきアーチワイヤの長手軸線に対して垂直に移動可能である。スロットは好ましくは、歯列矯正用ワイヤを、スロット内で当該歯列矯正用ワイヤの長手軸線に沿って移動可能に保持するように構成されている。スロットは好ましくは、例えば矩形の断面を有し、当該断面の一部は、例えば当該断面の正味の高さまたは幅に応じて開放されている。スロット断面の開放部分は、閉鎖位置においてクリップの第二の端部によって覆われ得、それによりスロットは部分的に、当該スロットの開放面において自由端部によって覆われ得る。
任意選択的にクリップは、例えば20℃、25℃、または35℃を上回る温度において、閉鎖位置を取るように構成されており、形状記憶材料から成る。
クリップの自由端部は一般的に好ましくは、閉鎖位置において、クリップ自体が有するバネ力もしくは復元力により、スロットの断面に対してのみ、特にスロット断面の開放面に対して、もしくは当該スロット内に設けられた歯列矯正用ワイヤに対して、もたれている。自由端部は閉鎖位置において、ブラケットもしくはブラケット本体と、形状接続的および/または摩擦接続的に係合していない。
クリップの自由端部をスロットの断面に対して、もしくは当該スロット内に設けられた歯列矯正用ワイヤに対してもたれるように構成すると、スロット内のアーチワイヤにバネ荷重をかけることになる。クリップの自由端部はブラケットに固定されておらず、形状接続によってブラケットに保持されておらず、例えばブラケットのアンダーカット部または凹所に係合していないからである。自由端部はブラケット、特にブラケット本体の凹所内に自由に設けられていてよい。自由端部は閉鎖位置においてブラケットの凹所内に設けられていてよいが、ブラケットと接触はしない。クリップの自由端部によってスロットの断面に、もしくは当該スロット内に設けられたアーチワイヤに及ぼされるバネ荷重は、歯列矯正用ワイヤをスロット内に保持し、歯列矯正用ワイヤと自由端部もしくはスロットとの間にはわずかな摩擦力が生じさせられ、例えば好ましくは、閉鎖位置において両の端部が、形状接続的および/または摩擦接続的にブラケットに保持されているクリップの一のアームによって及ぼされるよりも小さな摩擦力が可能である。
閉鎖位置において、クリップの自由端部をスロットの断面に対してのみ、もしくは当該スロット内に設けられた歯列矯正用ワイヤに対してのみ、もたれさせ、かつクリップ自体のバネ力のみにより、もたれさせるようにすると、ブラケットにおけるアンダーカット部または凹所が、自由端部と形状接続的および/または摩擦接続的に係合せず、それにより閉鎖位置における自由端部の構成が、ブラケットにおけるアンダーカット部内または凹所内の堆積物によって妨げられないという有利点を有する。
閉鎖位置においてクリップの自由端部を、閉鎖位置に向かうクリップのバネ力もしくは復元力により、スロットの断面に対してのみ、もしくは当該スロット内に設けられた歯列矯正用ワイヤに対してのみ、もたれるように構成することのさらなる有利点は、自由端部が、当該自由端部のバネ力もしくは復元力により、容易に閉鎖位置へと設けられることである。このとき自由端部を閉鎖位置へと移動させる必要はなく、例えば、歯列矯正用ワイヤをスロット内に挿入した後、器具を用いてクリップの自由端部を閉鎖位置におけるブラケットの凹所またはアンダーカット部に導入する必要はない。したがって本発明に係る構成体もしくは固定端部において固定されたクリップを備えるブラケットは、自由端部を当該自由端部の開放位置に、例えば器具を用いて移動させることにより、スロットを簡単に開放させ、例えば歯列矯正用ワイヤをスロット内に設けた後、例えば自由端部が開放位置において載置されている載置面から離れるように、当該自由端部が動かされることにより、自由端部を簡単に閉鎖位置へと設けさせる。自由端部はクリップの復元力によって、自ら閉鎖位置に移動するためである。
クリップの自由端部は一般的に少なくとも閉鎖位置において、当該自由端部の復元力のみにより、スロットもしくは当該スロット内に設けられた歯列矯正用ワイヤにもたれるように負荷を受けており、特にブラケットに留められていない。
スロットは当該スロットの開口部に対向して底面を有し、当該底面は二つの側面により画定されている。側面は好ましくは底面に対して垂直である。側面同士の間には、底面に対向してスロットの開口部が設けられ、当該開口部を介して歯列矯正用ワイヤがスロット内に導入され得る。歯列矯正用ワイヤは好ましくは矩形の断面を有し、当該断面のうち二つの対向する面は、スロットの側面に対して一致して、または距離を有して設けられている。任意選択的に、少なくともクリップの自由端部に比較的近く設けられるスロットの側面は、スロットの底面に対して垂直方向の深さが、歯列矯正用ワイヤの断面よりも小さく、それにより歯列矯正用ワイヤは少なくとも、クリップの自由端部に比較的近く設けられている当該歯列矯正用ワイヤの表面、好ましくは当該歯列矯正用ワイヤの縁が、スロットより突出している。任意選択的にスロットの両側面は、当該スロットの底面に対して、歯列矯正用ワイヤの断面が側面に沿って延在するよりも小さな深さを有し得、それにより歯列矯正用ワイヤは、スロットの側面を超え、かつ、スロットの開口部を超えて突出する。これらの実施の形態では閉鎖位置において、自由端部に隣接するクリップの領域、または自由端部は、歯列矯正用ワイヤに直接載置され得る。一般的にブラケットは凹所を有し得、クリップの自由端部は閉鎖位置において当該凹所内に、ブラケットと接触せずに設けられている。
構成体は、パッドと、ブラケット本体であって、当該ブラケット本体内に歯列矯正用ワイヤを受容するためのスロットを備えるブラケット本体とを備えるブラケットと、当該ブラケットのスロットを閉鎖および開放するために当該ブラケットに配設された、形状記憶材料から成るクリップとを含み、当該クリップは閉鎖位置において、歯列矯正用ワイヤをスロット内に保持し、もしくは開放位置において当該歯列矯正用ワイヤをスロットから取り出すために開放するように構成されており、クリップの第一の端部は固定端部であって、当該固定端部はブラケットと固定式に接合されており、第一の端部に向き合うクリップの第二の端部は自由端部であり、当該自由端部は、開放位置においてスロットを開放しながらブラケットに当接し、閉鎖位置においてスロットに重なるように構成されている。このときクリップは弾性的な屈曲のみによって、開放位置と閉鎖位置との間で移動可能であり、バネ力もしくは復元力を有し、当該バネ力もしくは復元力は、閉鎖位置においてクリップの自由端部に対して、スロットの断面の開放面に、もしくは当該スロット内に設けられた歯列矯正用ワイヤにもたれるように負荷をかける。
このときブラケットは、クリップの自由端部のために載置面を有し得、自由端部は開放位置において当該載置面に、例えば自由端部の端面が載置され、ブラケットは任意選択的にさらなる載置面を有し得、自由端部は閉鎖位置において、歯列矯正用ワイヤがスロット内にないとき、当該さらなる載置面に載置される。
ブラケットは任意選択的に、クリップの自由端部のために、当該クリップの開放位置において載置面を有し得、ブラケットとクリップは、閉鎖位置において自由端部が、ブラケットに接触することなく、スロットの断面のみにもたれるような負荷を受けるように構成されていてよく、特に歯列矯正用ワイヤがスロット内に設けられているとき、自由端部は閉鎖位置においてワイヤのみにもたれるように負荷を受けている。
ブラケットは好ましくは、少なくとも一つのフックおよび/または少なくとも一つのウィングを有する。
ブラケットは好ましくは、コバルトとクロムとの化合物から成る。
ブラケットは好ましくは、クリップ貫通部を有し、当該クリップ貫通部内に、クリップの固定端部と自由端部との間にある部分が保持されている。
クリップ貫通部は好ましくは断面形状、特に矩形の断面形状を有し、当該断面形状はクリップの断面形状と一致するが、個々の寸法において最大20%、好ましくは最大10%、さらに好ましくは最大5%の分だけ大きい。
クリップ貫通部は好ましくは、ブラケット本体に形成されている。
ブラケットは好ましくは、クリップの自由端部のために、開放位置および閉鎖位置においてそれぞれ、特に自由端部の輪郭、特に自由端部の端面に適合された輪郭を備える、自由端部のための載置面を有し、それにより自由端部を載置面上に安定的に設ける。
載置面は好ましくは平坦な載置面として形成されている。任意選択的に自由端部の端面は、自由端部の隣接する断面に対して平行であり、好ましくは短辺側の隅部が丸みづけされている。
本発明によればクリップは超弾性の形状記憶材料、特にNiTi化合物から成り、特に閉鎖位置に対してプログラムされている。
クリップは好ましくは、特に円形の介入開口部を有し、それにより歯列矯正用器具、例えばゾンデの機械的な介入を可能にし、それにより自由端部を把持し、閉鎖位置から開放位置へと移動させる。
クリップは好ましくは、当該クリップを展開すると、材料帯状体であり、当該材料帯状体は上から見た場合、および両側面から見た場合、概ね矩形形状を有し、特に材料帯状体の材料厚さは0.05〜0.5mmの範囲内にあり、好ましくは0.2mmであり、材料帯状体の幅は1〜6mmの範囲内にあり、好ましくは2mmであり、材料帯状体の長さは1〜10mmの範囲内にあり、好ましくは6mmである。
クリップの固定端部は好ましくは、溶接接合、特にレーザ溶接接合を用いて、または接着接合を用いて、または特にクランプ接合部を介した可塑的拡張を用いて、ブラケットと接合されている。
クリップは好ましくは部分的に、特にクリップ貫通部の領域内に、さらに特に当該クリップ貫通部に直接的に接続して、材料厚さ低減部を有し、特に30〜70%、好ましくは40〜60%、さらに好ましくは50%の分の低減を有する。
材料厚さ低減部は好ましくは、特に中央の、かつ平坦な凹部プラトーを有し、当該凹部プラトーから両の軸方向において、材料厚さ低減部はそれぞれ斜面に沿って材料厚さへと上昇し、材料厚さ低減部は上から見た場合、クリップの第一脚部の領域に、特に扇形、または正方形、または矩形、または円形の形状を有する。
本発明のさらなる特徴、詳細、および有利点は、請求項と、以下において図面に基づいて行われる、好ましい実施の形態の詳細な説明とに記載されている。図面に示すのは以下の通りである。
クリップを製造するための材料帯状体を上から斜視的に見た図である。 図1の材料帯状体の断面を斜視的に見た図である。 クリップを斜視的に見た図である。 図3のクリップを斜視的に見たさらなる図である。 離隔領域(これは独国特許出願公開第102011003894号から知られている)を備えるブラケット本体を側面から見た図である。 図5のブラケット本体を斜視的に見た図である。 閉鎖位置におけるクリップを備える図5のブラケット本体を側面から見た図である。 図7の構成体を斜視的に見た図である。 開放位置におけるクリップを備える図5のブラケット本体を側面から見た図である。 図9の構成体を斜視的に見た図である。 ブラケットとクリップを備える本発明に係る構成体を側面から見た図である。 図11の構成体を斜視的に見た図である。
図1は、超弾性のNiTi化合物から成る材料帯状体31を斜視的に見たものである。材料帯状体は6mmの長さ31L、2mmの幅31B、および0.2mmの材料厚さ31Dを有している。
材料帯状体31は上から見た場合、および両の側面から見た場合、それぞれ、隅部に形成された丸み付け部(図1では上方短辺の両の隅部)もしくは面取り部(図1では材料帯状体31の下方短辺)を除いて、概ね矩形形状を有している。
図2も参照すべきであるが、材料帯状体31においてさらに、概ね扇型の材料低減部31Mが、本図では垂直浸食により製造されている。すなわち材料低減部31Mの中央かつ平坦な凹部プラトー31Tにおいて、材料厚さ31Dは50%の分だけ低減されている。凹部プラトー31Tを起点として、材料帯状体31の長手方向において、一方の短辺と、対向する短辺へと、それぞれ斜面31Rが延在する。斜面31Rは長手方向において向き合う当該斜面の端部に、それぞれ円弧の形状を有し、凹部プラトー31Tも同様である。斜面31Rと凹部プラトー31Tとの、それぞれ両の他方の向き合う辺は直線的に形成されている。材料帯状体31には円形の介入開口部27が形成されており、それにより、以下においてさらに説明されるように、ゾンデのための介入可能性を創出する。
図1および図2の材料帯状体は、ブラケットと共に使用するために好適な形状にされ、当該形状において、中央部分と材料低減部を備える第一脚部との間に90°の角度が形成され、中央部分と介入開口部27を備える第二脚部との間に85°の角度が形成され、第二脚部は第一脚部よりも短い。
超弾性のNiTi化合物から成る材料帯状体31は加熱により、上記の形状に対してプログラムされる。
図3および図4は、材料帯状体31からこのように形成されたクリップ13を斜視的に見たものである。
図4に示すように、材料厚さ低減部31Mは、中央部分と第一脚部との間で開始する。
図5および図6は、独国特許出願公開第102011003894号に説明されているような離隔領域33Dを備える半製品ブラケット本体33を側面から、もしくは斜視的に見たものを示している。ブラケット本体7から、フック19およびウィング21が延伸する。ブラケット本体8は歯列矯正用ワイヤを受容するためのスロット9を有する。ブラケット本体7には離隔領域33Dが接続され、当該離隔領域は患者固有に切断され、それにより独国特許出願公開第102011003894号に説明されているように患者固有のパッドを固定する。
しかしながら図5および図6の半製品ブラケット本体33は、独国特許出願公開第102011003894号から知られる半製品ブラケット本体に対して以下の相違点を有する。すなわち、ブラケット本体7とフック19との間にクリップ貫通部23が設けられている。さらにブラケット本体7に二つの載置面25が形成されており、それにより以下に説明されるように、クリップ13の端部を当該載置面上に設ける。
クリップ貫通部23はブラケット本体7におけるスリット状開口部であり、当該スリット状開口部の開口部断面は、形状からするとクリップ13の断面に対応し、本図では矩形形状である。しかしながらクリップ貫通部23は寸法からすると、矩形形状の両の独立した次元のそれぞれにおいて、クリップ13よりもやや大きく、それにより当該クリップをできる限り小さな遊びを有して受容する。本図においてクリップ貫通部23は例えば0.3mmの厚さ(クリップ13は0.2mmの厚さ)と、2.35mmの幅(クリップ13は2mmの幅)を有する。
載置面25は二つの面であり、自由端部17を閉鎖位置および開放位置において、安定的に当該面上に設けるためのものである。したがって載置面25の輪郭は、それぞれ載置される自由端部17の面の輪郭に適合されている。すなわち、自由端部17はそれぞれ、平坦に延在する面によって載置されるので、両の載置面25は同じく平坦に延在する面となる。代替的に自由端部の面が湾曲していた場合、ブラケット本体の対応する載置面はこれに一致して湾曲されると想定され、それにより形状接続的な受容、およびそれとともに安定的な載置が可能となる。
本発明に係る構成体1を製造するために、図3および図4のクリップ13は、図7および図8に示す位置に到達するまでブラケット本体7に被せられ、第一脚部、すなわち材料厚さ低減部31Mを備える脚部は、クリップ貫通部23を介して案内されている。クリップ13は、特に図7に示されるように、ストッパに至るまでブラケット本体7に被せられており、すなわちクリップ13の中央部がブラケット本体7に当接している。図7において材料厚さ低減部31Mは、クリップ貫通部23の直後に始まる。言い換えればクリップ13はクリップ貫通部23を通過し、クリップ13の第一脚部の自由端部に至るまで、材料厚さ低減部31Mなしに延在する。図7において材料厚さ低減部31Mは、クリップ貫通部23に直接的に接続して始まる。この位置においてクリップ13の第一脚部は、短いレーザパルスによって局所的に強く加熱され、伸展し、場合により局所的な溶融により変形し、それにより当該端部は可塑変形し、続いてクランプ接合部29を形成しながらブラケット本体7と固定式に接合され、それによりクリップ13の当該端部は固定端部15を形成する。当該端部に向き合うクリップ13の端部は自由端部17を形成し、スロット9に重なる状態で自由端部のための載置面25Sに載置される。載置面25Sは平坦面であり、スロット9の一の側壁に対して90°を成して延在する。クリップ13を図7および図8に示す閉鎖位置から、図9および図10に示されている開放位置であって、歯列矯正用ワイヤがスロット9に導入され、または当該スロットから取り出され得る開放位置へと移動させるプロセスは以下の通りである。すなわち、ゾンデの先端が介入開口部27に導入され、その後自由端部17が載置面25Oに載置されるまでゾンデが引っ張られる。載置面25Oは、特に図9に示されるように、スロット9の一の側壁に対して平行に延在する面である。自由端部17の載置面は、載置面25に対して平行に延在するので、自由端部17は開放位置において安定的に載置面25に載置される。
クリップ13を開放する際、クリップ13の第一脚部は、特に図9に示されるように、材料厚さ低減部31Mの高さにおいて、フック19に対向するクリップ貫通部23の側縁周りに曲げられる。言い換えれば、開放時のクリップ13の曲げは、ほとんど専らクリップ13の第一脚部において行われるが、それは第一脚部がクリップ貫通部23の側縁に接して設けられているからである。これにより、クリップ13の中央部と第一脚部との角度、およびクリップ13の中央部と第二脚部との角度は概ね変化しないままである。
材料厚さ低減部31Mの形と厚さによって、クリップ13の第一脚部を材料厚さ低減部31Mの上記箇所において屈曲させるために必要な力が調整され得る。そのために材料厚さ低減部31Mはクリップ13の第一脚部内に設けられており、それにより当該箇所においてクリップ13は比較的簡単に屈曲もしくは湾曲させられ得る。本発明において当該曲げ移動は、材料厚さ低減部31Mがクリップ貫通部23の前に設けられていることによって支援されており、それによりクリップ貫通部23の一の縁は、開放移動時のクリップ13の第一脚部のための屈曲縁を形成する。材料厚さ低減部31の面積および低減が大きい(例えば80%)場合、第一脚部は容易に屈曲される。これに対して材料厚さ低減部の面積および低減が小さい(例えば10%)場合、第一脚部の屈曲は比較的困難である。
クリップ13の自由端部17を再び閉鎖位置に移動させるために、再びゾンデが介入開口部27に挿入され得る。代替的にクリップ13は患者の口中にあるとき、手により、例えば指で、または結紮糸の張設により、閉鎖位置に押し込まれ得る。クリップ13は図7および図8に示される閉鎖位置に対してプログラムされているので、患者の口中で加熱され、自らプログラムされた閉鎖位置を取り、当該閉鎖位置では自由端部17が安定的に載置面25Sに載置されるか、図11に示されるように、歯列矯正用ワイヤ11に載置される。
独国特許出願公開第102011003894号に説明されているように、好ましくはブラケット3を製造するために、続いて離隔領域33Dが患者固有に切断され、パッド5が、好ましくはレーザ溶接を用いてブラケット本体7に固定される。このステップにより、半製品ブラケット本体33からブラケット3が生まれる。
図11および図12は、クリップ13の固定端部15が、ブラケットと固定式に接合されているブラケット3から成る、本発明に係る構成体1を示している。クリップ13の自由端部17は、歯列矯正用ワイヤ11をブラケット3のスロット9内に保持する。
ブラケット3が患者の歯に接着されているとき、ブラケット3およびクリップ13上に歯石が堆積し得る。スロット9に重なる第二脚部に至るまで全面的にブラケット3に当接するという、クリップ13の特殊な形状により、クリップ13とブラケット3との間にわずかな歯石しか堆積し得ないとともに、クリップ13が開放および閉鎖される際に、クリップ貫通部23においてクリップ13が強く湾曲し、当該湾曲により生じるせん断作用に基づいて、堆積された歯石が吹き飛ばされることにより、本発明に係る構成体1では、クリップ13が開放および閉鎖される際の歯石によるトラブルは著しく少なくなっている。
このように自由端部17は、開放位置もしくは閉鎖位置においてそれぞれ、載置面25O,25Sに安定的に設けられ得、それによりクリップ13の固定端部15は、ブラケット本体7の自由端部17に対向する側に設けられ、かつ固定される。
ブラケットにおけるウィング21は、クリップが例えば壊れている、およびあるいは備蓄されていないなど、クリップ13が使用に供されていないとき、従来の結紮糸を用いて歯列矯正用ワイヤ11をブラケット3に留めるために設けられている。
ブラケット3は舌側ブラケットまたは頬側ブラケットであってよい。
材料厚さ低減部31Mは、クリップ13の両側に設けられていてよく、すなわち図4に示すようにクリップ13の外側に、あるいは対向する側に、すなわち図4のクリップ13の内側に設けられていてよい。
クリップ13の第一脚部は好ましくは、可塑的拡張を用いてクランプ式にブラケット本体7に固定式に接合される。上記の実施の形態においてこれは、短いレーザパルスを介して行われ、それにより第一脚部の可塑的拡張(キノコ型拡張)が生じ、ブラケット本体7とのクランプ接合部29が生じる。可塑的拡張のための他の変化形態も想定可能である。すなわち、クリップ13の第一脚部はクランプ接合を実現するために、例えばクリップ13の第一脚部を、例えば固いゾンデ、小さなネジ回し、およびハンマなどで強く押したり、軽く叩いたりすることにより、機械的にも拡張され得ると想定される。
1 構成体
3 ブラケット
5 パッド
7 ブラケット本体
9 スロット
11 歯列矯正用ワイヤ
13 クリップ
15 固定端部
17 自由端部
19 フック
21 ウィング
23 クリップ貫通部
25O 開放位置における自由端部のための載置面
25S 閉鎖位置における自由端部のための載置面
27 円形介入開口部
29 クランプ接合部
31 材料帯状体
31B 材料帯状体の幅
31D 材料厚さ
31L 材料帯状体の長さ
31M 材料厚さ低減部
31T 凹部プラトー
31R 斜面
33 半製品ブラケット本体
33D 半製品ブラケット本体の離隔領域

Claims (17)

  1. パッド(5)と、歯列矯正用ワイヤ(11)を受容するためのスロット(9)を備えるブラケット本体(7)とを備えるブラケット(3)と、当該ブラケットの前記スロット(9)を閉鎖および開放するために当該ブラケット(3)に配設された、形状記憶材料から成るクリップ(13)であって、閉鎖位置において前記歯列矯正用ワイヤ(11)を前記スロット(9)内に保持し、もしくは開放位置において前記歯列矯正用ワイヤを前記スロット(9)から取り出すために開放するためのクリップとを含む構成体(1)において、
    前記クリップ(13)の第一の端部は固定端部(15)であって、当該固定端部は前記ブラケット(3)と固定式に接合されており、前記クリップ(13)の第二の端部は自由端部(17)であり、当該自由端部は、前記開放位置において前記スロット(9)を開放しながら前記ブラケット(3)に当接し、前記閉鎖位置において前記スロット(9)に重なりながら前記ブラケット(3)に当接することを特徴とする構成体。
  2. 前記ブラケット(3)は、少なくとも一つのフック(19)および/または少なくとも一つのウィング(21)を有することを特徴とする請求項1に記載の構成体。
  3. 前記ブラケット(3)は、コバルトとクロムとの化合物から成ることを特徴とする請求項1または2に記載の構成体。
  4. 前記ブラケット(3)は、クリップ貫通部(23)を有し、当該クリップ貫通部内に、前記クリップ(13)の前記固定端部(15)と前記自由端部(17)との間にある部分が保持されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の構成体。
  5. 前記クリップ貫通部(23)は断面形状、特に矩形の断面形状を有し、当該断面形状は前記クリップ(13)の断面形状と一致するが、個々の寸法において最大20%、好ましくは最大10%、さらに好ましくは最大5%の分だけより大きいことを特徴とする請求項4に記載の構成体。
  6. 前記クリップ貫通部(23)は、前記ブラケット本体(7)に形成されていることを特徴とする請求項4または5に記載の構成体。
  7. 前記ブラケット(3)は、前記クリップ(13)の前記自由端部(17)のために、前記開放位置および前記閉鎖位置においてそれぞれ、前記自由端部(17)のための、特に前記自由端部(17)の輪郭に適合された輪郭を備える載置面(25O,25S)を有し、それにより前記自由端部を前記載置面上に安定的に設けることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の構成体。
  8. 前記載置面(25O,25S)は、平坦な載置面として形成されていることを特徴とする請求項7に記載の構成体。
  9. 前記ブラケット(3)は、前記クリップ(13)の前記自由端部(17)のために、当該クリップの開放位置において載置面(25O)を有し、前記閉鎖位置において前記自由端部(17)は、前記ブラケット(3)に接触することなく、前記スロット(9)の断面のみにもたれるように負荷を受けていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の構成体。
  10. 前記クリップ(13)は超弾性の形状記憶材料、特にNiTi化合物から成り、前記閉鎖位置に対してプログラムされていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の構成体。
  11. 前記クリップ(13)は、特に円形の介入開口部(27)を有し、それにより歯列矯正用器具、例えばゾンデの機械的な介入を可能にし、それにより前記自由端部(17)を把持し、前記閉鎖位置から前記開放位置へと移動させることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の構成体。
  12. 前記クリップ(13)は当該クリップを展開すると、材料帯状体(31)であり、当該材料帯状体は上から見た場合、および両側面から見た場合、概ね矩形形状を有し、特に前記材料帯状体の材料厚さ(31D)は0.05〜0.5mmの範囲内にあり、好ましくは0.2mmであり、前記材料帯状体の幅(31B)は1〜6mmの範囲内にあり、好ましくは2mmであり、前記材料帯状体の長さ(31L)は1〜10mmの範囲内にあり、好ましくは6mmであることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の構成体。
  13. 歯列矯正用ワイヤ(11)が前記スロット(9)内に設けられていることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の構成体。
  14. 前記クリップの前記固定端部(15)は、溶接接合、特にレーザ溶接接合を用いて、または接着接合を用いて、または特にクランプ接合部(29)を介した機械的拡張を用いて、前記ブラケットと接合されていることを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の構成体。
  15. 前記クリップ(13)は部分的に、特に前記クリップ貫通部(23)の領域内に、さらに特に当該クリップ貫通部に直接的に接続して、材料厚さ低減部(31M)を有し、特に30〜70%、好ましくは40〜60%、さらに好ましくは50%の分の低減を有することを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載の構成体。
  16. 前記材料厚さ低減部(31M)は特に中央の、かつ平坦な凹部プラトー(31T)を有し、当該凹部プラトーから両の軸方向において、前記材料厚さ低減部(31M)はそれぞれ斜面(31R)に沿って前記材料厚さ(31D)へと上昇し、前記材料厚さ低減部は上から見た場合、前記クリップの第一脚部の領域に、特に扇形、または正方形、または矩形、または円形の形状を有することを特徴とする請求項15に記載の構成体。
  17. 前記スロット(9)は側壁を有し、当該側壁は当該側壁同士の間で前記スロット(9)の底面を画定し、対向して前記スロット(9)の開口部が設けられ、少なくとも閉鎖位置において前記自由端部(17)に比較的近く設けられる前記側壁は、前記スロット(9)内に設けるべき前記歯列矯正用ワイヤの断面よりも、前記底面の上方に延在する寸法が小さいことを特徴とする請求項1から16のいずれか一項に記載の構成体。
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