JP3136362B2 - 脱色性を改良したハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

脱色性を改良したハロゲン化銀写真感光材料

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JP3136362B2
JP3136362B2 JP03200511A JP20051191A JP3136362B2 JP 3136362 B2 JP3136362 B2 JP 3136362B2 JP 03200511 A JP03200511 A JP 03200511A JP 20051191 A JP20051191 A JP 20051191A JP 3136362 B2 JP3136362 B2 JP 3136362B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導電性層上に、染料の
固体微粒子分散体を含有する層を設け、脱色性、接着性
が良好なハロゲン化銀写真感光材料に関する。
【0002】
【発明の背景】近年、ハロゲン化銀写真感光材料は、静
電気の発生しない、いわゆる帯電防止処理を行い、優れ
た鮮鋭性や色再現性を有するように改良されてきてい
る。そのために表面比抵抗の低い導電層上にハレーショ
ン防止層を設ける方法がとられるようになってきた。そ
のためには、導電層と染料を含有する層の接着性が良い
こと、そして染料が写真処理によって脱色が良いことが
要求される。
【0003】接着性を良くすることは、物理的にも化学
的にも染料を含有する層との親和力を高めることであ
り、このことは染料を導電層上に染着し易くしてしま
い、脱色性を劣化するという問題を生じている。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、導電性層上に染料含有
層を設けても脱色性に優れ、しかも両層の接着性、静電
防止効果も良好なハロゲン化銀写真感光材料を提供する
ことである。
【0005】
【発明の構成】本発明の上記目的は、支持体上にイオン
性ポリマーまたは金属酸化物を含有する導電性層を設
け、該導電性層の上層として下記一般式[1]から
[9]で示される化合物の固体微粒子分散体の少なくと
も1種を含有する写真構成層を少なくとも1層有するこ
とを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料により達成さ
れる。 一般式[1] A=L1(L2=L3)mB (Aは2-ピラゾリン-5-オン酸性母核を、Bは4-アミノ
アリール基を、L1〜L3はメチン基を、mは0又は1を
表し、かつ一般式[1]の化合物は、下記条件(1)〜
(4)の少なくとも1つを満足する。
【0006】(1)B中にカルボキシル基、スルホンア
ミド基、アミノスルホニルアミノ基又はスルファモイル
基を少なくとも1つ有する。
【0007】(2)A中にスルファモイル基を少なくと
も1つ有する。
【0008】(3)A中にカルボキシル基、スルホ
ンアミド基及びアミノスルホニルアミノ基から選ばれる
少なくとも1つ有する脂肪族基、 ヘテロ環基又は
ナフチル基を少なくとも1つ有する。
【0009】(4)2-ピラゾリン-5-オン酸性母核に結
合したカルボキシル基、スルホンアミド基又はアミノス
ルホニルアミノ基を少なくとも1つ有する。) 一般式[2]
【0010】
【化8】
【0011】(式中、R1、R2は置換基を、R3、R4
連結基を介してカルボキシル基を有するフェニル基を、
1〜L3はメチン基を、nは0〜2の整数を表し、nが
2のとき、各L2、L3は同一でも、異なってもよい。) 一般式[3]
【0012】
【化9】
【0013】(式中、R1、R2はカルボキシル基又はカ
ルボキシル基を有する基を、R3、R4は水素原子又はカ
ルボキシル基を有しない置換基を、L1〜L3はメチン基
を、nは0〜2の整数を表し、nが2のとき、各−L2
=L3−は同一でも、異なってもよい。) 一般式[4]
【0014】
【化10】
【0015】(式中、R1、R2は置換基を表し、R3
4はカルボキシル基を有するアルキル基、シクロアル
キル基、ナフチル基又はヘテロ環基を表す。
【0016】L1〜L3はメチン基を表し、nは0〜2の
整数を表し、n=2のとき、各−L2=L3−は同一でも
異なっていてもよい。) 一般式[5]
【0017】
【化11】
【0018】(式中、R1、R2は置換基を表し、R3
4はm-カルボキシフェニル基又はo-カルボキシフェ
ニル基を表す。L1、L2、L3、L4、L5はメチン基を
表し、n1、n2は0又は1を表す。) 一般式[6]
【0019】
【化12】
【0020】(式中、R1は置換基を表し、R2は水素原
子、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、ア
リール基、ヘテロ環基を表す。
【0021】L1〜L3はメチン基を表し、Eはオキソノ
ール染料を形成するに必要な酸性核を表し、nは0〜2
の整数を表し、n=2のとき、各−L2=L3−は同一で
も異っていてもよい。更に一般式[6]の化合物は少な
くとも2つのカルボキシル基、スルホンアミド基、スル
ファモイル基を有する。) 一般式[7] A=L1(L2=L3)mB (Aは2-ピラゾリン-5-オン酸性母核を、Bは4位にア
ルケニル基、アルキニル基もしくはヘテロ環基の少なく
とも1つで置換された置換アミノ基、又は環状アミノ基
を有するアリール基を、L1〜L3はメチン基を、mは0
又は1を表し、かつ一般式[7]の化合物は、A中にカ
ルボキシフェニル基、スルホンアミドフェニル基又はア
ミノスルホニルアミノフェニル基の少なくとも1つを有
する。) 一般式[8]
【0022】
【化13】
【0023】(式中、R1、R2はアルケニル基、シクロ
アルキル基、アリール基、ヘテロ環基、アルキルカルボ
ニル基、アリールカルボニル基、アルコキシカルボニル
基、アリールオキシカルボニル基、アルキルスルホニル
基、アリールスルホニル基、アルキルスルフィニル基、
アリールスルフィニル基、カルバモイル基、スルファモ
イル基、シアノ基、アミノ基、スルホンアミド基、アミ
ド基、ウレイド基、チオウレイド基、アルコキシ基、ア
リールオキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、カ
ルボキシル基又はヒドロキシル基を表し、L1、L2、L
3、L4、L5はメチン基を表し、n1、n2は0又は1を
表す。) 一般式[9]
【0024】
【化14】
【0025】(式中、Z1、Z2は5または6員環を形成
するに必要な原子群を表し、X1、X2は酸素原子、また
はイオウ原子を表し、L1〜L3はメチン基を表す。nは
0,1または2を表し、nが2のとき、2つのL2、L3
は同一でも異なってもよい。Z1、Z2により形成される
環の少なくとも1つは、カルボキシル基、スルホンアミ
ド基、スルファモイル基の少なくとも1つを有し、か
つ、一般式[9]で示される化合物全体として、カルボ
キシル基、スルホンアミド基、スルファモイル基を少な
くとも2つ有する。)以下に本発明を更に詳細に説明す
る。
【0026】本発明の導電性層に用いられるイオン性導
電性ポリマーとしては、スルホン酸基、硫酸エステル
基、4級アンモニウム塩、3級アモニウム塩、カルボキ
シル基、ポリエチレンオキシド基から選ばれる少なくと
も1つの導電性基を有するポリマーが挙げられる。これ
らの基のうちスルホン酸基、硫酸エステル基、4級アン
モニウム塩基が好ましい。導電性基はポリマー1分子当
たり5重量%以上を必要とする。イオン性の導電性ポリ
マー中にはさらにヒドロキシ基、アミノ基、エポキシ
基、アジリジン基、活性メチレン基、スルフィン酸基、
アルデヒド基、ビニルスルホン基が含まれることが好ま
しいが、ヒドロキシ基、アミノ基、エポキシ基、アジリ
ジン基、アルデヒド基が特に好ましい。これらの基はポ
リマー1分子当たり5重量%以上必要とする。ポリマー
の分子量は、3000〜100000であり、好ましくは3500〜50
000である。
【0027】以下、本発明に用いられるイオン性導電性
ポリマーの好ましい化合物例を挙げるがこれに限定され
るものではない。
【0028】
【化15】
【0029】尚、上記化合物例において、x,yはそれ
ぞれ単量体成分のモル%を、またMは平均分子量(本明
細書中、平均分子量とは数平均分子量を示す。)を表
す。イオン性ポリマーの他の具体例としては特願平1-19
7191号第7頁〜第19頁記載のA-4〜A-50が挙げられ
る。
【0030】これらのポリマーは市販又は常法により得
られるモノマーを重合することにより容易に合成するこ
とができる。また単独で、または種々の親水性もしくは
疎水性のバインダーと混合使用して層を形成することが
できる。該バインダーの具体例は特願平1-197191号第20
頁〜第21頁に記載されており、疎水性ポリマーの具体例
としては同明細書第22頁〜第25頁記載のB-1〜B-15が
挙げられる。
【0031】また、本発明の導電性層に用いる金属酸化
物は、酸化インジウム、酸化スズ或いはアンチモン原子
又はリン原子をドープした金属酸化物のいずれか又はこ
れらの組合わせを用いることができる。
【0032】酸化インジウムとしては、酸化第1インジ
ウム(In2O)と、酸化第2インジウム(In2O3)とが知られ
ているが、酸化第2インジウムを用いるのが好ましい。
【0033】又、酸化スズとしては、酸化第1スズ (Sn
O)と酸化第2スズ(SnO2)が知られているが、好ましく用
いられるのは酸化第2スズである。
【0034】アンチモン原子、インジウム原子又はリン
原子をドープした金属酸化物としては具体的には、酸化
スズ及び酸化インジウムを挙げることができる。前記金
属酸化物にアンチモン、インジウム又はリンをドーピン
グするにはスズやインジウムのハロゲン化物、アルコキ
シ化物或いは硝酸塩化合物とアンチモン又はリンのハロ
ゲン化物、アルコキシ化物或いは硝酸塩化物と混合して
酸化焼成して得ることができる。これらの金属化合物
は、容易に入手することができる。又アンチモン、イン
ジウム又はリンをドープする際の好ましい含有率は、ス
ズやインジウムに対して0.5〜10%の重量%が好まし
い。こらの無機化合物の添加方法は、ゼラチンなどの親
水性コロイドに分散、或いはアクリル酸やマレイン酸な
どの高分子化合物に分散して添加することが好ましい。
バインダー当たりの担持の割合は1〜100重量%が好ま
しい。
【0035】支持体としては写真用のものがすべて使用
することができるが、好ましくは可視光を90%以上透過
するように作られたポリエチレンテレフタレートまたは
セルローストリアセテート等の透明支持体である。
【0036】これらの透明支持体は、コロナ放電処理を
した後、ラテックスポリマーを含有する下引層が塗設さ
れていてもよい。コロナ放電処理は、エネルギー値とし
て1mw〜1kw/m2・minが特に好ましく適用される。また
特に好ましくは、ラテックス下引層塗布後導電性層を塗
設する前にコロナ放電処理を再度行うと良い。
【0037】本発明の導電性層は硬化されていることが
好ましく、硬化する化合物としては、アジリジン系、ト
リアジン系、ビニルスルホン系、アルデヒド系、シアノ
アクリレート系、ペプチド系、エポキシ系各化合物が好
ましい。特に2官能、3官能で分子量が600以下のもの
が好ましい。
【0038】本発明の導電性層は感光性層より支持体側
にあってもよいし、感光層の反対側、いわゆる背面にあ
っても良い。
【0039】次に前記一般式で表される本発明の染料に
ついて説明する。
【0040】一般式[1]におけるA、B、L1、L2
3で表される各基の具体的なものとしては特願平1-331
588号第8頁第3行目から第18頁第14行目に記載のもの
が挙げられ、一般式[1]で表される化合物の具体例と
しては、下記化合物の他、特願平1-331588号第19頁から
第49頁に記載の(2)から(6)、(8)から(102)が挙げら
れる。
【0041】
【化16】
【0042】一般式[2]におけるR1、R2で表される
置換基としてはアルキル基、アルケニル基、シクロアル
キル基、アリール基、ヘテロ環基、アルキルカルボニル
基、アリールカルボニル基、アルコキシカルボニル基、
アリールオキシカルボニル基、アルキルスルホニル基、
アリールスルホニル基、アルキルスルフィニル基、アリ
ールスルフィニル基、カルバモイル基、スルファモイル
基、シアノ基、アミノ基、スルホンアミド基、アミド
基、ウレイド基、チオウレイド基、アルコキシ基、アリ
ールオキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、カル
ボキシル基、ヒドロキシル基が好ましいものとして挙げ
ることができ、具体例としては特願平2-2211号第7頁第
18行目から第17頁第5行目に記載のものが挙げられる。
【0043】又、R3、R4、L1、L2、L3で表される
各基の具体的なものとしては特願平2-2211号第17頁第6
行目から第21頁第19行目に記載のものが挙げられ、一般
式[2]で表される化合物の具体例としては下記化合物
の他、特願平2-2211号第23頁から第35頁に記載の2、4
から73が挙げられる。
【0044】
【化17】
【0045】一般式[3]においてR1又はR2で表され
るカルボキシル基を有する基の具体的なものとしては特
願平2-2212号第13頁第4行目から第15頁第20行目に記載
のものが挙げられ、R3又はR4で表されるカルボキシル
基を有しない置換基としてはアルキル基、アルケニル
基、シクロアルキル基、アルキニル基、アリール基、ヘ
テロ環基が好ましいものとして挙げられ、その具体例と
しては特願平2-2212号第7頁第12行目から第12頁第16行
目に記載のものが挙げられる。
【0046】又、L1、L2、L3で表される各基の具体
的なものとしては特願平2-2212号第12頁第17行目から第
13頁第3行目に記載のものが挙げられ、一般式[3]で
表される化合物の具体例としては下記化合物の他、特願
平2-2212号第17頁から第29頁に記載の化合物2から5、
7から124が挙げられる。
【0047】
【化18】
【0048】一般式[4]においてR1又はR2で表され
る置換基としては前記一般式[2]におけるR1、R2
表される置換基の好ましいものとして挙げたものが挙げ
られ、具体例としては特願平2-1784号第8頁第1行目か
ら第17頁第15行目に記載のものが挙げられる。R3
4、L1、L2、L3で表される各基の具体的なものとし
て特願平2-62号第17頁第16行目から第19頁第2行目に記
載のものが挙げられ、一般式[4]で表される化合物の
具体例としては下記化合物の他、特願平2-62号第20頁か
ら第26頁に記載の化合物2から8、10から88が挙げられ
る。
【0049】
【化19】
【0050】一般式[5]において、R1又はR2で表さ
れる置換基としては前記一般式[2]におけるR1、R2
で表される置換基の好ましいものとして挙げたものが挙
げられ、具体例及び好ましいものとしては特願平1-3355
70号第7頁第11行目から第16頁第13行目に記載のものが
挙げられる。R3又はR4で表される基の具体的なものと
しては特願平1-335570号第16頁第14行目から第17頁第1
行目に記載のものが挙げられ、L1、L2、L3、L4、L
5で表されるメチン基の具体的なものとしては特願平2-6
2号第18頁第12行目から第19頁第2行目に記載のメチン
基が挙げられる。一般式[5]で表される化合物の具体
例としては下記化合物の他、特願平1-335570号第18頁か
ら第23頁に記載の化合物2、6から69が挙げられる。
【0051】
【化20】
【0052】一般式[6]においてR1で表される置換
基としては前記一般式[2]におけるR1で表される置
換基の好ましいものとして挙げたものが挙げられ、R1
又はR 2で表される基の具体例としては特願平2-386号第
8頁第10行目から第18頁第8行目に記載のものが挙げら
れる。L1、L2、L3、Eで表される各基の具体的なも
のとしては特願平2-386号第18頁第9行目から第25頁第
3行目に記載のものが挙げられ、一般式[6]で表され
る化合物の具体例としては下記化合物の他、特願平2-38
6号第26頁から第65頁に記載の化合物(2)から(15)、(1
7)から(116)が挙げられる。
【0053】
【化21】
【0054】一般式[7]において、A、B、L1
2、L3で表される各基の具体的なものとしては特願平
1-342348号第7頁第6行目から第17頁第20行目に記載の
ものが挙げられ、一般式[7]で表される化合物の具体
例としては、下記化合物の他、特願平1-342348号第19頁
から第35頁に記載の化合物(2)から(12)、(14)から(54)
が挙げられる。
【0055】
【化22】
【0056】一般式[8]においてR1、R2、L1
2、L3、L4、L5で表される各基の具体的なものとし
ては特願平2-1786号第7頁第20行目から第17頁第6行目
に記載のものが挙げられ、一般式[8]で表される化合
物の具体例としては下記化合物の他、特願平2-1786号第
18頁から第23頁に記載の化合物2から7、9から58が挙
げられる。
【0057】
【化23】
【0058】一般式[9]においてZ1、Z2、X1、X2
により形成される環の例としては、特願平2-8947号第8
頁から第16頁に記載のB−1からB−49(ケト型で表示)
が挙げられ、上記の環に置換しうる基及びL1、L2、L
3で表される各基の具体的なものとしては特願平2-8947
号第16頁第11行目から第28頁第2行目、第28頁第15行目
から第29頁第7行目に記載のものが挙げられる。
【0059】一般式[9]で表される化合物の具体例と
しては下記化合物の他、特願平2-8947号第29頁から第50
頁に記載の化合物2、6から72が挙げられる。
【0060】
【化24】
【0061】一般式[1]から[9]で表される化合物
はハロゲン化銀写真感光材料中に目的に応じて、例えば
光学濃度が0.05から3.0の範囲になるように使用され
る。又、固体微粒子分散体で感光材料中に添加する方法
は、任意であり、例えば界面活性剤を用いボールミール
等で水中に分散して固体微粒子状態で添加する方法等を
用いることができる。添加方法として、例えば米国特許
第4,857,446号に記載されている方法がその具体例とし
て挙げられる。
【0062】
【実施例】以下実施例により本発明の効果を具体的に例
証する。
【0063】実施例1 コロナ放電処理したポリエチレンテレフタレート支持体
上に塩化ビニリデン−メチルメタアクリレート−グリシ
ジルアクリレート−メタアクリル酸(90:6:3:1)
共重合体の水性分散液を両面に塗設し200℃で乾燥し
た。その一方の面にポリグリセロールとエピクロルヒド
リンの反応生成物、ノニルフェノキシポリエチレングリ
コール及び平均粒径2μmの合成シリカマット剤を分散
したゼラチン水溶液をゼラチンの付量が0.3g/m2となる
ように塗布し、200℃で乾燥した。又、他方の面には下
記導電層を設けた。
【0064】 ・イオン性ポリマーまたは金属酸化物(導電剤) 表に記載 ・ラテックス(スチレン−メチルメタアクリレート−アクリルアミド−メタア クリル酸)モル比50:30:10:10 0.3g/m2 ・ノニルフェノキシポリエチレングリコール 0.1g/m2 ・ビスフェノールAとエピクロルヒドリンの反応生成物 0.1g/m2 になるよう各成分を含む水性分散液を塗布し、120℃で
乾燥した。
【0065】導電層上に下記の一般式[1]から[9]
で表される化合物を含有する層を設けた。
【0066】 ・ゼラチン 表に記載 ・一般式[1]から[9]で表される化合物(染料) 0.1g/m2 ・ポリエチレングリコールとエピクロルヒドリンの反応生成物 0.1g/
・二酸化ケイ素(平均粒径2μm) 0.069g/m2 ・フッ素化オクチルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩 0.06g/m2 ・ビスビニルスルホンメチルエーテル 0.03g/m2 各成分が上記付量になるよう各成分を含有するpH4.0の
水性分散液を20μmの厚さで塗布し、200℃で乾燥した。
【0067】各試料を市販のPQ現像液(pH10.8)で35
℃、12秒間現像した後、定着、水洗、乾燥した。
【0068】各試料について染料の脱色性、導電層と染
料含有層との接着性及び静電防止能を評価した。
【0069】脱色性は現像処理後の試料を5枚重ね、目
視で観察し、5段階ランク法で評価した。ランク「5」
が最良、ランク「1」が最悪である(以下同じ)。
【0070】接着性は、キズ付法で評価した。キズ付法
は1cm平方中に縦横各10本の切り込み線を入れ、その上
にセロハンテープを貼りつけて剥ぐことによる評価法で
ある。これも5段階ランク法で評価した。
【0071】静電防止能は現像処理後の試料をネオプレ
ンゴムローラーで10回こすり、直径5mmの紙片の吸い付
き度を5段階ランク法で評価した。
【0072】結果を表1から表9に示す。
【0073】
【表1】
【0074】
【表2】
【0075】
【表3】
【0076】
【表4】
【0077】
【表5】
【0078】
【表6】
【0079】
【表7】
【0080】
【表8】
【0081】
【表9】
【0082】導電剤A アンチモンを1%ドープした平
均粒径0.02μmの微粒子SnO2 導電剤B インジウムを1%ドープした平均粒径0.03μ
mの微粒子SnO2 比較染料aからfを次に示す。
【0083】
【化25】
【0084】
【化26】
【0085】各表の結果より本発明の染料を用いるとイ
オン性ポリマーや金属酸化物を含有する導電層上に染料
含有層を設けた場合であっても脱色性が良く、しかも接
着性、静電防止能も良好に保持されていることがわか
る。
【0086】
【発明の効果】本発明により、導電層上に染料含有層を
設けても脱色性に優れ、しかも両層の接着性静電防止効
果も良好なハロゲン化銀写真感光材料を提供することが
できた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03C 1/85 G03C 1/83

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上にイオン性ポリマーまたは金属
    酸化物を含有する導電性層を設け、該導電性層の上層と
    して下記一般式[1]から[9]で示される化合物の固
    体微粒子分散体の少なくとも1種を含有する写真構成層
    を少なくとも1層有することを特徴とするハロゲン化銀
    写真感光材料。 一般式[1] A=L1(L2=L3)mB (Aは2-ピラゾリン-5-オン酸性母核を、Bは4-アミノ
    アリール基を、L1〜L3はメチン基を、mは0又は1を
    表し、かつ一般式[1]の化合物は、下記条件(1)〜
    (4)の少なくとも1つを満足する。 (1)B中にカルボキシル基、スルホンアミド基、アミ
    ノスルホニルアミノ基又はスルファモイル基を少なくと
    も1つ有する。 (2)A中にスルファモイル基を少なくとも1つ有す
    る。 (3)A中にカルボキシル基、スルホンアミド基
    アミノスルホニルアミノ基から選ばれる少なくとも1
    有する脂肪族基、 ヘテロ環基又は ナフチル基を
    少なくとも1つ有する。 (4)2-ピラゾリン-5-オン酸性母核に結合したカルボ
    キシル基、スルホンアミド基又はアミノスルホニルアミ
    ノ基を少なくとも1つ有する。) 一般式[2] 【化1】 (式中、R1、R2は置換基を、R3、R4は連結基を介し
    てカルボキシル基を有するフェニル基を、L1〜L3はメ
    チン基を、nは0〜2の整数を表し、nが2のとき、各
    2、L3は同一でも、異なってもよい。) 一般式[3] 【化2】 (式中、R1、R2はカルボキシル基又はカルボキシル基
    を有する基を、R3、R4は水素原子又はカルボキシル基
    を有しない置換基を、L1〜L3はメチン基を、nは0〜
    2の整数を表し、nが2のとき、各−L2=L3−は同一
    でも、異なってもよい。) 一般式[4] 【化3】 (式中、R1、R2は置換基を表し、R3、R4はカルボキ
    シル基を有するアルキル基、シクロアルキル基、ナフチ
    ル基又はヘテロ環基を表す。L1〜L3はメチン基を表
    し、nは0〜2の整数を表し、n=2のとき、各−L2
    =L3−は同一でも異なっていてもよい。) 一般式[5] 【化4】 (式中、R1、R2は置換基を表し、R3、R4はm-カル
    ボキシフェニル基又はo-カルボキシフェニル基を表
    す。L1、L2、L3、L4、L5はメチン基を表し、n1
    2は0又は1を表す。) 一般式[6] 【化5】 (式中、R1は置換基を表し、R2は水素原子、アルキル
    基、アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基、ヘ
    テロ環基を表す。L1〜L3はメチン基を表し、Eはオキ
    ソノール染料を形成するに必要な酸性核を表し、nは0
    〜2の整数を表し、n=2のとき、各−L2=L3−は同
    一でも異っていてもよい。更に一般式[6]の化合物は
    少なくとも2つのカルボキシル基、スルホンアミド基、
    スルファモイル基を有する。) 一般式[7] A=L1(L2=L3)mB (Aは2-ピラゾリン-5-オン酸性母核を、Bは4位にア
    ルケニル基、アルキニル基もしくはヘテロ環基の少なく
    とも1つで置換された置換アミノ基、又は環状アミノ基
    を有するアリール基を、L1〜L3はメチン基を、mは0
    又は1を表し、かつ一般式[7]の化合物は、A中にカ
    ルボキシフェニル基、スルホンアミドフェニル基又はア
    ミノスルホニルアミノフェニル基の少なくとも1つを有
    する。) 一般式[8] 【化6】 (式中、R1、R2はアルケニル基、シクロアルキル基、
    アリール基、ヘテロ環基、アルキルカルボニル基、アリ
    ールカルボニル基、アルコキシカルボニル基、アリール
    オキシカルボニル基、アルキルスルホニル基、アリール
    スルホニル基、アルキルスルフィニル基、アリールスル
    フィニル基、カルバモイル基、スルファモイル基、シア
    ノ基、アミノ基、スルホンアミド基、アミド基、ウレイ
    ド基、チオウレイド基、アルコキシ基、アリールオキシ
    基、アルキルチオ基、アリールチオ基、カルボキシル基
    又はヒドロキシル基を表し、L1、L2、L3、L4、L5
    はメチン基を表し、n1、n2は0又は1を表す。) 一般式[9] 【化7】 (式中、Z1、Z2は5または6員環を形成するに必要な
    原子群を表し、X1、X2は酸素原子、またはイオウ原子
    を表し、L1〜L3はメチン基を表す。nは0,1または
    2を表し、nが2のとき、2つのL2、L3は同一でも異
    なってもよい。Z1、Z2により形成される環の少なくと
    も1つは、カルボキシル基、スルホンアミド基、スルフ
    ァモイル基の少なくとも1つを有し、かつ、一般式
    [9]で示される化合物全体として、カルボキシル基、
    スルホンアミド基、スルファモイル基を少なくとも2つ
    有する。)
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