JP3136349B2 - 変則遊戯判定装置 - Google Patents

変則遊戯判定装置

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JP3136349B2 JP07171901A JP17190195A JP3136349B2 JP 3136349 B2 JP3136349 B2 JP 3136349B2 JP 07171901 A JP07171901 A JP 07171901A JP 17190195 A JP17190195 A JP 17190195A JP 3136349 B2 JP3136349 B2 JP 3136349B2
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英彦 中井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ機にお
いて、遊戯者が変則遊戯をしているか否かを判定するこ
とができる変則遊戯判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今のパチンコ遊戯機にあって、特にデ
ジパチと称するものでは、大当たりが設定され、大当た
りになると、一気に多数の出玉を得ることができるよう
になっている。大当たり確率は、各機種によってその設
定が異なるが、各機種ともパチンコ玉が始動口に入賞し
た時点で、大当たり抽選用乱数カウンタから取り出した
数値が大当たりとして定めた数値か否かで大当たりを判
定するようにしている。このカウンタにおける大当たり
数値は、一定の周期で移行しており、機種によっては、
この大当たり周期が、パチンコ玉の打ち出し速度よりも
長く設定されているものがある。
【0003】このような機種では、大当たりの周期にタ
イミングを合わせて、パチンコ玉を単発で打ち出しなが
ら、大当たりのタイミングに同調させる遊戯方法を講じ
ることが可能となる。そこで、かかる遊戯方法を容易に
するために、機種毎の周期に合わせて発振周波数の設定
を可能とした、いわゆる体感器と呼ばれる機具が使用さ
れる場合がある。
【0004】この種の機具を用いて遊戯することは、不
正遊戯とはならないものの、パチンコホールを経営する
側からすれば、元来の健全な遊戯の提供と営業の向上と
いう目的に照らしてみた場合、好ましい遊戯方法とはい
えない。そこで、ホールによっては遊戯規則として体感
器の使用を禁止する一方、かかる体感器を使用した変則
遊戯を判定する装置も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の変則遊戯判定装
置は、いわゆる体感器を使用する際のパチンコ玉の打ち
出しが、単発打ちになることに注目し、パチンコ玉の発
射状況をチェックするようにしており、遊戯機本体のパ
チンコ玉打ち出しモーターや発射制御装置の駆動状態か
ら判別するようにしている。
【0006】しかしながら、従来のように、パチンコ機
本体に設置するタイプのものでは、パチンコ機が各メー
カーまたは各機種によって機械的構造に違いがあるた
め、設置に際して配線等の工事が煩雑になるとともに、
電子部品を多く搭載するようになったパチンコ機に対し
て何らかの電気的影響を与える可能性が否めないという
問題点があった。
【0007】そこで、この発明は、パチンコ玉の発射状
況を判別するために、パチンコ機本体に設置することな
く、パチンコ機本体に対しては電気的に遮断した状態で
設置でき、電気的悪影響も与えないようにするととも
に、設置作業も簡単に行うことができる変則遊戯判定装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の変則遊戯
判定装置は、各パチンコ機から排出されるパチンコ玉を
計数するアウト玉計数スイッチと管理用ホストコンピュ
ータとを接続する配線途中に設置される変則遊戯判定装
置であって、前記配線とは電気的に遮断された状態で接
続される入力部と、該入力部から入力する前記アウト玉
計数スイッチの出力に基づいてアウト玉数を所定間隔で
定めた区間毎に計数して記憶するとともに、各区間での
計数値がパチンコ玉の規定打ち出し数より少ないか否か
を判定し、少ないと判定した場合には過去の連続する区
間での計数値の推移と比較しながら、比較値が設定され
た閾値以下となる区間数を数え、この区間数が所定数を
越えるか否かによって変則遊戯を判定するようにした制
御部と、該制御部の判定結果を出力する出力部とを備え
てなることを特徴としている。
【0009】請求項1の構成によれば、アウト玉計数ス
イッチと管理用ホストコンピュータとを接続する配線途
中に電気的に遮断された状態で接続されるので、接続自
体の作業も単純な結線のみですむとともに、パチンコ機
に対して電気的な影響を与えなくなる。また、制御部で
は、各パチンコ機から排出されるパチンコ玉の玉数を計
数して記憶するとともに、各区間毎にパチンコ玉の規定
打ち出し数から予め算定した所定値とこの計数値を比較
判定して、単発打ちによる変則遊戯か否かを判定するよ
うにしているので、パチンコ玉の打ち出し部側で判定す
る場合に比べ、パチンコ機の機種の違いに応じて設置形
態を変更する必要がなくなる。
【0010】請求項2記載の変則遊戯判定装置は、請求
項1における入力部をホトカプラで構成するようにして
いる。
【0011】請求項2の構成によれば、入力部をホトカ
プラで構成することにより、パチンコ機本体に対して電
気的に絶縁した状態の接続を確実に行うことができる。
【0012】請求項3記載の変則遊戯判定装置は、制御
部における判定基準となる値の設定および出力部におけ
る出力形態の設定をディップスイッチで行うようにして
いる。
【0013】請求項3の構成によれば、制御部における
判定基準となる値の設定および出力部における出力形態
の設定をディップスイッチで行うようにするので、変則
遊戯の判定レベルを任意に設置できるとともに、出力手
段による判定結果の表示形態をディップスイッチの設定
に対応させておくことにより、任意に変更することがで
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例について
具体的に説明する。図1は、この発明の実施例である変
則遊戯判定装置1の構成を示すブロック部で、変則遊戯
判定装置1は、パチンコ機が設置されるいわゆる島内に
取り付けてあるアウト玉計数用スイッチ2と管理用のホ
ールコンピュータ3とを接続する配線の途中に設置され
る。同図に示すように、島据え付けのアウト玉計数用ス
イッチ2とホールコンピュータ3の配線の片側を切断
し、その間に変則遊戯判定装置1の入力部4を直列に接
続して設置される。
【0015】入力部4は、フォトカプラで構成され、そ
の出力線は制御部5に接続されている。入力部4をホト
カプラで構成することにより、パチンコ機本体に対して
電気的に絶縁した状態で接続することができる。制御部
5に対しては、クロック部6、設定スイッチとしてのデ
ィップスイッチ7、電源部8、出力部9がそれぞれ接続
されている。制御部5では、ディップスイッチ7におけ
る設定を含めて後述する変則遊戯の判定処理が行われ
る。また、出力部9では、変則遊戯の判定結果を各種の
態様で選択表示できるようにディップスイッチ7の設定
に基づいて判定結果が出力される。ディップスイッチ7
では、制御部5における判定基準となる閾値の設定およ
び出力部9における出力形態の設定を行えるようにして
いる。
【0016】制御部5における変則遊戯の判定処理は、
図2のフローチャートに示す処理手順によって行われ
る。先ず、30秒間を1区間として、この間のアウト玉
計数スイッチからの入力によりパチンコ機より排出され
るパチンコ玉数Xが計数され記憶される(ステップS
1,S2)。次に、この計数した玉数Xが1〜25個の
範囲に入っているか否かが判断される(ステップS
3)。玉数がこの範囲内にないと判断された場合は、6
0秒間のアウト玉数Yが0か60以上かが判断される
(ステップS4,S5)。かかる判断は、通常のパチン
コ玉発射速度が毎分100発程度であることを考慮して
行われるものであり、アウト玉の計数値がこの通常の打
ち出し数より極端に少なくなっていないかを判断するこ
とによって単発打ちが行われていないかの判定基準とし
ている。
【0017】玉数Yが0か60以上の場合は、通常の遊
戯中であるか空き台であるとみなし、過去10区間のデ
ータをクリアして(ステップS6)最初の処理に戻る。
一方、玉数Xが1〜25個の範囲にあると判断した場合
には、不自然な遊戯が行われている可能性があるとみな
して過去の10区間で記憶された数と比較し、その差が
±2以内の範囲にある区間数を数える(ステップS
7)。ディップスイッチ7による設定値を読み込むとと
もに(ステップS8)、この区間数がディップスイッチ
7によって設定された閾値(4〜7)以上か否かを判断
する(ステップS9)。閾値4の設定では判定レベルが
甘く、閾値7の設定では判定レベルが辛くなる。閾値以
上であれば、単発打ちによる変則遊戯を行っていると判
定し、閾値以下であれば、過去10区間のデータを1つ
づつシフトして(ステップS10)最初の処理に戻る。
【0018】上記したように、ステップS9において、
区間数が閾値以上となり、変則遊戯をしていると判定さ
れると、かかる判定結果が出力部9から出力される。出
力部9は、リレーによる2回路の接点出力として構成さ
れ、ディップスイッチ7によって図示しない、例えばア
ラームとしての発光手段を点灯または点滅させるように
切替えることができ、さらに、30秒間のタイマー出力
にしたり、リセットスイッチが押されるまで出力し続け
る連続出力にしたりといった表示形態の選択設定を行う
ことができる。
【0019】このように、制御部5では、各パチンコ機
から排出されるパチンコ玉の玉数を計数して記憶すると
ともに、各区間毎にパチンコ玉の規定打ち出し数から予
め算定した所定値とこの計数値を比較判定して、単発打
ちによる変則遊戯か否かを判定するようにしているの
で、従来のようにパチンコ玉の打ち出し部側で判定する
場合に比べ、パチンコ機の機種の違いに応じて構造的に
設置形態を変更する必要がなく、画一した仕様構成で汎
用的に設置することができる。このため、パチンコ機に
対して直接設置する場合に懸念されるパチンコ機本体の
構造変更を規制する基準のクリアを容易に図ることがで
きる。
【0020】また、上記したように、アウト玉計数スイ
ッチと管理用ホストコンピュータとを接続する配線途中
に電気的に遮断された状態で接続して設置されるので、
接続自体の作業も単純な結線のみですむとともに、パチ
ンコ機に対して電気的な影響を与えなくなる。さらに、
制御部5における判定基準となる値の設定および出力部
における出力形態の設定をディップスイッチ7で行うよ
うにするので、変則遊戯の判定レベルを任意に設置でき
るとともに、出力部9による判定結果の表示形態をディ
ップスイッチ7の設定に対応させておくことにより、任
意に変更することができる。
【0021】
【発明の効果】この発明の変則遊戯判定装置によれば、
パチンコ玉の発射状況を判別するために、パチンコ機本
体に設置することなく、パチンコ機本体に対しては電気
的に遮断した状態で設置でき、電気的悪影響も与えない
ようにするとともに、設置作業も簡単に行うことができ
る。特に、パチンコ機の機種の違いに応じて構造的に設
置形態を変更する必要がなく、画一した仕様構成で汎用
的に設置することができるので、従来のようにパチンコ
機に対し直接設置する場合に比べ、パチンコ機本体の構
造変更として規制を受けることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である変則遊戯判定装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】実施例装置における判定処理の手順を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 変則遊戯判定装置 2 アウト玉計数スイッチ 3 ホールコンピュータ 4 入力部 5 制御部 7 ディップスイッチ 9 出力部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各パチンコ機から排出されるパチンコ玉
    を計数するアウト玉計数スイッチと管理用ホストコンピ
    ュータとを接続する配線途中に設置される変則遊戯判定
    装置であって、 前記配線とは電気的に遮断された状態で接続される入力
    部と、 該入力部から入力する前記アウト玉計数スイッチの出力
    に基づいてアウト玉数を所定間隔で定めた区間毎に計数
    して記憶するとともに、各区間での計数値がパチンコ玉
    の規定打ち出し数より少ないか否かを判定し、少ないと
    判定した場合には過去の連続する区間における計数値の
    推移と比較しながら、比較値が設定された閾値以下とな
    る区間数を数え、この区間数が所定数を越えるか否かに
    よって変則遊戯を判定するようにした制御部と、 該制御部の判定結果を出力する出力部とを備えてなるこ
    とを特徴とする変則遊戯判定装置。
  2. 【請求項2】 入力部がホトカプラで構成された請求項
    1記載の変則遊戯判定装置。
  3. 【請求項3】 制御部における判定基準となる値の設定
    および出力部における出力形態の設定をディップスイッ
    チで行うようにした請求項1記載の変則遊戯判定装置。
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JP2013241188A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Yamato Packing Technology Institute Co Ltd 物品拘束具、ロールボックスパレット及び物品の固定方法
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