JP3135998U - 回転装身具 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転装身具の回転装飾体を段階的に回転することができて、所定の位置で確実にホールドするという機能を備えており、したがって、各段階における組み付け状態においてそれぞれ適宜のモチーフを表現するという機能を有する回転装身具を提供するものである。
【解決手段】装飾性基台と、該装飾性基台に回転可能に軸着した回転装飾体とで構成され、装飾性基台は表面の適所に回転軸を立設するとともに、その周囲に複数の磁石を所定の間隔で配設し、前記回転軸に回転可能に軸着した回転装飾体は前記磁石と対向するよう裏面に複数の磁石を所定の間隔で配設して、装飾性基台と回転装飾体とに配設した磁石の近接する部位をそれぞれ異なる磁極とすることにより、装飾性基台上を回転装飾体が所定の角度で段階的に回転することを可能としたことを特徴とする回転装身具。
【選択図】 図3

Description

この考案は、主としてネックレス等の装身具に適用される回転装身具に係り、特に、磁石を利用したタイプの回転装身具に関する。
登録実用新案第3116670号公報(特許文献1参照)、特表2005−528153号公報(特許文献2参照)、特開平11−266914号公報(特許文献3参照)、実開昭49−17591号公報(特許文献4参照)等において、回転装飾体を備えた種々の装身具が知られている。
例えば、登録実用新案第3116670号公報(特許文献1参照)においては、コイルバネにて外側部材に組み込みできる内側部材とよりなる下げ飾り装身具であり、外側部材は内側に輪状の抜き孔を備えていて、その内周面に内側部材をはめ込み、内側部材は輪状の抜き孔を介して周方向に回転可能としたものである。
前記特表2005−528153号公報(特許文献2参照)は、宝石及び/または他の装飾を支持するセッティングからなる宝飾品であって、支持セッティングを装飾体によって一部を覆い、宝石及び/またはセッティングの装飾部分の一部を隠して、セッティングの表面に垂直な軸の周りでの回転とピースの回転の各段階で自動的にロックするためのメカニズムを備えている宝飾品である。
特開平11−266914号公報(特許文献3参照)は、リング状に形成された支持部材の上部に2面以上の面を持つ回転体を、回転可能に取り付け、この回転体の各面に、宝石や装飾体を設け、押しバネの作用により各面で停止可能となる身飾品である。
実開昭49−17591号公報(特許文献4参照)は、円盤の裏面に2枚の回転円盤を重合し、3者をその中心において相互に捻回自在に軸承するとともに、同円盤の周縁寄りの個所に2連の覗窓を開設し、内側の回転円盤において一方の覗窓に対応する円周上に1年間の「月」を、また外側の回転円盤において他方の覗窓に対応する円周上に一ヶ月間の「日」をそれぞれ表記し、当該各回転円盤を捻回して2連の覗窓に所望の「月」、「日」を表示するようにしてなるペンダントである。
登録実用新案第3116670号公報 特表2005−528153号公報 特開平11−266914号公報 実開昭49−17591号公報
しかしながら、いずれの回転装身具も回転部材を所定の位置に係止するためにコイルバネや素材の弾性を利用したロックためのメカニズムを用いたものであり、係合がルーズで所定位置で保持しにくかったり、逆に係合がきつすぎて回しにくくなってしまったりするという問題があった。
また、いずれの回転装身具も回転部材を段階的に回転することを可能とするとともに、所定の位置で確実にホールドするという機能を備えておらず、したがって、各段階における組み付け状態においてそれぞれ適宜のモチーフを表現するという機能を有するものではなかった。
この考案は以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、回転装身具の回転装飾体を段階的に回転することができて、所定の位置で確実にホールドするという機能を備えており、したがって、各段階における組み付け状態においてそれぞれ適宜のモチーフを表現するという機能を有する回転装身具を提供するものである。
すなわちこの考案の回転装身具は、装飾性基台と、該装飾性基台に回転可能に軸着した回転装飾体とで構成され、装飾性基台は表面の適所に回転軸を立設するとともに、その周囲に複数の磁石を所定の間隔で配設し、前記回転軸に回転可能に軸着した回転装飾体は前記磁石と対向するよう裏面に複数の磁石を所定の間隔で配設して、装飾性基台と回転装飾体とに配設した磁石の近接する部位をそれぞれ異なる磁極とすることにより、装飾性基台上を回転装飾体が所定の角度で段階的に回転することを可能としたことを特徴とするものである。
この考案の回転装身具は、前記装飾性基台と、該装飾性基台に回転可能に軸着した回転装飾体とが、装飾性基台上を回転装飾体が所定の角度で段階的に回転する各段階において、その組み付け状態においてそれぞれ適宜のモチーフを表現するようにしたことをも特徴とするものである。
この考案の回転装身具は、前記装飾性基台と回転装飾体とに配設された複数の磁石が、それぞれ少なくとも4つ以上であることをも特徴とするものである。
この考案の回転装身具は、前記装飾性基台と回転装飾体のいずれかにチェーン類を挿通する吊下孔が形成されていることをも特徴とするものである。
以上に説明してきたように、この考案によれば、回転装身具の回転装飾体を段階的に回転することができて、所定の位置で確実にホールドするという機能を備えており、したがって、各段階における組み付け状態においてそれぞれ適宜のモチーフを表現するという機能を有する回転装身具を提供することができる。
なお、いわゆるクラスプと称する装身具用連結金具においては、磁石を用いてチェーン類の両端の連結金具どうしを連結することが行なわれているが、該磁石はあくまで連結金具の連結機能を果たすためのものであって、回転装身具の回転装飾体を段階的に回転させたり、各段階における組み付け状態において適宜のモチーフを表現するという機能を持つものではないことはいうまでもない。
以下、添付図面に示す実施の形態に基いてこの考案の回転装身具を詳細に説明する。
図1はこの考案の回転装身具の1実施例を示し、装飾性基台と回転装飾体とを分離した状態の正面図、図2はその背面図、図3は両者を組み付けた状態の正面図、図4は回転装飾体を90°回した状態の正面図、図5はその横断面図、図6は回転装飾体を回して各段階の中間位置とした状態の正面図である。
図1および図2に示すように、この考案の回転装身具11は、装飾性基台12と、該装飾性基台12に回転可能に軸着した回転装飾体13とで構成され、装飾性基台12は表面の適所に回転軸14が立設されている。そしてこの回転軸14に前記回転装飾体13が回転可能に軸着してある。
また前記装飾性基台12と回転装飾体13とは、それぞれ回転軸14の周囲に複数の磁石15,16が所定の間隔で配設されており、磁石15,16は互いに向き合う状態で装飾性基台12表面および回転装飾体13裏面に保持されている。
前記装飾性基台12と回転装飾体13において、回転軸14の周囲に配設した複数の磁石15,16は、磁石15,16のそれぞれグループごとにS極およびN極の異なる磁極としてあるので、前記装飾性基台12上を回転装飾体13が回転する際、図では90°ごとの角度で磁石15,16が吸着しあう。したがって回転装飾体13は、装飾性基台12上を90°ごとに段階的に回転し、図5のように、各磁石15,16が吸着しあう位置において確実に保持される。
前記装飾性基台12は、垂直方向に一対の楕円形装飾片21を、水平方向に一対の楕円形装飾片22を、それぞれ回転軸14位置から放射状に連結し、各楕円形装飾片21,22間を蝶の羽根状の連結片23で連結したものである。図では、垂直方向に設けた楕円形装飾片21が、水平方向に設けた楕円形装飾片22よりも1.5〜2倍程度大きく形成されている。なお、前記磁石15は各楕円形装飾片21,22のほぼ中ほどに設けた円筒状の取付枠24内に装着され、接着剤等で固定されている。
前記回転装飾体13も、垂直方向に一対の楕円形装飾片31を、水平方向に一対の楕円形装飾片32を、それぞれ回転軸の挿通孔33位置から放射状に連結したものである。図では、水平方向に設けた楕円形装飾片32が、垂直方向に設けた楕円形装飾片31よりも1.5〜2倍程度大きく形成されている。なお、前記磁石16は各楕円形装飾片31,32のほぼ中ほどに設けた円筒状の取付枠34内に装着され、接着剤等で固定されている。
図1および図2の装飾性基台12と回転装飾体13とを組み付けると、図3の状態に組み付けられる。すなわち、前記回転装飾体13の垂直方向の楕円形装飾片31が、前記装飾性基台12の垂直方向の楕円形装飾片21の上に重なり合い、回転装飾体13の水平方向の楕円形装飾片32が、装飾性基台12の水平方向の楕円形装飾片22上に重なり合って、互いに磁石15,16間で吸着し合うので、回転装飾体13は当該位置において装飾性基台12上に強固に保持されるのである。
次に、回転装飾体13を磁石15,16の吸着力に抗して回し、装飾性基台12上を90°回転させると、図4に示すように、前記回転装飾体13の垂直方向の楕円形装飾片31は、前記装飾性基台12の水平方向の楕円形装飾片22の上に重なり合い、回転装飾体13の水平方向の楕円形装飾片32は、装飾性基台12の垂直方向の楕円形装飾片21上に重なり合って、互いに磁石15,16間で吸着し合うので、回転装飾体13は当該位置において装飾性基台12上に強固に保持されるのである。
そして、該装飾性基台12とこれに回転可能に軸着した回転装飾体13とは、装飾性基台12上を回転装飾体13が所定の角度で段階的に回転する各段階において、その組み付け状態においてそれぞれ適宜のモチーフを表現するようになるのである。すなわち、図3に示す回転装身具においては、垂直および水平方向にほぼ等しい長さの楕円形装飾片が配置されて大きく羽を広げたモチーフとなり、図4に示す回転装身具においては、垂直方向がより長く、したがって楕円形装飾片がスマートな形状に配置されたそれぞれ異なるモチーフとなっている。
この考案の回転装身具においては、前記装飾性基台12と回転装飾体13とに配設された各磁石15,16が、それぞれ少なくとも4つ以上のグループのものであることが必要である。そして各磁石15,16のグループごとの数はそれぞれ対応していることが望ましいが、どちらか一方の数がやや欠けていても同様の機能を持たせることができる。
図示した例では各磁石15,16のグループごとの数を4つとしており、回転角度を90°ごととしているが、6つとして60°ごととしたり、また数を増やしてそれ以上の細かい角度で位置決めできるようにしてもよい。
この考案の回転装身具は、前記装飾性基台12と回転装飾体13のいずれかにチェーン類を挿通する吊下孔を形成しておくことができる。図では前記装飾性基台12の先端部分に吊下孔41が形成してあり、この吊下孔41にチェーン類(図示せず)を挿通してペンダントヘッドやブローチその他の下げ飾り等として利用することができる。
次に、本実施の形態に係る回転装身具の使用方法について説明する。
先ず、装飾性基台12と回転装飾体13とを組み付けて図4の状態の回転装身具を得る。この状態から、磁石15,16の吸着力に抗して回転装飾体13を図6の位置まで回すと、磁石15,16間には吸着力が作用しなくなるので、回転装飾体13は自由に回すことができる。
前記回転装飾体13をさらに図5の位置まで回すと、ふたたび磁石15,16間に吸着力が作用するので、回転装飾体13は装飾性基台12上を90°回転した状態で接合吸着される。
もちろん、磁石15,16の吸着力に抗して回転装飾体13をさらに90°回すと、装飾性基台12と回転装飾体13とは図4の状態の回転装身具に戻る。
以上に説明してきたように、この考案によれば装飾性基台もしくは回転装飾体にチェーン類(図示せず)を挿通してペンダントヘッドやブローチその他の下げ飾り等として利用することができるだけでなく、指輪やその他の装身具にも適用できることはもちろんである。
さらに、眼鏡フレームや補聴器等の身体に装着して使用する各種の装身具として利用することも可能である。
この考案の回転装身具の1実施例を示し、装飾性基台と回転装飾体とを分離した状態の正面図である。 その背面図である。 両者を組み付けた状態の正面図である。 回転装飾体を90°回した状態の正面図である。 その横断面図である。 回転装飾体を回して各段階の中間位置とした状態の正面図である。
符号の説明
11 回転装身具
12 装飾性基台
13 回転装飾体
14 回転軸
15,16 磁石
21 楕円形装飾片
22 楕円形装飾片
23 連結片
24 取付枠
31 楕円形装飾片
32 楕円形装飾片
33 挿通孔
34 取付枠

Claims (4)

  1. 装飾性基台と、該装飾性基台に回転可能に軸着した回転装飾体とで構成され、装飾性基台は表面の適所に回転軸を立設するとともに、その周囲に複数の磁石を所定の間隔で配設し、前記回転軸に回転可能に軸着した回転装飾体は前記磁石と対向するよう裏面に複数の磁石を所定の間隔で配設して、装飾性基台と回転装飾体とに配設した磁石の近接する部位をそれぞれ異なる磁極とすることにより、装飾性基台上を回転装飾体が所定の角度で段階的に回転することを可能としたことを特徴とする回転装身具。
  2. 装飾性基台と、該装飾性基台に回転可能に軸着した回転装飾体とが、装飾性基台上を回転装飾体が所定の角度で段階的に回転する各段階において、その組み付け状態においてそれぞれ適宜のモチーフを表現するようにしたことを特徴とする請求項1記載の回転装身具。
  3. 装飾性基台と回転装飾体とに配設された複数の磁石が、それぞれ少なくとも4つ以上であることを特徴とする請求項1または2記載の回転装身具。
  4. 装飾性基台と回転装飾体のいずれかにチェーン類を挿通する吊下孔が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか記載の回転装身具。
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