JP3135622U - 建築物の外壁構造および通気層形成用下地材 - Google Patents

建築物の外壁構造および通気層形成用下地材 Download PDF

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Abstract

【課題】耐久寿命に優れる低コストな外壁構造を提供する。
【解決手段】建築物の外壁構造は、躯体1の外壁面に取り付けた第1防水シート3と、第1防水シート3の外面に複数の縦長の支持部材4を介して取り付けた木板5と、木板5の外面側に設けたラス網6と、ラス網6に塗工したモルタル層7とを有する。外壁内部には、隣接する指示部材4間に、上下方向に延びる通気層8が形成される。ラス網6は、いわゆる平ラスである。
【選択図】図1

Description

本考案は、建築物の外壁構造、および外壁内に通気層を形成する下地材に関する。
近年、建築物の高気密・高断熱化に伴って、特に木質系建築物の外壁内部に結露(いわゆる内部結露)が発生する場合があり、この内部結露の発生を抑制あるいは防止すべく、外壁内部に通気層を形成するのが通例となっている。
図4に公知の外壁構造を示す。同図に示す外壁構造は、所定間隔で設けられた複数の柱(間柱)101、および柱101の外面側に取り付けられた野地板(パネル)102からなる躯体103と、パネル102の外面に、平面視で、柱101と重ならない位置に所定間隔で取り付けられた支持部材としての縦胴縁104と、縦胴縁104の外面に、例えばステープル等、図示しない適宜の手段で防水シート(防水紙)105を介して取り付けられたラス網106と、該ラス網106に塗工されたモルタル層107とからなるものである。かかる外壁構造では、躯体103とモルタル層107との間のうち、隣接する縦胴縁104間に通気層108が形成される(例えば、特許文献1を参照)。
特許3825771号公報
上記の外壁構造では、ラス網106がパネル102の外面に間欠的に取り付けられた縦胴縁104で支持されるため、ラス網106自体が低強度(低剛性)であると、縦胴縁104のない部分、すなわち通気層108の形成部分において、ラス網106と一体化してなるモルタル層107が外壁面と直行する方向(内外方向)に変位する場合がある。かかる内外方向の変位は、モルタル層107にクラック(ひび割れ)を生じさせ、外壁の耐久寿命を低下させる一因となる。そのため、図4に示す外壁構造で使用可能なラス網106は、所定間隔で上下方向に延在するリブを有し、JIS A5505に規定のラス網中で最も高強度な、いわゆる「リブラス」に限定される。しかしながら、リブラスは一般に高価であるのに加え、上記の外壁構造で所定の外壁強度を確保するには、リブを通気層108の形成領域と重なるように配置しなければならない。そのため、上記の外壁構造ではコスト高が避けられないものとなる。また、上記構造では、モルタル層107を均一の厚みに塗工するのが難しく、この厚みの不均一がクラックの発生を助長するおそれもある。
また、上記構造の外壁を構築するに際しては、躯体103を組み立てた後、ラス網106の取り付け工程およびモルタル層107の塗工工程(いわゆる左官工事)前に縦胴縁104の取り付け工程、すなわち更なる大工工事が別途必要となる。そのため、スムーズに左官工事に移行することができず、外壁の施工コストが増大するおそれがある。
本考案の第1の課題は、耐久寿命に優れ、かつ低コストな外壁構造を提供することにある。また、本考案の第2の課題は、前記の外壁構造を構築するに際し、外壁の施工コストの低廉化を実現し得る下地材を提供することにある。
上記第1の課題を解決するため、本考案では、建築物の躯体外壁面に取り付けた第1防水シートと、第1防水シートの外面に複数の縦長の支持部材を介して取り付けた木板と、木板の外面側に設けたラス網と、ラス網に塗工したモルタル層と、を有することを特徴とする建築物の外壁構造を提供する。なお、本考案でいう防水シートは、防水性を有するシート状の部材を意図したものであり、防水紙の他、アスファルトフェルト等も含まれる。
上記のように、本考案にかかる外壁構造では、ラス網が、第1防水シートの外面に複数の縦長の支持部材を介して取り付けられた木板の外面側に設けられる。かかる構造では、通気層が隣接する支持部材間に形成されるので、上記の木板は外壁全面に亘って設けることができる。この場合、ラス網はその内面側全面を木板で支持され、ラス網としての剛性が補完されるので、ラス網として汎用的な平ラスを使用しても、モルタル層が局所的に内外方向に変位するのを防止することができる。これにより、ラス網、すなわち外壁構造の低コスト化を図りつつも、必要十分な強度を有する外壁構造とすることができる。また、上記構成とすることにより、モルタル層を均一厚みに塗工することが容易になり、モルタル厚みの不均一等に起因するクラックの発生を効果的に防止することが可能となる。
上記構成に加え、木板とラス網との間に第2防水シートを設けることができる。かかる構成とすれば、木板が含水するのを効果的に防止することができる。また、第2防水シートがモルタル層のバックアップとして機能するので、モルタル層の付着性向上が図られる。
複数の支持部材間にはそれぞれ通気層が形成されるが、木板とラス網との間に第2防水シートを設けた場合には、木板に複数の貫通孔を形成することで各通気層を連通させることができる。このように各通気層を連通させれば、外壁内部の通気性を一層高めることができ、外壁の耐久寿命の低下をより一層効果的に抑制あるいは防止することができる。
支持部材は、前記第1防水シート側および前記木板側のうち、少なくとも何れか一方の表面に多数の凸部を有するものとすることができる。凸部は、上下方向に延在、左右方向に延在、あるいは散在させる等様々な形態とすることができる。上下方向に延在させた場合には外壁内部における通気層領域を拡大させることができ、左右方向に延在させた場合には各支持部材間に形成される通気層を連通させることができ、また、散在させた場合には前記メリットの双方を享受することができる。従って、何れの構成とした場合でも外壁内部の通気性を高めることができる。
支持部材は木製(木板)とする他、樹脂製(樹脂板)とすることができるが、樹脂板とした場合には凸部を中空気泡とするのが望ましい。凸部で振動を吸収することができ、耐震性等に優れた外壁構造とすることができるからである。
また、上記第2の課題を解決するため、本考案では、建築物の外壁内に通気層を形成する下地材であって、建築物の躯体外壁面に取り付けられる第1防水シートと、第1防水シートの外面に複数の縦長の支持部材を介して取り付けた木板と、木板の外面側に設けたラス網とを一体化してなることを特徴とする下地材を提供する。
このように、第1防水シートと、複数の縦長の支持部材および木板と、ラス網とを一体化(ユニット化)した下地材とすることにより、躯体の完成後、下地材を取り付ける1工程を経るだけでモルタル塗工に移行することができる。これにより、上述した外壁構造を構築するに際し、上記の各部材を順番に取り付ける場合に比べ、工事期間の短縮や工事コストの低廉化を図ることができる。
上記の下地材を構成する樹脂板とラス網との間には、第2防水シートを設けることができる。このように、第2防水シートを設けた場合、木板に複数の貫通孔を設けることができる。
上記構成の下地材において、支持部材は、多数の凸部を第1防水シート側の表面又は木板側の表面に有するものとすることができる。かかる構成とすれば、支持部材が肉抜きされる分、支持部材を中実体とする場合に比べ下地材の軽量化を図ることが可能となる。これにより下地材の取り扱い性を高め、下地材の取り付けを容易化することができる。かかる構成の場合、支持部材を樹脂板とし、凸部は中空気泡とすることができる。
以上から明らかなように、本考案によれば、クラックの発生防止や通気性の更なる向上を簡便に図ることができ、耐久寿命に優れる外壁構造が低コストに得られる。
また、本考案にかかる下地材であれば、上記の構成からなる外壁を施工するに際し、施工コストの低廉化を図ることができる。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案にかかる建築物の外壁構造の第1実施形態を概念的に示す断面図である。同図に示す外壁構造は、主に木質系家屋の外壁構造として採用されるものであり、所定間隔で設けられた柱(間柱)1a、および柱1aの外面側に取り付けられた野地板(パネル)1bからなる躯体1と、パネル1bの外壁面に図示しないタッカーやステープル等の留め付け具によって取り付けられ、外壁内部に通気層8を形成する下地材2と、下地材2の外面に塗工されたモルタル層7とで構成される。隣接する柱1a間には、断熱材が配設されている。なお、本図はあくまでも概念図であり、各部材の厚み等の大小は、実際の外壁構造とは異なる。
下地材2は、パネル1bの外壁面に取り付けられた防水シート(第1防水シート)3と、第1防水シート3の外面に、所定間隔で複数設けられた縦長の支持部材4を介して取り付けられた木板5と、木板5の外面側に設けられたラス網6とで構成され、各支持部材4間にそれぞれ上下方向の通気層8が形成される。本実施形態における下地材2は、上記の各部材3〜6を、ステープル等の図示しない適宜の手段で一体化したものである。
第1防水シート3は防水性に加え、透湿性を有するものが好ましく、例えばターポリン紙等の防水紙の他、アスファルトフェルトを用いることができる。
ラス網6はメタルラスであり、好ましくは防錆処理されたものが用いられる。本実施形態ではラス網6として、JIS A 5505に規定の平ラスを用いている。ラス網6、すなわち下地材2のサイズは例えば600mm×1800mm程度であり、外壁施工時にはそのままの状態、あるいは適宜のサイズに切断されて用いられる。ラス網6の網目形状に特段の限定はなく、菱形、亀甲形等、公知の網目形状を採用することができる。また、網目サイズは、モルタル層7の保持性、施工現場での切断容易性等を考慮して適宜のサイズに設定される。
木板5は、例えば数mm〜十数mmの厚みでラス網6と略同一の大きさに形成され、好ましくは防水処理を施したものが用いられる。木板5の種類は特に限定されるものではなく、単板、合板(ベニヤ)、パーティクルボード(OSB、SPB等)、MDFなどを使用することができる。
支持部材4は、本実施形態では木板5と同様の木製とされ、第1防水シート3側および木板5側の表面のうち、少なくとも何れか一方の表面には、図2(a)に示すような上下方向に延在する多数の凸部41が形成され、外壁内に組み込まれた状態で、隣接する凸部41間には通気層8が形成される。
次に、上記の構成からなる建築物外壁の施工手順を説明する。
まず、躯体1(パネル1b)の外壁面に、第1防水シート3を当接させるようにして下地材2を取り付ける。下地材2の取り付けは、例えば、図示しないステープル等の留め付け具を70mm間隔で打ち付けることによって行われる。もちろん、留め付け具の打ち付け間隔は、要求される強度等に応じて任意の値に設定することができる。次いで、下地材2のラス網6上にモルタル塗工を行い、ラス網6を埋設するようにしてモルタル層7を形成する。なお、モルタル層7の外面には、モルタル層7に耐水性を付与するための耐水性塗料を塗布してもよい。
以上のようにして、上下方向に通気可能な通気層8を内部に有し、内部結露の発生を効果的に抑制あるいは防止可能な建築物の外壁構造が得られる。
上記のように、本考案にかかる外壁構造では、ラス網6が、第1防水シート3の外面に、複数の縦長の支持部材4を介して取り付けられた木板5の外面側に設けられる。木板5はラス網6と略同一の大きさに形成されているので、ラス網6の内面側は略全域に亘って木板5によって支持される。かかる構成とすれば、ラス網6の強度(剛性)が木板5によって補完されるため、上記のようにラス網6として平ラスを使用しても、ラス網6と共にモルタル層7が局所的に内外方向に変位する事態は防止することができる。平ラスはリブラスに比べて十分に低コストであり、従って、外壁構造の低コスト化を図りつつも、必要十分な強度を有する外壁構造とすることができる。また、ラス網6の内面側の略全域に亘って木板5が設けられるため、モルタル層7を均一厚みに塗工することが容易になり、モルタル厚の不均一等に起因したクラックの発生を効果的に防止することができる。以上のことから、本考案によれば、耐久寿命に優れる外壁構造を低コストに提供することができる。
また、支持部材4には上下方向に延在する複数の凸部41が設けられ、外壁内部における通気層領域が拡大されているから、通気性を一層高めることができる。
また、本実施形態にかかる下地材2は、第1防水シート3と、支持部材4を介して取り付けられた木板5と、ラス網6とが一体化されたユニット構造をなすものであるから、躯体1の完成後、下地材2を取り付ける1工程を経るだけでモルタル層7の塗工工程に移行することができる。これにより、工事コストを低廉化することが可能となる。なお、支持部材4に多数の凸部41を設けて肉抜きしていることから、ユニット構造をなす下地材2を軽量化することができ、取り付けを容易化することができる。
なお、支持部材4に設けた凸部41は、上記のように上下方向に延在させる形態に限定されるわけではなく、第1防水シート3側および/又は木板5側の表面に左右方向に延在するように設けることもできる(図示省略)。かかる構成とすれば、支持部材4間にそれぞれ形成される通気層8を連通させることができ、全体としての通気性を高めることができる。また、凸部41は、上記のように上下あるいは左右方向のみに延在するように形成する他、図2(b)に示すように、隣接する凸部41間に格子状の通気層8を形成するように設けることもできる。かかる構成とすれば、上下あるいは左右方向に凸部41を設ける場合にそれぞれ得られる効果の双方を享受することができ、一層通気性を高めることができる。
また、支持部材4は上記のように木製とする他、樹脂製とすることもできる。樹脂製の支持部材4は、例えば図2(c)に示すように、例えばポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)等からなり、多数の凸部をランダムに設けた第1シート4aと、平坦な第2シート4bとを、第1シート4aの底部側に第2シート4bを位置させるようにして一体形成することにより、中空気泡の凸部41を有するものとすることができる。
支持部材4として図2(c)に示す構成のものを採用すれば、通気層8が上下左右さらには斜め方向にも形成されるので、通気性をより一層高めることができる。また、中空気泡の凸部41で振動を吸収することができ、耐震性等に優れた外壁構造とすることができる。また、支持部材4を木製とした場合に比べて下地材2をより一層軽量化することができ、施工容易性をさらに高めることができる。
図3(a)は、本考案にかかる建築物の外壁構造の第2実施形態を示すものである。同図に示す外壁構造が、図1に示す第1実施形態と異なる主な点は、木板5とラス網6との間に第2防水シート9を設けた点、および図3(b)に示すように、木板5に厚み方向の複数の貫通孔5aを設けた点にある。かかる構成とすることにより、支持部材4間に形成される各通気層8は、木板5の貫通孔5aを介して連通する。これにより外壁内部の通気性を高めることができる。なお、貫通孔5aの形状は、図3(b)に示すような円形に限定されるものではなく、多角形状、楕円形状等、種々の形状を採用することができる。
また、上記構成とすれば、第2防水シート9によって木板5が含水するのを効果的に防止することができる。また、第2防水シート9がモルタル層7のバックアップとして機能するので、モルタル層7の付着性向上が図られる。なお、第2防水シート9は、第1防水シート3、支持部材4、木板5、およびラス網6と共に下地材2として一体化することができる。かかる構成とすれば、第2防水シート9を設けることによる施工コスト増を回避することができる。このとき、木板5に貫通孔5aが設けられている分、木板5(下地材2)が軽量化されるので、下地材2の取り扱い性や取り付け性を高めることができる。
なお、支持部材4としては、第1防水シート3側および木板5側の表面が平坦なものを使用する他、図2(a)〜(c)に示すように表面に凸部41を有する支持部材4を使用することもできる。図2(a)〜(c)に示す構成の支持部材4を採用すれば、より一層通気性を高めることができ望ましい。これ以外の構成は、第1実施形態に準じるので、共通の参照番号を付して重複説明を省略する。
以上では、下地材2のラス網6として、平ラスを用いた構成について説明を行ったが、ラス網6として、いわゆるコブラス、波型ラスを使用することもできる。かかる構成とすれば、平ラスを用いる場合に比べ若干コスト増は生じるものの、ラス網6の強度が高まる分、モルタル層7の厚みを厚くして断熱性を一層高めることが、また、外壁の耐久寿命を一層高めることができる。
以上、本考案の実施形態について説明を行ったが、本考案は前述した実施形態に何ら限定されるものでなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことである。本考案の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内の全ての変更を含む。
本考案にかかる建築物の外壁構造および下地材の第1実施形態を示す断面図である。 (a)図は、上下方向に延在する多数の凸部を表面に設けた支持部材の一部斜視図、(b)図は、多数の凸部を表面に整列配置した支持部材の一部斜視図、(c)図は、多数の凸部を表面に散在させた支持部材の一部斜視図である。 (a)図は、本考案にかかる建築物の外壁構造および下地材の第2実施形態を示す断面図、(b)図は、(a)図に示す木板の一部斜視図である。 従来構成の外壁構造の一例を示す断面図である。
符号の説明
1 躯体
1a 柱
1b 野地板(パネル)
2 下地材
3 第1防水シート
4 支持部材
41 凸部
5 木板
5a 貫通孔
6 ラス網
7 モルタル層
8 通気層
9 第2防水シート

Claims (10)

  1. 建築物の躯体外壁面に取り付けた第1防水シートと、
    前記第1防水シートの外面に複数の縦長の支持部材を介して取り付けた木板と、
    前記木板の外面側に設けたラス網と、
    前記ラス網に塗工したモルタル層と、
    を有することを特徴とする建築物の外壁構造。
  2. 前記木板と前記ラス網との間に第2防水シートを設けたことを特徴とする請求項1に記載の建築物の外壁構造。
  3. 前記複数の支持部材間にそれぞれ通気層を形成すると共に、これら通気層を前記木板に形成した複数の貫通孔によって互いに連通させたことを特徴とする請求項2に記載の建築物の外壁構造。
  4. 前記支持部材が、前記第1防水シート側および前記木板側のうち、少なくとも何れか一方の表面に多数の凸部を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の建築物の外壁構造。
  5. 前記支持部材が樹脂板からなり、前記凸部が中空気泡であることを特徴とする請求項4に記載の建築物の外壁構造。
  6. 建築物の外壁内に通気層を形成する下地材であって、
    建築物の躯体外壁面に取り付けられる第1防水シートと、前記第1防水シートの外面に複数の縦長の支持部材を介して取り付けた木板と、前記木板の外面側に設けたラス網とを一体化してなることを特徴とする下地材。
  7. 前記木板と前記ラス網との間に第2防水シートを設けたことを特徴とする請求項6に記載の下地材。
  8. 前記木板が、複数の貫通孔を有することを特徴とする請求項7に記載の下地材。
  9. 前記支持部材が、前記第1防水シート側および前記木板側の表面のうち、少なくとも何れか一方の表面に多数の凸部を有することを特徴とする請求項6〜8の何れか一項に記載の下地材。
  10. 前記支持部材が樹脂板からなり、前記凸部が中空気泡であることを特徴とする請求項9に記載の下地材。
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