JP3135544U - 灌水装置とそれに用いる灌水用トレイ - Google Patents

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山口県
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Abstract

【課題】鉢の下部を水に浸して鉢底から水遣りする方式の灌水装置について、水分の過剰や酸素不足による根腐れや、鉢底から鉢外への発根を防止する。
【解決手段】鉢の下部を水に浸して鉢底から水遣りする灌水用トレイ2と、該トレイを設置する架台3と、トレイに水を供給する給水管4とを備え、トレイの底板部5に設けた多数の突起7、7…の集合体によって、複数個の鉢1、1…を同じ高さに並べて載置する水平な上げ底6が形成され、トレイの端部2bには、トレイ内の水をトレイ外へ排出させる排水用不織布シート8が設けられている。
【選択図】図1

Description

本考案は、鉢植えの植物に水遣りする灌水装置に係り、特に、鉢の下部を水に浸して鉢底から水遣りする方式の灌水装置に関する。
イチゴを栽培する際は、親株から伸びたランナーの先に発育した子苗を、培土を入れたポリポットと称する10.5cm〜12cm径のポリエチレン樹脂製の育苗鉢に植え付けるか、あるいは育苗床となる多数のセル(凹部もしくは穴)が縦横方向に一定の間隔で並ぶように形成されたセルトレイの各セルに植え付けて、雨よけハウス内で数ヶ月間にわたって育苗することとしている。
この育苗期には、苗の発根が進むにつれて培土が乾燥しやすくなるので、灌水量や灌水頻度を多くする必要があるが、苗が植え付けられた育苗鉢やセルトレイの上方からシャワー状やミスト状に散水して水遣りする灌水方式では、各苗すべてに均等に水遣りすることが難しく、灌水ムラを生じ易いという問題がある。殊に、葉が生い茂ってくると、その葉に遮られて十分な水遣りができなくなるため、灌水不足によって苗の生育が阻害されるおそれがある。
また、イチゴ栽培においては、主に育苗期、特に夏場に炭疽病が発生しやすく、炭疽病が満延すると苗が枯死する病害が続発して果実の収穫が不能になるので、炭疽病の防除対策が不可欠であるが、農薬の散布だけでは防除が難しく、炭疽病菌の胞子を育苗床に持ち込まないようにすることが重要である。
しかし、炭疽病菌の胞子は、雨滴や灌水の水滴によって周囲に飛び散り近くの株や子苗に感染していくため、育苗鉢やセルトレイの上方からシャワー状に散水して水遣りすると、炭疽病の感染を拡大させることとなり、特に、シャワーの水滴が育苗鉢の土や泥を跳ね上げて感染を拡大させるおそれが大である。
そこで、水滴の飛散による炭疽病の伝染を防止するために、灌水用の給水管から分岐させた多数の分岐チューブを各育苗鉢やセルトレイの各セルの間近まで延長させて、それら分岐チューブの延長端から各育苗鉢や各セルに入れられた培土の表面にポタポタと水滴を垂らして水遣りするドリップ方式(点滴方式)の灌水装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2001−186823号公報
しかし、特許文献1の灌水装置は、各分岐チューブの長さの違いや、各分岐チューブの給水管に対する接続位置の違い(給水管の上流側か、下流側かの違い)に起因する水圧差によって、各分岐チューブの延長端から吐出する水量が個々に異なるため、各育苗鉢や各セルに対する灌水量が不均一になり、苗の生育状態にバラツキが生ずるという欠点がある。
この欠点を解消するために、セルトレイの各セルの開口部内に位置する点滴部を備えた保水性シートをセルトレイの上面全体に被せて、該保水性シートに給水管から供給される水分を各セルの開口部内に位置する点滴部から各セル内にポタポタと滴下させて供給するドリップ方式の灌水装置が提案されている(特許文献2参照)。
特開2006−288392号公報
しかしながら、特許文献2の灌水装置は、給水管からセルトレイの上面に被せた保水性シートへの水分の供給を開始しても、保水性シートの含水量(保水量)が飽和状態に達するまでは、その保水性シートの点滴部からセルトレイの各セル内への給水は開始されず、また、給水管から保水性シートへの水分の供給を停止しても、その点滴部からセルトレイの各セル内への給水は即座に停止せずに、滴下する時間的間隔が徐々に長くなりながらもポタポタと滴下して給水される状態が暫く継続するので、各セルへの灌水量を厳密に管理することができないという欠点がある。また、給水管に近い位置に在るセルは、給水管から遠い位置に在るセルに比べて、給水が早く開始され、遅く終了するので、各セルに対する灌水量を均一化することも困難であり、灌水ムラが生ずることは避けられない。
更に、特許文献1の灌水装置は、セルトレイのセルの個数に相当する本数の分岐チューブを配管しなければならず、また、特許文献2の灌水装置は、セルトレイのセルの個数に相当する数の点滴部を備えた保水性シートをセルトレイの上面全体に被せなければならないので、何れの装置も、その構造が煩雑で設備費が嵩むと同時に、メンテナンスも面倒であるという欠点がある。
これに対し、鉢の下部を水に浸して鉢底から水遣りする方式の灌水装置は、灌水の水滴が葉や培土の上に降り掛かって炭疽病菌の胞子が周囲に飛び散ることがないし、灌水ムラも生じないという利点があり、この種の従来装置としては、例えば図5に示す如く、栽培水50を貯留する貯水トレイ(灌水用トレイ)51の底部に、ウレタンフォームや、スポンジ、不織布等の吸水性材料で作られた給水マット52が設置され、該給水マット52に含浸された貯水トレイ51内の栽培水が、給水マット52の上面に並べて載置された栽培ポット53、53…の鉢底からそれら各ポット53内の培土54に吸水されるようにしたものがある(特許文献3及び4参照)。
特開2002−305997号公報 特開平6−327357号公報
しかし、図5の灌水装置は、炭疽病菌の胞子を周囲に飛び散らせるおそれはなく、また、各ポット53、53…に対する灌水量を均一化して灌水ムラを防止することはできるが、ポット53、53…を載置する給水マット52が、貯水トレイ51内の栽培水50を吸水含浸して濡れっ放しの状態となっているため、ポット53の鉢底からの灌水量が過剰となって、そのポット53で栽培する植物55の根56が根腐れを生じたり、酸素不足によって発根が阻害されたり、あるいは、その根56がポット53の鉢底から外へ伸び出て、給水マット52の上面に根を張るように発根するおそれがある。また、数日経過すると、栽培水50を貯留した貯水トレイ51内に藻が発生し、栽培水50の溶存酸素が不足して不潔になっていき、夏場は、貯水トレイ51内がボウフラの繁殖場となるおそれもある。
本考案は、鉢の下部を水に浸して鉢底から水遣りする方式の灌水装置に関して、灌水量の過剰や酸素不足による根腐れが生じず、鉢底から鉢の外への発根も生じない構造に改良することを技術的課題としている。
上記の課題を解決するために、本考案は、鉢の下部を水に浸して鉢底から水遣りする灌水用トレイと、該トレイを複数枚並べて設置する架台と、該架台に設置された灌水用トレイに間欠的に水を供給する給水管とを備えた灌水装置であって、前記トレイの底板部に、該底板部に立設された多数の突起の集合体によって、複数個の鉢を同じ高さに並べて載置する水平な上げ底が形成されると共に、該トレイの端部に、トレイ内の水を毛細管現象により吸い上げてトレイ外へ排出させる排水用不織布シートが配設されていることを特徴とする。
本考案による灌水装置は、灌水用トレイの底板部に立設された多数の突起の集合体によって形成される水平な上げ底に並べて載置された各鉢の下部を、給水管から灌水用トレイに間欠的に供給される水に浸して、各鉢の鉢底から均等に水遣りすることができる。
そして、灌水用トレイの端部に配設された排水用不織布シートが、灌水用トレイに供給された水をトレイの外へ排出してトレイ内の水位を低下させることにより、水平な上げ底に載置された各鉢に対する鉢底からの水遣りが速やかに停止されるので、灌水量の過剰や酸素不足による根腐れを確実に防止することができる。
また、複数個の鉢を並べて載置する水平な上げ底が、多数の突起の集合体によって形成されているので、排水用不織布シートがトレイ内の水位を低下させてその水位が上げ底の高さよりも低くなると、各鉢の鉢底を空気に触れさせてその鉢底から鉢の外への発根を防止することができる。また、給水管から灌水用トレイに供給された水が排水用不織布シートによってトレイの外へ排出されるので、トレイ内に藻が発生することも抑制される。
本考案に係る灌水装置の最良の実施形態は、例えばイチゴの育苗鉢となるポリポット等の鉢の下部を水に浸してその鉢底から水遣りするプラスチック製又は金属製の灌水用トレイと、該トレイを複数枚並べて設置する架台と、該架台に設置された灌水用トレイに例えば朝夕2回にわたって間欠的に一定量の水を供給する給水管とを備え、灌水用トレイの底板部には、該底板部に立設された多数の突起の集合体によって、複数個の鉢を同じ高さに並べて載置する水平な上げ底が形成されると共に、該トレイの端部に、トレイ内の水を毛細管現象により吸い上げてトレイ外へ排出させるポリエステル長繊維製の排水用不織布シートが配設されている。
また、灌水用トレイの底板部は、トレイの片端側が底浅となり、トレイの他端側が底深となるように傾斜せられ、その底深側となるトレイの端部に前記排水用不織布シートが配設されることにより、トレイ内の水を効率良く速やかに排出することができるようになっている。
また、灌水用トレイには、各鉢に対する灌水量が過剰になることを防止するために、トレイ内の水位が鉢を載置する上げ底の高さよりも一定以上高くなったときに余剰水をトレイ外へオーバーフローさせる水位調整用の溢流部が設けられている。
また、水位調整用の溢流部は、トレイの底板部に開口せられた孔と連通してその底板部に脱着可能に立設されるパイプで形成され、該パイプの長さ(高さ)を変更する(長さの異なるパイプを用いる)ことにより、鉢のサイズや栽培時期等に応じて最適な灌水量が得られる水位に設定することができるようになっている。
図1は本考案に係る灌水装置の一例を示す斜視図、図2はその灌水装置に用いる灌水用トレイの平面図、図3はその灌水用トレイのA−A線断面図、図4はその灌水用トレイの一部切欠側面図である。
図1に示す灌水装置は、イチゴの育苗鉢となるポリポット等の鉢1、1…の下部を水に浸してその鉢底から水遣りする灌水用トレイ2と、該トレイ2をイチゴ栽培用のハウス内に複数枚並べて設置する架台3と、該架台3に設置された複数枚の灌水用トレイ2、2…に一定量の水を朝夕2回にわたって間欠的に供給する給水管4とを備えている。
そして、灌水用トレイ2は、その全体がプラスチックによってW600〜700mm、D400〜500mm、H50〜60mm程度のサイズを有する角型トレイに成形されており、その底板部5には、該底板部5に立設された多数の突起7、7…の集合体によって、複数個の鉢1、1…を同じ高さに並べて載置する水平な上げ底6が形成されると共に、その底板部5が、トレイの片端部2a側が底浅で、トレイの他端部2b側が底深となる斜度S≒0.6°(勾配1/100)の傾斜底を形成し、その底深側となるトレイの端部2bに、トレイ内の水を毛細管現象により吸い上げてトレイ外へ排出させるポリエステル長繊維製の排水用不織布シート8が配設されている。なお、突起7、7…の集合体で成る上げ底6は、円柱形のボッチで成る各突起7の高さを底板部5の底浅側から底深側に向かうに従って漸次高くすることにより、複数個の鉢1、1…を同じ高さに並べて載置する水平な上げ底に形成されている。
また、灌水用トレイ2には、そのトレイ内の水位が上げ底6の高さよりも高い一定の水位X(必要十分な灌水量が得られる水位)を超えたときに、給水管4からトレイ内に供給された余剰水をトレイ外へオーバーフローさせて排出する水位調整用の溢流部9が設けられている。この溢流部9は、灌水用トレイ2の底板部5に開口せられた円形の孔10と連通してその底板部5に脱着可能に立設されるパイプ11又は12で形成されており、育苗初期で気温も低い春期は、鉢1の灌水量が比較的少量で足りるので、短めのパイプ11を用いて水位Xを低めに設定し、苗の発根が進み気温も高い夏期は、育苗初期の春期よりも灌水量を多くする必要があるので、長めのパイプ12を用いて水位Xを高めに設定する。なお、パイプ11、12は、塩化ビニル管等のプラスチック管で形成されている。また、灌水用トレイ2の底板部5に開口する孔10の周囲には、該孔10と連通させて立設するパイプ11、12を脱着自在に嵌め止めるための係止用リブ13が形成されている。
次に、架台3は、灌水用トレイ2を水平に載せる前後一対の平行パイプ14、14と、両パイプ14、14を支持する複数本の脚パイプ15、15…とで形成されている。また、架台3の設置高さは、灌水用トレイ2の上げ底6に載置された鉢1、1…の手入れを立ち姿勢で行うことができるように、イチゴ栽培用ハウスの地面から約60〜80cm程度の高さに選定されている。なお、架台3を形成する各パイプ14、15は、何れも金属製パイプで形成されている。
次に、給水管3は、架台3に並べて載置された灌水用トレイ2、2…の上部に沿うように配管され、送水ポンプ(図示せず)によって送水される水をトレイ2、2…内に吐出するノズル孔16、16…が長さ方向に沿って一定の間隔で設けられている。なお、送水ポンプの送水量は、各トレイ2、2…の全ての水位が上げ底6の高さよりも高い一定の水位Xに達する水量に設定され、その水量を朝夕2回にわたって送水するようにタイマーによって稼動制御される。
また、灌水用トレイ2の端部2bに配設する排水用不織布シート8の単位時間当たりの排水量はそのサイズに比例し、該シート8は、送水ポンプが稼動を停止して給水管4によるトレイ2内への水の供給が停止してから例えば約30分後に、トレイ2内の水位を上げ底6の高さよりも低い位置まで低下させることができる程度のサイズに裁断されている。
しかして、灌水用トレイ2、2…の底板部5に形成された水平な上げ底6に並べて載置された各鉢1、1…は、その下部が、給水管4によって上げ底6よりも高い一定の水位Xまで供給される水に浸されて、各々の鉢底から均等に水遣りされる。また、これと同時に、水位Xまで供給された水は、少しずつ排水用不織布シート8に吸収されて、該シート8の端からトレイ2の外へポタポタと滴下して排出され、給水管4によるトレイ2内への水の供給が停止してから約30分が経過すると、トレイ2内の水位が上げ底6の高さよりも低くなって、その上げ底6に並べて載置された各鉢1、1…の鉢底からの水遣りが一斉に停止される。これにより、各鉢1、1…の灌水量が最適化され、灌水量の過剰や酸素不足による根腐れを生ずるおそれもない。
また、鉢1を載置する上げ底6は、多数の突起7、7…の集合体によって形成されているので、トレイ2内の水位が上げ底6の高さよりも低くなると、各鉢1、1…の鉢底からの水遣りが停止されるのみならず、その鉢底が、上げ底6を形成する突起7、7…間の隙間に介在・流通する空気に触れて乾燥させられるので、鉢底の穴から鉢1の外への発根が防止される。
また、灌水用トレイ2の底板部5は、トレイの片端部2a側が底浅となり、トレイの他端部2b側が底深となるように傾斜せられて、その底深側となるトレイの端部2bに排水用不織布シート8が配設されているので、給水管4からトレイ2内に供給された水を底深な端部2b側に集めて排水用不織布シート8で迅速かつ確実に排水することができる。
なお、実施例の灌水用トレイ2は、プラスチックで成形されているが、本考案に係る灌水用トレイは、ステンレス鋼板等の金属板で成形されたものであってもよい。
本考案の灌水装置は、これを例えばイチゴ栽培に用いると、イチゴ炭疽病の防除に資すると同時に、イチゴの育苗鉢の灌水量を適正に管理して苗の生育を促進させ、また、灌水量の過剰や酸素不足による根腐れを確実に防止し、更に、鉢底から鉢の外への発根も防止して、イチゴの生産量向上に資するものである。
本考案に係る灌水装置の一例を示す斜視図 本考案に係る灌水装置に用いる灌水用トレイの一例を示す平面図 図2に示す灌水用トレイのA−A線断面図 図2に示す灌水用トレイの一部切欠側面図 従来の灌水装置を示す断面図
符号の説明
1 鉢
2 灌水用トレイ
3 架台
4 給水管
5 灌水用トレイの底板部
6 上げ底
7 突起
8 排水用不織布シート
9 水位調整用の溢流部
10 孔
11 パイプ
12 パイプ

Claims (8)

  1. 鉢の下部を水に浸して鉢底から水遣りする灌水用トレイと、該トレイを複数枚並べて設置する架台と、該架台に設置された灌水用トレイに間欠的に水を供給する給水管とを備えた灌水装置であって、前記トレイの底板部に、該底板部に立設された多数の突起の集合体によって、複数個の鉢を同じ高さに並べて載置する水平な上げ底が形成されると共に、該トレイの端部に、トレイ内の水を毛細管現象により吸い上げてトレイ外へ排出させる排水用不織布シートが配設されていることを特徴とする灌水装置。
  2. 前記灌水用トレイの底板部が、トレイの片端側が底浅となり、トレイの他端側が底深となるように傾斜せられ、底深側となるトレイの端部に前記排水用不織布シートが配設されている請求項1記載の灌水装置。
  3. 前記灌水用トレイに、トレイ内の水位が前記上げ底の高さよりも一定以上高くなったときに余剰水をトレイ外へオーバーフローさせる水位調整用の溢流部が設けられている請求項1又は2記載の灌水装置。
  4. 前記溢流部が、前記トレイの底板部に開口せられた孔と連通してその底板部に脱着可能に立設されるパイプで形成されている請求項3記載の灌水装置。
  5. トレイの底板部に、該底板部に立設された多数の突起の集合体によって、複数個の鉢を同じ高さに並べて載置する水平な上げ底が形成されていることを特徴とする灌水用トレイ。
  6. 前記底板部が、トレイの片端側が底浅となり、トレイの他端側が底深となるように傾斜せられている請求項5記載の灌水用トレイ。
  7. トレイ内の水位が前記上げ底の高さよりも一定以上高くなったときに余剰水をトレイ外へオーバーフローさせる水位調整用の溢流部が設けられている請求項5又は6記載の灌水用トレイ。
  8. 前記溢流部が、前記底板部に開口せられた孔と連通してその底板部に脱着可能に立設されるパイプで形成されている請求項7記載の灌水用トレイ。

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