JP3135044U - ジャケット用ヘルール - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な作業により第1の配管の外側に更に別の第2の配管を接続可能なジャケット用ヘルールを提供する。
【解決手段】軸方向に沿って設けられる管部10と、管部10の一端側に形成されヘルールクランプ2による接合が行なわれる被接合部11と、管部10の他端側において第1の配管Aが溶接接続される第1の端面12とを有するヘルール1であって、管部10の外周面に、第1の配管Aよりも大径の第2の配管Bを溶接接続可能な第2の端面13aが一体形成される。
【選択図】図1

Description

本考案は、軸方向に沿って設けられる管部と、管部の一端側に形成されヘルールクランプによる接合が行なわれる被接合部と、管部の他端側において第1の配管が溶接接続される第1の接続部とを有するジャケット用ヘルールに関する。
ヘルール継手は、飲料、食品、薬品などの液体や粉体を流す配管同士をつき合わせて接続するために用いられている。主として、衛生面に配慮すべき食品工場や薬品製造工場などで用いられている。このヘルール継手は、ヘルールと呼ばれる部品と、一対のヘルールを接合するためのヘルールクランプにより構成されている。図6は、従来技術にかかるヘルール継手を示す断面図である。
図6に示すように、一対のヘルール1が、ゴムパッキン3を間に介して、ヘルールクランプ2により接合されている。ヘルール1は、軸方向に沿って設けられる管部10を有しており、その一端側には、ヘルールクランプ2による接合が行なわれる被接合部11が設けられている。また、管部10の他端側には、配管Aが溶接接続される。このようにヘルール継手により配管Aの接続を行なうことができる。
かかるヘルール継手における課題を説明する。配管により飲料等を送る場合に、断熱機能や温度保持機能を持たせたい場合がある。かかる場合には、配管Aや管部10の外側に、別途、第2の配管を配置して断熱機能を持たせる方法が考えられるが、ヘルール継手による作業とは別に、第2の配管の接続作業が必要となり煩雑である。
本考案は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、簡単な作業により第1の配管の外側に更に別の第2の配管を接続可能なジャケット用ヘルールを提供することである。
上記課題を解決するため本考案に係るジャケット用ヘルールは、
軸方向に沿って設けられる管部と、管部の一端側に形成されヘルールクランプによる接合が行なわれる被接合部と、管部の他端側において第1の配管が溶接接続される第1の接続部とを有するジャケット用ヘルールであって、
管部の外周面に、前記第1の配管よりも大径の第2の配管を溶接接続可能な第2の接続部が一体形成されていることを特徴とするものである。
かかる構成によるジャケット用ヘルールの作用・効果を説明する。このジャケット用ヘルールは、管部の一端側にはヘルールクランプによる接合が行なわれる被接合部が設けられ、管部の他端側には、第1の配管が溶接接続される第1の接続部が形成される。更に、管部の外周面には、第2の配管が溶接接続可能な第2の接続部が一体形成される。これにより、ジャケット用ヘルールに対して、第1の配管と、この第1の配管よりも大径の第2の配管が溶接接続される。従って、二重管を構成することができ、第1の配管の外側と第2の配管の内側に形成される空間部を用いて、断熱機能などの付加的な機能を持たせることができる。その結果、簡単な作業により第1の配管の外側に更に別の第2の配管を接続可能なジャケット用ヘルールを提供することができる。
本考案に係る前記第2の接続部は、被接合部に隣接配置されることが好ましい。被接合部に隣接配置して第2の接続部を設けることで、第2の配管もできるだけ長くなるようにすることができる。これにより、例えば、断熱機能を持たせる場合に、その性能を高めることができる。
本考案に係る前記第2の接続部は、管部の外周面から径方向外側へ突出した後、前記他端側の方向へ湾曲した形状を有しており、他端側からの軸方向視において、前記第1の接続部の端面と、第2の接続部の端面とが、二重リングの形態に形成されていることが好ましい。
かかる形状を有していることで、第1の接続部の端面と、第2の接続部の端面に、夫々、第1の配管と第2の配管を個別に溶接接続することができ、また、溶接の作業性も煩雑にならずにすむ。
本考案において、被接合部と第2の接続部の間の管部の外周には、環状の溝部が形成され、この溝部がヘルールクランプのクランプ爪が入り込む空間部として機能することが好ましい。
かかる構成により、ヘルールクランプの爪部が入り込む空間に隣接して第2の接続部が設けられるので、第2の配管をできるだけ長く取ることができるようになる。
本考案にかかるジャケット用ヘルール(以下、単にヘルールという)の好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は、本考案に係るヘルールの形状を示す断面図である。図2は、図1の矢視Xである。
<ヘルールの構成>
図1に示すように、軸方向に沿った管部10が設けられており、内径D1を有している。管部10の一端側には、ヘルールクランプによる接合が行なわれる被接合部11が設けられる。被接合部11は、管部10の外周面から突出した形状を有している。管部10の一端側の面11aは、ゴムパッキンが配置される面であり、ゴムパッキンを位置決めするための環状凹部11bも形成されている。
管部10の軸方向の他端部には、第1の配管Aを溶接接続するための第1の接続部として機能する第1端面12が設けられる。この第1端面12に、第1の配管Aが溶接接続される。
また、管部10の外周には、第2の接続部13が一体形成されている。この第2の接続部13は、管部10の外周面から径方向外側へ突出した後、他端側の方向へ湾曲した形状を有しており、具体的には、図1に示すように円弧形状に湾曲している。この円弧形状に湾曲した先端に、第2の配管Bが溶接接続される第2の端面13aが露出している。
図1には、内径がD2の第2の配管Bが図示されており、軸方向視において、第1の端面12と第2の端面13aは、二重リングの形態に形成されている(図2参照)。
被接合部11に隣接する形で第2の接続部13が設けられており、両者の間にはヘルールクランプのクランプ爪が入り込む空間部Cが形成される。
<ヘルールクランプの構成>
図3は、ヘルールクランプ2の構成を示す図である。図4は、図3に示すヘルールクランプ2を開いた状態を示す図である。ヘルールクランプ2は、公知の構成を有しており、一対のクランプ爪20,21を有している。クランプ爪20,21の一端部は、リンク部材22により連結されており、リンクピン22aにより回転自在に連結されている。クランプ爪20,21は、全体的に円弧(半円)形状を有している。
クランプ爪20,21には、凹溝20a,21aが形成されており、この凹部20a,21aにヘルール1の被接合部11が嵌まり込む。クランプ爪20の他端部20bにはボルト部材23がピン23aにより回転自在に保持されている。また、ボルト部材23に螺合するナット部材24も設けられている。
クランプ爪21の他端部21bには、ボルト部材23が挿入されるU溝が形成されている。図3に示すように、ヘルールクランプ2を閉じた状態にすることで、被接合部11を挟持することができ、一対のヘルール1を接合させることができる。すなわち、図3に示す状態でナット部材24を締めて行くことで、クランプ爪20,21の他端部20b,21b同士が近づいていくので、被接合部11を挟持させることができる。
<使用状態>
次に、図1〜図4に示すヘルール継手を用いて、配管の接続を行なった状態を図5に示す。図5において、一対のヘルール1がヘルールクランプ2により接合されている。また、一対のヘルール1は、ゴムパッキン3を挟持する形で、ヘルールクランプ2により接合される。ゴムパッキン3には、環状突起3aが両面に形成されており、環状凹部11bに嵌合している。
クランプ爪20,21の先端部は、空間部Cに入り込んでおり、第2の接続部13は、クランプ爪20,21と接触しない位置であって、できるだけクランプ爪20,21に接近する位置に形成することが好ましい。これにより、第1の配管Aと第2の配管Bの間に形成される空間部Eをできるだけ大きく取ることができる。
かかる空間部Eを真空とすることで断熱機能を持たせることができる。また、空間部Eに温水を流すことで、第1の配管Aの内部を所定の温度に維持することができる。本考案によるヘルール1を用いることで、簡単に二重管を形成することができ、煩雑な作業を要することなく、付加的な機能を追加することができる。
ヘルール1は、金属材料をNC加工により切削することで製作することができるが、他の加工方法で製作してもよい。
<別実施形態>
ヘルールにおける第2の接続部13の形状や大きさについては、適宜変更することができる。
ヘルールの構成を示す図 ヘルールを軸方向から見た図 ヘルールクランプの閉じた状態を示す図 ヘルールクランプの開いた状態を示す図 配管の接続を行なった状態を示す図 従来技術にかかるヘルール継手を示す図
符号の説明
1 ヘルール
2 ヘルールクランプ
3 ゴムパッキン
10 管部
11 被接合部
12 第1の端面(第1の接続部)
13 第2の接続部
13a 第2の端面
A 第1の配管
B 第2の配管
C 空間部
E 空間部

Claims (4)

  1. 軸方向に沿って設けられる管部と、管部の一端側に形成されヘルールクランプによる接合が行なわれる被接合部と、管部の他端側において第1の配管が溶接接続される第1の接続部とを有するヘルールであって、
    管部の外周面に、前記第1の配管よりも大径の第2の配管を溶接接続可能な第2の接続部が一体形成されていることを特徴とするジャケット用ヘルール。
  2. 前記第2の接続部は、被接合部に隣接配置されることを特徴とする請求項1に記載のジャケット用ヘルール。
  3. 前記第2の接続部は、管部の外周面から径方向外側へ突出した後、前記他端側の方向へ湾曲した形状を有しており、他端側からの軸方向視において、前記第1の接続部の端面と、第2の接続部の端面とが、二重リングの形態に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のジャケット用ヘルール。
  4. 被接合部と第2の接続部の間の管部の外周には、環状の溝部が形成され、この溝部がヘルールクランプのクランプ爪が入り込む空間部として機能することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のジャケット用ヘルール。
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