JP2012154440A - シーズヒーター及びその接続手段 - Google Patents

シーズヒーター及びその接続手段 Download PDF

Info

Publication number
JP2012154440A
JP2012154440A JP2011014830A JP2011014830A JP2012154440A JP 2012154440 A JP2012154440 A JP 2012154440A JP 2011014830 A JP2011014830 A JP 2011014830A JP 2011014830 A JP2011014830 A JP 2011014830A JP 2012154440 A JP2012154440 A JP 2012154440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
heater
sheathed heater
ferrule
sheathed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011014830A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Koshiishi
幸広 越石
Shinichiro Taniguchi
伸一郎 谷口
Kohei Tanaka
広平 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hakko Electric Co Ltd
Original Assignee
Hakko Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hakko Electric Co Ltd filed Critical Hakko Electric Co Ltd
Priority to JP2011014830A priority Critical patent/JP2012154440A/ja
Publication of JP2012154440A publication Critical patent/JP2012154440A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

【課題】容器へのヒーターの取り付け、取り外しに工具を用いなくても良く、また、長期間の使用の後でもヒーター交換が容易にできるシーズヒーター及びその接続手段を提供すること。
【解決手段】液体加熱容器に発熱部を着脱自在に接続するシーズヒーター1において、容器への接続部をヘルール2により構成し、これを容器に接続する手段として、鍔状に形成した容器の接続部(容器側へルール)6、及び、ヒーターの接続部(ヒーター側ヘルール)2の各々相対する面21、61の間にシール材4を挟んで接合し、該接合部の周囲をクランプバンド3で覆って接続して手段とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液体加熱のため容器に液没させて使用するシーズヒーターに関し、詳しくは該シーズヒーターを容器に接続するための構成、及び、手段に関する。
液体加熱のため容器内に発熱部を液没させて使用するヒーターとして、シーズヒーターと称される、金属シース(金属パイプ)内に発熱線を配置し、該金属シースと発熱線の隙間に両者を絶縁する酸化マグネシウム等の絶縁剤を充填した棒状、あるいは、U字状など適当な形状に形成するヒーターが知られている。そして、このシーズヒーターを液体容器に取り付けるさいは、該接続部の気密状態が保たれるように、また、ヒーター交換が可能なように着脱自在に取り付けられる必要がある。
そして、この種のヒーターの従来の取り付け手段としては、該シーズヒーターの発熱部となるシースの基端部にネジ部81とヘッド部82よりなるプラグ8を形成し、容器にはプラグ8に適合するソケットを備えて接合部にシール材83を挟んで螺合して接続する手段(図4A参照)、または、シースの基端部にフランジ9を設け、容器には該フランジ9との接続部となる雌ネジが切られた受け部を設け、フランジ9の周囲に設置したボルト貫通孔91にボルトを通しシール材92を挟んでフランジ9側よりボルト締めして接続する手段(図4B参照)、あるいは、シース部の端部に雄ネジを設け、容器には該ネジ部を貫通する取り付け孔を設け、該孔を容器内外両側から内方部片、外方部片で挟持してナットで留めて接続する手段(引用文献1参照)などが公知となっている。
実開平6−77193号公報
しかし、前記従来の取り付け手段は、取り付けるさいには大きな問題はないが、長期間の使用後交換するさいは、ネジ部が容器に直接接触、あるいは、極めて近接している構造上、内容液や熱の影響を受ける可能性も高く、経時変化による腐食などにより容器とヒーターの接合部(特にネジ部)がくっ付いてしまい容易に取り外せなくなる場合があり、ネジ部が破損され交換が困難になったり、最悪の場合容器を破壊してしまったりする懸念がある。
また、前記従来の螺合による接続手段であると、容器へのヒーターの取り付け、取り外しに工具が必要となり、頻繁に取り外し、取り付けを必要とする用途に使用した場合に作業が面倒となる懸念がある。
そこで本発明は、ヒーターの取り付け、取り外しに工具を用いなくても良く、また、長期間の使用の後でも容易に交換することができるシーズヒーター及びその接続手段を提供することを課題とした。
本発明のシーズヒーターは、液体加熱容器に発熱部を液没させ用い、前記容器に取り付け、取り外し自在に接続されるシーズヒーターであって、容器への接続部をヘルールとして構成した。
前記シーズヒーターを容器に取り付け、取り外し自在に接続する手段として、シーズヒーターと容器各々に設けた互いに適合する接合部を接合させ、周囲からクランプして接続する手段とした。
前記シーズヒーター及び容器に設ける接合部は、互いに相対して適合する面を備えた鍔状のへルールとして形成し、該接合されたヘルールを該周囲からクランプバンドにより覆って接続した。
また、前記接合部はシーズヒーターと容器の接合部の間にシール部材を挟持して接続した。
上記手段によれば、容器とシーズヒーターの接続部が適合する接触面となることで、容器への取り付け部からネジ部の螺合による接続を無くすことができ、ネジ部の経時変化にから生じる不都合を解消することができる。
また、容器とヒーターの接続がヘルールとクランプバンドによる接続となることで手指による取り付け、取り外し操作が可能になり作業を容易にすることができる。
上記作用によると本発明が課題とした、ヒーターの取り付け、取り外しに工具を用いなくても良い、また、長期間の使用の後でも容易に交換することができるシーズヒーター及びその接続手段を提供することができる。
本発明のへルールを備えたシーズヒーターの構成図。 前記実施の形態のシーズヒーターを容器に取り付けたさいの構成図。 実施の形態のクランプバンドの例を示す構成図。 従来の接続手段を示す構成図。
以下、本発明のシーズヒーター及びその接続手段の実施の形態につき、図面を参考にしながら詳細に説明する。
図1は、本実施の形態のヘルールを備えたシーズヒーターを示す構成図である。
本形態のシーズヒーターは、被加熱液体を収容する容器の壁面に設けられる取り付け口に、該シーズヒーターを挿着し、気密的に固定して用いられるもので、シーズヒーター本体は、公知のシーズヒーターであれば良いため詳細な説明を省き、以下に、簡略に説明する。
このシーズヒーター1は、金属シース11(金属パイプ)内に発熱線を配置し、該金属シース11と発熱線の隙間に両者を絶縁する酸化マグネシウム等の絶縁剤を密に充填して両端を封止し、棒状、あるいは、U字状など適当な形状に形成してなり、先端側を発熱領域a、後端側を非発熱領域bとしたシース11と、該シース11端部の非発熱部bに備える端子ボックス12とより基本構成される。
本例においては、シース11をU字状に形成したシーズヒーター2本を、端子ボックス12に対しクロスして対称となる配置で取り付け、また、温度センサーを内蔵する保護管13をヒーターの中心軸上に備えて構成した。
そして、前記シーズヒーター1のシース11と端子ボックス12の境の非発熱領域bに容器との接続部となるヒーター側ヘルール2を気密的に取り付けて構成した。尚、本発明におけるヘルールとは、サニタリー分野の配管に多く用いられる接続器具で、双方の接続部を配管等に対して鍔状に形成し、互いに相対する面がほぼ対称の平面として形成される接合面となるもので、接続するさいは、前記接合面双方でシール材を挟んで該接合面を対向して近接、あるいは、接合し密着させ、双方の鍔状の接合部全体を後記するクランプバンド等の締付け手段により外周部から覆って、該接合部を締め付けて気密的に接続するように用いられる接続器具を示している。
本例のヒーター側ヘルール2は、中心にシース11あるいはシース群が貫通可能で、かつ、端子ボックス12より小さな径の通孔23を備え、接合面方向に向けて径を広げた鍔状に形成されており、相対するヘルールとの接合面21は平面として形成され、該接合面21の外周辺縁よりわすかに内側に後記するヘルールパッキン4の突起41を収容するシール溝22を設けて形成している。そして、接合面21の反対側の面を端子ボックス12の端面に溶接などにより気密的に固定して構成する。
図2は、前記シーズヒーターを容器に取り付けるさいの構成図で、Aがクランプバンドによる固定前の取り付け過程を示し、Bが固定された状態を示す構成図である。
容器5には、前記シーズヒーター1との接続部として、該ヒーターが挿通可能な通孔が設けられ、前記ヒーター側ヘルール2とほぼ対称に形成された接合面を備える、ヒーターとの接続部となる容器側へルール6が、該接合面61の反対側の面に備えるヒーター取り付け口7により溶接などで容器5に気密的に固定されている。
この容器5へのシーズヒーター1の取り付けは、該シーズヒーター1を前記容器側へルール6の通孔からリング状に形成されたヘルールパッキン4を介して容器内に挿入し、双方のヘルール2、6を相対させ、前記へルールパッキン4の両面円周縁部に設けた突起部41を各々のヘルール2、6のシール溝22に嵌め込むように接合させ、該ヘルールの接合部を後記するクランプバンド3で覆い締め付けて固定して取り付ける。
図3は、本形態のクランプバンドの例を示す構成図を示している。
本例のクランプバンド3は、断面をコの字状またはU字状に形成した全体としてリング状のバンド31と、該バンド31を締め付けてバンドの内径を拡縮する締付けネジ33、及び、締付けツマミ35より基本形成し、バンド31は半円状に2分割され一対として構成し、該一対のバンド31端部の一方側をピン321などで接続し、該ピン321を軸として開閉可動する可動部32とし、他方端側を外方に折り対向させ、該対向部の間に隙間36を設け、該隙間36の調整によりバンド31を締付けたり、緩めたりする構成としている。
そして、該対向部の隙間36を調整する手段として、本例においては、対向部を上下に貫通し、一方側の対向部に固定ピン34で固定され、他方側の対向部から突出させた雄ネジが切られた締付けネジ33と、該締付けネジ33に螺合する雌ネジが内腔に切られた締付けツマミ35とにより、該締付けツマミ35を手指で回転操作して締付けネジ33に螺合させ、締付けツマミ35の底面で対向部の一方を押圧して隙間36を調整してバンド31の口径を拡縮することで前記へルールを締め付けて接続、あるいは、締付けを解いて取り外し可能としている。
本例のようなシーズヒーターの接続手段を用いていることで、例えば、食品加工の加熱工程など、作業後に頻繁に清掃が必要となり、都度、シーズヒーターを容器に着脱している作業などに対して、該着脱作業に工具を必要としない、手指による容易な操作で着脱できることは非常に有用な手段となる。
1. シーズヒーター
11. シース
12. 端子ボックス
13. 保護管
2. ヒーター側へルール
21. 接合面
22. シール溝
3. クランプバンド
31. バンド
32. 可動部
33. 締付けネジ
34. 固定ピン
35. 締付けツマミ
36. 隙間
4. ヘルールパッキン
41. 突起部
5. 容器
6. 容器側へルール
7. 取り付け口

Claims (4)

  1. 被加熱体を収容した容器に取り付け、取り外し自在に接続されるシーズヒーターにおいて、該シーズヒーターの容器への接続部にヘルールを設けることを特徴としたシーズヒーター。
  2. 被加熱体を収容した容器にシーズヒーターを着脱自在に取り付ける手段において、シーズヒーター、及び、容器に互いに適合して設けた接合部を周囲からクランプして接続することを特徴とするシーズヒーターの接続手段。
  3. 前記シーズヒーターと容器に設ける接合部は、互いに適合する面を備えた鍔状のへルールとして形成し、該接合されたヘルールを外周囲からクランプバンドにより接続する請求項2のシーズヒーターの接続手段。
  4. 前記シーズヒーターと容器の接合部の間には、シール部材を挟持して接続する請求項2乃至3いずれかのシーズヒーターの接続手段。
JP2011014830A 2011-01-27 2011-01-27 シーズヒーター及びその接続手段 Pending JP2012154440A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011014830A JP2012154440A (ja) 2011-01-27 2011-01-27 シーズヒーター及びその接続手段

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011014830A JP2012154440A (ja) 2011-01-27 2011-01-27 シーズヒーター及びその接続手段

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012154440A true JP2012154440A (ja) 2012-08-16

Family

ID=46836370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011014830A Pending JP2012154440A (ja) 2011-01-27 2011-01-27 シーズヒーター及びその接続手段

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012154440A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53147451U (ja) * 1977-04-26 1978-11-20
JPS58148001U (ja) * 1982-03-30 1983-10-05 宮川 四郎 遺体処置器に於けるヒ−タ取附装置
JP3135044U (ja) * 2007-06-21 2007-08-30 東洋工業株式会社 ジャケット用ヘルール
JP2009115167A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Mitsubishi Heavy Industries Food & Packaging Machinery Co Ltd クランプ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53147451U (ja) * 1977-04-26 1978-11-20
JPS58148001U (ja) * 1982-03-30 1983-10-05 宮川 四郎 遺体処置器に於けるヒ−タ取附装置
JP3135044U (ja) * 2007-06-21 2007-08-30 東洋工業株式会社 ジャケット用ヘルール
JP2009115167A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Mitsubishi Heavy Industries Food & Packaging Machinery Co Ltd クランプ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3561440B2 (ja) 管継手
JP2019044841A (ja) ドレンホース接続用アダプタ、空気調和システム、及びドレン配管のメンテナンス方法
JP2012154440A (ja) シーズヒーター及びその接続手段
KR20140072571A (ko) 클램프를 이용하여 인장력 증대 및 체결이 용이한 파이프 연결장치
JP5484169B2 (ja) 分岐継手
JP2008528890A (ja) 軟チューブを液密接続する装置
KR20150090770A (ko) 플랜지관 이음용 클램프 장치
KR20100056736A (ko) 스테인레스 강관의 관이음 부재
WO2021105611A1 (fr) Reservoir de liquide apte a etre chauffe
KR200344307Y1 (ko) 관체연결구
JP2007263314A (ja) 管継ぎ手の断熱材カバー押さえ
CN217442705U (zh) 一种用于固定热电偶的卡箍式接头和热电偶组件
EP3797455A1 (en) Manually tightened adapter for plugs for civil and industrial use
WO2018155493A1 (ja) ノズル装置およびノズルユニット
WO2020031683A1 (ja) 導通口と配管端部との接続構造、開閉バルブ装置及び取外し治具
JP6408886B2 (ja) 反応装置
JP2002195459A (ja) 圧力継手
CN103169372A (zh) 电热水壶的密封结构
JP4880058B2 (ja) 二重配管パイプにおける継ぎ手部の外管構造
KR20100010535U (ko) 용수관분기용 새들의 패킹결합구조
JP2008223442A (ja) 水栓ボックス
JP2557092Y2 (ja) ガスコック
KR200300312Y1 (ko) 관의 클램프 밴드식 연결구조
CA2357786A1 (en) Externally threaded conduit body for compression connection
JPH0238396Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141001

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150213