JP3134859U - おんぶひも用スカーフクリップ - Google Patents

Abstract

【課題】胸部を隠しおしゃれに飾るという装飾性と汚れ防止の実用性、簡便さを兼ね備えたおんぶひも用スカーフクリップを提供する。
【解決手段】スカーフをクリップで固定し、さらにそれを別のクリップでおんぶひもに着ける。
【選択図】図１

Description

本考案は、乳幼児をおんぶするおんぶひもに関するものである。

従来、乳幼児を母親の背中に保持するためのおんぶひもが知られている。また、エプロン付きのおんぶひもが存在する。

従来あるおんぶひもは、ひもを体の前面でばってんにたすきがけして装着するタイプが多く、母親の胸部がより強調されるという見かけ上の難点があった。また、炊事の際に体の前面部を覆うことができないため、飛沫で汚れるという問題もあった。それらを解消するためのエプロン付きのおんぶひもは、脱着の簡便さや外見のおしゃれとしての性質はあまり望めないものである。

本考案はそれらの問題点を克服し、胸部を隠しおしゃれに飾るという装飾性と汚れ防止の実用性、簡便さを兼ね備えた商品を提供するために考案されたものである。

クリップ１ａには逆向きにてクリップ２ａが付属し、クリップ２ａには逆向きにてクリップ２ｂが付属しており、おのおのの間から一本もしくは複数本のチェーン部品５にてつなげられている。

使用方法はクリップ２ａおよび２ｂをまずスカーフの布４を山折に折ったそれぞれ左右の上端に装着する。チェーン部品の３はスカーフ布４のめくれ防止目的および装飾目的であるが、このときスカーフ４布の外に出しても良いし、内部にはさんで通しても良い。その上でクリップ１ａおよび１ｂをおんぶひも５のＡ１およびＡ２の場所に装着する。

この結果、おんぶひもにて強調された胸部が隠れるだけでなく、胸元の装飾としての効果も得ることができる。さらに、炊事などの水はねの防止にも役立ち、実用面でも利便性を得られる。装着方法はいたって手軽なので、スカーフ部が汚れた際の交換も苦にもならず、つねに清潔な状態で使用できるため、赤ちゃんへの衛生面での影響も心配する必要がない。また幅広い材質・形状の布にて使用可能なので、服装や好みの素材など各人の趣向に応じたいろいろなパターンを楽しむことができる。いままでおんぶひもを装着時の見た目から躊躇してきた人や、育児中も手軽におしゃれを楽しみたい人も、より気軽に快適におんぶひもを使用することが出来るようになり、よりいっそうのおんぶひもの普及にも役立つ。

おんぶひものひも部分はクリップをはさめる厚さであること、さらにクリップをはさんでもすべりにくい材質とする。スカーフの布はドレープが少なめで使用したい場合は小さめのサイズで厚手もしくはしっかりとした布が適している。チェーン部分は内外どちらでもかまわない。ドレープを多くつくりたい場合はすこし大き目のサイズで薄手の生地が適しており、チェーン部分は内側にはさみこむとドレープが出やすく陰影もつきやすい。

ドレープを少なくしたい場合の実施例は図４に、ドレープを多くつくりたい場合は図５にそれぞれ示している。

本考案の正面図 本考案にスカーフの布を取り付けた際の正面図 本考案を取り付けるおんぶひもの正面図 本考案を取り付けたおんぶひもを装着した際の正面図例１例目 本考案を取り付けたおんぶひもを装着した際の正面図例２例目

符号の説明

１ａ、１ｂ、２ａ、２ｂ・・・クリップ部
３・・・チェーン部
４・・・スカーフ布
５・・・おんぶひも
Ａ１、Ａ２・・・おんぶひもにおいて本考案を取り付ける場所

Claims (1)

1. 乳幼児をおんぶするおんぶひもにおいて、おんぶひもへスカーフの布を脱着可能としたことを特徴とした器具。

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