JP3134602B2 - 波形記録装置 - Google Patents

波形記録装置

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JP3134602B2
JP3134602B2 JP05146602A JP14660293A JP3134602B2 JP 3134602 B2 JP3134602 B2 JP 3134602B2 JP 05146602 A JP05146602 A JP 05146602A JP 14660293 A JP14660293 A JP 14660293A JP 3134602 B2 JP3134602 B2 JP 3134602B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は楽音波形等のデジタル
記録に使用される波形記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】RAM(ランダムアクセスメモリ)等か
らなる波形メモリを有し、マイクロホン等によって得ら
れるアナログ波形信号を一定のサンプリング周波数に従
ってA/D(アナログ/デジタル)変換し、この結果得
られる時系列デジタル信号を一連の波形データとして波
形メモリに記録する波形記録装置が知られている。ま
た、この種の波形記録装置を備え、鍵盤操作等に応答し
波形メモリから一連の波形データを順次読み出し楽音と
して発音する電子楽器が知られている。
【0003】さて、周知の通り、アナログ波形信号を一
定のサンプリング周波数によりサンプリングして得られ
る時系列デジタル信号は、元のアナログ波形信号に対応
したスペクトルの他、サンプリングの結果生じたイメー
ジスペクトルを含んでいる。このイメージスペクトル
は、周波数軸上において元のアナログ波形信号に対応し
たスペクトルをサンプリング周波数の両側に対称に配置
したものとなる。
【0004】図3は0〜20kHzの周波数範囲のスペ
クトル分布を有するアナログ波形信号を48kHzのサ
ンプリング周波数によりサンプリングした時系列デジタ
ル信号のスペクトル分布を例示するものであり、Aが元
のアナログ波形信号に対応したスペクトル、Bがサンプ
リングにより生じた不要なイメージスペクトルである。
【0005】この例の場合、元のアナログ波形信号のス
ペクトルAの周波数範囲の上限値が20kHzであり、
サンプリング周波数が48kHzであるため、サンプリ
ングにより生じるイメージスペクトルBの周波数下限値
は48kHz−20kHz=28kHzとなる。従っ
て、この時系列デジタル信号をD/A(デジタル/アナ
ログ)変換した後、ローパスフィルタにより28kHz
以上のイメージスペクトルBを除去すれば、元のアナロ
グ波形信号と全く同じスペクトル分布を有するアナログ
波形信号を再現することができる。
【0006】しかし、アナログ波形信号をA/D変換す
る際のサンプリング周波数が低いと、図3に示すように
A/D変換により生じる時系列デジタル信号中のイメー
ジスペクトルCの一部が元のアナログ波形信号のスペク
トルAと周波数軸上において重複する場合がある。この
重複部分は一般的に折り返し雑音と呼ばれている。この
ようにして時系列デジタル信号中に含まれることとなっ
た折り返し雑音は、ローパスフィルタ等によっては除去
することができず、時系列デジタル信号をアナログ波形
信号に戻してスピーカ等により再生する際にスペクトル
Aと共にそのまま再生されてしまい、耳障りな雑音とし
て聴取される。
【0007】上述した波形記録装置を用いた電子楽器に
おいて高品質の楽音を再生するためには、波形メモリに
記録される波形データに折り返し雑音が含まれないよう
にする必要があり、そのためには元のアナログ波形信号
をA/D変換する際のサンプリング周波数を充分に高く
する必要がある。
【0008】しかし、サンプリング周波数を高くする
と、1波形当りの波形データの数が極めて多くなるた
め、非常に大きな記憶容量の波形メモリが必要となり、
波形記録装置が高価なものとなってしまう。一方、楽音
の種類によっては高い周波数帯域のスペクトルが再生さ
れなくても聴感上それ程問題のない楽音もあり、かかる
楽音波形を記録するためにサンプリング周波数を高くし
て波形メモリの容量を大きくすることは甚だ不経済であ
るといえる。
【0009】このような不都合を解決する波形記録装置
として、図4に示す波形記録装置が考えられる。この波
形記録装置は、アナログ波形信号をデジタル記録する際
のサンプリング周波数として48kHz、32kHzあ
るいは24kHzのうちいずれかを選択し得るようにし
たものであり、図4に示された各要素の他、各サンプリ
ング周波数に対応したサンプリングクロックを発生する
クロック発生器(図示略)を備えている。なお、この波
形記録装置は、LチャネルおよびRチャネルの各アナロ
グ波形信号を時分割制御により交互にA/D変換し記録
するものであり、上記各サンプリングクロックに同期し
たチャネル選択信号によりA/D変換および記録を行う
チャネルが切り換えられる。
【0010】図4において、Lチャネル用アナログ波形
信号入力端111LおよびRチャネル用アナログ波形信
号入力端111Rには、各々、マイクロホン等(図示
略)によって収録された自然界の音のアナログ波形信号
が入力される。Lチャネル用アナログ波形信号入力端1
11Lは、カットオフ周波数fcが各々24kHz、1
6kHzおよび12kHzであるローパスフィルタ11
2La、112Lbおよび112Lcの各入力端に接続
されている。Rチャネル用アナログ波形信号入力端11
1Rも同様にカットオフ周波数fcが各々24kHz、
16kHzおよび12kHzであるローパスフィルタ1
12Ra、112Rbおよび112Rcの各入力端に接
続されている。スイッチSWLおよびSWRは、使用者
が指定するサンプリング周波数に応じて切り換えられる
ものであり、指定されたサンプリング周波数が48kH
zの場合はローパスフィルタ112Laおよび112R
aの各出力信号が、32kHzの場合はローパスフィル
タ112Lbおよび112Rbの各出力信号が、24k
Hzの場合はローパスフィルタ112Lcおよび112
Rcが各々これらのスイッチSWLおよびSWRを介し
て出力される。
【0011】113Lおよび113Rは、各々A/D変
換器であり、上記サンプリングクロックが与えられる毎
に、スイッチSWLおよびSWRを介した各アナログ波
形信号を各々デジタル信号に変換して出力する。114
はセレクタであり、サンプリングクロックに同期したチ
ャネル選択信号φLRに従ってA/D変換器113Lおよ
び113Rの各出力信号を選択し、Lチャネル、Rチャ
ネル、Lチャネル、…というように各チャネルに対応し
たデジタル信号を順次交互に出力する。121はセレク
タ114から供給されるデジタル信号を順次記憶する波
形RAMである。また、123は波形RAM121に対
してアドレスを出力するアドレス発生器であり、サンプ
リングクロックに同期しアドレスをインクリメントす
る。
【0012】上記構成によれば、サンプリング周波数の
指定により、そのサンプリング周波数の1/2相当のカ
ットオフ周波数を有するローパスフィルタの各出力端が
スイッチSWLおよびSWRによって選択される。ま
た、指定されたサンプリング周波数を有するサンプリン
グクロックがA/D変換器113Lおよび113Rへ供
給される。
【0013】入力端111Lから入力されるLチャネル
のアナログ波形信号はローパスフィルタ112La、1
12Lbおよび112Lcに入力され、各ローパスフィ
ルタにより入力アナログ波形信号中のカットオフ周波数
以上のスペクトルが除去される。入力端111Rから入
力されるRチャネルのアナログ波形信号も同様にローパ
スフィルタ112Ra、112Rbおよび112Rcに
より高域スペクトルの除去が行われる。
【0014】そして、L,R各チャネルについて、各ロ
ーパスフィルタの出力信号のうち指定されたサンプリン
グ周波数に対応したものがスイッチSWLおよびSWR
により選択され、A/D変換器113Lおよび113R
に各々入力される。そして、指定されたサンプリング周
波数のサンプリングクロックに同期し、デジタル信号に
順次変換される。
【0015】ここで、例えば20kHzまでのスペクト
ルを含むアナログ波形信号をサンプリング周波数が48
kHzのデジタル信号に変換して記録する場合には、ロ
ーパスフィルタ112Laおよび112Raの各出力が
選択される。ローパスフィルタ112Laおよび112
Raはカットオフ周波数は各々24kHzであるため、
入力アナログ波形信号を構成するスペクトルはすべてA
/D変換される。しかし、この場合、アナログ波形信号
中のスペクトルの上限周波数は20kHzであるため、
A/D変換に伴って発生する不要なスペクトルの下限周
波数は28kHzとなり、折り返し雑音は生じない(図
5参照)。
【0016】一方、20kHzまでのスペクトルを含む
アナログ波形信号を32kHzのサンプリング周波数の
デジタル信号に変換する場合、仮に高域除去することな
くそのままA/D変換を行うとすると、折り返し雑音を
含んだデジタル信号が得られることとなる。しかし、こ
の場合、ローパスフィルタ112Lbおよび112Rb
により16kHz以上のスペクトルの除去されたアナロ
グ波形信号がA/D変換されるため、A/D変換に伴っ
て生じる不要なスペクトルの下限周波数は16kHzと
なり、折り返し雑音を含まないデジタル信号が得られる
(図6参照)。
【0017】そして、上記A/D変換と並行し、アドレ
ス発生器123により波形RAM121の書込アドレス
がサンプリングクロックに同期してインクリメントされ
る。この結果、A/D変換器113Lおよび113Rか
ら出力されるLチャネルおよびRチャネルに対応したデ
ジタル信号がセレクタ114を介し波形RAM121に
順次書き込まれる。
【0018】以上のように、この波形記録装置によれ
ば、A/D変換に先立ち、アナログ波形信号のうち指定
されたサンプリング周波数の1/2以上の周波数のスペ
クトルが予め除去されるので、折り返し雑音を含まない
デジタル信号の記録を行うことができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示す波形記録装置は、サンプリング周波数に対応した個
数のアナログローパスフィルタを必要とするため、装置
の規模が大きくなってしまうという問題があった。ま
た、アナログ波形信号を忠実にデジタル記録するために
は、アナログ波形信号におけるカットオフ周波数以下の
スペクトルを損わないようにカットオフ特性の急峻なア
ナログローパスフィルタを設ける必要があり、そのよう
なアナログローパスフィルタを用いたのでは波形記録装
置が高価なものとなってしまうという問題があった。
【0020】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、アナログローパスフィルタを多数必要とせ
ず、折り返し雑音を生じることなく所望のサンプリング
周波数によりアナログ波形信号のデジタル記録を行うこ
とができる波形記録装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明は、アナログ波
形信号を所望のサンプリング周波数の時系列デジタル信
号に変換してメモリに記録する波形記録装置であって、
前記メモリに記録する時系列デジタル信号のサンプリン
グ周波数を指定するサンプリング周波数指定手段と、前
記サンプリング周波数指定手段によって指定可能なサン
プリング周波数のうち最高のものの1/2以下の遮断周
波数を有し、前記アナログ波形信号のうち該遮断周波数
以下の帯域の信号を通過させるアナログローパスフィル
タと、前記アナログローパスフィルタの出力信号を前記
サンプリング周波数指定手段により指定可能なサンプリ
ング周波数のうち最高のものに対応した周波数のクロッ
クに従ってA/D変換することにより第1の時系列デジ
タル信号を出力するA/D変換手段と、前記第1の時系
列デジタル信号を補間処理により該第1の時系列デジタ
ル信号よりもサンプリング周波数の高い第2の時系列デ
ジタル信号に変換して出力する補間器と、前記サンプリ
ング周波数指定手段により指定されたサンプリング周波
数の1/2を遮断周波数とする高域除去処理を前記第2
の時系列デジタル信号に対して施し、第3の時系列デジ
タル信号として出力するデジタルローパスフィルタと、
前記第3の時系列デジタル信号をデシメーション処理に
より前記サンプリング周波数指定手段によって指定され
たサンプリング周波数の時系列デジタル信号に変換し前
記メモリへ出力するデシメーションフィルタとを具備す
ることを特徴とする。
【0022】
【作用】上記構成によれば、アナログ波形信号は、アナ
ログローパスフィルタを通過することにより、サンプリ
ング周波数指定手段によって指定可能なサンプリング周
波数のうち最高のものの1/2以上の周波数の高域成分
が除去される。そして、この高域除去のなされたアナロ
グ波形信号がA/D変換手段によってA/D変換され、
指定可能なサンプリング周波数のうち最高のものに対応
したサンプリング周波数を有し、かつ、折り返し雑音を
含まない第1の時系列デジタル信号が得られる。そし
て、この補間器により、折り返し雑音を生じさせること
なく、第1の時系列デジタル信号がさらに高いサンプリ
ング周波数の第2の時系列デジタル信号に変換される。
次いでデジタルローパスフィルタにより第2の時系列デ
ジタル信号に対する高域除去処理が行われ、サンプリン
グ周波数指定手段により指定されたサンプリング周波数
の1/2以下の成分しか含まない第3の時系列デジタル
信号が得られる。そして、第3の時系列デジタル信号が
サンプリング周波数指定手段により指定されたサンプリ
ング周波数の時系列デジタル信号に変換される。このよ
うにして折り返し雑音を含まない時系列デジタル信号が
得られ、メモリに記憶される。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照しこの発明の実施例を説明
する。図1はこの発明の一実施例による電子楽器の構成
を示すブロック図である。なお、この図において、上述
した図4に示された部分と対応する部分には同一の符号
を付し、その説明を省略する。
【0024】図1において、1は演奏操作子としての鍵
盤、2は図示しない操作パネルに配備されたパネルスイ
ッチ群、3はパラメータ表示のための表示器、4はこの
電子楽器全体を制御する制御部である。また、100は
波形記録再生部であり、制御部1による制御の下、以下
の各モードでの処理を行う。
【0025】a.サンプリングモード(新規記録) このモードにおいては、アナログ入力端111Lおよび
111Rから入力されるアナログ波形信号を時系列デジ
タル信号である波形データに変換し波形RAM121へ
書き込む。 b.リサンプリングモード(重ね記録) このモードにおいては、使用者により指定された波形の
波形データを波形RAM121から順次読み出すと共に
これと同期してアナログ入力端111Lおよび111R
から入力されるアナログ波形信号を波形データに変換
し、波形RAM121から読み出した波形データとアナ
ログ波形信号から得られた波形データとを混合して波形
RAM121へ書き込む。以上の両モードの他、波形記
録再生部100は通常の電子楽器の音源としての動作モ
ード、すなわち、波形RAM121内の波形データを鍵
盤1の押鍵操作に応答して順次読み出す再生モードを有
する。
【0026】5はD/A(デジタル/アナログ)変換器
であり、波形RAM121から順次読み出される波形デ
ータをアナログ波形信号に変換する。このD/A変換器
5から得られるアナログ波形信号はサウンドシステム6
によって楽音として発音される。
【0027】パネルスイッチ群2は、音色スイッチ等、
通常の電子楽器が有するパラメータ設定用スイッチの
他、波形記録再生部100の動作の制御を指示するため
の以下のスイッチを含んでいる。
【0028】モード切換スイッチ:このモード切換ス
イッチの操作により、上記サンプリングモード、リサン
プリングモード等のいずれかが波形記録再生部100の
動作モードとして指定される。制御部1は、モード切換
スイッチによって各モードが指定されるのに応答し、サ
ンプリング指示、リサンプリング指示等、指定された動
作モードでの動作の指示を発生すると共に当該モードで
の処理に必要な制御情報を発生し、各々を波形記録再生
部100内の各部へ供給する。 Fs選択スイッチ:このFs選択スイッチは、サンプ
リングモードにおいて波形メモリ121に波形データを
書き込む際のサンプリング周波数の指定に使用される。
使用者は、このFs選択スイッチを操作することによ
り、48kHz、32kHz、24kHzまたは44.
1kHzのうちいずれかをサンプリング周波数として指
定することができる。制御部4は、Fs選択スイッチに
よって指定されたサンプリング周波数を表すFs情報を
波形記録再生部100へ出力する。 波形記憶エリア指定スイッチ:本実施例において、波
形RAM121は複数の波形記憶エリアを有しており、
各波形記憶エリアに種類の異なった波形の波形データを
記憶することができる。波形記憶エリア指定スイッチ
は、サンプリングモードにおいて新たな波形の時系列デ
ジタル信号の記録を行う際の記録先たる波形記憶エリ
ア、再生モードまたはリサンプリングモード時に再生ま
たはリサンプリング処理の対象とすべき波形記憶エリア
を指定するのに使用される。
【0029】次に波形記録再生部100の構成について
説明する。この波形記録再生部100は、タイミング制
御のための各種クロックを生成するタイミング制御系
と、これらのクロックに同期しアナログ波形信号のA/
D変換および記録等を行う信号処理系とからなる。
【0030】<タイミング制御系>まず、タイミング制
御系の構成について説明する。 a.クロック発生源 図1において、クロック発生器101および102は、
周波数が480kHzであるクロックCKaと、周波数
が529kHzであるクロックCKbとを各々出力す
る。分周器103は、クロックCKaを分周することに
より以下列挙するクロックを出力する。 クロックCKa0(周波数48kHz):クロックCKa
を1/10分周したクロックである。 クロックCKa1(周波数32kHz):クロックCKa
を1/15分周したクロックである。 クロックCKa2(周波数24kHz):クロックCKa
を1/20分周したクロックである。 一方、分周器104は、クロックCKbを分周すること
により以下列挙する各クロックを出力する。 クロックCKb0(周波数48.1kHz):クロックC
bを1/11分周したクロックである。 クロックCKb1(周波数44.1kHz):クロックC
bを1/12分周したクロックである。
【0031】b.クロック切換系 セレクタ105〜107は、各々制御部4から与えられ
るFs情報に基づき、上記クロック発生器101、10
2、分周器103および104により生成されれる各ク
ロックのうち1つを選択し、各々、A/D変換用クロッ
ク、補間用クロックおよびデシメーション用クロックと
して出力する。具体的には次の通りである。
【0032】セレクタ105はFs情報に従って以下
列挙するクロックを選択しA/D変換用クロックとして
出力する。 Fs=48kHzの場合:クロックCKa0(周波数48
kHz) Fs=32kHzの場合:クロックCKa0(周波数48
kHz) Fs=24kHzの場合:クロックCKa0(周波数48
kHz) Fs=44.1kHzの場合:クロックCKb0(周波数
48.1kHz) セレクタ106はFs情報に従って以下列挙するクロ
ックを選択し補間用クロックとして出力する。 Fs=48kHzの場合:クロックCKa(周波数48
0kHz) Fs=32kHzの場合:クロックCKa(周波数48
0kHz) Fs=24kHzの場合:クロックCKa(周波数48
0kHz) Fs=44.1kHzの場合:クロックCKb(周波数
529kHz) セレクタ107は以下列挙するようにFs情報により
指定されるサンプリング周波数と同一周波数のクロック
を選択しデシメーション用クロックとして出力する。 Fs=48kHzの場合:クロックCKa0(周波数48
kHz) Fs=32kHzの場合:クロックCKa1(周波数32
kHz) Fs=24kHzの場合:クロックCKa2(周波数24
kHz) Fs=44.1kHzの場合:クロックCKb0(周波数
44.1kHz)
【0033】<信号処理系>次に信号処理系について説
明する。信号処理系の入力部は、カットオフ周波数fc
が24kHzのローパスフィルタ112Laおよび11
2Raが設けられており、アナログ波形信号入力端11
1Lおよび111Rから入力されるLチャネルおよびR
チャネルのアナログ波形信号は、これらのローパスフィ
ルタによって24kHz以上の高域のスペクトルが除去
され、A/D変換器113Lおよび113Rに各々入力
される。
【0034】A/D変換器113Lおよび113Rは、
セレクタ105からA/D変換用クロックが与えられる
毎に、ローパスフィルタ112Lおよび112Rを通過
した各アナログ波形信号を各々デジタル信号に変換して
出力する。セレクタ114は、A/D変換用クロックに
同期したチャネル選択信号φLRが与えられ、例えばA/
D変換用クロックの1周期のうち前半はLチャネル、後
半はRチャネルというように、各チャネルに対応したA
/D変換器113Lおよび113Rの出力信号を交互に
選択して出力する。
【0035】補間フィルタ115は、カスケード接続さ
れた補間器およびデジタルローパスフィルタによって構
成されている。ここで、補間器は、セレクタ114から
出力される各チャネルのデジタル信号に対し、いわゆる
0値挿入による補間処理を施すものであり、補間用クロ
ックが与えられた時にセレクタ114からデジタル信号
が与えられた場合にはそのデジタル信号をそのまま出力
し、セレクタ114からデジタル信号が与えられない場
合は値が0のデジタル信号を出力する。
【0036】デジタルローパスフィルタは、補間用クロ
ックに同期してフィルタ処理を行い、補間器によって出
力される各チャネルのデジタル信号から0値挿入により
生じた高域成分を除去する。このデジタルローパスフィ
ルタは、例えばFIR(有限インパルス応答)フィル
タ、IIR(無限インパルス応答)フィルタ等、フィル
タリング係数によりカットオフ周波数を任意に設定し得
る構成のものが使用されている。本実施例の場合、この
デジタルローパスフィルタのカットオフ周波数はFs情
報によって指定される周波数の1/2に設定される。フ
ィルタ処理の施された各チャネルのデジタル信号は、補
間用クロックを所定の分周比により分周した所定周波数
のクロック、すなわち、Fs=48kHz、36kH
z、24kHzの場合は96kHzのクロック、Fs=
44.1kHzの場合は88.2kHzのクロックに同
期して出力される。上記補間器およびデジタルローパス
フィルタは、いずれも時分割制御がなされるものであ
り、L、R各チャネル毎に上記0挿入補間および高域成
分の除去の処理を行う。
【0037】デシメーションフィルタ116は、補間フ
ィルタ115から順次交互に与えられるLチャネル、R
チャネルの各デジタル信号に対し、時分割制御によりデ
シメーション処理(間引き処理)を施すものであり、
L、R各チャネルについて、デシメーション用クロック
が入力された時点で入力されたデジタル信号を出力す
る。
【0038】混合器122は、一方の入力端にデシメー
ションフィルタ116の出力信号が与えられ、他方の入
力端に波形RAM121からの読出データが与えられ
る。この混合器122は、制御部4からサンプリング指
示が与えられているときにはデシメーションフィルタ1
16の出力信号のみを出力し、リサンプリング指示が与
えられているときにはデシメーションフィルタ116の
出力信号と波形RAM121からの読出データとを加算
して出力する。この場合、チャネルの対応したもの同士
が加算されるようになっており、デシメーションフィル
タ116が出力するLチャネルおよびRチャネルの各デ
ジタル信号は波形RAM121から読み出されたLチャ
ネルおよびRチャネルの各読出データと各々加算され
る。
【0039】アドレス発生器123は、波形RAM12
1における上記波形記憶エリア指定スイッチにより指定
された波形記憶エリア内の各アドレスを書込アドレスま
たは読出アドレスとして順次指定するための回路であ
り、波形RAM121に対する波形データの書き込みが
行われる場合(サンプリングモード、リサンプリングモ
ード)にはデシメーション用クロックに同期し書込アド
レスを順次増加させ、波形RAM121から波形データ
の読み出しが行われる場合にはデシメーション用クロッ
ク(リサンプリングモードの場合)または所定の読み出
しクロック(再生モードの場合)に同期し読出アドレス
を順次増加させる。また、アドレス発生器123は、波
形RAM121の各波形記憶エリア内の各波形データに
対応したFs情報を記憶するためのメモリを内蔵してい
る。サンプリング指示が発生され、波形RAM121に
新規な波形データが書き込まれる場合、アドレス発生器
123はその波形データに対応したFs情報を制御部4
から受け取り、上記内蔵のメモリに書き込む。また、リ
サンプリング指示が発生された場合、アドレス発生器1
23は、波形指定スイッチにより指定された波形記憶エ
リアを制御部4を介して検知し、その波形記憶エリア内
の波形データに対応したFs情報を内蔵メモリから読み
出して制御部4へ送る。制御部4はアドレス発生器12
3から供給されたFs情報を波形記録再生部100内の
各部へ供給する。このようにリサンプリングモードにお
いては、元の波形データのFs情報が採用されるように
なっている。
【0040】波形RAM121は、セレクタ114から
順次供給される各チャネルのデジタル信号を上記アドレ
ス発生器123が出力する書込アドレスによって指定さ
れるアドレスに波形データとして順次記憶すると共に、
リサンプリング指示、再生指示がなされた場合には上記
アドレス発生器123が出力する読出アドレスによって
指定される波形データを順次出力する。
【0041】以下、サンプリングモードにおいて、32
kHzのサンプリング周波数でのデジタル記録を行う場
合を例に本実施例の動作を説明する。モード切換スイッ
チによりサンプリングモードが指定されると、制御部4
によりサンプリング指示が出力され、以後、混合器12
2はデシメーションフィルタ116の出力信号のみを選
択して出力する。アナログ波形信号のデジタル記録に先
立ち、使用者はパネルスイッチ群2内のFs選択スイッ
チを操作しサンプリング周波数32kHzを指定する。
このFs選択スイッチの操作が制御部4により検出さ
れ、使用者によって指定されたサンプリング周波数32
kHzを示すFs情報がセレクタ105〜107および
補間フィルタ115へ供給される。この結果、セレクタ
105からA/D変換器113Lおよび113Rへ96
kHzのA/D変換用クロックが供給され、セレクタ1
06から補間フィルタ106へ960kHzの補間用ク
ロックが供給され、セレクタ107からデシメーション
フィルタ116へ64kHzのデシメーション用クロッ
クが供給される。また、サンプリング周波数32kHz
に対応したFs情報が入力されることにより、補間フィ
ルタ115内のデジタルローパスフィルタのカットオフ
周波数が16kHzに設定される。そして、波形指定ス
イッチにより波形記憶エリアの指定が行われ、パネルス
イッチ群2内の所定のスイッチが操作されることにより
デジタル記録の開始が指示されると、アドレス発生の指
示が制御部4により出力される。この結果、アドレス発
生器123により、波形指定スイッチによって指定され
た波形記憶エリア内の各アドレスがアナログ入力端11
1Lおよび111Rから入力されるアナログ波形信号を
デジタル記録するための書込アドレスとして順次発生さ
れる。
【0042】アナログ入力端111Lおよび111Rか
ら入力される各チャネルのアナログ波形信号はローパス
フィルタ112Laおよび112Raを各々通過するこ
とにより24kHz以上のスペクトルが除去され、A/
D変換器113Lおよび113Rに各々入力される。こ
れらのA/D変換器にはセレクタ105によって選択さ
れたA/D変換用クロック(この場合、48kHzのク
ロック)が入力され、デジタル信号に順次変換される。
この場合、A/D変換器113Lおよび113Rから得
られるデジタル信号は、図2(a)に例示するように、
48kHz±24kHzの周波数範囲の雑音を含んでい
る。
【0043】A/D変換器113Lおよび113Rから
出力される各チャネルのデジタル信号は、補間フィルタ
115内の補間器により0値挿入による補間処理が施さ
れ、480kHzのサンプリング周波数のデジタル信号
となって同フィルタ115内のローパスフィルタに入力
され、カットオフ周波数を16kHzとする高域除去処
理が施された後、96kHzのサンプリング周波数のデ
ジタル信号となって出力される。図2(b)は補間フィ
ルタ115内のデジタルローパスフィルタの通過帯域特
性を例示するものであり、図2(c)は同デジタルロー
パスフィルタから出力される96kHzのデジタル信号
のスペクトルを例示するものである。これらの図に示す
通り、A/D変換器113Lおよび113Rの各出力信
号を構成するスペクトル(図2(a))のうち0〜16
kHzおよび96±16kHzの周波数範囲のスペクト
ルのみが補間フィルタ115により選択されて出力され
ることとなる。
【0044】そして、補間フィルタ115の出力信号
(サンプリング周波数96kHz)はデシメーションフ
ィルタ116により間引き処理、すなわち、該出力信号
を構成する連続した3サンプルのうち1サンプルのみを
選択して出力する処理が施され、32kHzのサンプリ
ング周波数のデジタル信号となって出力される。ここ
で、デシメーションフィルタ116から得られる各チャ
ネルのデジタル信号のスペクトル分布は、図2(d)に
例示するように、32kHz、64kHz、…、32n
(nは整数)kHz、…の各周波数を対称軸とし、補間
フィルタ115の出力信号のスペクトル分布(図2
(c))をこれらの各対称軸の低域側および高域側に対
称配置した分布となる。図2(c)に例示したように補
間フィルタ115の出力信号は、16kHz以上であ
り、かつ、80kHz(=96kHz−16kHz)以
下のスペクトルを含んでいないため、デシメーションフ
ィルタ116によって32kHzでのサンプリングが行
われても16kHz以下の折り返し雑音は発生しない。
【0045】以上のようにして折り返し雑音を含まない
32kHzのサンプリング周波数を有する波形データが
得られ、波形RAM121に順次書き込まれる。他のサ
ンプリング周波数24kHzおよび48kHzが指定さ
れた場合においても、上記と同様であり、アナログ波形
信号は、指定可能なサンプリング周波数の最高値である
48kHzを想定したカットオフ周波数24kHzの高
域除去処理がなされた後、A/D変換器113L、11
3Rおよび補間フィルタ115により、折り返し雑音を
含まず、かつ、十分に高いサンプリング周波数のデジタ
ル信号に変換され、指定されたサンプリング周波数の1
/2をカットオフ周波数とする高域除去処理が施され
る。そして、この高域除去のなされたデジタル信号が、
デシメーションフィルタ116により、Fs情報によっ
て指定されたサンプリング周波数のデジタル信号に変換
される。サンプリング周波数として44.1kHzが指
定された場合も、上記と同様、A/D変換、指定サンプ
リング周波数44.1kHzに対応した高域除去処理お
よびデシメーション処理が行われる。ただし、これらの
各処理は、指定サンプリング周波数が24kHz、36
kHz、48kHzである場合には480kHzのクロ
ックCKaに同期したタイミングで行われるのに対し、
指定サンプリング周波数が44.1kHzの場合には5
29kHzのクロックCKbに同期したタイミングで行
われる。以下、その理由について述べる。まず、指定サ
ンプリング周波数が24kHz、32kHz、48kH
zの各場合においては、480kHzのクロックCKa
に同期したタイミングで補間フィルタ115の動作を制
御することにより、各指定サンプリング周波数の整数倍
のサンプリング周波数のデジタル信号を得ることができ
る。しかしながら、クロックCKaの周波数である48
0kHzは44.1kHzの整数倍ではないため、サン
プリング周波数として44.1kHzが指定された場
合、クロックCKaによるタイミング制御を行ったので
は、この指定サンプリング周波数44.1kHzの整数
倍のデジタル信号を補間フィルタ111から得ることが
できない。そこで、44.1kHzと、最適なA/D変
換の周波数(約48kHz)との最小公倍数として52
9kHzを選択し、指定サンプリング周波数が44.1
kHzである場合には529kHzのクロックCKbに
同期したタイミングでA/D変換、補間処理(11倍補
間)、デシメーション処理を行うこととした。
【0046】リサンプリングモードにおいては、波形R
AM121における波形指定スイッチにより指定された
波形記憶エリアから波形データが記録時のサンプリング
周波数に従って順次読み出されると共に、この読み出し
と同期し、デシメーションフィルタから新規アナログ波
形信号に対応した波形データが順次出力され、これらの
各波形データが混合器122によって混合され、元の波
形記憶エリアに書き込まれる。また、その際、パネルス
イッチ群2内の所定のスイッチの操作により、波形RA
M121から読み出された波形データまたは混合器12
2から出力される波形データの一方が選択され、この選
択された波形データがD/A変換器5によってアナログ
波形信号に変換され、サウンドシステム6から楽音とし
て発音される。ここで、デシメーションフィルタ116
および波形RAM121から出力される各波形データは
共に折り返し雑音を含んでいないため、これらの混合に
よって得られる波形データも折り返し雑音を含まないも
のとなる。従って、上記サンプリングモードの場合と同
様、折り返し雑音を含まない波形データの記録を行うこ
とができる。
【0047】なお、上記実施例では、Lチャネルおよび
Rチャネルのアナログ波形信号をデジタル記録する場合
について説明したが、補間フィルタ115内の補間器お
よびデジタルローパスフィルタ、デシメーションフィル
タ115は、いずれもデジタル回路であって時分割制御
により複数チャネルの信号を処理し得るものであるか
ら、これらの各デジタル回路として多数チャネルのデジ
タル信号を取り扱い得るものを使用することにより、チ
ャネル数が3以上の波形記録装置を構成することも可能
である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アナログ波形信号を時系列デジタル信号に変換してメモ
リに記録する際に、アナログローパスフィルタを多数設
けることなく、かつ、折り返し雑音を生じさせることな
く、所望のサンプリング周波数の時系列デジタル信号を
記録することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による波形記録装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】 同実施例の各部において得られる信号のスペ
クトルを示す図である。
【図3】 A/D変換において生じる折り返し雑音を説
明する図である。
【図4】 デジタル記録の際のサンプリング周波数を切
り換えることができる波形記録装置の構成例を示すブロ
ック図である。
【図5】 図4に示す装置の各部において得られる信号
のスペクトルを示す図である。
【図6】 図4に示す装置の各部において得られる信号
のスペクトルを示す図である。
【符号の説明】
112La,112Ra……アナログローパスフィル
タ、 113L,113R……A/D変換器、 115……補間フィルタ、 116……デシメーションフィルタ、 121……波形RAM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H03M 1/12 H03M 1/12 C (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 1/00 - 1/88 H03H 17/00 - 17/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ波形信号を所望のサンプリング
    周波数の時系列デジタル信号に変換してメモリに記録す
    る波形記録装置であって、 前記メモリに記録する時系列デジタル信号のサンプリン
    グ周波数を指定するサンプリング周波数指定手段と、 前記サンプリング周波数指定手段によって指定可能なサ
    ンプリング周波数のうち最高のものの1/2以下の遮断
    周波数を有し、前記アナログ波形信号のうち該遮断周波
    数以下の帯域の信号を通過させるアナログローパスフィ
    ルタと、 前記アナログローパスフィルタの出力信号を前記サンプ
    リング周波数指定手段により指定可能なサンプリング周
    波数のうち最高のものに対応した周波数のクロックに従
    ってA/D変換することにより第1の時系列デジタル信
    号を出力するA/D変換手段と、 前記第1の時系列デジタル信号を補間処理により該第1
    の時系列デジタル信号よりもサンプリング周波数の高い
    第2の時系列デジタル信号に変換して出力する補間器
    と、 前記サンプリング周波数指定手段により指定されたサン
    プリング周波数の1/2を遮断周波数とする高域除去処
    理を前記第2の時系列デジタル信号に対して施し、第3
    の時系列デジタル信号として出力するデジタルローパス
    フィルタと、 前記第3の時系列デジタル信号をデシメーション処理に
    より前記サンプリング周波数指定手段によって指定され
    たサンプリング周波数の時系列デジタル信号に変換し前
    記メモリへ出力するデシメーションフィルタとを具備す
    ることを特徴とする波形記録装置。
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