JP3134510B2 - カラーインクジェット記録方法 - Google Patents

カラーインクジェット記録方法

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JP3134510B2 JP17790592A JP17790592A JP3134510B2 JP 3134510 B2 JP3134510 B2 JP 3134510B2 JP 17790592 A JP17790592 A JP 17790592A JP 17790592 A JP17790592 A JP 17790592A JP 3134510 B2 JP3134510 B2 JP 3134510B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラーインクジェットプ
リンタの記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にカラープリンタはイエロー、マゼ
ンタ、シアンの各色を重ね合わせて印字することから、
インクジェット記録の場合、液体であるインク同士が互
いに混色したり、流れ出したりするという大きな課題を
抱えている。
【0003】そこで従来、上記の課題を解決するため
に、例えば、特開昭60−197778公報のように、
カラー画像を形成する各色の記録液の表面張力が20℃
において30〜60dyn/cmの範囲内であり、各色
の記録液の表面張力が揃ったものを用いることで、被記
録材に対する各色の記録液の定着所用時間、にじみ度合
を等しくし、カラー画像の劣化を抑える方法が提案され
ている。しかし、前記記録インクをもちいる方法では記
録物のにじみの度合は減少せず、画像劣化を改善する手
段にはなり得ない。また、前記記録インクではブラック
色の記録物をモノクロプリンタによるものと比べた場
合、印字品質が劣るという課題がある。
【0004】そこで更に、特開平3ー4117号公報の
ように、表面張力が30〜40ダインの範囲にあるカラ
ー水性インクを被記録材に印刷した後、表面張力が45
〜73ダインの範囲にあるカラー水性インクを用いて印
刷することで、隣合った色の間で発生するインクの流れ
込みや、乾燥不十分が原因で発生する紙送りローラーの
汚れを防止し、また文書に適する高解像度な文字の得ら
れる、カラーインクジェト印刷方法が提案されている。
しかし、前記方法のように表面張力の異なるインクを用
いると記録紙上でのインクの広がりが異なるため、ドッ
ト径を揃えるには、ブラックインクのインク重量がカラ
ーインクよりも多く必要となり、速乾性の劣化やインク
の流れ込み、にじみ等の画像劣化を引き起こすという問
題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、モノ
クロ印字が普通紙対応の高印字品質であり、 他のカラーインクとの混色時におけるにじみが少な
く、 カラー記録におけるブラックインクの速乾性を実用上
問題のないレベルに改良し、シャープで鮮明なカラー画
像が得られるカラーインクジェットプリンタを実現する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は20℃における
表面張力が40dyn/cm未満のカラーインクを印字
した後、表面張力が40dyn/cm以上のブラックイ
ンクを印字するカラーインクジェット記録において、ブ
ラックの1ドット単位を複数のインク滴で形成すること
を特徴とするカラーインクジェット記録方法であり、ま
た前記カラーインクがイエロー、マゼンタ、シアンであ
り、水、水溶性染料、乾燥防止剤及びアセチレングリコ
ールを含むことを特徴とするカラーインクを用いること
を特徴とする。
【0007】本発明者らは上記課題を解決するために検
討を重ねた結果、40dyn/cm未満のカラーインク
の上に、40dyn/cm以上のブラックインクを重ね
て印字するカラーインクジェット記録において、ブラッ
クの1ドット単位を複数のインク滴で形成することで、
カラーインク上のブラックインクのにじみが抑えられ、
またブラックインクの少量化も実現ができ、それにより
速乾性が得られることを見い出した。
【0008】本発明のカラーインクジェット記録方法に
ついて、図1を用い具体的に説明する。
【0009】本発明のカラーインクジェット記録方法は
低表面張力のカラーインクを印字してから、高表面張力
のブラックインクを印字するが、図1のように、カラー
インク1ドットに対し、ブラックインクはその1ドット
単位を複数のインク滴の集合体で形成することを特徴と
する。そうすることで、1ドットで印字するよりも記録
紙に付着したインク滴が薄く均一になり、乾燥速度や印
字品質に好影響を与えるものである。
【0010】ブラックインク1ドット単位を構成するイ
ンク滴の数はインク重量とインク滴の広がりによって決
定されるが、記録ヘッドの応答性や紙送りのタイミング
等、記録装置にも関わることから、実用的には、カラー
インク1ドットに対して、2〜4個で構成するのが望ま
しい。
【0011】例えば360dpiで構成するシリアルヘ
ッドを用い、ブラックインクのインク滴を同一ノズルか
ら複数個吐出する場合は図2のようにあらわされる。図
2ののようにカラーインク1ドットに対し、ブラックの
1ドット単位を形成するインク滴を2個とする場合はカ
ラーインクを1/360ドットピッチで1パスで1個印
字するのに対し、ブラックのインク滴は紙送り方向にD
1ずらして2パスで2個印字する。また、203インク
滴のように主走査方向に印字開始位置をずらしたり(L
1)、印字タイミングに遅延をかけたりすることでカラ
ーインクドットとのバランスがとれやすくなる。
【0012】図3がブラックのインク滴2個で1ドット
単位を形成した場合である。
【0013】また、図4はインク滴を3個とした場合で
あるが、ブラックのインク滴を紙送り方向にD2ずらし
3パスで3個印字する。
【0014】また、図5はインク滴を4個とする場合で
あるが、ブラックのインク滴をD3ずらして3パスある
いは4パスで4個印字する。3パスで印字する場合、2
パス目は応答周波数を上げなければならない。
【0015】また、このような印字方法の他に、ブラッ
クインクのノズルをカラーインクのノズル数に対し、1
ドット単位を形成するインク滴の個数倍のノズル数を用
い、1パスで複数個のインク滴を吐出する方法であれば
印字速度の低下を容易に解決することができる。
【0016】本発明のカラーインクジェット記録方法に
用いるイエロー、マゼンタ、シアンブラックのインク
は、染料あるいは顔料等の着色剤と水或は各種有機溶剤
と目的にあった各種添加剤とからなる。
【0017】インクの着色剤としては、従来のインクジ
ェット記録用インクに用いられている水溶性染料を使用
することができ、具体的には、 C.I.ダイレクトレッド 2、4、9、23、2
6、31、39、62、63、72、75、76、7
9、80、81、83、84、89、92、95、11
1、173、184、207、211、212、21
4、218、221、223、224、225、22
6、227、232、233、240、241、24
2、243、247、 C.I.ダイレクトバイオレット 7、9、47、4
8、51、66、90、93、94、95、98、10
0、101、 C.I.ダイレクトイエロー8、9、11、12、2
7、28、29、33、35、39、41、44、5
0、53、58、59、68、86、87、93、9
5、96、98、100、106、108、109、1
10、130、132、142、144、161、16
3、 C.I.ダイレクトブルー 1、10、15、22、2
5、55、67、68、71、76、77、78、8
0、84、86、87、90、98、106、108、
109、151、156、158、159、160、1
68、189、192、193、194、199、20
0、201、202、203、207、211、21
3、214、218、225、229、236、23
7、244、248、249、251、252、26
4、270、280、288、289、291、 C.I.ダイレクトブラック9、17、19、22、3
2、51、56、62、69、77、80、91、9
4、97、108、112、113、114、117、
118、121、122、125、132、146、1
54、166、168、173、199、 C.I.アシッドレッド35、42、52、57、6
2、80、82、111、114、118、119、1
27、128、131、143、151、154、15
8、249、254、257、261、263、26
6、289、299、301、305、336、33
7、361、396、397、 C.I.アシッドバイオレット5、34、43、47、
48、90、103、126、 C.I.アシッドイエロー17、19、23、25、3
9、40、42、44、49、50、61、64、7
6、79、110、127、135、143、151、
159、169、174、190、195、196、1
97、199、218、219、222、227、 C.I.アシッドブルー 9、25、40、41、6
2、72、76、78、80、82、92、106、1
12、113、120、127:1、129、138、
143、175、181、205、207、220、2
21、230、232、247、258、260、26
4、271、277、278、279、280、28
8、290、326、 C.I.アシッドブラック7、24、29、48、5
2:1、172、 C.I.リアクティブレッド3、13、17、19、2
1、22、23、24、29、35、37、40、4
1、43、45、49、55、 C.I.リアクティブバイオレット1、3、4、5、
6、7、8、9、16、17、22、23、24、2
6、27、33、34、 C.I.リアクティブイエロー2、3、13、14、1
5、17、18、23、24、25、26、27、2
9、35、37、41、42、 C.I.リアクティブブルー2、3、5、8、10、1
3、14、15、17、18、19、21、25、2
6、27、28、29、38、 C.I.リアクティブブラック4、5、8、14、2
1、23、26、31、32、34、 C.I.ベーシックレッド12、13、14、15、1
8、22、23、24、25、27、29、35、3
6、38、39、45、46、 C.I.ベーシックバイオレット1、2、3、7、1
0、15、16、20、21、25、27、28、3
5、37、39、40、48、 C.I.ベーシックイエロー 1、2、4、11、1
3、14、15、19、21、23、24、25、2
8、29、32、36、39、40、 C.I.ベーシックブルー 1、3、5、7、9、2
2、26、41、45、46、47、54、57、6
0、62、65、66、69、71、 C.I.ベーシックブラック8、 また、顔料として無機顔料(カーボンブラック)、有機
顔料(不溶性アゾ顔料、溶性アゾ顔料、フタロシアニン
系顔料、イソインドリノン系顔料、キナクリドン系顔
料、ペリノン・ペリレン系顔料)等が使用できる。その
他顔料表面を樹脂等で処理した加工顔料(グラフトカー
ボン等)も使用できる。
【0018】インク組成分中のこれら着色剤の含有量と
しては、記録物の印字濃度、目詰まり、吐出特性等を考
慮し、固形分で1〜10wt%の範囲で使用するのが望
ましい。
【0019】また、本発明のインクジェット記録用イン
クに用いられる溶媒はイオン交換水の他に、水溶性有機
溶剤であり、例えばメチルアルコール、エチルアルコー
ル、nープロピルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、nーブチルアルコール、sec−ブチルアルコー
ル、tert−ブチルアルコール、イソブチルアルコー
ル等の炭素数1〜4のアルキルアルコールエーテル類;
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミ
ド類;アセトン、ジアセトンアルコール等のケトンまた
はケトアルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン
等のエーテル類;ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール等のポリアルキレングリコール類;エチ
レングリコール、プロピレングリコール、1,2,6−
ヘキサントリオール、チオジグリコール、ヘキシレング
リコール等のアルキレン基が2〜6個の炭素原子を含む
アルキレングリコール類;グリセリン;エチレングリコ
ールメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチル
(またはエチル)エーテル、トリエチレングリコールモ
ノメチル(またはエチル)エーテル等の多価アルコール
の低級アルキルエーテル類等が挙げられる。
【0020】以上の、水溶性有機溶剤のなかでも、多価
アルコール類はインクジェット記録インク中の水が蒸発
し、記録剤が析出することによるノズル目詰まりによる
吐出不良を防ぐための乾燥防止剤剤としての効果が大き
いことから好ましいものである。
【0021】また、本発明のカラーインクジェット記録
方法に用いるブラックインクに用いる水溶性有機溶剤と
しては、上記湿潤剤となる水溶性有機溶剤の他に、例え
ばエチルアルコール、nープロピルアルコール等の1価
アルコールが好ましく、これらは記録紙上での記録イン
クが必要以上に浸透、拡散するのを防ぐため、にじみが
抑えられ、普通紙対応性の高印字品質を実現するのに効
果的ある。
【0022】これらの水溶性有機溶剤は単独でも使用で
きるが、2種或はそれ以上の溶剤を混合して使用するこ
ともできる。
【0023】また、本発明のカラーインクジェット記録
方法に用いるイエロー、マゼンタ、シアンの3色のカラ
ーインクには、40dyn/cm未満の表面張力を得る
ために、アセチレングリコール系界面活性剤等の界面活
性剤を添加する。アセチレングリコール系界面活性剤の
具体例としては、サーフィノールTG、サーフィノール
82、サーフィノール440などが挙げられる。表面張
力調整剤として用いるこれらの界面活性剤は吐出時にお
けるサテライトの発生、泡立ち等の弊害を防止するため
に、0.1〜2wt%の範囲で添加するのが好ましい。
【0024】このほかに本発明のカラーインクジェット
記録方法に用いる記録インクには、従来公知の分散剤、
界面活性剤、粘度調製剤、表面張力調製剤、比抵抗調製
剤、pH調製剤、酸化防止剤、防カビ剤、キレート剤等
を必要に応じて添加することができる。
【0025】これら各種添加剤のインク組成分中におけ
る含有量は目的に応じ異なるが、過剰量は泡立ち、析
出、保存性劣化等の原因となることから0.001〜5
wt%の範囲で使用するのが望ましい。
【0026】
【実施例】以下に、実施例および比較例を用い本発明の
カラーインクジェット記録方法について説明する。
【0027】まず、各評価にあたり、当社試作機である
360dpi、48ノズルのオンデマンド型インクジェ
ット記録装置を用いて、以下のテストを行う。
【0028】テスト1:ブラックインクとイエローイン
クの混色によるにじみ 本発明のカラーインクジェット記録方法により、市販の
PPC用紙(富士ゼロックス社;XEROX−P)上に
100%dutyでイエローインクを印字し、その上に
ブラックインクで文字を印字したサンプルのブラックイ
ンクとイエローインクの混色によるにじみを目視にて観
察し、以下のように評価した。
【0029】尚、比較例1〜3においてはブラックイン
クを1ドットで印字した。
【0030】 にじみが著しく画像を劣化させている・・・・・× にじみが目だつ・・・・・・・・・・・・・・・△ ややにじみがみられるが画像全体に影響はない・○ にじみは目だたない・・・・・・・・・・・・・◎ テスト2:カラー画像におけるインクの乾燥速度 被記録紙を市販のPPC用紙(富士ゼロックス社製;X
EROX−P)としたとき、テスト1の評価方法と同様
に得た印字サンプル上に被記録紙と同様のPPC用紙を
のせて1秒押え、印字直後から裏移りしなくなるまでの
時間を測定し、以下のように評価した。
【0031】印字サンプル全体が完全に裏移りしなくな
るまでの時間が1分以上 ・・・× 30秒〜1分・・・△ 5秒〜30秒・・・○ 5秒以内・・・◎ テスト3:カラー画像におけるインクドットの均一さ 被記録紙を市販のPPC用紙(富士ゼロックス社製;X
EROX−P)としたときのイエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラック各色の印字サンプルのインクドットの広が
りを投映機で測定し、イエローのインクドットとブラッ
クのインクドットの均一さを以下のように評価した。
【0032】ブラックのインクドットがカラーのインク
ドットよりも 小さいまたは大きい・・・× 大きさが等しい ・・・○ 以下に、前記評価に用いるインク組成及び表面張力を表
1にまとめる。
【0033】尚、実施例1、2、5、比較例1、3は表
1の2のインク、実施例3、4、比較例2は表1の1の
インクの組合せを用いた。
【0034】
【表1】
【0035】表1のインクを用い行った前記評価結果を
表2にまとめる。
【0036】
【表2】
【0037】表面張力の異なるカラーインクとブラック
インクを用い、同一ドット径を得ようとした場合、高表
面張力のブラックインクは低表面張力のカラーインクよ
りも多くのインク重量が必要となる。しかし、ブラック
の1ドット単位を複数のインク滴で形成することによ
り、実施例1、2、5のように、ブラックインクのドッ
ト重量がカラーインクと同等、あるいは少ない場合であ
っても、比較例1、3に比べ、カラーとブラックのドッ
ト径が均一となり、混色によるにじみが抑えられる。
【0038】また、実施例3、4のように、ブラックイ
ンクの1ドット単位のトータルのインク重量をカラーイ
ンクよりも多くした場合であっても、1ドット単位を複
数のインク滴で形成することにより、比較例2に比べ、
インクは記録紙上に薄く均一に付着し、インクの乾燥速
度は速くなり、実施例1、2、5と同様に混色によるに
じみは抑えられる。
【0039】このようにカラーインク1ドットに対す
る、ブラックの1ドット単位を複数のインク滴で形成し
た場合、記録紙上で薄く均一にインクを付着させること
によって、ブラックインクのインク重量を少なくでき、
混色によるにじみを抑え、カラー画像の速乾性も改良で
きる。
【0040】
【発明の効果】本発明のカラーインクジェット記録方法
によれば、40dyn/cm未満のカラーインクの上
に、40dyn/cm以上のブラックインクを重ねて印
字するカラーインクジェット記録において、ブラックの
1ドット単位を複数のインク滴で形成することにより、 普通紙対応の高印字品質なモノクロ記録が得られる、 ブラックインク、カラーインクの4色共、記録紙上で
のドット径が均一になり、混色時のインクの流れ込み、
にじみのない、シャープで鮮明なカラー画像が得られ
る、 ブラックインクの乾燥速度が、他のカラーインクと同
等に速くなり、印字速度や印字後の記録物の汚れ等が改
善できる、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラーインクジェット記録方法のブラ
ックインクを印字した時の1ドット単位の説明図であ
る。
【図2】本発明のカラーインクジェット記録方法のカラ
ーインク1ドットに対するブラックインク1ドット単位
を2個のインク滴で形成し、印字開始位置をずらした時
の説明図である。
【図3】本発明のカラーインクジェット記録方法のカラ
ーインク1ドットに対するブラックインク1ドット単位
を2個のインク滴で形成した説明図である。
【図4】本発明のカラーインクジェット記録方法のカラ
ーインク1ドットに対するブラックインク1ドット単位
を3個のインク滴で形成した説明図である。
【図5】本発明のカラーインクジェット記録方法のカラ
ーインク1ドットに対するブラックインク1ドット単位
を4個のインク滴で形成した説明図である。
【符号の説明】
101・・・上方向から見たカラーインク1ドット 102・・・上方向から見た1ドット単位を形成するブ
ラックのインク滴 103・・・横方向から見た記録紙上のカラーインク1
ドット 104・・・横方向から見た記録紙上の1ドット単位を
形成するブラックのインク滴 105・・・記録紙 201...上方向から見たカラーインク1ドット 202・・・上方向から見た1ドット単位を形成するブ
ラックのインク滴 203・・・主走査方向にL1ずらし印字したブラック
のインク滴 301...上方向から見たカラーインク1ドット 302・・・上方向から見た1ドット単位を形成するブ
ラックのインク滴 401...上方向から見たカラーインク1ドット 402・・・上方向から見た1ドット単位を形成するブ
ラックのインク滴 501...上方向から見たカラーインク1ドット 502・・・上方向から見た1ドット単位を形成するブ
ラックのインク滴
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−4154(JP,A) 特開 平3−41171(JP,A) 特開 平4−183761(JP,A) 特開 平4−175383(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/21 B41J 2/01 C09D 11/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラーインクジェット記録方法であって、 20℃における表面張力が40dyn/cm未満のカラ
    ーインクと、20℃における表面張力が40dyn/c
    m以上のブラックインクを用い、かつブラック1ドット
    単位を前記ブラックインクの複数のインク滴で形成する
    工程を含んでなり、 前記カラーインクが水、水溶性染料、乾燥防止剤、及び
    アセチレングリコール系界面活性剤を含んでなるもので
    ある、カラーインクジェット記録方法。
  2. 【請求項2】カラーインクがイエロー、マゼンタ、また
    はシアンである、請求項1に記載のカラーインクジェッ
    ト記録方法。
  3. 【請求項3】ブラック1ドットが2〜4個のブラックイ
    ンク滴から構成される、請求項1または2に記載のカラ
    ーインクジェット記録方法。
  4. 【請求項4】前記カラーインクを印字した後、前記ブラ
    ックインクを印字する、請求項1〜3のいずれか一項に
    記載のカラーインクジェット記録方法。
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