JP3134372B2 - 課金交換局における発信課金エリア番号対応の課金制御方式 - Google Patents
課金交換局における発信課金エリア番号対応の課金制御方式Info
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- JP3134372B2 JP3134372B2 JP03196262A JP19626291A JP3134372B2 JP 3134372 B2 JP3134372 B2 JP 3134372B2 JP 03196262 A JP03196262 A JP 03196262A JP 19626291 A JP19626291 A JP 19626291A JP 3134372 B2 JP3134372 B2 JP 3134372B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、課金交換局における発
信課金エリア番号対応の課金制御方式に関する。一般
に、交換機は自局が課金交換局であると、着信エリア番
号対応に付与された課金指数に基づいて課金が実施され
ている。従って、課金交換局は着信エリア対応の課金し
か考慮されておらず、回線価値の高いネットワーク内で
の発信エリアから課金交換局までの距離を考慮した課金
を実施する課金制御方式が要望されている。
信課金エリア番号対応の課金制御方式に関する。一般
に、交換機は自局が課金交換局であると、着信エリア番
号対応に付与された課金指数に基づいて課金が実施され
ている。従って、課金交換局は着信エリア対応の課金し
か考慮されておらず、回線価値の高いネットワーク内で
の発信エリアから課金交換局までの距離を考慮した課金
を実施する課金制御方式が要望されている。
【０００２】例えば、発信エリアの課金データ収集局か
ら課金機能を有する交換局までの距離が長い場合、課金
交換局から着信エリアまでの課金情報は収集可能である
が、課金データ収集局から課金交換局までの距離は考慮
されずに課金情報がメータパルスにより課金データ収集
局に収集される。これは課金交換局が新技術の課金機能
を有していても、課金データ収集局が既存の交換機であ
る場合、課金データ収集局から課金交換局までの距離が
長い回線価値の高いネットワークからの発信時には特に
料金上考慮する必要がある。
ら課金機能を有する交換局までの距離が長い場合、課金
交換局から着信エリアまでの課金情報は収集可能である
が、課金データ収集局から課金交換局までの距離は考慮
されずに課金情報がメータパルスにより課金データ収集
局に収集される。これは課金交換局が新技術の課金機能
を有していても、課金データ収集局が既存の交換機であ
る場合、課金データ収集局から課金交換局までの距離が
長い回線価値の高いネットワークからの発信時には特に
料金上考慮する必要がある。
【０００３】
【従来の技術】従来の課金交換局での課金制御方式の接
続構成図を図５に示す。図５（ａ）は発側局に課金機能
のない場合の市外呼の課金方式、図５（ｂ）は市内及び
自局内呼の課金方式を示す。図５（ａ）において、11は
エリアａ内に設置された市内交換機(LS)、12はエリアａ
内に設置された市外交換機(TS)、13はエリアｂ内に設置
された市内・市外併合交換機(TLS) 、14はエリアｂ内に
設置された市内交換機(LS)、15はエリアｃ内に設置され
た市内交換機(LS)、16はエリアｃ内に設置された市外交
換器(TS)を示す。なお20〜29は各局間接続の為のトラン
ク群(OGT,ICT) 、30はトランク群テーブル、31は翻訳テ
ーブル、32は課金レートテーブルである。
続構成図を図５に示す。図５（ａ）は発側局に課金機能
のない場合の市外呼の課金方式、図５（ｂ）は市内及び
自局内呼の課金方式を示す。図５（ａ）において、11は
エリアａ内に設置された市内交換機(LS)、12はエリアａ
内に設置された市外交換機(TS)、13はエリアｂ内に設置
された市内・市外併合交換機(TLS) 、14はエリアｂ内に
設置された市内交換機(LS)、15はエリアｃ内に設置され
た市内交換機(LS)、16はエリアｃ内に設置された市外交
換器(TS)を示す。なお20〜29は各局間接続の為のトラン
ク群(OGT,ICT) 、30はトランク群テーブル、31は翻訳テ
ーブル、32は課金レートテーブルである。
【０００４】エリアａ内の電話機Ａ或いはエリアｃ内の
電話機Ｃからエリアｂ内の電話機Ｂに市外呼をかけた場
合の課金について説明する。市外呼の課金は本来発側エ
リアの市外交換機12或いは16で実施されるが、市外交換
機に課金収集機能を有しない場合は着側エリアの市内・
市外併合交換機13から送出される課金信号(MP)に従い、
発側市内交換機11或いは15で課金収集を実施することも
可能となる。この場合、市内・市外併合交換機13は発側
対向トランク群23或いは29対応に設置されたトランク群
テーブル30の課金収集条件CHG を基に、発側市外交換機
12或いは16への課金信号(MP)送出の要否を決定する。送
出される課金信号(MP)の間隔は、エリアｂに付与された
翻訳テーブル31の課金指数TCHXより求められる課金レー
トテーブル32の課金レートRATEに従い制御される。
電話機Ｃからエリアｂ内の電話機Ｂに市外呼をかけた場
合の課金について説明する。市外呼の課金は本来発側エ
リアの市外交換機12或いは16で実施されるが、市外交換
機に課金収集機能を有しない場合は着側エリアの市内・
市外併合交換機13から送出される課金信号(MP)に従い、
発側市内交換機11或いは15で課金収集を実施することも
可能となる。この場合、市内・市外併合交換機13は発側
対向トランク群23或いは29対応に設置されたトランク群
テーブル30の課金収集条件CHG を基に、発側市外交換機
12或いは16への課金信号(MP)送出の要否を決定する。送
出される課金信号(MP)の間隔は、エリアｂに付与された
翻訳テーブル31の課金指数TCHXより求められる課金レー
トテーブル32の課金レートRATEに従い制御される。
【０００５】以上により図５（ａ）に示した市外呼の課
金は、エリアａ，ｃからの呼は同一料金としている。次
に図５（ｂ）において、50,51,52は加入者集線装置(RL
C) 、53は市内・市外併合交換機(TLS) 、54は着側市内
交換機(LS)、61は翻訳テーブル、62は課金レートテーブ
ルを示す。エリアｄ内の電話機Ｄ、或いはエリアｅ内の
電話機ＥまたはＨから着側の電話機Ｆ，Ｇ，Ｉに対して
市内呼或いは自局内呼をかけた場合の課金について説明
する。
金は、エリアａ，ｃからの呼は同一料金としている。次
に図５（ｂ）において、50,51,52は加入者集線装置(RL
C) 、53は市内・市外併合交換機(TLS) 、54は着側市内
交換機(LS)、61は翻訳テーブル、62は課金レートテーブ
ルを示す。エリアｄ内の電話機Ｄ、或いはエリアｅ内の
電話機ＥまたはＨから着側の電話機Ｆ，Ｇ，Ｉに対して
市内呼或いは自局内呼をかけた場合の課金について説明
する。
【０００６】市内呼、自局内呼の課金は、課金機能を有
する市内・市外併合交換機53の翻訳テーブル61の着信局
番OFC(オフィースコード) に付与された課金指数TCHXよ
り求められる課金レートテーブル62の課金レートRATEに
従い制御される。従って、市外呼の場合と同様、発信加
入者収容位置に関係なく同一料金としている。
する市内・市外併合交換機53の翻訳テーブル61の着信局
番OFC(オフィースコード) に付与された課金指数TCHXよ
り求められる課金レートテーブル62の課金レートRATEに
従い制御される。従って、市外呼の場合と同様、発信加
入者収容位置に関係なく同一料金としている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従来の課金交換局にお
ける課金制御方式では、エリアａ，ｃからのエリアｂへ
の市外呼の課金、エリアｄ，ｅ設置の加入者集線装置か
らの自局内呼、市内呼の課金が同一となってしまう為、
回線価値の高いネットワーク内において発側の回線施設
距離が課金に反映されないという問題を生じていた。
ける課金制御方式では、エリアａ，ｃからのエリアｂへ
の市外呼の課金、エリアｄ，ｅ設置の加入者集線装置か
らの自局内呼、市内呼の課金が同一となってしまう為、
回線価値の高いネットワーク内において発側の回線施設
距離が課金に反映されないという問題を生じていた。
【０００８】本発明は、この様な点に鑑みて考慮された
ものであり、既存の課金制御方式に回線価値の高いネッ
トワーク内における距離対応の課金を付与することを目
的としている。
ものであり、既存の課金制御方式に回線価値の高いネッ
トワーク内における距離対応の課金を付与することを目
的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の原理構成図を図
１に示す。図において、10は着側エリアｂ内に設置され
た市内・市外併合交換機、１は近接地エリアａ内に設置
された発側交換機対応の入トランク群、２は遠隔地エリ
アｃ内に設置された発側交換機対応の入トランク群、３
はエリアｂ内に設置された着側交換機対応の出トランク
群、４，５はエリアｄ，ｅ内に設置された加入者集線装
置対向のディジタルターミナル、６はネットワーク、７
は中央制御装置、８は主記憶装置を示す。
１に示す。図において、10は着側エリアｂ内に設置され
た市内・市外併合交換機、１は近接地エリアａ内に設置
された発側交換機対応の入トランク群、２は遠隔地エリ
アｃ内に設置された発側交換機対応の入トランク群、３
はエリアｂ内に設置された着側交換機対応の出トランク
群、４，５はエリアｄ，ｅ内に設置された加入者集線装
置対向のディジタルターミナル、６はネットワーク、７
は中央制御装置、８は主記憶装置を示す。
【００１０】課金機能を有する市内・市外併合交換機10
の主記憶装置８に、発側エリアのトランク群対応に設置
されたトランク群テーブル81と、着側エリア毎に課金指
数を付与する翻訳テーブル82の他に、入トランク群／集
線装置対応の課金エリア番号を付与する課金エリア番号
テーブル83と、着信エリア対応に付与された課金指数と
の組合せにより発側エリアからの距離対応の課金指数を
決定する最終課金情報決定テーブル84とを設け、上記各
テーブルより課金指数を判定する判定手段71と各トラン
ク群と各テーブルとを制御する制御手段72とを中央制御
装置７に有するように構成する。
の主記憶装置８に、発側エリアのトランク群対応に設置
されたトランク群テーブル81と、着側エリア毎に課金指
数を付与する翻訳テーブル82の他に、入トランク群／集
線装置対応の課金エリア番号を付与する課金エリア番号
テーブル83と、着信エリア対応に付与された課金指数と
の組合せにより発側エリアからの距離対応の課金指数を
決定する最終課金情報決定テーブル84とを設け、上記各
テーブルより課金指数を判定する判定手段71と各トラン
ク群と各テーブルとを制御する制御手段72とを中央制御
装置７に有するように構成する。
【００１１】
【作用】課金エリア番号テーブル83、最終課金情報決定
テーブル84、トランク群テーブ81、翻訳テーブル82によ
る情報を、主記憶装置８にデータとして格納し、判定手
段71 と制御手段72により前記主記憶装置８に格納され
た呼処理プログラムを前記中央制御装置７が実行するこ
とにより実現される。
テーブル84、トランク群テーブ81、翻訳テーブル82によ
る情報を、主記憶装置８にデータとして格納し、判定手
段71 と制御手段72により前記主記憶装置８に格納され
た呼処理プログラムを前記中央制御装置７が実行するこ
とにより実現される。
【００１２】前記入トランク群１と２にはトランクグル
ープ番号が付与され、トランクグループ対応にトランク
群テーブル81と課金エリア番号テーブル83が設けられて
いる。また前記ディジタルターミナル４，５には集線装
置番号が付与され、集線装置番号対応に課金エリア番号
テーブル83’が設けられている。
ープ番号が付与され、トランクグループ対応にトランク
群テーブル81と課金エリア番号テーブル83が設けられて
いる。また前記ディジタルターミナル４，５には集線装
置番号が付与され、集線装置番号対応に課金エリア番号
テーブル83’が設けられている。
【００１３】以下、中央制御装置７により実行される発
信課金エリア番号対応の課金処理フローチャートを図
２、図３に示す。 (1) 発信電話機からのオンフックにより起動を検出す
る。 (2) 発信電話機からのダイヤルにより数字を受信する。 (3) 受信したダイヤル数字を翻訳して着信先を選定す
る。 (4) 発信電話機と相手先電話機との呼接続を実施する。 (5) 発信呼が課金呼か否かをチェックし、非課金呼であ
れば呼接続終了まで呼接続を実施する。 (6) 発信呼が課金呼であれば呼種別をチェックし、呼種
別が市内呼、自局内呼であれば呼接続終了まで呼接続を
実施する。 (7) 呼種別が市外呼であれば課金を行うかどうかをチェ
ックし、課金以外であれば呼接続終了まで呼接続を実施
し、課金であればトランク群テーブル81よりトランク群
番号に対応する課金収集条件を設定して、発信側へメー
ターパルスを送出する。 (8) 翻訳テーブル82により受信数字に対応する翻訳課金
指数を読出し、 (9) トランク群対応の課金エリア番号テーブル83から入
トランク群対応の課金エリア番号を読出し、 (10)最終課金情報決定テーブル84より翻訳課金指数と課
金エリア番号とから最終課金情報を決定する。 (11)決定された最終課金情報から課金レートを読出す。 (12)課金レートに従ったメータパルスを発信側へ送出す
る。 (13)メータパルス送出は呼接続終了まで続行して呼接続
を終了する。 (14)呼接続を終了して再び呼種別をチェックし、呼種別
が市内呼、自局内呼であれば課金呼のチェックに移る。 (15)呼種別が市外呼であればメータパルス送出中かどう
かをチェックし、メータパルス送出中でなければ処理を
終了する。 (16)メータパルス送出中であればメータパルス送出を停
止して処理を終了する。 (17)呼種別が市内呼、自局内呼であれば課金呼であるか
否かをチェックし、非課金呼であれば処理を終了する。 (18)課金呼であれば自局課金か他局課金かをチェック
し、他局課金であれば処理を終了する。 (19)自局課金であれば翻訳テーブル82により受信数字に
対応する翻訳課金指数を読出し、 (20)集線装置番号対応の課金エリア番号テーブル83’よ
り該当する集線装置番号対応の課金エリア番号を読出
し、 (21)最終課金情報決定テーブル84により翻訳課金指数と
課金エリア番号より最終課金情報を決定する。 (22)決定された最終課金情報から課金レートを読出す。 (23)該課金レートに従った課金データを収集して処理を
終了する。
信課金エリア番号対応の課金処理フローチャートを図
２、図３に示す。 (1) 発信電話機からのオンフックにより起動を検出す
る。 (2) 発信電話機からのダイヤルにより数字を受信する。 (3) 受信したダイヤル数字を翻訳して着信先を選定す
る。 (4) 発信電話機と相手先電話機との呼接続を実施する。 (5) 発信呼が課金呼か否かをチェックし、非課金呼であ
れば呼接続終了まで呼接続を実施する。 (6) 発信呼が課金呼であれば呼種別をチェックし、呼種
別が市内呼、自局内呼であれば呼接続終了まで呼接続を
実施する。 (7) 呼種別が市外呼であれば課金を行うかどうかをチェ
ックし、課金以外であれば呼接続終了まで呼接続を実施
し、課金であればトランク群テーブル81よりトランク群
番号に対応する課金収集条件を設定して、発信側へメー
ターパルスを送出する。 (8) 翻訳テーブル82により受信数字に対応する翻訳課金
指数を読出し、 (9) トランク群対応の課金エリア番号テーブル83から入
トランク群対応の課金エリア番号を読出し、 (10)最終課金情報決定テーブル84より翻訳課金指数と課
金エリア番号とから最終課金情報を決定する。 (11)決定された最終課金情報から課金レートを読出す。 (12)課金レートに従ったメータパルスを発信側へ送出す
る。 (13)メータパルス送出は呼接続終了まで続行して呼接続
を終了する。 (14)呼接続を終了して再び呼種別をチェックし、呼種別
が市内呼、自局内呼であれば課金呼のチェックに移る。 (15)呼種別が市外呼であればメータパルス送出中かどう
かをチェックし、メータパルス送出中でなければ処理を
終了する。 (16)メータパルス送出中であればメータパルス送出を停
止して処理を終了する。 (17)呼種別が市内呼、自局内呼であれば課金呼であるか
否かをチェックし、非課金呼であれば処理を終了する。 (18)課金呼であれば自局課金か他局課金かをチェック
し、他局課金であれば処理を終了する。 (19)自局課金であれば翻訳テーブル82により受信数字に
対応する翻訳課金指数を読出し、 (20)集線装置番号対応の課金エリア番号テーブル83’よ
り該当する集線装置番号対応の課金エリア番号を読出
し、 (21)最終課金情報決定テーブル84により翻訳課金指数と
課金エリア番号より最終課金情報を決定する。 (22)決定された最終課金情報から課金レートを読出す。 (23)該課金レートに従った課金データを収集して処理を
終了する。
【００１４】上記処理フローチャートのうち(8) 〜(12)
は市外交換系に、(19)〜(22)とは市内交換系に本発明に
より追加された処理フローである。
は市外交換系に、(19)〜(22)とは市内交換系に本発明に
より追加された処理フローである。
【００１５】
【実施例】本発明の課金制御方式の実施例の接続構成図
を図４に示す。図において、11はエリアａ内に設置され
た市内交換機(LS)、12はエリアａ内に設置された市外交
換機(TS)、13はエリアｂ内に設置された市内・市外併合
交換機(TLS) 、14はエリアｂ内に設置された市内交換機
(LS)、15はエリアｃ内に設置された市内交換機(LS)、16
はエリアｃ内に設置された市外交換機(TS)、50,51,52は
加入者集線装置(RLC) 、54は市内交換機(LS)、20〜29,
67, 68は各局間接続の為のトランク群(OGT,ICT) 、61〜
66は各局間接続の為のディジタルターミナル、81はトラ
ンク群テーブル、82は翻訳テーブル、83はトランク群対
応課金エリア番号テーブル、83' は集線装置対応課金エ
リア番号テーブル、84は最終課金情報テーブルを示す。
を図４に示す。図において、11はエリアａ内に設置され
た市内交換機(LS)、12はエリアａ内に設置された市外交
換機(TS)、13はエリアｂ内に設置された市内・市外併合
交換機(TLS) 、14はエリアｂ内に設置された市内交換機
(LS)、15はエリアｃ内に設置された市内交換機(LS)、16
はエリアｃ内に設置された市外交換機(TS)、50,51,52は
加入者集線装置(RLC) 、54は市内交換機(LS)、20〜29,
67, 68は各局間接続の為のトランク群(OGT,ICT) 、61〜
66は各局間接続の為のディジタルターミナル、81はトラ
ンク群テーブル、82は翻訳テーブル、83はトランク群対
応課金エリア番号テーブル、83' は集線装置対応課金エ
リア番号テーブル、84は最終課金情報テーブルを示す。
【００１６】エリアａ内の市内交換機11とエリアｃ内の
市内交換機15は課金データ収集局で課金機能を有する市
内・市外併合交換機13からのメータパルス(MP)をそれぞ
れのエリアの課金機能を有しない市外交換機12或いは16
を経由して受信する。エリアａとエリアｃの市外交換機
12或いは16とエリアｂ内の市内・市外併合交換機13との
距離ｆ或いはｇに対応した発側距離別の課金情報と着側
距離別の課金情報を加算したメータパルスを市内交換機
11或いは15で受信することが出来る。
市内交換機15は課金データ収集局で課金機能を有する市
内・市外併合交換機13からのメータパルス(MP)をそれぞ
れのエリアの課金機能を有しない市外交換機12或いは16
を経由して受信する。エリアａとエリアｃの市外交換機
12或いは16とエリアｂ内の市内・市外併合交換機13との
距離ｆ或いはｇに対応した発側距離別の課金情報と着側
距離別の課金情報を加算したメータパルスを市内交換機
11或いは15で受信することが出来る。
【００１７】また、市内・市外併合交換機13の市内系で
はエリアｄ或いはｅの加入者集線装置50, 51は、エリア
ｂ内の市内・市外併合交換機13からの距離ｈ或いはｉに
対応した距離別の課金データを収集することが出来る。
上記課金情報は、市内・市外併合交換機13のメモリに有
する各テーブル81,82,83,83', 84により設定することが
出来る。
はエリアｄ或いはｅの加入者集線装置50, 51は、エリア
ｂ内の市内・市外併合交換機13からの距離ｈ或いはｉに
対応した距離別の課金データを収集することが出来る。
上記課金情報は、市内・市外併合交換機13のメモリに有
する各テーブル81,82,83,83', 84により設定することが
出来る。
【００１８】
【発明の効果】本発明により、発信エリアから課金交換
局までの距離を考慮した課金が可能になり、回線価値の
高いネットワーク内の通話料金に距離別の料金を含ませ
ることが出来る。また、本発明では課金エリア単位が入
トランク群／集線装置対応に成り立っていることに着目
し、入トランク群／集線装置対応の課金エリア番号を付
与する課金エリアテーブルを用いるようにしたので、経
済的で処理スピードの早い加入者の課金エリアに応じた
適正な課金を行うことができる。
局までの距離を考慮した課金が可能になり、回線価値の
高いネットワーク内の通話料金に距離別の料金を含ませ
ることが出来る。また、本発明では課金エリア単位が入
トランク群／集線装置対応に成り立っていることに着目
し、入トランク群／集線装置対応の課金エリア番号を付
与する課金エリアテーブルを用いるようにしたので、経
済的で処理スピードの早い加入者の課金エリアに応じた
適正な課金を行うことができる。
【図１】 本発明の原理構成図
【図２】 本発明の処理フローチャート（その１）
【図３】 本発明の処理フローチャート（その２）
【図４】 実施例の接続構成図
【図５】 従来例の接続構成図
１，２ 入トランク群 ３ 出トランク群 ４，５, 61〜66 デイジタルターミナル ６ ネットワーク ７ 中央制御装置 ８ 主記憶装置 10，13，53 市内・市外併合交換機 11, 14, 54 市内交換機 12, 16 市外交換機 20〜29, 67, 68 トランク群 50, 51, 52 加入者集線装置 30, 61，81 トランク群テーブル 31, 82 翻訳テーブル 32，62 課金レートテーブル 71 判定手段 72 制御手段 83, 83' 課金エリア番号テーブル 84 最終課金情報テーブル
フロントページの続き (72)発明者 遠藤 哲 神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目９番 18号 富士通コミュニケーション・シス テムズ株式会社内 (56)参考文献 特開 平３−213046（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−277369（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−28362（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−298858（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04M 15/00
Claims (1)
- 【請求項１】 着側エリアｂ内に設置された市内・市外
併合交換機に、近接地エリアａ内に設置された発側交換
機対応の入トランク群と、遠隔地エリアｃ内に設置され
た発側交換機対応の入トランク群と、エリアｂ内に設置
された着側交換機対応の出トランク群と、エリアｄ，ｅ
内に設置された加入者集線装置対向のディジタルターミ
ナルと、ネットワークと、中央制御装置と、主記憶装置
とを有し、 該課金機能を有する市内・市外併合交換機の主記憶装置
に、発側エリアのトランク群対応に設置されたトランク
群テーブルと、着側エリア毎に課金指数を付与する翻訳
テーブルの他に、入トランク群／集線装置対応の課金エ
リア番号を付与する課金エリア番号テーブルと、着信エ
リア対応に付与された課金指数との組合せにより発側エ
リアとの距離対応の課金指数を決定する最終課金情報決
定テーブルとを設け、上記各テーブルより課金指数を判
定する判定手段と各トランク群と各テーブルとを制御す
る制御手段とを中央制御装置に有し、 上記課金エリア番号テーブル、最終課金情報決定テーブ
ル、トランク群テーブル、翻訳テーブルによる情報を、
主記憶装置にデータとして格納し、判定手段と制御手段
により前記主記憶装置に格納された呼処理プログラムを
前記中央制御装置が実行することを特徴とする課金交換
局における発信課金エリア番号対応の課金制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03196262A JP3134372B2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 課金交換局における発信課金エリア番号対応の課金制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03196262A JP3134372B2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 課金交換局における発信課金エリア番号対応の課金制御方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0541752A JPH0541752A (ja) | 1993-02-19 |
| JP3134372B2 true JP3134372B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16354885
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03196262A Expired - Fee Related JP3134372B2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 課金交換局における発信課金エリア番号対応の課金制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3134372B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08191354A (ja) * | 1995-01-09 | 1996-07-23 | Fujitsu Ltd | 通話課金処理方法 |
-
1991
- 1991-08-06 JP JP03196262A patent/JP3134372B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0541752A (ja) | 1993-02-19 |
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