JP3134151U - 着色可能表面を備える磁石構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】着色可能表面を備える磁石構造を提供する。
【解決手段】主に磁石の表面上にインク着色特性を備えたインク着色表層を結合し、インク着色表層の材料は高分子樹脂、インク吸着性良好原料及び密著度増進剤等原料を混合し形成する。これによりインク着色表層と磁石の表面との間には高密著効果が生まれ、表層が使用中に剥落する可能性を低下させることができる。しかも、インク着色表層を利用し、磁石表面は顔料が付着し易いという特性を構成し、磁石表面に着色或いは図案印刷が可能という目的を達成することができる。
【選択図】図5

Description

本考案は一種の着色可能表面を備える磁石構造に関する。特に一種の磁石表面を磁石及び顔料と高密著効果を備えたインク着色表層で覆い、磁石表面上における着色或いは図案印刷処理技術を向上させる着色可能表面を備える磁石構造に係る。
一般の磁石は酸化鉄粉末或いはさらにゴム、プラスチックを混合した複合材料に少なくとも一回の着磁加工を行い該複合材料を磁極に反応させ、粘りを備えしかも鉄質材料に対して吸着作用を備える磁石を形成する。
ここで注意が必要な点は、公知のラバーマグネットは使用の状況により、磁粉(酸化鉄)が脱落し使用者の手に付着することがあり、使用中において、手に残る磁粉を洗淨しなければ、不注意で誤飲し或いは身体の敏感な部位(目など)に接触すれば健康に極めて重大な悪影響を及ぼすということである。
上記問題を改善するために、公知の技術(図1、2参照)ではラバーマグネット表面に一層のニスを塗布或いはプリントし、或いは塗料61を塗布し隔離する。しかし、一般の接着剤或いは塗料と磁石の表面特性異極は明確であるため、磁石の屈折位置の塗料層は使用上の操作により亀裂或いは剥落の状況が起き易く、軟性磁石表面が美しくなく、及び使用中に容易に汚染を広げるとの欠点がある。
また、公知のラバーマグネット表面の色は酸化鉄成分により黒褐色であるため、ラバーマグネット表面の色を変えようとするなら、その典型的な方法は、磁石表面を顔料或いは塗料により印刷或いは覆うことである。しかし、ラバーマグネット(酸化鉄)の粒子構造と一般塗料の粒子構造は大きく異なるため、顔(塗)料の磁石上への付着は容易ではない。しかも、既に顔料を付着させた磁石表面でも、使用過程においてしばしば湾折使用する軟性磁石クリップ、文書ホルダー、屈折装飾シート或いは磁性しおり等のラバーマグネット物品の表面の顔(塗)料は、磁石粒子との顕著な差異により、付着性不良となり、脱落或いは亀裂が発生し易い。使用者が該各表面隔離層或いは色層付着効果不良の磁石を使用すれば、その脱落磁粉或いは塗料は汚染問題を引き起こし、しかもその表面に図案を制作しようとする時には、色彩飽和度の限界という問題もあり、簡単な図形だけが可能となり、使用範囲の拡大は困難である。よって、いかにして安定的に磁石表面に着色するか、及びいかにして顔(塗)料と磁石間の付着能力を向上させるかは、現在業界関係者が研究開発に取組む課題である。
これに対して開発された、図3に示す公知のラバーマグネット60の表面は、接着剤或いは機具加工により色或いは図案を備えた紙、PP合成紙、PVC或いはPET表層62を接着し、隔離及び表面色を形成するものである。しかしこの種型態の磁石はやはり使用中に表面のしわができ易く、或いは表面が剥落し外観に影響を及ぼし、公知構造の問題を完全に解決することはできない。しかも表層62図案の製造時には、毎回印刷機製版費が必要で、プリント量が少ない使用者に対する普及は難しい。
さらに、その表面に使用者が直接着色し、作画、或いは印刷可能な磁石はない。これまでは磁石表面に紙、合成表層或いは布等などの媒介材料を接着し、さらに該媒介材料の表面に着色或いは印刷を行うことができ、比較的飽和度が高く美しい色彩効果を形成することはできたが、前記の容易に脱落或いは亀裂やしわが生じるという欠点を解決できてはいない。
最近、ある業者は紫外線樹脂63を顔(塗)料に混合し、磁石60表面に塗布後、結晶化させる方法を用いている。該方法では色層の剥落或いは亀裂現象を改善することはできるが、その上に簡便な着色或いは印刷を行うことはできない(図4参照)。
全く新しい磁石の組織構造を開発し、インク或いは顔料の付着能力が高い表層を提供し、上記の着色が容易でないという欠点を改善し、磁石製品の応用範囲を大幅に成長させることを課題とする。
上記課題を解決するため、本考案は下記の着色可能表面を備える磁石構造を提供する。
それは主に着色可能表面を備える磁石の表面構造及びその製造方法を提供し、磁石と極めて高い密著度を備える一層のインク着色表層を磁石表面に予め形成し、該インク着色表層と顔(塗)料或いはインクの特性は接近するため、相互間には緊密でしかも堅固な結合効果を生じ、該磁石表面上は該インク着色表層の密切結合により、特別でかつ脱落しにくい着色可能或いは印刷可能特性を備え、磁石表面を美化可能な構造層で、
すなわちそれは着色可能表面を備える磁石構造を提供し、それは高分子樹脂、インク吸着性良好原料及び密著度増進剤等原料を混合しインク着色層材料を形成し、該インク着色層材料を磁石表面に塗布し、インク着色表層を形成し、これにより上記インク着色表層は磁石表面と安定的に結合し剥落しにくくなり、こうして該インク着色表層の上において着色或いは印刷可能となり、該各磁石の着色或いは印刷の効果は適度に向上し、しかもこれにより磁石表面への着色印刷の信頼に足る範疇を拡大することができることを特徴とする着色可能表面を備える磁石構造である。
上記のように、本考案の着色可能表面を備える磁石製造方法及び該方法により製造される磁石は、確実に公知構造の欠点を改善可能である。しかも磁石(ラバーマグネット及び一般の軟質/硬質磁石、或いは磁石)の製造技術領域において、非常に大きな進歩をもたらすことができる。
本考案の磁石は図5、6、7に示すように、主適当な量の高分子樹脂10、インク吸着性良好原料20及び密著度増進剤30を混合し研磨しインク着色層材料40を形成する。これには必要に応じて湿潤分散剤31を加える。
該高分子樹脂10は磁石60(特にラバーマグネット)と良好な密著特性を備える合成樹脂である。
該インク吸着性良好原料20は二酸化チタン、リトポン或いは炭酸カルシウム等インク吸着性が良好な材料からの一種或いは組成物を選択し応用する。
該密著度増進剤30はアンモニアシランである。
該湿潤分散剤31は可為ポリカーボキシリックアミン塩。
該磁石60はバリウム、ストロンチウム、ルビジウム、コバルト、ボロン、鉄或いは酸化鉄等の磁性に感応し磁化する諸元素の中から少なくとも一種或いはその組成物により製成し、ゴム複合材料を加えラバーマグネット材料を形成する。
上記を混合し研磨しインク着色材料40を形成し、該磁石60の表面と極めて良好な密著特性を備え、塗布機械(図7参照)或いは噴射塗布機(図6参照)等により。我磁石60の表面にインク着色層材料40を塗布し、さらに乾燥設備により乾燥或いは化学ブリッジ作用により、該インク着色層材料40を磁石60の表面において固化し均一なインク着色表層50を形成する。該インク着色表層50と該磁石60の表面は極めて高い密著効果を備えるため、剥落或いは亀裂の現象が発生しにくく、しかも表面の均一度は極めて高い。該インク着色表層50はまたインク或いは顔(塗)料と極めて良好なインク吸着着色特性を備えるため(図7、9参照)、該インク着色表層50の上において印刷或いは着色を行うに非常に適し、直接プリンター70或いはプロッターにより直接コンピュータグラフィックの精緻で鮮やかな図案80を印刷することができる。
図10に示すように、本考案のインク着色表層50を備える磁石の表面はインク着色表層50を備える磁石で、その表面に配置する図案或いは色は、コンピュータプリントの他に、さらに転写技術を利用し、図或いは色層81を磁石60の表面に転写することができる。製品型態において、表面着色は簡単に行うことができるため、全面に単一色を塗布する型態の他に、シート状磁石60の片側表面或いは上下両側表面上の全部或いは局部にインク着色表層50を塗布し、それぞれ異なる保護と装飾作用を形成することができる。
上記は本考案の実施例に過ぎず本考案を限定するものではない。当該技術を熟知する者なら誰でも、本考案が掲示する技術内容に基づき、本考案の製品と領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えることができ、したがって本考案の保護範囲は、実用新案登録請求の範囲で指定した内容を基準とする。
公知のニス或いは顔(塗)料を磁石表面に塗布する加工指示図である。 公知のネット印刷或いは凸版印刷でニス或いは顔(塗)料を磁石表面に塗布する加工指示図である。 公知の色表層を磁石表面に粘着結合する加工指示図である。 公知の顔料を混合した紫外線樹脂層を表面に塗布する加工指示図である。 本考案の加工組合せ手順指示図である。 本考案の磁石表面に噴射塗布方式でインク着色表層を形成する加工状態指示図である。 本考案の磁石表面に塗布方式でインク着色表層を形成する加工状態指示図である。 本考案の磁石上に図案をプリントする加工指示図である。 図8のA部分の拡大図である。 本考案の転写技術により図案或いは色彩をプリントする加工指示図である。
符号の説明
10 高分子樹脂
20 インク吸着性良好原料
30 密著度増進剤
31 湿潤分散剤
40 インク着色層材料
50 インク着色表層
60 磁石
61 塗料
62 表層
63 紫外線樹脂
80 図形

Claims (23)

  1. 主に磁石を含み、該磁石の表面には磁石との間に高密着度を備えるインク着色表層を配置し、しかも該インク着色表層とインク或いは顔料は高密著度を備えることを特徴とする着色可能表面を備える磁石構造。
  2. 前記磁石はゴムを混合する軟質磁石であることを特徴とする請求項1記載の着色可能表面を備える磁石構造。
  3. 前記インク着色表層は高分子樹脂、インク吸着性良好原料及び密著度増進剤等材料を混合し形成するインク着色層材料を配置する薄層であることを特徴とする請求項1或いは2記載の着色可能表面を備える磁石構造。
  4. 前記磁石構造中に混合する材料中には別に湿潤分散剤を加えることを特徴とする請求項1或いは2記載の着色可能表面を備える磁石構造。
  5. 前記高分子樹脂は合成或いは樹脂であることを特徴とする請求項3記載の着色可能表面を備える磁石構造。
  6. 前記高分子樹脂は合成或いは樹脂であることを特徴とする請求項4記載の着色可能表面を備える磁石構造。
  7. 前記インク吸着性良好原料は二酸化チタン、リトポン或いは炭酸カルシウム等材料の内の一種或いはその組成物を選択することを特徴とする請求項3記載の着色可能表面を備える磁石構造。
  8. 前記インク吸着性良好原料は二酸化チタン、リトポン或いは炭酸カルシウム等材料の内の一種或いはその組成物を選択することを特徴とする請求項4記載の着色可能表面を備える磁石構造。
  9. 前記密著度増進剤はアンモニアシランであることを特徴とする請求項3記載の着色可能表面を備える磁石構造。
  10. 前記密著度増進剤はアンモニアシランであることを特徴とする請求項4記載の着色可能表面を備える磁石構造。
  11. 前記湿潤分散剤はポリカーボキシリックアミン塩であることを特徴とする請求項3記載の着色可能表面を備える磁石構造。
  12. 前記湿潤分散剤はポリカーボキシリックアミン塩であることを特徴とする請求項4記載の着色可能表面を備える磁石構造。
  13. 前記インク着色表層上には別に顔料層或いは図案層を配置することを特徴とする請求項1或いは2記載の着色可能表面を備える磁石構造。
  14. 前記インク着色表層上には別に顔料層或いは図案層を配置することを特徴とする請求項3記載の着色可能表面を備える磁石構造。
  15. 前記インク着色表層上には別に顔料層或いは図案層を配置することを特徴とする請求項4記載の着色可能表面を備える磁石構造。
  16. 前記インク着色表層上には別に顔料層或いは図案層を配置することを特徴とする請求項5記載の着色可能表面を備える磁石構造。
  17. 前記インク着色表層上には別に顔料層或いは図案層を配置することを特徴とする請求項6記載の着色可能表面を備える磁石構造。
  18. 前記インク着色表層上には別に顔料層或いは図案層を配置することを特徴とする請求項7記載の着色可能表面を備える磁石構造。
  19. 前記インク着色表層上には別に顔料層或いは図案層を配置することを特徴とする請求項8記載の着色可能表面を備える磁石構造。
  20. 前記インク着色表層上には別に顔料層或いは図案層を配置することを特徴とする請求項9記載の着色可能表面を備える磁石構造。
  21. 前記インク着色表層上には別に顔料層或いは図案層を配置することを特徴とする請求項10記載の着色可能表面を備える磁石構造。
  22. 前記インク着色表層上には別に顔料層或いは図案層を配置することを特徴とする請求項11記載の着色可能表面を備える磁石構造。
  23. 前記インク着色表層上には別に顔料層或いは図案層を配置することを特徴とする請求項12記載の着色可能表面を備える磁石構造。
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