JP3134077U - ボールミル架台 - Google Patents

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誠一 米山
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有限会社パウシスコーポレーション
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【課題】保持ローラー間が調整できるボールミル架台において可能な限り細い外径を有する容器でも使用できるようにする。
【解決手段】ボールミル架台を、筐体10と、筐体10上部に固定される棒体からなる軸部22とこの軸部22に回動自在に軸支される円柱体又は円筒体からなるローラー部21とにより構成され、互いの距離を変更し固定することができる、二本の平行に配列される保持ローラー20と、筐体内に設けられるローラー21部の少なくとも一つを回転駆動させる駆動手段とから構成する。
【選択図】図1

Description

本考案はローラー間を変更できるボールミル架台に関し、特に、小さな外径を持つ容器に適用できるボールミル架台に関する。
ボールミル架台は、一般的に平行に配列された2本のローラーを有し、少なくとも一本のローラーが回転駆動するようになっており、このローラー間に試料を入れた円筒体の容器を載せてローラーを回転させることで容器を回転させ、内部の試料を攪拌するものである。図3に従来の一般的なボールミル架台の斜視図を示す。図に示すボールミル架台は、筐体B上面にボールベアリングが内蔵された一対の軸受けDが二組固定され、ぞれぞれの軸受けD間に軸とローラーとが一体となった保持ローラーRが回動可能に固定されている。また、各保持ローラーRを保持する軸受け同士が溝gに沿って移動できるようになっており、これにより図4(a)(b)の上記ボールミル架台の正面図に示すように試料を入れる容器Cの外径に合わせて各保持ローラー間の距離を調整することができる。
ところで、従来のボールミル架台は、軸受けDが筐体Bに固定されているために、保持ローラーR同士を最も近づける場合でも、図4(b)に示すように軸受けD同士が互いに干渉するので、必ず保持ローラーR間に一定の隙間が空くこととなってしまう。
このため、この隙間よりも細い外径を有する容器Cで試料を回転させたい場合は、別のさらに小型のボールミル架台を用意する必要が生じる。
本考案は、このような問題に鑑みて、保持ローラー間が調整できるボールミル架台において可能な限り細い外径を有する容器でも使用できるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するために、本考案は次のような構成を有する。
請求項1に記載の考案は、筐体と、前記筐体上部に固定される棒体からなる軸部とこの軸部に回動自在に軸支される円柱体又は円筒体からなるローラー部とにより構成され、互いの距離を変更し固定することができる、二本の平行に配列される保持ローラーと、前記筐体内に設けられる前記ローラー部の少なくとも一つを回転駆動させる駆動手段とを有するボールミル架台である。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の考案において、前記筐体上面には、前記各保持ローラーの前記軸部の両端を支持固定する係合固定部が、保持ローラーの配列方向に沿って複数設けられ、各保持ローラーの前記軸部の両端を支持する係合固定部を変更することで前記各保持ローラーは互いの距離を変更し固定することができるものである。
請求項3に記載の考案は、前記ボールミル架台において、前記ローラー部はボールベアリングによって前記軸部に回動自在に軸支されるものである。
請求項1に記載の考案は、保持ローラーが軸部と軸部に回動自在に軸支されるローラー部とからなり、軸部が筐体に固定されるので、保持ローラー間を近づける場合、軸部同士を近づければよいこととなる。そして、軸部はローラー部よりも外径が小さいのでローラー部同士が接触しても軸部同士が干渉することがないので、ローラー部同士を接触するぎりぎりの距離まで近づけることができ、どのような細い外径の容器でも保持ローラー間に載せて回転させることが可能となる。
請求項2に記載の考案は、保持ローラーの軸部を固定する係合固定部を変更することで、保持ローラー間の距離を変更するので、図3に示すように溝に沿って保持ローラーを支持する軸受けをそれぞれ移動させることで保持ローラー間を調整する場合に比較して、保持ローラー同士を容易に平行に保持することができ、作業効率を高めることができる。
請求項3に記載の考案は、前記保持ローラーのローラー部をボールベアリングを介して軸部に回動可能に保持することで、ローラー部を長期間スムーズに回動させることができる。
以下、本考案の実施の形態について説明する。
図1に本実施形態に係るボールミル架台Xの斜視図を示す。ボールミル架台Xは、筐体10、筐体上面に固定される保持ローラー20、後述する保持ローラー駆動装置とから構成される。
保持ローラー20は2本設けられ、各保持ローラー20は表面にゴムライニングを施した金属パイプからなるローラー部21と、ローラー部21を軸支する金属製のローラー部21よりも長い丸棒からなる軸部22とから構成される。ローラー部21内周にはボールベアリング22aの外輪が嵌入固定されており、ボールベアリング22aの内輪内周に軸部21外周が嵌合している。また、ローラー部21の一方の端部の外周は円周に沿って溝が形成されており、この溝が後述する保持ローラー駆動装置のベルトに係合するローラープーリー21aを構成する。
筐体10は直方体状の中空の箱体であり、内部に保持ローラー駆動装置等が内蔵される。筐体10の上面には2本の軸受けアングル11、11が固定されている。軸受けアングル11は、断面L字状の長尺部材であり、水平面が筐体10に溶接もしくはビス止めにより固定される。軸受けアングル11の上縁には保持ローラー20の軸部22の外周面が嵌る形状を有するU字状の切り欠き11aが等間隔に複数設けられている。この切り欠き11aが保持ローラー20の軸部22の両端を支持する係合固定部を構成する。なお、切り欠き部11aの底部の筐体10上面からの距離はローラー部21の半径よりも大きく設定される。2本の軸受けアングル11は互いに平行かつ保持ローラー20の軸部22の長さよりも短く、ローラー部21の長さよりも長い距離をもって相対するように固定されている。このような構成により、2本の軸受けアングル11の相対する切り欠き11a同士に、一方の保持ローラー20の軸部22の端部を嵌め入れさらに、別の相対する切り欠き11a間に他方の保持ローラー20の軸部22の端部を嵌め入れることで、二本の保持ローラー20を互いに平行に筐体10上に固定することができる。
また、筐体10上面の、軸受けアングル11に保持ローラー20を固定した状態において保持ローラー20のローラープーリー21aが存する位置に重なる部分には軸受けアングル11に平行に軸受けアングル11とほぼ同じ長さの長穴12が形成されている。各保持ローラー20のローラープーリー21aにはベルト34が掛けられ、このベルトはこの長穴を介して筐体10内部の保持ローラー駆動装置を構成するモーターにより回動する駆動プーリーに掛けられる。図2(a)にボールミル架台Xを長穴12の中心に沿った平面で切った模式的な断面図を示す。保持ローラー駆動装置30は、モーター31、モーター31の回転軸に固定される駆動プーリー32、回転軸が上下に移動可能に固定される可動プーリー33、各プーリーに掛けられ力を伝達するベルト34とから構成される。図2(a)に示すように可動プーリー33の回動軸は筐体10底面に連結される引張バネ33aによって付勢されており、これによって、保持ローラー20を移動させてもベルト34は常にテンションがかかった状態に維持されるようになっている。また、モーター31は図示しない制御装置により制御される。
次に、以上のような構成を有するボールミル架台Xの使用方法について説明する。使用者は、試料を入れた円筒状の容器Cの外径に合わせて、保持ローラー20を軸受けアングル11の切り欠き11aから取り外して適当に移動させ、容器Cが保持ローラー20間に載るような位置で、再び保持ローラー20の軸部22を切り欠き11aに嵌め入れて固定する。この際、ローラープーリー21a間の距離が変わるが、可動プーリー33によってベルト33のテンションが保たれ、駆動プーリー32による駆動力は常に伝達可能な状態となる。この状態で容器Cを2本の保持ローラー20のローラー部21間に乗せて、ローラー保持部駆動装置30を稼動させる。これにより、ローラー部21が回動し、同時に、ローラー部21の上に載っている容器Cも回転することとなり、容器C内の試料を攪拌することができる。
そして、本ボールミル架台Xは、保持ローラー20のローラー部21が軸部22に軸支されて回動するようになっているので、ローラー部21同士を近接させる際に邪魔をするものがなく、図2(b)に示すようにほぼローラー部21同士をほぼ接触する状態にまで近づけることができる。即ち、試料を封入する容器Cに関して実質的に使用される最も外径の細いものでも問題なく使用することができる。
なお、上記実施形態では、保持ローラー20は軸部22は軸受けアングル11の切り欠きに対して回動自在に保持され、軸部22が回動することを妨げないが、軸部22を回動不能に固定するようにしてもよい。
実施形態に係るボールミル架台の斜視図である。 (a)ボールミル架台の長穴部における縦断面図であり、(b)は保持ローラーを近接させた状態を示すボールミル架台の長穴部における縦断面図である。 従来のボールミル架台の斜視図である。 (a)は従来のボールミル架台の正面図であり、(b)は保持ローラーを近接させた状態を示す従来のボールミル架台の正面図である。
符号の説明
X ボールミル架台
10 筐体
11 軸受けアングル
11a 切り欠き
20 保持ローラー
21 ローラー部
22a ベアリング
22 軸部
30 駆動装置

Claims (3)

  1. 筐体と、
    前記筐体上面に固定される棒体からなる軸部とこの軸部に回動自在に軸支される円柱体ア又は円筒体からなるローラー部とにより構成され、互いの距離を変更し固定することができる、二本の平行に配列される保持ローラーと、
    前記筐体内に設けられる前記保持ローラーの少なくとも一つを回転駆動させる駆動手段とを有するボールミル架台。
  2. 前記筐体上面には、前記各保持ローラーの前記軸部の両端を支持固定する係合固定部が、保持ローラーの配列方向に沿って複数設けられ、各保持ローラーの前記軸部の両端を支持する係合固定部を変更することで前記各保持ローラーは互いの距離を変更し固定することができる請求項1に記載のボールミル架台。
  3. 前記ローラー部はボールベアリングによって前記軸部に回動自在に軸支される請求項1又は2に記載のボールミル架台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106820060A (zh) * 2017-02-14 2017-06-13 贵州西部娃特色食品科技发展有限公司 一种糊辣椒面的清洁加工装置

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