JP3134051U - ペットフード製品 - Google Patents

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Abstract

【課題】1回に適切なカロリー量のペットフードをペットに与えることができ、また容器本体からのペットフードの取り出しを簡便に行うことができ、さらにペットフードの長期保存性に優れ、容器本体の耐熱性、強度等に優れたペットフード製品を提供すること。
【解決手段】 小分けしたペットフード製品であって、ペットに1回に与えるべきカロリー量のペットフードが可撓性プラスチック材の容器本体1に収納され、該容器本体1の開口部がシート状の蓋材2で剥離可能に密封されている。容器本体1は、全体が深底カップ形状であり、底面部が湾曲面形状となっており、底面中央部に凹部1cが形成されている。また上縁周縁部にフランジ部1bが形成され、該フランジ部1bに蓋材2を剥離可能に溶着している。蓋材2はガスバリアー性及び耐熱性に優れた密封シートであり、容器本体1はガスバリアー性及び耐熱性に優れたプラスチック材で構成されている。
【選択図】図3

Description

本考案は、ペットに1回に与える量のペットフードを収納したペットフード製品に関する。
猫、犬等のペットに与えるペットフードは、魚類や鶏、豚、牛等の家畜類の肉、骨、内臓等を加工処理し、ウエットタイプのものは缶詰にし、ドライタイプのものは袋詰めにして市販されている。しかしながら、缶詰はいったん開缶すると、残り物の保管が面倒であり、またドライタイプでも、いったん保存袋を開封すると、湿気を吸収しやすくなるなどの問題がある。さらに、いずれのタイプのペットフードの場合でも、飼い主が目分量で小分けして与えるため、1回に与える分量にバラツキがある。このため、ペットが残して無駄になるという問題や、必要カロリーを超えて与えてしまい、ペットの肥満、各種疾病の原因になるなども問題が生じている。
一方、ペットフード製品として、アルミニウムを主素材とする容器にペットフードを入れ、上面開口部を密封シートで密封したもの(特許文献1)、餌皿として使用できる大きさの合成樹脂製の容器体に餌物を詰め、開口部を通気遮断シートで密封したもの(特許文献2)なども提案されているが、いずれも容器の容量も大きいため、材料費が高く付くこと、保管が嵩張ること、ペットフードの長期保存性に劣ること、容器が変形しやすく強度的にも劣ること、等の問題がある。
特開2003−189798号公報 実公平2−34226号公報
本考案の目的は、1回に適切なカロリー量のペットフードをペットに与えることができ、また容器本体からのペットフードの取り出しを簡便に行うことができ、さらにペットフードの長期保存性に優れ、容器本体の耐熱性、強度等に優れたペットフード製品を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1の考案にあっては、小分けしたペットフード製品であって、ペットに1回に与えるべきカロリー量のペットフードが可撓性プラスチック材の容器本体に収納され、該容器本体の開口部がシート状の蓋材で剥離可能に密封されていることを特徴とする。
このようにすれば、蓋材を容器本体から剥離して開封した後、可撓性プラスチック材の容器本体を指で軽く押圧するだけで、所定分量のペットフードを簡便に取り出すことができる。ここでの容器本体の形状、容量は任意である。プラスチック材は安価に入手することができ、アルミニウム等の金属缶に比べれば成型加工が安価であり、蓋材との密着性も良い。また、ここでは容器本体の中に収納するペットフードはウエットタイプ、ドライタイプのいずれでもよい。
1回に与える適切なカロリー量は、ペットの種類、成長度にもよるが、例えば成猫の場合、1日当たりの適切なカロリー量は49Kcal以下であり、1日3回(朝、昼、晩)1カップずつ与えると、1個の容器本体に収納されるペットフードのカロリー量は15Kcalである。容器本体は、このカロリー量のペットフード量を収納するだけの容積を有している。
また請求項2の考案にあっては、請求項1の考案において、前記容器本体は、全体が深底カップ形状であることを特徴とする。容器本体をこのような形状にすると、コンパクトな形状で必要量のペットフードの収納することができ、成形も容易である。
また請求項3の考案にあっては、請求項1又は2の考案において、前記容器本体は、底面部が湾曲面形状であることを特徴とする。このようにすると、特にウエットタイプのペットフードを容器本体から取り出すときに、容器本体を軽く押圧するだけでペットフードが容器底部内面から簡易に離れ、容器本体内に残留することなく湾曲面に沿って排出する。
また、請求項4の考案によるときは、請求項1〜3のいずれかの考案において、前記容器本体の上縁周縁部にフランジ部を形成するとともに、該フランジ部に前記蓋材を剥離可能に溶着したことを特徴とする。このようにすれば、フランジ部の幅分に蓋材を溶着することができ、適度の密着強度と剥離性が得られる。
また、請求項5の考案にあっては、請求項1〜4のいずれかの考案において、前記容器本体の底面中央部に、該容器本体を水平面に自立させるための凹部を形成したことを特徴とする。このようにすると、たとえば蓋材を開封した後に、一時的に容器本体を置いておきたい場合などに便利である。凹部の大きさ形状などは、容器本体が自立できるものであれば任意である。
また、請求項6の考案によるときは、請求項1〜5のいずれかの考案において、前記蓋材はガスバリアー性及び耐熱性に優れた密封シートであることを特徴とする。さらに、請求項7の考案にあっては、請求項1〜6のいずれかの考案において、前記容器本体はガスバリアー性及び耐熱性に優れたプラスチック材で構成されていることを特徴とする。
ここでの蓋材の密封シートは、プラスチック材、金属箔等の単層シート又はこれらを組み合わせた多層シートでもよい。ガスバリアー性及耐熱性に優れたプラスチック材としては、オレフィン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、スチレン系樹脂等の熱可塑性樹脂が使用され、具体的にはエチレン−ビニルアルコール共重合体、塩化ビニリデン共重合体、アクリロニトリル系樹脂の単層シート又はこれらの単層シートとポリエステル、ポリプロピレン等の他の樹脂と組み合わせた多層シートが使用できる。
蓋材と容器本体をガスバリアー性及び耐熱性に優れた材質とすることにより、容器本体に収納されるペットフードの酸化を防ぎ、防湿性を保持することで長期保存性を高めることができる。また製品を包装したときガスの発生による包装体の破裂を防ぐことができる等、強度も向上する。さらに製品化後に行われる滅菌加工でも材質等が影響を受けることはない。
また、請求項8の考案にあっては、請求項1〜7のいずれかの考案において、前記蓋材は、金属箔を含む多層シートであることを特徴とする。さらに、請求項9の考案にあっては、請求項1〜8のいずれか考案において、前記金属箔は、アルミ箔であることを特徴とする。
蓋材の多層シートとしては、内層シートを金属箔とし、上層シートを熱可塑性ポリエステル、下層シートを前記容器本体とのヒートシール性に優れたプラスチック材とすることができる。蓋材は、容器本体から剥離するために薄厚シートが使用され、アルミ等の金属箔が薄厚でガスバリアー性にも優れている。上下層シートは、この金属箔を保護し耐熱性、防湿性、耐衝撃性、強度等を高めるとともに、下層シートは容器本体の特に上層シートとのヒートシール性が良いものが使用される。
また、請求項10の考案にあっては、請求項1〜9のいずれかの考案において、前記容器本体は、指で押圧して変形可能な硬度を有していることを特徴とする。これにより容器本体からペットフードを簡易に押し出すことができる。
また、請求項11の考案によれば、請求項1〜10のいずれかの考案において、前記容器本体に収納されるペットフードは、ウエットタイプのペットフードであることを特徴とする。前記容器本体の形状、素材等は、適度の水分を含み、粘性を有しているウエットタイプのペットフードに適している。
上記した本考案のペットフード製品によれば、1回に適切なカロリー量のペットフードをペットに与えることができ、また容器本体からのペットフードの取り出しを簡便に行うことができる。さらにペットフード製品の長期保存性が優れており、容器本体の耐熱性、強度等にも優れている。
以下、本考案の実施形態を添付図面に従って説明する。図1は、本考案に係るペットフード製品の全体斜視図であり、1は容器本体、2は容器本体1の上部開口部を密封するシート状の蓋材である。
容器本体1は、上部が開口し底面部が湾曲面形状となっている半楕球の深底カップ形状であり、上部周縁部には段縁部1aが形成されている。また、図3に示すように段縁部1aの上端全周部には、外側に延出したフランジ部1bが形成されている。さらに、図2に示すように容器本体1の底面中央部には凹部1cが形成されており、容器本体1を、底面部を下にして水平面に置いた状態で自立できるようになっている。
蓋材2は、容器本体1のフランジ部1bと略同大の円形シートであり、任意の位置にタブ部2aが形成されている。この蓋材1は、タブ部2aを除いて容器本体1のフランジ部1bにヒートシール等に溶着されており、タブ部2aを持って蓋材2をフランジ部1bから引き剥がすことができるようになっている。
容器本体1と蓋材2は、いずれも多層シートであり、ガスバリアー性及び耐熱性に優れた素材で構成されている。容器本体1は、ここでは図5に示すようにポリオレフィン系樹脂の内層シート10と、ポリプロピレンの上下層シート12,12と、これらを接着する接着シート11,11から構成されている。また、蓋材2は図4に示すように、アルミ箔の内層シート20と、熱可塑性ポリエステルの上層シート21と、オレフィン系樹脂の下層シート22から構成されている。容器本体1の全層厚は1200ミクロン、蓋材2の全層厚は88ミクロンである。なお、ここでは容器本体1は透明又は半透明のプラスチック材を使用している。
前記容器本体1の容量は、ペットに1回に与える適切なカロリー量のペットフード量を収納する容量であり、ここでは猫用のウエットタイプのペットフード(カロリー量15Kcal)を収納している。
容器本体1からペットフードを取り出すときは、蓋材2のタブ部2aを持って蓋材2を容器本体1のフランジ部1bから引き剥がした後、容器本体1を下向きにして同本体1の胴部を指で軽く押圧すると、ペットフードは容器本体1の内面形状に沿ってスムースに餌トレイに落下する。
なお、上記容器本体1と蓋材2の材質について、食品衛生法の規格に従い、材質試験、溶出試験を行ったが、無害、無毒であり、安全性が確認された。
上述した実施態様は、本考案の一例を示したものであり、ペットの種類、成長度等により、容器の大きさ、形状等は任意に変更することができる。
本考案のペットフード製品の全体斜視図である。 同じく底面図である。 同じく蓋材を開封した状態の全体斜視図である。 蓋材を構成する多層シートの断面説明図である。 容器本体を構成する多層シートの断面説明図である。
符号の説明
1は容器本体
1aは段縁部
1bはフランジ部
1cは凹部
2は蓋材
2aはタブ部
10は容器本体の内層シート
11,11は同じく接着シート
12,12は同じく上下層シート
20は蓋材の内層シート
21は同じく上層シート
22は同じく下層シート

Claims (11)

  1. 小分けしたペットフード製品であって、ペットに1回に与えるべきカロリー量のペットフードが可撓性プラスチック材の容器本体に収納され、該容器本体の開口部がシート状の蓋材で剥離可能に密封されていることを特徴とするペットフード製品。
  2. 前記容器本体は、全体が深底カップ形状であることを特徴とする請求項1に記載のペットフード製品。
  3. 前記容器本体は、底面部が湾曲面形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載のペットフード製品。
  4. 前記容器本体の上縁周縁部にフランジ部を形成するとともに、該フランジ部に前記蓋材を剥離可能に溶着したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のペットフード製品。
  5. 前記容器本体の底面中央部に、該容器本体を水平面に自立させるための凹部を形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のペットフード製品。
  6. 前記蓋材はガスバリアー性及び耐熱性に優れた密封シートであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のペットフード製品。
  7. 前記容器本体はガスバリアー性及び耐熱性に優れたプラスチック材で構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のペットフード製品。
  8. 前記蓋材は、金属箔を含む多層シートであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のペットフード製品。
  9. 前記金属箔は、アルミ箔であることを特徴とする請求項8に記載のペットフード製品。
  10. 前記容器本体は、指で押圧して変形可能な硬度を有していることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のペットフード製品。
  11. 前記容器本体に収納されるペットフードは、ウエットタイプのペットフードであることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のペットフード製品。
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