JP2002096835A - ペットフード用容器 - Google Patents

ペットフード用容器

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JP2002096835A
JP2002096835A JP2000284532A JP2000284532A JP2002096835A JP 2002096835 A JP2002096835 A JP 2002096835A JP 2000284532 A JP2000284532 A JP 2000284532A JP 2000284532 A JP2000284532 A JP 2000284532A JP 2002096835 A JP2002096835 A JP 2002096835A
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JP
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pet food
container
food container
pet
present
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Kensaku Ami
健作 網
Masayasu Hayashi
正保 林
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】小分けされたペットフードを収納したトレー形
状の容器であり、容器が床上などで滑りにくく、ペット
動物にとって、中のペットフードが食べ易いペットフー
ド用容器を提供する。 【解決手段】上面に開口部5を有し、かつ、周縁部にフ
ランジ部4を有するプラスチック製の容器本体1と、フ
ランジ部の表面に接着され、開口部を密閉する蓋材10
とからなるペットフード用容器において、容器本体の底
面2に滑り防止機構を設ける。さらに、滑り防止機構
が、底面の一部あるいは全面に突起部Tを設けたもので
あるか、または底面の一部あるいは全面に粘着層Sを設
けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はペットフード用の包
装容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ペットフードは密封した缶詰ある
いは袋詰めの形態で市販されているが、実際にペット動
物にペットフードを食べさせるには、別の容器に移して
食べさせる必要があった。最近では、小分け用のプラス
チック容器に収納されて販売されている場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、紙製あ
るいはアルミ製の皿では、軽量なので、ペット動物がペ
ットフードを食べる場合には、滑らせたり、引っ繰り返
したりしてしていた。また、利便性のよいことから、小
分け用の容器も使用されているが、しかし、この小分け
用のプラスチック容器においても、床上などで底面が滑
りやすく、安定性が悪く、ペット動物が使用するには、
不十分であるという問題があった。
【0004】本発明は上記の課題を解決するもので、小
分けされたペットフードを収納したトレー形状の容器で
あり、容器が床上などで滑りにくく、ペット動物にとっ
て、中のペットフードが食べ易いペットフード用容器を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、上面に開口部を有し、かつ、周縁部にフラ
ンジ部を有するプラスチック製の容器本体と、前記フラ
ンジ部の表面に接着され、前記開口部を密閉する蓋材と
からなるペットフード用容器において、前記容器本体の
底面に滑り防止機構を設けてなることを特徴とするペッ
トフード用容器である。
【0006】また、前記滑り防止機構が、前記底面の一
部あるいは全面に突起部を設けたことであること、また
は前記底面の一部あるいは全面に粘着層を設けたことで
あることを特徴とする。
【0007】本発明によれば、小分けされたペットフー
ドを収納したトレー形状の容器であって、携帯に便利で
あり、開封および廃棄が容易で、そして、容器が床上な
どで滑りにくくすることによって、ペット動物にとっ
て、中のペットフードが食べ易いペットフード用容器を
得ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0009】図1は本発明の第一の実施の形態における
ペットフード用容器の外観斜視図であり、図2はその概
略断面図である。図1に示すように、本発明の第一の実
施の形態の一実施例であるペットフード用容器1は、底
面2と側面3とからなり、上面に開口部5を有し、周縁
部にフランジ部4を有するプラスチック製の容器本体1
と、上記の周縁部のフランジ部4の表面に接着され、上
記の上面の開口部5を密閉する蓋材10とからなるもの
であり、さらに、本発明の第一の実施の形態では、上記
の容器本体1の底面2の全面に滑り防止機構として、図
2に示すように、突起部Tを設けている。この突起部T
は、容器本体1の成形と同時に設けることができる。こ
の突起部Tは、底面2の全面ではなく一部に設けてもよ
い。
【0010】突起部Tの形状としては、本実施例のよう
な円錐形、半球形、円柱形、角柱形などとすることがで
きる。この突起部Tによって、ペットフード用容器1が
床上で滑りにくくしている。
【0011】つぎに、本発明において、上記のような本
発明にかかるペットフード用容器Aを構成する材料、そ
の製造法等について説明すると、まず、本発明にかかる
ペットフード用容器Aを構成する容器本体1は、例え
ば、射出成形法、二色射出成形法、インサ−ト射出成形
法、インモ−ルドラベリング射出成形法、真空・圧空成
形等の熱成形法、その他等の成形法を利用して製造する
ことができる。従って、容器本体1を構成する成形樹脂
としては、例えば、高密度ポリエチレン、中密度ポリエ
チレン、低密度ポリエチレン、線状(直鎖状)低密度ポ
リエチレン等のポリエチレン系樹脂、ポリプロピレンあ
るいはその共重合体等のポリプロピレン系樹脂、ポリス
チレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、(メタ)アクリ
ル系樹脂、ポリアクリロニトリル系樹脂、ブタジエン−
スチレン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−ス
チレン共重合体、(メタ)アクリル系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹
脂、その他等の各種の成形用樹脂を使用することができ
る。また、これらの樹脂を複数の層に積層して使用する
こともできる。さらに、中間層にエチレンビニルアルコ
ール(EVOH)などの樹脂の層を設けることもでき
る。なお、本発明においては、充填包装に適し、衛生基
準等に適合するために、上記のような成形用樹脂の中で
も、特に、ポリエチレン系樹脂、あるいは、ポリプロピ
レン系樹脂等のポリオレフィン系樹脂を使用することが
望ましい。
【0012】本発明のペットフード用容器Aにおいて、
上記の容器本体1としては、底面2を有し、さらに、底
面2の一部あるいは全面に滑り止め機構として突起部T
を設けるが、この突起部Tは、この容器本体1の成形時
に、底面2に、複数の突起部Tを、上記の底面2の突起
部Tを形成し得る金型を使用して成形することにより形
成することができるものである。
【0013】つぎにまた、本発明のペットフード用容器
Aを構成する蓋材10としては、その内面層は、上記の
容器本体1を構成するフランジ部4の表面とヒ−トシ−
ル性を有し、そして、イージーピール性を有する樹脂層
であることが好ましく、具体的には、内面層を構成する
材料としては、例えば、高密度ポリエチレン、中密度ポ
リエチレン、低密度ポリエチレン、線状(直鎖状)低密
度ポリエチレンエチレン−α・オレフィン共重合体、ポ
リプロピレン、ポリブテン、ポリイソブテン、ポエイソ
ブチレン、ポリブタジエン、ポリイソプレン、エチレン
−メタクリル酸共重合体あるいはエチレン−アクリル酸
共重合体等のエチレンと不飽和カルボン酸との共重合
体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−
アクリル酸メチル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、アクリル酸、マレイン酸、フ
マ−ル酸などの樹脂を使用することができる。
【0014】また、上記の蓋材10において、太陽光等
の光を遮光する性質、あるいは水蒸気、水、ガス等を透
過しない性質等の蓋材としての基本機能を奏する基材フ
ィルムとしては、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリア
ミド系樹脂、ポリアラミド系樹脂、ポリプロピレン系樹
脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリアセタ−ル系樹脂、
フッ素系樹脂、その他等の強靱な樹脂のフィルムないし
シ−ト、あるいは、各種の紙基材等を使用することがで
きる。上記の樹脂のフィルムないしシ−トとしては、未
延伸フィルム、あるいは一軸方向または二軸方向に延伸
した延伸フィルム等のいずれのものでも使用することが
できる。本発明においては、上記のような材料を使用
し、通常のラミネ−ト法等を利用して蓋材10を製造す
ることができる。
【0015】上記において、ラミネ−ト法としては、例
えば、押し出しラミネ−ト法、サンドラミネ−ト法、共
押し出しラミネ−ト法、ドライラミネ−ト法、無溶剤型
ドライラミネ−ション法、その他等で行うことができ
る。而して、本発明においては、上記のラミネ−トを行
う際に、必要ならば、例えば、コロナ処理、オゾン処
理、フレ−ム処理等の前処理をフィルムに施すことがで
き、また、例えば、イソシアネ−ト系(ウレタン系)、
ポリエチレンイミン系、ポリブタジエン系、有機チタン
系等のアンカ−コ−ティング剤、あるいはポリウレタン
系、ポリアクリル系、ポリエステル系、エポキシ系、ポ
リ酢酸ビニル系、セルロ−ス系、その他等のラミネ−ト
用接着剤等の公知のアンカ−コ−ト剤、接着剤等を使用
することができる。
【0016】つぎに、本発明において、容器本体1と蓋
材10とを重ね合わせてその両者をヒ−トシ−ルして密
閉する方法としては、例えば、ヒ−タ−等を内蔵してい
る熱盤を使用してシ−ルする熱盤シ−ル方式等を利用し
て密閉することができ、蓋材10は、容器本体1のフラ
ンジ部4で熱シールされ、内容物であるペットフードを
密封する。従って、ペットフード用容器A全体において
は、内容物に対して、防湿性、耐油性などのバリアー性
の機能を有すると同時に、使用する時に、蓋材10を容
器本体1から剥がして開封しやすいように、容器本体1
と蓋材10とを、イージーピール性のある材料の組合わ
せとすることが好ましい。
【0017】以上のように構成された本実施例のペット
フード用容器Aについて、その使用方法は、容器本体1
に熱シールされた蓋材10を剥がして開封するだけでよ
く、簡単に開封することができる。開封した容器本体1
を部屋の床などの上に置いて、内容物のペットフードO
をペット動物に与えることができる。なお、本発明のペ
ットフード用容器に収納するペットフードOとしては、
例えば、一般ドライフード,濃縮エキススープ等の乾燥
スープ,ジャーキー類,スナック等のペット用菓子等が
挙げられる。
【0018】つぎに、図3は本発明の第二の実施の形態
におけるペットフード用容器の外観斜視図であり、図4
はその概略断面図である。図3に示すように、本発明の
第二の実施の形態の一実施例であるペットフード用容器
Bは、第一の実施の形態の一実施例であるペットフード
用容器Aと同様に容器本体1と、蓋材10とから構成さ
れているが、本発明の第一の実施の形態と異なる点は、
容器本体1の底面2の全面に滑り防止機構として、図4
に示すように、粘着層Sを設けていることである。この
粘着層Sは使用する前の状態では、剥離紙Pが貼り合わ
されており、使用する時に、剥離紙Pを剥がして粘着層
Sを表出させて、床面などに固定する。
【0019】粘着層Sを設ける位置は、容器本体1の底
面2の一部に設けることもできるが、滑り防止の効果を
よくする観点から、容器本体1の底面2の全面とするこ
とが好ましい。
【0020】この粘着層Sに使用する粘着剤は、弱粘着
型のものである。例えば、ゴム系樹脂、アクリル系樹脂
などの樹脂を主材料とした公知の粘着剤を使用すること
ができる。ただし、強粘着型の粘着剤を使用すると、使
用後に床などから剥がしにくくなり、床面を汚すことに
なる。
【0021】本発明のペットフード用容器Bにおいて、
上記の容器本体1の底面2の一部あるいは全面に粘着層
Sを設ける方法としては、直接底面2に粘着剤を塗布
し、剥離紙Pを貼り合わせる方法と、剥離紙Pに予め粘
着剤を塗布し、底面2と貼り合わせる方法とがある。ま
た、紙あるいはプラスチックフィルムからなる基材層と
粘着層Sと剥離紙Pとからなるいわゆる粘着シートを底
面2に接着剤で貼り合わせる方法もある。
【0022】上記の実施例は、本発明にかかるペットフ
ード用容器の一例であり、これによって本発明が限定さ
れるものでないことは言うまでもないことである。図示
しないが、例えば、容器の形状としては、丸形形状、四
角形形状、その他等のいずれの形状でもよいものであ
る。なお、いずれの形状においても、ペット動物が中の
のペットフードを食べやすくするために、底面と側面と
の間に丸みを持たせることが好ましい。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明のペットフード用容
器によれば、以下の優れた効果を奏する。 a.ペットフード用容器の容器本体から蓋材を剥がして
開封し、他の容器を使用することなく、そのままペット
フードの入った容器として使用することができる。 b.外出時にペットを連れて行く際に、ペットフード用
容器が個装されているので、嵩張らずに簡単に持ち運び
ができる。 c.容器本体の底面に滑り防止機構が施されているた
め、容器が安定して保持され、ペット動物が中のペット
フードを食べやすく、使用時に移動したり、倒れたりす
ることがなく、床面を汚すことを防ぐことができる。 d.使用後、燃やしたり圧縮したりして簡単に廃棄処理
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のペットフード用容器の第一の実施の形
態の一実施例の外観斜視図である。
【図2】本発明のペットフード用容器の第一の実施の形
態の一実施例の概略断面図である。
【図3】本発明のペットフード用容器の第二の実施の形
態の一実施例の外観斜視図である。
【図4】本発明のペットフード用容器の第二の実施の形
態の一実施例の概略断面図である。
【符号の説明】
A ペットフード用容器(第一の実施の形態) B ペットフード用容器(第二の実施の形態) 1 容器本体 2 底面 3 側面 4 フランジ部 5 開口部 10 蓋材 O ペットフード P 剥離紙 S 粘着層 T 突起部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に開口部を有し、かつ、周縁部にフ
    ランジ部を有するプラスチック製の容器本体と、前記フ
    ランジ部の表面に接着され、前記開口部を密閉する蓋材
    とからなるペットフード用容器において、前記容器本体
    の底面に滑り防止機構を設けてなることを特徴とするペ
    ットフード用容器。
  2. 【請求項2】 前記滑り防止機構が、前記底面の一部あ
    るいは全面に突起部を設けたことであることを特徴とす
    る請求項1に記載するペットフード用容器。
  3. 【請求項3】 前記滑り防止機構が、前記底面の一部あ
    るいは全面に粘着層を設けたことであることを特徴とす
    る請求項1に記載するペットフード用容器。
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