JP3133516U - 板紙 - Google Patents

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義雄 堀川
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堀川経木株式会社
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Abstract

【課題】現在プレゼンテーションや各種展示会のサインディスプレイ、建築模型やダミー制作、店頭POPなどで発泡スチロールボードが大量に使用されている。しかし、これら発泡スチロールボードは産業廃棄物として処理する必要があり、利便性にもとるものである。そこで産業廃棄物にならず、また美麗性にも優れ、さらには軽量で扱いやすく、つまりは展示用パネルやPOP等として利用しやすい板紙を提供する。
【解決手段】撥水性、耐水性及び防湿性を有する樹脂層を塗工により形成した坪量15〜900g/m2の防湿紙1と、密度が0.05〜1.5g/cm3の低密度紙2を貼合した、厚みが1〜20mmの板紙、及び当該板紙にタック紙を貼合した構成の板紙を得る。
【選択図】図1

Description

本考案はディスプレイ用パネル等として使用される板紙に関し、より詳しくは軽量でしかも産業廃棄物にならない板紙に関する。
現在プレゼンテーションや各種展示会のサインディスプレイ、建築模型やダミー制作、店頭POPなどで発泡スチロールボードが大量に使用されている。しかし、これら発泡スチロールボードは産業廃棄物として処理する必要があり、利便性にもとるものである。
そもそも展示用ディスプレイ等として、板紙ではなく発泡スチロールボードが使用されるのはその軽さゆえの使いやすさによる。
そこで、産業廃棄物とはならず、しかも軽量であるダンボール製展示用パネルが特開2001−253000号公報記載の考案において提案されている。
特開2001−253000号公報
上記特開2001−253000号公報記載の発明はミルクカートン原紙の故紙、晒クラフト紙または上質紙からなる波形状の中しんの両面にミルクカートン原紙の故紙からなるライナーを貼合したものである。
かように樹脂を使用していないことから産業廃棄物とはならず、また、そのライナーが繊維長の長いミルクカートン原紙の故紙から形成されていることから強度にも富み、さらにはダンボールゆえの軽量さも併せ持つ有用な考案といえる。
ところがこの発明はダンボールであるが故に、中しんの波形が切断面などで見えてしまうなど美麗性の点で問題がある。
そこで本考案は産業廃棄物にならず、また美麗性にも優れ、さらには軽量で扱いやすく、つまりは展示用パネルやPOP等として利用しやすい板紙を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために請求項1記載に係る板紙は、撥水性、耐水性及び防湿性を有する樹脂層を塗工により形成した防湿紙と、低密度紙とを貼合して形成した。
低密度紙を使用していることから軽量であり、しかもダンボールではないので美麗性にも優れ、むろん紙であることから産業廃棄物にもならないものである。また、防湿紙を使用していることから屋外使用も可能となり、展示用パネル等として使用することが可能となるのである。
請求項2記載の板紙では請求項1記載の板紙にタック紙を貼合している。タック紙を貼り合わせることでポスターや写真などを貼り付けることが可能となり、展示用パネル等として使用するのにより有用な板紙となるのである。
本考案は以上のように構成されていることから産業廃棄物にならず、また美麗性にも優れ、さらには軽量で扱いやすく、つまりは展示用パネルやPOP等として利用しやすい板紙を提供することが可能となるのである。
以下、好ましい考案の実施形態につき図面を参照しながら述べる。
図1は請求項1記載の板紙の一実施例を模式的に示す断面図であり、図2は請求項1記載の板紙の他の実施例を模式的に示す断面図であり、図3は請求項2記載の板紙の一実施例を模式的に示す断面図であり、図4は請求項2記載の板紙の他の実施例を模式的に示す断面図である。
請求項1記載の板紙は防湿紙1と低密度紙2を貼合して形成してある。具体的には図1に示すように防湿紙1を低密度紙2の片面に貼合してもよいし、図2に示すように低密度紙2の両面に防湿紙1を貼合してもよい。
ここに防湿紙1は撥水性、耐水性及び防湿性を有する樹脂層を塗工により形成してある。樹脂層としては、一般的に撥水性や耐水性、防湿性を付与するためのコーティング剤として使用されている樹脂剤、例えばスチレン系エマルジョン、アクリル系エマルジョン、アクリル酸エステル共重合エマルジョン、スチレンアクリル酸エステル共重合エマルジョン等を使用すれば足りる。
また、樹脂層は防湿紙1の片面だけに設けてもよいし、両面に設けてもよい。
防湿紙1は坪量15〜900g/m2のものを使用することが好ましい。
低密度紙2としては密度が0.05〜1.5g/cm3のものを使用することが好ましい。軽量化を図るためである。
請求項1記載の板紙は以上のように離解性を有する材料で構成されていることから、産業廃棄物にならないだけではなくリサイクルをも可能なものとなるのである。
請求項2記載の板紙は請求項1記載の板紙にタック紙を貼合して形成してある。具体的には、図3に示すように防湿紙1を低密度紙2の片面に貼合したものにタック紙3を貼合してもよいし、図4に示すように低密度紙2の両面に防湿紙1を貼合したものにタック紙3を貼合してもよい。
ここに通常のタック紙は離解性を有しないことからリサイクルはできないが、タック紙として離解性を有するものを使用すれば、産業廃棄物にならないだけではなくリサイクルをも可能な板紙を提供することが可能となる。
尚、請求項1及び請求項2記載のいずれの板紙も、厚みは1〜20mmに形成することが好ましい。
請求項1記載の板紙の一実施例を模式的に示す断面図。 請求項1記載の板紙の他の実施例を模式的に示す断面図。 請求項2記載の板紙の一実施例を模式的に示す断面図。 請求項2記載の板紙の他の実施例を模式的に示す断面図。
符号の説明
1・・防湿紙
2・・低密度紙
3・・タック紙

Claims (2)

  1. 撥水性、耐水性及び防湿性を有する樹脂層を塗工により形成した坪量15〜900g/m2の防湿紙と、密度が0.05〜1.5g/cm3の低密度紙を貼合し、厚みを1〜20mmに形成した板紙。
  2. タック紙を貼合したことを特徴とする請求項1記載の板紙。
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