JP3133115B2 - 見物施設の仮想体験装置 - Google Patents

見物施設の仮想体験装置

Info

Publication number
JP3133115B2
JP3133115B2 JP03285708A JP28570891A JP3133115B2 JP 3133115 B2 JP3133115 B2 JP 3133115B2 JP 03285708 A JP03285708 A JP 03285708A JP 28570891 A JP28570891 A JP 28570891A JP 3133115 B2 JP3133115 B2 JP 3133115B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
route
video
attribute
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP03285708A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0596062A (ja
Inventor
敏雄 茂出木
強 前田
隆 越智
千夏 安松
誠一 清水
敏子 長谷部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP03285708A priority Critical patent/JP3133115B2/ja
Publication of JPH0596062A publication Critical patent/JPH0596062A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3133115B2 publication Critical patent/JP3133115B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は見物施設の仮想体験装
置、特に、公共施設やアミューズメントパークなどの見
物施設への疑似的な訪問や観覧を体験させる仮想体験装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】博物館、美術館、水族館などの公共施設
や、遊園地、公園、動物園などのアミューズメントパー
クが各地で開設されている。これらの見物施設は、実際
に訪問して自分自身で見物体験するのが最も好ましい
が、施設が遠隔地に存在する場合などでは、実際に訪問
することは困難である。また、身障者がこれらの見物施
設を実際に訪問するにあたっては、物理的な困難が伴う
ことになる。
【0003】そこで、実際に訪問することが困難な利用
者に対して、これらの見物施設の内容を疑似的に体験さ
せようとする試みがなされている。このような試みとし
て、最も一般的なものは、見物施設を撮影したVTRな
どを利用者に提示する方法である。最近では、ランダム
アクセスが可能なビデオディスクなどに種々の映像を記
録しておき、利用者の見たい映像だけを選択的に提示で
きるような装置も利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
仮想体験装置には、見物の臨場感に欠けるという問題が
ある。たとえば、VTRなどにより見物施設の映像を利
用者に提示する方法では、映像作成者の意図に従った場
面展開が行われるにすぎず、利用者はあくまでも受け身
の形式で情報の提供を一方的に受け取ったという実感し
か得ることができない。一方、ビデオディスクから利用
者が選択した好みの映像をランダムアクセスして抽出
し、これを提示する装置では、利用者の意思を映像に反
映させることはできるが、単に映像に選択の余地が加わ
ったという実感しか得ることはできず、自分自身で積極
的に見物施設の中を歩き回り、実際の訪問に近い体験を
したという実感を得るにはほど遠い。
【0005】そこで本発明は、自分自身で積極的に見物
を行ったという臨場感に富んだ体験を与えることができ
る見物施設の仮想体験装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1) 本願第1の発明
は、互いに分岐点で接続された複数の経路が配置され、
この経路の端点もしくは分岐点に見物対象が配置され、
所望の経路を通って複数の見物対象を順次観覧すること
のできる見物施設について、利用者に仮想体験を提示す
るための装置において、個々の経路の往路および復路に
ついて移動する状態を示す第1属性の動画と、個々の分
岐点に立ったときの周囲の状態を示す第2属性の動画
と、個々の見物対象の状態を示す第3属性の動画と、の
3つの属性の動画を、それぞれ独立してランダムアクセ
スできるように、かつ、各動画同士の連結関係が定義さ
れるように格納した記憶手段と、動画に基づく画像を利
用者に提示するための表示手段と、利用者から分岐点か
らの進行方向を示す指示を入力するための入力手段と、
入力手段によって入力された指示に基づいて、記憶手段
から所定の動画を読み出し、表示手段にこの読み出した
動画に基づく画像の提示を行わせる制御手段と、を設
け、制御手段が、第2属性の動画が提示された後に入力
される指示に基づいて、当該動画に対する連結関係が定
義された第1属性または第3属性の動画のうちの1つを
選択して読み出す処理を行うようにしたものである。
【0007】(2) 本願第2の発明は、上述の第1の発
明に係る装置において、第2属性の動画が提示された後
に、当該動画に対するスチル操作を行い、分岐点の静止
画を利用者に提示した状態で、進行方向を示す指示の入
力を待つようにしたものである。
【0008】
【作 用】本発明に係る見物施設の仮想体験装置では、
利用者に対して、見物施設の内容が部分的な動画として
提示される。1つの部分的な動画の提示が終了した後、
利用者が入力手段によって見物経路に関する情報を入力
すると、入力した見物経路に関する情報に応じて、次に
提示される部分的な動画が決定される。したがって、利
用者は、見物経路に沿って自分の思い通りの方向へと進
んだ状態の動画を見ることができ、自分の意思に基づい
て見物施設内を移動している実感を得ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例に基づいて説
明する。図1は本発明による見物施設の仮想体験装置の
基本構成を示すブロック図である。この仮想体験装置
は、所望の経路を通って複数の見物対象を順次観覧する
ことのできる見物施設について、利用者に仮想体験を提
示するための装置であり、記憶手段10、制御手段2
0、表示手段30、音声出力手段40、入力手段50、
によって構成される。
【0010】記憶手段10内には、見物施設の内容を複
数の部分的な動画で表現した動画情報およびこれに関連
した音声情報が、各部分ごとにランダムアクセスできる
ように格納されている。より具体的には、この記憶手段
10は、磁気ディスク装置あるいは光ディスク装置(た
とえばCD−ROMドライブ装置)などによって構成さ
れる。一方、制御手段20は、この記憶手段10をアク
セスする機能をもった装置である。この実施例では、制
御手段20としてステレオ動画圧縮再生装置を用いてお
り、記憶手段10内には、ステレオ動画が格納される。
表示手段30は、記憶手段10内に格納された動画情報
に基づく画像を利用者に提示するための装置であり、こ
の実施例では、ゴーグルや特殊めがねを用いたステレオ
表示装置を表示手段30として用いている。すなわち、
この実施例では、動画として右目用の映像データと、こ
れに対してやや視野角の異なる左目用の映像データとが
用意されている。利用者は、ゴーグルや特殊めがねを着
用することにより、右目用の映像を右目で、左目用の映
像を左目で、それぞれ見ることができ、立体的な動画を
視界におくことができる。
【0011】また、記憶手段10内に動画情報とともに
記録された音声情報は、音声出力手段40によって利用
者に提示される。この実施例では、ヘッドホンを音声出
力手段40として用いている。入力手段50は、利用者
から見物経路に関する情報を入力するための装置であ
り、この実施例では、ジョイスティックなどのポインテ
ィングデバイスにより、入力手段50を構成している。
制御手段20は、この入力手段50による入力情報に基
づいて、記憶手段10から所定の動画情報および音声情
報を読み出し、表示手段30に読み出した動画情報に基
づく画像の提示を行わせ、音声出力手段40に読み出し
た音声情報に基づく音声の提示を行わせる。
【0012】この実施例の特徴は、記憶手段10内に格
納される動画情報(およびこれに伴う音声情報)が、3
つの属性に基づいて分類できる点である。すなわち、第
1の属性をもった動画は、見物施設の内容を、所定の経
路に沿って移動する状態を示す映像(以下、経路映像と
呼ぶ)であり、第2の属性をもった動画は、所定の分岐
点における周囲の状態を示す映像(以下、分岐点映像と
呼ぶ)であり、第3の属性をもった動画は、所定の見物
対象の状態を示す映像(以下、見物対象映像と呼ぶ)で
ある。図2に示すように、記憶手段10内には、この3
つの属性に基づいて分類できる各部分動画が、それぞれ
複数用意されている。なお、以下の実施例の説明では、
便宜上、動画情報は映像の情報と音声の情報との両方を
含むものとして取り扱うことにする。
【0013】制御手段20内には、これらの各部分動画
同士の連結関係が定義されている。また、制御手段20
内には、入力手段50からの入力情報とこの連結関係と
に基づいて、次に読み出す動画を決定するためのアルゴ
リズムが収容されている。たとえば、図2において、
「第1属性の経路映像1を読み出して利用者に提示した
後は、続いて、第2属性の分岐点映像1を読み出して利
用者に提示する」というような連結関係が定義されてお
り、また、「第2属性の分岐点映像1を読み出して利用
者に提示した後は、入力手段50から入力Aが与えられ
たときには第1属性の経路映像2を、入力Bが与えられ
たときには第1属性の経路映像3を、入力Cが与えられ
たときには第3属性の見物対象映像1を、それぞれ読み
出して利用者に提示する」というような入力情報を考慮
した連結関係も定義されている。なお、制御手段20を
構成するステレオ動画圧縮再生装置20は、実際には、
パーソナルコンピュータに専用のソフトウエアを組み込
んだ装置であり、アナログ映像/音声信号をデジタルデ
ータに圧縮して記憶手段10内に書き込む処理と、逆
に、記憶手段10内のデジタルデータを読み出し、これ
をアナログデータに変換して再生する処理と、を行う機
能を有する。上述した連結関係の定義および次に読み出
す動画を決定するためのアルゴリズムは、このパーソナ
ルコンピュータ内にプログラムとして用意される。
【0014】続いて、図1に示す装置の構成および動作
を、より具体的な実施例に即して説明する。いま、たと
えば、図3に示すような動物園について、この装置を適
用する場合を考える。図3は、この動物園の地図であ
り、図のように東西南北が定義されているものとする。
この動物園には、8つの見物対象P1〜P8が存在し、
これらは、11本の経路R1〜R11と8か所の分岐点
B1〜B8によって結ばれている。図の各矢印は、各経
路における移動方向(2方向)および各分岐点における
移動方向(3または4方向)を示している。地図右下に
位置する見物対象P1は、入園ゲートであり、この施設
の仮想体験は、この見物対象P1からスタートする。そ
の他の見物対象P2〜P8は、それぞれ、特定の動物の
獣舎の位置を示している。利用者は、入園ゲートP1か
らスタートし、自分自身で見物ルートを選択しながらこ
の動物園内を見物する疑似体験を経験することができ
る。
【0015】このような動物園についての疑似体験を提
供するために、記憶手段10内には、第1属性の映像と
して、11本の経路R1〜R11を移動中の状態を示す
経路映像が用意される。しかも、各経路の往路と復路と
について、別々の経路映像が用意される。このような経
路映像は、ビデオカメラを保持したカメラマンが、実際
にこの動物園を訪問し、実写撮影を行うことにより得る
ことができる。たとえば、経路R1についての経路映像
は、入園ゲートP1から分岐点B1まで、カメラマンが
歩きながら撮影した実写映像と、逆に、分岐点B1から
入園ゲートP1まで撮影した実写映像と、を制御手段2
0に与え、この実写映像をデジタルデータに圧縮して記
憶手段10に格納することにより用意することができ
る。なお、必要に応じて、カメラマンの移動速度を変え
た複数種類の経路映像を用意しておくことも可能であ
る。また、ときどき、ビデオカメラを左右に振るなどし
て、単に直進するだけの映像ではなく、左右の景色をと
らえるような工夫をすることも可能である。
【0016】また、記憶手段10内には、第2属性の映
像として、8か所の分岐点B1〜B8において、その周
囲の状態を示す分岐点映像が用意される。このような分
岐点映像は、カメラマンが実際に各分岐点に立ち、カメ
ラを360°水平方向にパンして実写撮影を行うことに
より得ることができる。たとえば、分岐点B1について
の分岐点映像は、分岐点B1に立ちながら周囲360°
の景色をビデオカメラで撮影した実写映像を、制御手段
20に与え、この実写映像をデジタルデータに圧縮して
記憶手段10に格納することにより用意することができ
る。なお、実写撮影は、常に360°の周囲について行
う必要はなく、適宜、撮影範囲を狭くすることも可能で
あり、途中で折り返す往復パンを行うことも可能であ
る。たとえば、正面位置から左へ90°の位置まで水平
パンし、そこから折り返して、再び正面位置に戻って更
に右へ90°の位置まで水平パンし、そこから折り返し
て、再び正面位置に戻って終わるような実写映像は実用
的である。
【0017】更に、記憶手段10内には、第3属性の映
像として、8か所の見物対象P1〜P8の状態を示す見
物対象映像が用意される。このような見物対象映像は、
カメラマンの意思により、当該見物対象を被写体とした
任意の実写撮影を行うことにより得ることができる。た
とえば、見物対象P1は、入園ゲートであるから、この
入園ゲートをズームで撮影したり、その脇にある入場券
発売所を撮影したりした実写映像をデジタルデータに圧
縮して記憶手段10に格納しておけばよい。また、見物
対象P2が、たとえば、ライオンの獣舎であった場合
は、様々な角度からとらえたライオンの実写映像に基づ
いて、見物対象映像を用意すればよい。
【0018】こうして、記憶手段10内に、各経路映
像、各分岐点映像、各見物対象映像、が用意できたら、
制御手段20内に、各映像の連結関係および次に読み出
す映像を決定するためのアルゴリズムを、プログラムと
して用意する。このアルゴリズムは、図3に示す地図に
基づいて容易に作成することができる。図4に、その一
部を流れ図として示す。すなわち、まず、入園ゲートP
1における見物対象映像が読み出され、利用者に提示さ
れる。すなわち、利用者は、この動物園の入園ゲート付
近の映像を見ることができる。続いて、経路R1におけ
る経路映像(往路)が読み出され、利用者に提示され
る。利用者は、入園ゲートから園内に入り、北へ向かっ
て歩いていく体験ができる。
【0019】続いて分岐点B1における分岐点映像が読
み出され、利用者に提示される。利用者は、自分が分岐
点に立ち止まった状態で、周囲の環境を把握することが
できる。すなわち、北方向にそのまま進めば経路R2に
進行することができ、西方向に曲がれば経路R3に進行
することができ、南西方向に曲がれば見物対象P2の見
物を行うことができ、南方向に戻れば経路R1を逆進す
ることができるという環境を把握することができる。こ
の実施例の装置では、分岐点における分岐点映像を利用
者に提示した後は、そこで分岐点映像に対してスチル操
作を行い、静止画の状態で利用者に提示したまま、入力
手段50からの入力を待つ状態となるようにしている。
すなわち、利用者が入力手段50としてのジョイスティ
ックを操作するまで、分岐点B1における静止画が提示
されることになる。ジョイスティックが操作されると、
次の映像の提示が行われるが、次にどの映像を提示する
かはジョイスティックの操作内容によって異なる。すな
わち、ジョイスティックを北に対応する上方向に動かす
と、経路R2における経路映像が提示され、その後、分
岐点B2における分岐点映像が提示されることになる。
また、ジョイスティックを南に対応する下方向に動かす
と、経路R1における経路映像(復路)が提示され、そ
の後、再び入園ゲートP1における見物対象映像の提示
に戻ることになる。ジョイスティックを西に対応する左
方向に動かすと、経路R3における経路映像が提示さ
れ、その後、分岐点B5における分岐点映像が提示され
ることになる。更に、ジョイスティックを南西に対応す
る左下方向に動かすと、見物対象P2における見物対象
映像(たとえば、ライオンの映像)が提示され、その
後、再び分岐点B1における分岐点映像が提示されるこ
とになる。
【0020】以下、同様の方法によって、この動物園全
体について、図4に示すような流れ図を定義することが
できる。制御手段20内にこのような流れ図に沿ったア
ルゴリズムを用意しておけば、利用者はジョイスティッ
クの操作により、園内を自由自在に見物する疑似体験を
行うことができる。提示される映像は、従来のような細
切れの映像ではなく、一連の見物ルートに沿って連続し
たものとなるため、より臨場感をもった見物施設の仮想
体験が可能になる。
【0021】以上、本発明を図示する実施例に基づいて
説明したが、本発明はこの実施例のみに限定されるもの
ではなく、この他にも種々の態様で実施可能である。特
に、この疑似体験装置は、動物園だけに限らず、博物
館、美術館、水族館などの公共施設や、遊園地、公園、
植物園などのアミューズメントパークに広く適用しうる
ものである。また、上述の実施例では、音声の提示につ
いての細かい説明は行わなかったが、利用者に提示する
音声情報としては、実写撮影時のものだけでなく、後
日、別途録音したBGMや解説ナレーションなどを用い
てもよい。また、上述の実施例では、記憶手段10内に
用意する映像データはすべて動画であったが、部分的に
静止画像を用意してもかまわない。更に、記憶手段10
としては、動画をデジタルデータの形式で保持する手段
だけに限らず、アナログデータの形式で保持する手段を
用いてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のとおり本発明による見物施設の仮
想体験装置によれば、利用者は、見物経路に沿って自分
の思い通りの方向へと進んだ状態の動画を見ることがで
き、自分の意思に基づいて見物施設内を移動している実
感を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る見物施設の仮想体験装置の基本構
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す装置における記憶手段10内のデー
タ構成を示す図である。
【図3】図1に示す装置を用いて仮想体験を実現する対
象となる見物施設の一例を示す地図である。
【図4】図3に示す見物施設について、制御手段20内
に用意された画像提示アルゴリズムを示す流れ図であ
る。
【符号の説明】
10…記憶手段 20…制御手段 30…表示手段 40…音声出力手段 50…入力手段 B1〜B8…分岐点 P1〜P8…見物対象 R1〜R11…経路
フロントページの続き (72)発明者 安松 千夏 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 清水 誠一 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 長谷部 敏子 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−5263(JP,A) 特開 平2−309882(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/937

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに分岐点で接続された複数の経路が
    配置され、この経路の端点もしくは分岐点に見物対象が
    配置され、所望の経路を通って複数の見物対象を順次観
    覧することのできる見物施設について、利用者に仮想体
    験を提示するための装置であって、個々の経路の往路および復路について移動する状態を示
    す第1属性の動画と、個々の分岐点に立ったときの周囲
    の状態を示す第2属性の動画と、個々の見物対象の状態
    を示す第3属性の動画と、の3つの属性の動画を、それ
    ぞれ独立して ランダムアクセスできるように、かつ、
    動画同士の連結関係が定義されるように格納した記憶手
    段と、 前記動画に基づく画像を利用者に提示するための表示手
    段と、 利用者から分岐点からの進行方向を示す指示を入力する
    ための入力手段と、 前記入力手段によって入力された指示に基づいて、前記
    記憶手段から所定の動画を読み出し、前記表示手段にこ
    の読み出した動画に基づく画像の提示を行わせる制御手
    段と、 を備え、前記制御手段が、第2属性の動画が提示された後に入力
    される指示に基づいて、当該動画に対する連結関係が定
    義された第1属性または第3属性の動画のうちの1つを
    選択して読み出す処理を行う ことを特徴とする見物施設
    の仮想体験装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、第2属性の動画が提示された後に、当該動画に対するス
    チル操作を行い、分岐点の静止画を利用者に提示した状
    態で、進行方向を示す指示の入力を待つ機能を有するこ
    とを特徴とする見物施設の仮想体験装置。
JP03285708A 1991-10-04 1991-10-04 見物施設の仮想体験装置 Expired - Lifetime JP3133115B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03285708A JP3133115B2 (ja) 1991-10-04 1991-10-04 見物施設の仮想体験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03285708A JP3133115B2 (ja) 1991-10-04 1991-10-04 見物施設の仮想体験装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0596062A JPH0596062A (ja) 1993-04-20
JP3133115B2 true JP3133115B2 (ja) 2001-02-05

Family

ID=17695001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03285708A Expired - Lifetime JP3133115B2 (ja) 1991-10-04 1991-10-04 見物施設の仮想体験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3133115B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5845819B2 (ja) * 2011-11-02 2016-01-20 大日本印刷株式会社 動画提示装置
JP2013165436A (ja) * 2012-02-13 2013-08-22 Fujitsu Ltd 構造物点検支援方法、構造物点検支援プログラム及び構造物点検支援装置
JP5861499B2 (ja) * 2012-03-01 2016-02-16 大日本印刷株式会社 動画提示装置
JP6310601B1 (ja) 2017-06-07 2018-04-11 日新電機株式会社 スパッタリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0596062A (ja) 1993-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100473131C (zh) 显示设备
US7805066B2 (en) System for guided photography based on image capturing device rendered user recommendations according to embodiments
JP4741779B2 (ja) 撮像装置
US7545415B2 (en) Information-added image pickup method, image pickup apparatus and information delivery apparatus used for the method, and information-added image pickup system
US9332182B2 (en) Image recording and playback device, and image recording and playback method
JP4637889B2 (ja) 仮想空間放送装置
CN2667827Y (zh) 一种准全景环绕式影视播放系统
JP5596844B2 (ja) 画像処理装置、画像処理システム及び画像処理方法
JP6635573B2 (ja) 画像処理システム、画像処理方法、及びプログラム
JP3133115B2 (ja) 見物施設の仮想体験装置
JP2013055606A (ja) 画像表示システム、画像表示装置、及びプログラム
JP2002320215A (ja) 動画像配信用サーバーコンピュータ、動画像編集方法、動画像受信用クライアントコンピュータ、動画像配信方法、動画像配信用クライアントサーバーシステム、動画像再生処理プログラム及び記録媒体
JP2009230635A (ja) 画像データ生成装置、画像データ生成方法、および画像データ生成用プログラム
Jusof et al. Revealing visual details via high dynamic range gigapixels spherical panorama photography: The Tempurung Cave natural heritage site
JP7293991B2 (ja) サーバ、再生デバイス、コンテンツ再生システム、コンテンツ再生方法、及びプログラム
JP4981514B2 (ja) カメラおよび画像記録方法
Grevtsova et al. Augmented, mixed and virtual reality. Techniques of visualization and presentation of archaeological heritage
JP5329691B2 (ja) カメラおよびカメラの制御方法
JP7445272B1 (ja) 動画処理方法、動画処理システム、及び動画処理プログラム
JP7306162B2 (ja) サーバ、再生デバイス、コンテンツ再生システム、コンテンツ再生方法、及びプログラム
Kim Lim et al. A low-cost method for generating panoramic views for a mobile virtual heritage application
JP5058842B2 (ja) 仮想風景表示装置
Nagakura et al. Panoramic Video: Recording and Representing the Digital Heritage Experience
JP2010232853A (ja) コンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法
JP2006094314A (ja) 臨場感を得られる森林空間再現方法とその装置。

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071124

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081124

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081124

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091124

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091124

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111124

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term