JP3133100U - 複数の見出しを同時に表示出来るインデックスと一体型のファイル仕切紙 - Google Patents

Abstract

【課題】 各種ファイル、特にチューブファイル等、多量の書類を綴じ込んだファイルにおいて、分類ごとの仕切を視覚的に、より明確にするとともに必要に応じて仕切紙に複数の見出しを同時に表示可能にすることで書類検索及び加除等の取扱い時間を短縮し業務の効率化に貢献しようとするものである。
【解決手段】 仕切紙の幅について、綴じ込み書類の幅より右片側のみを１ｃｍ程度広くすることにより、視覚的に仕切を従来のものに比べ明確にするとともに広くした部部分（綴じ込み書類の幅より突出した部分）が縦方向に長いことから必要次第で大分類用見出し・中分類用見出し・小分類用見出し・年月日等多くの情報を表示することが出来るようにする。
【選択図】図１

Description

本考案は、ファイルに綴じた書類について、分類ごとの仕切状況をこれまで流通しているもの以上に視覚的に格段に明確にするとともに仕切紙と一体のインデックス部分に複数の見出しを同時に表示することが出来るようにして事務の能率向上を図るようにしたものである。

これまで流通している仕切紙は、綴じ込み書類と同じサイズであり、かつ、通常のインデックスサイズ部分のみが広くなっていることから視覚的に仕切状況が不十分であり、精神的に安定感が得られなかった。また、インデックス部分が狭いことから同時に複数の見出しを表示する等多くの情報を表示することが出来なかった。

各種ファイル、特にチューブファイル等、多量の書類を綴じ込んだファイルにおいては、分類ごとの仕切状況を明確にすること及び必要に応じて仕切紙自体に複数の見出しを同時に表示出来ることが業務等の能率向上を図る手段となるが、従来の仕切紙ではこれを満足させることが出来ないという難点があった。本考案は、この課題を解消するためになされたものである。

仕切紙の幅について、綴じ込み書類の幅より右片側の大部分を１ｃｍ程度広くすることにより、従来のものに比べ仕切状況が視覚的にかなり明確になるようにした。また、広くした部分（綴じ込み書類の幅より突出した部分）が縦方向に長いことから必要次第で、大分類用見出し・中分類用見出し・小分類用見出し・年月日等多くの情報を同時に表示することが出来るようにした。

一般的な紙ファイル、チューブファイル等において、分類ごとに仕分けされた綴じ込み書類について、視覚的に仕切状況を従来のものに比べ格段に明確化することが出来る。
また、仕切紙の右端を１ｃｍ程度広くした部分（綴じ込み書類の幅より突出した縦方向に長い部分）には、綴じ込み担当者の必要次第で大分類用見出し・中分類用見出し・小分類用見出し・年月日等多くの情報を表示することが出来るなど活用が広められる。
このことにより、一目でファイル全体の構成を理解することが出来る効果がある。

仕切紙右片側の全てを広くするとファイルを指で捲る際に捲りにくくなるので仕切紙縦寸法について上端から７５％程度のみを広くする。残り下部の２５％部分は綴じ込み書類と同じ幅とする。
仕切紙のサイズは、綴じ込み書類のサイズに応じて日本工業規格Ａ列４番、Ｂ列５番、その他の用紙サイズを元にして右端を１ｃｍ程度広げたサイズとする。ファイルの形態次第で縦方向或いは横方向の仕切紙を揃えて用いることとする。

仕切紙の材質等については、一般に流通している書類封筒の紙質が取扱い上適当であり、一例として一般的な書類封筒（Ａ４サイズ対応の茶封筒等）を切り開いて本考案に係る仕切紙を作成する場合、封筒１枚で仕切紙２枚が切り出せる。

本考案の仕切紙全体図である。 本考案のインデックス部分の拡大図である。

Claims (2)

1. 綴じ込み書類（Ａ４サイズ等）の用紙サイズに比べ、仕切紙の幅を右片側のみ１ｃｍ程度広くする。広くする箇所はシート右側の上端から始まり、シート縦長寸法の７５％程度とし、残りの２５％は綴じ込み書類と同じ幅とする。幅広部分の下端部はシート横線に対し３０度勾配（右肩上がり）とする。
2. 前記請求事項１に記載の幅広部分は、大分類用見出し、中分類用見出し、小分類用見出し等複数の見出しを同時に表示する等多くの情報を表示出来るようにして有効なインデックスとして使用する。