JP3132831U - 旗掲揚装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】国旗等の旗を掲揚する旗掲揚装置において、壁に取り付けられた箱体内のポールを伸張することで、ポールの収容・搬送や設置等でその手間を無くし、旗の掲揚を簡便に行わせることにある。
【解決手段】旗掲揚装置1は、前面部5に開閉可能な蓋12が備えられた箱体3を壁2に設け、また、旗が取り付けられる伸縮可能なポール4を前記箱体内に設けて構成され、そして、前記蓋の開状態において前記ポールが伸張することによって前記旗を掲揚可能な状態にしている。
【選択図】図1
【解決手段】旗掲揚装置1は、前面部5に開閉可能な蓋12が備えられた箱体3を壁2に設け、また、旗が取り付けられる伸縮可能なポール4を前記箱体内に設けて構成され、そして、前記蓋の開状態において前記ポールが伸張することによって前記旗を掲揚可能な状態にしている。
【選択図】図1
Description
この考案は、旗掲揚装置に係り、特に国旗等の旗を簡便に掲揚することができる旗掲揚装置に関するものである。
祭日において、家屋等では、玄関先やベランダ等に国旗を掲揚するのが習慣になっている。このように、国旗を掲揚する場合には、一般に、物置等に収容してあったポールを運び出し、そして、このポールを家屋の玄関先やベランダ等に持って行き、このポールの先端に国旗を取り付けた後で、このポールを立設している。
従来、旗の掲揚方法及びその装置には、ポールをパイプ状とし、このポール内から旗の中心側に送風して旗をなびかせるものがある。
特開2002−169495号公報
ところが、従来、旗を掲揚する場合には、上記のように、ポールの収容・搬送や設置等でその手間がかかり、このため、旗の掲揚が面倒であり、改善が望まれていた。
そこで、この考案の目的は、旗の掲揚を簡便に行なうことができる旗掲揚装置を提供することにある。
この考案は、前面部に蓋が備えられた箱体を壁に設け、旗が取り付けられる伸縮可能なポールを前記箱体内に設け、前記蓋の開状態において前記ポールが伸張することにより旗を掲揚可能な状態にすることを特徴とする。
この考案の旗掲揚装置は、壁に取り付けられた箱体内のポールを伸張することで、旗を掲揚可能な状態とし、旗の掲揚を簡便に行うことができる。
この考案は、旗の掲揚を簡便に行うために、壁に取り付けられた箱体内のポールを伸張し、旗を掲揚可能な状態として実現するものである。
以下、図面に基づいてこの考案の実施例を詳細且つ具体的に説明する。
以下、図面に基づいてこの考案の実施例を詳細且つ具体的に説明する。
図1〜図5は、この考案の第1実施例を示すものである。図1、図2において、1は旗掲揚装置である。この旗掲揚装置1は、壁2に対して縦方向に取り付けられる箱体3と、この箱体3内に収容された伸縮可能なポール4とを備えている。
箱体3は、この第1実施例において、前面部5と後面部6と右側面部7と左側面部8と上面部9と下面部10とにより、縦方向に長く四角形状に形成されている。後面部6は、外面が壁2の壁面に接して取り付けられる。
箱体3の前面部5には、図2の正面視において、右側で縦長の表札用取付部11と左側で縦長の蓋12とが、横方向で並列に備えられている。表札用取付部11には、縦長の表札13が取り付けられる。蓋12は、図1に示すように、下部が前面部5に設置した蓋支持部14に支持されて前方に揺動可能であり、箱体3の前面部5に開放口15を形成するように取り付けられている。
箱体3の前面部5には、図2の正面視において、右側で縦長の表札用取付部11と左側で縦長の蓋12とが、横方向で並列に備えられている。表札用取付部11には、縦長の表札13が取り付けられる。蓋12は、図1に示すように、下部が前面部5に設置した蓋支持部14に支持されて前方に揺動可能であり、箱体3の前面部5に開放口15を形成するように取り付けられている。
箱体3の後面部6には、縦方向に移動可能な上側取付部16が設けられる。この上側取付部16は、図3に示すように、後面部6の内面で横方向に延びるように位置し、且つ両端が縦方向で所定長さに形成した右側面部7の右側溝17及び左側面部8の左側溝18に挿通され、縦方向に移動可能に設けられている。
そして、図4に示すように、上側取付部16の右側面部7側の端部には、右側段部19によって右側面部7よりも外方に突出し且つ後面部6と同一面上の右側上取付面部20が形成されている。この右側上取付面部20には、ボルト等の取付具を挿通する右側上取付孔21が形成されている。また、上側取付部16の左側面部8側の端部には、左側段部22によって左側面部8よりも外方に突出し且つ後面部6と同一面上の左側上取付面部23が形成されている。この左側上取付面部23には、ボルト等の取付具を挿通する左側上取付孔24が形成されている。
そして、図4に示すように、上側取付部16の右側面部7側の端部には、右側段部19によって右側面部7よりも外方に突出し且つ後面部6と同一面上の右側上取付面部20が形成されている。この右側上取付面部20には、ボルト等の取付具を挿通する右側上取付孔21が形成されている。また、上側取付部16の左側面部8側の端部には、左側段部22によって左側面部8よりも外方に突出し且つ後面部6と同一面上の左側上取付面部23が形成されている。この左側上取付面部23には、ボルト等の取付具を挿通する左側上取付孔24が形成されている。
また、箱体3の後面部6には、図1に示すように、前記上側取付部16から所定の距離で離間した下側取付部25が固設されている。この下側取付部25は、箱体3の後面部6に連設され且つこの後面部6と同一平面上に配置された右側下取付面部26及び左側下取付面部27からなる。この右側下取付面部26及び左側下取付面部27には、ボルト等の取付具を挿通する右側下取付孔28及び左側下取付孔29が形成されている。
従って、箱体3においては、図3に示すように、上側取付部16を右側溝17及び左側溝18に沿って縦方向に移動することにより、下地となる壁3の壁面状況により、取付箇所を容易に変更することが可能となる。
従って、箱体3においては、図3に示すように、上側取付部16を右側溝17及び左側溝18に沿って縦方向に移動することにより、下地となる壁3の壁面状況により、取付箇所を容易に変更することが可能となる。
箱体3内のポール4は、下端が後面部6と下面部10との角部位に設置したポール支持部30に揺動可能に支持され、下側から順次に、例えば、パイプ状の第1ポール部4−1と第2ポール部4−2と第3ポール部4−3との三段階に伸張可能で、後面部6の内面側に収容されている。この場合、ポール4においては、第1ポール部4−1が第2ポール部4−2をスライドさせて収容可能とし、第2ポール部4−2が第3ポール部4−3をスライドさせて収容可能とし、そして、第1ポール部4−1は、第3ポール部4−3が収容された第2ポール部4−2を、スライドさせて収容可能とする。
これにより、図1に示すように、箱体3の蓋12が開状態になって開放口15を形成し、ポール4をこの開放口15から斜め上方に伸張することにより、旗Fの掲揚可能な状態になる。
これにより、図1に示すように、箱体3の蓋12が開状態になって開放口15を形成し、ポール4をこの開放口15から斜め上方に伸張することにより、旗Fの掲揚可能な状態になる。
また、旗掲揚装置1には、制御ボックス31を備えた操作機構32が設けられる。
この操作機構32は、ポール4を開放口15側に移動させつつ伸張して旗Fを掲揚可能な状態にするものであり、図5に示すように、操作指示手段33と、制御手段34と、蓋支持部14を動作して蓋12を開閉動作する蓋開閉手段35と、ポール支持部30を動作してポール4を揺動するポール揺動手段36と、ポール4を伸縮するポール伸縮手段37とを備えている。制御手段34は、制御部(CPU)34Aとタイマ34Bとを組み込み、操作指示手段33かの指示信号により、蓋開閉手段35とポール揺動手段36とポール伸縮手段37とを作動する。タイマ34Bには、旗Fを掲揚したい日付・時間等の必要事項が設定される。
この操作機構32は、ポール4を開放口15側に移動させつつ伸張して旗Fを掲揚可能な状態にするものであり、図5に示すように、操作指示手段33と、制御手段34と、蓋支持部14を動作して蓋12を開閉動作する蓋開閉手段35と、ポール支持部30を動作してポール4を揺動するポール揺動手段36と、ポール4を伸縮するポール伸縮手段37とを備えている。制御手段34は、制御部(CPU)34Aとタイマ34Bとを組み込み、操作指示手段33かの指示信号により、蓋開閉手段35とポール揺動手段36とポール伸縮手段37とを作動する。タイマ34Bには、旗Fを掲揚したい日付・時間等の必要事項が設定される。
次に、この第1実施例の作用を説明する。
祭日で旗Fを掲揚したい場合に、操作機構32においては、操作指示手段33によって旗Fの掲揚の指示操作があったり、あるいは、タイマ34Bからの指令信号があると、制御手段34が、先ず、蓋開閉手段35を作動して蓋12を開動作させて開放口15を形成し、そして、ポール揺動手段36を作動して後面部6の内側で収容されていたポール4を開放口15側に揺動しつつ、ポール伸縮手段36を作動してポール4を伸張し、このポール4の第3ポール部4−3の先端に旗Fを掲揚可能な状態にする。
祭日で旗Fを掲揚したい場合に、操作機構32においては、操作指示手段33によって旗Fの掲揚の指示操作があったり、あるいは、タイマ34Bからの指令信号があると、制御手段34が、先ず、蓋開閉手段35を作動して蓋12を開動作させて開放口15を形成し、そして、ポール揺動手段36を作動して後面部6の内側で収容されていたポール4を開放口15側に揺動しつつ、ポール伸縮手段36を作動してポール4を伸張し、このポール4の第3ポール部4−3の先端に旗Fを掲揚可能な状態にする。
また、操作機構32で、操作指示手段33の戻し指示操作、あるいは、タイマ34Bからの戻し指令信号があると、制御手段34が、先ず、ポール伸縮手段37を作動してポール4を縮小し、そして、ポール揺動手段36を作動してこの縮小されたポール4を後面部6の内面側に揺動して収容し、さらに、蓋開閉手段35を作動して蓋12を閉動作し、開放口15を閉じる。
これにより、旗Fを掲揚したい場合に、ポール4を箱体3から自動的に出して旗Fを掲揚させることができるとともに、旗Fの掲揚が終了した場合には、ポール4を箱体3内に自動的に収容することができ、よって、ポール4の収容・搬送や設置等でその手間を無くし、旗Fの掲揚を簡便に行わせることができる。
また、旗掲揚装置1においては、手動でも旗Fを掲揚することができ、簡便である。
更に、箱体3の前面部5に表札13を取り付けることができ、箱体3の多機能化を図ることができる。
また、旗掲揚装置1においては、手動でも旗Fを掲揚することができ、簡便である。
更に、箱体3の前面部5に表札13を取り付けることができ、箱体3の多機能化を図ることができる。
図6、図7は、この考案の第2実施例を示すものである。
以下の第2〜第4実施例においては、上述の第1実施例と同一機能を果たす箇所には、同一符号を付して説明する。
この第2実施例の特徴とするところは、以下の点にある。即ち、旗掲揚装置1は、壁2に対して横方向に取り付けられる箱体3と、この箱体3内に収容された伸縮可能なポール4とを備えている。
箱体3は、この第2実施例において、前面部5と後面部6と右側面部7と左側面部8と上面部9と下面部10とにより、横方向に長く四角形状に形成されている。
箱体3の前面部5には、上側で横長の表札用取付部11と下側でポール用孔41とが、縦方向で並列に備えられている。表札用取付部11には、横長の表札13が取り付けられる。
箱体3の後面部6には、右側上取付面部20及び左側上取付面部23を備えた上側取付部16と、右側下取付面部26及び左側下取付面部27を備えた下側取付部25とが設けられる。上側取付部16は、第1実施例と同様に、縦方向に移動可能に設けることも可能である。
以下の第2〜第4実施例においては、上述の第1実施例と同一機能を果たす箇所には、同一符号を付して説明する。
この第2実施例の特徴とするところは、以下の点にある。即ち、旗掲揚装置1は、壁2に対して横方向に取り付けられる箱体3と、この箱体3内に収容された伸縮可能なポール4とを備えている。
箱体3は、この第2実施例において、前面部5と後面部6と右側面部7と左側面部8と上面部9と下面部10とにより、横方向に長く四角形状に形成されている。
箱体3の前面部5には、上側で横長の表札用取付部11と下側でポール用孔41とが、縦方向で並列に備えられている。表札用取付部11には、横長の表札13が取り付けられる。
箱体3の後面部6には、右側上取付面部20及び左側上取付面部23を備えた上側取付部16と、右側下取付面部26及び左側下取付面部27を備えた下側取付部25とが設けられる。上側取付部16は、第1実施例と同様に、縦方向に移動可能に設けることも可能である。
箱体3内のポール4は、基端側が箱体3の後面部6の内面に固定され、この基端側から順次に、例えば、第1ポール部4−1と第2ポール部4−2と第3ポール部4−3との三段階に伸張可能で、前方側に向って収容されている。箱体3内では、第1ポール部4−1が下面部10に固定した保持部42に保持されている。また、第3ポール部4−3の先端側は、ポール用孔41付近で、外側から人の手によって摘んで引き出し可能に配置されている。
なお、この第2実施例においても、第1実施例と同様に、旗掲揚装置1に操作機構32を設け、旗Fの掲揚を自動化することも可能である。
なお、この第2実施例においても、第1実施例と同様に、旗掲揚装置1に操作機構32を設け、旗Fの掲揚を自動化することも可能である。
この第2実施例の構成によれば、祭日で旗Fを掲揚したい場合に、外側から人の手により、ポール用孔41付近の第3ポール部4−3の先端側を前方に摘み出し、ポール4を伸張することにより、第3ポール部4−3の先端に旗Fを掲揚可能な状態になる。
一方、ポール4の収容時には、第3ポール部4−3を押してポール4を縮小することにより、ポール4を箱体3内で且つ第3ポール部4−3の先端をポール用孔41付近に位置させる。
一方、ポール4の収容時には、第3ポール部4−3を押してポール4を縮小することにより、ポール4を箱体3内で且つ第3ポール部4−3の先端をポール用孔41付近に位置させる。
これにより、旗Fを掲揚したい場合に、ポール4を箱体3内から伸張して旗Fを掲揚させることができるとともに、旗Fの掲揚が終了した場合には、ポール4を箱体3内に収容することができ、ポール4の収容・搬送や設置等でその手間を無くし、旗Fの掲揚を簡便に行わせることができる。
また、箱体3の前面部5に表札13を取り付けることができ、箱体3の多機能化を図ることができる。
また、箱体3の前面部5に表札13を取り付けることができ、箱体3の多機能化を図ることができる。
図8〜図12は、この考案の第3実施例を示すものである。
この第3実施例の特徴とするところは、以下の点にある。即ち、図8、図9に示すように、旗掲揚装置1は、壁2に対して縦方向に取り付けられる箱体3と、この箱体3内に収容された伸縮可能なポール4とを備えている。
箱体3は、この第3実施例において、前面部5と後面部6と右側面部7と左側面部8と上面部9と下面部10とにより、縦方向に長く四角形状に形成されている。
箱体3の前面部5には、中央側で縦長の表札用取付部11と上側で所定長さの縦長切欠部43とが備えられている。表札用取付部11には、縦長の表札13が取り付けられる。
箱体3の後面部6には、右側上取付面部20及び左側上取付面部23からなる上側取付部16と、右側下取付面部26及び左側下取付面部27からなる下側取付部25とが設けられる。上側取付部16は、第1実施例と同様に、上下方向に移動可能に設けることも可能である。
この第3実施例の特徴とするところは、以下の点にある。即ち、図8、図9に示すように、旗掲揚装置1は、壁2に対して縦方向に取り付けられる箱体3と、この箱体3内に収容された伸縮可能なポール4とを備えている。
箱体3は、この第3実施例において、前面部5と後面部6と右側面部7と左側面部8と上面部9と下面部10とにより、縦方向に長く四角形状に形成されている。
箱体3の前面部5には、中央側で縦長の表札用取付部11と上側で所定長さの縦長切欠部43とが備えられている。表札用取付部11には、縦長の表札13が取り付けられる。
箱体3の後面部6には、右側上取付面部20及び左側上取付面部23からなる上側取付部16と、右側下取付面部26及び左側下取付面部27からなる下側取付部25とが設けられる。上側取付部16は、第1実施例と同様に、上下方向に移動可能に設けることも可能である。
箱体3内のポール4は、下端が後面部6と下面部10との角部位に固定され、縦長切欠部43側に延長して所定角度で傾斜して配置され、下側から順次に、例えば、第1ポール部4−1と第2ポール部4−2との二段階に伸張可能である。
第1ポール部4−1は、パイプ状で、先端側が縦長切欠部43付近に配置され、第2ポール部4−2をスライドさせて収容可能とする。第2ポール部4−2は、縦長切欠部43付近で、外側から人の手で摘んで第1ポール部4−1内から引き出し可能に配置されている。
第1ポール部4−1は、パイプ状で、先端側が縦長切欠部43付近に配置され、第2ポール部4−2をスライドさせて収容可能とする。第2ポール部4−2は、縦長切欠部43付近で、外側から人の手で摘んで第1ポール部4−1内から引き出し可能に配置されている。
第1ポール部4−1と第2ポール部4−2とは、連結機構44で連結される。
この連結機構44としては、第1に、例えば、図10、図11に示すように、第2ポール部4−2の外周面の下部で軸方向に形成した縦溝45の上側に揺動スプリング体46の一端部47を支持し、この揺動スプリング体46の他端で外側に突出した係止片48を第1ポール部4−1の上端に係止可能として構成される。揺動スプリング体46は、支持された一端部47を中心にして他端の係止片48が揺動可能であり、第2ポール部4−2の中心側から外周面側に付勢されている。この連結機構44においては、揺動スプリング体46の係止片48を縦溝45内に収容させることにより、第1ポール部4−1に対して第2ポール部4−2をスライド可能とする一方、揺動スプリング体46の係止片48を縦溝45から外側に突出させることにより、第1ポール部4−1に対して第2ポール部4−2を係止して連結させる。
この連結機構44としては、第1に、例えば、図10、図11に示すように、第2ポール部4−2の外周面の下部で軸方向に形成した縦溝45の上側に揺動スプリング体46の一端部47を支持し、この揺動スプリング体46の他端で外側に突出した係止片48を第1ポール部4−1の上端に係止可能として構成される。揺動スプリング体46は、支持された一端部47を中心にして他端の係止片48が揺動可能であり、第2ポール部4−2の中心側から外周面側に付勢されている。この連結機構44においては、揺動スプリング体46の係止片48を縦溝45内に収容させることにより、第1ポール部4−1に対して第2ポール部4−2をスライド可能とする一方、揺動スプリング体46の係止片48を縦溝45から外側に突出させることにより、第1ポール部4−1に対して第2ポール部4−2を係止して連結させる。
また、連結機構44としては、第2に、例えば、図12に示すように、第1ポール部4−1の上端部に、外側から径方向へのねじ孔49を形成し、このねじ孔49に第1ポール部4−1内の第2ポール部4−2の下部を径方向に押圧して固定する固定用ねじ50を螺着して構成される。
この第3実施例の構成によれば、祭日で旗Fを掲揚したい場合に、第2ポール4−2の先端を人の手で摘んで引き出してポール4を伸張し、そして、連結機構44の操作により、第1ポール部4−1に対して第2ポール部4−2を係止させて連結させることにより、第2ポール部4−2の先端に旗Fを掲揚可能な状態にする。
一方、ポール4の収容時には、連結機構44の操作により、第2ポール部4−2を押して第1ポール4−1内にスライドして収容させ、ポール4−2を箱体3内で且つ第2ポール部4−2の先端を縦長切欠部43付近に位置させる。
一方、ポール4の収容時には、連結機構44の操作により、第2ポール部4−2を押して第1ポール4−1内にスライドして収容させ、ポール4−2を箱体3内で且つ第2ポール部4−2の先端を縦長切欠部43付近に位置させる。
これにより、旗Fを掲揚したい場合に、ポール4を箱体3から伸張して旗Fを掲揚させることができるとともに、旗Fの掲揚が終了した場合には、ポール4を箱体3内に収容することができ、ポール4の収容・搬送や設置等でその手間を無くし、旗Fの掲揚を簡便に行わせることができる。
また、箱体3の前面部5に表札13を取り付けることができ、箱体3の多機能化を図ることができる。
また、箱体3の前面部5に表札13を取り付けることができ、箱体3の多機能化を図ることができる。
図13、図14は、この考案の第4実施例を示すものである。
この第4実施例の特徴とするところは、以下の点にある。即ち、例えば、第1実施例における旗掲揚装置1において、箱体3の前面部5の左側に縦長の開放口15を形成するとともに、前面部5の内面には開放口15を開閉可能な蓋12を配設する。この蓋12は、開放口15の上側で前面部5の内面に設けられた断面L字形状の上側ガイドレール51と、開放口15の下側で前面部5の内面に設けられた断面L字形状の下側ガイドレール52とによって右側方向(図14の一点鎖線の矢印で示す)に移動可能に保持され、開放口15を開閉する。この第4実施例の旗掲揚装置1の他の構造については、第1実施例と同様なので、その説明を省略する。
この第4実施例の特徴とするところは、以下の点にある。即ち、例えば、第1実施例における旗掲揚装置1において、箱体3の前面部5の左側に縦長の開放口15を形成するとともに、前面部5の内面には開放口15を開閉可能な蓋12を配設する。この蓋12は、開放口15の上側で前面部5の内面に設けられた断面L字形状の上側ガイドレール51と、開放口15の下側で前面部5の内面に設けられた断面L字形状の下側ガイドレール52とによって右側方向(図14の一点鎖線の矢印で示す)に移動可能に保持され、開放口15を開閉する。この第4実施例の旗掲揚装置1の他の構造については、第1実施例と同様なので、その説明を省略する。
この第4実施例の構成によれば、上述の第1実施例と同様な作用効果を奏するとともに、旗Fの掲揚時には、蓋12を上側ガイドレール51及び下側ガイドレール52に沿って横方向にスライドさせて箱体3内に収容させ、これにより、蓋12が前面に突設することがなく、旗掲揚装置1をコンパクトに維持させることができる。
図15、図16は、この考案の第5実施例を示すものである。
この第5実施例の特徴とするところは、以下の点にある。即ち、図15、図16に示すように、旗掲揚装置1は、手動式の構造である。この旗掲揚装置1には、壁2に対して縦方向に取り付けられる箱体3と、この箱体3内に収容されポール4とが設けられている。このポール4には、旗Fが巻かれている。
箱体3は、この第5実施例において、前面部に対応して配設された蓋12と後面部6と右側面部7と左側面部8と上面部9と下面部10とにより、縦方向に長く四角形状に形成されている。
蓋12には、表面の中央側で縦長の表札用取付部11が備えられている。この表札用取付部11には、縦長の表札13が取り付けられる。
蓋12は、右側端が右側面部7に取り付けた上側蝶番53及び下側蝶番54により右側に開閉可能に取り付けられ、開けられたときに開放口15を形成し、また、左側端の中央部位に左側面部8に係止する係止用取手部55を備えている。
箱体3内のポール4は、下端部位がポール支持部30に揺動可能に支持され、そして、蓋12を開けているときに、先端部位が前面側に傾斜され(図16の一点鎖線で示す)、旗Fを掲揚可能とする。
この第5実施例の特徴とするところは、以下の点にある。即ち、図15、図16に示すように、旗掲揚装置1は、手動式の構造である。この旗掲揚装置1には、壁2に対して縦方向に取り付けられる箱体3と、この箱体3内に収容されポール4とが設けられている。このポール4には、旗Fが巻かれている。
箱体3は、この第5実施例において、前面部に対応して配設された蓋12と後面部6と右側面部7と左側面部8と上面部9と下面部10とにより、縦方向に長く四角形状に形成されている。
蓋12には、表面の中央側で縦長の表札用取付部11が備えられている。この表札用取付部11には、縦長の表札13が取り付けられる。
蓋12は、右側端が右側面部7に取り付けた上側蝶番53及び下側蝶番54により右側に開閉可能に取り付けられ、開けられたときに開放口15を形成し、また、左側端の中央部位に左側面部8に係止する係止用取手部55を備えている。
箱体3内のポール4は、下端部位がポール支持部30に揺動可能に支持され、そして、蓋12を開けているときに、先端部位が前面側に傾斜され(図16の一点鎖線で示す)、旗Fを掲揚可能とする。
この第5実施例の構成によれば、上述の第1実施例と同様な作用効果を奏するとともに、旗Fの掲揚時には、蓋12を開けてポール4を箱体3内から傾斜させるだけで、旗Fを掲揚可能とし、簡便である。
図17は、この考案の第6実施例を示すものである。
この第6実施例の特徴とするところは、以下の点にある。即ち、操作機構32としては、箱体3に固定されるパイプ状の枠体56を設け、この枠体56内には所定の長さで外面に形成されたねじ57を有するねじ体58を配置し、このねじ体58の下端にねじ体用歯車59を固定し、このねじ体用歯車59の上面には枠体56の下端を相対回転可能に配置するとともにモータ60のモータ側歯車61を噛み合わせて設け、また、枠体56の内側には所定長さのナット摺動用穴62を形成し、このナット摺動用穴62には移動用ナット63を摺動可能に設け、この移動用ナット63のナット側ねじ穴64にはねじ体58を噛み合わせて設け、さらに、この移動用ナット63の上面にはポール4の下端を固定して構成される。モータ60は、制御手段34からの指令信号によって正逆回転される。
この第6実施例の特徴とするところは、以下の点にある。即ち、操作機構32としては、箱体3に固定されるパイプ状の枠体56を設け、この枠体56内には所定の長さで外面に形成されたねじ57を有するねじ体58を配置し、このねじ体58の下端にねじ体用歯車59を固定し、このねじ体用歯車59の上面には枠体56の下端を相対回転可能に配置するとともにモータ60のモータ側歯車61を噛み合わせて設け、また、枠体56の内側には所定長さのナット摺動用穴62を形成し、このナット摺動用穴62には移動用ナット63を摺動可能に設け、この移動用ナット63のナット側ねじ穴64にはねじ体58を噛み合わせて設け、さらに、この移動用ナット63の上面にはポール4の下端を固定して構成される。モータ60は、制御手段34からの指令信号によって正逆回転される。
この第6実施例の構成によれば、モータ60が回転されると、ねじ体58が回転して移動用ナット63が枠体56のナット摺動用穴62で縦方向に移動するすることにより、ポール4を上方向に移動させ、ポール4の先端に旗Fを掲揚可能な状態にする。
これにより、旗Fを掲揚したい場合に、ポール4を箱体3から伸張して旗Fを掲揚させることができるとともに、旗Fの掲揚が終了した場合には、ポール4を箱体3内に収容することができ、ポール4の収容・搬送や設置等でその手間を無くし、旗Fの掲揚を簡便に行わせることができる。
これにより、旗Fを掲揚したい場合に、ポール4を箱体3から伸張して旗Fを掲揚させることができるとともに、旗Fの掲揚が終了した場合には、ポール4を箱体3内に収容することができ、ポール4の収容・搬送や設置等でその手間を無くし、旗Fの掲揚を簡便に行わせることができる。
なお、この考案においては、上述の実施例に限定されるものではなく、種々応用改変が可能であることは勿論である。
例えば、図16に示すように、箱体3を壁2内の箱用穴65に埋め込み、箱体3が壁2の壁面から突出するのを回避させることも可能である。
また、旗を半旗状態に掲揚させることも可能である。
更に、ポールとしては、巻き尺式のもので構成することも可能である。
例えば、図16に示すように、箱体3を壁2内の箱用穴65に埋め込み、箱体3が壁2の壁面から突出するのを回避させることも可能である。
また、旗を半旗状態に掲揚させることも可能である。
更に、ポールとしては、巻き尺式のもので構成することも可能である。
旗を掲揚可能な状態にする旗掲揚装置を、他の目的にも利用させることができる。
1 旗掲揚装置
2 壁
3 箱体
4 ポール
5 前面部
6 後面部
11 表札用取付部
12 蓋
13 表札
15 開放口
16 上側取付部
25 下側取付部
32 操作機構
33 操作指示手段
34 制御手段
35 蓋開閉手段
36 ポール揺動手段
37 ポール伸縮手段
2 壁
3 箱体
4 ポール
5 前面部
6 後面部
11 表札用取付部
12 蓋
13 表札
15 開放口
16 上側取付部
25 下側取付部
32 操作機構
33 操作指示手段
34 制御手段
35 蓋開閉手段
36 ポール揺動手段
37 ポール伸縮手段
Claims (4)
- 前面部に蓋が備えられた箱体を壁に設け、旗が取り付けられる伸縮可能なポールを前記箱体内に設け、前記蓋の開状態において前記ポールが伸張することにより旗を掲揚可能な状態にすることを特徴とする旗掲揚装置。
- 前面部に蓋が備えられた箱体を壁に設け、旗が取り付けられる伸縮可能なポールを前記箱体内に設け、前記蓋を開動作して前記箱体の前面部に開放口を形成するとともに、前記ポールを前記開放口側に移動させつつ伸張して旗を掲揚可能な状態にする操作機構を設けたことを特徴とする旗掲揚装置。
- 前記操作機構は、旗の掲揚を指示する操作指示手段と、制御部及びタイマが組み込まれた制御手段と、前記蓋を開閉動作する蓋開閉手段と、前記ポールを揺動するポール揺動手段と、前記ポールを伸縮するポール伸縮手段とを備えていることを特徴とする請求項2に記載の旗掲揚装置。
- 前記箱体の前面部には、表札が取り付けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の旗掲揚装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007002448U JP3132831U (ja) | 2007-04-06 | 2007-04-06 | 旗掲揚装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP3132831U true JP3132831U (ja) | 2007-06-21 |
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Family Applications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100834156B1 (ko) * | 2008-03-13 | 2008-06-02 | 광주광역시 남구 | 국기 자동게양장치 |
JP2009104155A (ja) * | 2006-10-24 | 2009-05-14 | Fujika:Kk | 標識幕掲出収納装置 |
KR100985735B1 (ko) | 2009-07-31 | 2010-10-06 | (주) 명도산업조명 | 가로등용 배너걸이 및 이를 포함하는 가로등 |
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2007
- 2007-04-06 JP JP2007002448U patent/JP3132831U/ja not_active Expired - Fee Related
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