JP3132741U - フックやスライスを防止するゴルフクラブ - Google Patents
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Abstract
【課題】フックやスライスを防止するゴルフクラブを提供すること。
【解決手段】本考案のゴルフクラブは、クラブヘッドの後側の一部を切り欠いて形成し、底面のソールプレート及び側面幅のソールプログレッションを、従来のクラブヘッドのソールプレート及びソールプログレッションより小さく形成している。これにより、クラブヘッドを軽量化し、ソールプレート及びソールプログレッションの面積及び幅を縮小することによって地面との摩擦力を低下させて、ラフや砂から容易に脱出可能にし、スイング動作が容易になり、クラブヘッドの切り欠かれた後側の一部を代替するようにスイングバーを設けて、重さの中心を後側に形成することにより、飛距離を延ばし、ゴルフクラブのスイング動作時にクラブヘッドの均衡を維持して空気との抵抗を最小化し、シャフトの曲げ及び捻りを最小し、フックやスライスを防止する。
【選択図】図2
【解決手段】本考案のゴルフクラブは、クラブヘッドの後側の一部を切り欠いて形成し、底面のソールプレート及び側面幅のソールプログレッションを、従来のクラブヘッドのソールプレート及びソールプログレッションより小さく形成している。これにより、クラブヘッドを軽量化し、ソールプレート及びソールプログレッションの面積及び幅を縮小することによって地面との摩擦力を低下させて、ラフや砂から容易に脱出可能にし、スイング動作が容易になり、クラブヘッドの切り欠かれた後側の一部を代替するようにスイングバーを設けて、重さの中心を後側に形成することにより、飛距離を延ばし、ゴルフクラブのスイング動作時にクラブヘッドの均衡を維持して空気との抵抗を最小化し、シャフトの曲げ及び捻りを最小し、フックやスライスを防止する。
【選択図】図2
Description
本考案は、フックやスライスを防止するゴルフクラブに係り、さらに詳細には、クラブヘッドの後側の一部を切り欠いて、底面を有するソールプレート及び側面幅を有するソールプログレッションを、従来のクラブヘッドのソールプレート及びソールプログレッションより小さく形成することにより、クラブヘッドを軽量化し、ソールプレート及びソールプログレッションの面積及び幅の縮小によって地面との摩擦力を低下させ、ラフや砂から容易に脱出可能にし、スイング動作が容易になり、かつクラブヘッドの切り欠かれた後側の一部を代替するようにスイングバーを設け、重さの中心を後側に形成することにより、飛距離を延長させ、また、ゴルフクラブのスイング動作時、クラブヘッドの均衡を保って空気との抵抗を最小化することにより、シャフトの曲げ及び捻りが最小化されるフックやスライスを防止するゴルフクラブに関する。
従来のゴルフクラブは、長打に必要なドライバーと、ゴルフボールをホールに近接させるのに使用されるアイアンとに大別される。このようなドライバー及びアイアンから構成された従来のゴルフクラブ1は、図1に示すように、クラブヘッド2と、前記クラブヘッド2から延びたシャフト3と、シャフト3の端部に形成されたゴルファーが把持するためのグリップ4などから構成される。
したがって、前述の構成を有する従来のゴルフクラブ1は、重量の重いクラブヘッド2が、シャフト3の一端に連結されている構造を有し、クラブヘッド2の重さの中心と、クラブヘッドフェース面Fのスイートスポットとが、シャフト3の延長線から外れている。このような従来のゴルフクラブ1を利用してゴルフボールを打つとき、クラブヘッド2の重量によって慣性の大きさが変わり、これにより、ゴルフクラブ1のシャフト3が後側へ曲げたり捻ったりすることがある。このように、クラブヘッド2の重量によってシャフト3の曲げ及び捻りが発生することにより、クラブヘッド2のクラブヘッドフェースF面がボールに対して直角にならず、外側または内側へオープンされる状態になる。
すなわち、ゴルフボールをクラブヘッドフェースF面と正確に直角にすることにより、ゴルファーの所望の位置にゴルフボールを送ることが可能であり、飛距離も延びる。しかし、このようにゴルフボールをゴルファーの所望の位置及び距離に正確に送るためには、ゴルファーがゴルフクラブ1を把持した後にスイングして、ゴルフクラブ1のスイング軌道上に、クラブヘッド2がゴルフボールを打つ時点でクラブヘッド2の加速を中断し、等速運動に変換して、ゴルフクラブ1のシャフト3の曲げや捻りを解除する。
その後、クラブヘッド2のクラブヘッドフェースF面が送ろうとする方向と垂直をなして初めて、ゴルファーの所望の位置にゴルフボールを送ることができる。しかし、このようにクラブヘッド2がゴルフボールを正確な時点に打つことは非常に難しく、長期間の訓練を経たプローゴルファーにとっても非常に難しいことであり、さらに初心者のゴルファーにとってはさらに難しいことである。したがって、このようなクラブヘッド2の重量によるシャフト3の曲げや捻りのため、多くのゴルファーは、フックやスライス現象で悩んでいる実情にある。
また、図1に示すように、従来のゴルフクラブ1は、クラブヘッド2の底面SL1を有するソールプレート5や、ソールプレート5の側面幅S1を有するソールプログレッション6の幅が広く形成されていることにより、ゴルファーが、ゴルフクラブ1を利用してスイング動作を行うとき、底部との摩擦面積によって摩擦力が上昇し、ソールプレート5及びソールプログレッション6が大きく形成されることにより、クラブヘッド2が重いため、初心者のゴルファーがスイング動作を行うとき、シャフト3の曲げや捻りが頻繁に発生してしまうので、スイング動作が不安定になる。したがって、このような従来のゴルフクラブ1を利用してゴルフを楽しむ初心者のゴルファーの場合には、クラブヘッド2のソールプレート5の底面SL1や重量によるフックやスライスが頻繁に発生する。
ここで、フックやスライスに関する理解のために簡単に説明すれば、まず、フックは、逆時計回り方向に回るゴルフボールの回転によって右側から左側に曲がる球質を言い、ゴルファーのスイング動作によるインパクト時に、クラブヘッドがボールを内側から外側へ移動させつつ打つ時に主に発生する。
一方、スライスは、ゴルフボールが右側へ曲げられて、全体的に飛球線より右側へ著しく曲がることを言い、ゴルファーのスイング動作によるインパクト時に、クラブヘッドがボールを外側から内側へ切るように打つことにより発生するもので、前述のフックやスライスは、多くのゴルファーが解決しようとする課題である。
言い換えれば、ゴルファーがゴルフボールを打つためにスイングするとき、インパクトのための加速を中断する時点が早ければ、クラブヘッドがクローズされて、フックが発生し、加速を中断する時点が遅いか、加速を中断しなければ、クラブヘッドがオープンされて、スライスが発生し、ゴルフボールが右側へ曲がって高く飛び、ホールから逸脱するアウト・オブ・バウンドが発生する。
したがって、このようなフックやスライスの問題を解決するために、多くのゴルファーは、姿勢矯正及び多様な方法を通じてフックやスライスを最小化するための努力をしている実情にあり、多様な姿勢矯正装置及びゴルフクラブなどが市販されている。しかし、このような姿勢矯正装置などは非常に高価であり、フック及びスライスが大きく改善されていない実情にある。また、多様なゴルフクラブなどが市販されているが、ゴルフボールの打球時の飛距離などの問題によって、クラブヘッドの軽量化は限定されており、依然としてフックやスライスが頻繁に発生するという問題点がある。
もちろん、プロゴルファーの場合にも、フックやスライスの発生は、初心者のゴルファーとは多少差があるが、依然として当面した問題点である。ただし、プロゴルファーは、ゴルフクラブの選定とはあまり関係なく、自身に合うゴルフクラブを選ぶだけで、その問題はある程度解決されるが、初心者のゴルファーの場合は、ゴルフクラブの選定がフックやスライスの発生に著しい影響を及ぼし、これにより、多くのゴルファーは、フックやスライスの発生を著しく最小化できるゴルフクラブが求めている実情にある。
したがって、本考案は、前記問題点を解決するためになされたものであって、クラブヘッドの後側の一部を切り欠いて、クラブヘッドフェースから後側へ延びる側面幅を有するソールプログレッションと、底面を有するソールプレートとを小さく形成することにより、クラブヘッドを軽量化し、地面との摩擦面積を最小化して、ゴルファーのスイング動作時にゴルフクラブの制御をさらに容易にするフックやスライスを防止するゴルフクラブを提供することを目的とする。
また、本考案は、クラブヘッドの切り欠かれた後側の一部をスイングバーに代えて、ゴルファーのスイング動作時、空気との摩擦抵抗を最小化することによってスイング動作を容易にし、ソールプレートの面積が狭いので、ラフや砂から容易に脱出できるフックやスライスを防止するゴルフクラブを提供することを他の目的とする。
また、本考案は、クラブヘッドの後側に形成されたスイングバーによって、重さの中心を後側へ移して飛距離を延ばすように形成し、スイングバーによって、クラブヘッドの軽量化による均衡を保ってシャフトの曲げや捻りを最小化することにより、ゴルファーに頻繁に発生するフックやスライスを最小化するゴルフクラブを提供することをさらに他の目的とする。
本考案のフックやスライスを防止するゴルフクラブは、ゴルフボールが打たれるクラブヘッドフェースFと、地面と当たる底面を有するソールプレート5と、前記クラブヘッドフェースFの一側の外部に形成されたトウTと、前記クラブヘッドフェースFの他側に形成された湾曲したヒールHと、を備える従来のクラブヘッドにおいて、地面と当たる底面を有するソールプレート110の面積を縮小させるために、クラブヘッド100の後側の一部を切り欠いて形成し、前記クラブヘッド100のクラブヘッドフェースFの一側に形成されたトウTと、クラブヘッドフェースFの他側に形成されたヒールHとに段差104の形成された締結孔102が備えられ、前記クラブヘッド100の後側の一部の切り欠かれた部分に、前記クラブヘッド100の均衡及び重さを補償するために、締結孔102の段差104に係合するように、クラブヘッド100の後側からクラブヘッドフェースF側に嵌合するスイングバー200がループ状に形成されており、その両端には雌ネジ202が形成され、前記スイングバー200がクラブヘッド100に固定されるように、クラブヘッドフェースF側からクラブヘッド100の後側へ前記締結孔102に嵌合して、スイングバー200の両端に形成された雌ネジ202と締結ボルト300とが螺合することを特徴とする。
ここで、前記後側の一部の切り欠かれたクラブヘッド100は、従来のクラブヘッド全体の半分を超えないことが望ましく、前記スイングバー200の両端の外周部に雄ネジ202’が形成され、前記雄ネジ202’の形成されたスイングバー200の両端が、前記クラブヘッド100のトウT及びヒールHにそれぞれ形成された締結孔102に嵌合し、前記嵌合したスイングバー200の雄ネジ202’と、雌ネジを形成したキャップボルト300’とが結合して、前記スイングバーが前記クラブヘッド100に固定されることが好ましい。
本考案によれば、クラブヘッドの後側の一部を切り欠いて形成し、クラブヘッドフェースから後側へ延びる側面幅を有するソールプログレッションと、底面を有するソールプレートとを小さく形成することにより、クラブヘッドを軽量化し、地面との摩擦面積を最小化して、ゴルファーのスイング動作時にゴルフクラブの制御をさらに容易にするので、フックやスライスを防止できる。
また、クラブヘッドの切り欠かれた後側の一部をスイングバーに代えて、ゴルファーがスイング動作時、空気との摩擦抵抗を最小化することによってスイング動作を容易にし、ソルレートの面積が狭いので、ラフや砂から容易に脱出することができる。
また、クラブヘッドの後側に形成されたスイングバーによって、重さの中心を後側へ移して飛距離を延ばすように形成し、スイングバーによって、クラブヘッドの軽量化による均衡を保ってシャフトの曲げや捻りを最小化することにより、ゴルファーに頻繁に発生するフックやスライスを最小化することができる。
以下、添付した図面を参照して、本考案に係るゴルフクラブの実施形態を詳細に説明する。
図2は、本考案に係るフックやスライスを防止するゴルフクラブの全体斜視図であり、図3は、本考案に係るフックやスライスを防止するゴルフクラブの分解斜視図であり、図4は、本考案に係るフックやスライスを防止するゴルフクラブの要部を拡大した斜視図であり、図5は、本考案に係るフックやスライスを防止するゴルフクラブの側面図であり、図6は、本考案に係るフックやスライスを防止するゴルフクラブの使用状態図であり、図7は、本考案に係るフックやスライスを防止するゴルフクラブのさらに他の実施形態を示す図面である。
図2または図3に示すように、本考案のゴルフクラブ1は、一般的なゴルフクラブ1と同様に、グリップ4、シャフト3、クラブヘッド100などから構成され、前記クラブヘッド100と結合されるスイングバー200が形成されている。ここで、グリップ4は、後述するシャフト3の一端に形成される。一般的に、グリップ4は、ゴルフクラブ1を握る部分または握ることを言い、後述するシャフト3の上側に革やゴムを巻きつけることにより、ゴルファーをしてゴルフクラブ1をしっかり握らせる部分であって、通常のゴルフクラブ1と同様の構成を有する。
一方、前記シャフト3は、その一端に前述のグリップ4が形成され、他端に後述するクラブヘッド100が形成され、長手方向に長く形成された棒状の上広下狭状に形成される。ここで、一般的なゴルフクラブのシャフトの役割について説明すれば、スイング時に発生するエネルギーをゴルフボールに最大限伝達し、ゴルフボールとのインパクト時に発生する打球感をゴルファーに伝達する。また、シャフトは、運動中に発生するストレスを安定的に維持し、スイングするたびにインパクト時に発生する打球感をゴルファーに均一に伝達する役割を行うもので、クラブヘッドと共に非常に重要な役割を果たすものである。
前記クラブヘッド100は、大きくクラブヘッドフェースF、ソールプレート110、カラーC、ネックN、ヒールH、トウTなどから構成される。ここで、前記クラブヘッド100のそれぞれの構成について簡略に説明すれば、前記クラブヘッドフェースFは、ゴルフボールが打たれる面であり、前記ソールプレート110は、地面と当たるクラブヘッド100の底面である。また、前記カラーCは、シャフト3とクラブヘッド100とが結合される部分であり、前記ネックNは、カラーC及びクラブヘッド100の延びた部分であり、前記ヒールHは、クラブヘッド100のソールプレート110の一側であるカラーC側へ曲げられた部分であり、前記トウTは、クラブヘッドフェースFの外側部を言い、このような構成は、通常のゴルフクラブの構成と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
一方、前記クラブヘッド100は、地面と当たる底面を有するソールプレート110の面積を縮小させるために、クラブヘッド100の後側の一部を切り欠いて形成し、前記クラブヘッド100のクラブヘッドフェースFの一側に形成されたトウTと、クラブヘッドフェースFの他側に形成されたヒールHとに、それぞれ段差104の形成された締結孔102を備える。
ここで、前記ソールプレート110は、クラブヘッドフェースFから後側へ延びるクラブヘッド100の底面SL2を有するように形成され、前記ソールプレート110のクラブヘッドフェースFから後側へ延びる側面幅S2を形成するものの、その側面幅S2をソールプログレッション120と称す。したがって、本考案のクラブヘッド100は、後側の一部が切り欠かれた分、クラブヘッドフェースFから後側へ延びるソールプログレッション120の側面幅S2が、従来のクラブヘッド2のソールプログレッション6の幅S1より小さく形成されることにより、クラブヘッド100が、従来のクラブヘッド2に比べて軽くなる。
ここで、前記ソールプレート110の底面SL2及びソールプログレッション120の側面幅S2を、従来のゴルフクラブのSL1及びS1より小さく形成するが、約半分のサイズに形成することが好ましい。
一方、前記ソールプレート110の底面SL2及びソールプログレッション120の側面幅S2が、従来のゴルフクラブより小さく形成されることにより、ゴルファーがゴルフクラブ1でゴルフボールを打つとき、地面との摩擦抵抗が低下して、スイング動作を容易にし、クラブヘッド100の軽量化によって、ゴルファーがゴルフクラブ1を制御しやすくして、シャフト3の曲げや捻りを最小化することにより、ゴルファーの悩みであるフックやスライスを防止できる。
前記スイングバー200は、クラブヘッド100の後側の一部の切り欠かれた部分の重さを補償すると共に、均衡を維持するために備えられるものであって、リング状に形成され、リング状の両端に雌ネジ202が備えられ、前記クラブヘッド100のトウT及びヒールHの両側に形成された締結孔102の後側からクラブヘッドフェースF側に嵌合する。ここで、スイングバー200は、前述のソールプレート110の底面S2及びソールプログレッション120の側面幅S2を小さく形成した前記クラブヘッド100の軽量化された重さの中心を後側に移動させて、クラブヘッド100の軽量化による飛距離の短縮を最小化し、クラブヘッド100の空気との摩擦抵抗を最小化して、ゴルファーがゴルフクラブをスイングする時、球力を最大化して、相対的に飛距離を延ばすために備えられるものである。
前記締結ボルト300は、クラブヘッド100の締結孔102に嵌合したスイングバー200のクラブヘッド100からの逸脱を防止し、組立及び分解を容易にするために螺合によって形成される。ここで、締結ボルト300の代わりにキャップボルト300’を使用し、スイングバー200の両端に形成された雌ネジ202の代わりに、スイングバー200の両端の外周部に雄ネジ202’を形成して使用して良い。
本考案に係るゴルフクラブの作用は、下記の通りであり、以下に使用状態による実施形態を説明する。
図2ないし図4に示すように、本考案に係るゴルフクラブ1は、ゴルファーがスイング動作を行うときに把持するグリップ4を有し、グリップ4から延びたシャフト3を有する。ここで、前記シャフト3には、後側の一部の切り欠かれたクラブヘッド100が結合されるが、クラブヘッド100のクラブヘッドフェースFから後側に形成されて、地面と接地される面積がSL1より小さく形成されたSL2を有するソールプレート100と、側面幅S1より小さく形成されたS2を有するソールプログレッション120との形成されたクラブヘッド100が結合される。
一方、図5に示すように、ソールプレート110及びソールプログレッション120を小さく形成したクラブヘッド100のクラブヘッドフェースFの一側に形成されたトウTと、他側に形成されたヒールHとに形成された締結孔102を通じて、両端に雌ネジ202を備えたループ状のスイングバー200が嵌合する。
その後、トウT及びヒールHにそれぞれ形成された締結孔102に、後側からクラブヘッドフェースF側に嵌合したスイングバー200の両端に形成された雌ネジ202に、前記スイングバー200をクラブヘッド100にしっかり結合するように、締結ボルト300によってクラブヘッド100のクラブヘッドフェースF側に後側から嵌合する。特に、締結ボルト300の結合は、ユーザーをして、簡単な道具を利用して螺合によるクラブヘッド100へのスイングバー200の結合及び解除を容易に行わせることが好ましい。
したがって、前述のように、底面SL2を有するソールプレート110及び側面幅S2を有するソールプログレッション120を従来のSL1及びS1より小さく形成することにより、クラブヘッド100を軽量化し、重さの中心を後側に形成することにより、スイングバー200とクラブヘッド100との結合されたゴルフクラブを利用してゴフルを楽しむとき、ゴルファーは、グリップ4を把持してゴルフボールに向ってスイング動作を行う。
このとき、図6に示すように、ゴルファーのスイング動作時、スイング軌道上で、クラブヘッド100がゴルフボールに向ってスイング軌跡を運動するとき、フックやスライスを防止するために、ゴルファーが正しい姿勢でゴルフボールを打つことにおいて、ゴルフクラブ1のソールプレート110及びソールプログレッション120が小さく形成されることにより、クラブヘッド100が軽く、ゴルフクラブ1の制御が容易になる。すなわち、ゴルフクラブ1の制御を通じて、シャフト3の曲げ及び捻りを最小化することにより、前述のゴルファーの悩みであったフック及びスライスを防止できる。
また、クラブヘッド100がゴルフボールに向ってスイング軌跡を運動するときの地面との摩擦は、クラブヘッドのソールプレート110及びソールプログレッション120を小さく形成することにより、従来のゴルフクラブの地面とソールプレート5及びソールプログレッション6との摩擦より約半分ほど少なく発生し、ゴルフボールの打撃時点でゴルフクラブ1の制御がさらに容易になる。さらに、ソールプレート110及びソールプログレッション120が約半分ほど小さく形成されることにより、ゴルフゲーム中にゴルフボールをラフや砂に落とし、ボールを脱出させる場合に、ゴルファーがゴルフクラブ1をスイングするとき、クラブヘッド100のラフや砂との直接的な接地面積が縮小し、容易に脱出させることができる。
一方、クラブヘッド100の後側と螺合したループ状のスイングバー200によって、重さの中心が後側へ移動されており、ゴルフクラブの軽量化によるゴルフボールの打球時に飛距離を最大に延ばすことができる。また、フックやスライスを防止するためには、ゴルフボールとクラブヘッドフェースFとを垂直にしてインパクトする必要がある。したがって、クラブヘッド100の背面と螺合したスイングバー200によって、ゴルフボールの打球時点でゴルフクラブの左右均衡を維持し、シャフト3の曲げ及び捻りを制御して、クラブヘッドフェースFとゴルフボールとを垂直にすることにより、多くのゴルファーに発生するフックやスライスを最小化することができる。
一方、図7に示すように、スイングバー200の両端の外周に雄ネジ202’を形成し、クラブヘッド100のトウT及びヒールHにそれぞれ形成された締結孔102の後側からクラブヘッドフェースF側に嵌合して、雌ネジを形成したキャップボルト300’によってクラブヘッド100とスイングバー200とをしっかり結合してもよく、前述の締結ボルト300及び雌ネジ202を備えたスイングバー200の効果と同様の効果を奏することができる。
一方、本考案の詳細な説明では具体的な実施形態に関して説明したが、当業者ならば、本考案の範囲から逸脱しない範囲内で多様な変形が可能である。したがって、本考案の真の技術的な保護範囲は、実用新案登録請求の範囲内で決まらねばならない。
100 クラブヘッド
102 締結孔
104 段差
200 スイングバー
202 雌ネジ
202’ 雄ネジ
300 締結ボルト
300’ キャップボルト
F クラブフェース
SL ソールプレート
C カラー
N ネック
T トウ
H ヒール
S2 ソールプログレッション(sole progression)
102 締結孔
104 段差
200 スイングバー
202 雌ネジ
202’ 雄ネジ
300 締結ボルト
300’ キャップボルト
F クラブフェース
SL ソールプレート
C カラー
N ネック
T トウ
H ヒール
S2 ソールプログレッション(sole progression)
Claims (3)
- ゴルフボールが打球されるクラブヘッドフェース(F)と、地面と当たる底面を有するソールプレート(5)と、前記クラブヘッドフェース(F)の一側の外部に形成されたトウ(T)と、前記クラブヘッドフェース(F)の他側に形成された湾曲したヒール(H)と、を備えた従来のクラブヘッドにおいて、
地面と当たる底面を有するソールプレート(110)の面積を縮小させるために、クラブヘッド(100)の後側の一部を切り欠いて形成し、
前記クラブヘッド(100)のクラブヘッドフェース(F)の一側に形成されたトウ(T)と、クラブヘッドフェース(F)の他側に形成されたヒール(H)とに、段差(104)の形成された締結孔(102)が備えられ、
前記クラブヘッド(100)の後側の一部の切り欠かれた部分に、前記クラブヘッド(100)の均衡及び重さを補償するために、締結孔(102)の段差(104)に係合するように、クラブヘッド(100)の後側からクラブヘッドフェース(F)側に嵌合するスイングバー(200)がループ状に形成され、その両端には雌ネジ(202)が形成され、
前記スイングバー(200)が、クラブヘッド(100)に固定されるように、クラブヘッドフェース(F)側からクラブヘッド(100)の後側に前記締結孔(102)に嵌合して、スイングバー(200)の両端に形成された雌ネジ(202)と締結ボルト(300)とが螺合することを特徴とするフックやスライスを防止するゴルフクラブ。 - 前記後側の一部の切り欠かれたクラブヘッド(100)は、従来のクラブヘッド全体の半分を超えないことを特徴とする請求項1に記載のフックやスライスを防止するゴルフクラブ。
- 前記スイングバー(200)の両端の外周に雄ネジ(202’)が形成され、前記雄ネジ(202’)の形成されたスイングバー(200)の両端が、前記クラブヘッド(100)のトウ(T)及びヒール(H)にそれぞれ形成された締結孔(102)に嵌合し、前記嵌合したスイングバー(200)の雄ネジ(202’)と雌ネジを形成したキャップボルト(300’)とが結合して、前記スイングバーが前記クラブヘッド(100)に固定されることを特徴とする請求項1に記載のフックやスライスを防止するゴルフクラブ。
Applications Claiming Priority (1)
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