JP3189948U - バランスウエイトを備えたゴルフクラブ及びゴルフクラブ用カウンターバランス。 - Google Patents

バランスウエイトを備えたゴルフクラブ及びゴルフクラブ用カウンターバランス。 Download PDF

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Abstract

【課題】初心者の99%に発生していると言われているアーリーリリースの修正やハンドファーストの形でインパクトできる練習に時間を費やしてきたが、プレーヤーのレベルに関わらず、スイング修正と飛距離アップが容易にできるゴルフクラブ用カウンターバランスを提供する。【解決手段】ゴルフクラブのグリップエンド2面に取り付けるバランスウエイト部材3と、該バランスウエイト部材を前記グリップエンド面に着脱自在に取り付けるための取り付け用部材4とを備えていることを特徴とする。シャフト重量やスイングバランスによって、好適な重量のバランスウエイトを装着することで、軽く振り易くヘッドの走りを促すクラブになり、素振りと本振りを交互に行うことで、短時間でスイング修正しながら、無理なく同時にスイングスピードを鍛える事ができ、ヘッドスピードも上げられる。【選択図】図1

Description

本考案は、ゴルフクラブのグリップエンドにバランスウエイトを備えたゴルフクラブとゴルフクラブ用のカウンターバランスに関するものである。
一般的なゴルフクラブのスイングバランスはD0からD3の範囲で市販されている他、レディース用ではC1前後と、クラブ総重量も共に軽く設定されている。クラブヘッドも近年では特殊合金でも溶接技術の向上で肉薄になり大形化と軽量化もより進化している一方、ゴルフのスイングバランス理論にグリップ側に重量を配分し、振り易さを求めるカウンターバランス理論が有る。
グリップエンドの空気抜き穴を利用して、ネジ止め若しくは差し込み式でバランスウエイト部材を取り付ける(特許文献1、2参照)、クラブのグリップ自体の重量を重くした物や、鉛などをシャフト内やグリップ内部に固着した先行技術が有る(特許文献3参照)。
特開平6−142244号公報 実用新案登録第3052898号公報 特開2002−272888号公報
上記特許文献1、2に記載された従来例は、バランスウエイト部材をグリップエンド端面に取り付け、プレーヤーに適したバランスウエイトを得る技術が開示されている。しかしながら、従来例にあっては、グリップエンド端面に設けているグリップをシャフトに取り付ける際の空気抜き穴を利用し取り付けるとあるが、クラブメーカーやクラブのロゴ・マークをグリップエンド端面に埋め込み、異物の侵入を防いでいるグリップも有り、グリップ交換の可能性も否めない。取り付け方法も従来例にあっては緩みや脱落し易く、空気抜き穴を利用したネジ止めや差し込み型ではプレーヤーが欲する重量のカウンターバランスを取り付けられるとは言い難いという課題がある。
また、上記特許文献3に記載された従来例は、ゴルフクラブの全般にバランスウエイトを内蔵し、パッティングストロークやショット時のクラブの動きを安定させる目的としているが、ウエイト部を内蔵する技術はグリップ交換を伴い簡便性が悪い他、クラブが持ち合わせている性格や性能を超えたヘッドの走りやシャフトの撓りを伴いスピン量が増してしまい、バランスウエイトを装着したゴルフクラブの利点であるクラブヘッドのシャープな返りが、ウェッジやパターなどのクラブには有っては為らないインパクト前後での動きになり、微妙な距離感と方向性を損ねる弱点も持ち合わせている。
本考案は、上記従来例の手法や未解決の課題においても全く異なる観点から創案されたものであって、単にヘッドスピードを上げることや、クラブ軌道の安定を目的とするものではなく、アーリーリリースの修正やハンドファーストでボールを打つために、再現性の有るスイングを身に付け、効率良くボールを飛ばせるようになることを目的とし、ゴルフクラブのグリップを傷つける事無く、スピーディーな着脱が可能で、スイングスピードを鍛え、軽く振り易いゴルフクラブになり身体に負担を掛けず、スイング修正も自在に出来るゴルフクラブを提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案に係るゴルフクラブ用カウンターバランスの第1の特徴は、ゴルフクラブのグリップエンド端面にバランスウエイトを着脱自在に装着することを可能にした取り付け用部材を備えている。
また、本考案に係わるカウンターバランスの第2の特徴は、グリップエンド端面にバランスウエイト部材の本体のウエスト部に前記取り付け用部材の差し込み部を組み付け、ウエスト部以下を被覆するように取り付け用部材により固定される。
また、本考案に係わるカウンターバランスの第3の特徴は、前記取り付け用部材のウエイト差し込み部とグリップエンドへの固定用として、締め込みが容易で強い締め付け力を有する腐食に強いステンレス製の金属金具を採用している。
さらに、前記取り付け用部材のウエイト差し込み部において、上記バランスウエイト部材のウエスト部の締め込みを容易にするため、バランスウエイト差し込み部を二重芯円形とし、初期段階からウエイト部材側が絞まることで、グリップエンド細部側がより絞まり易く、グリップサイズに対応する開口部と締め込み金具で市販されているゴルフクラブのグリップ及び交換用グリップの大多数に取り付けできる。
また、本考案に係わるカウンターバランスの第4の特徴は、前記取り付け用部材において、円筒形状のグリップエンド挿入部を有し、締め付け部がハの字形開口部で形成されており、グリップのサイズが多種に存在するレディース用グリップにおいても、放射状に広がるフレア形状のグリップエンドへの取り付けを可能にしている。
また、本考案に係わるカウンターバランスの第5の特徴は、前記取り付け用部材の締め付け部において、ハの字形開口部の裏側の外周部にフレア形状に沿った締め付け部を有し、締め付け用金具の共回りを防止するストッパー部を有し、基端側のみで締め込みを可能にし、コインやボールマーカー等で簡単に着脱や増し締めができるように形成されている。
また、本考案に係わるカウンターバランスの第6の特徴は、他の取り付け用部材において、インナー部材とアウター部材の二重構造に形成され、ウエイト本体より横方向への突出が無く、カウンターバランスを取り付けたままクラブをキャディーバックに収納できる。
また、本考案に係わるカウンターバランスの第7の特徴は、前記取り付け用部材のインナー部材において、バランスウエイト部材のウエスト部の締め込みを容易にするため、バランスウエイト差し込み部を二重芯円形とし、該差し込み部の外側はアウター部材のストッパーを有し、以下接合用雄ネジを備え、フレア形状のグリップエンドにウエイト部材の取り付けを可能にする切り欠き部と切り裂き部が形成されている。
この構成によると、レディース用のグリップサイズは、メンズ用と比較して平均2ミリ程細く形成され、フレア形状もより直線に近く、上記構造を有する取り付け用部材の設定は、ジュニア用クラブも含めメンズ用シャフトを短く切り、レディース用グリップを取り付けている直径24ミリ以下の改造クラブには使用できない。
また、本考案に係わるカウンターバランスの第8の特徴は、上記取り付け用部材のアウター部材において、内側はインナー部材の差し込み側のネジ溝を無くし以下ナット状の雌ネジを有し、カウンターバランス取り付け時には先行してグリップに通しインナー部材上からグリップエンドに固定するように構成されている。
また、本考案に係わるカウンターバランスの第9の特徴は、上記バランスウエイト部材の設定重量はゴルフクラブのヘッド重量とほぼ同等の重量に構成され、スイングスピードを上げ、且つ、鍛えるために有効なウエイト重量を構成している。
この構成によると、前記バランスウエイトの設定重量は、上記バランスウエイト部材の大きさで重量を決定し、グリップエンドに装着時で、ウエイト部の高さは45ミリ以内とし、衣服への接触を避け、損傷を軽減している。
また、本考案に係わるカウンターバランスの第10の特徴は、バランスウエイト部材が少なくとも5種類の異なる重量で構成され、プレーヤー所有のパターやウェッジを除くアイアンセットのシャフト重量とドライバーのスイングバランスを加味して決定される。
この構成によると、プレーヤーの力量やプレースタイルは、前記アイアンセットのシャフトの内容とほぼ一致しており、レディースはドライバーのスイングバランスでバランスウエイト重量を選ぶ方が好適である。
また、本考案に係わるカウンターバランスの第11の特徴は、複数種類のバランスウエイト部材と複数種類の取り付け用部材の組み合わせで、極めて軽く振り易いゴルフクラブに仕様変更できる。
この構成によると、クラブヘッド側のバランスダウンにより、軽いクラブを振ることでスイングスピードが上がり、必然とスイングスピードを鍛える事になり、相乗効果でヘッドスピードがアップする。素振りを繰り返すことで、無理なく早期に理想形のスイングが身に付き、インパクト時に有るべきグリップ位置と、クラブ・フェースの向きを意識できるような、ハンドファースト形のスイングが習得できる。
さらに、ハンドファーストでボールを打つスイング作り同様に、アーリーリリースを修正するスイング作りも素振りで体得してきたが、素振りとボールを打つ本振りでは差ができるため、再現性の有るスイング作りに時間と労力を費やしてきた。バランスウエイトを装着したゴルフクラブにより、素振りと本振りを交互に繰り返すことで、より短時間でスイングが修正できる。
本考案によれば、ゴルフクラブのグリップエンドに短時間で装着でき、ラウンド直前までスイングチェックでき、勿論そのままラウンドもできる。なかでもバランスが重く長いクラブ程、バランスウエイトを装着した効果が出る。力まず今まで以上に、飛ばせるスイングが身に付き、過去に味わったことがない飛距離(セカンド地点の景色が違う)を容易にする。又、腰痛を抱えるゴルファーに最適で身体に負担を掛けない、極めて軽く振り易いゴルフクラブに仕様変更でき、初心者でも最初の一振りでヘッドの走りを体感できる。
ゴルフクラブのグリップ部を示す部分分解斜視図である。 ゴルフクラブのグリップ部を示す他の部分分解斜視図である。 図1に示す実施の形態によるゴルフクラブのグリップエンド部の縦断面図とカウンターバランスの側面図と見上げ図である。 図2に示す他の実施の形態によるゴルフクラブのグリップエンド部の縦断面図とカウンターバランスの側面図と見上げ図である。 適応図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1と図2は、本考案の実施の形態によるゴルフクラブのグリップ部を示す部分分解斜視図であって、ゴルフクラブのシャフト1の先端側には図表示しないヘッドが形成され、基端側にグリップ部2が形成されており、取り付け用部材別に図1は標準型、図2は二重構造型が例示されている。
図1に示すバランスウエイト部材3は、グリップエンドの端面に取り付けることで、効率よくバランスダウンでき、着脱容易な取り付け用部材4と例示されている。
そして、カウンターバランス部材は、バランスウエイト部材3と取り付け用部材4を組み付けた状態でグリップエンドに取り付け、以降他のクラブへの着脱も、組み付けた状態のままで良く、取り付け用部材の開口部は下向きが良い。
図2に示す本考案の実施の形態において、ウエイト本体より横方向への突出が無く、カウンターバランスを取り付けたままクラブをキャディーバックに収納できるように形成されている。
図3は、図1に示す本考案の実施の形態による、ゴルフクラブのグリップ部の縦断面図と側面図と見上げ図であり、バランスウエイト部材3は、本体3aと、高さを抑える目的でフラット状になっている台座部3cの底面3dで形成され、ウエスト部3b以下他のバランスウエイト部材と共通の大きさと形を形成し、大きさを抑えるために材質は鉄、ステンレス、真鋳などの金属性で、メッキや焼き付け塗装など全面被覆の錆び止め対策し、バランスウエイト部本体3aは球体としたが、円柱形状でも良い。
また、バランスウエイト部材3は、本体3aと台座部3c間に、ウエスト部3bが形成され、取り付け用部材4のバランスウエイト差し込み部4aを組み付け、グリップエンドに装着される。
また、取り付け用部材4のバランスウエイト差し込み部4aは、実施の形態において、締め付け用金具4cで固定する際、バランスウエイト差し込み部4aの一部を二重芯円形4bとすることで、初期段階からウエイト部材側が絞まることで、グリップエンド下部側がより多く絞まり、グリップサイズに対応する開口部4cと、締め付け金具4dの許容域は24から29ミリで、グリップサイズはメンズ用で27から28ミリ、レディース用は25から27ミリであることから、市販されているゴルフクラブのグリップ及び交換用グリップの大多数に固定できる。グリップサイズは、エンド部の一番太い所の直径で、男女用共に太いグリップ程、フレア形状が強い傾向にある。尚、一部の極太タイプやパター用グリップを除く。
また、取り付け用部材4のグリップエンド挿入部4eは、グリップエンドへの着脱を考慮して、フレア形状ではなく円筒形状とし、グリップ挿入部側がより締め付けられるように、ハの字型開口部の締め付け部4fと外周部に前記締め付け用金具のナットストッパー部4s側にグリップエンドのフレア形状に沿った締め付け部4hが形成され、グリップエンド細部側の締め付けを補足している。
そして、取り付け用部材4は、前記締め付け金具4dにおいて、錆びに強いステンレス製で、基端側のみの締め込みとするためのナットストッパー部4sを形成し、ラウンド中でもコインやボールマーカー等で増し締めを可能にしている。また、着脱をよりスピーディーにするため、蝶ボルトや蝶ナットの使用はさらに好ましい。尚、ボルトはSUS・M10首下25の仕様であるが、限定するものではない。
図4は、図2に示す本考案の実施の形態による、ゴルフクラブのグリップ部の縦断面図と側面図と見上げ図であり、二重構造型のインナー部材とアウター部材が例示され、取り付け用部材5のインナー部材は、バランスウエイト差し込み部5aの一部を二重芯円形5bとすることで、締め込み初期段階からウエイト部材の脱落を防止し、切り裂き部5cと切り欠き部5dを備え、インナー部材5はアウター部材6によりグリップエンドに固定される。尚、インナー部材5は外周部に雄ネジとアウター部材のストッパー部5eを備えている。
また、取り付け用部材5のインナー部材の許容範囲は、±1ミリとし、グリップエンド挿入部5fは、カウンターバランス部材のグリップエンドへの着脱を考慮して、フレア形状ではなく円筒形状とし、開放時の内径は、メンズ用は27ミリ、レディース用は25ミリである。
取り付け用部材のアウター部材6は、先行してグリップエンドに通し、ウエイト部材3と取り付け用部材のインナー部材5を組み付け、グリップエンドに取り付け後、アウター部材6でインナー部材5の上から締め付け、グリップエンドへの固定用としている。
また、アウター部材6の内側は、上記インナー部材の挿入を容易にするために、ネジ溝を無くし、挿入部6a側を広くし、以下ナット状の雌ネジを有し、バランスウエイト取り付け時には、先行してグリップに通し、インナー部材上からグリップエンドに締め付け部6bにより、バランスユニットを固定するように構成され、外周部には滑り止めの張り出し部6cが有り、円筒形状以外に六角形状や八角形状でも良い。
尚、本考案に係わる取り付け用部材は、若干伸縮性を持たせた樹脂製としたが、アウター部材のみ、腐食対策した金属製であってもよい。
次に、図5の適応図を用いて、本考案におけるバランスウエイトの選び方を説明する。
ゴルフクラブの分野別で分けられる横軸は、プレーヤーの性別や年齢と決して一致するものではなく、使用しているゴルフクラブのシャフトが、プロや上級者が使っているハードモデルなのか、一般男性用又は軽量カーボン・シャフトかレディース用として市販されているものか、などで区分され、縦軸はバランスウエイトの種別であり、○が適応で◎が好適である。
次に、プレーヤーが使用しているゴルフクラブの仕様別に、男性用はウェッジやパターを除くアイアンセットのシャフトが100g以上、又はドライバーのスイングバランスがD3以上では、上段のウエイトを選ぶほうがより効果的で、女性プレーヤーの場合は、使用ドライバーのスイングバランスで選定し、C5を境にそれ以上が上段のウエイトを選ぶ方が良い。
また、メンズ用アイアンセットのシャフト重量が80g以下のプレーヤーや、ドライバーのスイングバランスがD1以下のクラブを使用しているプレーヤーは、下段のウエイトを選ぶ方が良い。
例えば、メンズ用アイアンセットのシャフト重量が120g台で、ドライバーのスイングバランスがD2は、G285とG270の何れかを、D1ではG270が良い。
また、シャフト重量が100gを超えるスチール又はカーボン・シャフトを使用のプレーヤーは、アスリート程のパワーやヘッドスピードではないと判断できれば、G270となり、シニア・プレーヤーではG255が良い。
また、シニア・プレーヤーのシャフト重量が80g以下ではG255だが、ドライバーのスイングバランスがC6以上はG255で、D2以上はG270が良い。
さらに、レディース用ドライバーのスイングバランスがC4の場合、C5以下ではG255となり、他のクラブとバランスが離れていれば、ドライバーのスイングバランスをC6程度になるようにヘッドに3g程鉛を貼って重くし、ウエイトはG270を選んでもよい。尚、長さ45インチのクラブのヘッドに2gの加重で1.5ポイント増となる。
また、メンズ用アイアンセットのシャフトが80g台とシニア用ドライバーのスイングバランスC6以上を使用の女性の場合は、G270が良い。
さらに、レディース用のバランスウエイトの設定は、レディース用クラブは種類も少なく、シニア用として市販されているものや、軽量のメンズ用クラブを混用している女性プレーヤーが多く、スイングバランスに開きが在り、重い方が良い。
また、ジュニア用では、改造クラブが多く、バランスウエイト重量のG240と標準型の取り付け用部材の設定である。
また、本考案の実施の形態による、カウンターバランス装着状況において、ドライバーA、ドライバーB、7番アイアンC、レディース用ドライバーD、同ユーティリティ6番アイアンEとし、クラブ長さはインチ、シャフトとヘッド重量はグラムで、(A・47・58・205)、(B・44・119・203)、(C・37・118・271)、(D・44.5・45・189)、(E・38・45・233)であり、スイングバランスの推移比較で、ウエイトのG300はメンズ用クラブのみ、G285、G270、G255、G240を使用し、取り付け用部材は標準型を使用した。
尚、A0を起点にマイナス側へ移行するとして、計測値を算出すると、
AドライバーのスイングバランスはE0が(−D2.5・−C9)・−C5.5・−C2・−B9
BドライバーのスイングバランスはD0が−D9・−D6・(−D2.5)・−C9・−C6
CアイアンのスイングバランスはD2が−D6・−D3・(−C9.5)・−C6・−C2.5
DドライバーのスイングバランスはC7が−D9・−D5.5・(−D2)・−C8.5
EアイアンのスイングバランスはC0が−E4・−E0.5・−D7・(−D3)となった。
計測に使用したゴルフクラブは、アスリート用の特別仕様と一般レディース用で、ウエイト重量が大きくなれば、軽くはなるが、ある値を過ぎるとスイングスピードの落ち方が勝り、上がっている筈のヘッドスピードを相殺してしまう結果となり、Aのドライバーの総重量は320gで、最速値はG285プラス10g時であったが、プラス35gから減少していた。また、Bのドライバーは総重量373gで、G270使用時が良い結果となり、クラブ総重量よりスイングバランスでウエイト重量を優先するほうが良い。
近年、市販されているゴルフクラブのヘッド重量は、ドライバーで190g、フェアウエー・ウッドで210から220g、アイアンの5番で250gと、9番では280g台で一番手毎に約7g重くなり、パターを除く他のクラブでサンドウェッジが最重量で、概ね320g±10gであり、レディース用は全般に20g軽いヘッド重量で、3番手軽く、2番手短く(アイアンシャフトの長さ)設定している。
本考案の実施の形態により、スイングスピードを上げるための有効なウエイト重量は、ヘッド重量の3分の2以上かつ1.5倍以下とした時、190gのドライバーは127gから285gであり、サンドウェッジは330gとして220gから495gになり、全てのクラブに適応できる値として、220gから285gとなる。さらに、カウンターバランスとして効率の良い値は、使用するゴルフクラブのスイングバランスにより異なり、D3以上はG285以上、C6以上はG270以上で、C5以下ではG255以下が好適である。
1 ゴルフクラブのシャフト
2 ゴルフクラブのグリップ
3 バランスウエイト部材
3a ウエイト本体
3b ウエスト部
3c ウエイト台座部
3d 台座部底面
4 バランスウエイト取り付け用部材
4a バランスウエイト差し込み部
4b 二重芯円形のバランスウエイト差し込み部
4c 開口部
4d 締め付け用金具
4e グリップエンド挿入部
4f ハの字形締め付け部
4h フレア形状に沿った締め付け部
4s ナットストッパー部
5 インナー部材
5a バランスウエイト差し込み部
5b 二重芯円形のバランスウエイト差し込み部
5c 切り裂き部
5d 切り欠き部
5e インナー部材におけるアウター部材のストッパー部
5f グリップエンド挿入部
6 アウター部材
6a アウター部材におけるインナー部材の挿入部
6b バランスユニット締め付け部
6c 滑り止め

Claims (11)

  1. ゴルフクラブのグリップエンド面にバランスウエイト部材と、該バランスウエイト部材を着脱自在に取り付けできる部材を備えていることを特徴とするゴルフクラブ用カウンターバランス。
  2. 請求項1に記載のバランスウエイト部材において、ウエイト本体にウエスト部を設け、前記取り付け用部材に組み付け、グリップエンド端面に固定するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブ用カウンターバランス。
  3. 請求項2に記載の取り付け用部材において、締め込みを容易にするため一部を二重芯円形とするウエイト差し込み部を有し、前記バランスウエイト部材のウエスト部に差し込み、該バランスウエイト部材を締め付け用金具により固定するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のゴルフクラブ用カウンターバランス。
  4. 請求項3に記載の取り付け用部材において、グリップエンドからの脱落防止に強い締め付け力と、増し締めが容易にできる前記締め付け用金具を備え、グリップエンドのフレア形状に対応するサイド締め付け部の開口部がハの字形に形成されていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のゴルフクラブ用カウンターバランス。
  5. 請求項4に記載の取り付け用部材において、前記開口部裏側の外周部に、フレア形状に沿った締め付け部を有し、グリップエンド細部側の締め付けを補足するように形成されていることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のゴルフクラブ用カウンターバランス。
  6. バランスウエイト部材の他の取り付け用部材において、インナー部材とアウター部材との二重構造に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のゴルフクラブ用カウンターバランス。
  7. 請求項6に記載の取り付け用部材のインナー部材において、締め込みを容易にするため一部を二重芯円形としたウエイト差し込み部を有し、外側にはアウター部材接合用雄ネジを備え、グリップエンドのフレア形状に対応する切り欠き部と切り裂き部が形成されていることを特徴とする請求項6に記載のゴルフクラブ用カウンターバランス。
  8. 請求項6から7に記載の取り付け用部材のアウター部材において、内側はインナー部材の挿入側のネジ溝を無くし、以下ナット状の雌ネジを有し、取り付け時には、先行してグリップに通し、前記インナー部材上からグリップエンドに固定するように構成されていることを特徴とする請求項6または7に記載のゴルフクラブ用カウンターバランス。
  9. バランスウエイト部材の設定重量は、ゴルフクラブのヘッド重量と略同等の重さに構成されていることを特徴とする請求項1から8の何れか1つに記載のゴルフクラブ用カウンターバランス。
  10. 請求項1から8に記載のバランスウエイト部材は少なくとも5種類の異なる重量を有し、プレーヤーが使用するゴルフクラブの仕様でウエイト重量が設定されていることを特徴とするゴルフクラブ用カウンターバランス。
  11. 請求項1から10の何れか1つに記載のカウンターバランスを備えていることを特徴とするゴルフクラブ。
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